X-Trainer

2020年09月06日

 今年はあまり調子の良くないレース展開なのですが、今回は去年10周走った神立スキー場です。それほど難しい印象がなく、楽しく走れるとあって、期待していました。何せ今年はパワーはあるけど重たいCRF450RXから、軽快かつよく言う事聞くX-Tarinerに乗り換えています。どんな走りになるか、楽しみでした。
 ところが、思わぬ結果になりました。今回は、反省と分析がレポートの8割を占めます。


2020-09-06 11.10.01
結果はともかく、面白おかしい2日間でした



■D環増設

 前回のWEX爺ヶ岳戦の後、急遽、トランポを乗り換える事になり、事態は急激に動き始めました。古いトランポの引き渡し作業新しいトランポの艤装準備、トランポが来るまでの間、姪御に進学祝い渡しに帰省したり、連日、家の草むしりやったり、トランポが来てからは、板張りだの艤装作業だの何だのかんだので追われまくり、平日は出勤前に作業、土日は一日かけて作業、しかも猛烈な猛暑で20分作業したら30〜40分はクールダウンしないと作業を再開できない、 こんな日々が約2ヶ月続きました。
 そうこうしているうちに、夜は眠りが浅い、始終夢を見る、朝は早く目が覚める(そして作業する)、いつも何となく疲れてる、食欲がない、ちょっとした事でイライラする、やる気が出ない、本来好きな事であるはずのトランポの作業やバイクの練習も億劫になる、と言う具合に、明らかに体調や精神状態に異変を感じる様になりました。
 とはいえ、練習だのレースだのの期日は決まっていますから、頑張らん訳に行かない。どうにかこうにか、騙し騙しアリナミン飲みながらやってきた訳ですが、「こりゃ、更年期障害じゃね?」と思うほど、調子の悪い事になっていましたが、WEX神立は新しいトランポでの初めての泊りがけのミッションですので、突貫作業で泊まれる状態にまでして、どうにか間に合わせたのがこの間の状況でした。

2020-09-04 09.47.15
どうにかこうにか、積み込みも様になってきました

2020-09-03 10.10.06
毎回上げ下ろしする装備はセカンドシートに積みます


■事前の準備

 この様な状況だったので、バイクに関する準備は、ほとんどやっていませんでした。せいぜいミッションオイルを交換し、エアクリーナーも取り替え、エンジンオイルを補充した程度です。大して汚れていなかった事もあって、洗車さえしていませんでした。
 タイヤはフロントがミシュラン・エンデューロ、リアがIRC VE33Sです。去年はほぼ前後共、ミシュラン・エンデューロ・ミディアムで通したのですが、今年はVE33Sとの違いを体感するため、あえて去年とは違う組み合わせにしてあります。
 ともあれ、去年、あの雨と霧の中を曲がりなりにも10周走った訳で、これは大きな自信となっていました。ましてや今回は、乗機がクロトレですから、そんな悪い事にはならないだろう。天気予報もそれほどすごい雨が降りそうでもないし、どうにかなるだろうと言うのが事前の判断でした。

2020-08-31 08.45.19
ミッションオイルは240分おきに交換
エンジンオイルもサイドカバー外して点検し、補充します


■設備が充実、神立スキーリゾート

 いつも通り、パドックの場所取りはエンデューロ部の隊員に任せておいて、自分は1200時頃、現地到着。パドック設営の済んだ他の隊員は、セクションスクールに向かう準備をしてましたが、自分は悠々とバイクを下ろしてチェーンに注油したり、荷室に寝板を敷いて夜の準備をしたりと、まったりしてました。まぁ、さして難しいセクションはないと踏んで、セクションスクールはサボりです。
 セクションスクールが終わって、受付して、トランスポンダをフロントフォークに着けたら、前日の用事は全部終わりです。去年はスキー場付属の「神の湯」が閉鎖中で、遠くまで温泉入りに行きましたが、今回は何と臨時営業してるとか。そういえばスキー場の名前も変わってるし、経営者が変わったのかも知れません。
 建物の中に入ってみると、1階はロッカーだのトイレだののフロア。トイレがとにかく沢山あって、全席ウォシュレット付き。JNCC系のレースでは、大体朝、トイレ行列が出来るくらいトレイが少ないのですが、これほど充実したトイレの数はWEX初でしょう。温泉は4階で料金払って、5階に上がるのですが、これがとても広くて綺麗。見晴らしも良くて、とても気分が良い。しかもサウナもあって、水風呂は雪解け水みたいに冷たくて、もうスッキリさっぱりしました。
 買い出しの後は、例によって例のごとく、暴飲暴食前夜祭で、ぶっちゃけ、これが楽しみで来てる様なもんです。レースはオマケみたいなもんです(少なくとも今の自分には)。今回は20代の若いのが二人もいて、飯盒2本では足りず、初めて3本炊きました。

2020-09-05 15.21.41
今回出走するのは7人
だけど、バイクは10台ありましたw

2020-09-05 17.09.58
去年、白無垢だった「神の湯」
今年は赤白のツートンカラーになりました



■ガレで撃沈、下りで消沈

 前日の夕方に少し雨が降ったものの、夜には空は晴れ上がり、レース当日はとても良い天気となりました。去年の視界3メートルの霧とは大違いです。その晴天の下、今回、自分以下7名参加のTOYZ Racing エンデューロ部を率いて、スタート地点に並びました。
 とりあえず1周目は下見ラップと心得て、ゆっくりスタート。転倒してる人に巻き込まれない様、進みます。スタートから頂上までは延々の登りですが、途中で去年もみんな難儀したガレ場があります。今回は去年のガレ場の手前にもガレ場が設けられていました。このガレ場、やっぱり嫌ですけど、とにかくアクセル開けて、速度が落ちない様に登っていかねばなりません。まぁ、この辺りは、去年と同じ様な感じでした。
 ところが、ガレ場を抜ける最後の“ちょっとした坂”の所で、引っかかってしまい、ここでハマってしまいました。石が大きいくせに下が砂で、アクセル開けると掘れるし、下がろうにもリアがハマって動かないし。そうこうしてる内に、女性ライダーがバイクごとバイク支えている自分に寄り掛かってきて、二進も三進もいかない感じに。自分が頑張っててもどうにもならないので、バイクを倒してその人に下がってもらい、自分もどうにか立て直し、ゼーハー言いながら斜面の奥から突破。しかし、ここで余計な時間と体力を食ってしまったのが、後に響きました。
 そこからは頂上付近を横に横断するハイスピードコースなのですが、どうにも去年みたいに接地感がなく、疲れていた事もあってアクセルを開けられない。それでも2st250のパワーで登りは楽に登れたのですが、全般的に元気がない状態です。
 そして次に下り坂。神立のコースの特徴は、後半は延々と下りで、しかも結構急で滑りやすい地面なのですが、これが結構車速が出て、しかも滑って、猛烈に怖い。去年は雨降って霧も出て、それなりに怖かったですが、ここまで怖いと感じませんでした。とにかく怖いの連続で、やってられない感じ。シンドイのは我慢できますが、怖いのは我慢できません。もう、嫌になってしまって、2周目にどうしても行く気にならない。結局、1周走ってピットエリアにイン。そこに居たのでは暑いので、下のクラブハウスの日陰まで下がって、リタイアした人たちとレース終了までダベって終わりました。

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今回は人数が多かったので、飯盒2本用意したのですが
それでも足りず、急遽3本目を炊きました

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焼肉やったり、餃子食べたり、手製のベーコンが出たりと
盛りだくさんの前夜祭

2020-09-05 18.18.56
やっぱ、飯盒メシには明太子が合いますw


■事故究明

 過去にも、試走して嫌になるとか、一周目で嫌になる、といった経験は何度かありますが、それらはバイクが非力であったり、コンディションが悪かったりといった状況がありました。今回は、バイクは最高に良く、天気もコンディションも良い中での、1周リタイアです。嫌になってしまったからの結果ですが、どうしてそうなったのか、振り返る必要があると思います。
  1. 去年との比較
     あの雨と霧の中、10周走った去年と、1周しか走る気にならなかった今年の違いはなんであるか。バイクの面から検討しました。
     まず下りですが、明らかに去年よりも降る速度が速く、元々自分は下りが非常に苦手なのですが、自分がコントロールできる感じではありませんでした。しかし、去年は霧で視界が悪い上に、雨が降って地面がヌルヌルしており、コンディションは今年よりも遥かに悪かったにも関わらず、今年ほど怖いとは感じていませんでした(だから10周走れた)
     そこで思いついたのは、去年のCRF450RXと今年のX-trainer250では、エンジンブレーキの効きが全然違うのではないか、という事。去年は4stの450ですから、2stの250に比べれば、エンブレは遥かに強力だったのかもしれません。今年はサーっと降りてしまうので、車速をコントロールしようとするとブレーキを使うしかなく、それがこの後に述べるタイヤの問題と相まって、滑って転けそうで怖い、というのに繋がったのかもしれません。
     次にタイヤの問題。去年はミシュランのエンデューロ・ミディアムで臨みましたが、今年はIRCのVE33Sです。ところがこのタイヤ、滑る路面では非常に滑り易いタイヤの様です。振り返ってみれば、GAIA戦でも思わぬ所で転けてましたし、爺ヶ岳戦は転倒一発で戦闘力喪失です。今回はガレ場でも去年ほどの安定感を感じる事は出来ませんでした。
     バイク自体はともかく、タイヤの違いが走りにも大きく影響している。ミシュラン・エンデューロとIRC VE33Sでは、自分が参加するレースでは、前者の方が有利である様に感じます。
  2. 体調の問題
     上でも述べた様に、今年の夏は非常に気力体力を消耗し、日常生活に影響を及ぼすほどの状態でした。出来れば、何もせずに、ダラダラして体を休めたかったのですが、山積みする用事、責任感、そうした事からそれが出来ず、慢性的に疲労した状態でした。以前であれば、エライ目に遭ってもどうにか頑張ろうとしたところが、あっさりやめてしまったのは、ぶっちゃけレースどころでない気分だったからだと思います。
     レースの翌日は休みを取ってあったのですが、本来ならバイクを洗車したり、トランポの後始末をするところですが、最低限の用事だけ済ませて、ほぼ2ヶ月ぶりに何もせず、好きな時に寝て、好きな時に食べて、だらだらと過ごしたところ、猛烈に食欲が出てくるといった現象がありました。
     後日、定期的に通っている内科で、睡眠が浅く不足している事、疲れやすく、ちょっとした事でイライラしたり当たったりする事、やる気が出ず、好きな事でも打ち込めない事、などを訴えましたが、今年の夏は暑く夏バテしていると思うので、十分睡眠とって、クールダウンする様言われました。まぁ、もうしばらく様子を見るとして、諸々根詰めて疲れ切ったのでは、レースも出来ないので、うまい具合に対策する必要を感じました。

今回、初めてゆっくり解説にチャレンジしました

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洗車の必要もないくらいキレイな状態で帰ってきました


■続ける意義

 最早勝ち負けとか順位とか誰それと競争とか、そういうのが目的でなくなってきているレース活動ですが、自分には自分なりの意義、この歳になった自分としての意義を持つ様にしています。
 この趣味を始めた頃と比べると、技術力が向上する前に気力体力が落ちて、「もうやる意味あるん?」と言われる様な現状ですが、ここで辞めたらどうなるか。おそらく、外に出る機会を失って、家と職場の往復以外やらなくなって、体使う機会は無くなってしまうでしょう。無趣味のつまらん状態になるのは言うまでもなく、体はどんどん衰えてしまって、何やるにも億劫になってしまうでしょう。人付き合いも無くなって、最終的には孤立した孤独な人になるのではないでしょうか。
 これまでも、何人かの高齢ライダーを見てきましたが、昔からずっと続けている人や、50歳から始めましたと言う人でもそれから続けている人は、60代になってもバイク乗れてますが、昔バイクやってたけど50歳で一旦降りて、定年なったから復活したと言う人は、怪我してすぐリタイア、と言う例がありました。
 しんどいから体動かしたくない、と言うのはあるのですが、そう言う時でも、適度に動かす必要は、これからの時代必要なんだろうなと思います。ただ、無目的には動かしようもないですから、下手の横好きのレース活動を目的、理由として、体使うのも悪くはないのではないか、その様に考えています。
 辞めるのはいつでも辞めれるし、いずれは辞めねばならんでしょうが、今の様な不甲斐ない時に辞めたくない、といったところです。

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改めて「神の湯」でサウナ入って、つけ麺屋にゴー!
大盛りが大盛り過ぎましたw






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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年07月12日

 これまで、CRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”XR230“パンツァーファウスト号”CRF450RX“ゲイレルル号”と、歴代バイクを黒外装にし、シュラウドにシャークティースを入れたウランコアデザインス謹製TRデカールを貼ってきたのですが、この度、ようやくBeta X-Trainerにもデカールが上がってきました。
 既に他の艤装作業は終わっていますので、今回はデカールを貼る作業だけです。


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4台目になるウランコアデザインス謹製の
TRデカール“シャークティース仕様”
ウランさんの大変さが伝わる出来栄えでした




■外装、赤から黒へ

 先週がWEX爺ヶ岳だったのですが、本番で右の大腿骨の付け根を石でヒットしてしまい、痛くて全然洗車が出来ませんでした。やっとこ一週間後にケルヒャーで徹底的に洗いましたが、本当は外装を全部バラして洗いたいところ。それをしなかったのは、どうにもクロトレはボルト外すのは出来ても、入れる時に斜めに入れてしまいそうな感じで、自分で元どおりにするのが怖かったからです。そんな訳で、外装の付け替えはMotoshop TOYZのマックさんにお願い。昔はリンクやステムのグリスアップも自分でやってたのですが、最近は惰弱になって、お店で頼む用事が多くなりました。
 黒の外装は、クロトレをオーダーした時に、一緒にポリスポーツのを頼んでいました。ただ、セットで頼んだのではなく、リアフェンダーはMY16のRR2T250のを頼みました。と言うのも、クロトレのリアフェンダーは、ゼッケンベースのところが狭いのですが、昔のRR2Tのは広くて、自分がこれまで見慣れたCRFのに近いからです。今回、ウランさんの方には、まだクロトレのデカールの型は無かったとの事で、外装全部を送って型を取ってもらいました。
 さて、バリバリと外装を黒に変えてもらったのですが、もうこの時点で、我がクロトレは、そこらで見かけるクロトレとは別モンになりました。と言うのも、自分が見るクロカンの範疇では、Betaに限らず、外車の外装を変えている人はあまりおらず、黒の外装のクロトレも見た事がないからです。黒くした事で、ようやく自分のバイクらしくなってきました。

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この純正外装も、本日で終了

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外装を全部外した所
とてもスリムな外観です

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黒外装をつけた図
引き締まった外観になりました


■相変わらず貼り易い

 今回、手伝いで嫁さんを同行させたにも関わらず、貼ってる最中の写真を撮り忘れました。なので、文章力だけでウランコアデザインスのデカールの貼り易さを表現せねばなりません。
 昔、ONEのデカールを貼った時は、湯船にお湯張って、その中に外装を入れて、湯でデカールを温めながら伸ばして貼る、と言うやり方をしていました。それ以外に綺麗に貼る方法が無かったからです。一方、ウランさんのデカールは外装を車体に取り付けてから貼ります。水を霧吹きで吹いたりもしません。パーツクリーナーで脱脂して、位置合わせをして、いきなり貼ります。これが出来るのは、貼り始めは剥がして貼り直しが出来るからです。
 また、各パーツの分割が非常に貼り易くされており、無理なく貼れる様になっているのも特徴です。今回、一番難しかったのが、フロントフェンダー中央のV時になっている所でしたが、Vの底の方が浮いたり、気泡が入っても、気が付く度にやり直しが出来るので、最後には綺麗に貼る事が出来ました。
 車体に外装を組んだ状態で貼る事の利点は、外装の継ぎ目の部分のデカールが、もしズレていても直ぐに分かる事です。言い換えれば、ズレない様に位置を合わせて貼れるので、外装をバラして個別に貼るより、ズレがありません。ちなみに、ウランさんのデカールは、外装の内側2ミリくらいの所に合わせて貼る様に設計されています。
 いつもなら、サイドカバーの曲面にエライ苦労させられるのですが、今回はサイドカバー(と言うかリアフェンダーと一体ですが)は曲面が少なく、ドライヤーなしで貼れました。ドライヤーは最終局面、全部のデカールを貼り終わり、デカールの縁にドライヤー当てて、伸ばして綺麗に貼る時に使いました。こうする事で、ピシッと決まります。

2020-07-12 20.30.34
「たにしさんのバイク」を
如実に顕わすシュラウドのシャークティース
この狭いシュラウドにサメの口入れるのは
大変だったと思います

2020-07-12 21.26.24
シートカバーはENJOYのリブ付き
これでケツのフォールドもバッチリです

2020-07-12 20.11.14
ライトカウルにもサメの目が入りました
めっちゃメンチ切ってますw



■スタンドに下駄履かせる

 デカールを貼り終わった後、サイドスタンドに接地面を増やす「下駄」を履かせて貰いました。MY19までのBetaの車両のサイドスタンドは、接地面が少なく、柔らかい地面だとめり込んでしまいます。なので、そんな時は大きめの石などを探す必要があったのですが、MY20からは接地面を増やすプラパーツが取り付けられています。この「下駄」はパーツでも取り寄せ可能でしたので、MY19の車両に乗ってる人は順次つけて行っています。
 取り付けは、サイドスタンドにドリルで穴を開け、タップでネジを切る必要があるので、自分では大変なので、お店で頼みました。ちなみに、サイドスタンドを止めているボルトが抜けかけてたのをこの時見つけて貰いました。ナットで共締めでなく、サイドスタンドにボルトを止める形式なので、動かしている内に緩んでくるとの事でした。

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下駄は平頭の六角ボルトで止まってます

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接地面が増えたので、地面にめり込む事はなくなるはず?


■完成

 ようやく仕上がったX-Trainer250“レギンレイヴ号”、全くBeta感がなくなりましたw まぁ、この色のBetaを見た事がないので、どうしてもCRFっぽい感じです。どんな風になるかと色々想像していましたが、想像以上の格好良さです。自分らしさと言いましょうか、こうした見栄は大事だと自分は思っています。
 ウランコアデザインスのデカールはとても丈夫で、今から3年前に貼ったXR230のデカールも、今だに破れる事もなく現役で使われています。ONEのが2年もしない内にボロちくなったのを考えると、ウランさんのはむしろコスパの良いデカールだと思います。今回、自分のでクロトレの型が出来ましたので(ノーマルのリアフェンダーの型もあります)、クロトレ乗りの皆さんもどうぞ!

2020-07-12 21.25.44
フレームの赤色も、外装のカラーリングと一体になって
めちゃくちゃカッコいいです!






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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年07月05日

 緊急事態宣言だの東京アラートだのが解除されて以降、コロナの感染者が毎日100人を超えてますが、そんなもんお構い無しに次のレースです。JNCCの聖地、爺ヶ岳スキー場で開催されるWEXイースト第四戦に参加してきました。


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降ったり止んだりの曇天の下のTOYZ Racing本営

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結構まとまった雨が降り、明日の覚悟は固まりました

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一応、セクションスクールはあったみたいですが
誰一人行きませんでしたw

136
ずらり勢ぞろいの参加車両
参加者は去年の倍、外車率50%に成長しました


■雨でも何でも来い

 爺ヶ岳スキー場では、過去6回レースを走っていますが、その内4回は前の晩に雨が降る最悪コンディションでした。今回も間違いなく雨になろう事は予想出来たのですが、どうにか出来るのはタイヤくらいなもんです。
 タイヤはフロントが絶対の信頼を寄せているミシュラン・エンデューロミディアム。リアはIRCのVE33Sです。あのクソ重くなるゲレンデの土には、ミシュラン・エンデューロよりもVE33Sの方が向いていると踏んでの事ですが、タイヤ交換するのが面倒くさかったので、前回のGAIAに引き続いての使用です。空気圧は前が0.5、後ろは0.3に合わせました。
 ぶっちゃけ、バイクの準備というか対策は、塩ビ管フレームガードにカーボンシート貼ったくらいで、何もしていません。まぁ、それだけBETA X-Trainerには厚い信頼を寄せています。
 そんな事よりも、雨間違い無しなので、嫁さんの長靴(結婚した当時に買ったのは、サイズアウトして履けなくなった。というか、履けるのを探すのが大変だった)や、いよいよボロになったゴールドウインのレインウェアを処分して、ワークマンで新しいレインコート(と言うほど立派なものではない)を調達したりと、雨対策を充実させました。

2020-07-04 13.05.06
ジモティーで手に入れたとか言うホットプレートが最近大活躍
お昼はお好み焼きでしたw

2020-07-04 18.43.57
晩飯にいつもの様に飯盒メシ
2本炊けば良かったかな?

2020-07-04 18.46.28
ホットプレートで蒸したウナギの蒲焼き
猛烈に美味かったです

2020-07-04 19.14.05
今回初購入のマナブ餃子
モチモチジューシーで、これまた大好評でした!




■戦闘力喪失

 明けて翌朝。予報では5日は雨が降らない事になっていたのですが、予報通り、雨は降ってませんでした。降っては無くても前の晩までに盛大に降っていたので、コースの方はゲレンデからグチャグチャの予想をしていました。ライダーズミーティングでは、ウッズが滑るとの事。滑ろうがどうしようが、90分走るしかないし、大体どんな目に遭うかはこれまでに何度も経験済みなので、昔ほど慄きもしません。
 いつもの様に日章旗が振り下ろされ、いつもの様にスタート。最初の1周は下見ラップと心得ているので、他の人に遅れない程度に着いて行くだけで、そんなに気張りません。コースの方は、あんだけ雨が降った割には、それほど走り難くなく、土も重苦しくもない。ゲレンデなんか、むしろよくグリップして走り易く感じました。数年前に比べると、土質が変わったのかもしれません。
 そのままゲレンデを走り抜け、いよいよウッズコース。滑るとは聞いてましたが、確かに良く滑る。そこここでコケる人続出です。その中を慎重に下って行ったのですが、目の前でコケた人がいて、それに巻き込まれる格好で自分も転倒。そこまでは予想してたので、綺麗にコケたつもりだったのですが、地面に右足の太ももが着地した途端、猛烈な激痛が走りました。大体こういう時、自分は大抵は悪態を付くのですが、もう痛くて痛くて声も出ない。一体何が起こったんだと地面を見てみたら、人の頭ほどの尖った石が地面から生えていて、その上に倒れこんだ様です。
 ともかく痛くてしばらく立てずに居たのですが、90ミニッツ最後列あたりのとある人が心配してくれて、バイクを起こしてくれました。一応、バイクに跨りはしたものの、太もも(と言うか大腿骨の付け根の関節のあたり)が痛くて痛くて、全然踏ん張れません。間が悪いと言うか運が悪いと言うか、とてもレースやる気になれません。かと行って、ウッズの中でずっと居る訳にも行きません。ともかく、ウッズを抜けない事にはならんのです。

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今回、唯一写ってた公式フォト(右端)


戦闘力を喪失した瞬間のシーン
痛くて声も出ませんでした

休んでたら、XR230“パンツァーファウスト号”を引き継いだ隊員が
「前ブレーキ効かなくなっちゃった」




■おそらく、一番優しいコース割

 とりあえず再発進したのですが、滑るのを堪えたり、地面のデコボコがあったりすると、右足が痛い。地面に着いても痛い。足垂らしてても痛い。まさか折れてたりはしないと思うけど、痛いもんは痛い。しかし、このままリタイアするのは余りにも格好悪い。去年はバイク動かなくなったから仕方ないけど、バイクが壊れてない以上は、せめて1周はしない事には格好がつかない。
 と言う訳で、ハードエンデューロでもないのに「魂の一周」をする羽目になりました。上のウッズからは基本的には下り中心のコースになるのですが、この下りがしんどい。もともと下りは苦手ですが、片足が踏ん張れないと言うのは、実に乗りにくいもんだな、と感じました。ともかく、頑張れるだけ頑張って、休める所で休んで、と言うのを繰り返しながら、少しずつ駒を進めていきました。
 走りながら感じたのは、今回のコースはこれまで走ってきた爺ヶ岳のレースの中では、結構優しいコースだな、と言う事。FUNガレもありませんし、ロックンロールリバーの源流も随分均されているし、ロックンロールリバーの入り口もないし、足が元気だったら、結構楽しんで走れたんじゃないかな、と思います。実際には、他の人の邪魔にならない様に休み休み進んでいたのですが、残念な事でした。
 その後、転倒したのは一度だけ。バイクを起こす時はやっぱり右足が痛く、「やっぱ今日はダメだな」と感じました。そんなこんなで、1周に役75分ほどかけて、やっとチェックポイントに帰還。自分が帰ってきた時、L1が出されましたが、そんなもんは無視してそのままピットイン。そのままレース終了となりました。

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今回、大活躍するはずだったクロストレーナー
純正の外装でレースに臨むのは、今回で最後です

2020-07-05 11.21.04
あんまり走ってない割には
そこそこ汚れて帰ってきました

■総括

 帰還後、嫁さんからは「90でビリケツだった」と非難された訳ですが、それはもう面目次第もない事で、まさかコケた先にあんな石があるとは思わなかったもんで、こればっかりは運が悪かったとしかいい様がないかな、と思います。ま、こう言うこともあると言う事です。
 走行に関しては、いくつか思い当たる点がありました。まず、爺ヶ岳のゲレンデの土質が変わったのか、あれだけ雨が降ってもゲレンデの石の少ないところは土がネトつく様な感じでなく、むしろパサパサしていた事。VE33Sよりミシュラン・エンデューロでも良かったかもしれません。下りに関しては、ミシュラン・エンデューロミディアムのフロントタイヤは、やはり絶対的信頼感がありました。
 Beta X-Trainerはエンジンの回転が落ちた低速時でも強力なトルクを発揮するバイクですが、上り坂でエンジンの回転がピークパワーに達せず落ちて行った時、クラッチレバーを瞬発的に握ってエンジンの回転を上げてやり、クラッチをパッと繋ぐと言うやり方で、失速したりエンストしたりする事なく、最後まで登り切る、と言う場面がいくつかありました。エンジンの回転を上げ切らない乗り方をしている訳で、余り多用すると流石にクラッチが壊れると思うのですが、こう言う使い方も出来るのだ、と驚きました。
 前回のGAIA戦では、やたらとバテたのですが、今回は事前にアミノボンバーだけでなく、アリナミンも飲んでからレースに臨みました。体感的な感想ですが、アミノボンバーは瞬発的な体力に効果があり、アリナミンは恒常的な体力に効果がある様な、そんな気がします。







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2020年06月21日

 X-Trainerのタンクはとてもスリムなのに容量が8.6リットルもあって、秀逸かつ美麗という事で自分は大絶賛してるのですが、そのスリムさもあってシュラウド周りも結構スリムです。それは結構な事ですが、フレームが剥き出しになっているのがちょっと気になる。しかも塗装してある部分です。石とかゴロゴロしてるところでコケたら、もれなく傷が入りそう。実際に入るそうです。となれば、傷つく前にガードをつけたくなるのが心情です。という訳で、今回は人生初のヒートガン作業のお話しです。


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チェンバーガードがカーボンだったので
フレームガードもカーボン柄にしたかったんですよね〜




■むき出しのフレーム

 クロトレのタンクはRRに比べるとスリムなのが特徴です。それでいてタンク容量は8.6リットルもあるのですから、驚異的です。この容量はCRF450RXに匹敵するのですが、そのタンク周りのボリュームの差は歴然としていて、圧倒的にクロストレイナーの方が細く、見るからに軽い印象があります。
 その一方で、タンクをのせるフレームは上の方までむき出しになっています。フレームの幅ギリギリまでタンクを細くした結果ですが、問題は、横にコケた時、地面に岩などがあった場合、フレームを傷つけてしまう可能性がある事です。クロトレのフレームは鉄で、美しい赤の塗装が施されています。オフロードバイクですから、傷が入るのは宿命としても、外装の様に交換が利く部分ならともかく、フレームに傷が入るのはなるべくなら避けたいところです。
 そんな折、カイダックという素材でフレームガードを作っている人の写真を見かけました。カイダックというのを初めて聞いたのですが、ドライヤーとかヒートガンなる道具で温めて作る様です。厚みが薄ければドライヤーでも良いそうですが、装甲となると2〜3mmは欲しいところで、となるとドライヤーのもっと強力版であるヒートガンが必要との事でした。

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大容量にしてスリムなX-Trainerのタンク


■ヒートガンとは

 実はヒートガンなる物も今回初めて聞いた道具で、上にも書いた様に、要するにドライヤーのもっと強力なやつです。用途としては、プラスチック素材を曲げるのに使ったり、車に貼ったステッカーを剥がしたり、食材の解凍と言った用途にも使える様です。
 問題はどれを買えば良いか、という事で、名の通ったメーカーのだと7〜8,000円ほどします。流石にちょっと手が出ません。しかし、名の通ってないメーカーのだと、2,500円くらいからあります。多くは中国製で、怪しい製品が多いっぽい感じだったので、フォロワーさんに勧められた物を書いました。
 使い方は至って簡単で、電気コードをコンセントに繋いでスイッチを入れるだけ。あとは温度を調整するダイヤルを回したりするだけです。熱風を当てる面積を調整する為のノズルも各種ついていますが、今回の用途にはあまり必要なさそうです。

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今回調達したヒートガン。Amazonで2,880円でした

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熱した塩ビ管は素手で触るには熱いので
革手袋を用意した方が良いでしょう


■塩ビ管をつかう

 次にカイダックですが、これは調べてみると結構いいお値段する。1000mmx500mmx厚さ3mmで5,300円ほど。しかも、そこらのホームセンターでは扱っていなくて、ネット経由でしか手に入らない(送料がかかる)。そして一番困ったのが、本番であるWEX GAIAに間に合わない、という事でした。
 どうしたもんかと思ってた時、とあるフォロワーさんから塩ビ管を使う事を勧められました。塩ビ管を切り出して、熱して使えという事です。塩ビ管は水道工事などで、ガスコンロの火などで炙って曲げて使ったりしますので、ヒートガンでも熱して柔らかくする事が出来る、という事です。
 あまり細いのは使えませんし、太いのは切るのが大変です。そこで目見当でVU75のサイズの塩ビ管を買って帰り、フレームの長さを測り(35cm)、必要な幅も養生テープで測り(60mm)、ピラニアソーで35cmに切断した上で、Pカッターを使って60mm幅に切り出しました。一人でやるのは結構たいへんだったので、嫁さんに定規を固定するのを手伝って貰い、いい感じにPカッターでけがいてから切り出しました。

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昔、サバゲー時代に
ペットボトルロケット砲を作るのに愛用した塩ビ管
こんな形で再び使う事になるとは

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輪切りにするのは、それほど難しくありません

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むしろ縦切りにするのが大変
すぐに脱線したり、グニャリます

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どうせやるなら、ピシッと真っ直ぐやりたいものです



■レッツチャレンジ

 初めて使うヒートガン、最初は恐々でした。クロトレのフレームは微妙に湾曲し、また溶接部分もあるので、それらの形に合わせて塩ビ管を成形せねばならないのですが、どんな具合にヒートガンで熱すれば良いのか勝手が分かりません。なので最初はちょっとずつ温めて、塩ビ管が曲がりそうになったらフレームに押し付けて形を作る、というのを繰り返しました。
 当然、手間も掛かるし、場所によっては指の形がボコボコ出るし、思ってた以上に難儀です。実は大量生産してウチのクロトレ乗りに売りつけてやろうとか思ってたのですが、とてもそんな事やろうと言う気になれない手間のかかり具合でした。それでもどうにか、フレームにピシッと着くのが出来ました。
 失敗しても予備の部材があるので、右側はもっと大胆にやってみようと思いました。ヒートガンで塩ビの部材全体を温める様にし、かつフニャ〜っと曲がってくるまで温めました。そしてフニャってきたところでフレームに押し当て、革手袋で撫でる様に擦りました。細かいところは、再度温めて修正しました。左側をやった時よりも手間が減り、仕上がりも良くなりました。

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長さはシュラウドに当たらない様にしましたが
最終的に上の部分を斜めに切りました

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フニャーとなるまで温めます
1/3ずつやると楽でした

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左側は試行錯誤の跡が見て取れます


■仕上げ・固定方法

 完成した塩ビ管フレームガード、そのままでは付きません。接着などしようものなら、外す時に塗装が剥げたりする可能性もあるので、ここはタイラップ留めを採用する他ありませんでした。もっとも、塩ビ管を直接フレームに付けたのでは、振動や衝撃などで、フレームが擦れてしまう可能性もあります。そこでガードの裏に隙間テープを貼る事でクッション代わりにしました。
 実際にレースでも使ってみましたが、実用上は全くの問題がない事が分かりました。分かりましたが、全く評価されませんでした。と言うのも、やっぱり見た目が塩ビ管そのもので、見栄えがしないからです。お金のある人はカイダックで作った方が良いかと思います。カイダックは色も選べるので、赤が好きな人は赤色にする事も出来ます。
 ただ、カイダックであろうが塩ビであろうが、作り方も昨日もさほどの差がないので、自分としては塩ビ推しです。確かに見栄えは塩ビなので、上からカーボンシートを貼る事にしました。個人的には結構イケてると思うのですが、如何でしょうか?

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角はヒートガンで温めながら
いい感じにカーボンシートを貼りました

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裏は泥が入らない様に、念入りに隙間テープを貼りました

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固定はタイラップ3本で
いい感じに仕上がりましたw





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tanisi_corp at 18:36コメント(0)

2020年06月14日

 くそ忌々しい新型コロナで世の中は過剰とも思える大騒ぎだった訳ですが、ともあれ一段落したのか、緊急事態宣言も解除されて、止まってたレース活動も再開の運びとなりました。個人的には、このレース自粛の間に、Beta X-Trainer250に少しでも慣れる時間が作れたので、ある意味これ幸いの面もありました。という訳で、一年ぶりのワイルドクロスパークGAIAです。今回も90Cです。


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ジェラシックパークを突撃するワタクシ
今回、一番よく撮れた写真




■雨と人工セクション

 GAIAはこれまで2回走った事がありますが、WEXの中では一番優しいコースで、これからエンデューロ始める人のデビュー戦は、必ずここを薦める様にしています。実際、速さや順位はおくとして、ここでは転倒した事がありません。しかし、そんなGAIAも年々、人工セクションが出来たり、ウッズが複雑になったりで、油断ならなくなってきました。
 GAIAウッズはともかく、ジェラシックパークと称される大ウッズセクションは、ラインが縦横無尽にあり、結構掘れたりする所もあるのですが、それでもノーミスで走ってきた事から、それほど心配していませんでした。むしろ気になるのは、人工ロックセクションと、第二パドックのストレートに作られた丸太セクションです。いずれも苦手というか、ほとんど練習してないセクションで、果たして上手くやれるか自信がありません。ちなみに、CRF450RXだった去年は、ロックセクションは回避してエスケープのみ使ったのですが、これは時間が相当に掛かってロスが多く、今年はどうあってもロックセクションは行かんといかんなぁ、と考えてました。丸太セクションは今年から新設されたんのですが、もうクロトレの性能を信じていくほかありませんでした。
 さて、問題は梅雨入りして前々日辺りから雨が降り、コースは完全マディとなる事間違いなし。となると、人工セクションも危険度が増す訳ですが、幸いというか、ロックセクションは作られてから日数が経ったお陰で石が結構締まっている事、丸太セクションは危険と判断されたのかカットされました。となれば、明日はどうにかなるだろうという事で、安心してバカ騒ぎの前夜祭に突入しました。

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寝具等、二人分の装備でいっぱいの割には空間に余裕がある
積み込みに工夫の要あり


■マディのMXコース

 晩の内に雲に切れ目が出来て星空が見える時もあり、朝も準備の時点では曇り空と、どうにか出走前のモチベーションアップが出来る天気でした。さすがに出走前にパラパラと降り出しましたが、準備が整ってスタート地点に並んでしまえば、あとは雨が降ろうが槍が降ろうが、ただただ走るだけです。今回は台数制限をしたのか、いつもよりも前の方でアナウンスも聞き取りやすく、スタートフラッグが振り下ろされるのもよく見えました。
 スタートして直ぐ分かったのは、MXコースが結構マディになっている事。事前にMXコースの半分以上がカットになったのですが、もしかしたら水たまりどころか、泥沼になっていたのかもしれません。つまり、比較的マシなところを走っているはずですが、それでも昔、モトクロスやってた時のモトビのマディを思い出しました。
 これまでの練習で、クロストレイナーは2速よりも3速の方が走りやすい事が分かっていましたので、出走後ただちに3速にシフトアップ。こんなマディでもタイヤの良さにも助けられ(前がミシュランEDミディアム、後ろがIRC VE33S)、そこそこ気持ちよく走れる。コーナーで低速に落ちても、そのまま加速して立ち上がっていけるのは、やはり流石はX-Trainerです。
 ここで分かったのは、泥でグジュグジュしててワダチが南条も出来る様な路面は、アクセル開けて車速を上げていった方が安定する事。これはスクール通っている時に何度も習った事ですが、それが体感出来たのは今回が初めてでした。確かに、車体が浮いてばバネ上荷重で走っている感がします。こういう事だったのかー、と納得しながら、ウッズコースに入っていきました。

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ずらり勢ぞろいのエンデューロ部
たった一年で半分が外車

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例によって飯盒炊飯
ガスの入れすぎでしばらく生ガス噴いてました

★067
他のチームは、レース論やライディング論を戦わせる中
ウチらは「タッチ」の泣けるシーンで大盛り上がり


■ウッズで転倒

 とりあえず出だしは普通のちょっと上くらいだったので、そのまま上機嫌でGAIAウッズに突入。そこを出たあとのロックセクションも石の少ない旧40ロックをそつなく通過して、ジェラシックパークへ突入。下見もしてないので、手探りで前のバイクを追いかける様な感じで進んでいきました。
 今回のジェラシックパーク、順回りなのか逆回りなのか分かりませんが、上りよりも下りが多い様な印象を受けました。滑るウッズの下りなんて、以前は嫌で嫌でしかたありませんでしたが、バイクが良くなったお陰か、あまり怖いと感じず、慎重に下っていきました。ただ、なんとなく左側のラインを選んでいくと、岩がゴロゴロと進路を塞いでたり、うっかり丸太積んであるところに出たりで、そういうのを慎重に通過したり回避したりしているうちに、大分しんどくなってきました。
 ジェラシックパークは好きな所を走っていい代わり、行った先がコーステープで行き止まり、なんてのもあります。そこで急角度で進路を変えようとすると、ズベッと転倒。GAIA初転倒です。CRF450RXに比べたらクロトレは軽い方なのですが、これでも起こすのには体力が要ります。ちょっと休んで、気を取り直して再度発進。しかし、いくらも進まないうちに、今度は去年、渋滞が出来るほど難儀した坂(今度は下りで使用)を過ぎたあと、いきなり転倒。立て続けにコケると、痛くなくてもヤル気が失せる性分ですので、この時点で「今日はあまり走るに適さないかなー」といった気分になってきました。
 それでも続けて2周目に入ったのですが、GAIAウッズの26コーナー辺りで、なんにもない所でいきなりコケて、しかもコーステープを突き抜ける格好で転倒。さすがに「今日はあかんな。GAIAでこれでは話しにならんな」と感じました。とにかく息が整うまで休憩して、いつまでもそこに居る訳にもいかない、という感じで再発進。ジェラシックパークでは、もう3速では走れないほど車速が落ちて、2速でのろのろ、所々突っかかったりしながら、休み休み前進。もう競争どころではないな、という事でチェックポイントの先のピットエリアに入って休みました。

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いかにも出撃前のシーン
乗り手はともかく、バイクはカッコいいですw

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一斉スタートする90C
例によって人混みに隠れるワタクシ

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バイクの性能のお陰か、マディでも走り易かったです



■せめてチェッカーは受ける

 3周目からはジェラシックパークの勝手もだいぶ分かり、またクロストレイナーの性能のお陰で相当に助けられるところもあり、ノーミスで走破。しかし、突っかかるたびに体力を持っていかれる様な感じで、ヘトヘトになって再度ピットイン。走っててもそれほど楽しくないし、ここでヤメにしようかな、とも思ってました。
 タイムを見ると、1時間12分辺りを経過。そろそろL1が出る頃合いです。もし、最後の周回に出るなら、道中休み休みになる事もあって、早く出ないと、せっかく頑張って帰ってきても、計測時間が終わってノーカンになる可能性もあります。という訳で、萎えかけた気持ちを奮い立たせ、ヘルメットかぶって最後の周回に出向きました。
 とにかく、出た以上はチェッカーは受ける。その為には時間以内に帰らねばなりません。出来る限りミスはしない、ミスしても休まない。とにかく前に進む。クロトレはこの気持ちに応えて、どんな低速からでも瞬発力を発揮し、かつ無駄に暴れず、止まってもアクセル開ければ前に進み、よく曲がり、よく下り、よく上り、自分が適切に操作すれば、自分の期待通りに動いてくれました。やはり、これまで乗ってきたバイクの中で、もっとも出来の良いバイクです。
 そんなこんなで、最後の周回はノーミスで走り切り、無事チェッカーを受ける事が出来ました。最後にいつもの様にハイタッチがあると思い、低速ノークラッチでうまくゆっくり走れるか、と思ったら、今回は無観客開催という事でハイタッチなし。ちょっと拍子抜けでした。

もうちょっとアクセル開けた方が走り易いと思うのですが
この時点で結構ヘロヘロでした

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唯一下見した丸太セクション
この課題は練習してないので、実際に使われたらどうなってたか


■敗因と戦訓

 述べた様に、Beta X-Trainer250は、これまで自分が乗ってきたバイクの中で、(自分が乗るには)最高のバイクです。文句の付け所がありません。今回、何回か転けた訳ですが、車体の軽さ故に起こすのも比較的楽で、しかもキャブ車の癖にキャブのカブリが少ないのか再始動も早く、体力さえあればもっと戦えたはずです。
 後になって気が付いたのは、ウッズは無理に3速で行かず、2速に落としてエンジンに負担をかけない様にすれば良かった。おかしな話しですが、エンジンに無理させる様な走りをしている時は、自分も何かしら無駄に力を使っているもので、最初の周回で明らかに車速が上げられない状態なのに、「3速オートマ」を過信した使い方をしたのは、明らかに失敗でした。逆に、体力気力が萎えて3速に上げて走る気がなくなってから、2速でMXコースやGAIAウッズを走っていましたが、ここは3速で走った方が明らかに楽であったろうと思います。どんな優秀な兵器も、使い方を誤ると威力を発揮できないのと同じで、今回はクロトレの使い方を間違っていた様に感じました。
 見方を変えれば、クロストレイナーをレースで使うのは今回が初めてで、ケース・スタディをしたという風にも思えます。今までのバイクだと、疲れてヘロヘロになってる時に、3速で走ろうという気にはなれなかったのですが、それが後からでもそう思えるのは、低速からの加速に強いクロトレならではだと思います。
 もう一つ、自分の体力が決定的に落ちているという事。かつて、2012年から2016年にかけて、葛飾区のスポーツセンターで水泳やグループセンタジー、グループファイトをやってた頃に比べると、転倒3回でHEDみたいに休み休みやらねばならぬというのは、男性更年期の疑いがあったとしても、困ったものです。通勤時間も伸び、近所にスポーツ施設もなく、体を鍛える条件としては新小岩の頃に比べると悪いのですが、それでも時間を作って対策する必要を感じました。バイクが良くても乗り手がダメでは話しになりません。

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雨降る中、洗車して帰ったおかげで
重い山砂のGAIAの土の大半を落として帰る事が出来ました




《付録》雨の日の対策

 レースで雨が降る事はままあるのですが、今回は二日間ともほぼ雨で、設営時も撤収時も雨。そうなると分かっていたので雨対策をとったのですが、久々であった事もあり、気が付く点がいつくかあったので書き残しておきます。
 まず、雨が降っている以上、バイク降ろす時はどうしても泥足になります。長靴は必須なのですが、同行した嫁さんは、昔買った長靴が入らないという事態に。まぁ、体重が増えたからなのですが、現地で文句言っても始まりません。靴や靴下が濡れたら乾きませんので、裸足でサンダル履かせました。素足なら拭けば乾くからです。
 バイクを降ろす際は、荷室の床が濡れたり泥だらけになりますが、これは直ちに拭かないと夜寝る時に泥だの、それが乾いた砂の上に寝る羽目になります。なので、雑巾は多めに持って行き、拭くものが切れない様にしなければなりません。トランポの中は、何があっても乾燥状態を保つ必要があります。
 雨が降ってる中で、荷物下ろしたりテント張ったりと言った作業をするには、傘を差してという訳には行かず、レインウェアを着る訳ですが、これまで使ってきたゴールドウィンのGベクターは、流石に13年物という事で加水分解がめっさ進んでいてクッサクて嫁さんから苦情が出るし、米軍のポンチョは動きにくいという事で、これを機会にワークマン辺りで買い換える事にしました。

★123
大活躍のTOYZテント
こういう装備力は、やはり大所帯ならではです

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太い二人が寝るには窮屈な100系ハイエース







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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