VFX

2019年08月27日

 こうも大変と分かってたら、初めから業者さんに頼んでいたと思います。おそらく、掛かった費用でもっとクォリティーの良い仕事をしてくれたはずです。とはいえ、ここまで来たら投げ出す訳にも行きません。目瞑れるとこは瞑って、仕上げに向かってゴー!


2019-08-17 14.19.35
デザイン、仕上げ共に“どうなんよ?”的なところがありますが
ともあれ、完成しました




■蛍光色の取り扱い

 あちらを直せばこちらが、という感じで、ちまちま修正作業をしていたのですが、良い加減嫌になって「500m離れたら分からんやろ」という事で、そこそこで止めて蛍光色の塗装に取り掛かりました。マスキングは、とにかく白い隙間が出ない様に気を付けながら進めました。
 さて、いざ蛍光イエローを吹いてみると、どうにも埃がついた様な跡が気になる。よく見てみると、色が透き通って、下地のホワイトのムラが明確に浮き出ている様な感じでした。既に3回ほど吹いたのですが、蛍光色のスプレーは艶消しの癖に色が透き通る傾向があり、それが目立たなくなるまで吹くと、蛍光色とは思えないほどの厚塗りとなります。仕方なく、イエローの上からホワイトを吹き直してイエローを仕上げました。この間にも、細かい埃が混じったりしましたが、庭で塗装してる関係でどうしようもありませんでした。
 ヘルメット背面のゴーグルのバンドが掛かる部分のデザインは、塗装を剥がす前もかなり悩んだのですが、どっちみちバンドが掛かって見えなくなるのだから、シンプルに処理しました。こちらも先にホワイトを吹き直し、蛍光イエローのラインを入れてからグリーンを吹いたのですが、蛍光グリーンは何度吹いてもムラが消えず、結果厚塗りとなってしまったのですが、乾燥して驚いたのは、イエローのラインのマスキングの上下が、塗膜の収縮で隙間が空いてイエローの下地が見えてしまい、これを修正しようにも修正(隙間を埋める)ができず、結局ここでも「500m離れたら分からん」という事で諦めました。

2019-07-09 09.11.12
蛍光イエローを吹く為のマスキング
後頭部のバンドが来る部分はグリーンになるので
そこもマスキングしてます

2019-07-09 09.19.16
いざイエローを吹いてみると
下地のホワイトの粗が透き通って目立ちました

2019-07-09 10.19.11
下塗りの収縮した部分もえらい目立ちます

2019-07-09 10.46.13
厚塗りになってしまいますが、ホワイトを吹き直す事に

2019-07-10 11.01.58
アサヒペンの蛍光色は艶消しのくせに
透過性が高くて、なかなか下地が消えません

2019-07-11 11.26.42
今度は蛍光グリーンを塗るためのマスキング

2019-07-12 01.06.33
グリーンはイエロー以上に透過しますので
念入りにホワイト吹きました


2019-07-12 23.38.06
グリーンは厚塗りすると収縮が強くなる傾向があり
マスキングの所に裂け目の様に下地が見えてしました

2019-07-13 01.34.28
隙間を埋める様に塗装するためにマスキング
今回はこんなリカバーばっかです


■修正の失敗にクリアで落下

 とりあえず、マスキングを全部剥がして点検してみた所、後頭部の下の部分の、帽体とゴムの間にイエローの吹き漏れがあったので、マスキングし直して蛍光イエローを吹いた所、厚塗りしすぎたせいかマスキングの段が出来てしまい、かつマスクした所としてない所で色の差が出てしまい、これを消す為に改めてイエローの部分全体を塗り直したものの、結局解消せず。その他にもぽちぽちやり直す必要を感じる部分があったのですが、やればやったでマスキングの浮いた部分に色が入り込んだりで、もうこれ以上は無理、「500m離れたら分からん」という事で諦めました。
 これまでに吹いた色を乾燥させてから、カラーを定着させる為にクリアを拭く作業。段差が出来てる部分には、捨てクリアを施す意味もあるのでそういった部分には厚めに吹いたのですが、これの乾燥中によりにもよってまた地面に落下。あちこち傷が入ったのですが、もうこの段階ではどうする事も出来ません。「今回の出来栄えは良くないのぉ」と諦めるしかありませんでした。
 クリアを吹いた後は、十分乾燥させないと、表面が乾いても中は柔らかいという事が前に作った時もありましたので、1週間そのまま放置しました。ところが、乾いたと思ってヘルメットの上にバイザーを置いていたら、なんとバイザーの跡がヘルメットに付いてしまいました。もう、嫌になるやら、脱力するやら。落ち込んでても仕方ないので、凹んだ部分だけにマスキングして、その部分にスプレーして凹みを目立たなくし、その後、その部分に耐水ペーパーをかけて表面を均し、改めて余計な部分にマスキングしてスプレーし、傷を目立たない様に修正しました。
2019-07-13 17.32.03
修正の為に行ったマスキングで塗面に段が出来た為
それを消す為に更に厚塗り
(結局、消せなかった)

2019-07-14 17.05.05
クリア塗装中に、強風に煽られて地面に落下
(地面に落ちるのは2回目)

2019-07-14 17.08.05
落下によって出来た傷(修正した)

2019-07-14 20.12.27
クリアの下はまだ十分乾いてなかった為
グリーンの部分が押し退けられる様に出来た傷

2019-07-14 20.12.44
左目の目頭の部分には凹みが
もう、修正は諦めました

2019-07-18 09.58.27
クリアを吹いた後に、伝統ステッカーを貼りました
が、DANGERステッカの上下を間違えてるのに気が付きませんでした

2019-07-20 10.20.29
更に、乾燥したと思ってバイザーを置いてたら
その部分が凹んでしまいました(修正済み)


■ウレタンクリアの段階でも失敗

 どうにかこうにか、ここまで来ました。この間、レースなどもあり作業は出来なかったのですが、その間に塗装を十分乾かす時間が取れたと思います。ここまで厚塗りしてると、表面は乾いてても中身は乾いてないので、急いては事を仕損じます。
 梅雨が明けて猛暑の季節が始まり、外で作業するのも気が引けるのですが、いつまでも放っておく訳もに行きません。意を決してウレタンクリアの作業に入りました。ウレタンクリアは、2液混合の化学反応によって硬化するスプレーで、いわば一発作業です。それに、またうっかり地面に落ちて、なんてのはもう懲り懲りです。なので、吹き終わるまで側に付いている事にしました。
 スプレーをよく混合させて、いきなり厚吹きするのでなく、出来れば均等に吹き、10分経ったらまた吹いて、というのを繰り返しました。バイザー、ノーズカバーも同時に作業し、5回吹いたところでスプレーがなくなりました。これもまた結構厚塗りだと思うのですが、ペーパーを掛けて研磨する関係上、安心の為に1本丸ごと吹きました。
 先に述べた様に、ウレタンクリアは乾燥でなく硬化ですので、24時間ほどしたら大体乾くのですが、今回は大事とって1週間ほど間開けるつもりでいました。そして、ふと後頭部のDANGERステッカーを見てみると、上に来るはずの辺が斜め右下になっている。なんと向きを間違えて貼っている。これに今まで気が付かないとは! ウレタンクリア吹いた後にこれに気がつくとは! もう、認知症にでもなったのでしょうか。逆走老人になった気分になって、非常に陰鬱な気分になりました。
 しかし、落ち込んでても仕方ありません。どうするか色々考えた結果、ステッカーの縁にアートナイフで切れ目を入れて、ステッカーを剥がして貼り直した上で、改めてウレタンクリアを吹く事にしました。幸いというか、24時間程度ではウレタンクリアはカチカチにならないのか、ビニールみたいな切れ味で、ステッカーも綺麗に剥がれました。

2019-07-31 09.53.41
忸怩たる思いはいろいろありますが
モタってても仕方ないので、ウレタンクリア行きます

2019-07-31 10.24.59
どうせペーパーで研磨するので
スプレー1本丸々吹きました

2019-08-01 09.32.53
ステッカーの向きを間違えてるのに気が付き
急遽、ウレタンクリアの塗膜を切って剥がしました

2019-08-09 09.52.55
ステッカーの部分を中心にウレタンクリア吹き直し

2019-08-09 09.52.32
クリアし終わった所には吹かなかったのですが
粉末が飛んだのか、ザラザラに


■最終段階

 つい最近まで知らなかったのですが、ウレタンクリアというのは紫外線に反応し、硬化が促進するとの事。一応、塗布後24時間で実用硬度という事にはなっていますが、ウレタンクリアの下の塗膜はまだ十分乾いてない事もありますし、ウレタンクリア自体が、上でステッカーを剥がした時みたいに柔らかい場合もあるので、研磨するまで時間を置きました。
 さて、十分硬化した頃合いを見計らって、研磨開始。まずは耐水ペーパーの800番を使って、表面のザラザラを落としていきます。VFX-WRは凹凸が多く、隅っこの方は磨くのが大変でした。また、度重なる厚塗りの結果、色の境目に出来た段差がウレタンクリアによっても平均化出来てないところもあり、もうじゃーないなー、という感じでした。ただ、ウレタンクリアも厚塗りしてあるお陰でで、少々ハードに擦っても下地が見える心配はありませんでした。次は2000番を掛けますが、800番の時よりは表面が慣らしてあるので楽です。2000番を掛けると、表面は指で触ってサラサラな感じになります。
 ペーパー掛けが終わったら、最後はコンパウンド掛け。粗目、細目、極細と順に丁寧に掛けていくのですが、磨きが進むにつれてヘルメットはピカピカになっていくのが嬉しい。これを見る為に、ここまで頑張った様なものです。

2019-08-07 11.08.11
ヘルメット本体のウレタンクリアの硬化を待つ間
先にバイザーの研磨をしました

2019-08-13 11.56.23
ウレタンクリア硬化後、マスキングを全部外しました

2019-08-13 11.59.20
耐水ペーパーは、まず800番を掛けて、仕上げに2000番
凹凸が多い構造なので、ペーパー掛けは大変でした

2019-08-16 00.56.36
この状態から、コンパウンドを粗目、細目、極細と
順に掛けて行きます


■出来栄え

 今回、デザインで一番気を使ったのは、ヘルメットの頭頂部からの見栄えでした。これは自分が参加するレースの多くが下り坂を降ってチェックポイントに降りてくる時、下から見えるのがバイザーから登頂部に掛けてであろうと考え、そこが蛍光イエローで目立つ様にするにはどうしたら良いか、というのを考えたからです。なので、タニーヘルム2ndは、上から見た図が一番気に入っております。
 側面はシャークマウスを描く関係であまり懲りようが無かったのですが、正面から見た時にどう見えるかは、タニーヘルム1stが意外に地味だった事もあり、気を使いました。結果として、アリエテのゴーグルも蛍光イエローにする事で解決しました。後頭部はもうちょっと凝りたいところでしたが、デザインセンスの無さが有り有りと出てしまいました。もっとも、ここはバンドで隠れる部分なので、目を瞑った感じです。
 これまで、クイックストラップを使っていたので、後頭部は丸見えだったのですが、アリエテは曇りに強いゴーグルという事もあって、今回のヘルメットはバンドを使う事を前提として、余計な物は付けない方針でした。

2019-08-17 14.19.56
上から見た図
鏃の形になる様にデザインしたのですが、如何なもんでしょうか?

2019-08-17 14.20.08
正面から見た図
蛍光色と黒で、遠目からの視認性が良くなってるはず

2019-08-17 14.19.48
バックビューはシンプルに

2019-08-17 14.21.26
アリエテのライディング・グロウズとの組み合わせ
当初から蛍光イエローのゴーグルにするつもりでした

2019-08-17 15.11.56-1
GoProのマウントを装着

2019-08-17 15.13.14
バイザー下に付けたマウントは少し浮いてますが
まぁ、取れたりしないでしょうw








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tanisi_corp at 17:30コメント(0)

2019年08月08日

 どっかでは妥協はせねばならぬのでしょうが、やっぱり自分がこれから長く使う物となれば、ちょっとしたミスでも気になるものですし、そもそも「マットブラックはプラサフ要らない」と誤解してた以上は、一からやり直すより仕方ないというものです。それに、塗膜が弱ければ、GoProがマウントごと剥がれたり、という事もあるらしいので、ここは乗り掛かった船、やれる事はやっておこうと、気を取り直してやり直しました。








2019-06-21 12.21.21
半乾きの所は面白い様に剥がれたのですが

2019-06-21 13.54.36
かっちり乾いてる所もあって、手前の掛かる作業でした

2019-06-21 20.19.58
まだあちこち点々と残っている状態
カッターナイフで丁寧に落としていきました

2019-06-24 20.34.54
全面プラサフを吹くつもりで
ロゴの部分だけマスキングしてます
(これが後で仇になる)


■下地処理

 改めて塗装し直すに当たって、通気孔が深くて、どうやってマスキングするか悩んでいたのですが、マスキングテープを重ねて積層し、それを通気孔の形に切り出して、それを通気孔に嵌める事で対処しました。ティッシュでいい加減に詰めるよりは、丁寧な仕事になったと思います。
 下地のプライマーを乾燥させてる間に考えたのは、シャークマウスの奥歯をどうするかという事。初代のシャークマウスを見直したところ、結構大きく描いていたのですが、これはカッティングシートを切り貼りする関係でそうなったのでした。それでも違和感がない事から、デザインをし奥歯を大きくしました。

2019-06-26 09.12.11
深い空気穴を塞ぐために
マスキングテープを積層して切り出しました

2019-06-26 09.56.26
これだけ蓋出来てれば、中に塗料が染み込まないでしょう

2019-06-26 10.49.28
フラサフは3度塗り
最初からこうしておけば良かったです

2019-06-26 11.41.43
プラサフを乾燥させてる間に
シャークティースの奥歯のデザインをやり直し
大分やり易くなったはず


 プライマーの次は全体にホワイトを吹いたのですが、庭に干していたところ、強風に煽られて地面に落ちてしまい、出っ張っている所に砂が付いて傷が入ってしまいました。ホワイトはまだ途中であった事と、プライマーの方まで削れた訳ではないので、耐水ペーパーで修正して、ホワイトを本吹きしてリカバーしました。

2019-06-27 08.55.29
VFX-WRは凹凸が多くて
ヘルメットをひっくり返さないと
下向きの影になってる部分に吹き残しが出ます

2019-06-27 09.59.54
プラサフの次はホワイト
今度は艶ありのを使いました

2019-06-27 16.33.21
ところが、強風に煽られて地面に落下

2019-06-27 16.40.37
地面に着地した所が傷だらけ

2019-06-29 02.01.29
凹む気分を奮い立たせて、リペアし
ホワイトを吹ききりました




■サメの口と目の塗装

 ホワイトが乾燥した後、まずはサメの口と目の塗装。下地が白なのでマスキングテープに鉛筆を使っても見え易く、出来るだけ左右の位置が対象になる様に注意して下書きしました。一旦やっているので手馴れたのか、あまり戸惑う事もなく、またサメの奥歯も大きくしたので切り出し易くなっていました。

2019-06-29 19.24.12
下地が白になった事で
マスキングテープに鉛筆で下書きしても、
見え易くなりました

2019-06-30 14.07.51
まずは赤の部分から

2019-06-30 14.09.56
この赤のスプレーは
前のタニーヘルムの時に使った残りです

2019-06-30 21.33.09
続いて黒の部分

2019-07-01 03.31.25
舌が一部おっ欠けたりしましたが、とりあえず黒完了



■帽体全体の塗装

 サメの口と目を描いた後は、今度は黒の部分の塗装。基本的に塗装は明るい色からやっていくものなのですが、今回使ったアサヒペンの蛍光色はなんとつや消しで、先に塗装すると汚れが付いてしまう事が分かったので、あえて後回しにしました。ちなみに、黒は白と同じ艶ありを使いましたので、黒の乾燥後、先に口と目の手直しをやりました。実はこの手直しがちまちまと大変で、またマスキングテープを繰り返し使うと、いくら艶ありの塗面と言えども汚れてくるので、コピー紙を切り貼りしてマスキングする、それなりに大変な作業です。

2019-07-02 03.01.40
後で蛍光色が入る部分をマスキング

2019-07-02 03.01.54
頭頂部のデザインはアッサリしてるものの
ちょっとお気に入り

2019-07-02 10.01.33
アサヒペンのこのスプレーはいい感じに色が乗ります

2019-07-03 00.50.34
この手の失敗が多くて、ガックリ→再起の繰り返し

2019-07-03 01.42.46
細かい所の修正
マスキングテープの節約と、テープの跡を出来るだけ残さないため
関係ない所はコピー紙でカバーしています

2019-07-03 10.30.24
プラサフで穴埋めしたと、ホワイトを忘れて赤を塗ってしまいました

2019-07-04 10.21.31
ロゴを活かしたくてマスキングしたんですが
塗膜の地色が出てしまいました

2019-07-04 10.21.35
修正箇所が分厚くなって、段になったり

2019-07-07 22.21.23
あちらをやれば、こちらがという感じで
キリがありません

2019-07-06 21.47.12
キリがないので程々で諦めました
500m離れたら分からんでしょう








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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2019年07月22日

 今から3年前に、「自分らしさを出そう」と言うことでシャークティースを自家塗装したのですが、問題は50メートルも離れると、どこに居るか分からん様になるほど遠方からの視認性が悪い、と言う事。これは撮影してる嫁さんから言われた事で、被って走ってる自分ではあまり気がつかない事でした。一応は目立つ様に、ウェアは赤、プロテクターは白にしているのですが、それでも100人も走ってると、体型以外では見分けるのた大変とのことでした。


2019-05-31 10.13.32
新型のSHOEI VFX-WR
VFXは代を重ねるごとに、エッヂの立ったデザインになっています






■蛍光色をメインに

 では、何色だったら目立つのかと聞いてみたところ、蛍光イエローとの事。自分のオフロードでのパーソナルカラーは黒白赤なのですが、蛍光イエローは全然自分らしくありません。しかし、目立たず接近してるのを見落として、撮影し損ねると言うのでは、せっかく嫁さんをレースに動員する意味もない事で、ここは撮影する人の意向を汲んで、新しく蛍光イエローを基準としたヘルメットを作る事にしました。
 蛍光イエローを基準とするにしても、シャークティースは外せないので、サメの口をメインに据えたデザインを考える事にしました。ところで、3年前に作ったイラレのデータがどっか行ってしまい、レポート用に撮った写真しか残っておらず、それを下絵に改めてシャークティースをトレースする必要がありました。まぁ、これがなければ、現物に合わせてデザインも出来ないと言う訳です。
 蛍光イエロー1色にすると言うのは、最初から案としてなかったのですが、他の色と組み合わせるとしたら、どうしたら良いか。赤とかオレンジなどを組み合わせることも考えたのですが、大して目立たない上にロリポップな感じになってしまい、いよいよ自分らしくない。結局、ヘルメットの下地の黒を組み合わせた黒黄色をベースに、蛍光グリーンを当ててデザインする事になりました。

2019-05-31 10.13.35
縁のラバーもかなり彫りが深く
マスキングが大変そうです

2019-05-31 10.13.44
今回はあまり凝った色目にせず
シンプルなデザインにする事にしました

2019-06-01 02.21.49
まずは型紙を貼り付けて、どんな感じになるか見ます
ゴーグルのバンドがくる後頭部は
当初は凝ったデザインを考えていました

2019-06-05 01.10.32
ノーズカバーの網を外すのに
メガネ用の細いドライバーが必要でした



■プラサフなしでスタート

 前回は、クリア仕上げのブラックのヘルメットを、下地が出るまでペーパーで研いでプライマーで下地処理をしたのですが、「マットブラック使えば、そんな手間要らなかったのに」と言うご意見を後から頂きました。まぁ考えてみればそうで、今回はマットブラックのVFX-WRを手に入れて作業に取り掛かりました。
 まずは、黒を残す所をマスキングします。VFX-Wに比べると、格段に凹凸が増えて難しい形をしているので、マスキングがかなり大変です。何が大変と言ってもシャークティースの部分で、型紙をヘルメットの凹凸に丁寧に合わせて下書きしました。ちなみに、ヘルメットが黒いせいか、黄色のマスキングテープを使っても鉛筆書きだと線が非常に見えにくく、赤鉛筆を使って下書きしました。また前作ではサメの口の位置が左右でずれてたので、今回はそれも気をつけて出来るだけ左右揃えて描く様にしました。

2019-06-02 12.50.43
プラサフは必要ないと思っていたので
黒を残す部分をマスキングしています
下地が黒で鉛筆の線が見えにくいので、赤鉛筆を使ってます

2019-06-02 17.33.54
色の乗る部分の切り出しができました

2019-06-04 11.02.44
バイザーのデザインもシンプルですが
ヘルメット本体から継続するカラーリングになります


 マスキング&カットが済んだら、今度は下地のホワイトの塗装。アサヒペンの蛍光夜光塗料用下塗りスプレーというのがあったので、これを使いました。ヘルメット本体とバイザー、ノーズカバーで、100mlを丁度2本使いきりました。普通のスプレーに比べると、ちょっとぼってりした感じ。この時点ではあまり何も考えず、パパッと吹いて乾燥させました。
 さて、1日置いて、今度はサメの口の舌と目の赤い部分の塗装。改めてシャークティースの型紙を当てて下絵を描き、アートナイフで切り出したのですが、ここでちょっと問題が発生。ほんの僅かですが、あアートナイフを当てたところから、ホワイトが剥がれた所が出ました。厚塗りした部分はまだ十分乾いてなかったのか、食いつきが弱かった様です。というか、マットブラック、本当に下処理なしで使えるのか、後になってバリバリと塗面が剥がれて来ないか、ちょっと心配になりましたが、心配してても仕方ないので、パパッと赤をスプレーしました。(このスプレーは3年前の残り)

2019-06-04 09.54.55
アサヒペンの蛍光色下地用ホワイトを吹きます
が、これが粒子の荒いボッテリした塗料で
しかも艶消しで汚れ易く、あまり良くありません

2019-06-05 11.44.53
バイザーとノーズカバーもホワイトを施します

2019-06-06 03.06.15
ホワイトが乾いてから、まず口のマスキング

2019-06-06 03.06.38
ところが、切り口から細かいところが剥がれてしまい
下の黒が見えてしまいました

2019-06-06 11.01.09
少々の所は目を瞑り、口の縁と舌、目の虹彩の赤を塗装



■人生初の蛍光色塗装

 続いて、メインの蛍光イエローの塗装。蛍光色を塗装するのは生まれて初めての事なのですが、いくつか分かった事は、
  • ムラが出易く、下地がなかなか消えてくれない
  • その為、厚塗りをしてしまう
  • ところが、厚塗りをすると乾燥する時に塗膜が収縮する
  • 厚塗りのせいか、乾きが遅い
 と言う事でした。つまり、下地をしっかり作って、薄く吹いて、乾燥してからまた吹いて、と言うのを繰り返しやらないといけないと言う事です。そしてもっと驚いたのが、蛍光色のくせに艶消しだった事です。その為、マスキングの下書きの赤鉛筆や手垢がイエローの所に移ってしまい、またその上から吹かねばならない、と言う事がままありました。
 イエロー以上に手こずったのがグリーンで、イエローより濃い色の筈なのにイエロー以上に下地が透けて、全く色が乗ってくれない。イエロー以上に厚塗りせねばならず、さらにはイエローよりも収縮が激ししく、どうにも使い勝手の悪い塗料でした。

2019-06-08 23.48.26
次に赤の部分をマスキングして
メインの蛍光イエローを塗装
この時、蛍光スプレーが艶消しである事に気がつきました

2019-06-10 01.18.45
ゴーグルのバンドの部分は
あまり複雑なデザインに出来ない事が分かったのですが
さりとて、良いデザインが出来もしませんでした

2019-06-12 01.32.16
ノーズカバーは蛍光イエローのがあるのですが
塗り分けしたかったので、敢えて塗装しました

2019-06-13 10.10.44
蛍光グリーンは、イエローに比べるとムラが出易く
かつ重ね塗りしても下地がなかなか消えません

2019-06-13 10.21.43
イエローの上から吹いたのもありますが
非常に分厚い塗り方をしないと、下地が消えません



■塗膜を剥がす

 こうしておおよその塗装が終わったのですが、とにかく端っこという端っこの塗装がペロペロめくれる。特に困ったのが、ゴーグルのバンドの部分で、これでもかと厚塗りしたせいで、表面は乾いてても中は半乾きで、マスキングを外すと端っこがベロっと剥がれてしまう。そして塗面の厚さが、リカバーするとかしないとかいうレベルの段差でない。ついでに言うなら、デザインも今ひとつ幼稚くさい。
 そこで思い切って、バンドの部分の塗膜を剥いで、一からやり直す事にしました。幸いと言うか、中は生乾きなので剥がすのにはそれほど手間が掛からず、くっ付いている所はカッターナイフで丁寧に剥がして、下地をむき出しにしました。

2019-06-14 10.56.09
全体のマスキングを外した所
今回はこんな感じのカラーリングになります
遠方からの視認性は抜群だそうです


2019-06-14 10.56.13
撮影者(嫁さん)が遠方から一番見る角度は頭頂部だと思うのですが
矢尻状のデザインで、非常に分かりやすいとのこと

2019-06-14 10.56.56
ところが、あちこち端っこの塗膜がめくれてしまってます

2019-06-15 17.41.00
ここに至っては、修正でどうにかなる被害ではありません

2019-06-15 17.59.31
仕方なく、カッターナイフを使って塗膜を落としました


■結局、やり直し

 思った以上にキレイに剥ぐ事が出来たので、気を取り直してちょっと寂しかった頭頂部にグリーンを入れる様のマスキングも行い、改めてホワイトを施しました。丁度アサヒペンの艶消しの蛍光色下地用ホワイトが切れたので、同じアサヒペンでも普通の艶ありのスプレーを使いました。その方が汚れが付きにくいからです。
 続いて、サメの口の奥歯の欠けた部分の修正に取り掛かったのですが、これが大苦戦でした。と言うのも、マスキングしてスプレーしても、マスキングを外すと塗膜もめくれるし、違うとこがめくれたりもするし、筆塗りしてもムラだらけでキレイに塗れないし、どうにもこうにも気に入らない。そこでようやく、「マットブラックを使う理由は、クリアを落とす手間が要らないと言うだけで、ちゃんとフラサフ吹いて下地処理をしなければならないんだ」と言う事に気が付きました。
 おそらく、これ以上頑張っても、絶対キレイな仕上がりにはならないどころか、強度的にも問題を抱える事になりそうです。そこで、非常に手間ではあるけど、一旦全部塗膜を剥いで、一からやり直す事に決心しました。

2019-06-15 21.43.19
矢尻の後ろが寂しかったので、矢が飛んでる感じにしました

2019-06-18 02.33.14
艶ありの方が汚れが付きにくいです
艶消しは手垢でも汚れます

2019-06-19 10.37.34
修正した尻からめくれたりしました

2019-06-21 10.59.54
筆塗りは仕上がりが酷い事に
ここで一旦心が折れてしまいました

2019-06-15 10.12.30
上手い事行ったバイザーとノーズカバーは
先行してクリアーで塗膜を固定

2019-06-15 01.53.49
と思ったら、埃が入ってしまい
取ろうとしたら、傷になってしまいました(怒)








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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2016年05月17日



   ようやく、塗装の目処がたち、これから仕上げの段階に入ります。


■まさかの傷、まさかのホワイト
   クリアを吹く前に、標準装備のステッカーを貼る事にしました。これらのステッカーは剥がす事はありませんし、でも塗装の上から貼ったのでは、大事にしてても削れたりするので、クリアを吹いて保護してしまおうという訳です。また、度重なるテーピングの結果、あちこちに塗装の段差が出来ているので、これもクリアで埋めてしまう必要がありました。場合によっては、耐水ペーパーで水研ぎする事も考えていました。
    貼付けるステッカーは、後頭部上部と下部なのですが、問題は下部の「安全運転」のステッカー。どうした訳か、ぷくぷくと気泡が浮いて来ました。貼った時はぴっちりしてましたし、今まで他のヘルメットに貼った時もこんな風にならなかったのですが、今回は気泡が多数です。指で押しても縁の部分は貼り付いているので空気が押し出せず、仕方なくアートナイフで気泡に切れ目を入れて、指で空気を押し出す事に。問題はこの時、キムチのケースか何かにヘルメットを逆さに置いて、ステッカーの部分をギューギュー押したのですが、その為か、ケースが当たった部分の塗面が凹んで傷になってしまいました。
   まさかの展開にかなり慌てた訳ですが、こうなっては仕方ないので、クリアを吹いては優しく削り、を繰り返して凹みを埋めて行くしかありません。ところが、当初、見通しが甘かったせいか、クリアは100mlしか買っておらず、たちまち品切れに。そこで翌日、改めてホームセンターにクリアを買いに行き、吹いてみたら、なんか様子が変。もう一回吹いて、どうみても色が白いので、缶を見てみたら、ななんと、ホワイトと書いてある。クリアと思って、事もあろうに白買って来て、しかも吹くまで気が付かなかった訳です。
   ここでかなり絶望した訳ですが、絶望してたって仕方ありません。クリア吹いたあと、水研ぎするつもりをしてましたし、白はまだうっすらとしか吹いてないので、丁寧にやれば白だけ落とせるかも。そう思って丁寧に水研ぎして白を落としました。そして、辛うじて目立たない程度に白を落とす事に成功しました。何でもやってみるもんです。その後は、後頭部の傷にクリアを吹いては削りを繰り返し、凹みを埋めた後、この部分だけ軽くラップ塗装して傷を目立たなくしました。

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DANGERと安全運転のステッカーを貼付け
カラーの塗面のアチコチは、マスキングテープの跡が残ってます

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左顎の、内装のクイックリリースの注意書きのステッカーも貼り直し
細かい事ですが、こだわりですw

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とりあえずクリアを吹くのですが、これでは明らかに量が足りません

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右下に写っているキムチの器で傷を付けてしまいました
厚塗りが過ぎたのか、中はまだ乾いてなかった様です

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しかも、善かれと思って吹いたらホワイト
立て続けのアクシデントに、ホントに絶望してしまいました

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間違えた原因は、一晩でクリアが売り切れて
それに気が付かず、隣の白をつかんだ事
どうせなら、違う色置いてくれよな、と思いました

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どうにか辛うじて白を落としました
あまりやると、下地の白が見えて来てしまうので、ほどほどに

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塗装中に埃が付いたのか、表面が荒れた部分があったので
削って塗装し直す事に

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マスキングを剥がした時に出来たピンホールは
ティッシュのこよりを使ってスポット的に修正

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改めてクリアを買って来て、吹き直しです
ちなにみ、ニッペンよりアサヒペンの方が粒子が細かくてキレイです

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こうやってみると、くっきり凹みが見えます
これを埋めて行きます

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顎のところのチェッカーで、マスキングの外し忘れが発覚
仕方ないので、その部分だけマスクして、塗装&クリアし直し
この後も、アチコチで外し忘れが出ます

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どうにか凹みを埋めて、ラップ塗装で誤摩化しました

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色々スッタモンダしましたが
取りあえず、帽体の方の修正&クリアは目処が立ちました
しばし放置して、乾燥させます



■バイザーの塗装
   初期のデザインの段階で、バイザーのデザインについては全く良い案が浮かばず、なんなら黒いままでも良いかと思っていたのですが、いざ帽体が仕上がってみると、単に真っ黒というのでは今ひとつもいいとこで、ちょっとでも色を入れたくなりました。かつ、ウレタンクリアは2液式の一発勝負なので、塗装するならバイザーも仕上げておかねばならず、そこで急遽、バイザーの塗装に取り掛かる事にしました。
   バイザーも帽体同様に、ブラックのクリア仕上げなのですが、バイザーはそこそこ複雑な形をしてるので、クリアを削るのが大変です。そこで塗装する部分だけクリアを削って、その上から塗装を施しました。しかし、複雑な形をしているだけあって、細かい所を削るのが難儀で、結局削り切れなかった部分は塗装が乗らず、マスキングを外した途端に、べろべろと塗面がめくれてしまいました。
   ズボラかましようがないと悟り、結局、全面的にクリアを落とす事に。難しい事はありませんが、根気が求められる作業となりました。特にSHOEIのロゴは、塗装でなく樹脂系の何かで書かれていて、耐水ペーパーだけでは落ちなかったので、パーツクリーナーで溶かして落とさねばなりませんでした。
   ともあれ、クリアを全部落とし、改めて赤、白、黒で塗装したあと、SHOEIのステッカーを貼って、上からクリアを吹きました。

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塗装しないところをマスキングして削らない様に保護しました
バイザーはプラなので、プラサフなしで塗装出来ます

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イメージとしてはこんな仕上がりなのですが
削り損ねた部分の塗膜が剥がれて、みっともない事に

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結局、全部削る事に
これだったら、最初からやっておいた方が楽でした
SHOEIのゴロを削るのが難儀しました

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黒の部分も塗装しなおし、カッコいいSHOEIのステッカーも貼りました
こちらもクリア吹いて、しばらく乾燥



■ウレタンクリアーの塗布
   ウレタンクリアは、ラッカークリアよりも塗膜が強靭でガソリンなどの油脂の浸食にも強く、かつ磨けばピカピカになるという事で、最終の仕上げで塗布する事にしていました。問題は、ウレタンクリアーは乾燥でなく、2液が混合する事で化学反応によって硬化する、という性質があり、塗布は一発勝負という事です。そして、ウレタンクリアの塗装は、今回が初めての体験です。
   使用したのは、ソフト99のウレタンクリア。説明によると、底部の突起を固いものに押し付けて2液を混合させ、20分ほど置いてから、良く降って噴射せよ、とあります。そして、一気に塗らず、薄く塗って、10分ほどしたらまた塗る、を繰り返せとの事。そして、その通りに実行しました。
   始める前は色々緊張していたのですが、実際やってみると、普通のラッカークリアと作業の中身は余り違いがありません。厚塗りしない事、埃が立たない環境が良い事、吹く前には十分缶を振って撹拌する事、そのくらいです。1缶丸ごと使うつもりをしてたので、吹いては10分置き、というのを延々繰り返しました。ひつこく吹いているとタレてくる、という風にも書いてあったのですが(垂れても後の水研ぎで修正できる)、案外垂れる事もなく、最後まで吹ききりました。
   先にも述べた様に、ウレタンクリアは乾燥でなく化学反応で硬化するらしいので、塗装後、最低でも72時間、可能ならば1週間くらいは放置しておくのが良いとの事。でないと、うっかり水研ぎしたら、中はまだ固まってなかったー、という事もあるそうです。
   とはいえ、完全にカッチカチに固まってしまうと、開口部のマスキングを外すのに難儀しそうなので、表面が乾いた時点でマスキングを全て外しました。案の定、クリアがタレて厚くなった部分は外すのに難儀して、アートナイフで塗膜を切りながら外さねばならない所もありました。また、長期に渡って貼りっぱなしだったせいか、テープの糊がゴムに残る部分もあり、燃料アルコールで拭いてキレイにしました。

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ウレタンクリア、連続塗布
ラッカーとは違い、独特の臭さです

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マスキングを外した状態
仕上がりのイメージはこんな感じです
ウレタンクリアはラッカークリアより光沢があります

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マスキングの糊が残ってしまいましたが
アルコールで拭いてキレイ出来ました

マスキングの縁が汚くなった部分が目立ちました


■水研ぎ〜コンパウンド研磨
   ここまで来るまでに長い道のりでしたし、むしろこれからが根気の要る作業、という事もあって、水研ぎとコンパウンド使った研磨は、もう止めとこうか、と思ったくらいでした。ここで失敗したら、もうやり直しは効かない事もあって、かなり躊躇っていました。しかし、ヘルメットの自家塗装は、妥協したら最後です。いくら光沢があるとはいえ、表面がザラザラなのは見過ごせません。
   とはいえ、これまたやった事のない作業なので、失敗のダメージの少ないバイザーから取り掛かりました。まず、1200番のペーパーで表面の凹凸を取り、次に1500番、そして2000番と順番に目の細かいペーパーに変えて行きました。そして、次にソフト99のコンパウンドを使って、細目、中目、極細の順に磨いて行きました。すると、やったらやっただけの事あって、ピッカピカに光る様になりました。ただ、1500番から掛て行くと、削りすぎる所もあったので、2000番だけで水研ぎした方が良い事。光り方が甘い時は、さらにコンパウンド付けて磨く事、などが分りました。
   これを元に、帽体は一日かけて一気に水研ぎしました。あまり徹底してやると、エッジの立った部分などは削れてしまう可能性が高いので、多少、凹凸が残っていても、磨けば目立たない程度なら、ひつこく研がない様にしました。
   コンパウンド研磨は、徹底してやる様にしました。しかし、それでも一部クリアが削れている部分などは、あまりひつこくやると、さらに削れてしまうので、そこそこで止めなくてはならない所もありました。しかし、それでもやっぱり、やったらやっただけの事はあって、全体的にツヤツヤしてキレイになりました。

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耐水ペーパーで水研ぎして、表面の凹凸を取ります
タレたところも、キレイに消して行きます

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ソフト99のコンパウンドセット
トライアルセットとはありますが、1/5ほどしか使いませんでした

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右側が研磨後、左側が研磨前
やっぱり、やった方がキレイです

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帽体の方も水研ぎ
力を入れすぎず、丁寧にやっていきます

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全体が艶消しになりました。表面が圴一になっています

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コンパウンドを使って磨くと、光り始めます

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磨く。ひたすら磨く。根気の要る作業です

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良い感じに磨き上げる事が出来ました


■完成
   企画から約1か月半、ようやく完成しました。色々細かいところで失敗は気に入らない所はありますが、ともあれ完成です。生まれて初めて、ヘルメットに絵描いて塗装して、ともあれ形に出来た訳ですから、ひとまず成功と言って良いでしょう。
   失敗点としては、口の大きさが、実は左右で揃ってない事。これは絵を描く時点でまったく気が付いてなくて、あとで顎にチェッカーを入れた時に、メス目の数が合わなくてやっと気が付きました。その時点ではもはや修正のしようがなかった事。左右に分かれてるから、パッと見た目に分らないであろう事から、目をつぶる事にしました。(正面から良く見たら分ります)
   ヘルメットの縁のゴムの部分、つまり開口部は、最後の最後までマスキングを外しませんでしたが、結果として塗装やクリアが重ね塗りされ、剥がすのに少々難儀したのと、塗りムラに最後まで気が付く事が出来なかった。面倒でも節目節目で剥がして、修正してまたマスキングすべきでした。
   今回は、塗装しつつデザインを考える、という感じだったので、失敗しては塗り直し、を繰り返しているウチに、塗面が厚くなり、最終的にウレタンクリアを吹いてからも、しばらく乾燥に時間が掛かって、それを知らずバイザーやマウスカバーを付けたところ、帽体に跡が付いてしまいました。出来ればデザインは最初の段階でしっかり検討し、塗る手順も考え、出来るだけ薄く仕上げるのか良いかと思います。
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個人的には、思いのほか、良い感じに出来たと思います
少なくとも、既製品よりは目立つでしょう

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バックビューも目立つ事
クイックストラップを使うので、市松模様は丸々見えます

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暗がりであっても、ガバっと開いた口が目立ちます


   しかし、やっぱり自分でデザインを考え、試行錯誤して作り上げたヘルメットは、いいなーと感じました。既製品で自分らしさを発揮できれば、それはそれで良いのでしょうが、こういうものは目立ってなんぼです。自分らしさを全開に出来るのが素晴らしいと思います。このヘルメットなら、200人のライダーの中で揉まれて走ってても、はたまた薄暗いウッズでひっくり返ってても、「たにし、ここにあり」と目立つ事でしょう。余計なお金も色々かかり、手間もヒマも掛かりましたが、やっぱりチャレンジして良かったと感じています。そして、プロの塗装屋さんが、高いお金を取る理由もよく分った今回の企画でした。






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tanisi_corp at 20:30コメント(0)


   その昔、VFX-DTにカッティングシートでシャークマウスを描いて、いたく気に入って被っていたのですが、その頃は全然評判が良くありませんで、目立ちたがりの割には人の評判が気になるところがあるもんですから、止めてしまいました。しかし、最近思うんです。シャークマウス止めた辺りから、自分らしさが出せてないな、と。どこにでも居る下手なライダーの一人になってしまったな、と。これでは詰まらんと感じ始めたのです。自分がおっ死んだ時に、祭壇に飾られるのが、そこらにあるタダのヘルメットでは、これはツマラン。良くも悪くも自分らしさ全開のヘルメットでないと!
   と思って、新たにシャークマウスのデザインを今お付き合いある人らに見せたら、これが大絶賛。人の評価ってもんは、分らんもんです。褒められたり煽てられたら嬉しくなってしまう性分なので、「そんじゃー、一丁、自家塗装してみるかー」という運びになりました。

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まずは、雰囲気をつかむ為のデザインから
口をデカくしようとしたら、下顎が突き出す感じになりました
あと、口角を下げるか上げるかで迷ったのですが
上げた方が禍々しい感じになりました(下げるとクールな感じ)


■3月10〜19日:シャークマウスの大きさを決める
   前回のVFX-DTのシャークマウスは、ゴーグルはめる部分の幅の口のサイズで、ゴーグルつけたらバンドで口が隠れて見えにくい、という欠点がありました。それ故に、結構奇抜なデザインの割にはあまり目立たない(と個人的には思ってるけど、評判悪かった程度には目立ってたらしい)。そこで、今回は口をデカめにする事を企図しました。
   まずは、ネットからVFX-Wが真横に写ってる写真を拾って来て、それをAdobe Illustratorで読み込んでトレースし、それに鉛筆で絵を描くところから始めました。口をデカくといっても、ヘルメットの形状から、チンガードを基準に口を描いたら、上顎が短くて下顎が突き出した感じ、いわゆるアイーンの状態になってしまい、アホっぽさが増した感じになってしまいました。けど、口をデカくするならどうしようもなく、アホさは凶悪さでリカバーすると自分に言い聞かせて納得しました。
   今度はリタックシートをヘルメットに貼付け、デザイン画を見ながら油性ペンで下絵を描きました。前回のVFX-DTの時はA4に収まったのですが、今回は口がデカイのでA3サイズになりました。しかし、スキャナーはA4ですので、適当にトンボを付けて左右に分けてスキャンし、後でAdobe Photoshopで画像を組み合わせました。その下絵をAdobe Illustratorで読み込み、ザザーッとトレース。それをプリンターで出力して、ヘルメットに合わせて、カットする位置などを探り、さらにそれをAdobe Illustratorでトレースし直し、みたいな作業を繰り返し、やっとこ型紙を作りました。
   その間に注文していたブラックのVFX-Wが到着。早速型紙をヘルメットに合わせてみました。ヘルメットは球体、型紙は平面なので、絵に描いたみたいにピタっとは行きませんが、まぁ、大体の雰囲気はつかめました。なかなか凶悪な面構えになりそうです。

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ヘルメットにベッタリとリタックシートを貼付け
デザイン画を見ながらフリーハンドで下絵を描きます
これは前作でもやった方法です

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口がデカくなっただけに、下絵も大きくなりました
左右に分割してスキャンし、Mac上で合わせました

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スキャンした下絵をイラストレータでトレース
イメージがカチっとしてきました

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刷り出した型紙をざっくりヘルメットに貼付けたところ
なかなかいい雰囲気です

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シワになっている部分をどうするか
ともあれ、下地の作業をしながら考える事にしました


■3月20〜4月9日:下地作業
   実際に作業を始める前に、様々なヘルメット自家塗装のサイトを見たのですが、分った様な分らん様な、イマイチ飲み込めない感じでした。まぁ、ウダウダ悩むより、物がもう届いてるんだから、さっさと作業を始める事にしました。
   まずは下地作業から。ツルツルのクリアの上からいくらスプレーしても、塗料は剥がれるだけなのは、昔、ABS板で軽機関銃作った時の経験から分ってましたので、まずは塗装を削り落としてしまいます。600番の耐水ペーパーを使って、ひたすら塗面を落とします。ただの球面は簡単なのですが、VFX-Wは窪みがあったりリムがあったりで、結構ヤヤコしい。あまりひつこく擦ってると、プライマー層も削って帽体まで行ってしまうので、適当なところで止めておく必要もありました。この作業は、大体4日ほどで完了しました。ところが、後になって聞いたのですが、新品の傷の入ってない無地のヘルメットなら、表面のクリア層だけペーパーで研げば良いとの事。塗装まで剥がしてしてうっかり帽体まで見えたら、そこがスプレーの溶剤で弱るとか。あと、完全に落とし切れず、所々黒い所も残っている訳で、厳密には平均的に削れず、表面はデコボコしてる事になります。まぁ、そう言われりゃそうですが、やっちまったもんは仕方ないので、しっかりプライマーサーフェイサーを吹いて対処する事にしました。
   塗面を削った後は、開口部のマスキング。本来なら、縁のゴムやヘルメットの中の発泡スチロールも外すべきなのでしょうが、キレイに外す自信がなく、発泡スチロールの外し方も分らないので、内装だけ外して、ゴムの縁の所にテープを貼って切り取ってマスキングしました。また、バイザーの基部のゴムも外れなかったので、無理せずマスキングしました(どうやら外れる様です)
   頼んでいたスプレーの到着が遅れたので、待っている間にデザインを再考しました。当初の予定では、初めて乗ったバイクであるホンダ・ブロスのブルーがかったガンメタ(グラニートブルーメタリック)単色の上にシャークマウスを描き、あとは定番のDANGERステッカーと安全運転のステッカーだけを貼るつもりをしてたのですが、それでは些か寂しい。せっかくの自家塗装ですから、ちょっとは凝りたいという事で、何種類かデザインを考え、後頭部のゴーグルのバンドがハマる部分に白黒の市松模様を描く事にしました。大戦末期の米軍機によく見られる柄です。ところが、このマスキングが上手くいかず、グニャグニャです。そうこうしている間に、注文してたスプレーが届いたので、やり方は他の作業と並行して考える事にしました。
   下地は、まず、デイトナのMCペインターのプライマーサーフェイサーから始めました。とにかく徹底的にスプレーしまくり、300ml1本使い切った頃に、ようやく帽体が全部キレイに隠れました。続いて、下地色の白という事で、アサヒペンの艶消しの白をスプレーしました。あえて艶消しを選んだのは、鉛筆で下書きをする事を考慮しての事でした。白は半分も使わない内に全部塗りきれました。

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600番の耐水ペーパーでコシコシ塗面を削って行きます
ヤヤコしい所は、適当に済ませました

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しかし、正解は、表面を荒らす程度で良かったようです
だったら、マットブラックでも良かった気がします

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開口部をマスキング
ゴムの縁は、アートナイフの尻でけがく様にテープを押しつけ
注意して切り取って行きました

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アチコチに開いている通気口は、テープを貼って通気口の形に切り抜き
それを何回か繰り返して重ねて貼り、隙間が開かない様にしました

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色々考えたデザイン
白黒ストライプは簡単そうでしたが地味だし、デジカモは難しいので
チェッカー模様にしました

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試しにマスキングしてみましたが
四角を貼り合わせる方法ではグニャグニャになって上手く行きませんでした

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天気の良い日に下地作業
風が強くて、狙った所にスプレーするのが大変でした

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プラサフは無くなるまで徹底してスプレーしましたが
白は3回重ね塗りで十分でした


■4月9〜13日:シャークマウスの塗装
   さて、シャークマウスの塗装に取り掛かるのですが、問題はどうやってマスキングするか。それ以前にヘルメットに下書きをどうしたら良いのか。まったく手探りの状態で始める格好になりました。手元にあるのは、幅50mmと24mm、そして5mmのマスキングテープに、アートナイフです。艶消し白の下地に鉛筆で絵を描いて、5mmのマスキングテープを曲線に貼ってマスキングする方法を試したのですが、上手い具合に曲線にならず断念。結局、帽体全体にマスキングテープを貼り、その上に型紙を貼って、それにアートナイフを沿わせてテープに切り込みを入れるやり方にしました。
   ところが、そのやり方だと、型紙の下でテープがどうなっているか分らず、テープが重なっている所では上手く切り抜けなかったり、型紙が浮いていたりすると線がキレイに切れなかったりと、非常に困難な状態となってしまいました。
   そこで、まずシャークマウス全体を帽体に貼付け、外側の線を鉛筆で描き、今度は歯の部分と口の縁を残した状態の型紙を下書きの外枠に合わせて帽体に貼付けて、歯の部分を描く。最後に舌の部分を残した歯の型紙を貼って舌の線を描きました。またこの際、下顎の歪みをなくす様に帽体に沿わせて貼付けた結果、下顎の長さが若干短くなり、いわゆる「アイーン」状態が気持ち緩和されました。
   この鉛筆描きの下絵を指で消してしまわない様に注意しながら、アートナイフで切り抜く作戦で行きました。まず、舌と目の赤い部分を気に抜いて赤のスプレーを拭き、次は赤の部分を隠しつつ、口の中とシャークマウスの縁、黒目の部分を切り抜いて黒をスプレーしました。
   仕上がりは、アートナイフで不自由に切り抜いただけの事があって、曲線がキレイに切れてなかったり、マスキングが甘くて色がはみ出たりと、あまり出来栄えの良いものではありませんでした。修正するにしても、今の道具では同じ事の繰り返しですので、対策を考えてからにする事にしました。

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シャークマウスを描く部分は、出来るだけテープが浮かない様に
その他はざっくり貼りました

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型紙を貼って鉛筆で下書き
下顎を短くする事にしました

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左右とも鉛筆で下書きを完了
後頭部の市松模様は、まだ研究段階です

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まずは色の明るい赤である舌と赤目の部分からスタート

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次に黒が入る部分を切り抜き
舌と赤目をマスキング(この段階ではまだしてない)

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黒を吹いて、マスキングを全部外した状態
曲線がグニャグニャでどうにも処置無し



■4月13〜16日:市松模様を描く
   お次は懸案の市松模様です。マスキングの仕方を色々試してみたのですが、そこで気が付いたのは、球面や末広がりの部分では、線は必ずしも直線ではなく、場合によっては途中から斜めになったり幅が変わったりする、という事でした。それを踏まえた上で、比較的平らなゴーグルのバンドが当たる部分を基準としてテープを貼り、その上下のリムの部分は成り行きでやる、という事にしました。
   具体的には、まず真後ろの左右で分割される部分を基準としてピッタリテープを貼り、同じ幅の治具代わりのテープを隣に貼ってその横にテープを貼る、というのを繰り返して縦縞を作る。次は同じ要領で横縞を作って、きっちり浮かない様にテープを帽体に密着させる。そして、縦と横のテープが交差している部分を切り取る。こうする事で、パッと見た目、真っすぐな市松模様のマーキングを施す事が出来ました。
   その他の帽体の部分もマスキングして、黒をスプレー。そしてマスキングを外したのですが、一部線がガタっていたり、白の部分に黒がはみ出ていたりと、みっともない部分もあったので、その部分だけマスキングし直して、白をスプレー。すると今度は黒の部分に白が、という具合で、2回ほど修正をしました。
   この後、市松模様の黒の部分とシャークマウスの縁の黒が一緒になって目立たない、という事で、市松模様の上下と口の境界線に赤でラインを入れる事に。また、帽体の窪みも赤くする事で、少しでもスタイリッシュにしようとしました。

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市松模様のマスキング手順
よほど複雑な形状をしてない限り、この手順で上手くいくはず

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市松模様というのは、ある意味、錯視のデザインで
それが理解出来たので誤摩化しも出来る様になりました

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かなり良い感じのマスキングになりました
その他の部分も覆って、黒をスプレーします

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あちこち粗がありますし、またシャークマウスとの関係がパッとしません

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修正したい部分をマスキングして、吹き直し

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大分いい感じになりましたが、それでもはみ出たりしてます

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赤のラインを入れる部分を想定してマスキング
このくらいの大きさになると、5mmのテープでも曲線が描けました

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かなり良い感じの雰囲気になりました


■4月16〜19日:帽体の塗装
   タニーヘルムの主立った所の塗装が済んだところで、帽体全体の塗装に取り掛かります。まず、大事な所をマスキングします。この頃には5mmのマスキングテープを使って、曲線をキレイにマスキング出来る様になっていました。アートナイフは、直線や短い距離を切るのには適していますが、長い距離に使うもんじゃないな、と思う様になっていました。
   帽体の色は、初めて乗ったバイク、ホンダ・ブロスのグラニットブルーメタリックが、デイトナのMCペインターから出ていましたので、それを使いました。が!これが全然、自分が覚えていた色とは別もんで、ぶっちゃけ、艶ありの黒にしか見えませんでした。自分が乗っていたブロスは、もっとグレーが強くてブルーががっていたのですが、どうも年式の違うやつの色の様です。これでは目や口の縁の黒と同化して、全然ぱっとしない感じになってしまいました。
   これでは丸っきりつまらないので、ヘルメットの下部を銀でラップ塗装して、ちょっとサメっぽい雰囲気にしてみようと思いました。そこでラップ塗装の練習をしたのですが、これがネットで公開されている動画の様に、先にラップにスプレーして貼付けても、その逆にスプレーした上にラップを貼付けても、ラップを指で動かして模様を付けるという事が出来ず、ただ単にひっぺがして、ベッタリとした模様を描くのが精一杯。そこで仕方なく、くしゃくしゃにしたラップに銀のスプレーを吹いて、それをポンポンと軽く押す様にして、ラップの模様を付けたのですが、ただ単に汚らしくなっただけでした。
   そこら辺を試行錯誤している間に、バイザーにも赤と白でワンポイントを入れようとしたのですが、下地処理が面倒でそのままスプレーしたら、案の定剥げてしまい、それでも下地処理や塗装後の表面処理が面倒だったので、カッティングシートで対応する事に。しかし、これもキレイに行ったとは言い難い仕上がりでした。
   それでもまだデザイン的に引き締まった感がなかったので、頭頂部の窪みに赤を入れる事に。結構タイトな曲線があるのですが、5mmのマスキングテープを上手く組み合わせ、赤を入れる事が出来ました。しかし、追加で塗装する度にテープをはったり剥がしたりしてる為、赤だの黒だのの光沢のある部分にテープの跡が残ってしまいました。

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主立った部分をマスキングして帽体の塗装へ
この時点では、マスキングはこれで最後!などと
のん気な事を考えていました

20160416_140331
塗ってみてびっくり!
ただただ真っ黒でした。。。

20160417_151426
そこで、ラップ塗装の練習
しかし、どうにも上手くいってません

20160418_111607
結局、このやり方でラップ塗装しました
が、イマイチ、イメージに合いませんでした

20160419_000901
いいとこまで来てるのに、今一歩という感じ
かつ、目だの口だのを修正したくてタマラン、というとこです

20160418_122347
バイザーを下地処理する手間が面倒で、カッティングシートで
しかし、面倒臭がってたのでは、自家塗装は成り立たないですよね、、

20160419_030056
わずかこの面積を塗るためだけに
帽体全体を覆うマスキングをせねばなりません

20160419_040721
しかし、やったらやっただけの事はあって、
かなりそれっぽい感じになりました



■4月19〜20日:目の修正、赤線の追加
   始めのマスキングで目がガタガタになってしまっているのがどうしても気になり、修正する事になりました。前回買い物した時にはなかった2mm幅のマスキングテープが近所のビバホームにあったので購入。早速使ってみたのですが、かなり細かい曲線がマスク出来る事が分り、だったら最初から使えば良かったと思いました。ただ、2mm幅のマスキングテープは紙製でなく樹脂製で、厚みが紙製よりあるので、重ねて使うと交差した部分に隙間が出来て、そこから塗料が伝い滲みし、新たに修正せねばならない、という事もありました。しかし、これもやったらやっただけの事があって、目がくっきりしました。
   次に、イマイチ目立たない赤線を太くする事と、目立たなくなった口の縁の黒を赤にする為に、その部分にマスキングを行いました。この場合も2mm幅のマスキングテープが大活躍しました。
   そして赤が入ったら、今度は頭頂部のマスキングをはずし、赤の部分以下と白目の部分をマスキングして、グラニットブルーメタリックを再塗装しました。目の黒縁が全然目立たないこと、それでいて縁に白い部分が残っていたので、それを全部埋めてしまう為です。

20160419_111343
2mm幅のマスキングテープを投入した事で
曲線の再現はとてもやり易くなりました

20160419_124004
白目がくっきりしました
黒縁は全然目立たない上に、白が目立つので
帽体のグラニットブルーメタリックで潰す事にしました

20160420_015301
その前に、赤を追加する為に全面的にマスキング

20160421_015916
そして、今度は帽体の部分を塗るためのマスキング
とにかく、マスキング連続です


■4月20〜21日:頭頂部のラップ塗装
   グラニットブルーメタリックが予想したたのと全く違って、あまりに黒々していた為、ここに良い感じにラップ塗装を施す決心をしました。ただし、ただの銀色ではコントラストがキツ過ぎるので、タミヤのショップでガンメタとライトガンメタのスプレーを買って来ました。そして、ラップの上に少しスプレーしてみて、どちらの色が合うか試したところ、ガンメタの方がコントラストがキツ過ぎない事が分りました。
   ラップ塗装は様々なやり方があるのですが、今度は帽体にスプレーした上にラップを被せて指で動かして模様を付ける方法をチャレンジしてみる事にしました。ラップも途中で無くなったら困るので、新品を買って来ました。そして、おもむろにガンメタをスプレーし、ラップを被せ、、様としたら、ラップがくっついて巻いてしまい、2枚目が剥がれない!しかも風がキツくて、塗面が直ぐに乾いてしまう!イライラを通り越して激怒しつつ、やっとこラップを被せたものの、まったく指で動かない。失敗を確信しラップを剥がしたところ、汚らしいシワが寄っただけのガンメタ一色で、情けないやら頭に来るやら。しばらく落ち込んでました。
   しかし、落ち込んでても仕方ないので、ひとまずグラニットブルーメタリックを再塗装しなおし、完全に乾燥した夜に再チャレンジ。今度は予めラップを張り合わせて大きめにしておき、その上にガンメタをガバっとスプレーして、即座に帽体に被せ、ただちにひっぺがしました。そして、ガンメタの乗りが悪い所に、まだ乾いてないラップをポンポンと押し付け、どうにかラップ塗装らしい仕上げをする事が出来ました。
   今から思うに、ネットで上げられているラップ塗装の例は、塗料の希釈の度合いがかなり低いものではないかと思います。つまり、缶スプレーでは同じ事をするのが難しい訳です。広げたラップにスプレーして貼付けるやり方が、一番向いていると思います。

20160420_225259
念のため、ライトガンメタも購入
この他に、ブラックメタリックなどもありました

20160421_033126
色調テスト
左がガンメタ、右がライトガンメタです

20160421_104206
いきなり失敗するの図
風の強いところで、この手の作業はするもんじゃないと思いました

20160421_212212
結局、マンションの廊下で
広げたラップにスプレーして貼付けるやり方にしました

20160421_211649
何とかそれっぽく出来ました


■4月21〜24日:下部の再塗装、目、口の修正
   お次は汚らしいヘルメット下部のやり直し。頭頂部のラップ塗装の保険で買って来たライトガンメタが丸々余ったので、下部はライトガンメタ一色で塗りつぶす事にしました。マスキングテープの残りが少なくなって来た事と、ラップ塗装した部分にテープの跡を付けたくなったので、細かいマスキングが不要な部分は、コピー紙で覆ってマスクしました。結果は上々。鉄色ベースのいかついヘルメットになりました。
   ラップ塗装をした事で、目はむしろ黒縁を付けた方がカッコいいと感じる様になり、再度目の部分をマスキングして黒をスプレー。目がぱっちりしました。
   そうこうしているウチに、ヘルメット下部がライトガンメタ一色では少し大人しいと感じる様になり、チンガードの部分にガンメタで市松模様を入れる事に。こちらは躍動感を出すために斜めのチェッカリングとする事にしました。出来る限り左右対称になる様にマスキングしたのです、この時になって、左右の口の大きさが若干違う事に気が付きました。しかし、今更やり直しも出来ないので、そのままにしました。
   ガンメタのチェッカリングのあと、舌の再塗装。これは赤のスプレーが無くなって、近所のビバホームで買い直したのですが、そこはニッペンのスプレーしかなく、赤線が舌より濃い赤だったためです。ギザギザの歯のマスクは大変でしたが、丁寧に2mmのテープを切って、テープが交差しない様に切り合わせたので、キレイに再塗装出来ました。
   最後に、ヘルメット下部の背面がライトガンメタ一色で間延びしていたので、リムの部分をガンメタで塗装してアクセントをつけました。

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どう見ても下部が汚らしいので、再塗装
大きな面積のマスキングは、紙などを使う様になりました

20160422_015750
良い感じに鉄色になったタニーヘルム
ちょっと目がぱっとしなくなりました

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目を再塗装
マスキングの主力が紙になりましたw

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目がくっきりました
下部の鉄色の部分をどうにかしたくなってきました

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チンガードにチェッカリング
市松模様もお手の物です

20160424_121114
かなり躍動的な感じになってきました
ここで舌と赤線の赤の色合いが違う事に気が付きました

20160424_151519
舌の再塗装
マスキングにコンビニ袋を投入

20160424_190616
リムの部分の塗装にもコンビニ袋でマスキング

20160424_205201
色々ありましたが、やっとこここまで持ってくる事が出来ました


仕上編に続く






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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