WEX

2019年07月28日

 今年のWEXイーストは、バイクや身体、その他に支障がなく、第一戦から今回の第五戦まで、連続して参加する事が出来ました。今回の爺ヶ岳戦は、本年度前半戦の締めくくりのレースとなります。また、第一戦には間に合わなかったものの、第二戦以降、CRF450RX“ゲイレルル号”が安定的に連続して投入されてきた事もあり、マシン的な意味でも中間報告的なレースになるはずでした。


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今回はTOYZ Racing エンデューロ部は3名で参加
朝一番に乗り込んで、準備を進めます





■事前の準備

 前々回の戸狩(この時は試走のみ)、前回の神立で感じた事は、「2速で走るには遅く、3速に上げるにはトルクが足りない」という、「ちょっと何か足らん感」でした。そこでスプロケのセットを見直す事にし、リアが51丁だったのを52丁に変更する事にしました。もっとも、7月上旬に注文したところ、「入荷までに3週間ほどかかる見込み」との返事があり、運が良ければ爺ヶ岳に間に合うという感じだったのですが、今回は運が良くて直前に物が届きました。
 そもそもCRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”では前13丁、後52丁にしてたのを、どうして51丁にしたのか、今となっては思い出せないのですが、なんとなく「モトクロッサーの2丁増やし」みたいなイメージを持っていて、CRF450Rは49丁なので2丁増やしの51丁にしたのかもしれません。ちょびっと足らん感じは、この1丁分だったのだと思います。幸い、増えたのが1丁分でしたので、チェーンは116コマのママで足り、アジャスターだけ調整し直しました。
 さて、現地に持ち込んで、パドックで少しだけ動かしてみましたが、発進が実にスムーズ。450らしいガックン来る感じは全くなく、す〜っと動き出す。恐らく、450乗った事ない人でも安心して動かせそうです。これなら大丈夫、という事で、安心して前夜祭に突入しました。

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手前が51丁、奥が52丁
このちょっとの差が、ちょっと足りんとこを埋めます


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1丁増えても、チェーン116Lのままで
タイヤとスイングアームの隙間に問題なし

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1台だけサメの口描いてないのは
仲間外れしてるからではありませんw


■出だしから失敗

 昨夜は結構な大雨で、夜中9時にはタープテントの地面が浸水するほどだったのですが、雨は夜半過ぎには上がり、翌朝は雲間から青空が見えていました。しかし、こんな雨降った時の爺ヶ岳は、大概エライ事になるもので、過去にも何度もDNFした事があります。ガレ場は滑るし、ゲレンデはコネコネになるしで、とにかくタイヤとパワーが頼りのレースです。その点では、450にミシュランエンデューロですから、問題はないはずでした。ちなみにタイヤの空気圧は、前回の神立戦で前6後5でちょっと食いつきが足りない感じでしたので、今回は前5後4にしました。
 いつもの様にクエン酸水とアミノボンバーを摂取してから、早々にスタート地点に集合。するとどうでしょう、今回は90Cの最前列、しかもインベタ。目の前20メートルほどに第一コーナーが見えます。「これはもしかして、人生初ホールショット?!?!」と俄然やる気が出てきました。もう、ホールショット取れたら、あとはどうでも良いくらい、今回はホールショット狙いでいく決心をしました。
 前のクラスが発進したあと、スタートラインまで前進し、ギアを2速に入れてクラッチロックレバーを入れ、ヘルメットタッチして、日章旗が振り下ろされると同時に、クラッチレバー握って(ロックレバーが外れる)、アクセルオン!
 「うぉぉ〜〜ん!!」
 バイクが前に進まんやないかーい!自分の身体だけ前のめりになってしまいました。2速に入れてたつもりが、ニュートラルに入ってたみたいです。泡食って2速に上げて発進したものの、エンジンが唸るばっかで前に進む感が乏しい。今から思えば、この時点でクラッチ滑ってた様ですが、この時は取れるはずのホールショットが取れなくて、もうドッチラケの気分でした。

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夜2100時頃には、地面が水浸しになるほどの雨でした
早々にトランポに引っ込んで就寝


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ところが、翌朝は雨が上がり、雲間から青空が覗いてました

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去年の10月に走った時より、熟成が進んだゲイレルル号
どんな走りになるか、楽しみでした(この時点では)

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今回から投入した、アリエテのライディング・クロウズ
曇らないと定番のゴーグルですが
良し悪しを体感する間も無くDNF


■ギア入れたらエンストでDNF

 がっかりした気分を切り替えて、大渋滞の1コーナーを抜け、転けてる人らに巻き込まれない様に、取り敢えず巡航。5コーナーを抜けて、やはり渋滞してる6コーナーをどうにかパスして抜けようとしたら、6コーナーと7コーナーの間が雨でズルズルになってて突破に難儀し、ここで初めて「クラッチやばいかも〜」という気分になりました。
 そのあとはひたすら登りなのですが、雨で表土が流れたのか石がゴロゴロむき出して、転けたら痛そうな坂を、どうにも車速が乗らないバイクのアクセルを開けてトロトロ登り、雨のせいでカットになったファンウッズの入り口を横目にさらに直登。ところが、ファンウッズ出口を過ぎた辺りから傾斜がきつくなったのか車速が落ち始めて、ついに15コーナー付近で失速転倒。こんなところで止まると、降りてやり直すのも大変だし、そこから再スタートするのも大変だし、嫌な感じでした。結局、そこから再発進したのですが、この時点でクラッチは相当滑ってて、スタートに何度か失敗してようやく再発進したもの、1速で相当開けててもなかなか前に進まず、こりゃラジエターがヤバそうという事で、17コーナー手前の傾斜が緩くなった所で一旦止まって、バイクを冷やす事にしました。
 この時、水温計は108度くらい。リザーバータンクはブックブクに沸騰していて、取り敢えずファンが止まる85度以下になるまで休む事にしました。休憩中、坂の途中で転ける人を見物したり、17コーナーが渋滞するのは何でかと観察したり、それなりに目を楽しませる事が出来ました。
 さて、水温も下がったので、そろそろ行くかー、とクラッチレバーを握ってセルスイッチを入れてみると、エンスト。あれれ?おかしいと再度やってみると、やっぱりエンスト。クラッチ切ってるのにいきなりギアが繋がってしまいます。そこでニュートラルに入れてエンジン掛けてから、クラッチレバーを握ってギアを入れてみると、やっぱりエンスト。これまで、クラッチが滑ってクラッチ繋いでもエンジンが回ってるというのは何度も経験しましたが、その逆パターンは初めてです。
 どうにか動かそうとしましたが、どうにも動かないので、こりゃ今日はダメだな、という事でその場でDNF決定。爺ヶ岳という所は、走れる時は走れるけど、走れない時は走れないなぁ、とか思いながら、レース中の人らをボケっと見物してました。

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今回のコース図
結論から言うと、雨の影響はあまり無かった様に感じました
(走った範囲だけの感想ですが)

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8周走った他の二人とは
明らかに汚れ方が軽いゲイレルル号

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知らん間にブヨに噛まれたみたいですが
痒くなったのは、ウチに帰ってからでした





■DNFの後の体験

 しばらくその場でボケっとしてたのですが、そこは生憎日陰がないところで、マーシャルさん(珍しく女性だった)から17コーナー降りた先に日陰があるので、そこで休んで下さいと言われました。と言っても、バイクは動かんし、その17コーナーはみんな滑ったり転けたりで、どうもちょっと難しいっぽい。つまり、エンジン掛からん状態で突破できる自信がありませんでした。
 ところが、途中で声かけてくれた人(この人もCRF450RXだった)から、「セルが生きてるならセルスイッチ押しながら前に進めますよ」と言われ、その人に後ろを押して貰いながらチャレンジしてみました。キュルキュルと情けなさそうな音を立てながらも、バイクはちょっとちょっと前に進み、掘れて進みにくくなった17コーナーの左のラインもどうにか突破。そこの急な下りコーナーから先は、18コーナーの木陰まで、石ころが転がった下り坂です。ギアをニュートラルに入れ、車速ついたらブレーキ当てて速度を抑えつつ下っていったのですが、リアブレーキ使う足が結構疲れました。
 さて、木陰で涼しい顔してレースを見物したあと、レース終了後の撤収。自分はエンジン掛からないので、コースなりに帰る事が出来ないため、マーシャルさんに先導して貰って、ショートカットして帰る事になりました。基本的に下りなのですが、120ミニッツの2コーナー、90ミニッツの25、45コーナーの辺りが上りになっていて、そこを登りきるためにブレーキは一切かけずに一気に下って登り切ってください、との事でした。
 途中で止まっても困るので言われた通りにしたのですが、ここは120ミニッツで使うくらいですから、結構ガレています。そこをノーブレーキで降り、しかも結構な車速だったのですが、ビビリはしたものの、案外スムーズに下れました。実は前日、セクションスクールに出た友人から、「ファンガレはクラッチ切ってエンブレかけずに降りた方がスムーズに下れるって、コーチの人が言ってたよ」と聞いていて、それを聞いた時は、「そんなもん、車速ついてぶっ飛んだらどうするねん?」と思っていたのですが、奇しくもそれと同じ様な事をやったのでした。どうも、それは正解の様です。
 これまで、あんな車速でガレを下った事はありませんし、またブレーキかけてゆっくり降りてくるから、いつもフラフラしてたのですが、むしろある程度車速あった方が安定して走れるのかもな、と体感できる機会になりました。

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大した汚れではないですが
手洗いするよりケルヒャー使った方が全然楽です

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ご覧の通り、綺麗になりました
次戦に期待です


■後々の課題

 今回のバイクの不調については、若干の心当たりがあります。というのは、CRF450RXのクラッチレバーがあまりに重く、左手の操作が30分持たない事から、クラッチスプリングを半分に減らして対処しているのですが、必然的にクラッチを引っ張る力は半分になるため、クラッチの消耗が早いという事です。
 第二戦のGAIAで100分、第三戦の戸狩で40分(セクションスクールのみ)、第四戦の神立で100分と、爺ヶ岳に来るまでにエンジン稼働時間は約240分だったのですが、クラッチおよびスプリングの耐久時間を超えていた様です。爺ヶ岳戦の後にクラッチを交換する事にしていたのですが、前倒ししていれば、もっと走れていたかも知れません。
 CRF450RXのクラッチに関しては、別項で改めて考察しようと思うのですが、個人的には、「操作性を優先する為に機械的な犠牲が生じるのであれば、限界に達する前に部品を交換して性能を維持する」というやり方には異論も違和感もありません。これは軍用機などでもしばしば行われてる対策ですので、元ミリオタの自分としては、むしろ親近感のある対策です。
 もっとも、マメな交換という事になれば、それだけお金もかかる訳ですし、出来れば耐用時間が伸びるに越した事はありません。もし、他の方法で対策できるならそれも試してみたいと思います。自分が乗っているゲイレルル号は、こうした事情があるのだという事を知って頂ければ幸いです。








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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年06月23日

 前回の戸狩戦は、ジャンパー膝のため、本戦は走れなかったのですが、週明けに整形外科に行って貰った薬を飲んだら、一発で治ってしまいました。こんな事なら早く行けば良かったです。その戸狩では、セクションスクールで36分ほどしかエンジン回してませんので、オイルもまだ元気ですし、新投入のミシュラン・エンデューロミディアムも新品ヒゲが残った状態です。あいにくの梅雨で練習には行けなかったのですが、その代わり、何の準備の必要なく、神立戦に臨む事が出来ました。


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0.1トンの目方も物ともせず
ガレ坂を驀進するCRF450RX“ゲイレルル号”






■久々の雨

 6月下旬ともなれば、梅雨真っ最中な訳でして、しかも今年は週末に雨が降る傾向があり、今回の神立戦も雨が降ったり止んだりの状況で始まりました。今回、初開催となった神立高原スキー場は、南魚沼市のちょっと南の方、関越自動車道の湯沢インターチェンジの直ぐそばにあります。今回は少々寝坊して、0430時に出発したのですが、現地には0700時過ぎに到着しました。意外に早くて、道中休憩する事もなく直行でした。もっとも、あまりに早く着き過ぎて、パドックが開放されるまで小一時間ほど待たされました。
 TOYZ Racing エンデューロ部は今回、全員朝一番に集結、パドック開場と同時に突入し、「神の湯」に近いところに陣取ったのですが、後で「神の湯」は夏季休業中でトイレさえも使えず、トイレはパドック中程の建物の中にしかないと分かり、トイレまで往復するのが難儀な場所に陣取った事が分かりました。テント立てたりバイク下ろしたり、あれこれやっても1000時頃には準備が終わってしまい、あとはダラダラ。もっとも、雨は降ったり止んだりで、大降りではないものの、セクションスクールで前の日に濡れたくない感じ。そこで、XRでスタート地点まで行き、コースの様子だけ見る事に。意外だったのは、ここに来る道中、結構雨が降っていたのに、スキー場自体はそんなに湿ってなかった事。水捌けが相当に良いのか、セクションスクールから帰ってきたバイクを見ても、ほどんど汚れてませんでした。
 そんなこんなで、ゆったり時間を過ごし、1600時に事前受付を済ませると、直ちに風呂&買い出し、そしてパドックに戻ってから夜の宴会、みんなしっかり寝とかないと翌日キツイ事が最近分かって来たので、2100時には就寝しました。

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早々と到着
パドックの場所取り合戦のため、早めに着くのが吉です


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こんな感じで、ずっと曇天
右下に見える「神の湯」が休業だったのは残念!

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直ちにパドックを設営
最近手慣れてきて、サッサと展開できる様になりました


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夜の内に雨が降る可能性もあったので
バイクはテントに格納しました

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昼前にはやる事がなくなりますが
まぁー、このまったりタイムがまたヨロシイもので


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雨も降ったり
こういう時にデカいテントがあると有り難いです


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最近、レースの前夜祭というより
 BBQ付きレースという感じになってきましたw




■濃霧

 夜の間はほとんど雨が降らなかった様です。途中、トイレに起きましたが、一晩中、パドックに照明が点いてたので足元が危なくて助かりました。もっとも、トイレまで遠くて、あと少しでチビリそうになったので、できれば仮設トイレが欲しいところです。
 さて、朝は0600時に起床。ヘルメットのGoProもキャメルバッグも、何もかも昨日のうちに用意できているので、あとは着替えて、出走30分前にアミノボンバー飲んだら準備完了です。予報では昼前くらいまでは曇りで、90ミニッツは雨にやられなさそうでした。
 予定通り、0800時にゲレンデに着いてみると、ゲレンデの上の方が濃い霧に隠れて何も見えない。霧というより、雲に隠れている感じです。そのままスタート地点に進入して待機していたのですが、「今日は濃霧のため、ローリングスタートとします」とのアナウンス。WEXにしては珍しい事ですが、どうやら濃霧で先が見えないらしく、1周目は鈴木健二選手の先導による下見ラップとなった様です。
 という事で、1周目はのんびり行くもんだと思っていたのですが、先行した鈴木健二選手の車速がローリングスタートとは思えない飛ばし方。そして我々Cクラスも、なぜかヘルメットタッチして、いつも通り日章旗が振られたらスタート。そして直ぐに競合い。ローリングスタートって、前走者を抜いたらいかんと思っていたので、ちょっとびっくりしましたが、とにかくレーススタートです。
 とりあえず、ゲレンデをグイグイと登っていき、9コーナーまで到着。ここから先は登りのガレセクションで、既に先行してた人らがヒッチャカメッチャッカになってるのをすり抜けて、奥のアウト側からチャレンジ。一旦止まってしまったので、しっかりリアをグリップさせて、空転させない様にアクセルをじっくり開けて再発進。どうにかクリアしました。
 ガレセクションの後は、ゲレンデ上部に向かうのですが、本来ならここはカチ開けポイントなのでしょうが、濃霧で有視界10メートルくらい。元気よく行かねばならない中も、慎重を要しました。上部を横切って28コーナーからは、ひたすら下りです。自分は下りが苦手な上に、視界も悪く、嫌が上でも安全運転です。抜きたい人には抜いてって貰いました。
 そんなこんなで、下見代わりのローリングスタートは無事終了。気張る必要があるのはガレセクションくらいで、あとはいい感じのクロカンコースである事が分かったので、元気に次の周回に向かいました。

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ローリングスタート聞いていたのですが
出だしから競り合いでしたw


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全体的には、視界が悪い以外は
走り易かったと思います


■実にJNCCらしいクロスカントリー

 さて、そんな具合で2周目に突入したのですが、気になるのは9コーナーからのガレセクション。さっきはアウトから行ったのですが、今度行ってみると、どう見てもインから行った方がフラットで距離が短い。他の人がワチャワチャしてるのを脇目も振らず登り切りました。むしろその先に続くガレの方が、気をぬくとエンストしてしまうので、気合いが必要でした。
 上部に抜けてホッとしていると、いきなり後方からエンデューロ部のW田ちゃんに追い抜かれました。ここは隊長の沽券に関わるので猛追したのですが、如何せん、最近のW田ちゃんは直線では早い。相当頑張ったものの、苦手な下りセクションに入り、しかも34コーナー手前がズルズルになっており、ここでエンスト。周回遅れが決定しました。JNCCのレースって、周回する度に路面の状態が変化する事が多いのですが、今回もその例にもれず、ここから先の路面は周回する度に悪くなっていって、降下するのに相当慎重を要しました。下りに弱いと、他の人なら活かせるチャンスも活かせません。
 ちなみに、TOYZ Racing エンデューロ部の隊員は、エンデューロ始めて2年くらいしか経ってないのに、みんな相当に腕を上げて、自分など車速では敵わなくなりつつあります。まぁ、これは今に始まった事ではないですが。しかし、世の中よくしたもので、直線でズビズバ抜かれても、例のガレセクションで彼らは大抵トチってるので、そこで抜き返すというのが、今回のレースの特徴となりました。


いっかな450と言えども
2速で引っ張る走り方では、ブチ抜けませんねぇ



■最後は10周フィニッシュ

 5周目くらいはカウントしてたのですが、そこから先はもう何周走ったか分からん感じになってきました。しかし、今回はこれまでみたいに息が上がったり疲れ果てたりという事がなく、転ける事もしないので(1回だけ転けた)止まりどころがなく、給水のために30秒ほど止まる程度でした。
 ラップタイムも大体8分半から9分くらいのペースを最初から最後まで維持していて、チェックポイントのタイマーを見ながら計画的に走る事が出来ました。最近、残り5分程度でL1が出るという、最終周回はノーカンパターンが多かったのですが、今回はそんな意地の悪い事もなく、L1を余裕持って走りきることが出来ました。体感的には9周くらいのイメージだったのですが、結果としては10周でした。もっとも、10周走った人の中では最下位で、90ミニッツ総合で90/161位と、中の下の出来栄えでした。
 今回のレース、心配されてた雨も90ミニッツではあまり降らず、バイクも激烈マディな汚れ方はしなかったのが幸いでした。が、それでも抜かれる時に食らった干し草混じりの泥は結構付いてて、帰ってからヘルメットから装具まで全部一式、手洗いしました。
 クロスカントリーも、最近流行りのハードエンデューロの煽りを食らって、難セクションがあったりする事も多いのですが、今回の(前回の戸狩もですが)神立戦は、実にクロカンらしいレースが楽しめました。

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全員無事に帰還
11周から8周と健闘しました


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ペース落とさず最後まで走れたのは
個人的にはよく頑張ったかなと思います



■評価・反省

 まず評価できる点から。Motoshop TOYZのマックさんから勧められたアミノボンバー、GAIA戦から摂っているのですが、これの威力が凄い。これまで、30分も走ったら疲れてしまって、その後は惰性で走っている様なもんだったのが、これを出走30分前に飲んでおくと、90ミニッツの最後まで気力と体力が持ちます。それなりに値段して、また決して美味いものではないのですが、これは絶賛オススメです。
 次にミシュラン・エンデューロミディアム、これは前回の戸狩戦のセクションスクールから投入したのですが、このタイヤの戦闘力は相当なものです。ブロックハイトの低いFIMタイヤですが、その代わりエアーボムが大きく、接地面が広い。体感的には、しっとり吸い付く様なグリップ感がします。今回は、下草のあるゲレンデ、ガレ場、滑る土の路面、土と砂利のダートを試す事が出来たのですが、そのいずれにおいても十分なグリップを発揮しました。また、キャンバーに強いタイヤでもあります。下りのチュルチュル路面では流石に滑りましたが、もうちょっと空気圧を落とせば、グリップしたかもしれません(今回は前0.6、後0.5)。あと、余談ですが、アスファルトの道でのグリップ感が半端なく良いです。
 これまで、抜かれる時は抜かれて、決して自分のペースは崩さない様にしてたのですが、今回は一度だけ猛追をかけました。結局抜き返せず、エンストして転けましたが、自分より早い人に引っ張ってもらうのは、自分の速度感を上げるには良い練習になります。モトクロスやってた時は、こうした練習もやってたのですが、今度しどきなどの広いコースでこういった練習をしてみようかな、と思いました。
 反省点としては、後で自分が走ってる動画を見て、もうちょっと速度感のある走りが出来なかったのか、と感じました。毎度感じるところですが、今回はアクセル開け開けのコースですし、3速くらいで走っても良さそうな所ですが、実はずっと2速でした。最近、ちょっと感じるのは、思い切り良い操作をするにあたって、ほんのちょっとだけ、何か足りない感じ、安心感というか気合いというか、そういうのがあります。もしかしたら、セッティングを少し見直した方が良いかも知れません。

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威力絶大だったミシュラン・エンデューロミディアム
高いだけに、良いタイヤです

嫁さんの撮影の腕が上がって
良い感じの絵を沢山撮ってくれました



 





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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2019年05月26日

 今年はWEXイーストを中心に頑張るつもりです。という訳で、体の方も特段の異常(とはいえ、ちょくちょくこむら返りになったりはする)もないので、第3戦もエントリー開始と同時にエントリー&振込を済ませ、やる気満々で臨みました。


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新しく初めてのコースには、やっぱり新品タイヤ





■事前の準備

 前回のGAIA戦の後、そろそろCRF450RX“ゲイレルル号”のタイヤ交換をせないかんなー、と考えていたのですが、問題はどのタイヤにするか。フロントがiX07S、リアがVE33Sの組み合わせは、各地でオールマイティーさを遺憾無く発揮してきたのですが、そこでMotoshop TOYZのマックさんから紹介されたのが、ミシュランのエンデューロミディアム。FIM規格対応のタイヤで、ヨーロッパのえげつないエンデューロでは、むしろこの手のタイヤが主流になりつつある様です。サイズは前が90/100-21、後ろが140/80-18と、今使ってるのよりもぶっといサイズですが、450ならそのくらいの方が良いだろうと判断しました。
 という訳で、先日買ったユニットのポータブルタイヤチェンジャーを初めて使って、一年ぶりにタイヤ交換しました。ミシュランといえば、昔モトクロスやってた頃は、よくMH3を使っていたのですが、結構硬いイメージがあったのですが、この新型のエンデューロミディアムはそれに比べたら柔らかく、リアなどリムロックが2つも入っているのですが、比較的簡単にタイヤ交換できました。もっとも、VE33Sに比べたら硬いのですが、そこは経験でカバーしました。
 履かせてみての感想は、リアは140/80なんですが、国産のタイヤと比べると細い。110/100のVE33Sとさほど変わらない感じ。ブロックハイトもFIMタイヤだけに低く、パッと見た目、「こんなんで大丈夫か?」といった感じ。ただし、タイヤ本体のエアーボリュームはVE33Sよりも大きい。これだ大事なのだそうです。
 事前の練習は、前回のGAIA戦との間がなくて日程が取れなかったのと、ゴールデンウィーク10連休にお金使いまくって財布が厳しかったので、行えませんでした。まぁ、戸狩スキー場も糸魚川レベルであろうと予想してたので、どうにか走れるだろうと踏んでました。そんな事よりも、22日あたりから訳もなく右膝の皿の下が痛くなってきて、大丈夫かなぁという感じ。ロキソニンテープとロキソニン錠で誤魔化しましたが、心配でした。

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コンプレッサーを買おうか迷ってたのですが
最近は嫁さんをコンプレッサー代わりに使ってますw


■のんびりダラダラ

 さて、戸狩温泉スキー場は、高速道路で言えば上信越自動車道の豊田飯山IC付近なのですが、何分にも初めて行く所なので、余裕持って行くために朝0300時起床、0400時に出発しました。ところが道中渋滞は一切なしで、途中、朝ごはん食べたものの、0830時前には到着しました。案外近いです。もっとも、この頃には早くもちらほらパドック入りしてる人が居て、やっぱり早めに行かんと良いとこは取れないっぽいです。
 TOYZ Racing エンデューロ部からは、今回は自分とワダちゃんの二人だけが参加で、どっちも同時に着きましたので、直ちにパドックを設営し、バイク下ろして準備して、1000時にはやる事が無くなってしまいました。ところが周りも随分とのんびりした感じで、誰も下見にも行こうとしなければ、エンジンもかけない。ボケッとした感じです。もっとも、ボケッとするのが好きなので、ボケッと雑談してました。
 普段なら、セクションスクールは走らず(前日走ったら当日走る気なくなるから)、歩いて下見に行くのですが、マップを見るとスタート地点に行くのも結構難儀するほどの距離があり、その先のコースはとても歩いて行ける様な感じじゃない。それよりも、どうにか痛み止めで痛み抑えてる右膝の様子が気になって仕方ありません。
 しかし、「下りの水切りの溝が相当ヤバイ」という情報もあり、初めて走るコースという事もあって、やっぱりセクションスクール走ろか、という事になりました。気温は一体何度あったのか分かりませんが、ウェアに着替えるだけで汗だくになるほどの暑さでした。

2019-05-25 10.09.48
朝から猛烈な日射で、テントで日陰作らないと耐えられません
もっとも、日陰だとそよ風もあって涼しいです


2019-05-25 15.44.10
温泉の前で売ってたかき氷
値段は良いとして、シロップが少な過ぎ
速攻コーラ入れて飲みました


■セクションスクール

 驚いたのは、パドックからスタート地点までは、一部公道がある為にエンジン止めてバイク押して上がらねばならない事。近所に民家もある事から仕方ないのでしょうが、450を押して上がるのは結構しんどかったです。さらにスタート地点はこれまた結構な登り坂で、ボケッとしてたら坂道発進に失敗しそうです。
 スタート直後はひたすら登り。それもそこそこ斜度のある登りで、出来ればアクセル開けて走りたいところですが、前走車はいっぱいだし、砂埃で前どころか地面も見えないわで、慎重運転を強いられました。もっとも、そこは450の良いところで、どんな低速でもアクセル開いてる限り登っていきますし、このパワーがあれば、大抵のところは登れるといった感じでした。
 登りきったところが、今回、一番見晴らしの良い所とされているのですが、そんなもん鑑賞しとる余裕のないほど暑い。セクションスクールだからとナメてキャメルバックを背負って来なかった事を後悔しました。
 ここからはひたすら下りなのですが、これが結構しんどい。しかも最初のうちはキャンバーの葛折りで、しかもススキだか何だかが猛烈に滑りやすい。あちこちで滑って転けてるのですが、自分は止まり止まりしながら、どうにかノーミスでクリア。そこから先も延々と下りなのですが、調子こいてるとコーナーで曲がれないとか、水切りやU字溝にはまるとか、そういう光景をそこここに見つつ、慎重に降下していきました。
 全体的なイメージとしては、登りが4分の1、下りが4分の3と、計算の合わない感じなのですが、とにかく下りが長い感じで、しかも地面はボコボコしてるのでシッティングしてる暇もない様な感じで、この時点ではどうにか持ってる右膝が、明日はどうなるか心配でした。

2019-05-25 19.38.05
晩に食べた飯盒飯とノザキの牛肉大和煮缶
旧軍の野戦炊事ですが、好評でした





■右膝のせいでDNS

 セクションスクールが終わったら、いよいよやる事がありません。ところで、戸狩温泉スキー場はパドックのすぐ上が温泉で、しかも売店もあって、わざわざ風呂入りに出かけたりする手間がありません。なので早々に温泉に入りにいき、ゆっくり夕涼みしてから受付を済ませ、1700時には前夜祭スタート。勝沼だったら風呂行ったり買い物行ったりで、プラス3時間くらいは時間が遅くなりますが、この手早さは非常に有り難かったです。そんなこんなで、2100時頃には腹も膨れてしまい、早々に就寝しました。
 ところが、明け方の0300時頃、おしっこしたくなって目が覚めたのですが、右膝がかなり痛い。地面にに膝着けないほど痛い。これは参ったなー、と痛み止めを飲んで様子見る事にしたのですが、0600時に起きた時も全然薬が効いてない感じ。頑張って走ろうというより、「こんな膝であんな延々とした坂下れんのかいな」と行った感じ。かなり悩みましたが、痛いのには勝てないので無理せずDNSしました。
 ちなみに、千葉に帰ってから整形外科に行ったところ、膝の軟骨が若干削れてるけど、それは今は気にする必要なし。膝の他の部分も異常がないが、皿の下の靭帯が炎症を起こしていて、いわゆるジャンパー膝というやつでした。最後にまともにジャンプ飛んだのは、デコボコランドのクローズの時以来なのですが、それでもこんな故障をするものらしいです。

2019-05-26 06.09.30
どうせなら、走ってる間に痛くなってDNFの方が良かった
でも走った隊員曰く、「あの下りでは膝壊す」との事

D7iYM-gVUAA35T_
この2番のとこが痛かったんですよね


■FIMタイヤの印象

 今回珍しく、というか、半分仕方なしに走ったセクションスクールですが、これ走ってなかったら、何しに行ったか分からん事になってました。まぁ、初めて開催されるコースは、可能な限り下見した方が良いので、やっといて良かったと思います。せっかくだから、GoPro動画を撮っておけば良かったです。
 期待していたミシュランのエンデューロミディアムは、期待を裏切らないタイヤでした。VE33Sが指を立てて地面をかく様なグリップ感なのに対して、エンデューロミディアムは手のひらでしっとりグリップする感じ。草地、乾いた土、湿った土、木の根っこ、さらにはアスファルトの道でも、しっかりグリップする感じがあり、かつ車体を傾けても面で支える感じがして、非常に好印象でした。特に良いなと感じたのは下りで、ブレーキの操作がちゃんとフロントに伝わってる感じがして、延々下りが続く戸狩では有り難かったです。
 今回は大晴天の完全ドライな状態でしたので、雨降った時のマディやチュルチュル路面ではどうか分からないのですが、それはおいおい試してみないと分かりませんが、自分が主戦線にしているWEX級のクロスカントリーでは、このタイヤの方が向いているかもしれません。

2019-05-25 10.09.55
次回までに膝を治して、今度は本番で試してみたいと思います








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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年05月05日

 去年の今頃は、右足が蜂窩織炎でエライ事になってしまいレースどころでなくなってしまったのですが、今年は有難い事に平穏無事です。お陰で、WEXイースト第二戦にも出る事が出来ました。しかも、半年不動だったCRF450RX“ゲイレルル号”もようやく直り、やっとこ主力機での参戦が叶いました。今回は2年ぶり2回目のワイルドクロスパークGAIAです。


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おそらく、90ミニッツで難儀した人が多かったであろう
ジェラシックパーク入って直ぐの右登り坂




■事前の準備

 ゲイレルル号が帰ってきたのは3月20日で翌21日に成田MXPで試走した訳ですが、この時感じたのは、「半年ぶりに乗ると勘が鈍ってるなー」という事でした。各種セッティングは去年の三宅島で完成の域に達しているのですが、やっぱり半年乗ってないと、乗っているというより乗せられている感じ。なのでまぁ、GAIA第二戦はどっちかというと、体をバイクに慣らす為の練習試合みたいな感じになるかな、と思いました。
 さて、そのGAIAですが、2年前に走った感想から、まぁ余程の悪天候でもない限り、そんなには苦労する事なく走れる、という風に考えていました。なので、タイヤも去年から履いている少々角が丸くなったVE33s(フロントはiX-07W)のままで臨み、GAIAが終わったら新品タイヤに履き替える事にしました。2年前はAT81でも余裕で走れたのですから、これで十分なはずです。
 気になるのは、去年辺りから作られたロックセクション。動画で見る限り、行けそうでもあり、行けなさそうでもあり、何とも言えない感じ。まぁ、無理でもエスケープもあるので、ダメそうならそっちに行けば良いのですが、ともあれ現物見てから考える事にしました。

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TOYZ Racing エンデューロ部は
夜半に集結完了

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今回、90ミニッツは全部で150台ほど走ったらしいです


■下見

 開場は1000時という事なのですが、四街道に引っ越した関係で、その時間に入場しようとしたら、朝0430時起きの0500時には出発しないと間に合いません。なのでその通りに行動し、途中、あまり高速道路が混まなかった事もあって、0930時にはGAIAに着いたのですが、すでに結構な数のトランポが入っていて、お目当の場所は取れませんでした。でもまぁ、上手いことTOYZ Racing エンデューロ部の場所取りをして(本隊は榛名で合宿中)、SNSで知り合った人らと旧交を温めつつ、バイク下ろしてのんびり準備しました。
 バイクの用事が済んだので、コースの下見。と言っても全部回るのはしんどいので、ロックセクションとウッズだけ見る事にしました。とっても、全体の3/4は見て回る感じです。
 ロックセクションは第1パドックの目立つ所にあります。40ミニッツ、90ミニッツ、120ミニッツの3種類があり、自分は90ミニッツなのですが、ぱっと見た目、「やれそうでもあり、やれなさそうでもあり」と言った感じ。岩ゴツゴツの120ミニッツは論外として、石が小さくてもゴロゴロ動く40ミニッツに比べれば、石が締まった90ミニッツはまだしも突破し易そうです。が、こうしたセクションは苦手中の苦手で、爺ヶ岳のロックンロールリバーでも徐行以上の速度で走破しきれた事はありません。しかも、転けたら結構痛そうです。怪我は一切出来ない身の上なので、練習でもやった事ないセクションを本番でやるのはどうなのよ?という考えが頭から離れません。エスケープはあるのですが、それなりに距離があって、たっぷり30〜40秒はロスが出そうです。
 ウッズセクションは、一つ目のGAIAウッズは2年前とさほど変わらず、むしろラインがしっかり出来て簡単そうでした。二つ目のジェラシックパークは、前回よりもやや複雑化しており、特に入って直ぐの右コーナーからいきなり登りのセクションが渋滞しそうな感じでしたが、あとは概ね楽しんで走れそうな感じでした。

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これがロックセクション。真ん中が90ミニッツ用
行けそうでもあり、行けなさそうでもあり

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結局、今回はエスケープしました


■安全安心の走り

 前日はTOYZの面々が来るのをずっと待ってましたが、2200時回ってもまだ到着しなかったので、待ちきれずに先に寝ました。途中、おしっこに起きてみると、空は満天の星空、明日は掛け値無しの晴天間違い無しを確信して再び寝ました(シュラフカバーをかけないとかなり寒かった)。翌朝は0600時に起床。例によって準備は前の日に済んでいるので余裕でしたが、今回は初めて投入するAMINO BOMBERを忘れずに服用しました(詳細は後述)。
 90ミニッツの出走は0815時から。総勢160台余が順々に出走していく様は、いつも壮観に感じます。この出走の場面がいつも仄かな緊張感があって好きです。もっとも走り出したらそれどころでなく、前の転けたのに巻き込まれない様に、かつ自分自身も安全に、確実に走る事に専念します。MXコースからGAIAウッズを抜けて、いよいよロックセクションへ。この直前まで、ロックを行くか迷っていたのですが、自信のない事は止める事にしてエスケープへ。エスケープはそこそこタイトなコーナーが連続するのですが、CRFの旋回性に優れた特性を活かして楽にクリア。続いてジェラシックパークへ。案の定、昨日下見の時に「渋滞しそうだ」と思ってた右登り坂が既にえらい感じになってましたが、とりあえず1周目は下見で歩いた一番右のラインをゴリゴリ突破。でも次からはライン変えないとダメだろうな、と思いました。その後はまぁ、慎重に進んだりアクセル開けたりと、いい感じに走りました。
 その後、コケる事なく周回を重ねていくのですが、何せ転けないし、息が上がるほどの難所もないし、とにかく止まらない。なのでキャメルバッグを吸ってる暇がない。3周目にはもう口の中がカラカラで舌も動かない感じです。仕方なしに、ロックセクションのエスケープに入ったら減速して給水する様にしました。その後、一番の難所になったのは、ジュラシックパーク入って直ぐの右登り坂で、450のパワーに物を言わせて突入するも、3回もスタックスイーパーに助けて貰わねばなりませんでした。
 そんなこんなで、最終周。これまで無転倒だったのが、ジュラシックパークの例の坂の手前で、前が詰まってるのに気がついて止まったら、右足が地面に着かなくて転倒。やっとこ起こして坂にチャレンジしたら木の根っこに引っかかってスタック。助けて貰ってどうにか突破したものの、どうにもしんどくて、邪魔にならん所で休憩。それも3分ほどで切り上げて、あとは淡々と走って、ついにチェッカー。ここ最近、まともにゴールした事がなかったので、久々の完走となりました。

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GAIAは難所はまずなくて、気持ち良く走れます

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450らしからぬ車高の低さで、安心安全のライディングです

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久々のハイタッチで、いきなりエンストwww


■前回との比較

 前回のGAIAはXR230“パンツァーファウスト号”で参戦したのですが、その時の印象は、とにかく「ダラ〜〜ん、ダラ〜ん」とした走りで加速感が乏しく、前に進むのにパワー食う様な感じでした。今回のCRF450RX“ゲイレルル号”は、流石は450で、ちょっとアクセル開けたら背中押してくれる様な感じで、前に進むのが楽。決して軽いバイクではないのですが、エンジンが強力なお陰で、登坂や加速ポイントで楽出来ました。
 2年前のGAIAでは、地面が掘れる様な場面は全くなく、足つきの良すぎる(つまり車高が低い)XR230でも特別苦労はしませんでしたが、今回は例の右登り坂が序盤から掘れ始めたので、車高が低くパワーもないXR230だと結構苦労したと思うのですが、その点、適切な足つき性にしてあるCRF450RXはパワーと相まって、それなりにそつなく突破する事が出来ました。
 結果を見てみると、やはりロックセクションをエスケープしたロスはかなり響いていて、それで1周多く走れなかった結果でした。この点については批判される向きも多いかとは思いますし、自分としても反省して、ガレだの岩場だのに対する耐性をつける練習を行いたいと思います。

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背中を押してくれる様な加速感が嬉しかったです

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ロックセクション行ってたら、1周多く走れたか?


■次への所見

 今回、初投入したAMINO BOMBER。モタード部から「疲れない、後半で踏ん張りが効く」と言われて試してみました。いつもなら中盤過ぎには「しんどいしんどい」と小言が多いのに、今回はあまりボヤキもせず、しかもベストラップは最後から2周目に出るという風に、確かに効果は大きい様です。まぁ、この手のサプリに共通してるのは結構クソ不味いという事で、舌の上にさらさらと顆粒を落として水で流し込むも、後味の悪さにウガイをしないと堪らんのですが(この動画の冒頭シーン)、効果の大きさから、良薬口に苦しという事で、これからも使おうと思います。
 タイヤは、上に述べた様に、去年から引き続き、前はiX-07W、後ろはVE33sを使いましたが、十分な性能を発揮しました。しかし最近ちょっと思うのは、450にも関わらず、タイヤサイズが前は80/100-21、後ろは110/100-18と250並の太さで、ちょっと物足りない感じがします。最近、FIMタイヤが良いって話しもよく聞きますし、それなら太いのもあるので、お金に余裕が出来たら試してみようかと思ってます。

 









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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年03月31日

 今年もやってきたウィークエンドクロスカントリー東日本の開幕戦。諸事情色々ありましたが、今回もちゃんと参加してきました。大事な事は、「たにし、ここにあり」と言うところを示す事です。その甲斐あってか、今回も多くの方々にお声がけ頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。



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前夜の雨が大したことなくて、急に元気になりましたw





■取り巻く状況

 実を申しますと、今回のWEX勝沼に参加するには、いくつかの障害といいますか、問題がありました。
 一つ目は、去年、職場での配置が変わり、年度切り替えの関係で4月1日は早番で出勤せよ(かつ絶対休んだらダメ)、と言われていた事。つまり、絶対ケガは出来ない訳で、レースでうっかりケガなどして休む羽目になろうものなら、ライダー人生が終わる前に勤め先がアウトになる可能性がある。そんな時は、大人しく家で休んでた方が社会人としては利口と言うものです。
 二つ目は、CRF450RX“ゲイレルル号”が今だに直っていない事。Motoshop TOYZでも鋭意取り組んでくれているのですが、ホンダサービスに聞いても原因が突き止められないほどの故障で、半年ほど店に留め置きになっています。となると、練習機に格下げしたXR230“パンツァーファウスト号”で出るほかありません。
 しかし、考えようによっては、非常に足つき性の良いXR230であれば、よほどの事がない限り、転けて怪我するなんて事はないですし、雪降ってズルズルだった勝沼でも、曲がりなりにも自分自身は無傷で帰ってきたのですから(バイクの方はクラッチ焼けましたが)、むしろXR230だったら安全に走れるのではないか。その様に考えて出走する事に決めました。

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今回も開場同時に入場
クロスパーク勝沼は比較的近いので助かります

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創部以来、エンデューロ向きに改装されて来たバイクたち


■事前の準備

 XR230“パンツァーファウスト号”は、2017年のWEX GAIA戦の後、嫁さんに充てがう為に、車高、ハンドル周りをノーマルに戻しました。今回、足回りやハンドル周りはそのままとし、シートだけ特注のハイシートに替えました。せっかく作ったものですから、使わんと損と言うものです。
 タイヤは前後ともダンロップのAT81。IRCのVE33Sの威力を知ってしまってからは、今さらAT81かぁ、と言う感じなのですが、XR230のスイングアームは他のバイクよりも短く、110/100-18といった一般的なエンデューランサーが履くタイヤだと、マッドガードに擦れてしまい、マディだったりすると泥や土が詰まって動かなくなってしまいます。となると、100/100-18の小さいサイズのあるAT81くらいしか選択肢がありません。
 タイヤ選びに重要な要素となるのは天候なのですが、予報では、事もあろうに前日の晩にまとまった雨が降るとの事。まぁ、クロスパーク勝沼のレースにありがちな事ですが、雨が降ったらズルズルは確定です。となると、AT81の様な硬めのタイヤでエアー全抜きくらいが丁度良い。もし予報が外れて雨が降らずドライなら別にAT81でも構わない、この様に判断しました。

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途中からこむら返り起こしかけた右足を引きずってました
今朝、こむら返り起こした左足はマシでした


■前日

 いつもの様に開場同時に入場を果たすべく、準備は全て週の間に行い、出発前夜は早めに寝たのですが、なんと丑三つ時の0330時ころ、伸びをした拍子にいきなり左足のふくらはぎがこむら返りを起こし、激痛で起床。痛いだのギャーだの喚きつつ、嫁さんに足のつま先押してもらったり、タオル持ってきてもらったり(これを爪先に引っ掛けて引っ張って、ふくらはぎを伸ばす)、あれやこれやと30分ほど痛い思いをして、やっとこ二度寝。その後、予定通りに起きて出発したのですが、こむら返りの跡が痛怠い感じが残っていました。
 予定通り、いつもの第3パドックにTOYZ Racing エンデューロ部の面々の陣取りをし、バイク下ろして準備したりして、セクションスクールが始まる前に徒歩でコースの下見に出発しました。クロスパーク勝沼は山のコースなので、その下見も山歩き風なのですが、普段の運動不足がたたって結構しんどかったです。コース自体は去年と同じくらいの難易度に感じましたが、今夜の雨でズルズルになる事を考慮して、エスケープや滑りやすそうなラインを重点的に下見しました。
 ところが後半のウッズに差し掛かる頃、今度は右足のふくらはぎがこむら返りっぽい感じに。うっかりすると「入って」しまう状態で、そろそろとビッコを引かないと歩けません。それ以上歩くとかなりヤバイ感じなのと、その先は大体コースが分かるので、下見を中心。パドックに戻って、ふくらはぎ伸ばしたり、湿布貼ったりしたのですが、痛怠い感じはレースが終わった後も続く事になりました。

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盛大に降り出す雨
もう、どうとにでもしてくれデスw


■本番は晴天

 予報の通り、夕方辺りからポツポツを雨が降り出し、温泉行って飯食ってパドックに戻って来る頃には、結構まとまった雨になってました。まぁ、そうなると分かってましたし、みんなチュルチュルの勝沼がどんなもんかは、大体経験済みですから、「もうどうとにでもしてくれ」って感じで気楽なものです。夜は早めに休みましたが、雨は夜半には上がり星空が見えてました。
 明くる本番当日。随所に雨の跡がありましたが、テントの中の地面までは濡れていなかったので、結果としては大した事がなかった様です。トイレ(上の方の綺麗な方)に行ったついでにスタート地点の地面を見ましたが、いい感じに湿ったベスコン状態。これなら一部滑るところはあっても、それほどタイヤの空気圧を落とす必要もなかろうと判断して、前0.5後ろ0.4に合わせました。
 クエン酸水のキャメルバックやヘルメットのGoProなどは昨日のうちに用意してあるので、慌てる事なく余裕持って準備できたのですが、問題はここんとこ太ってきて腹回りがかなりきついのに、標高が高いせいか体が若干膨満したみたいで、モトパン履くのにやや難儀しました。痩せんといけませんねぇ。

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雨は夜半には上がってました
結構降った様に思いましたが、大したことにはなりませんでした



■滑り出し順調

 90ミニッツは朝一番なので0800時にスタート地点に集合。自分のゼッケンは400番台の後ろの方なので、90ミニッツ全体では真ん中くらいの位置になります。イン側は大抵イゴイゴした感じになるので、今回はあえてアウト側に配置。XR230はクイックな加速は無理なので、アウトバンクからダララと加速を乗せていく作戦です。
 日章旗が振り降ろされ、90Cクラスが一斉にスタート。それまで軽く緊張していた気持ちも一気に吹き飛んで、走りに専念します。スタート直後は、いきなり止まったり転けたりする人がチラホラいるので、それを避けつつ先に駒を進め、2年前、原滑りをキメた大坂へ。案の定、大坂の頂上付近が大渋滞しているのを遠望できたので、迷う事なくエスケープへ。誰もいないエスケープを一人でツーリングして、未だ滑ったり転けたりしてる大坂の頂上付近を横目に見ながら、最初の登りウッズに突入。木が植わっているだけに雨の影響が少なかったのか、よくグリップして登りやすかったです。
 その後、アップダウンの後にコーナーという勝沼らしいコースを地道にこなしていき、後半の苦手なウッズもどうにかこうにかこなして、最後の難関ガレ坂へ。ここは一人で走ってる分には少々キツイ程度で普通に登れるのですが、レースとなると詰まる事が多く、案の定、上の方で詰まっていて、どん詰まり。転ける人、下がって来る人、傍から抜けようとして引っかかる人、その中でパワー不足で再発進に難儀するワタクシ。やっとこバイク押し上げて登りきった時には、青色吐息でした。少し休んでからチェックポイントを目指しましたが、1周目は22分かかりました。
 そのまま2周目に突入。この頃には大分バラけてきて、渋滞が起こるような事もなく、スイスイ走れる様になって来たのですが、今度は腕上がりで青色吐息。まぁ、最初の30分で腕上がって来ますしね。それを過ぎたらまた元気になるのですが、何せフニャサスのXR230、凸凹もギャップも全部拾ってくれるので、特に降りでの腕の消耗が激しいのです。

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淡々と駒を進めるワタクシ

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1周目で渋滞になった後半のガレ坂
パワーが無いもんで、押して上がります


■クラッチ滑って2周半で終了

 とりあえず、トラブルなしで2周目を終えて3周目に突入。流石に疲れたので、登りウッズを登ったところで休憩してから再発進。その後も苦手なところは気合い入れたり慎重に走ったり、手や気が抜けるところは休みながら走ったりと駒を進めていたのですが、後半のウッズを下り終えて、今度登っていく段になって、急にクラッチが空回り気味になり、坂を上らなくなってしまいました。
 XR230はこれまでも散々書いて来た様に、とにかくクラッチが弱いバイクなのですが、流石に今回の様なコンディションで滑るのは意外でした。しかし、滑ってしまったもんは仕方無ありません。バイク休ませてエンジン冷やして、残ってるクラッチを復活させて、進めるだけ進むしかありません。とりあえず、邪魔にならないところまで動かして、休ませてはまた動かして、というのを無理無理続けましたが、ウッズからガレ坂に向かう急な坂(ここはコース外に出る分岐点でもある)を越せれず、「こりゃダメだ」という事で、レース継続を断念しました。

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抜群な足つきと驚異的な旋回性で
こちゃこちゃしたXP勝沼も安定して走れました

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結局、洗車の必要もないほど綺麗に終わりました


■諸々所感

 今回のこの結果、原因は様々ではあろうかと思うのですが、勝沼や爺ヶ岳といったコースで、力技を発揮せねばならない(というか頼らねばならない)状況では、XR230はどうしても非力なバイクだな、という事を再認識しました。それならそれで、そのバイクに合わせた乗り方をしろ、という意見ももっともな事で、改めてクラッチワークなどを見直す必要があると思います。
 クロスパーク勝沼のレースは、長らく苦手意識を持っていたのですが、今回はベスコンだった事もあってか、それほどの苦手意識もなく走ってました。昔なら、1周走って来たら、次の周回に向かうには相当の覚悟が要ったのですが、それがほぼ無く進んで次の周回に向かうというのは、自分にとっては目覚しいことです。それだけに、2周半で終わったのは非常に残念で、「もっと走りたかったなー」「CRFやったら今でも走ってるのになー」という心残りなレースとなりました。

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無事終了して満面の笑み

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クラッチケーブルの付け根から油漏れ
どのみち、クラッチも交換ですから、その時修繕ですね











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