撮影

2012年08月20日

   自分の郷里、京都府長岡京市は、平安京が造られる10年ほど前に置かれた長岡京にちなんだ名前の街で、昔から地面掘れば何か出てくる、歴史豊かな街です。東京や京都以前に都があった、という事で、小学校あがってその事を習うと、なにかしら自慢げな気分になったものですが、実は大内裏は上の向日市にあったという事を知ってショック受けたりする街です。
   さて、そんな歴史的に恵まれた街に住んでいながら、というか、住んでいるからこそか、実はあまりそうした歴史的な事物に興味がなくて、帰省しても時たま京都市内に遊びに行くか、あとは実家でウダウダ昼寝して過ごす事が多かったのです。ところが先日、第1回固形燃料オフ“コケネン2012”で、シュヴァルツ!のヒューゲル連隊長殿と再会し、何タラかんたら話しをしているウチに、「そうだ、ウチの街にはよう考えたら古墳ぎょーさんあったはずやん」という事に気が付きました。
   思い立ったが吉日、善は急げです。天気も良い事だし、古墳巡りをしよう、という事になりました。ちょこっとその話しを両親にしたら、新聞やチラシの切り抜きや古い地図やらが、出てくる出てくる。ともかく全部引き取って、昭和57年製(自分が中学2年の時の物)を抜き取って、じっくり眺めてみると、地図に載ってるだけでも全市で12箇所、古墳がある事が判りました。iPhoneで長岡京市埋蔵文化財センターのサイトを見てみると、もっといっぱい古墳があった様ですが、大半は宅地化されている様でした。
   ともかく、地面の上に残っている古墳を今回は攻略する事にし、ついでに小中高と自転車で走ってた街々を追体験する事にしました。

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今回は久しぶりにカメラ持参でした
まさか古墳撮るとは思ってませんでしたがww

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今回の移動手段、アルゼンチナ号
親父がリサイクルショップで1万円で買ってきたもの
サドルはケツが痛くならない仕様に換装済



■恵解山古墳
   まず一等最初に訪れたのが、鉄剣が沢山出て有名になった恵解山古墳(いげのやまこふん)。サイズは現存してる部分で110m、もともとは124mくらいあったんじゃないかと言われている、長岡京市最大の古墳です。とはいえ、自分が住んでた頃には、通ってた学校と正反対の方角にあったせいか全然知らなくて、高校に上がったくらいの時におぼろげに名前を聞いた様な事があるなー、という感じでした。面積にして東京都北区くらいの小さな街なのですが、通ってる学校区から外れた場所には用事がないので、行った事もありませんでした。
   さて、地図とiPhoneのマップを頼りに自宅からキコキコ自転車を漕ぐこと、約30分。小学校の隣に恵解山古墳はありました。というか、フェンスの内側に案内板が立っていて、スクーターや自動車なら見落としてしまうところでした。隣はテニスコートで、お年寄りがパコンパコンと暑い中テニスを興じていました。入口らしき物があったので入ってみると行き着いた先は墓地で、墓の上に墓場があるといったシュールな感じになってました。石室とか入れないかなーと思って探してみたのですが入れそうにないので、古墳の外に出て脇道に出てみると、古墳の全貌を見渡す事が出来ました。恵解山古墳は前方後円墳なのですが、円墳の部分が竹藪&墓地、方墳の方は更地っぽくなってました。

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フェンスの向こう側に苔むして立ってたので
うっかり見落とすところでした

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今では大分地形が変わっていますが、周濠まである立派な古墳です

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こちらは後円部
びっしり竹が植わっていて、墓地まであります

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これが前方部
元々竹が生えてないのか、真っ平らです


■今里大塚古墳
   次に向かったのが、長岡天満宮の近くにある今里大塚古墳(いまざとおおつかこふん)。ここには小学校の頃に行った事がありますが、長岡第六小学校のテリトリーなので遊び場にした事はありませんでした(自分は長七小児童)。昔は柵なんかなくて、古墳の上登ったり、石室も覗けた様な気がしましたが、今は立派な公園になっていて、柵もしてあって中に入る事は出来ません。サイズは45mの円墳ですが、前方後円墳だった可能性もあるそうです。
   住宅地のど真ん中にある割には、キレイに公園になっているお陰で、長岡京市で一番キレイな古墳だと思います。一体、どこのどういう族長が眠っているのか判りませんが、古墳が市民の憩いの場や子供達の公園になってる図というのは、何だかイイもんだな、と感じました。

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非常に絵になる古墳でした
柵があるのが残念ですが、保護のために仕方ないでしょう

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今里大塚古墳の案内板
昔はこんなのも無かったと思います


■長岡京市埋蔵文化財センター
   長岡天満宮の西、奥海印寺に埋蔵文化財センターがあります。せっかくですから行ってみる事にしました。奥海印寺の坂は結構きつくて、変速機のないアルゼンチナ号に乗ったまま上がるのは大変で、地元のおばちゃんにならって押して上がりました。
   長岡京市埋蔵文化財センターには、市内の古墳はもちろん、石器時代から長岡京時代の発掘物が展示されていて、土日祝日は午前10時から、平日はなんと午前8時30分から展示を閲覧する事が出来ます。しかし行ってみると、御用の方はドア横のブザーを押して下さい、と書いてある。要するに、そうそう人がいつも見に来る訳ではなく、誰か来た時だけ開けますよ、という事の様です。もちろんブザーを押したら、直ぐに開けてくれました。
   展示はこじんまりしているものの、結構見応えがあって、埴輪だの石器だの土師器だの須恵器だの、出土した遺物が様々展示されています。入口でくれたパンフレットも、良くまとまっていて読みやすいものでした。

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奥海印寺の坂
帰りは時速45kmくらい出ましたww

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長岡京市埋蔵文化センター
なんと公益財団法人だそうで、入場無料でした


■塚本古墳
   埋文センターを後にして、西友でアイスなど食べたあとに向かったのが、神足小学校の近くの塚本古墳(つかもとこふん)。この古墳は、埋文センターで貰った地図でも、府道210号線の真下にある様な感じで、今は影も形もない可能性が大でした。しかし、碑文なり案内板くらいはあるだろう、と思って附近を探したのですが、それらしい形跡はまったくありませんでした。
   埋文センターには、塚本古墳から出土した埴輪が沢山展示してあったので、それなりに規模の大きな古墳だったに違いないと思うのですが、さすがに長岡京市の中心地では削平されてしまう運命を免れなかったのでしょう。長岡京を造成するにあたっても、大量の古墳が破壊された事が発掘調査で判っているので、今生きている人優先の破壊は、仕方ない事です。それにしても、案内板一つないのは残念な事ですが。



■今里車塚古墳
   一旦昼食とiPhoneの充電のために帰宅し、午後から向かったのは、自分の母校である長岡第二中学校方面。まずは今里車塚古墳(いまざとくるまづかこふん)。車塚というのは前方後円墳の事で、この後にもその名を冠した古墳が出て来ます。
   この古墳は、まさに自分の通学路に面したところにあるのですが、当時は全然古墳だと思わなくて、田んぼだった所に長いことブルーシート被ってたのだけ覚えています。問題は、この近辺の風景が自分が通学していた時と一変していて、学校に向かう乙訓寺と第三小の脇道の入口さえ見つけるのが大変だった事です。今は4車線の今里大通りとなっている道路も、自分が通学してた時は対抗2車線の細い道でした。
   仕方なく今里大通りの歩道をウロウロしていたら、偶然、案内板を見つける事が出来ました。案内板によると、方墳と円墳の間を今里通りが走っていたみたいで、今は地面の下にある様でした。この古墳も在りし日には74mの大きな古墳だった様です。

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昔は2車線しか無かったんですがww
バス停はこんな感じでした

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今里車塚古墳の案内板

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真ん中の道路が今里通り(現今里大通り)
円墳の脇道を通って、中学に通ってました
といっても、まさか古墳の脇を歩いてると思ってませんでしたがw


■長法寺七ツ塚古墳群
   次に向かったのが、長法寺七ツ塚古墳群(ちょうほうじななつづかこふんぐん)。この古墳も見つけるのに難儀しました。というのは、小学校に見に行った時は、この古墳の周りは野ツボまである田んぼだったのに、今は全部宅地になっていて、場所が特定しかねたからです。自分が行った時にも、7つある筈の古墳は1つしか残っていなかったので、もしかしたら壊されているかもしれません。
   ダメ元でグルグル辺りを探してみると、ありました! なんと駐車場のど真ん中に残っていました。残っているのは六号墳で、非常に小さな古墳です。古墳を中心に駐車場がある様な感じです。古墳がなかったらもっと車駐めれそうなものですが、条例で残さざるを得ないのか、あるいは秘かに観光資源になっているのか、とにかく残っていました。
   感動して写真を撮っていると、「何か用?」といぶかしげな表情で声を掛けてきた人がいました。「古墳撮影してるんですけど」というと、表情が和らいで「あぁ、古墳ね」といって引き上げられました。意外に写真撮りに来る人がいるのかもしれません。

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今や周囲は住宅地。その中にポツンと残ってました


■井ノ内稲荷塚古墳
   次に向かったのが井ノ内稲荷塚古墳(いのうちいなりづかこふん)。この古墳は、iPhoneのマップで航空写真を見た時、雑木林とグランドしか見えず、これまた壊されて無くなっているんじゃないか、と思った古墳です。取り敢えず現地に行ってみて、案内板でも見つかれば良し、という風に考えて出向きました。
   やはりあると思しき場所に着いても、それらしいものは見つからないなー、と思っていたら、おもむろに案内板が見つかりました。案内板の裏は駐車場とプレハブの展示店らしき物があって、とても古墳がある様に思えなかったのですが、その奥の竹藪が古墳だったのです。道路から見ると、どこにでもある竹藪にしか見えなくて、まさか古墳だとは思いませんでした。
   しかし、古墳と言えども私有地らしくて、立ち入り禁止の看板があったり、入り口に竹でバッテンしてあったりして、見るからにタダの竹藪です(長岡京市は竹の産地で、山の方に行けばそうした竹藪は一杯ある)。しかし、そうした竹藪だったからこそ、古墳が残っていたのかもしれません。

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奥に見える竹藪が井ノ内稲荷塚古墳

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古墳群ってのもあるらしいですが、それらしいのは判りませんでした

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こんな感じで埋葬したらしいです
髪型が如何にも古墳時代っぽい
(何か撒いてる女性は中森明菜っぽいw)


■井ノ内車塚古墳
   最後に向かったのが、長岡京市の北の外れにある、井ノ内車塚古墳(いのうちくるまづかこふん)。いかにも乙訓〜といった感じの、竹藪の中の小径を進んでいくと、いきなり竹藪の中にありました。しかも、発掘調査中ww さっきの埋蔵文化財センターの人が、櫓を組んで発掘現場を一所懸命撮影してました。お邪魔して自分も中を見てみたかったのですが、向こうさんは仕事してる訳で、邪魔しちゃ悪いかなと思って、遠巻きから撮影するに止めました。
   先にも述べた様に、車塚と名の付く古墳は前方後円墳なんだそうですが、外から見る分にはそうした形をしてる様には見えませんでした。というか、竹藪の中に古墳があるという感じで、もし発掘調査とかしてなかったら見落としそうです。恐らく、ここも私有地なんじゃないかと思います。まだまだ未調査の古墳らしいので、今後の調査結果が楽しみです。

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行ってビックリ! まさに発掘調査中でしたww

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井ノ内車塚古墳の案内板
まだまだ未調査である事が書いてある


■まとめ
   今回の古墳ツアー、思いつきのやっつけ企画で、何の事前勉強もなしに実施したのですが、思いの外楽しめました。そういえば、昔もこうやって自転車乗って、ヒマな時にアチコチ走ってたなー、という感じで、追体験の旅でした。古墳を巡るといっても、どう見て楽しむか何てのも判ってなかったのですが、古墳がなくても案内板があるだけでも、それを見つける楽しみというのがあるのだな、と感じました。また、自分の記憶の中にある街と今の風景の違いも楽しみの対象となりました。
   長い間、自分の足で動く乗り物を使ってこなかったのですが、今回久しぶりに自転車に乗って、この種のイベントなら、自転車もまた便利な乗り物だという事を認識しました。これが車やバイク、スクーターであったとしても、古墳や案内板を見落としてしまっていたでしょうし、道を間違えたり、地図を確認したりするのにも、イチイチ止める場所に気を使わされていたでしょう。変速機なしのオンボロ自転車でも、十分楽しめる企画でした。
   今回廻った古墳は7つ。昭和57年製の地図には12個載っていますから、あと半分残っている事になります。是非とも第2回で完全制覇を目指したいと思います。

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最後に立ち寄ったコンビニで見つけた
「愛のスコール ICE BAR」
さすがは地方都市、こんなのが売ってるんですね!








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2008年08月12日

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赤線が往路、青線が復路、紫線は往復路


■久々のたにし的撮影作戦

   4月にエンデューロレースに目覚めて以来、めっきりと写真も撮らなくなり、もちろん撮影作戦もやらなくなってしまいました。飽きたとかやる気がなくなった、というのではなくて、やってるヒマがなくなった、というのが実情です。そのくらい、レースの方に打ち込まなくてはならなくなったのは、元から下手くそでちょっとでも訓練をしない事には、まともに走る事さえ覚束ないからです。しかし、そもそもエンデューロレースをやってみようと思ったのは、レースそのものが面白そうだったからでもありますが、もっと上手に(特に林道)を走れる様になりたい、と考えていたからでした。つまり、レースに出れる程度に上手くなる=作戦行動を安全ならしめる、というのがレースに打ち込む本来の意義である訳です。
   さて、8月12〜14日に連休が取れる事になり、せっかくだからレース関連以外の事で使おうと思ったのですが、いざ取り組もうとすると、食指の動くものが見つからない。そんじゃぁ、久しぶりにキャンプでも行くか、と思ったのですが、何となく荷物用意するのも面倒なら、後片付けも面倒臭そう。大体からして、暑くてキャンプする気にもならない。やっぱりソロキャンプは寒い季節の方が向いている気がします。
   さー、困ったなーと思っていた時、ふと思い出したのが、去年の伊豆作戦。伊豆半島南端、石廊崎を目指しながら、寒くて挫折したあの作戦です。そんじゃー、去年のリベンジで石廊崎に日の出でも撮りに行くかー、という事で、急遽、石廊崎作戦を挙行する事となりました。

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最近、レース仕様になったり街乗り仕様になったりと
とにかく忙しいグレート・ストライカー号
購入資金の半分くらいの元は取ってるかな?




■作戦計画
   さて、石廊崎を目指す事になった訳ですが、何と言っても、去年は夜半から出発して夜明けまでに石廊崎に辿り着かなかった、という苦い経験をしています。伊豆半島は意外と大きいのです。だったら余裕を持って出発すればよろしい。そこで夕方から出発し、夕食を沼津あたりで取って、その後、伊豆半島を南下、日の出は0500時との予報でしたから、遅くとも0400時までに現地に着けば良い、という事にしました。
   走るコースは、海沿いを走れば休憩、補給等の便が良いのですが、走行距離は多くなります。そこで、東名高速の沼津から降りて、伊豆半島中央の国道136号・414号、つまり下田街道を一気に下る事にしました。夜の峠道なので、少々危ないかとも思ったのですが、安全運転・徐行運転を心がける事で対処する事にしました。
   夜明けの石廊崎を撮影したあと、再び天城峠まで戻ってきて、そこの旧道を撮影し、冷川ICから伊豆スカイラインに乗って、撮影しつつ、芦ノ湖・箱根スカイラインを経由して、御殿場ICから東名高速道路に乗り、帰還する。これが今回の作戦の基本計画となりました。ただし、夕方から行動発起して走り詰める訳ですから、相当疲れもするでしょうし、眠気は危険なまでに催す事が想像されました。なので、別に競争している訳ではありませんから、疲れたら休む、眠かったらどこでも寝る、要は13日中に帰ってきたら良い、という事で、余裕もって作戦する事にしました。

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クロチュケはもちろんお留守番
暑さには強い生き物ですが、水は多めに置いて行きます



■装備について
   今回の作戦では、徹底的に軽装でいく事に決めました。林道は走る予定をしなかったので、ニーパッドも装備せず、ブーツは暑いのでオフブーツは止めて、愛着あるマリーンのコヨーテブーツにしました。出来ればTシャツで走れば気持ちいいのでしょうが、さすがに危ないので買い換えたメッシュジャケットを着ていく事にしました。どうしても暑ければ、リアキャリアに括り付ければ良い訳です。
   工具も最低限のものにしました。今やタイヤ交換の要領もマスターしたので、何だったら予備のチューブも持って行っても役に立つ訳ですが、ずっと舗装路を走るつもりですし、もし何かトラブって二進も三進もいかなくなったら、その時はJAFを呼ぶ事にしました。まぁ、転けない限りは、まずまず壊れないバイクなので、その点は安心です。
   雨装備だけは、オミットという訳に行かず、レインウェア、ブーツカバー、レイングローブを装備しました。バックパックは、レインカバーを装備しているロープロのローバーAW IIだから良いとして、リアキャリアに積む三脚と工具にはカバーがないので(5月GWの富士ヶ嶺練習の時に、レインカバーがマフラーの熱で溶けて、やいり君にあげた)、45リットルの東京都推奨のゴミ袋で代用しました。
   撮影機材は、今回はD70sでなく、ローライコードVとnewFM2、そして新装備のニコンCOOLPIX S600で行く事にしました。言うまでもなく、ローライコードにはベルビア100F、FM2にはACROS100と、フィルムカメラがメインアーム。COOLPIX S600はレポート用のスナップ撮影、そして伊豆スカイラインでオンボードカメラとして使うため、エツミの「吸盤君」を装備しました。

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ドカドカと積み上げられた作戦用装備
背中に背負う量が多いかなー、と思う今日この頃
楽するのは美徳だと思いつつありますw



■出撃前準備
   10日に猿ヶ島に練習にいったままだったので、まずタイヤの空気圧を戻さねばならないのですが、このクソ暑い中、エアポンプをスコスコ動かすのが嫌でした。エアクリーナーがえげつない事になってそうなので、これも掃除する必要があると思ってました。だったら、そのままバイク屋に持って行き、エアクリーナーの掃除と併せて、タイヤに空気入れて貰えばいいや、という事で、ミラーとキャリアだけ付けて、チェーン掃除して油差して、準備は完了してしまいました。
   そして当日、いそいそと荷物を用意し、クロスケに二日分の水用意してやって、出発。バイク屋に寄り、新式のメットオンボードカメラを自慢したあと、エアクリーナーを掃除してもらった訳ですが、予想通り、富士ヶ嶺の火山灰で真っ黒け。ついでに、“ブローバイ”なるXR250の構造からなる煤みたいなのもついて、触るのも嫌な状態。当然、自分では触らず、バイク屋のあんちゃんにエアーで吹き飛ばして貰い、タイヤの空気も入れて貰って、お茶までごちそうになってから、勇躍出撃しました。

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空気ぐらい自分で入れれば良かったのですが
そんな気が起こらないくらい
メッチャ暑い日でした


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新車で購入以来、掃除した事のないエアクリ
もっとも、強烈に汚れたのは
4月以降からだと思うのですが。。



■高速道路で
   首都高小松川ICから東名高速沼津ICまで、休憩も取らず一気に爆走します。去年以来、この行程は何度も往復してますので、行きは休憩なしでも行けるのが判っていたからです。
   ただ、今回は試してみたい事が二つありました。まず一つ目は、12丁に落としたFスプロケ。低速では絶大な威力を発揮し、今やレース用としては不可欠になった感のある12丁スプロケですが、低速に強くなったという事は、高速の伸びは悪くなった訳で、それがどの程度のものか知りたかったのです。実は、今回の作戦は、全行程がオンである事もあって、事前に13丁に戻す事も考えたのですが、伊豆や箱根のスカイラインを走る事もあって、12丁のままにしていました。
   結果は、12丁でもほとんど不具合がなありませんでした。自分は高速では大体時速100〜110kmで走るのですが、加速にもたつきがある訳でもなく、エンジンがしんどそうでもなく、13丁の時と違和感なく使う事が出来ました。これだったら、12丁のままでも大丈夫だな、という感想を持つ事が出来ました。
   もう一つは、ステップ加重で方向転換する要領および基本乗車姿勢の練習です。実を言うと、7月に猿ヶ島でghostさんから練習を受けるまでは、基本的な乗車姿勢を理解してませんでしたし、ステップ加重も知識以外の何者でもありませんでした。また、その教練のあとも、なかなか練習する機会がありませんでした。高速道路では、文字通り高速で走っているのですが、姿勢はそれほど大きく変える必要がなく、要はじっとして真っ直ぐ走れば良いだけなので、習った通りに姿勢を決めて、しばらくそのままで走ってみたり、ステップに加重して車体の流れを確認したりしつつ、1820時頃、沼津ICに到着しました。

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沼津着、大好きなガストを発見
時間潰すには持ってこいの安さが良いです


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ハンバーグ定食にしたかったけど
痛風を慮って、若鶏のグリルにしました



■あっさり石廊崎に到着
   国道136号線に入ってから、良い感じにガストを発見し、そこで夕食。もしかしたら、沼津方面の知り合いが陣中見舞いに来るかもー、と期待していたものの、案の定だれも来そうにないので、1945時ガストを後にし、ひたすら下田街道を南下しました。
   時間はまだ早いので、ノンビリしてても良かったのでしょうが、何と言っても去年の4月、疲れ果てて行き損ねた所でもありますから、とにかく現地に着いて、休憩はそれからでもイイや、という事でひた走りに走りました。月ヶ瀬を越えてからは、街灯も少なく、カーブも多くなってきましたので、ライトはハイビームに切り替え、ステップ加重を多用してコーナーを安全にパスし、後続車に煽られる事なく、2100時、下佐ヶ野のコンビニで小休止。そのまま下田を突破して、2222時石廊崎に到着してしまいました。
   ある程度、早く着くというのは予想していたのですが、まさかこんなに早く着いてしまうとは思ってませんでしたので、夜明けまでどうやって過ごすか、少々困ってしまいました。石廊崎そのものは、店も全部閉まっており、真っ暗け。じっとしていると蚊がたかってきて、あまりじっとしていたくありません。当然、仮眠を取ることも出来ないません。そこで、一旦下田まで引き返し、ファミレスで時間を潰しながら仮眠でも取る事にしました。

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下佐ヶ野のコンビニに到着
やたらお客が多いな、と思ったら
皆さん、海水浴で早々やって来てたんですね


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あっさりと石廊崎に到着
辺りは真っ暗、蚊だらけで閉口しました


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せっかくなんで、水面に移る月の紅い光を
長時間露光で撮ってみました
が、途中で月が雲に隠れたので、失敗かも?




■帰路、予定変更
   下田をちょっと越えたところのすかいらーくには、0300時頃まで粘ってました。眠いのでウトウトしていたのですが、途中、禁煙席から喫煙席に移動させられた時に、固い椅子に座らされたため、なかなか深くは眠れませんでした。それでも数時間、うたた寝できたお陰で、朝の撮影ではしっかり起きて撮影する事が出来ました。
   0420時には現地入りして撮影態勢に入りましたが、あいにく雲が水平線に掛かっていて、日の出の瞬間はとらえる事が出来ませんでした。しかも、ローライコードで撮影しようと思ったら、スタデラを持ってくるのを忘れていて、仕方なしにFM2の露出計で露出を図って目安としました。

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朝靄の石廊崎
雲が低くて、日の出の瞬間が撮れなかったものの
山水画みたいな写真は撮れました


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これが石廊崎灯台
予想以上にちっこかったです
立ち入り禁止なので、フェンスの隙間から撮影



   撮影していると、ワイワイきゃーきゃーと大学生くらいの若いのが4人、大騒ぎでやってきました。どうやら彼らもバイクで来た様ですが、夜明けの石廊崎の光景に感動している様でした。そろそろ撤収しようかと思っていたら、ケータイのカメラで記念撮影を頼まれたので、同じバイク乗りのよしみで快く撮ってあげました。(この後も、何組ものカップルに撮影を頼まれる事になります)
   さて、一通り撮影も済み、撤収シークエンスに突入です。帰りは伊豆スカイラインを走るという事で、ヘルメットオンボードカメラにチャレンジする事にしているので、まずは下道でテストしてみました。が、「吸盤君」の吸盤の使い方が悪くて、1分もしないウチにポローンと取れてしまい、ストラップをヘルメットのあごヒモに通してなかったら、買ったばかりのデジカメを落として壊すところでした。


画像だけみていると
まるで転けた様にしか見えません



   この失敗が祟ったのかどうか判りませんが、下佐ヶ野のコンビニに戻った時には、猛烈な睡魔に襲われてしまいました。朝食のざるそばとおにぎり2個を食べても、全然眠気が取れません。しかも仮眠しようにも、どこのコンビニも海水浴客で大賑わいで、ウトウトも出来ません。こんなコンディションで天城峠を越え、バイク屋のあんちゃんからシンドイと言われた県道59号線を越えて伊豆スカイラインに入るのは、無理だと判断しました。
   そこで海沿いの国道135号線に戻り、城ヶ崎から伊豆スカイラインに入る事にしたのですが、その道中、目に付いたのが「日帰り温泉」。そういえば、伊豆には労組の大会を含め、何度も来ているのですが、一度としてノンビリ温泉に入った事がありません。まぁ、ノンビリ温泉に入ってしまったら、ケツに根が生えて帰りたくなくなってしまいかねない、というのもあったのですが、今はそれどころではありません。城ヶ崎海岸の入り口に位置する、赤沢日帰り温泉館を見つけると、フラフラと駐車場にグレート・ストライカー号を止め、その後、仮眠もふくめ2時間も温泉館でゴロゴロしました。

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下佐ヶ野のコンビニで買った朝食
地元の名産とかを食う意識が乏しいのが
たにし的ソロツーの特徴です


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赤沢の日帰り温泉に待避
休日料金で1600円だったけど、背に腹は代えられられず
でも、楽できましたー



■スカイライン縦走
   温泉館でしこたま休んだあと、それでもなお後ろ髪引かれる思いでしたが、いつまでも寝てる訳にも行きませんので、さっぱりした身体に汗に濡れた服を着直して、伊豆スカイラインに向かいました。
   伊豆スカイラインといえば、去年4月の伊豆作戦の時も復路で使った訳ですが、やたらとクネクネ道が怖くてトロトロとしか走れず、黄色ナンバーの軽トラに煽られるという屈辱的な体験をしました。しかし今回は、大抵のカーブはステップ加重で対処し、ちょっと急だなーと思ったら姿勢を遷移させてパス、いよいよ危ないと思ったら迷わず速度を落として、という具合で走り、後ろから煽られる事もなく、余裕もって撮影ポイントを探す事が出来ました。これもこの4月からの訓練や練習の成果なんでしょうね。
   伊豆スカイラインでは、去年も撮影を試みている訳ですが、実際に景色が良いのは、韮山峠から熱海峠の辺りで、それまでは林の中を抜けていく道路、という感じです。それはそれで良い景色なんですが、路肩にバイク止めて三脚だして、という訳には行きませんし(交通量が少なくても、やはり迷惑だから)、バイク運転しながら写真撮るという芸当は難しいものがあります。ここは是非とも、オンボードカメラの技術を習得したいものです。
   その林の中を突破した後は、巣雲山、多賀、池の向、玄岳などで適宜停車して撮影し、熱海峠で伊豆スカイラインを降りて、十国峠のレストハウスで大盛りのざるそば(痛風防止で昼もそば)を食べて、ついでに職場へのお土産も確保しました。
   さて、そこからどうやって買えるか、少々迷いました。いい加減疲れているし、出来れば最短距離で帰りたい。そこで箱根ターンパイクを抜けて、小田原厚木道路を経由して東名高速に乗る事にしました。ところが、いざ走り出してみると、相当疲れていたのか、とある掲示板の「近道」という単語に惹かれて進んだ先が、芦ノ湖スカイラインで、伊豆スカイラインよりもクネクネ度の強い道を走る羽目になりました。しかも、雲の真下を走る様な感じで、視界がよろしくない。その代わり、かなり涼しくていっぺんで目が覚めて、ゆっくり走る分には楽しんで走れました。

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伊豆スカイラインの多賀で
天気が良くて、写真撮るには持ってこいでした



■そして帰還
   転けもせず、無事に御殿場ICに到着したのが、1500時過ぎ。ここらは高速道路オンリーです。大井松田から厚木に掛けて事故渋滞、という案内が出てましたが、単車には大して影響ありません。
   が、この頃から影響を及ぼしだしたのが、睡魔。日帰り温泉で寝た程度では足りなかった様で、高速道路に上がった途端、コックリコックリとやり始める始末。恐らく、群発的に0.2秒くらい寝てしまうらしくて、気がついたら80km/hくらいまで速度が落ちてたりする。イカン、こりゃヤバイ、という事で、慌てて中井PAで停車。生キャラメルソフトなるソフトクリームをウマウマと食べたあと、木陰のベンチで座った途端、記憶喪失になってしばらく船漕いで寝ていました。今回の作戦では、とにかく眠くなったらどこでも寝れる様に訓練するのも科目の一つに入っていたのですが、作戦後半にはそれも習得できた様です。
   何分寝たのか判りませんが、若干陽が傾いてきたのを見て、気を取り直して出発。うたた寝でもやったらやっただけの事はあって、その後は睡魔に襲われる事なく、厚木までの渋滞をクリアし、海老名SAで燃料を補給して、その後はパトカーや取り締まりを、見張りを厳重にして対処し、1800時過ぎ、無事帰還する事が出来ました。

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はい、お疲れ様
この翌日、グレート・ストライカー号は
レース仕様のホイールに換装されましたとさ



----- 評価と反省 -----

*カメラについて
   今回、主力で使ったカメラは、ローライコードVとニコンnewFM2だった訳ですが、ニコンのCOOLPIX S600を買った事もあって、スナップはそちらに一任する事が出来たので、主力カメラはフィルムオンリーとした訳です。まぁ、どんな写真が撮れているか、それは出来上がってからじゃないと判らないところが、怖くもあり楽しみでもある訳ですが、フィルムの方が撮ってる楽しみがありますし、出来上がりも味があるので(特にブローニー判)、迷う事なくこのチョイスにしました。
   ちなみに、ローライコードの方はカラーリバーサルのベルビア100F、newFM2の方はモノクロネガのアクロス100を使っています。どっちもISO100のフィルムを使ったのは、ローライコードがASA200までしか対応してないからで、ISO200のフィルムなんてヨドバシカメラには売ってないので、必然的にISO100のフィルムを使う事になりました。まぁ、その方が仕上がりがキレイなんで、それで良いかと。
   この種のクラッシックなカメラを使っていると、どうも写真を撮るのが上手いと勘違いされて、カップルの記念写真を頼まれたり(もちろん、お持ちのデジカメやケータイで)、年配の人から声掛けられたりで、それはそれで楽しいもんでした。まぁ、デジタルも仕事用としては良いですが、この種のソロの作戦では、アナログで攻めたいものです。

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今時、こんなカメラを観光地に持ってくる人がいないだけに
目立ち度満点でした
ローライフレックス欲しいなぁ



*バッテリー切れについて
   まず、バッテリー切れで困る事が多かったです。携帯にせよデジカメにせよ、バッテリーはほとんど新品なんですが、携帯の方は充電し忘れ、デジカメの方は機能に対して容量が少ないのでしょう。予備を装備するか、バイクにシガーソケットを仕込んで適宜充電できる様にするか、対策が必要です。
   携帯は、今や電話としてではなく、途中経過をブログに書いたりするなど、携帯端末としての役割を持つ他、緊急時には救急車やJAFを呼んだりするのに必要ですから、バッテリー切れは避けたいところです。
   デジカメの方は、取扱説明書にも「予備のバッテリーを持って下さい」と書いてあるほど、どうやら消耗が激しいらしいです。まぁ、小さい筐体に色んな機能が詰まっている上、バッテリー自体も小さい訳ですから、容量が少ないのは致し方ないのかも。しかし、4GBものメモリを入れているにも関わらず、全部使い切る前にバッテリーが上がったのでは話しになりません。その予備のバッテリーも、割引があっても4000円近くする訳で、結構高い。一つは予備を持つにしても、作戦行動間に充電出来る様にする必要がありそうです。

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レースには邪魔なんで外してましたが
ツーリングにはあった方が止さそうです



*感想
   去年の11月以来、久々の独りでの作戦となったのですが、自分の原点に立ち返った感じがして、とても良かったです。何人かで行くツーリングとは趣きが違いますし、レースの様に緊張を強いられる事もなく、勝手気ままに行動出来るところがとても良かったです。
   4月から始めたエンデューロレース向けの練習は、この種の通常の作戦にも大きな影響を及ぼしました。まず、峠道を走ってもそれほど怖くなくなりました。怖くないという事は、それなりに走れるという事で、結果、同じ時間でも距離が稼げたと思います。それでも帰りが遅かったのは、あちこちで居眠りしていたからです(笑)
   タイヤ交換やホイール換装の技術を身につけたのも大きく、今までだったら使える見込みもないのに、タイヤレバーや予備のチューブを持って行っていましたが、今回は「全線オンロード。従ってタイヤ周りをいじる可能性は極小。非常の際はJAFを呼ぶ」と見極めて、余計な装備は置いていったため、軽快に走る事が出来ました。これが、オフを含む未知な土地に出向く際は、ホイールまで外せる工具を持って行く野は言うまでもありません。(一度、演習で林道で作業をやってみるのも良いかもしれない)
   レースを始めてから、行き急ぐように忙しくなった訳ですが、初心を忘れず、この種の作戦を含め、通常のツーリングには出かける様にしたい、という思いを新たにしました。

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石廊崎港にいたネコ三兄弟
白トラは年長らしく、触らせてくれましたが
あとの白とサビは、逃げまくりでした



車両:HONDA XR250(MD30 06年式)
走行距離:539.9km
消費燃料:21.59リットル
高速料金:5,850円
自動車道:1,060円
飲食代:4,712円
燃料代:4,032円
土産代:525円
その他:2,268円(日帰り銭湯1,600円)
合計:18,447円






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2008年04月06日

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赤線が往路、青線が復路、紫線は往き帰り。点線は林道

世は春。お花見におデートに、皆さん忙しく春を満喫されていると思うのですが、かくいうワタクシも忙しかった。と言うのも、17年間住んだアパートがとうとう取り壊しになり、引っ越す事になったからです。というのは、前回のレポートでも書いた訳ですが、その後、ツーリング仲間やバイク屋のあんちゃんの協力を得て、無事に引っ越しは完了。雑然とした荷物を片付けまくり、ようやく自分の棲みからしき体制を整えた、という事で、今回の作戦と相成ったのでした。



*作戦準備
本来この日は、ツーリング仲間のやいり君と第二次南房総作戦を行う予定だったのですが、やいり君が急遽、13日に富士ヶ嶺のベースキャンプエンデューロに参戦する事が決まり、自分も引っ越しの後片付けが間に合わない、という事で、キャンセルになったのでした。
しかし、天気は全日快晴。こんな日にツーリングに行かなきゃ罰が当たる、というものです。幸いに、洗濯物や後片付けは、前の日に早めに仕事から帰れて、良い感じに終わっていたので、いそいそと片付けた荷物の中から、作戦用装備を取り出して、小学生の遠足みたいに前の日に準備を済ませました。
今回の作戦は、思いつきという事もあって、なるべく軽装。ただし、林道を走ったあとに撮影を行う、という事で、林道用の装備と撮影の装備を両方用意する事にしました。といっても、大抵の作戦ではこの両方を持って行く訳ですから、特別な事ではありません。
むしろ特別なのは、新しい部屋に移って最初の作戦である、という事です。例えば、マンションの敷地からバイクを引き出す要領、2階の部屋から装備を下まで下ろして搭載する要領、書けば簡単な事でも始めてとなると、段取り悪いものです。今回の作戦は、むしろこうした「最初の出撃」を機会にした演習の様なスタンスで臨みました。
《被服》
  チームウインタージャケット
《撮影機材》
  D70s、newFM2、ベルボン・ネオカルマーニュ643
《林道装備》
  アルタ・ニーパッド、ガエルネED-PRO、スワンズ・RASH-advance
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引っ越したマンションからの始めての出撃
 バイクの出し入れに、まだ難儀してます


*出撃
今回の作戦の主目的は、夕暮れの野島崎の撮影を行う、という事で、あまり早い時間にではなく、昼前に出撃しました。と書けば、さも最初からそのつもりをしてたみたいですが、実際には、朝0500時に起きた時はまだまだ眠くて、0900時に目が覚めた時もやっぱり眠くて、1100時になっていよいよ起き出した、というのが真相です。要するに、ぐーたらしてた訳です。もっとも、野島崎は一度作戦してますので、二度目の作戦では違う時間帯に行きたかった、というのもありました。
準備は前の日に出来ているので、そそくさとメシを食って、XRをマンションの裏の敷地から引き出しました。実はこれが一苦労で、砂利を敷いた裏庭から、段差のある自転車置き場を乗り越え、他の人が駐めてるバイクの間を抜けて、フェンスの狭い出入り口から外に出す、という神経使う作業なのです。明るい時間はまだしも、暗くなってからは本当に大変なのです。が、取り敢えず出発時は昼間なので、上手に出す事が出来ました。

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1351時。鋸南保田ICに到着
ここは去年7月の野島崎作戦の時に
雨に打たれながら東京に戻る時に入ったICです


*前半戦
出撃準備が調ったのは、1226時。今まで夜中に出撃していたのとは打って変わって、昼からの出撃です。これも夕暮れの野島崎を撮影するためで、逆にあまり早い時間に出たのでは時間を持て余す事にもなる訳です。
蔵前橋通りを右折して環七に入り、京葉道路を左折したところで、給油。暫定税率が期限切れとかでガソリンが20円ほど安くなっていたのは有り難いですが、多寡が5リッターくらいしか入りませんでした。補給のあと、いよいよ本チャンの京葉道路に突入。季節は春。いくら飛ばしても寒くない、という事で、時速110kmで一路、館山道鋸南保田を目指します。こんなに飛ばせる様になったのは、体重がめっきり減ったからでもあって、実は去年7月の野島崎作戦よりも16kgも痩せているのです。
休憩も取らずにビンビンと飛ばしまくり、鋸南保田に着いたのは1351時。改めて南房総は近いな、という印象を深めました。鋸南保田の料金所を出て、県道34号線いわゆる長狭街道を東へ進み、横根峠で県道182号線へ左折すると、山中林道の入り口へ向かいます。前回1月に来た時は、入り口を見逃して場志駒の方まで行ってしまいましたが、今回はバッチシ一発で入り口に辿り着きました。桜満開の下で、タイヤの空気圧を落とし、ニーパッドとゴーグルを着けて、いよいよ林道に突入です。

 20080406_142015.jpg
桜薫る中山林道の入り口
前回来た時は、寒々とした雰囲気ですが
今回はピクニックしたくなる感じでした


ズビズバと山中林道を突破した訳ですが、あちこちに深いワダチがあって、うっかりすると前輪を持って行かれそうになる。実は携帯電話を持ってくるのを忘れていたので、転けてケガしてもバイク壊しても、助けが呼べない状態だったので、慎重に突破していきました。それなりにハードな道ですが、走れれば楽しいものです。そして次の大山林道に行くまでに、やっぱり今回も迷子になってしまい、全然関係ない他の民家に入る事3回(その入り口が、これまた林道っぽい)、番犬に吠えられる事6回、気が付いたら県道88号線に出ていて、ウロウロしている内にやっと大山林道の入り口を見つけて、再突入しました。
この後は、どこまでが大山で、どこからが横尾、高山なのか判らないくらい、連続した林道になります。この間の林道は、やたら水たまりが多く、しかも道全体に広がっているものも少なくなかったのが、前回1月に来た時の状態でした。しかし、今回はここ数日雨が降ってなかった事もあって、水たまりの数も少なく、規模も小さくなっていて、思いっきり突っ込んでもそれほど汚れませんでした。しかし、それでもブーツは派手に濡れますので、予めブーツカバーを履いておくべきでした。

 20080406_150039.jpg
前回に比べれば、水たまりは少なかったのですが
それでも良い感じに汚れました 帰ったらコイン洗車です


前回1月に走ってから、2ヶ月が過ぎた訳ですが、この間全然林道に行かなかったせいか、前回来た時よりは、心持ち下手くそになった様な気がしました。もしかすると、前回は2人で来たので「もしも」の事があっても相方に助けて貰える安心があったので、多少は無理をしたのかもしれません。今回は一人ですから、怖いと思った時はそれなりの運転の仕方をしたのかもしれません。体重は落ちても技量が上がった訳ではないので、技量を上げる方策をそろそろ考えた方がいいかな、と思いつつ、国道410号線に出ました。

 20080406_151920.jpg
横尾林道終点付近 この辺りはフラットな道です
が ここに至るまでは、 舌噛みそうなワダチがボコボコあります




*野島崎を目指して
横尾林道から国道410号線に出て、県道34号線を東進するとシーワールドで有名な鴨川に出ます。国道410号線をそのまま南下した方が、野島崎には早く着く訳ですが、日没までまだ時間がありましたので、せっかくですから外房の海を見ながら走る事にしました。
鴨川で国道128号線、すなわち外房黒潮ラインに入ると、左側の視野にはドーンと太平洋が広がっています。道はそれほど混んでなくて、スイスイと流れているので、ちょっと停めて写真撮る、という訳には行きませんでしたが、漁村やサーファーを見ながら走るというのは、なかなかおつなものでした。

 20080406_162226.jpg
外房の雄大な海 こんな海を
毎日眺めて暮らせたら 気分良いんでしょうね?


そういえば、出撃前に軽く食事して出てきたのですが、林道で体力使ったのか、ちょっと腹減ったなー、という感じでした。ツーリングマップルを見ると、黒潮ライン沿いにも色々名物な店があるのですが、メシを食うには撮影時間が迫っている、という事で、全部横目で見送りながら、先を急ぎました。
千倉町で国道410号線に入る頃には、大分陽も傾いてきて、急がないとチャンスを逃しそうです。ところが、房総フラワーラインに入る頃には、何となしかやる気が出なくなってきてました。まぁ、それでも自分の足で走っている訳ではないので、先へ先へと進んだ訳ですが、どうも腹減った様な減ってない様な不思議な感覚。何だろなーと思いつつ、野島崎に着きました。

*野島崎の昼間の印象
前回、野島崎に来た時は、人っ子一人いない明け方だったので、むしろ神秘的なイメージを漂わせていたのですが、今回はまだ明るい時間です。しかも観光スポットです。若いのから年配の人まで、それなりに人出がありました。こういう人出のあるところでは、人が入ったスナップ写真に近い風景写真を撮る様にしているのですが、ずっと夜明けの時間帯ばかり撮っていたので、夕暮れの写真はまだまだ上手く撮れず、自分でも納得できる出来映えにはなかなかなりません。

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野島崎にいたキジネコ
灯台の職員さんにご飯貰ってるのでしょうか
呼んでもシカトされました(汗


しかし、写真の方もしばらく撮ってなかったので、感性が鈍っていたんじゃないか、と思います。他の人の作品をよく見て、研究をしておかないと、いざ現場に入っても何を撮って良いやらわからん、という事がままあります。今回の作戦では、何となしかそんな感じでした。それでもチャチャーっと50枚ほど撮ったのですが、陽が落ちてくるに従って、元気とやる気が無くなってきます。どうもこれは精神的ハンガーノック状態です。日没まではまだ暫く時間がありましたが、もはやこれまで。何か美味い物食って帰ろう、と1800時、徐々に海に没していく大きな赤い太陽を眺めつつ、野島崎を撤収しました。

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前回と同じ場所で記念撮影
前回より16kg痩せた訳ですが 相変わらずイケてません


*帰還
帰ると決めたら、さっさと帰るのが自分の流儀です。出来れば、まだ陽が残っている内に給油を済ませて、館山道に入りたい、と考えていました。幸い、帰りの房総フラワーラインは全然車も人もいなくて、それこそ自動車道なみに飛ばせました。器用な人なら、海に沈んでいく赤い太陽を、運転しながら撮影するのでしょうが、自分にはまだそのテクがないので、運転に集中しました。
館山で給油したあと、脇目もふらず富浦インターまで走りましたが、その頃にはとっぷり陽は暮れて、館山道は闇の中でした。脇目も振らなかったのは、道の駅・富楽里とみやまで海鮮丼でも食ってやろう、と思っていたからなのです。お土産もそこの方が豊富にあります。富楽里とみやまは、富浦インターから5kmくらいですので、あっという間に着く、はずでした。ところが、富楽里とみやまの1kmほど手前から工事中とかで左車線が制限されていて、ずらりと並んだ矢印の標識に従って走ってたら、富楽里とみやまの入り口を見逃して通りすぎてしまったのです。街灯もない道の事で、入り口が見分けられなかったのです。ぶっちゃけ、ありゃ営業妨害じゃないか、とさえ思える意地悪です。結局、富楽里とみやまを恨めしげに横目で見ながら、時速110kmで通り過ぎる他ありませんでした。
しばらくプンスカ怒っていたのですが、海鮮丼が食えなくなったとなったら、館山道などさっさと走り抜けた方が良いので、一路市原SAをめざし、ダイエットも一時停戦して、ミニかき揚げ丼とかけそばセットに、串シュウマイという贅沢な夕食を摂って、もちろん職場にもお土産確保して、急ぎ帰還。2100時前、新しい我が家に辿り着きました。

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麗しの市原SAで食べたもの
油ベタベタのかき揚げ丼とかけソバ 串シュウマイは外せませんが
ピーナッツソフトが食べれなかったのが残念


*感想
今回の作戦は、当初は中止で、それほど出かけるつもりもなかったのに、前日になって急遽出撃を決めた、という行き当たりばったりなものでした。出撃時間も遅かったのですが、自宅から1時間圏内で南房総に達するという地の利が活きた作戦でした。しかし、思い立ったが吉日で即応して作戦できたのは良かったかな、と思います。
実をいうと、新しく引っ越してきたマンションでは、裏手でバイクを停めている訳ですが、出し入れが大変で、前の様に気軽に出し入れ出来ません。今回も出撃時は昼間だったし、また出す方は楽なので良かったのですが、帰りは真っ暗で、しかも後ろ向きに引っ張るようにして段差を乗り越えて入れなければならなかったので、大変だったり物音が大きく出る様であれば、外に停めて明くる日入れるつもりでした。結局は、大変な思いしつつも裏手にしまう事が出来たので、こういう事も場数を踏んで慣れるしかないな、と感じました。
その意味で、今回の作戦は、作戦そのものとしては目新しいものはなかったのですが、新しい家から出撃する最初の作戦だった、という事で、むしろそっちの方が重要であった様に思っています。

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やっとこマンションの裏手に駐めて、作戦完了 今日もよく走りました



車両:HONDA XR250(MD30 06年式)
走行距離:310.7km
消費燃料:6.44リットル
高速料金:4,300円
燃料代:1,325円
飲食代:1,140円
土産代:1,135円
合計:7,900円






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2008年03月23日

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   去年の夏は、あれほどツーリングに行きたかったのに、雨だ台風だで折角の休みを潰されまくって、悔しい思いをしたのに、この冬場は寒くて、3月までにたったの7回しかグレート・ストライカーに乗ってない。作戦やツーリングに7回、ではない。街乗りにたったの7回、なのである。まぁ、寒かっただけでなく、アパートの取り壊しの立ち退きで、引っ越し騒動でゴタゴタし、気分も乗らなかったのも原因だった。  しかしまぁ、気候も良くなったし、次に住む所も決まったという事で、かかりつけのバイク屋さんのツーリングにリハビリを兼ねて参加。今のアパートから出撃と相成りました。

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17年住んだこのアパートも来月取り壊し
ここからの最後の出撃となりました




■装備
   部屋の中は、持って行く物を梱包した段ボール箱とバッグが積み上げられ、すでに転営態勢。一応、バイク関係の装備はひとまとめにしてあるけど、あまり持って行きたくない。
   まぁ、バイク屋のあんちゃんが引率だから、バイク壊れても何とかしてくれるだろう、という事で、工具はオミット。天気も良さそうなのでレインウェアも持って行かない。靴は食堂で脱ぎやすい様に、普通のヒモ靴。D70sは持って行くとして、去年の11月に「三脚は?」と聞かれたので、三脚はリアキャリアに積んで持って行く事にした。
   結局、普段、街乗りしてる時の格好、装備と随分軽装になってしまった。まぁ、このくらいが走りに専念する時には丁度良いというものです。

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「パサール幕張」なるチャラついた名前になった幕張PAで
出発準備をなさる今回の参加者の皆さん
ハーレー軍団や走り屋チームなど バイクだけでな
格好にも凝った人が多いなか 何の気負いもなく、通勤通学の格好です



■往路
   今回のツーリングの最大の目的は、海の見える小洒落たレストランで、海の幸を賞味する、という実に判りやすいミッションです。往路のコースは、京葉道路から国道128号線をまっすぐ太平洋を目指して東進するという、これまた判りやすいコースです。自分はいつもの様に三番機、バイク屋のあんちゃんのバイクのおケツを注視して、迷子にならないように付いていくだけの、楽ちんミッションです。
   ところが、前の晩、引っ越しの準備だの、無駄なインターネットだので、寝たのが午前2時半過ぎ、つまり4時間ほどしか寝てなかったものだから、午前中というのに、すでにアクビ連発。こりゃいかん、という事でメットの中で歌など歌っても、知らない内に夢の中で会った事もない女の子とお話してる、という体たらくで、かなりヤバげな運転でありました。

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目的地まであと5キロくらいのところ
出発から小一時間ほどで着いてしまったのですが
まだ10時ちょっと過ぎ

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「早く着き過ぎちゃったよ〜〜〜〜」
所在なげにコンビニの駐車場でヒマつぶしする皆さん
件のお店の開店は10時30分

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そして辿り着いたのが、この「いさりび食堂」
屋形船が否応なしに存在感をアピールする 海の見える食堂です

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いそいそと店内に上がり込み
フト窓の外に目をやると、海が〜〜
外房のダイナミックな波を眺めつつ 食事ってのも、おつなもんです

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で、注文した物、第一号
いわし寿司 あじ寿司ってのもあったんですが
あじ寿司は3カン、こちらは5カン
多い方が得だと思ったのと
いわしの方がアジより上等と勘違いしてたんですよね〜(爆)

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こちらが頼んだもの第二号 いわし丼
「ご飯大盛りにしますか?」と聞かれて
思わずそうしようかと思ったのですが、これは並です
でもボリューム満点で
帰りの運転がさらに危なくなるほど、お腹いっぱいになりました



■復路
   こうしてお腹満腹になった訳ですが、店を出た時はまだ12時ちょっと過ぎ。ぶっちゃけ、お昼です。しかし、もうこれ以上は入らないので、ツーリング再開です。
   海が真横に見える九十九里道路を走れるってので、うれしかったのか、ヘルメットのあごヒモを締めるのを忘れて慌ててしまい、みんなに追いつこうとビンビンぶっ飛ばして、あまり海が見れなかったり、バイク屋のあんちゃんが取って置きにしていた「房総中央鉄道館」が水害のために休館してたり、海ほたる名物のあさりまんが意外と美味しくなかったりと、復路も色々楽しめましたw

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九十九里有料道路の一宮休憩所
 族車仕様のバイクが結構いて面白かったです
 職場に「鯛瓦」なるおせんべいを買って帰りました

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大多喜町にある房総中央鉄道館
 精巧なジオラマとかあったんですが
 「水害」のため休館 洪水でもあったんでしょう、夷隅だけに

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木更津のアクアわくわく市場にて
千葉といえば落花生なので ピーナッツソフトを食べました
いつ食べても美味いです

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こちらは海ほたる名物のあさりまん
美味そうに見えたので、一つ所望したんですが
ん〜〜、自分的にはちょっと、、、でした(汗

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お口直しに、本辛カレーパンを喫食
こちらはフツーに美味かったです

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帰りは首都高湾岸線でみんなでぶっ飛ばし
暗くなりきる前に帰って参りました
皆さん、お疲れ様でした〜 また行きましょう!!



車両:HONDA XR250(MD30 06年式)
走行距離:220.8km
消費燃料:8.38リットル
高速料金:3,900円
飲食代:2,610円
燃料代:1,239円
土産代:400円
合計:8,149円






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2008年01月25日

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赤線が一緒に行動した道順、緑線が自分の行き帰り


   いずれは開拓しなきゃいかんなー、と思っていた南房総方面の林道群。でも近場という事もあり、「いつでも行けるわ」と思ってるウチに寒くなってしまい、去年の12月などは一度しかバイクにしか乗らないという体たらくで、しみじみ今年の冬将軍の威力を実感したのでした。
   しかし、防寒被服も充実させた事ですし、また有り難い事に体重も夏よりは10キロ近く落とした事ですから、ちょっとは走らなきゃ、という事で、今回の斥候行と相成りました。



■作戦計画
   今回の斥候は、自分一人だけでなく、ネットで知り合った友人も同行する事になりました。そこで、自分は館山道を使って、友人は久里浜から東京湾フェリーで、それぞれ移動し、金谷で合流するというダイナミックな作戦を取る事にしました。ちなみに、自分は去年11月にバイク屋のツーリングで久里浜から金谷までフェリーを使った訳ですが、乗船時間は約40分程度で意外と早く行き来できるので、神奈川以西のお仲間には有り難い交通機関です。
   フェリーは0600時ころから運行しているのですが、あまり朝早くてもつらいので、集合は0900時としました。そして日が短い事も考えて、1500時頃には林道走るのを止めて帰還する事とした上で、どこを回るかを考えました。まず、一等最初に目を付けたのは、長狭街道の上を走る山中・大山・横尾・高山林道を突破し、小湊方面の奥谷・天津林道を走り、もし可能であれば養老渓谷近辺の林道を散策する事とし、遅くとも1700時には金谷港で解散する、という作戦計画を立てました。


■今回の装備
   今回は日帰りでもあるし、また相方のいる作戦でもあるので、撮影機材は最小限、その他機材も林道を走るのに必要な物に制限し、軽装で臨みました。その代わり防寒被服は厳重を施し、100キロに及ぶ高速道路の走行にも耐えられるようにしました。もっとも、この日は猛烈に寒く、走りきる頃には凍死する思いだったのですが、それでもツーリング専用の防寒被服のお陰で、凍死する事はありませんでした。
《ロープロ・ローバーAW II》
ゴールドウイン・ベクター2レインスーツ
タオル
ドイター・ファーストエイド小
D70s+AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mm F3.5〜4.5G
Ai AF Zoom Nikkor ED 70〜300mm F4〜5.6D
リモートコード、リモコン
ND4、C-PLフィルタ
《リアキャリア》
メンテナンスセット(エアポンプ、エアゲージ)
アルタ・ニーパッド
《モトフィズ・オフロードタンクバッグ3》
スワンズ・RASH-advance
ゴールドウイン・ブーツカバー
ゴールドウイン・ベクター2レイングローブ
ツーリングマップル
ミニマグライト
ハンドタオル、カバー
《服装》
Rsタイチ・チームウインタージャケット
Gパン
Rsタイチ・ズームウインターグローブ
フェニックス:アウトラスト・アンダーウェア
ポーラーテック:ウォッチキャップ
ポーラーテック:ネックオォーマー
ナンカイ・オーバーパンツ
ガエルネ・ED-PRO
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今回は走りに徹した軽量化
年末にコイン洗車でバイクはピカピカです



■館山道寒中突破行
   1月に入り東京もメチャクチャに寒い日が続き、いよいよ23日には雪が降りました。24日はキレイに晴れたものの、降った雪は林道で溶けて水たまりになり、ドロドロの状態になっている事が予想されました。まぁ、雨さえ降らなきゃ走る分には差し支えない訳ですが、寒い上に濡れたのではかなりキツイ事になりそうです。
   25日朝は、雲一つない突き抜ける様な青空でしたが、北風が強く気温は5度。もしこれが自分一人だけの作戦なら、ズボラをかましてクロスケ抱っこして二度寝してしまうところですが、バイクのタイヤまで履き替えて準備万端のやいり君が一緒とあっては、寒いからという理由で取りやめにする訳にはいきません。いそいそと準備に取りかかりました。XRはほぼ一ヶ月間乗ってなかったのですが、セル4発でキレイにエンジンが掛かり、性能の良さを改めて実感しました。暖気をしている間に、防寒被服を全部着込み準備体操をして、0710時、勇躍出撃しました。
   はじめのうちは、さすがに一ヶ月乗ってなかっただけあって、エンジンの回り方が今ひとつで、2速から3速になかなか入らなかったり、5速かと思ったら6速だった、みたいに調子が少々悪かったのですが、京葉道路で100キロでぶっ飛ばしているウチに勘が戻ったのか、ビンビンと走るようになりました。が、今度は段々寒くなってきて、ウインターグローブやオーバーパンツやネックウォーマーなどで、隙間なく着込んだにも関わらず、手首や首はスースーするし、つま先はチンチン冷えてくるしで、早くも市原PA辺りでめげそうになりました。普段なら、ここで天ぷらソバの一杯でも食って暖を取るところですが、時間はぎりぎりに出てきているので余裕がありません。それに今回は自分がホスト役な訳ですから、海を渡ってくる友人を待たせる訳にもいきません。ここはぐっと堪えて、大和魂を最大限に発揮して、鼻水垂らしながら休憩無しで金谷までぶっ飛ばし続け、0850時に金谷港に到着しました。

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恒例のインターチェンジ写真
情けないほどの陽の光ですが
これだって暖かく感じるほど、寒かったです



   休憩も取らずに金谷に急いだ理由は、フェリーから降りてくる友人をガビーンと撮影するためでした。そのフェリーは自分が到着した時には、接舷しようとしているところでした。慌ててバイクを止めてバッグからカメラを出して、次々降りてくる車にレンズを向けて、今か今かと待ちました。しかし、全然それらしいのが降りてこない。最後に1台だけオフロードバイクが降りてきたのでシャッターを切ったら、XR じゃなくてセローで、「あれ、バイク変えたんかなー」と思ってたら、そのまま知らん顔して通り過ぎられてしまいました。

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今まさに接岸しようとする、かなや丸
打ち上げる波しぶきが寒そうです



■友人遅刻、でもガッツで登場
   あれ〜、おかしいなー、と思い、ふとケータイを見てみると、メールが入っていました。何でもエンジンが掛からなくて、約束の時間に行けない、という事でした。こりゃぁ〜、参ったなー、と思いつつも、とにかく寒くて仕方ない。金谷港のソバにあるレストランは1100時から開店という事で開いてない。どっか休憩出来るところはないか、と探したら、ありました。こういう時に必ず役立つガストが。迷わず移動し、モーニングに大盛りポテトまで付けて、ウマウマと食しました。

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本日の朝食
大盛りポテトが余計だったかな?



   さて、どうするか。肝腎のゲストが来れないとなると、ムリして林道走る事もありません。竹岡ラーメンでも食べて帰ろうか、と思っていたら、友人から電話。電話の向こうではバイクのドッドッというエンジン音が聞こえ、やっとこエンジンがかかったという。そして急遽かけつける、というので、客が少ないのをいい事に、そのままガストに居座って、居眠りして待つ事にしました。お陰で、凍えた身体も十分温まり、足りなかった睡眠も補充できて、元気を回復しました。
   ウトウトしてるウチに1215時。友人を乗せたかなや丸は1230時着予定ですから、座礁してない限りそろそろ到着です。身支度して外に出てみると、風はきつくて冷たいものの、朝に比べればちょっとマシです。そうこうしてるウチに、かなや丸が到着。今度はいの一番に船腹から友人のバイクが飛び出してきました。到着を喜ぶのもそこそこ、今日の予定を打ち合わせ、早々に出発しました。

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キャブからガソリン抜いたり、色んな事をして
言う事聞かないエンジンを、頑張って始動したとか エライっ!




■作戦縮小、でもそれなりに満足
   出発した時間は1300時ちょっと前。とても当初の計画を全部こなすだけの時間的余裕はありません。なので、山中・大山・横尾・高山林道は取り敢えず全部走る事にして、その後、長狭街道を金谷方面に逆戻りして、竹岡林道の入り口を探索して、今日のミッションは完了、という事にしました。
   そうと話が決まれは急ぐに越した事ありません。金谷を出発し、保田で長狭街道に左折し、横根峠で県道182号線に左折すると、山中林道に行き着くはずです。が、クネクネとした道を走るのに気を取られ、林道の入り口を見落として通り過ぎてしまい、また横根峠の方まで戻って出直す、という無駄をやってしまいました(時間ないのに〜)。
   しかし、一旦林道に入ってしまうと、結構ガレガレ&深い轍で、怖々ながらも楽しんで走る事が出来ました。ツーリングパップルには、「土砂崩れのため通行不可」と書いてあるのですが、四輪車はともかくオフロードバイクなら突破は可能だった訳です。続いて大山林道に突入するはずでしたが、入り口をまたしても見落としてしまい、戸面原ダムの方に行ってしまい、2〜3度ウロウロしてやっと大山林道に突入しました。

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やっとこ見つけた山中林道の入り口
注意してりゃ、すぐ判ったんですが(看板出てるし)
タイヤの空気抜いて、いよいよGo!!



   しかし、ここから先はドロドロ、轍、水たまりの連続で、しかも水たまりは氷が張ってるか、あるいはアイスコーヒー状態で、おそらくこうなると予想はしてたのですが、結構スリリングなツーリングになりました。今回の斥候は、自分がやいり君を招いたというのもあって、自分が先頭を走った訳ですが、となれば轍であれ氷の張った水たまりであれ、まずは突っ込むのは自分の役で、これはなかなか勇気が要りました。しかし、ビビってゆっくり走ると、轍を越えられなかったり、水たまりや泥で滑ってしまって、かえって危ないので、気合いを入れて飛び込んでいきました。幸い、氷は張っていても全部凍っている訳ではなく、せいぜいブーツの爪先が冷たい程度で済みましたし、轍の方はXRの優れた性能に助けられて、ポンポン乗り越えていく事ができ、林道走破を楽しむ余裕さえありました。

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残っていた雪
 こんなのは可愛らしい部類で
道一面に出来た水たまりが凍り張ってた、ってのが ざらにありました


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良い感じに泥んこになるグレート・ストライカー
帰ったら、またコイン洗車せねばなりますまい
相変わらず寒かったですが
林道走ってる時は寒さを感じるヒマがなかったです



   そうこうしている内に、高山林道も終わり、時間も1500時という事もあって、やはり予定通り金谷方面に引き返し、富津の林道の入り口を探す事にしました。ところが、ここでも道を間違えてしまい、長狭街道に向かうはずが、気がついたら国道465号線を走っており、仕方がないのでそのまま竹岡方面に抜け、竹岡林道の入り口を探したあと、竹岡式ラーメンの元祖で有名な梅乃家で大盛りチャーシューメン&大盛り薬味を目一杯食べて満足し、それぞれ帰還の途に就きました。

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これが竹岡ラーメン
とにかく猛烈なボリュームです
おつゆまで食したい人は、大盛り厳禁(笑)


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フェリーがすっかりお気に入りになったみたいです
遠路はるばる、お疲れさんでありましたっ!




------ 反省と評価 -----

   今回は時間が短くなった、という事もあって、林道は1本しか走れなかった訳ですが、その代わり内容は豊富で十分楽しめました。しかも東京東部から高速で1時間弱、神奈川方面からでもフェリーで40分くらいで行き来できる訳ですから、手軽に出向けるところが有り難いです。
   今回は、作戦前に雪が降り、それが大きな水たまりをいくつも作っていました。避けるには数が多く、また大きく、下手にゆっくり走ろうものなら滑りそうなので、思い切って突っ込んでいった訳ですが、当然、ブーツは濡れ濡れ。靴下も濡れてしまいました。アウトラストの靴下だけあって、ひどい事にはならず、帰りの高速でもそれほど苦痛ではなかったのですが、せっかくブーツカバーを持って行ったのだから、着ければ良かったと思っています。同様に、ズボンの方も泥などで汚れますので、レインウエアの下を履いた方が良いかもしれません。まぁ、今回はオーバーパンツを履いていたので、そっちは省略したのですが。

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行きはピカピカだったグレート・ストライカー
ご覧の通り、良い感じに泥んこに





車両:HONDA XR250(MD30 06年式)
走行距離:293.5km
消費燃料:6.44リットル
高速料金:3,800円
飲食代:1,508円
燃料代:966円
土産代:892円
合計:7,166円






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