TT-R125
2020年10月31日
今を去ること一年前、たっかい金かけて三宅島くんだりまで出向いたのに、雨は降るわ寒いわでロクな目に遭ってなかったその時、TOYZ Racing エンデューロ部の面々は、全くのどピーカンの勝沼で「ジョンイットマツリ」なるイベントに参加して、はしゃぎまくってたという話しを聞き、「次こそは三宅島なんぞ行かずに自分もそっちに参加しよう」と硬く決意して一年が過ぎました。という訳で、今回はこのオフロードの世界にあっては、超絶ぬるいジョンイットマツリ2020のお話しです。
今回は嫁はんのレースデビューでもあります
■ジョンイットマツリとは?
その名の通り、木更津にあるjon itという、やたら野良猫が来るバイク屋さんが主催するイベントです。自分はMotoshop TOYZでバイク買ったり整備したりしてるのですが、そのTOYZのマックさんとjon itのハララさんがWEXで因縁の間柄とか、TOYZに出入りしてるくせにjon itでKTM買った不心得者がいるとか、まぁ、いろいろな繋がりで親しくしております。
で、イベントの内容ですが、初日はチーム対抗6時間耐久レースです。ただし、ミニモトサイズとかスクーターとかビジネスバイクで走ります。1チーム4名までエントリー出来て交代で走りますが、一人で参加した人も今回は2名ほどいらっしゃったようです。二日目はフリー走行で、モトクロスやエンデューロのトップライダーのスクールも参加できます。
6耐たにし組の乗機、CR85
持ち主曰く、クソバイクw
そりゃ、Betaと比べたらねぇ〜〜
現地でリチウムイオンバッテリーに交換w
■TOYZ Racing たにし組&きのこ組
さて、6耐にはTOYZ Racingから2組が参加。しかも今回は嫁はんが初レース参加です。投入したバイクは、たにし組がCR85、きのこ組がTT-R125。組み分けは「キック始動が出来るか否か」で分ける事になりました。嫁はんは自動的にTT-R125、そのサポートライダーたる自分はCR85と相成りました。
問題は、普段のレースなら前日入りしてレース本番にゆっくり備えるところですが、今回は土日の2daysという事で、金曜日の仕事が終わったら現地に駆けつけねばならない、という事です。金曜日は休みが取れなかったので、早番に変更し、仕事から帰ったら、さっさと準備して現地に駆けつけたのですが、いざ着いてみると結構寒い。土曜日早朝は運転席で仮眠するつもりをしてたのですが、そのままでは寒くて寝れず、シュラフを出して被って寝ましたが、それでも足元が寒くて、あまり寝れませんでした。この時期のGAIAの夜は、十分な防寒が必要です。
そんな事もあって、0600時に起床。直ちにバイクを下ろし準備に取り掛かりましたが、受付は0730時頃、レース開始は0930時からと、準備には十分な時間があり、いつものWEXほど慌ただしくはありませんでした。
CR85でロックセクションを飛ばす
たにし組のマックさん
ロックセクションは大分マイルドになってました
■嫁はんのサポート
6時間耐久を4人で走るとなると、一人の持ち時間は90分という事になるのですが、そんなに走ったんでは疲れてしまうので、30分交代という事になりました。何周走ろうが30分でピットインして次のメンバーに交代する訳です。そして自分は嫁はんに付きっ切りでサポートするために、嫁はんと同じ第一走者という事になりました。
ジョンイットマツリ6時間耐久レースのスタート方法は、ルマン式との事。ルマン式とは、離れた場所からダッシュしてバイクに取り付きスタートする方法で、これまでにもハイブリットカップやモチュールカップで経験しています。が、これらの一般的なレースと違うのは、そのダッシュする距離で、たっぷり50メートルはありました(爆)
膝痛めないように慎重に走って、CR85に取り付きキックしてエンジン始動。ようやくTT-R125にたどり着いた嫁はんがスタートするのを待って、こちらも追跡を開始しました。が、これが予想に反して結構大変。というのは、嫁はんの全力疾走というのが原付のスクーターにもぶっちぎられる鈍速で、それに対してCR85はエンジン回さないとエンストする困ったバイクです。1速でモーモー言わせながら後に付いていくのですが、2stのミニモトって予想以上にゆっくり走るのって、大変なんだなと感じました。
そして何が一番大変といっても、エンストした時の再始動で、当然キック始動なのですが、車高が低い割にペダルの位置が高いみたいで、非常にキックがしにくい。普段セルで楽してる分、余計に大変で、頭に来る始末。まぁ、掛かりが良いのが救いですが、嫁はんが失敗する度にキックせないかんのが億劫でした。
今回の6耐は、スクーターも走るという事で、非常に簡単なコースになっているはずでしたが、第二パドックからMXコースに上がる坂は、一体どうした事かめちゃめちゃ荒れていて、岩がゴロゴロしてました。当然、嫁はんはスタック。自分も停止。しかし、嫁はんの手助けする余裕はこっちにもなく、ピーキーなCR85をどうにかこうにか言う事聞かせながら、押して上がるハメに。嫁はんはというと、ギャラリーの人に助けて貰いながら、どうにか押し上げていました。
チェックポイント(といっても、自分で輪ゴムを自分のチームの棒に掛けていく方式)をすぎて、GAIAウッズに入り、その先のロックセクション。エスケープに行くのかと思ったら、そのまま平気な顔して突破したのにはちょっと驚きましたが、そんなこんなで第一走は30分かけて1周半で、次のライダーにバトンタッチしました。
ホットプレートだけでなく、たこ焼き機まで出てくるとはw
■ジョンイットマツリのゆるゆるなところ
次の走者にバトンタッチした後は、しばらく用事がありません。というか、自分の出番でない人は、特段の用事がありません。なので、寝てたり、昼飯の用意したり、応援行ったり、まぁ、何の縛りもない訳です。普段のレースの様な緊張感がないところが、ジョンイットマツリの特徴と言えるでしょう。
最近、富に飯の質が向上しているTOYZ Racingの今日のお昼はたこやき。レース会場でたこやき作ってるチームってのも珍しい訳ですが、これが結構美味くて、しかもイカタコ苦手は自分用に、ソーセージとチーズを使ったやつが、これまた予想以上に美味くて、Motoshop TOYZで店出したらどう?なんて話しが出るくらいでした。
そんな間にも、ライダー交代は進んで、次の順番が回ってきたのですが、流石に嫁さんも慣れてきたのか、1回目にトチった所も失敗しない様になり、MXコースに上がる坂も石の間が土で埋まって走りやすくなっており、次は一人でも行けるんちゃうかー、という感じでした。
そんでまたライダー交代して、隊員とアホな話ししてる間に最後の出番。嫁はんはもう一人で大丈夫だろうと思い、先行して走ってたのですが、ラップして嫁はんに追いついた時、嫁はんのケツが泥ですごく汚れていて、「そんな泥汚れになるとこあったかなー」と思いつつ、まぁ転けたには違いないので、やっぱりサポートする事に。3周走って最終ライダーに交代したあと、一体どうしたのかと聞いたら、MXコースに上がる坂の先の野壺に胸までハマったとのこと。最後の最後にエンデューロらしい体験が出来た様です。
■レースのない前夜祭は最高!
そんなこんなで初日は終了。いつもの様に温泉行って、買い出し行って、前夜祭スタートです。ジョンイットマツリとWEXの大きな違いは、夜が賑やかな事。WEXだと、夜は仲間内で宴会やってもいいけど、あまりうるさくするなと言われますが、ジョンイットマツリではお祭りというだけあって、本部のラウドスピーカーから大音量でずっと音楽流れてて、いかにもお祭りな感じです。
この時期のGAIAは、昼間は晴れれば結構暖かいのですが、陽が暮れると一気に寒くなります。TOYZテントは外周を横幕で全部カバーし、さらには現地調達の石油ファンヒーターを投入して、外気からは想像も出来ないほどにポカポカに。最近のTOYZ Racing エンデューロ部はやたら装備が良くて、発電機だのホットプレートだの投光器だの冷蔵庫やポータブル電源だのだの、装備が充実してて前夜祭が楽しめます。
しかし、普段のレースとジョンイットマツリの大きな違いは、「翌日にレース走らなくても良い」という事。レースの為に遠征しておいてこの言い草はないもんですが、やっぱり翌日レース走らないかんとなると、それなりに緊張もしますし、雨など降ろうものなら翌日はエライ目に遭うの間違いなしです。そうそうはしゃげも出来ないのです。それに早い事寝ない事には、朝起きれませんし、眠い状態では安全運転もままなりません。
そんな気遣いが、いーーーーーーっさい要らないのがジョンイントマツリ。翌日は一応、0900時からフリー走行&スクールですが、別にそれに間に合う様に起きる必要もないのです。何と言っても、レースじゃないから、前の晩にどんなに遅くまで騒いでても、何一つ困らないのです。
装備充実のTOYZ前夜祭w
嫁はんが書いた看板。気分は学祭です
日本飯盒協会会長、渾身の飯炊きw
■改めてクロトレの乗りやすさを実感
夜は結構冷えたのですが、シュラフカバーするほどでもなく、案外ぐっすり寝れました。というか、寝不足だったので良く寝たみたいです。普段のレースでは0600時に起床しますが、今回はiPhoneの目覚ましもセットせず、0800時に嫁はんに起こされなかったら、もっと寝てたかもしれません。
嫁はんに叩き起こされたあと、昨日、野壺にはまって何もかも濡れてしまった嫁はんのブーツだのプロテクターだのを、本部でストーブで乾かして貰ってたの回収し、嫁はんを先にスクールに送り出したあと、自分はのんびり朝飯。昨日の豚汁の残りにうどんをぶち込んで煮込んで食ったのですが、これがまぁ、美味い事。普段のレースだと、朝はまず食えないのですが、午前中はバイク乗らない事にしたので、こういう時は好き放題食えるのです。
午後からモトクロスのスクールに参加。モトクロスやめてから、かれこれ7年くらい経ってますし、バイクもモトクロッサーじゃないんで、MX的な走りはちょっと出来なくなってましたが、それでもX-Trainerは乗りやすいなぁ、と改めて感じました。それをもっと実感したのは、ウッズを走った時で、CRF乗ってた時よりも、やっぱりヒラヒラと乗りやすい。昨日一日CR85に乗り続けたせいもあって、坂でも低速で上がってくれて、「いいバイクだなぁ」としみじみ感じました。
2日目の最後は、参加者全員でシャッフルリレー。所属してるチーム関係なしにリレーのチームを組んで、MXコースを1周走って、次の人にバトンタッチするのですが、そのタッチの仕方が、帰ってきたらバイク放り出して、走って次のライダーさんにタッチしにいくというもので、昨日のルマン式といい、つくづくjon itは人を自分の足で走らせるのが好きなんだな、と思いましたw
前夜にこさえた豚汁。これが予想以上に美味かった!
これがまた美味いんだw
■感想
そんなこんなで、のんびりした2日間を過ごしたのですが、いやはや、楽しかったです。自分はレースを主軸としてオフロードバイクの趣味をやってきましたし、またレースに参加するから、それに付随するあれやこれやも楽しんできたのですが、こういうヌルいイベントもたまには良いもんだな、と感じました。
普段のレースでは、夜中大騒ぎするなんてのは出来なくて、他のチームの人と交流する機会が少ないのですが、今回はjon itのイベントにTOYZの面々が入り込んだ格好だったので、いろんな交流があったのが、また収穫だったと思います。
なんにしても、楽しい二日間でした。また参加したいと思います。
来年辺りは、仮装に凝るかなw
2020年05月17日
今さら、オイル交換のことで1本レポート書く様な事もないと思うのですが、緊急事態宣言で全然バイク乗ってませんし、バイクのネタも全然ないのです。もっとも、既に主要都府県以外の39県では宣言が解除されており、残りもおそらく月明けには解除される事が予想されますので、活動再開に向けて、エンジン始動、オイル交換、装備の積み込みなど、準備を致しました。
トランポは装備を下ろして荷役任務に就いてました
■クロトレのミッションオイル交換時期
ところで、クロストレーナー250のミッションオイルの交換時期ですが、BETAから出ているオーナーズマニュアルには、「30時間おきに交換」と書かれています。まぁ、4ストみたいにピストンも一緒に潤滑してる訳ではないので、CRFの時の様に180分で交換みたいな、頻繁にやらんでも良いのかな、と思ってました。しかし、それにしても30時間ってのは長いなと思ったので、ツイッターでペロっと質問してました。すると、
半クラ使う様な乗り方したら、かなり早目に交換して下さい。
— AD/tac (@tac69) May 11, 2020
僕はモトクロスコースなら3回に一回、沢やヒルクライム多めなら毎回交換してます。
サボると更にクラッチ減ります。
オー!ジーザス! エンジンのフルDPC/WLC加工から、かれこれ4時間も乗ってます。知らんかったら本当に30時間まで乗ってるところでした。(tacさん、有り難うあります)
自分はスポーツライディングに使うバイクのオイルは全くケチるつもりがないので、そうと分かったら次に乗りに行く前に交換です。使うオイルですが、今まで4ストのXRやCRFに使っていたシルコリンPro4をそのまま継続しようします。
■暖気のこと
自分が2ストのレーサーを乗るのは、このX-Trainer250が初めてで、納車の際に暖気の仕方も習いました。まず、4ストと違って(まぁ、本質的には4ストも同じですが)暖気は十分行う事。具体的にはラジエターがほんのり温まってくる程度。これ、冬場は結構時間かけて行わねばならず、たっぷり5分くらい暖気してたりします。
また、2ストの暖気というと、アクセル開けてワンワンやるイメージがあるのですが、そうじゃなくて、軽くアクセルを開けて、パラ、パラ、という感じで断続的に暖気するとの事。エンジン回転が安定してくるまで、これを続けます。まぁ、ワンワンやってると隣近所に迷惑ですしね。
この暖気をやっている間に、オイルタンクからオイルインジェクションにちゃんとオイルが圧送されているか確認します。確認の仕方は、オイルチューブの中の気泡が、1ミリずつほどピコ、ピコと動いているかどうかを見ます。
冬場はしばらくチョーク引いてなければいけませんが、流石に夏なみに暑い今日は、エンジンが掛かったらチョーク戻さないと、回転が猛烈に上がって煩くて近所迷惑でした。というか、ワンワン言わせなくても、やっぱり2ストのエンジン音は4ストよりもデカくて、あまりウチの前では暖気したくないなー、という感じでした。
エンジンかけたばかりの時は、こまめにアクセルを開けないと
こんな具合でエンストします
矢印のところがオイルチューブの気泡
大抵、朝一番のエンジン始動の時は、気泡が入ってます
■クロトレオイル交換
さて、いよいよオイル交換です。交換の手順そのものは、国産車と同じですが、クロストレーナーの(というか、BETA車全般?)はブレーキペダルの向こう側にドレンボルトがあります。まぁ、ブレーキペダルを思いっきり下まで下げればソケットが入りますが、どうしてこんなトコにドレン設けたんでしょうね。
もっと困るが、ドレンから出てくるオイルが、フレームから出てるステップの支柱に直撃する事。この辺りの設計、日本人だともうちょっと考えてくれそうなところですが、イタリア人的には「後で拭けば良いんじゃね?」とこなんですかね。
国産車でもそうですが、オイル交換の時はスキッドプレートを外して、と結構面倒な作業になります。エンジンの下にドレンがあるタイプで、スキッドプレートに穴が開けてあっても、大抵はスキッドプレートの中にオイルが垂れるので外す訳です。クロトレでもその様にマニュアルに書いてありました。ところが、世の中、賢い人がいるもので、2リットルのペットボトルを切って、エンジンとスキッドプレートの間に切った一辺を押し込むと、スキッドプレートを外さないでもオイルで汚れない、ってのを教えてくれた人がいました。やってみると、確かにフレームにも垂れない。エンジンの横にドレンがあるからこそ出来る芸当ですが、なかなか良いアイデアです。
ところで、X-Trainerのドレンボルトは、なんとマグネット付きです。芸が細かいというか、性能の割には安いバイクなのに、こういう所にも金かけてるんかー、と驚きました。
どうしてこんな所にドレンを設けるのか
隠したかったのか?
お茶とかの柔らかいペットボトルの方が
切ったり曲げたりが楽です
マグネット付きドレンボルト
いっぱい鉄粉ついてました
しかし、ワッシャーじゃなくて、ゴムのOリングなのね
■やっぱりアドバイスには従おう
そのドレンボルトの磁石、取り出した時は写真の通り、鉄粉だらけで黒い磁石が付いてるのかと思ったくらいでした。オイルの方も色的にはまだまだ行けそうな感じでしたが、よく見ると、鉄粉らしきものが結構混じっている。まぁ、フルDLC/WPC加工後の最初のオイル交換ですので、「アタリ」の部分の粉が出たのかもしれませんが、やっぱりアドバイス通りに、マメに交換した方が良さそうです。
自分が使っているシルコリンPro4(10W-40)というオイルは、リッター3,300円くらいする高いオイルですが、性能はリッター1,000円くらいのホンダG1と比べて、体感で出力15%増しくらいに感じる良いオイルです。以前は、乗る度に(60分程度)交換してましたが、シルコリンに変えてから120〜150分くらいで替えています。そのくらいは持つという意味です。交換頻度が減った事で、手間も減り、手入れに使うパーツクリーナーやキッチンペーパーも節約でき、結果としてリーズナブルです。(この辺りの講釈は「オイルにまつわる諸考察」を参照ください)
鉄粉キラキラ
まぁ、オイル交換はこれまで通りのスパンでやります
この百均の漏斗を教えてもらってから
オイル入れるのが凄く楽になりましたw
■TT-R125もオイル交換
嫁さんのTT-R125“ドライジーネ号”のオイル交換もやりました。ドライジーネ号にはアワーメーターを付けてないのですが、乗り手が乗り手だけに「10時間くらいで替えたら良いんじゃない?」と言われていたのですが、5時間乗った時点でどんな感じに見てみたかったのです。
出て来たオイルは、水みたいにバッシャバシャになってました。いくら嫁さんと言えども、成田の大坂なんかじゃフルスロットルにしてますし、やっぱりスポーツライディングとなると、ツーリング以上に消耗するみたいです。少なくとも150分くらいで交換した方が無難そうです。
ちなみに、オイル交換が終わったと、ちょっと家の前で走らせてみたのですが(ナンバー付いてないので本来は違法)、シフトが入り易くなって、エンジンが軽くなり、とても乗り易くなりました。前に入ってたオイルが何だったのか分かりませんが、やっぱり上等なオイルは性能が良いのと、オイルが劣化するとシフト入りにくくなるんだな、と感じました。
TT-R125のドレンボルトもエンジンの横にあります
これはマグネット付きではありませんでした
クロトレ同様にペットボトル使いました
オイルは真っ黒のバッシャバシャ
作業始める前は面倒臭い感じですが
作業終わるとさっぱりした気分になります
■今年の展望
今年は新型コロナウイルスで、レースやイベントも軒並み中止になっています。6月からはぼちぼち開催される様ですが、これを書いてる現時点では、自分はどうなるか。世の中と職場の状況次第です。再開するにしても、いきなりレースってのもなんですし、やっぱりぼちぼち練習に行って、秋口くらいから残りのレースに出る、という感じになりますかね。
「バイクも2週間乗ってないと、別にバイクなくてもいいやー、みたいな感じなる」と昔、誰かが言ってましたが、乗ってないと確かにそんな風になります。でも、ちょこっと乗ると、やっぱり楽しいんですよね。家の前の道を、ちょろっと転がしただけで、「ああ楽しいな」と。本当はやっちゃダメなんですけどね、人も車も全然通らないので、1〜2分ほど転がしました。クロトレもTT-Rもよく曲がるんで、ほんと楽しいんです。早く自粛が解除されると良いですね。
いつでも走りに行けます
2020年04月23日
新型コロナウイルスで相変わらず絶賛外出自粛中です。成田MXPなどは営業している様ですが、ツーリング行ったらコロナに感染した、といった話しも伝わって来ており、文字通り「不急不要の外出」は控えねばならないご時世です。そんな訳で、このブログも小ネタしかありません。もっとも、ブロガーは、如何に小さいパン種で、でっかいパンを作るかが腕の見せ所らしいので、頑張ります。
トレール車では毎度つけてる
DRCのワイドフットペグ
■ワイドステップに換えたい
XR250もそうでしたが、2000年代くらいまで市販車オフロードバイクのステップって、細いのがついてました。さすがにモトクロッサーはワイドになってましたが、ワイドステップの方が特にスタンディングの時の安定感が抜群に良いので、XR230でもDRCのワイドフットペグに換えていました。
となれば、TT-R125でもそうしたいのですが、古い車種だけにDRCのラインナップからは消えてしまっていて、他のを探してもIMSの高いのがオークションにたまに出てる、という感じでした。既存のステップを加工してワイドにする方法もありますが、これも結構お金のかかる話しです。どないしょうかー、と相談してたのですが、DRCのワイドフットペグのラインナップは、DT200WR、DT230LANZA、SEROW250/TRICKER、TT250R/RAID、XTZ125、XT250が全部同じ「D48-02-535」で、SEROW225とWR250R/Xだけが違う、という状況です。なのでセロー250のが付けばOKなんじゃね?って話しがあったのですが、それを検証する前に新型コロナ騒ぎになってしまい、仕事以外で東京行くのは自粛という流れになってしまいました。
さぁ、困ったなー、でも別に急がんしー(なにせ自粛中なので)と思っていたら、有望な情報が貰う事が出来ました。
250セロー用🆗 pic.twitter.com/xNLUqbDebr
— hiro883R@TKG 不要不急なお出かけ自粛中 (@hiro883r) April 4, 2020
色々ネットで情報は流れてますが、実際に付くという情報があれば、安心です。ヤフーのポイントも結構貯まってましたので、ポポンと突っ込んで調達しました。
■付けてみる
外出自粛は要請しても、仕事はしてちょ、という世の中なので、宅配便も営業されてる訳ですが、それこそ不急不要の部品頼んで、対面手渡しで感染リスク上げるのも気の毒やなー、と思いつつも、それでも買い物して経済回すのも大事と考え直して、届けてもらいました。というか、休みが増えてもコロナ自粛で何もする事がなく、こういうのでもやってないと、暇持て余すんですよね。実のところ、バイク絡みの用事も、今回のでネタ切れだったりします。
実は以前、KLX110のステップが付くってんで、試しにヤフオクで取り寄せてみたら、ステップのシャフトの径が全然合わなかった、という事件があって、今回頼んだセロー250用のワイドステップも、本当につくか心配だったのですが、今度は問題なく付けれました。
付け替えは実に簡単。シャフトの割りピンを取って、シャフト抜いて、スプリングをDRCのワイドステップに合わせてシャフト通して、割りピンしておしまい。ざっと10分そこらの作業でした。
これがノーマルのステップ
結構全時代的です
ワイドフットペグとの比較
純正の右側は、長さも短いです
純正の左側は長さは同じ、太さだけが違います
■付けた感じ
見た目はやっぱり、ワイドステップの方が格好いいですよね。ちょっとレーシーな感じになった気がします(TT-R125はレーサーだそうですが)。乗ってみた感じは、ノーマルよりブーツの底の接地面が増えて、がっつり加重掛けれます。案の定、スタンディングの安定感はノーマルの比ではありません。
ノーマルのステップとの違いは、ステップ位置がちょっと上になった事。セロー用なので、それに合わせた造りになっているからなんでしょうが、またがった時に、膝がちょっと窮屈な感じがしました。DRCのワイドフットペグは車種によっては-5mmのLowタイプもありますが、セローのは純正のしかありませんので、どうしても気になるのなら、シートを若干あんこ盛りして対策するしかなさそうです。
さて、TT-R125“ドライジーネ号”の乗り手である嫁さんに跨らせてみたところ、「踏ん張りが効いてスタンディングもしやすくなった!」との事。ステップ位置が5mmほど上に上がった事で、やっぱり太ももがキツくなったけど(足が太いから)、シートをあんこ盛りして足つきが悪くなるよりは、このままで良いとの事でした。まぁ、少々のところは体で合わせる、という方針でいく事になりました。そうするにしても、やっぱりワイドフットペグは良いようです。
ワイドになって、ぐっとやる気感が出ました
フットペグの角度は、純正のとほとんど同じです
ワイドの方が5mmほどステップ位置が上になります
でも、ワイドにした方が全然乗りやすいです
《余談》お漏らし避け
ところで、Beta X-TrainerもTT-R125もキャブ車で、トランポに積む時は燃料コックをオフにして車体傾けてキャブのガソリンを抜かないと、運転中のトランポの中でバイクが揺すられて、キャブから燃料漏らして、車内がくっさい事になってしまいます。そんな訳でバイク寝かして燃料抜くのですが、これを自宅の前のアスファルトの道でやると、ガソリンがアスファルトに染みるのか、跡が結構残ります。文句言うてくる人はいないのですが(そんなに人が住んで無い)、点々とシミの跡があるのは、やっぱりちょっとアレなので、今回からオイルパンで受ける様にしました。10ccほど出て来ます。「油の一滴は血の一滴」と言いますので、捨てるには惜しいのですが、ガソリンストーブも使わなくなって久しいので、さて、どうしたもんかな。
XR230もキャブ車でしたけど
こんなんした事なかったなー
2020年04月03日
世の中、新型コロナウィルス騒ぎで大わらわで、そのとばっちりを食らう格好で自分も仕事や趣味に、そこそこ影響を受けている今日この頃です。あんだけ満員電車に毎日詰め込まれてて、自分も無事とは思えないのですが、いかんせん、これぽっちの熱も出ないので、まぁ、お付き合いという事でどこも出歩かずウチでじっとしてます。とはいえ、ボケッとしてるのも何なので、自分で出来る範囲でTT-R125“ドライジーネ号”の調整作業をしました。
装甲前のTT-R125“ドライジーネ号”を粗末な事するきの子さん
メカ的に対策を施します
■スロットルチューブのテスト
本車が手元に届いた時、既にスロットルチューブは相当にヤレていて交換をしたのですが、TT-R125本来のスロットルチューブではない物が付いていた様でした。その後の調べで、これはYZ85のスロットルチューブである事が分かりました。つまり、TT-R125よりもハイスロだった訳です。
ところが、純正の(ロースロの)スロットルチューブだと、アクセルを開けても開け足りず、これ以上手首回らんところまで回さないとならない(だったら、スロットルを握り直せば良いのですが)、と文句が来ました。そこで、今(ロースロ)と前(ハイスロ)とどっちが良かったかと聞いてみたところ、「どっちもよく分からん」との返事。まぁ、初心者のうちはちょっとした違いってのは、なかなか分からないものです。ロースロだと開け足りず、ハイスロとの違いもよく分からんという事であれば、ハイスロ付けときゃ良いじゃん、ってのが自分の考えです。
取り寄せたYZ85のストットルチューブは、確かに最初に付いてたのと同じものでした。それにCRF250Rのグリップをつけます。ただし、ハンドガードを付けてますので、チューブもグリップもエンド部分をオープンにしなければなりません。
さて、YZ85チューブをつけてみたのですが、自分的にはこっちの方がピックアップが良くて、よりレーシーな感じで良い。そこで嫁さんにも乗らせてみて感想を聞いてみたところ、「前の方が良かったかも」との事。そこでまたTT-R125チューブに付け替えて乗らせてみると、「こっちの方が良いです」との事。確かに側で見てても、こっちの方が発進がスムーズで、減速から加速への移行もスムーズそうでした。
初心者はいきなりレーサーよりトレールの方が良いとよく言われるのですが、当面はこれで乗ってもらって、物足りなくなったらYZ85チューブに変えれば良いでしょう。
初心者はいきなりレーサーよりトレールの方が良いとよく言われるのですが、当面はこれで乗ってもらって、物足りなくなったらYZ85チューブに変えれば良いでしょう。
上が元々付いてたやつ
下の左がTT-R125、右がYZ85
■シフトペダルの問題
前々から嫁さんからは、シフトアップが出来ないという文句が出ていたのですが、TT-R125のシフトペダルはなぜか継手式で、XR230などに比べると、ステップとペダルの間が狭く、つま先を突っ込みにくくなっています。そこへ持ってきて、鉄のペダルが左に転ける度に内側にめり込むという、困った仕様になっています。本人のシフトアップの仕方にも問題があるのですが、とりあえずメカ的にどうにか出来る所はやってみます。
自分はかつシフトペダルとステップ位置は水平にしていたのですが、XR230につけたトライアル・チェンジペダルは、やや下かやや上にしかセット出来ず、下という訳にはいかなかったので上にセットしたところ、かえってこっちの方が足が突っ込みやすく、以来CRFの方でも1ノッチ上にセットする様になりました。それと同じ事をTT-R125でもやろうという訳です。調整は継手のとこのアジャスターで可能です。
試しに自分もブーツ履いて乗ってみたところ、ステップと面一だった時よりも遥かにシフトアップし易い。それこそ、5速までちゃんと入れられる。メカ的には全く問題がない。そこで嫁さんに代わってみましたが、相変わらずやり難いという。メカ的に問題ない以上は、あとはコツと慣れなので、あれこれアドバイスして更にやらせてみたところ、やっとこコツが掴めてきたとの事でした。
ペダルとステップが水平だと、つま先を下向きにして突っ込まねばなりませんが、足首が硬いブーツだとつま先を下にするのも難儀ですし、つま先だけ動かしてシフトアップするのも難しい。どっちかというと、足首は固定して、足全体を上に上げて、つま先でシフトペダルを釣り上げる格好でシフトアップさせる格好になりますが、その際、ペダルの位置は若干上にセットされてる方がやり易いのです。
目見当ですが、大体1ノッチくらい上げました
■フロントスプロケット交換
嫁さんの大坂チャレンジを見ていて感じたのは、ちょっとトルク不足かなぁ、という事でした。TT-R125自体はどんな坂でもトコトコ上がっていくバイクなのですが、さすがに成田の大坂では、2速では上がらず、1速ではアクセルの掛け方次第ではフロントが浮く、という感じで、やっぱり難しいんだと思います。ちなみに、XR230もクロカン向きにフロントスプロケを12丁にしてたのですが、勝沼の坂ではトルクが足りず、トライアルスプロケの10丁に変える事でトルク不足を補っていました。
問題はTT-R125に付けられるフロントスプロケがどれなのか、スプロケメーカーの対応表には乗ってなくて分からなかった事。しかし、そこはまぁ、ネットの有難いところで、色々ググって見たら情報を載せててくれた人がいたので、それを丸っと拝借。歯数もそのまま12丁のを頼みました。確かノーマルでは13丁のはずです。
さて、チェーン外して(TT-R125のチェーンはクリップのを使ってるので外すの簡単)、フロントスプロケを外してみたところ、結構歯が減ってて、そろそろ交換時期でした。それよりも驚いたのは、13丁と思ってたら、実は14丁だった事。前のオーナーさんは、結構かっ飛び系だったのかも。それはともかく、今までよりも2丁下げになるので、かなり重トルク仕様になったと思います。実際、どんな乗り味になるかは、現地行ってから確かめてもらおうと思います。
チェーンサイズが428だからでした
左がもともと付いてたやつ
結構使い込まれてたので、ちょうど良い機会でした
■スキッドプレートの対策
前回、フラットランドレーシングのスキッドプレートを付けたのですが、その後、多くの人からエンジンとスキッドプレートの間にゴム板を入れた方が良い、とのアドバイスを頂きました。なんでも、岩だのブロックだのがエンジン底部に直撃した時、スキッドプレートを突き破ってエンジンにダメージを与えてしまう、との事です。
そこで自分も近所のホームセンターに行って防振ゴムを買ってきたのですが、いざ入れようとしたら、ゴム板が厚すぎてスキッドプレートが取り付けられない。エンジン底部も色々モールドがあって、ピッタリとはゴム板がつけられない感じです。この時気が付いたのですが、エンジン底部とスキッドプレートの隙間がとても狭い事。CRFやXR、X-Trainerはフレームの下にスキッドプレートをつけるので、もっと隙間があるのですが、TT-R125はほとんどない。だからスキッドプレートに直撃弾があると、ダイレクトにエンジンの方に逝ってしまうのかな、と。
そこで黙考。それらのアドバイスをくれた人の多くがハードエンデューロの人で、それこそ岩ゴロゴロの所に行く可能性のある人たちですが、嫁さんはまぁ、そういう所にはあまり行かないでしょう。となれば、装甲が4.5mmもあれば、どうにかなる様なはずで、とりあえずゴム板入れるのはちょっと待って、もっと他の人の情報を集めてからにしようと。材料はいつでも手に入りますから、とりあえず拙速はやめる事にしました。
近所のホムセンで買ってきた防振ゴム
装甲の補助として使うなら、このくらいの厚みはないと意味がないと
しかし、どない考えても、このままでは入りません
取り付けボルトは、ヘキサからボタンに変更
■スプロケカバー加工
TT-R125のスプロケカバーは、一応は穴あけがしてあるのですが、ガチマディになった時は、こんな小窓程度の穴ではもれなく土がフロントスプロケ周りにガッツリ溜まります。そこでXR230の時にもやった様に、スプロケカバーを大きく削りました。XR230の時は円形に切る必要があったので結構大変でしたが、こちらは直線に切れるので、ピラニアソー使って切り落としました。
要らなさそうな部分をカット
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〒270-0222千葉県野田市木間ケ瀬1626-1
TEL.04-7189-8530 営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日、レース開催日 |
2020年03月20日
TT-R125にXR230の時の様な魔改造を施す気は全然ないのですが、必要な部品の交換、装備は施すつもりです。まぁ、それでもそれ相応の金額になってしまうのですが、元が魔改造大好きな性分をしているので、自制心を発揮するのが大変です。ともあれ、操作上と防備上で必要な事を優先的にやっていきました。
ガード類も全部付けて
ちょっとやそっとの事では壊れない仕様になった
TT-R125“ドライジーネ号”
■ケーブル、グリップの交換
本車が来た時、まず感じたのが、スロットルやクラッチレバーが重いと言う事。何分古い車体ですし、そこら辺は渋くなっているのでしょう。ついでに言うと、チョークのケーブルも重い。なので、スロットルやクラッチ、チョークのワイヤーを交換して貰いました。お陰でスロットルはシパシパ動くし、クラッチレバーも軽くなりました。チョークも引っ張るのが楽になったのですが、それだけでなく、始動もちょっと良くなった気がしました。
グリップも大概ボロくて、ワイヤリングなど捻ってある所がめくれ上がって危なくなっていました。更には、成田大坂チャレンジでスロットルチューブの端っこも欠けてしまったので、グリップとスロットルチューブの交換もお願いしました。因みに、グリップはずっとCRF250Rの純正のを使っています。このグリップ、なかなか良くて、手の馴染みとかグリップ感とかが最高に良くて、Beta X-trainerでもそれに変えてくるくらいです。
ところでスロットルチューブですが、今回、純正のを頼んだのですが、本車に付いてたのは純正のではなくて、ハイスロ気味のが付いていました。XTZ125にYZ85のスロットルチューブを組んでハイスロにする、と言うカスタムをどこかで見た気がしますので、それと同様かもしれません。自分もかつて、XR250にXR230のチューブを組んでハイスロ化した事がありますが、ピックアップのマイルドなトレール車では良くやる改装です。
もっとも、レーサーの場合、G2のスロットル・カムシステムでロースロにしており、何でもかんでもハイスロにしたらええ、と言うもんでもありません。嫁さんが使うには、ロースロ気味の純正のスロットルチューブの方が良いかもしれません。
黒のハンドルに黒のグリップ
ノーマルよりシブくなりました
左が付いてた奴で、右が純正
■ハンドル交換
本車を乗った嫁さんから出てた要望は、「ハンドル位置が低くてスタンディングがし難い」と言うものでした。実際そうなのですが、それ以上にハンドルの「引き」が相当に強くて、体との間隔が少なく、特に加速の姿勢が取りにくそうに感じました。本人はこのハンドルが良いと言ってましたが、引きが強過ぎると、体温計を脇で締める様な窮屈な姿勢になってしまいます。この辺りは、ベストテクで言うところの「脇を締める」とは別のものです。
ともあれハンドル位置を上に前に出す必要が出て来ました。バーライズキットを使えば、ハンドルそれ自体を変える事は簡単です。しかし、チョークホルダーの位置を変更する必要があり、これはこれで手間の掛かる話しです。それ以上に、ノーマル位置より上がるため、スロットルやクラッチのケーブルが足りなくなる可能性があり、その代替を探すのも大変です。
そこで、ハンドルそのものを変えてしまう事にしました。と言っても、どのハンドルが良いかなんてのは、付けてみない事には分からないものです。Motoshop TOYZでアレコレ相談しながら、ZETAのCXバーのMini Racer-HIGHを試してみる事にしました。と言うのも、嫁さんが黒色を希望して、黒の在庫があったのがそのハンドルバーだったからです。
純正と比べてみると、高さはほぼ同じ、引きが浅く、長さがは若干長めでした。しかし、実際につけてみると、引きが浅くなった分、グリップ位置が前に出た事。少々起こし気味でセットしたため、グリップ位置も少々高くなったため、結果オーライでした。
銀色のが純正のハンドルバー
黒が良いとの事で、取り寄せれるのを付けました
■ハンドガードとシートカバー
こないだの成田大坂チャレンジの時、何がエゲツなかったと言っても、ハードエンデューロ丸出しのバイクぶっ転かしのぶん投げで、ブレーキレバーを2本もダメにしてくれた事でした。そのガッツは認めるところでありますが、余りにもお財布に優しくないので、やっぱり装甲装備は必要と言う事で、ハンドガードを付けました。
当初の予定では、全プラの軽めのを付ける予定でしたが、あれほど蛮用されるのなら、鉄骨入りのガッチリした奴の方が良い。と言う事で、自分がクロトレに付けているアチェルビスのXファクトリーにしました。ハンドル幅が狭いので、ハンドガードがちょっと大きめに見えますが、レバーも指もがっちり守ってくれるはずです。
あと、大坂チャレンジを見てて、シートがツルツルの純正では、上り坂でケツが滑ってドモコモ出来ん感じでしたので、エンジョイのリブシートを張る事にしました。
ガッチリ決まったハンドガード
黒字に青のリブが格好良いです
穴開けて付けて貰いました
■装甲装備
さて、当の乗り手はというと、成田の大坂でひっくり返って、ブレーキレバーを2本ダメにする程度なので(まだハンドガード付ける前だった)、ブロックのステアとかロックセクションなんかに行ったりしないのでしょうが、それでもやっぱりバイク底部の装甲の有る無しは、いざという時の安心感に差がありますので、付ける事にしました。
チェーンガイドはXR230と同様の、樹脂のまな板で作った様なチャチなもので、しかも見てみると結構ヒットした跡があります。そこでちゃんとしたのは無いのか探してみたら、BBRのポン付け出来るのが分かりました。色は黒と青があったのですが、黒が良いという事で黒に。付けてみたら、ちょっとチェーンが当たる様でしたが、まぁ使ってる内に擦れて削れてくるでしょう。
スキッドプレートも、プラスチックのチャチなのが付いてますが、これも割れ目が入ってたりしたので、もっとしっかりしたのに交換する事に。フラットランドレーシングというメーカーからTT-R125のが出てましたので、それを調達。装甲厚4mmのしっかりした奴で、最近ではXTZ125に使う人もいるとか。いわゆる「羽根付き」なので、エンジン底部の広い範囲をカバーしてくれます。
もともと付いてるチェーンガイドは
この様なペラペラチャチなもの
それをBBRのガッチリしたのに交換
スキッドプレートの比較
まぁ、プラでも付いてただけマシですが...
丸太越えに失敗したくらいでは、ヘッチャラでしょうw
嫁さんからは、シャークティースのデカール貼りたいという要望が出てますが、お金も掛かる事ですので、「レース出るなら貼る」と言ってあります。とりあえず、TT-R125の艤装作業はここまで、車名も紆余曲折を経て「ドライジーネ号」に決定しました。
今までのバイク同様に
ZETAのユニフローキャップにしました
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