榛名
2017年05月05日
一年ぶりのご無沙汰ですが、今年もモトフィールド榛名でのTOYZ Racing GW合宿に行って来ました。ガチ合宿ですので、今年は朝一番に乗り込んで、初日からガンガン乗ってやろうと、朝0600時にウチを出たのですが、関越道はガチガチに混んでいて、なんだかんだで現地に着いたのは昼前。着くなり、ジャングルジムの建築工事の手伝いをして、焼そばガバ食いしたらバイク乗る気がなくなってしまって、翌日から頑張る去年と同じパターンになりましたw
■サスセッティング
前の晩、朝0300時ころまでアホ話ししてたのですが、目が覚めたのは0600時すぎ。明らかに寝不足なのですが、勝手にオシッコしたくて目が覚めたので、目覚めは良かったです。朝は美味しいフレンチトーストでしたが、ガバ食いするとモトパンが締まらなくなるので、控えめに。で、早々に走る事にしました。
前回は、フロントの圧側の調整をしたのですが、今回はリアの圧側の調整をしてみる事にしました。モトフィールド榛名はモトクロスコースで、ジャンプもありますので、リアの調整をやる必要があった訳です。
まず、2クリックほど弱めて乗ってみたところ、リアがフワフワして乗りにくい感じです。そこで今度は2クリック強めて乗ってみたところ、いきなり良い感じが出ました。でもこれでは本当に良いか分らないので、さらに2クリック強めてみると、今度は固過ぎ。そのあと、1クリックずつ弱めたり強めたりしながら、最終的にH+10としました。
ところで、前回、フロント側をいじってた時に、ハンドル位置が高いと感じたので、ハンドルクランプを45mmから35mmに変更しました。当然位置が違うので、セッティングも違うと思いいじってみると、H+11→H+12がベストの様でした。今日はこれで乗ってみる事にしました。
■あまり曲がらない^^;;
お昼食べたあと、いよいよ真面目に練習開始。とはいえ、モトクロスコース自体を走るのが1年ぶりなので、いろいろ手慣れてない感がアリアリでした。頭では分っていても、実際ジャンプの手前斜面が迫って来たら、アクセル開けてポーンと飛ぶ、という様な訳にいかず、ついついアクセル絞ってしまう。うっかりポーンと飛んでしまっても、サスのセッティングがしっかり出てるのか、弾かれたり底付きしたり、前転しそうになったりする訳でもなく、しっかり着地出来ているのに、まだ信用というか信頼して飛べない。まぁ、モトクロスの走り方は、それはそれで練習して感覚戻さないとダメ、という事なんでしょう。
ジャンプ以上に困ったのが、コースの一番てっぺんから急な坂下って、コース外周に向かう左コーナーが、曲がりにくい事。イン側はちょっと逆バンクになっていて、外側はザクザクのサンド。下りは直線ですがブレーキ当てても滑って行く感じで、曲がり切れずサンドを突っ切ってコースの右側で停まる感じ。あとで動画を見てみると、バイクも寝てなければ、左コーナーリングの姿勢も取れてない。苦手な下りで気を取られてるのか、こういうところがリズム良く繋がって行かないのは、気持ちの悪い事です。
その後、30分耐久走をして、どれだけ疲れるか試してみましたが、こちらは意外と疲れないのに少し驚きました。やっぱり足回りを改装して、セッティングも出すと、大分乗り易くなって疲れにくい様です。
■2009年式CRF450Rにも乗ってみた
去年の年末、MXP成田で開催されたJECの試乗会で、2017年モデルのCRF450RXに乗ったのですが、その比較として、マックさんの2009年式CRF450Rに少し乗せてもらいました。この型の450は他でも乗った事があるのですが、印象としては「おろし金の上で固い物擦り下ろす重々しさ」というものでした。
さて、マックさんのCRF450Rですが、さすがに色々あちこちいじってあるだけあって、ノーマルの状態に比べたら乗り易くなっていました。しかしそれでも決定的に違うと感じたのは、エンジンの動きの軽さ。450RXはとにかく軽いイメージで、スーッと回転が上がって行く感じ。09の450Rはやはり重いののです。重たい荷物をサッと持ち上げるのと、渾身の力を込めて持ち上げるのの違い、みたいな。体感的には、17の450RXの方が全然乗り易く感じました。
■まとめ
こんな具合で、二日間、まったり楽しんできました。普段はエンデューロコースばっか走ってますけど、たまにはモトクロスコースも良いな、と感じました。去年も同じ事書いてた様な気がしますが、モトフィールド榛名は、そこまでガチガチなコースでなく、もちっと頑張れそう、と思えるコースです。帰りは下道で、5時間ほどかかりましたが(途中ご飯食べてた)、また機会を見つけて遊びに行きたいです。
あと、MXコースの周りにエンデューロコースもあれば、もっと面白いですし、客足も伸びるんじゃないかなぁ、とかも今回は感じました。
■サスセッティング
前の晩、朝0300時ころまでアホ話ししてたのですが、目が覚めたのは0600時すぎ。明らかに寝不足なのですが、勝手にオシッコしたくて目が覚めたので、目覚めは良かったです。朝は美味しいフレンチトーストでしたが、ガバ食いするとモトパンが締まらなくなるので、控えめに。で、早々に走る事にしました。
前回は、フロントの圧側の調整をしたのですが、今回はリアの圧側の調整をしてみる事にしました。モトフィールド榛名はモトクロスコースで、ジャンプもありますので、リアの調整をやる必要があった訳です。
まず、2クリックほど弱めて乗ってみたところ、リアがフワフワして乗りにくい感じです。そこで今度は2クリック強めて乗ってみたところ、いきなり良い感じが出ました。でもこれでは本当に良いか分らないので、さらに2クリック強めてみると、今度は固過ぎ。そのあと、1クリックずつ弱めたり強めたりしながら、最終的にH+10としました。
ところで、前回、フロント側をいじってた時に、ハンドル位置が高いと感じたので、ハンドルクランプを45mmから35mmに変更しました。当然位置が違うので、セッティングも違うと思いいじってみると、H+11→H+12がベストの様でした。今日はこれで乗ってみる事にしました。
■あまり曲がらない^^;;
お昼食べたあと、いよいよ真面目に練習開始。とはいえ、モトクロスコース自体を走るのが1年ぶりなので、いろいろ手慣れてない感がアリアリでした。頭では分っていても、実際ジャンプの手前斜面が迫って来たら、アクセル開けてポーンと飛ぶ、という様な訳にいかず、ついついアクセル絞ってしまう。うっかりポーンと飛んでしまっても、サスのセッティングがしっかり出てるのか、弾かれたり底付きしたり、前転しそうになったりする訳でもなく、しっかり着地出来ているのに、まだ信用というか信頼して飛べない。まぁ、モトクロスの走り方は、それはそれで練習して感覚戻さないとダメ、という事なんでしょう。
ジャンプ以上に困ったのが、コースの一番てっぺんから急な坂下って、コース外周に向かう左コーナーが、曲がりにくい事。イン側はちょっと逆バンクになっていて、外側はザクザクのサンド。下りは直線ですがブレーキ当てても滑って行く感じで、曲がり切れずサンドを突っ切ってコースの右側で停まる感じ。あとで動画を見てみると、バイクも寝てなければ、左コーナーリングの姿勢も取れてない。苦手な下りで気を取られてるのか、こういうところがリズム良く繋がって行かないのは、気持ちの悪い事です。
その後、30分耐久走をして、どれだけ疲れるか試してみましたが、こちらは意外と疲れないのに少し驚きました。やっぱり足回りを改装して、セッティングも出すと、大分乗り易くなって疲れにくい様です。
■2009年式CRF450Rにも乗ってみた
去年の年末、MXP成田で開催されたJECの試乗会で、2017年モデルのCRF450RXに乗ったのですが、その比較として、マックさんの2009年式CRF450Rに少し乗せてもらいました。この型の450は他でも乗った事があるのですが、印象としては「おろし金の上で固い物擦り下ろす重々しさ」というものでした。
さて、マックさんのCRF450Rですが、さすがに色々あちこちいじってあるだけあって、ノーマルの状態に比べたら乗り易くなっていました。しかしそれでも決定的に違うと感じたのは、エンジンの動きの軽さ。450RXはとにかく軽いイメージで、スーッと回転が上がって行く感じ。09の450Rはやはり重いののです。重たい荷物をサッと持ち上げるのと、渾身の力を込めて持ち上げるのの違い、みたいな。体感的には、17の450RXの方が全然乗り易く感じました。
2速でも、アクセル開けたら250で3速60%開きくらいの加速は簡単にしてくれるのは楽です。低速が粘れば、それこそ“2速オートマ走法”が出来る訳で、楽チンである。自分みたいな目方のある奴が乗っても、そんなもん意に介さないパワーは有り難いと感じました。
あとで聞いたところ、このバイクにはスリッパ—クラッチが入っているとの事。自分は初めて聞いたのですが、コーナーの進入などで車速が落ちた時に、エンジンがガタガタ言ったり、いきなりエンストしたりするのを防止する機能があるのだとか。世の中には便利な装置があるもんです。
あとで聞いたところ、このバイクにはスリッパ—クラッチが入っているとの事。自分は初めて聞いたのですが、コーナーの進入などで車速が落ちた時に、エンジンがガタガタ言ったり、いきなりエンストしたりするのを防止する機能があるのだとか。世の中には便利な装置があるもんです。
■まとめ
こんな具合で、二日間、まったり楽しんできました。普段はエンデューロコースばっか走ってますけど、たまにはモトクロスコースも良いな、と感じました。去年も同じ事書いてた様な気がしますが、モトフィールド榛名は、そこまでガチガチなコースでなく、もちっと頑張れそう、と思えるコースです。帰りは下道で、5時間ほどかかりましたが(途中ご飯食べてた)、また機会を見つけて遊びに行きたいです。
あと、MXコースの周りにエンデューロコースもあれば、もっと面白いですし、客足も伸びるんじゃないかなぁ、とかも今回は感じました。
2016年05月01日
毎年、ゴールデンウィークは予定がある様な無い様な感じなのですが、去年は珍しく先約があって、お誘い頂いたのにTOYZレーシングの合宿に参加出来ませんでした。聞けば、ガッチガチの走り込み大会でなく、聞いた話しの感じでは、バーベキューの合間にバイク乗る、みたいなお気楽な感じでしたので、タマにはそういうのも良いなー、という事で参加してきました。
■1日目
アンリミット榛名ことモトフィールド榛名は、名前だけは聞いた事あるのですが、そもそも榛名といわれてイメージするのが、戦艦だったり艦これだったりで、場所がどの辺か全然分らない体たらくで、藤岡の道の駅でTOYZレーシングの人と集合して、連れて行ってもらいました。もっとも、連れてってくれた人も、途中で2回ほど迷子になってしまい、現地に着いたのは昼前頃。先に着いてた人は既にバイク下ろしてコース走ってましたが、飯盒でご飯も炊かなきゃならないし、なんか腹へってガッツリ食べたいし、ガッツリ食べたらバイク乗る気なくなっちゃうし、なんてやってるウチに夕方になってしまい、結局初日はバイクはオミットになりました。

待ち合わせ場所のららん藤岡に集合

山の上を削って平らにした、というだけあって
見晴らしは360度、凄く良かったです

リクエストがあったので、白米4合炊きました

炭おこしには、灯油しみこませた軍手が一番、との事

飯盒メシ、主婦の方々からお褒めの言葉を頂戴しましたw

ガッツリ食いたいんですけどねぇ
思ったほど食えない歳になってしまいました(泣

いきなり始まるブランコ作り
いやはや、乗り心地は最高でしたww

バーレストランみたいなのまである凄いとこですw

夜は結構冷えましたが、夜景がキレイでした
■2日目
夜は結構冷えたのですが、自分はモンベルのシュラフのお陰でぬくぬく寝れました。今日はがっつり走るつもりだったので、美味しいフレンチトーストもあまりがっつかず、腹6分目くらいにしておきました。
このところ、CRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”ばっかり乗っていたので、今日は久々にXR230“パンツァーファウスト号”も乗る事に。よくよく考えたら、年を明けてから乗ってないので、ガソリンもオイルも半年放ったらかし状態です。しかし、バッテリーが上がる事もなく、セル一発でエンジンが掛かりました。CRF250R(X)の方は、サスダンパーを前-2の後-1に設定しなおし。タイヤの空気圧は前0.7の後0.6にしました。
まずはCRFでコースイン。一等最初はゆっくり走ってコースを確認して回ったのですが、登りも下りもそこそこ長くて、来るべきWEX糸魚川の練習に良さげな感じでした。ただ、ジャンプはテーブルもコブもかなり迫り立ってる感じで怖く、特に尖ったコブはうっかり中途半端に飛ぶと、ドターンと落ちて危険でした。なので、ともあれ最初は慎重に走りました。ただし、一応は練習ですので、ゆっくり走る代わりに長く走ろうという事で、いつもより長めの20分走りました。
続いて、XRで走りました。こちらに乗るのは久々なのですが、ぶっちゃけた話し、XRの方がイキイキとアクセル開けまくって走ってました。アクセル開けて行かない事には、坂も登らんという事情もあるのですが、CRFの方はまだ持て余し気味、XRの方は物足りない、といった感じでした。XRは30分ぶっ続けで乗ったのですが、CRFより10分多く乗れたのは、XRの方が様々な面で今の時点では乗り易いからであろうと感じました。
午前中だけで合わせて50分も走る、なんてのは、これまでのバイク人生で初の出来事なのですが、これはバイクが乗り易くなっている事と、コースが走ってて楽しかったからだと思います。お昼を軽く食べて十分休憩したあと、再度CRFでコースイン。WEXの事前練習という事で、40分くらい乗ろうと思っていたのですが、グリップを細いのに変えたのが祟ったのか、右手が段々痺れて来てブレーキの操作とかが怪しくなってきて、結局20分でリタイアしました。
■色々雑感
このあと、ほぼ新車状態の2010年モデルのCRF250R(ランスチャージ号と同等品)に乗らせて貰ったのですが、サスが固く車高が高く、エンジンレスポンスがピーキーで、今、自分が乗っている2012年モデルのCRF250RをベースにX化したモルゲンシュテルン号とは、まったく別物である事に、改めて驚きました。かつて、同じバイクで頑張ろうとしていた訳ですが、「これでは頑張れない」と率直に感じました。むしろ、無理してたんだろうな、と感じました。そりゃ、バイク乗るの嫌になるのも無理ないかな、と。別の方にモルゲンシュテルン号を乗ってもらいましたが、とても乗り易いとの事でした。乗り易さは、用途によって異なると思うのですが、その人のレベルによっても異なるもんであるし、それに合わせた調整は絶対不可欠なんだな、と改めて感じました。
しかし、その2010年モデルのCRF250Rも、ブレーキの効きは2012年よりも良くて、変な言い方ですが、下り坂などで「半ブレーキ」が効く感じです。自分のCRFはブレーキパッドが余り減ってない(つまりブレーキ使えてない)ので、新車時のやつをそのまま使っているのですが、さすがに5年も経つと劣化するのでしょうか。そういえば、RKのメガアロイに換えているXRもブレーキの効きが良かったです。
グリップは、トルクワンの太めのエンデューロ用のがCRFだと太すぎて手が痛いという事で、細めのプログリップ798に換えたのですが、これはこれで細すぎてあまり良くありませんでした。XRはトルクワンので全然問題ないので不思議なものです。CRFには純正のが一番楽な気がします。
モトフィールド榛名は、最初走った時は、ちょっと怖いなーと感じたのですが、走って行くうちに「もっと頑張ろう」と思わせる楽しいコースでした。ただ、ジャンプに関しては、再びベストテクスクールに通って、コブの通過や台形の挙動を、改めて習いたいと感じました。その辺りが怪しいと、うっかり飛ぶのは危険であると思います。
この様な次第で、当初はバーベキュー楽しめたら良いやくらいに思っていたのが、がっつり走れて大満足で帰りました。また機会があれば行ってみたいです。