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2013年02月27日

   アルコールストーブというのは、それ自体はとても小さくて軽いのに、専用の五徳を持ち合わせてない所に、研究と開発の余地を多いに残してくれている、「頭を使わせる」ストーブだと思います。それだけのテーマで本が一冊書けてしまうんじゃないでしょうか。かくいう自分もアレコレ語ってますし、この「大記録」の人気記事は毎日「アルコールストーブについて考察」が1〜2位です。
   その記事の終わりに、「最新のたにし的アルコールバーナー&クッカーセット」というのを紹介しているのですが、その最新というのが今から6年前の話しです。その6年の間も、ヒマのある時にあれこれ考え、新しい装備も付け加わり、いよいよ最終形に近づいたアルストセットが組めたので、改めて紹介したいと思います。

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これが6年前に“最新”だったアルストセット



■入れ物の解決
   前回紹介したセットでは、キャンティーンカップを入れる袋をわざわざ作っていました。しかし、キャンティーンカップにジャストサイズで作ってしまったので、ウインドスクリーンが入れられないという問題が早くも起こっていました。有り体に申せば、適当なケースなりカバーが無かったから、仕方なしに手元にあった布で袋を作った、というのが真相でした。その後、アルストを使った作戦を行わなくなったので、その袋も知らない間にどこかに行ってしまいました。
   ところが、MOLLEのキャンティーンカバーを再入手(サバゲー時代に持ってた物は、袋作る以前に手放してた)してから、状況が変化しました。もともとキャンティーンとカップを入れるためのポーチであるので、相性はバッチリ以上です。しかも、フタがちゃんと出来るので入れ物としても申し分ありません。このカバーが届いた事が、今回最終形に近いアルストセットを組むキッカケとなった訳です。

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本来は右の様にキャンティーンを入れる為のポーチです
しかし、それ以外にも様々に活用できます

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カバーが到着後に、速攻でアルストセットを入れました
まだゴチャゴチャしてて洗練されてません


■入り組み品
   最低限度、キャンティーンカップで湯が沸かせる装備という条件で入り組み品を考えました。逆の言い方をすれば、キャンティーンカップ以外での使い方をオミットしました。
   その理由は、燃料節約のためにフタを導入したのですが、このフタはカップに被せて収納した方がカップもフタも傷つきにくいため、カップにフタをするとトライアングルスタンドはカバーに収納出来なくなった為です。
   もっとも、キャンティーンカップスタンドがあればアルストは使えますので、その意味で言えば他の五徳は必要ありません。むしろカップにスタッキング出来るスタンドの方が、スマートにパッキング出来ると思います。
  1. キャンティーンカップ
     後述するボイルカバーは、新型のワイヤーハンドルタイプのカップの方が、開け閉めが楽です。
  2. トランギアTR-25
       カップの中でこすれない様に、軍手に入れて収納します。軍手は五徳を掴める様に綿の物が良いです。
  3. MSRウインドスクリーン
       折り畳んでカップの中に入れます。
  4. キャンティーンカップスタンド
       使うクッカーがキャンティーンカップのみの時は、このスタンドだけで十分です。カップの外側にセット出来ます。
  5. ナルゲンボトル
       スウェーデン軍飯盒についてきたボトルがパッキングしにくいので代替。最大で250mlのボトルが入りますが、状況に応じて125ml、60mlのものに換えます。
  6. Heavy Cover Inc. Canteen Cup Boil Cover
       新兵器。キャンティーンカップ用のステンレス製のフタです。フタを活用する事でフタなしよりも湯を沸かす時間を短縮して、燃料を節約出来ます。
  7. LIGHT MY FIREファイヤースチール
       いわゆるメタルマッチです。水に濡れても関係なくスパークします。でも、マッチやライターの方がさらに点火は楽ですw
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これだけあれば、十分湯沸かしが出来ます
ボトルは250mlと大きめですが
屋外では予想以上に燃料を消費しますので、これ位あった方が安心です


■収納の仕方
   キャンティーンカップにスタンド(五徳)をスタック出来るのは、とても利便性が高く、これだけでこのアルストセットの五徳の問題は一気に解決してしまいました。まず、カップとスタンドをセットしてカバーに入れます。
   次にウインドスクリーンですが、カップの外側に押し込みます。カップが旧型のバーハンドルだと、ワイヤーハンドルより少しスマートらしくて、ウインドスクリーンを入れやすいのですが、フタとの相性は新型のワイヤーハンドルの方がイイです。
   カップの中に、軍手(綿が良い)に入れたTR-B25と、BICのライター、ファイヤースチールを入れます。今回、燃料ボトルは外に出しましたので、全然余裕で入ります。
   その上からフタを被せ、250mlのナルゲンボトルを置きます。カバーのフタを閉め、サイドのゴム紐を絞れば、中身が転がり落ちる事はありません。

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このセットの強みは、カップにスタンドが合わせられる事
写真はワイヤーハンドルのカップですが
バーハンドルでも同じ様に合わせられます

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ウインドスクリーンはカップの外に押し込みます
ファイヤースチールで十分点火出来ますが
一応、ライターも入れています

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カップにボイルカバーを被せて、燃料ボトルをその上に置きます
ピッタリと収まるところが良いです



■TR-B25以外の入り組み品
   キャンティーンカップに収まるTR-B25以外のストーブとしては、缶入り固形燃料エスビットがあります。どちらもキャンティーンカップに納めた上で、ボイルカバーの上にも予備を乗せる事が可能です。つまり、予備の燃料ボトルを持つアルスト並の時間使う事が出来ます。また、スウェーデン軍アルストのSVEA NC65も入れる事が出来ます。
   これらのストーブを使う場合、キャンティーンカップスタンドはオミットしても大丈夫です。ケイネン160は専用の五徳を備えていますし、エスビットはそれ自体が固形燃料の台です。SVEA NC65にはケイネン160の五徳を一緒にキャンティーンカップに入れます。いずれにしても、キャンティーンカップスタンドは使えないので、あってもあまり意味がありません。
   ただし、いずれもアルコール系のストーブですので、ウインドスクリーンは必須です。

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缶入り固形燃料はケイネン160が
カップの中とフタの上に入れる事が出来ます
フタの上には、ケイネン250も置けます

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エスビット本体と予備のタブが
エスビット本体に入れる分を含めて4〜5箱パッキング出来ます

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スウェーデン軍アルストもケイネン160の五徳入れられます
さらにフタの上にアリゾナストーブも置け
250mlの燃料ボトルもパッキング出来ます


■このアルストセットの使い途

   キャンティーンカップの蓋が投入された事で、これまで以上に効率よく湯沸かしが出来るようになったのですが、キャンティーンカップでご飯を炊くと、どうしてもカップの底を焦げ付かせ易い事から、もし炊飯をする様なミッションの場合は、角形クッカーなどを投入する事として、このアルストセットはあくまで湯沸かしかそれに近いミッションで投入する事にしています。
   ボイルカバーが追加された事により、キャンティーンカップでの炊飯も一応は可能ですが、アルミのクッカーと違い、キャンティーンカップはステンレス製だけあって飯を炊くと底が焦げ付きやすく、焦げると洗ってもなかなか落ちないため、出来れば湯沸かしとして使った方が得策です。蓋は早く沸かして燃料消費を抑えるアイテムとして考えるべきでしょう。

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レトルトパックを温めたり、ラーメン煮たり
アルファ米やフリーズドライ食品に湯を注ぐといった任務に向いています








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2012年09月24日

   アルコールバーナーやストームクッカーで有名なトランギアですが、実は世界最小と銘打った飯盒を出しています。その名も「メスティン」です。飯盒と言っても、いわゆるソラマメ型ではなくて、長方形です。日本の兵式飯盒がドイツ軍のそれを摸しているとしたら、このメスティンは昔のイギリス軍のそれを摸している様です。大きさは16.5×9×6.5cm、確かに小さいです。米の飯が1合やっと炊ける容量しかありませんが、それでこそ世界最小と銘打てる容量です。

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ハンドルは折りたたみ式で、炊飯時は取り外す事も出来ます
アルミの無垢ですが、上手に炊けば焦げ付かないのは
兵式飯盒や角形クッカーと同じです。



■ケースとしてのメスティン

   このメスティン、基本的にはクッカーなのですが、ネットでよく見かけるのはケースとして活用している事です。たしかに、これ一個だけでは飯か湯くらいしか作れない訳で、いくら軽量小型を目指す人でも、よく出来た物が豊富になった時代には、もちっと良い物を装備してます。しかし、手頃な大きさで、四角だからパッキングもし易く、かつ金属製なので剛性も高い、という事で、アルコールバーナーをインして使おうと考える人が、意外に多い様です。

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まずはトランギアTR-B25
余裕で入ってしまいます。むしろスカスカ
五徳はアリゾナストーブでしたらイン出来ますし
トライアングルスタンドなら外側にバンドで止める形で携帯します

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なんと、スウェーデン軍のSVEA NCがイン出来ました
しかも、ケイネン160の五徳も輪を締めれば入りました

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実は、滅多に使わない物同士で
普段はエスビットと予備燃料のケースに使っています
ただし、良く洗わないと、タブレット臭くなっています


   小型のアルコールバーナーだからこそ出来る芸当ではあるのですが、これだけでも最低限のクックセットが出来る事を考えたらエライもんです。これにキャンティーンカップでもあれば、贅沢な物を食べないのであれば十分事足りそうです。



■メシを炊いてみる
   ケースとして役立っても、実際にクッカーとして役立たなければ意味がありません。湯を沸かしたりラーメン煮たり、という任務には、どんなクッカーでも使えますが、自分としてはメシが炊けるかどうかが、クッカーとカップの境目になっています。
   まず注意点としては、このメスティンには兵式飯盒の様な水量線は付いていませんので、1合の水加減がどの辺にあるか知っておく必要があります。まぁ、飯盒メシを何度も炊いていれば、大体米の量とクッカーの高さで水加減が判るようになってきます。少ないよりは多い方がまだ救いがあります。
   次の注意点としては、左右に出っ張る形になりますので、バランスを崩さない様に注意する事。そして喫水の浅いクッカーですので、吹きこぼれが結構盛大ですので、適宜フタを外して要すを見てやる必要がある事です。アルコールバーナーと言えども、結構火力が強かったりする事もありますから、場合によってはハンドルを付けて手で持ち上げて、火加減を調整してやる必要があります。

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エスビットで炊いてみましたが、結構噴きました
吹きこぼれ防止に、ベニヤ板などを敷いておきましょう

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こんな具合にイイ感じにご飯が炊けました
ただし、この後にアルコールバーナーなどを収納しなければならないので
キレイに食べて、お茶でも沸かして、ぬめりを取りましょう


   こんな具合で、立派に使えるクッカーですが、実際にはウチで待機、という事が多いです。それでも今でも売られているところをみると、一定のユーザーは居るのでしょう。ちなみに、ラージメスティンなるものも売られていて、こちらはもっと弁当箱らしい大きさをしています。もっとも、小さい方のメスティン以上に使い途がなさそうで、今だに手が出ませんがw









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2012年09月19日

   アルコールバーナーを使う上で避けて通れないのが、燃費の悪さです。今を去る事6年前、本須賀海岸に初日の出を撮りに行った時に、年越しソバを作ろうとトランギアTR-B25を持って行ったのですが、風防もなかった事もあって、強風のなか約10分で燃料を使い切ってしまい、あわや半煮えの緑のたぬきを食う羽目になりかけたのでした。
   その後の調査で、意外にもアルコールバーナーは燃費が悪い事が判り、以来、野外で使う事はなくなったのですが、音が静かな事、余計な火力がない事などから、自宅でコーヒー淹れたり、飯盒メシを炊いたりする時に使うという具合で、今でも案外使っていたりします。
   そのアルコールは、大抵の薬局やドラッグストアに売っているのですが、この容器が意外に頑丈で、それこそそのままザックに入れて山登りして、山の上からザックを落としても割れないじゃないか、くらいの強度があります。故に、アルコール用として、あえて燃料ボトルが必要とは思えないのですが、アルコールバーナーで超有名なトランギアからフューエルボトルが出ていますので、それを紹介します。

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トランギア・フューエルボトル0.5リットル
容量0.46リットル、重さ115g
燃料アルコール、ガソリン、灯油を運搬可能



■プラ製のボトル
   このフューエルボトルが発売された時にちょっとショックだったのが、プラ製だったという事。普通、燃料ボトルというのはアルミとかの金属が定番で、プラというのはそれこそアルコール用くらいしかなかったのですが、これが立派にプラ製です。入れれる燃料は、アルコール、ガソリン、灯油、などなど。大抵の燃料は入れれる様です。むしろ逆に金属製のボトルはアルコールを入れると腐食したりする物が多いのですが、このボトルはプラですのでその心配はありません。むしろ油性燃料を入れたらプラが溶解したりしないのかな、と思うのですが、その点はクリアしているのでしょう。
   このボトルの一番の特徴は、「セーフティーバルブ」と称されるキャップで、キャップに付いた赤いナットを緩めると、燃料を出すボタンを押せる様になって、両サイドに付いている注ぎ口から燃料を出せる、という優れた機能がある事です。赤いナットを締め込めば燃料が漏れ出る事はありません。これまでのボトルはキャップを回して外す手間がありましたが、これにはそれがないのが優れていると思います。

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上の赤いプラナットを緩める事で
燃料弁を開くボタンを押す事が出来る様になっています


■使い勝手

   このボトルを買って一等最初に驚いたのは、結構中にバリが残っていて、使う前に濯いで出さねばならなかった事。まぁ、成型で作っているのでしょうが、燃料ボトルとしてはこの雑さは困ります。
   次に、キャップが殊の外、固いという事です。恐らく、内部で揮発してキャップが爆裂しないように、という事で、ボトルの首の所は金属の輪っかが填っているのですが、キャップを付けているウチに締まってくるのか、手で開けるのは結構難儀します。キャップの真ん中にヒモを通す穴がありますので、そこに棒状の物を入れて、テコの原理で開ける様にしています。
   続いて、自分が持っているボトルは、一応0.5リットルという事になっていますが、実際には0.46リットルです。ですので、薬局で買ってきた500mlのアルコールをそのまま入れると、溢れます。溢れても直ぐに揮発しますが、勿体ないので、少し余裕を持って入れた方がイイでしょう。

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開ける時は、こういう具合にテコの原理を使う
あまりキツく締めて無くても、次に開ける時はガチガチに固い

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0.5リットルと銘打ちながら、実は容量0.46リットル
キャップを閉めると溢れるので、目一杯入れない事



■感想
   自分はこのフューエルボトルが発売された当初に、「うわー、スゴイ!」という事で買ったのですが、外には一度も持ち出していません。ガソリンはMSRのボトルに入れて使ってますので、このボトルはもっぱらアルコール専門なのですが、アルコールバーナーを外で使ってないので、外には持って出てない、という事です。
   使い勝手自体は、セーフティバルブのお陰で大分使いやすいです。いちいちキャップを外さねばならない手間がありませんので、その点では重宝です。しかし、重宝するのはその部分だけ、といっても良く、単純にアルコールだけを保管するのであれば、ドラッグストアで売ってるボトルで十分だと思います。何と言っても、どちらもプラ製かポリ製です。アルコールボトル如きに、2,700円も出すのはどうかなー、という感じです。
   結局、買ったからには使ってる、って感じです。製品としては悪くないと思いますので、逸品物が欲しい人にはお勧めしますw

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自宅で使う分には、0.5リットルサイズが丁度いいですが
もし、山とかで1リットル以上持って行く、という事であれば
薬局で売ってるボトルのママ持って行った方がコンパクトかも、、


《番外編》薬局で売ってるアルコール
   アルコールバーナーに使う燃料アルコールは、大抵はどこの薬局やドラッグストアに置いてます。名目はコーヒーサイフォン用となっていたり、純粋に燃料用となっています。量目は500mlで値段は大体300〜500円です。消毒用アルコールも度数が75%以上であれば燃えますが、火力が弱い上に値段がメチャ高ですので、あまりオススメできません。また、飲料のお酒(スピタリスなど)も使えますが、やはり価格の面で常用はオススメできません。もっとも自分は下戸ですので、燃やすくらいしか使い途がありませんがw
   燃料アルコールも色んなメーカーが出していますが、容器は大別すると、細長い注ぎ口があるものか、太い瓶型のどちらかに分かれる様です。細い方はコーヒーサイフォン用、太い方は理科の実験で使うアルコールランプ用なのかもしれません。どちらも飲んだら目が潰れるメタノールが主成分ですが、成分表を見ると若干中身が違う様です。といっても、実用上、差はほとんどないのですがw
   自分が気にしたのは、容器の強度。どちらもポリ製なのですが、太いケンエーの方は厚みが薄いらしくて指で押せばブニブニします。それに対してアルコKの方はかなり頑丈に作ってあって、バックパックにパッキングして持ち歩いても壊れたり漏れたりしなさそうです。

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どちらも容量500mlですが、左は291円、右は312円です

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値段の違いは成分の違いらしいですが
実用上は問題ありません









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2012年07月02日

   トランギアのTR-B25に純正の五徳しなくて、もっとコンパクトな五徳はないのかと探していたら、見つかったのがこのアルミ製の五徳でした。アイデア商品とも言うべき製品ですが、純正の五徳に比べて、圧倒的にコンパクトかつ軽量で衝撃的な商品でありました。その後、国内からは姿を消してしまいましたが、海外ではWestwind Stoveと名を変えて、今でも売られている様です。また簡単な構造から、自分で作ってしまう人も沢山いるようです。

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同じ形の3枚のアルミ板を組み合わせる事で自立させます
時々、上下を逆にして使っている人がいますが
これが正しい向きです



   このスタンドの特徴は、畳めばペラペラのアルミ板なのに、組めばそこそこの剛性があって、結構な重さの鍋でも置けてしまう事です。むろん、地面にめり込むほどの重さは考え物ですが、4合炊きの飯盒などを置いても余裕で料理が出来ます。ただし、逆にシェラカップの様な底の小さい鍋は置けず、ソロ用のクッカーなどは微妙なサイズが多くて、絶妙なバランスの上に置く、なんて事も結構あります。

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アルコールバーナーを入れる事で、しっかり自立します
ただし、小さい鍋は載せられません
このポットは底が直径85mmくらいですが
辛うじて安全に載っている、という感じです


   五徳は開放型なので火が割れる事なく出るので、意外に強い火力を持っています。ただし、風には弱いので、外で使う時には風よけを設けなければなりません。室内で使う分には、強すぎると感じる事もあるくらいで、その場合は過旅調整蓋で調整します。

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余熱が済んで全力運転になると、こんな風になります
意外に火力が強くて、無風状態だと
あっという間にお湯が沸きます


   純正五徳のTR-281でも触れましたが、トランギアTR-B25の火の消し方はアルコールランプと同様、バーナーヘッドに蓋を被せるやり方です。そのまま、ポコンと被せられるのが良いです。火力調整フタ(写真で手で持っているもの)を使っている時は、まずラジオペンチなどでフタを取り除き、奥に見えている液漏れ防止のフタを被せて消します。

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フタを上から被せて消火します
時々失敗してずれたりする事もありますが
落ちついてやり直せば大丈夫です


   コンパクトで薄いトライアングルスタンドですが、形がバーナーとは全然違うので、一緒くたにパッキングするのには難があります。とは言え、純正の五徳に比べればコンパクトですので、そこは頭を使ってイイ感じにパッキングしていました。アルコールバーナーの人気の一つは、「頭を使える」という部分ではなかろうかと思っています。

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灰色の袋は、自分が作ったオリジナルです
角形クッカーを使う時は、バーナーをクッカーの中に入れ
スタンドはクッカーの底の外に当てる様にしてパッキングしてました


(初出:2005年10月24日







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tanisi_corp at 00:01コメント(0)
   オプティマス123Rでトラディッショナルなバーナーの味をしめた訳ですが、背中に荷物を担いで出掛けるとなると、少しでも荷物を軽くしたい。そこで目をつけたのが、オプティマスに輪を掛けてトラディッショナルに見える(古さならオプティマス123Rの方が古い)トランギアTR-B25だったのです。
   アルコールバーナーは火力が弱い、という事で敬遠されがちなバーナーなんですが、確かに弱いです(爆)。具体的にどう弱いかと言うと、ガソリンやガスのバーナーなら、キャンティーンカップの水が4分もあればボコボコ沸いてきますが、アトランギアTR-B25では10分たってもチロチロと細かい泡がガップの底から上がってくる程度です。トランギアTR-B25、元はストームクッカーのバーナーとして使われるもので、ストームクッカーにはフライパンも付いているくらいですから、フライが作れるほどの火力を発揮するはずです。もっとも、風から保護され熱が逃げない構造のストームクッカーならそれくらいの火力があるのでしょうが、むき出しではかなり弱まるのかもしれません。

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●タンク容量/113cc●燃焼時間/56分●サイズ/径7.5×高4.5cm●重量/110g


   しかし、それでも立派にメシも炊けますし、ラーメンも作れます。特にメシは弱い火力が幸いしてガソリンバーナーよりフックラ炊けます。火力が弱くて困るのは、メシ炊いた後にラーメンがなかなか煮えないとかその程度で、「そういうもんだ」と思えばどういう事ない程度の不便さにしか感じません(爆)。
   風には弱い、と言うか、風に吹かれても火力を落とすまいて必死になって燃えてくれるんですが(かなり健気です)、その分燃料消費が激しくなります。

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こういう状況下では、あっという間にアルコールがなくなります
(2005年12月31日、本須賀海岸にて)



■TR-B25のタンク容量
   ところで、これまであまり気にもしてなかったのですが、TR-B25にはどのくらいのアルコールが入るのか。メスシリンダーで計ってみました。
   いつも入れる量は、入る容量一杯いっぱい、ヘッドの回りの穴からアルコールが染み出してきたら慌てて入れるのを止める、といった感じでした。カタログスペックでは50ccと書いてあるのですが、実際は113cc入りました。どうりで飯盒メシが3回も炊けたはずです。一応、50ccのアルコールで25分燃焼するそうですが、113ccだと56.5分燃焼する計算で、大体3回はメシが炊ける時間、燃えるという事です。

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本当はアルコールを入れっぱなしで保管しない方が良いらしい


■TR-281…トランギアの悩ましい悩み
   トランギアTR-B25は、もともとはシステムクッカーのバーナーとして使う目的で開発されたと思うので、これ単体では使う様には考えられてなかったと思うのです。とは言え、こんだけコンパクトなモノをコンパクトに使えないというのは些か問題と考えたのか、トランギアの方でも簡易な五徳を出しています。

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トランギアTR-281
アルミの打ち抜き製で、軽い割には結構重い物が載せられます


   この五徳も、やはり元はミニトランギアという、簡単な鍋とフライパンのシステムクッカーに組み込まれていたものでした。今のところ、トランギア純正の最小の五徳がこれですが、シェラカップの様な鍋底の小さなクッカーを載せる事は出来ません。ただ、そこそこ頑丈ですので、4合炊きの飯盒とか載せても大丈夫です。
もっとも、この五徳をしても嵩張る感は否めません。しかも形が形だけに、このままではパッキングするのもためらわれます。結局、他のクッカーの中に収納する形でないと行けませんので、バーナー自体のコンパクトさが活きない事になってしまいます。

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飯盒とかなら大丈夫ですが
キャンティーンカップや細口コーヒーポットはギリです

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収納はこういう形を取らざるを得ない
しかも、入れれるクッカーは大きめになってしまう


   この五徳は、上がイケイケに開いてますので、火を消す時に火力調整キャップをポンと被せて消す事が出来ます。というか、それがこの種のアルコールバーナーの正しい火の消し方なので、それが出来る様に考えて作ったのでしょう。これがバーナーヘッドに載せるX型の五徳だと、まずX型の五徳を外さねばならないので、ちょっと面倒です。

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火の消し方は至って簡単
もっとも、時々失敗して、斜めに被ったりする事がありますがw


(初出:2005年10月24日







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