TOYZ

2019年12月15日

 今日はTOYZ Racingの走り納めという事で、谷田部エンジョイスポーツランドへ。走り納めという事で、一年の締めくくりになる訳ですが、自分にとっては新しいBeta X-trainer250のシェイクダウンという事で、むしろ新たにスタートというところです。
 Motoshop TOYZは秋頃からBetaの取り扱い店になり、10月下旬から12月上旬にかけて、19年式のクロトレ250を3台も売ったのですが(3番目が自分)、同系型で同年式でほぼ同じ時期に乗り出しのバイクが3台も集まるという、かなり珍しい状況となり、今回は自分と他の人の同じバイクの乗り比べが出来ると言う貴重な体験が出来ました。


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X-Trainer250“レギンレイヴ号”
黒の外装とデカールはまだなので
初々しい赤色です



■納車準備

 車両自体は12月7日に届き、簡単なセッティング艤装作業を進めて貰いました。セッティングの内容は、以下の通りです。
  • サグ出し:レースサグ104mm(Fフォーク突き出しは無し)
  • シフトペダルは1ノッチ上、ブレーキペダルを最下へ
  • ハンドルをZETA SX3 Enduro-Low
  • G2スロットルカムシステム(x400)
  • タイヤをFはミシュラン・エンデューロミディアム、RをIRC VE33S
 店で跨った時は、足つきは足の指の付け根まで着く感じで、もっと車高が低い方が良いなと感じたのですが、全くの新車時と鳴らし運転の後では、数mm高さが低くなる事が多いので、とりあえずこの状態で乗る事に。フロントフォークの突き出しも敢えて行いませんでした。
 ブレーキペダルは、一番下まで下げてもなお高い感じだったのですが、ブーツを履いたら違いが出るかもしれないので、それ以上の対策はしませんでした。
 ハンドルは純正は明らかに狭いので、これまで使ったハンドルを移植してもらいました。またグリップもCRFの物を使用しました。

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とりあえず跨ってみる
いつでもそうですが、新車は良いものです


■第一印象

 さて、早速慣らし運転。まずはエンジンの始動のさせ方を習い(キャブ車のレーサーは初めて)、暖気の感じなどを覚えたあと、コースイン。まずはオーバルで軽く走らせたのですが、前回、1号車でここはやってるので、1周走ったら直ちに本コースにイン。とりあえずは鳴らしなので、あまり開けない様にして(と言っても、2stだけにガバ開けするのもやや怖いのですが)、MXコースをソロ〜っと1周。ハンドルはやはり純正からZETAのSX3 ED-Lowに変えて正解で、肩に狭さを感じず、肩甲骨を寄せたベストテクの乗り方がし易くなっていました。
 そのまま、ウッズコースにも進入。感心したのは、これまで乗ってきたバイクに比べて、フロントサスが良いのか、ギャップで衝撃が少ない事。なので臆する事なく、轍にもギャップにも進入する事が出来ます。登りのタイトコーナーなどは、これまではそれなりに気合を入れないといけませんでしたが、低速に粘りがある上に、ちょっとちょっとした小刻みなアクセルでも前に出る感じで、ストレスなく曲がる事が出来ます。旋回性と言う意味では、XR230に匹敵するほどの旋回力があります。
 フープスをナメて通過(といっても、ナメて通過しか出来ませんが)する時は、これまではアクセルだけでなく、クラッチも使って畝りに合わせていましたが、むしろノークラッチの方が上手くいく様な感じで、つくづく乗り易いバイクだな、と感じました。
 シフトペダルとブレーキペダルは、これまで乗ってきたバイクに比べ、かなり内側に入り込んだ格好になっており、今まで通りの操作をしようとすると空振りになります。なので意識してつま先を内側に入れないと確実な操作が出来ません。シフトペダルは1ノッチ上に上げたのですが、かえってスカスカでシフトアップに手間取り、かつシフトダウンの時には余計に足を上げねばなりませんでした。ブレーキペダルの方は、運動靴の時に比べて靴底が厚くつま先が上むいてるせいか、少々気になる程度でした。

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思ったほど足つきは悪くない
(けど、モチっと欲しい)

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よく曲がる良いバイクだと思います

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まだ“乗せられてる感”アリアリですが
吊るしでこれだけ乗れるのは、やはり凄いです




■慣らし運転

 続いて、本チャンの慣らし運転。1速、2速、3速で順に低速でコースを回りました。G2のスロットルカムシステムの、一番ロースロのx400を入れているせいか、アクセル開けてからの加速の度合いが滑らかで、2stらしい一拍遅れて「ファ!」と来る加速感が相当に軽減されています。しかし、あまりに滑らか過ぎて、ちょっとモッサイ感じ。もうちょっと元気があっても良いのかな。
 上でギャップを余り拾わない話しを書いたらのですが、むしろフラットな所では、細かい振動?が手に来る様な感じで、フロントフォークの圧側をちょっと柔らかくした方が良いかな?と感じました。もっとも、バネも鳴らしの最中なので、今日はこのまま乗って、後日改めて考える事にしました。
 驚いたのは3速で走った時。3速ともなると、それなりのエンジン回転が無いと、つまり低速になるとエンジンがガタガタ言ったり、エンストします。ところが、「4stでもこれだとエンストするやろ」と思えるほどの低速になっても、粘る。そこまで車速落とすなら、1速落とした方が良さげな感じでも、ギリギリ持つ感じ。実際にはそんな使い方はしないと思いますが、なんともまぁ、強心臓なバイクだと感心しました。
 足つきに関しては、MXコースでは丁度良い感じですが、ウッズコースに入ると、やっぱりあと20mmくらいは足が着いて欲しい感じ。サグを多めに取るか、シートを削るか、ちょっと悩ましい感じでした。

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今日のTOYZ Racingは19人の大所帯

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昼休みに、来年度のエンデューロ部の基本方針を採択しました


■乗り比べ

 さて、他の人(今回の走り納めには19人が参加)にも乗ってもらって慣らしを続けて貰う一方、自分も他の人のクロトレと乗り比べてみました。プジ澤さんの1号車にはこないだ乗ったのですが、アワさんの2号車は今日が慣らしとの事。自分のと同じ様なはずですが、既にこの時、お互いのバイクは若干の違いがありました。

  たにし アワ
Fフォーク突き出し 0mm 10mm
Rサスレースサグ 104mm 未調整
スロットル x400 ノーマル
排気デバイス 調整無し ちょっと弄った

 まず、アクセル開けた時の感じは、自分のはややモッサイ感じがするほどにマイルドで2stらしさが低減されている一方で、アワさんのは実に2stらしくファッファッと加速する感じで車速も早い。エンデュランサーというよりモトクロッサーに近い感じで、言い換えれば結構忙しない。車速が上がるのでブレーキを使う機会も多かったのですが、ブレーキペダルが下まで行ききってなかったのか、ガク踏みになって2度ほどエンストしました。
 これはスロットルチューブの特性の違いと、排気デバイスの影響があると思います。自分としては、そこまでの元気良さは求めてないもの、x400ではやっぱりモッサイ感じですので、次回はx200で試してみようと思います。
 足つきはサグ出してないアワさんの方が丁度よく、また突き出しが20mmあるせいか、旋回性が高くウッズでのコーナーが実に楽でした。もっとも、ギャップで突っ込む所もあったので、20mmは自分には突き出し過ぎかもしれません。
 サグを未調整にすれば、シートを削らなくても良さそうなものですが、そうするとサスの丁度良いところを使えない訳で、それはそれで考えものかもしれません。もっとも、削ったものは元通りにはなりませんので(まぁ、別にシートを買えば良いのですが)、誰か先にシート削ってくれないかなぁ(したら借りて試せる)とか思ったりもしました。

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同じ形同じ色で、どれが誰のか
最初は見間違えましたw

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凄さがテキメンに分かるのは、ウッズコースを走った時


■まとめ

 今回は慣らしという事で、優しく乗った訳ですが、実感としては「乗った」というより「乗せられていた」というのに近く、まだまだバイクとの一体感を得るまでには至っていません。吊るしの新車の状態であそこまで乗り易さは、XR230に165万、CRF250Rに50万、CRF450RXに40万かけた事を考えると、驚異的な事ではあるのですが、それはメカ本体が持っているポテンシャルであって、自分が神経を通わせ信頼を持って乗れる様にするには、まだまだこれから調整と慣熟が必要だと感じました。
 何にしても、CRF450RX、いやCRF250Rに比べても楽に乗れるバイクなので、これからが楽しみです。

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再度調整でお店に持っていく前に洗わねばなりませんが
今回はほとんど汚れず洗車が楽そうです





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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2019年12月07日

 自分はこれまで外車には一切興味を持たず、国産車(しかもホンダ車のみ)ばかり乗って来たのですが、先日、エンデューロ部の隊員が買ったBeta X-Trainer250(以下、クロトレと略)に試乗してみて、その軽さ、2stなのに粘りある低速、旋回性の良さ、その他諸々に衝撃を受け、XR230、CRF450RXの引き取り手もあったのを幸いに、急遽乗り換える事にしました。


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箱の中身
イタリアから遠路はるばる、富山経由でやってきました



■ついに外車に乗る

 2stというと、ピーキーで乗りにくいという印象が強く、モトクロッサーでは特にその傾向が強いのですが、実を言うと、2013年頃に試乗したKTM200EXCの2014年モデルは、そうした2stの乗りにくさを払拭し、まるで4stと思わしめる様な低速の粘り、サスが柔らかく足つきが良く、つまりエンデューロ向きにモデルチェンジしており、非常なショックを受けた事がありました。そのせいもあってか、それから暫くの間は、エンデューロ界は猫も杓子もオレンジ色だったのですが、自分は外車であるし、値段も高いと言う理由でそっちには行きませんでした。
 その後、XR230、CRF250R、そしてCRF450RXと、トレール車、モトクロッサーをエンデューロ向きに改装して乗り継いできたのですが、結局のところ、外国産の正規エンデュランサーには敵わないと言うのが、前回試乗した時の感想でした。ネックとなるのは値段ですが、クロトレはRR2T 250と比べて17万円ほど安く、税込でも100万円行かないのがありがたいです。クロトレとRR2Tの違いについては、ストレンジモーターサイクルのAD/tacさんが、こちらこちらに書かれているのでご参照ください。

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富山から届いたお荷物を運びおろす
マックさんと丁稚のワダちゃん
ワタクシはこの時、職場で仕事してました

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店の中に鎮座するイタリアからのお届け物


■電撃的な展開

 前回の谷田部で「これは良い」という事で乗り換えを決心したのですが、実際に乗り換えるのは来春くらいになるだろうという予想をしていました。そのつもりで、予算準備、既存のバイクの売却などを進めるつもりでいたのですが、谷田部の3日後、海上輸送中の19年式のクロトレ250のキャンセルが出て、その話しが自分の所に回ってきました。そして仕事帰りの電車の中で、即決で申し込み。その後、XR230が直ちにエンデューロ部員の手に渡り、CRF450RXの行き先も決まり、改装費込みで予算の準備も出来て、あとはこっちに来るのを待つばかりとなりました。
 それから約6週間。やっとこ届くとの連絡が入ったのですが、他のブログなどを見ていると、大体、箱から開封するシーンから始まっているので、自分もそれに倣う事にしました。

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開封するだけで、何故かこんだけ人が集まりました
つか、全くインスタ映えしない面々ですw

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ハンドルを外して
木の板で箱の中でバイクがバタバタしない様にしてありました

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とりあえず跨ってみる
足つき性はまだまだ




■開梱の儀

 このクロトレ、Motoshop TOYZとしては3台目(10〜12月の間で3台売り飛ばした)なので、納車時の状態については色々話しは聞いていました。特徴的なのは、一等最初に付いているのは、どうにもこうにも役に立たない、チャンバー、スプロケ、チェーン、エアクリーナーが付いているという事。これはまぁ、日本の公道走れるバイクとして入関できる様にする為の措置らしいです。こんなモン要らんから、1万でも2万でも安くして欲しい所ですが、そうもいかん事情があるのでしょう。本チャン用のチャンバーとパワーパーツ入った箱が同梱されていますので、納車整備で付け替えて、それらカスパーツは捨てて貰います。

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物凄い出来栄えのチャンバー
この状態だと、全然パワー無いそうです

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パワーパーツが収まった箱
ツインエアーのエアクリーナーまで入ってました


■調整や付け替え

 今日はとりあえず開梱だけだったのですが、いくつかの要所は見ました。まず足つきですが、またがって見たところ、現状でサグ104mmとそれほど悪くないものの、足つきは足の指の付け根が着く程度で、まだまだ安心感が足りない。慣らし運転の後に再度調整が必要になるでしょうし、場合によってはシートを削る等の加工も必要となるでしょうが、とりあえずは吊るしの状態で慣らし運転する事にしました。
 異様に位置の高いブレーキペダルの調整もしましたが、一番下げれる位置まで調整しても、まだステップより10mmほど高い状態で、これ以上下げるには、アジャスターナットを薄い物に変えるしかないとの事。もしかしたら、社外のペダルで良いのがあるかもしれませんが、現状ではまだちょっとシンドイ状態です。
 クロトレが届くまで、ボルトの話しは色々聞いていたのですが、問題のある所は良い物に変えて貰う事にしました。とりあえず、リアスプロケのボルト(ここはナットが13mmな上にトルクスネジ使っている)、チェーンアジャスターのボルトとブレーキキャリパーを留めているボルトなど。ここはどういう訳か、ホームセンターに売ってる様な、ボルトの頭に文字が書いてある様な奴なのです。

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上が納車時、下がマックス下げた状態

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適当な作りのスプロケにトクルスのナット
アジャスターボルトの頭には文字入り

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ニッシンのキャリパーなのに
取り付けボルトはホムセンレベルw


■対策されてる所もあった

 自分がクロトレに乗り換える情報が回ると、既にクロトレに乗っている人複数から、「混合給油にした方が良い」と言うアドバイスが届きました。その理由は、エアクリーナーを取り付ける際に、その奥にある分離給油ユニットをエアクリーナーで押してしまい、オイルタンクからホースが外れてオイルが回らなくなり、最悪エンジンを焼き付かせてしまう、と言う事でした。そこで調べてみると、オイルタンクのホースをワイヤリングして対策してる人がチラホラ居ました。
 そこで実際にどんな風になっているのかと、エアクリーナーボックスの奥を覗き込んでみると、オイルタンクのホースはクリップで留められて、このクリップはちょっとやそっとの事では外れない、との事でした。分離給油はクロトレの大きなグッドポイントですので、とりあえずこれで様子見る事にしました。
 上にも述べた様に、ボルトやナット類で13mmの物が多く使われているとの話しなのですが、13mmのソケットもスパナやメガネも持っている事から、当面は工具で難儀する事は無さそうです。もっとも、最近はリンクやステムといったグリスアップも自分ではやる事が少なくなったので、外装が外せる程度の工具があれば事足りてますが。ただし、前後ホイールの脱着はタイヤ交換の関係で自分でやれる様にしておきたいので、後ろは27mmのソケット、前は14mmのヘキサが必要です。もっとも、14mmの高ナットとソケットで代用できるとの事です。

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オイルホースはちゃんとクリップ留め

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フロントアスクルシャフトは、XR230と同じ様な留め方ですが
こっちの方が楽に脱着できる様になってます


このカスタムのご用命はこちらまで
(たにしさんのブログ見ました、と言えば話しが早いです)
↓  ↓
toyz_dogawa
Motoshop TOYZ

〒132-0022 東京都江戸川区大杉2-2-11-101/TEL.03-6314-4691
営業時間10:00~19:00/定休日 月曜日、レース開催日





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tanisi_corp at 22:00コメント(2)

2019年08月11日

 福島県白河市にある白河エンジョイスポーツランドは、自分がこの趣味を始めてまだ駆け出しの2008年9月、人生2回目となるヒーローズエンデューロに出て以来の訪ないです。いつかは行かないかんなー、と思いつつ、それなりに遠いのと、白河ESLでレースやってるという話しを聞かないため、ついつい足が遠のいていました。
 11年前のレースでは、ほとんどロクに走れず(前日に雨降ってコースズルズルだった)、辛うじて怪我せずに帰ってきたという体たらくで、実質的には今回初めて走る様なもんです。今回はクラッチレバーの見直し、新品ブーツの下ろしと、色々試す事もありましたので、事故をつけない様、注意して走るつもりでした。


2019-08-11 09.03.21
猛暑を予想してたのですが、幸いにも曇り空でした
でも走ると猛烈に暑かったです




■モトクロスコースで慣熟練習

 丁度お盆時期という事で、東北道も渋滞するだろうと朝0330時に家を出たのですが、これが正解。案の定、途中で渋滞があり、現地に着いたのは0730時頃。激烈な猛暑を予想していたのですが、折から接近中の台風のお陰で曇っており、あまり暑い思いをせずに済みました。TOYZ Racingの面々が集まり、テント立てたり、バイク下ろしたり、あーたらこーたらアホな話ししてても、まだ0900時。走り出したのは1000時頃からでした。
 まずはモトクロスコースで、クラッチスプリングの定数6本に戻したクラッチレバーの調子を見る事に。バイクにまたがってアクセル開けてクラッチ繋いだ途端、これまでとは比べ物にならないほど、前に出る感が凄い。これまでのマイルドさがなく、うっかりすると体が置いていかれる感じのする加速Gを感じました。
 さて、モトクロスコースにインしたのですが、この辺りの土質というか地面の感じは、ベストテクコース市貝と同じ様に、砂の粒が大きい山砂で、石ころが結構混じっていて、ドライな時はカチパンな感じの様です。11年前に走った時は、もっと土が多かった様な気がしますが、あの時は雨降った翌日でしたし、この11年で土がだいぶ流れたのかも知れません。とはいえ、ミシュランのエンデューロ・ミディアムの部リップ感は最高で、滑ったり弾かれる感じは全然ありませんでした。
 とりあえず2速でゆっくり走ってみたのですが、まず感じたのは、車体というかGというか、何かしらの重々しさ。開けて走れる所を低いギアで走ると、無駄に重い加速Gを感じるものですが、それが大きいのです。リアのスプロケを51丁から52丁に変えた影響もあるかも知れません。それにしても、前はここまで大きなGを感じてませんでしたから、これもクラッチスプリングを定数の6本に変えて、クラッチを押さえる力が大きくなった影響かも知れません。
 次に感じたのは、コーナーでクラッチ引き摺る癖が如実に分かった事。分かったも何も、ずっとクラッチレバーを半分絞った状態になっている。これでは確かにクラッチに負担が余計に掛かるのも道理です。そもそも、今回クラッチスプリングを3本から6本に戻したのは、レバーが硬くなる事で、自分のクラッチワークがどうなっているのか明確にする目的もあったのですが、それは早々に自覚できました。


戻ろうと思ったら撮影されてるのに気がついて
慌ててコースに戻りました
お陰で、ヘロヘロなシーンが撮れましたw



■クラッチを引きずらない練習

 2周目からは、意識してクラッチレバーを引きずらない様に心掛けました。白河ESLのモトクロスコースはジャンプが多く、また大きいのですが、それを飛ばずに、ベストテクの「コブの通過」を行う事で、明確なクラッチワークを心がける様にしました。もっともジャンプ跳べと言われても、ロクに跳べなくなっているので、丁度良いというものです。
 ジャンプの基礎は「コブの通過」にあり、ジャンプとコーナーの挙動は共通するとベストテクではされています。この辺りを思い浮かべながら練習したのですが、如何せんクラッチレバーが重いもんで、2周目には左手が痛くなってきて、3周目には握る力が落ちてきて、コーナーの出口やコブの向こう斜面でエンストする事も。なので、小さいコブは飛ぶ様にして手を休ませる様にしました。
 コースに慣れてきたところで、2速ではどうにも重いので3速に上げてみたところ、これが実に気持ちい。裏のストレートなんか、ストレスなく走れるし、うねりに合わせてアクセル開けて楽しんで走りました。このモトクロスコースには、砂利を撒いた様な少し長めの下り坂があるのですが、ここも1速上げて走った方が直進性が出て走り易い。前回の爺ヶ岳で「ニュートラルでガレ坂を下る」というのをやってから、下りに関する考えた方がちょっと変わりました。

2019-08-11 12.10.34
このクソ暑いのに飯が食いたいという事で
日本飯盒協会から飯盒メシを提供

2019-08-11 12.07.48
自分は流水麺の素麺を用意したのですが
保冷剤が効きすぎて凍ってしまい
パサパサの素麺でイマイチでした(^^;;



■エンデューロコースの印象

 モトクロスコースで慣らしをしてから、今度はエンデューロコースを案内して貰いました。ここも11年前に走ったのですが、入り口の坂登った先で、ちゅるちゅるした坂を登り切らず、もともと上がってたバッテリーを完全に上げてしまい走れなくなった事くらいしか覚えていません。コースは錯綜していて、色々なルートがある様ですが、今回は初めてという事で、一番簡単なコースにしました。
 コースの状況は、ガレ場あり、アップダウンあり、ブラインドコーナーあり、岩盤っぽいトコありと、結構バラエティーに富んでいて、路面の状況も一定ではなく、慣れたら面白そうなコースです。しかし、コーナーとアップダウンが組み合わさった所は、傾斜も急な所もあるので、初心者さんにはちょっと難しいかも知れません。かくいう自分も、最初は初めてデコボコランドのウッズコースに入った時の様な感触を持ちました。
 このエンデューロコースでも、やっぱりコーナーは半クラで引き摺るケースが多々見られました。特に多いのが、コーナーから急な登り、かつ路面が滑りそうとかワダチってるとか、そういう見た目にややこしいそうな箇所で、本来ならアクセル開けて登って行かねばならぬ所が、半クラで保険かけてるもんだから余計に車速が乗らず、結局エンスト、転倒といったパターンでした。


登り坂でコケると、重たいバイクだけにリカバーが大変

 
さっきと同じところでヤブに突っ込んでしまう学習能力の低さw


■半クラは長いか?

 そこで考えたのは、まずは「このコースで、この車速(というかエンジンの回転数)で、2速では上がり切らん所がある」という事。今のスプロケの設定は、前が13の後ろが52ですが、これが前が12とかならいざ知らず、今の車速ではトルク不足で2速では上がらない。だったら1速に落として登るしかない訳で、実際にその様にしたら登れる様になってきました。
 次に考えたのは、半クラの使い方を決定的に間違えているのではないか、という事。これはコーナー登りで気がついたのですが、自分はずっとクラッチレバーを半分握った状態でアクセルワークでどうにかしようとしてる。しかし、これは決定的な間違いで、クリッピングポイントから立ち上がる際は、アクセルは一定でクラッチを断続的に繋いで立ち上がる様に習っていたはずです。クラッチレバーを半分握った状態でアクセル開ければ、当然半クラで引きずってる訳ですから、クラッチは激烈に消耗します。自分ではそうしてるつもりはなかった(他の人から半クラが長いと言われても、その自覚がなかった)のですが、そのセクションで硬いクラッチレバーにしてようやく気がついた訳です。
 その他、まだ気がついてない事があるかも知れませんが、レバーを硬くする事で、これまで柔らかくしてた時には気がつかない、あるいは習った事を忘れてた、そうした事に気がついたのは、大きな収穫だったと思います。

クラッチレバーの遊びを多くしたせいで
切れる位置が近くなりエンストする事が多くなりましたが
よく考えたら、レバーの位置を遠くするべきでした


■まとめ

 今回、11年ぶりとなる白河ESL。実はロクに走れなかったらどうしよ?と内心心配してたのですが、意外にも楽しいコースで走れて良かったです。かつて、XR250でヨタヨタしていた自分が、CRF450RXで曲がりなりにも走ったというのは、やはり隔世の感があります。
 しかし、今回は楽しんで走ったというより、色々考えながら走ったというのが率直な感想でした。これまで「250並みに乗れる450」を目指してきたのですが、それではまだまだCRF450RXの450の本来の力を活かしきれてないのも自覚できました。この練習の翌日、珍しくも肩や腕、腰などが強烈な筋肉痛になり(こんな事なら、クエン酸を飲んでおくのだった)、特に右腕は肘の関節辺りが今だに痛く、強烈な加速Gに筋肉で耐えながら走った事が如実にわかりました。(加速に遅れてる状態)

2019-08-11 17.13.08
なかなか汗が引かず、パンイチでウロウロしてたら
足をアブに食われまくりました

2019-08-11 19.03.07
五峰の湯というところで夕食
次行った時は、モツ煮定食を頼もう
(人が食ってるのを見たら食いたくなるw)

2019-08-11 21.18.24
お土産に栃木名産のレモン牛乳シリーズ
ちなみに、白河は福島県南部ですw








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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年07月27日

 今年は3月末の勝沼戦から、連続してWEXイーストに参戦しているのですが、その度に前夜祭を催し、飯盒炊飯も実施してきました。今回の爺ヶ岳戦は、今年の前半戦の締めくくりになるレースで、しかも前日の27日は土用の丑の日という事もあって、いつも以上に贅沢ゴージャスな内容を展開しました。

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テントもバイクも準備が終わって
ダラダラタイムを楽しむエンデューロ部隊員






 WEXでは前日にセクションスクールという試走があるのですが、これに出るのかどうなのかが、毎回エンデューロ部隊員のダラけた課題になります。ダラだけに本心では面倒くさくて出る気があまり無いのですが、人から言われて仕方なく出る事もあります。が、今回は誰も行く気が無かったので、即座にダラタイムに突入。と行っても、前日受付は1600時からでまだまだ時間がある。そこで先に買い出しに行くベー、という事で、近所の西友に繰り込みました。
 さて、ここ最近、自分が口酸っぱくして主張するのは、「この歳になったらエエもん食わないかん」という事。同じ肉でも、アンガス牛とかじゃなく、倍の値段をしても霜降り和牛を食った方が、満足感が倍以上なのです。もしかしたら、明日はレースで大怪我するかもしれないし、美味いもの食って鋭気を養うのは大事な事なのです。すると、隊員たちも心得てきたのか、3000円もするたっかい牛肉を買っているでは無いですか。結構な事です。
 そんな事より、我々の目を惹き付けて離さなかったのが、うなぎの蒲焼。もちろん安くて皮の硬い中国産ではなく、宮崎産の1匹1700円もするやつ。今日は土用なんだから、やっぱりウナギ食わないかんやろ、という事で、全員1匹ずつ購入。タレも買って、飯盒で温めて食う事にしました。

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4人だと3合くらいがお残し無しで丁度良いです

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今回もプリムスIP-2243で炊飯
これはトランポに常備してるガスストーブです

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パーフェクトな理想値で炊き上がり


 ここんとこ好評の飯盒メシは、今回は3合の無洗米を用意。メシ以外にも色々食うので、4人くらいだと3合で丁度良い分量なのです。温泉に行く時にコメを水に浸しておいたので、小一時間は水に浸けてありました。
 爺ヶ岳は地表より標高の高いところにありますが、暖かい季節でもあり、ガスの気化も良く、理想値の強火4分ほどで沸騰、そのまま強火を1分続け、弱火に切り替え3分半で炊飯完了。焦げ付きもなく、実に見事に炊けました。
 メシを蒸らしている間に、うなぎの蒲焼の準備。買ってきた時は冷凍されてたのか硬かったのですが、まずこれをハサミで半分に切り、飯盒の中に入れてタレを入れ、弱火で5分ほど温めました。

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うなぎの蒲焼は半分にして飯盒へ
3匹入れたら、飯盒半分くらいになりました

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メシを炊いてる間、他の隊員は和牛ファイヤー!


 結果は大好評! これまでの前夜祭では、肉焼いて食うというのがメインでしたが、今回初めてご飯が活きる副食に当たりました。というか、こんな贅沢なもん、普段は食べてないので、もう、盆と正月が一緒に来た様な感じで大満足。やっぱりエエもんは食わんといかんなぁ、と思いました。

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メシもうなぎもいい感じに出来ました

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やっぱり、飯盒直食いは飯盒使いのロマンだと思うのです







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tanisi_corp at 20:00コメント(4)

2019年06月22日

 レースの前夜祭では、飯盒でメシを炊くのが定番となってきました。今回のWEX神立戦でも飯盒メシを投入。今回は5人参加という事で、3合炊く事にしました。
 今回は、隊員の一人が中華製のガスストーブを持ってきました。2000円くらいで売ってるやつで、五徳が大きくしっかりしてるのが特徴です。ただし、バーナーが小さめなので、飯盒炊飯という観点では、熱の回りにやや難があるのですが、せっかく持って来たのだし、今回はこれで炊飯しました。(自分のプリムスIP-2243を出したり片付けたりするのが面倒だったのもあるw)

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コンパクトなのかそうで無いのか、イマイチ分からんストーブ
おそらく、デカい鍋やヤカンを乗せる用






 飯の炊き方は、いつも通り。3合の米を研いで水に漬け、温泉行ってる間に吸水させ(一時間以上は吸ってたはず)、帰ってきてから中華ガスストにて炊飯開始。6月下旬という事もあって気温はそこそこあり、カセットガスのただのブタンガスでも結構な火力が得れて、5分で沸騰、1分強火を続け、弱火3分半ではまだ水分が多く残ってそうだったので、4分半まで弱火にかけました。
 仕上がりは、ふっくら炊けて、底も焦げ付かず、いい感じの出来栄えで、みんな喜んでくれました。今回は自分を含めて5人居たのですが、BBQもやってた事もあって、3合で十分足りました。

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火力全開で炊飯中

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いい感じに炊けて、みんな大喜び

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ラップタイムを取り損ねてラップ1が長いですが
沸騰までの時間と強火の延長時間を含んでいます


 最近のTOYZ Racing エンデューロ部では、日本飯盒協会の影響が徐々に浸透してきており、飯盒メシに合う野外向けの副食は何か、というトライアルがよく行われます。また、それまでオイルサーディンやコンビーフを苦手としていた隊員が、改めてチャレンジして、意外にもそれらが「食える」ものである事を再認識したりする事もまま行われています。

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キングオスカーのオイルサーディンと野崎のコンビーフ
どちらも飯盒メシに合う副食です

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アルペンザルツなどかけて食べるとサイコー!






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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