勝沼

2019年03月31日

 今年もやってきたウィークエンドクロスカントリー東日本の開幕戦。諸事情色々ありましたが、今回もちゃんと参加してきました。大事な事は、「たにし、ここにあり」と言うところを示す事です。その甲斐あってか、今回も多くの方々にお声がけ頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。



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前夜の雨が大したことなくて、急に元気になりましたw





■取り巻く状況

 実を申しますと、今回のWEX勝沼に参加するには、いくつかの障害といいますか、問題がありました。
 一つ目は、去年、職場での配置が変わり、年度切り替えの関係で4月1日は早番で出勤せよ(かつ絶対休んだらダメ)、と言われていた事。つまり、絶対ケガは出来ない訳で、レースでうっかりケガなどして休む羽目になろうものなら、ライダー人生が終わる前に勤め先がアウトになる可能性がある。そんな時は、大人しく家で休んでた方が社会人としては利口と言うものです。
 二つ目は、CRF450RX“ゲイレルル号”が今だに直っていない事。Motoshop TOYZでも鋭意取り組んでくれているのですが、ホンダサービスに聞いても原因が突き止められないほどの故障で、半年ほど店に留め置きになっています。となると、練習機に格下げしたXR230“パンツァーファウスト号”で出るほかありません。
 しかし、考えようによっては、非常に足つき性の良いXR230であれば、よほどの事がない限り、転けて怪我するなんて事はないですし、雪降ってズルズルだった勝沼でも、曲がりなりにも自分自身は無傷で帰ってきたのですから(バイクの方はクラッチ焼けましたが)、むしろXR230だったら安全に走れるのではないか。その様に考えて出走する事に決めました。

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今回も開場同時に入場
クロスパーク勝沼は比較的近いので助かります

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創部以来、エンデューロ向きに改装されて来たバイクたち


■事前の準備

 XR230“パンツァーファウスト号”は、2017年のWEX GAIA戦の後、嫁さんに充てがう為に、車高、ハンドル周りをノーマルに戻しました。今回、足回りやハンドル周りはそのままとし、シートだけ特注のハイシートに替えました。せっかく作ったものですから、使わんと損と言うものです。
 タイヤは前後ともダンロップのAT81。IRCのVE33Sの威力を知ってしまってからは、今さらAT81かぁ、と言う感じなのですが、XR230のスイングアームは他のバイクよりも短く、110/100-18といった一般的なエンデューランサーが履くタイヤだと、マッドガードに擦れてしまい、マディだったりすると泥や土が詰まって動かなくなってしまいます。となると、100/100-18の小さいサイズのあるAT81くらいしか選択肢がありません。
 タイヤ選びに重要な要素となるのは天候なのですが、予報では、事もあろうに前日の晩にまとまった雨が降るとの事。まぁ、クロスパーク勝沼のレースにありがちな事ですが、雨が降ったらズルズルは確定です。となると、AT81の様な硬めのタイヤでエアー全抜きくらいが丁度良い。もし予報が外れて雨が降らずドライなら別にAT81でも構わない、この様に判断しました。

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途中からこむら返り起こしかけた右足を引きずってました
今朝、こむら返り起こした左足はマシでした


■前日

 いつもの様に開場同時に入場を果たすべく、準備は全て週の間に行い、出発前夜は早めに寝たのですが、なんと丑三つ時の0330時ころ、伸びをした拍子にいきなり左足のふくらはぎがこむら返りを起こし、激痛で起床。痛いだのギャーだの喚きつつ、嫁さんに足のつま先押してもらったり、タオル持ってきてもらったり(これを爪先に引っ掛けて引っ張って、ふくらはぎを伸ばす)、あれやこれやと30分ほど痛い思いをして、やっとこ二度寝。その後、予定通りに起きて出発したのですが、こむら返りの跡が痛怠い感じが残っていました。
 予定通り、いつもの第3パドックにTOYZ Racing エンデューロ部の面々の陣取りをし、バイク下ろして準備したりして、セクションスクールが始まる前に徒歩でコースの下見に出発しました。クロスパーク勝沼は山のコースなので、その下見も山歩き風なのですが、普段の運動不足がたたって結構しんどかったです。コース自体は去年と同じくらいの難易度に感じましたが、今夜の雨でズルズルになる事を考慮して、エスケープや滑りやすそうなラインを重点的に下見しました。
 ところが後半のウッズに差し掛かる頃、今度は右足のふくらはぎがこむら返りっぽい感じに。うっかりすると「入って」しまう状態で、そろそろとビッコを引かないと歩けません。それ以上歩くとかなりヤバイ感じなのと、その先は大体コースが分かるので、下見を中心。パドックに戻って、ふくらはぎ伸ばしたり、湿布貼ったりしたのですが、痛怠い感じはレースが終わった後も続く事になりました。

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盛大に降り出す雨
もう、どうとにでもしてくれデスw


■本番は晴天

 予報の通り、夕方辺りからポツポツを雨が降り出し、温泉行って飯食ってパドックに戻って来る頃には、結構まとまった雨になってました。まぁ、そうなると分かってましたし、みんなチュルチュルの勝沼がどんなもんかは、大体経験済みですから、「もうどうとにでもしてくれ」って感じで気楽なものです。夜は早めに休みましたが、雨は夜半には上がり星空が見えてました。
 明くる本番当日。随所に雨の跡がありましたが、テントの中の地面までは濡れていなかったので、結果としては大した事がなかった様です。トイレ(上の方の綺麗な方)に行ったついでにスタート地点の地面を見ましたが、いい感じに湿ったベスコン状態。これなら一部滑るところはあっても、それほどタイヤの空気圧を落とす必要もなかろうと判断して、前0.5後ろ0.4に合わせました。
 クエン酸水のキャメルバックやヘルメットのGoProなどは昨日のうちに用意してあるので、慌てる事なく余裕持って準備できたのですが、問題はここんとこ太ってきて腹回りがかなりきついのに、標高が高いせいか体が若干膨満したみたいで、モトパン履くのにやや難儀しました。痩せんといけませんねぇ。

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雨は夜半には上がってました
結構降った様に思いましたが、大したことにはなりませんでした



■滑り出し順調

 90ミニッツは朝一番なので0800時にスタート地点に集合。自分のゼッケンは400番台の後ろの方なので、90ミニッツ全体では真ん中くらいの位置になります。イン側は大抵イゴイゴした感じになるので、今回はあえてアウト側に配置。XR230はクイックな加速は無理なので、アウトバンクからダララと加速を乗せていく作戦です。
 日章旗が振り降ろされ、90Cクラスが一斉にスタート。それまで軽く緊張していた気持ちも一気に吹き飛んで、走りに専念します。スタート直後は、いきなり止まったり転けたりする人がチラホラいるので、それを避けつつ先に駒を進め、2年前、原滑りをキメた大坂へ。案の定、大坂の頂上付近が大渋滞しているのを遠望できたので、迷う事なくエスケープへ。誰もいないエスケープを一人でツーリングして、未だ滑ったり転けたりしてる大坂の頂上付近を横目に見ながら、最初の登りウッズに突入。木が植わっているだけに雨の影響が少なかったのか、よくグリップして登りやすかったです。
 その後、アップダウンの後にコーナーという勝沼らしいコースを地道にこなしていき、後半の苦手なウッズもどうにかこうにかこなして、最後の難関ガレ坂へ。ここは一人で走ってる分には少々キツイ程度で普通に登れるのですが、レースとなると詰まる事が多く、案の定、上の方で詰まっていて、どん詰まり。転ける人、下がって来る人、傍から抜けようとして引っかかる人、その中でパワー不足で再発進に難儀するワタクシ。やっとこバイク押し上げて登りきった時には、青色吐息でした。少し休んでからチェックポイントを目指しましたが、1周目は22分かかりました。
 そのまま2周目に突入。この頃には大分バラけてきて、渋滞が起こるような事もなく、スイスイ走れる様になって来たのですが、今度は腕上がりで青色吐息。まぁ、最初の30分で腕上がって来ますしね。それを過ぎたらまた元気になるのですが、何せフニャサスのXR230、凸凹もギャップも全部拾ってくれるので、特に降りでの腕の消耗が激しいのです。

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淡々と駒を進めるワタクシ

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1周目で渋滞になった後半のガレ坂
パワーが無いもんで、押して上がります


■クラッチ滑って2周半で終了

 とりあえず、トラブルなしで2周目を終えて3周目に突入。流石に疲れたので、登りウッズを登ったところで休憩してから再発進。その後も苦手なところは気合い入れたり慎重に走ったり、手や気が抜けるところは休みながら走ったりと駒を進めていたのですが、後半のウッズを下り終えて、今度登っていく段になって、急にクラッチが空回り気味になり、坂を上らなくなってしまいました。
 XR230はこれまでも散々書いて来た様に、とにかくクラッチが弱いバイクなのですが、流石に今回の様なコンディションで滑るのは意外でした。しかし、滑ってしまったもんは仕方無ありません。バイク休ませてエンジン冷やして、残ってるクラッチを復活させて、進めるだけ進むしかありません。とりあえず、邪魔にならないところまで動かして、休ませてはまた動かして、というのを無理無理続けましたが、ウッズからガレ坂に向かう急な坂(ここはコース外に出る分岐点でもある)を越せれず、「こりゃダメだ」という事で、レース継続を断念しました。

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抜群な足つきと驚異的な旋回性で
こちゃこちゃしたXP勝沼も安定して走れました

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結局、洗車の必要もないほど綺麗に終わりました


■諸々所感

 今回のこの結果、原因は様々ではあろうかと思うのですが、勝沼や爺ヶ岳といったコースで、力技を発揮せねばならない(というか頼らねばならない)状況では、XR230はどうしても非力なバイクだな、という事を再認識しました。それならそれで、そのバイクに合わせた乗り方をしろ、という意見ももっともな事で、改めてクラッチワークなどを見直す必要があると思います。
 クロスパーク勝沼のレースは、長らく苦手意識を持っていたのですが、今回はベスコンだった事もあってか、それほどの苦手意識もなく走ってました。昔なら、1周走って来たら、次の周回に向かうには相当の覚悟が要ったのですが、それがほぼ無く進んで次の周回に向かうというのは、自分にとっては目覚しいことです。それだけに、2周半で終わったのは非常に残念で、「もっと走りたかったなー」「CRFやったら今でも走ってるのになー」という心残りなレースとなりました。

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無事終了して満面の笑み

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クラッチケーブルの付け根から油漏れ
どのみち、クラッチも交換ですから、その時修繕ですね











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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2018年04月01日

   昨年、3月下旬にも関わらず、まさかの降雪で伝説の一ページとなったWEXイースト開幕戦。その伝説の開幕戦において、期せずして神話的ギャグをかっ飛ばしてしまったワタクシ。この一年、その雪辱を晴らさんと、永々脈々と努力を重ねてきました(もっぱら車両方面で)。前振りに多くを語る必要はありますまい。激闘の一年が始まりました。

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今年は一つも“面白い”ところはないですよw
つか、いつだってクソ真面目ですw



■90Dか90Cか
   今年からWEXでは90ミニッツにDクラスが新設されるとか。昔あった様な気がするので、復活したというところでしょう。その訳は、Cクラスがあまりにもエントリー数が多すぎて、玉石混淆の有り様で、本当にズブズブの素人さんでは、二進も三進も太刀打ち出来ないからであろうと思われました。ちなみに、Dクラスへの参加資格は、「まだマシンの乗りこなしに不安がある入門者・車種 排気量オープン」という事になっています。
   そこで暫し黙考。自分はCRF450RXに乗り換えてまだ一年経ってない「乗りこなしに不安がある」状態にある、と見なせば、Dクラスにエントリー出来るのではないか。しかして、ズブズブの素人、という訳でもないので、上手いことしたら、相当上位に上がれるのではないか(Dクラスだけど)。この趣味始めて10年。まともに表彰台にあがった事のない自分にとって、これは絶好のチャンスなのではないか。
   しかしその一方で、450に乗ってるクセしてDクラスって、どんな素人だよ、という非難も出てきそう。立場逆なら自分だったら絶対批判する。450に乗ろかっちゅう奴は、間違いなく入門者ではない。いくらヘッポコとは言えども、やって良い事と悪い事がある。ここは結果の如何に関わらず、Cクラスで出るべきではないか。
   という訳で、クラス優勝のチャンスを捨てて、今年もCクラスで参戦する事にしました。ちなみに、Cクラスの参加資格は、「XCの経験が浅いルーキー」でして、10年もやってる自分は、本来ならCクラスでもダメなんでしょうが、まぁ、長い事やってたらエラいって訳でもないので、Cクラスです。

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今年もTOYZ Racing エンデューロ部を引き連れて参戦

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どいつもこいつも、去年の勝沼でエラい目にあった面々(1名除く)
今年はみんな頑張って走りました


■去年のとの変更点
   開催2日前になって、ようやく開幕戦のコース図が発表になりました。それを見て驚愕。2コーナーから先のクロスパーク勝沼名物の大坂が、相当複雑なコースになっており、さらには8コーナーから去年のクロスカップで走ったウッズを若干走る様になっています。16コーナーから先のウッズがカットされてるなど、楽になった部分もありますが、全般的にクロスカップチックなコース割りになっていました。
   となれば、下見は非常に重要です。いつもの様に前日朝一番に会場入りし、TOYZ Racing エンデューロ部のパドックを確保したあと、三々五々集まった隊員を引き連れて下見に出向きました。路面のコンディションはこれ以上ないくらいのドライコンディション。普通に走る分には危ない事は全然無さそうです。ただ、3コーナーから7コーナーまではコーナーが続く登りのセクションで、如何に車速を落とさず攻めて行けるか。8コーナーからのウッズもそれなりに坂が急で登るのがしんどうそう。それを越えたあと、10コーナーにいたる急な下り坂、11コーナーのガレの上り坂、12コーナーの下りのカーブ、そして、120ミニッツの32コーナーから始まる延々下りのウッズと、勝沼でこれまで怖くてたまらなかったセクションが続きます。
   ともかく、去年の様に雪が降れば話しは別ですが、こんだけドライなら、早いか遅いかはともかく、走る事は出来そうです。

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左が今年のコース図
スタートから山の上に向かうまでが複雑化しています


■IRC VE33の威力
   ところで、今回の勝沼戦に備えて、CRF450RX“ゲイレルル号”は半年にわたってテストと改装を進めてきたのですが、その一方でタイヤについても情報を収集しました。IRCのVEは以前から勝沼向きと言われて来たのですが、ダンロップのAT81に絶対の信頼を持っていたので、これまで試した事がありませんでした。しかし、AT81に「何をしてもできるが、何をしても大したことがない」という印象を持つ様になり、今回はIRCのVE35とVE33でのぞむ事にしました。
   これまで使って来たタイヤとの違いは、パドックからスタート地点に移動する間に早くも体感する事が出来ました。というのも、パドックから上に上がる砂利まじりの上り坂を登る時、いつもならリアが滑る様な感触があるのですが、今回はしっとりとしたグリップ感があり、全然滑る感じがしません。なるほど、プロからアマチュアまで、みんなVEを勧める理由はこういう事かと納得しました。
   そのままスタート地点に集合。自分ら400番台の後半は、スタートも後半です。いつもなら2列ずつスタートのはずですが、今回は5列ほど一斉にスタートの様で、日章旗が振り下ろされると同時に、もみくちゃになりながら発進しました。今回は遠慮せず、とにかく前に出れる時は前に出るつもりでグイグイ進んで行きました。

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90ミニッツは総勢112台!


■腕上がりが収まる3周目まで
   今回のレース、去年の6月のクロスカップ以来の久々で、ちょっとレースの感覚が鈍っているところがあったのですが、マシンの調子がこれまでにないくらい調子良いので、細かいこと考えずにどんどん先を進みました。路面は完全にドライですので、滑ったりする所もなく、苦手な下り坂も全然怖い思いする事なく、自分のペースで走り続けました。後半の下りのウッズは相変わらず苦手でしたが、滑る感じは全くないので、ともかく転けない事を前提に慎重に下って行きました。そしてサイティングラップ代わりの1周目が終わって帰って来た時の、チェックポイントの時計は約12分経過。途中渋滞とかあったので、まだ今日の自分のペースは分かりません。
   次第に腕上がりが始まり、痛いなしんどいなと思いつつ突入した2周目。1周目に団子状態だったバイクは良い感じにバラけて、自分のペースで走れる様になってました。ともあれ、エンジン回転が落ちて車速が落ちた時は、早め早めにアクセル開けて車速に乗せる様にして、体とクラッチが疲れない様に心がけながら走りました。2周目のタイムは約8分半。どうやら今日は、8〜9分が周回タイムの様です。
   3周目には腕上がりも治まって来て、いよいよ元気に走れる様になりました。この間、仲間内では抜きつ抜かれつの隊内首位を賭けた攻防がありましたが、自分は気取られること無く自分のペースを守り、ノーミスで対抗する事で首位を奪取しました。

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8コーナーからのウッズの登り坂
去年のクロスカップに比べたら楽でした

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地面がドライなのと、VEのお陰で
安心して走る事が出来ました



■ノーミスで8周まで
   その後もノーミスで走り続け、他の人が原因で止まる以外は一切止まらず、延々走り続けた訳ですが、3周目辺りから喉が乾き始め、軽く疲れてきました。というのも、全然転けないので休憩も給水もしてるヒマがなかったからです。4月とはいえ、日差しがキツく走ってると結構暑い。なので早めに小休止と給水をして体力の消耗を防ぐことにしました。5周目からは2周おきにチェックポイントを過ぎたあと、あえて停止してクエン酸水を飲む様にしました。
   周回数のカウントは、6周目くらいまでは正確に行っていたのですが、その後は疲れが溜まって、もうそれどころではなく、特に後半の下りのウッズは、もうしんどいだけの苦行区間で、走破するのに時間食ってしまいました。それでもほんの30秒も休むとまた走りに行く元気が出るから、自分でもエラいもんだと感じました。
   今回は、チェックポイントのデジタル時計を見る余裕もあったのですが、経過時間を見ると、1時間12分を示していました。今日の周回タイムは8〜9分ですので、頑張ればあと2周は走れるはずです。いつになく気力も体力も余力のある今、少しでも多く走っておこうと決心しました。

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早い人たちにモミクチャにされるワタクシ

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チェックポイント前まで帰ってくると、やれやれです


■9周目でようやくミス、そしてチェッカー
   ともかく、残り時間はあまりない訳ですから、先を急いだ方が吉です。しかし、やっぱり疲れが溜まって注意力が落ちていたのでしょう。4コーナーのタイトな右コーナーで曲がりきれず、本日初めての転倒。なるべく早く起こすべく、渾身の力を込めて起こしたものの、これでさらに疲れてしまい、6コーナーでもワダチに引っかかってエンスト。ラジエターが沸騰して辺り一面、湯気をまき散らし撒いた(水温系は116度を示してました)。こりゃ、一旦止まって休まん事にはもっと酷い事になるわー、という事で、邪魔にならないところで、エンジンを止めて、キャメルバッグからクエン酸水を吸って、1分ほど小休止を取りました。
 以前の自分なら、この辺りでギブアップなのですが、休んであちこちの筋肉疲労が治まると、俄然やる気が出て再発進です。先頭集団は最終ラップに入ったのか、他に走ってる人も大分まばらになって来てました。そのお陰で、他の人を気にする必要もなく、自分のペースで走り続けることが出来ました。
 そして最終ラップ。ここでミスると、チェッカー受けれなくなる事もあるので、きっちり給水してから再発進しました。その時、先頭集団はチェッカーを受けている最中でしたので、残り時間は15分。何も無ければ余裕で帰って来れる筈です。これで最後となると、疲れてたのも気にならなくなり、とにかくミスなく走り通す事だけ考えて、ついに走り抜き、チェッカーを受けました。

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250と違って450はパワーがあって楽でした

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チェッカー直前に滑り込みでL1に入るワタクシ
1周得しました


■まとめ
   今回のレース、天候に恵まれた事と、マシンの準備に余念が無かったお陰で、あれほど苦手としていたクロスパーク勝沼のレースで10周走る事が出来ました。これだけでも自分個人としては画期的な事ですが、それに加えてJNCC/WEXでもっとも多い周回数となったのも、個人的には非常に満足できる結果でした。なので、リザルトを見るまでは、結構いいとこ行ってるんじゃないか、と思っていたのですが、公式リザルトは90総合で79/113位、90Cで54/74位と、これまで同様、下から1/4辺りで結構ガッカリしました。12周11周走った人たちの平均ラップタイムが6〜7分で、8〜9分かかっていた自分ではお話しにならなかった、という訳です。
   実際、レース中にも感じていた事ですが、全体的に自分程度の速度域で走っている人はほとんどおらず、大抵は自分より早かった事。また、セクションの間をつなぐリエゾン区間で車速を上げられなかった事(お休みタイムになっていた)。後半の苦手な下りウッズは惰性でつく程度の車速で徐行しないと自信もって走れず、かつ非常に疲労した事。などなど、原因が挙げられると思います。
   その一方で、最初から無理な走りをせず、自分のペースを堅持する事で極端急速に疲労しない様にし、破綻した走りにならない様に心がけていたのも事実です。今回のレースでも感じた事ですが、昔の様に息も絶え絶えに息が上がって走れなくなるという事はなく、極度な筋肉疲労になっても短時間休むだけで復活するなど、疲れ方に特徴があるな、と感じました。この辺りと上手に付き合う事が出来たら、タレた走りにならなくなるんじゃないか、と考えています。
   CRF450RX“ゲイレルル号”に関しては、最高の仕上がりになっていると感じました。かつてXR230“パンツァーファウスト号”に感じた様に、アクセル開けている限りどこでも登って行き、旋回半径が小さく、足付きがよくて安心感があり、それでいて決してパワー負けしない、強力なマシンであると思います。気にしていたクラッチは、7周目辺りから結構良い音立てる様になっていましたが、それでも滑る事なく、最後の最後まで持ちました。ただ、低速から坂を登るために一気にアクセル開ける様な使い方が多かったので、この点は改めて消耗を出来るだけ押さえる工夫をする必要を感じました。

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結果は例年通りでも、次に期待の持てる内容でした







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2017年06月04日

   今年、当初考えていたレース計画では、WEXを中心に、季節の良い爺ヶ岳だけJNCCに出る、というものだったのですが、TOYZ Racing エンデューロ部の部長も兼務している関係で、そちらの意向も汲まねばなりません。6月は11日に開催されるJNCC爺ヶ岳戦に参戦の予定でしたが、「先日の雪のWEX勝沼のリベンジをしたい」とか、「長野よりも勝沼の方が近い」といった理由で、クロスカップ第二戦に参戦する事になりました。

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TOYZ Racing & TEAMつぼ焼きご一行(列外一)
デカール揃えてイキってる割には
総合順位下から4番目以下でしたwww



■下見でびっくり
   ところで、自分の中でのクロスカップのイメージは、「始まる前から投げたレース(2009年)」「楽しむどころか、無事に帰って来れたのが不思議なくらい(2012年)」「とてもじゃないが、無事に帰れないと判断して(2015年)」という具合に、ロクなものがありません。しんどいだけならともかく、とにかく怖いイメージで、無事に帰って来れるか分らん、というのが正味の感想です。「TOYZの面々は、そういうの知らんのやろなぁ」と思いつつ、それでもここ数年、徹底して乗り易いバイクを作る事に腐心し、それに基づく自信も少しは芽生えつつある今日この頃、どこまで頑張れるかチャレンジするつもりで、CRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”でエントリーしました。
   いつもの様に、パドック取りの為に、午前中に現地入りして場所取りをしたのですが、前回のWEXの時とは打って変わり、昼を過ぎてもパドックはガラガラ。そもそもWEXよりは参加人数が少ない訳ですが、それにしたって随分とノンビリしたもんです。自分も別に前の日にバイク乗るつもりはなかったので、こんな事もあろうかと、トランポの荷室の窓にスモークフィルム貼る作業してました(あまりキレイにいかなかったので、この種の作業は出先でやるもんじゃないと思いました)
   そうこうしているウチに、TOYZのルーキーな隊員が揃ったので、受付済ませたあと、少しだけコースを見に行く事にしました。ところが、見に行ってびっくり。WEXとは全然難易度が違うとはいえ、自分がこれまで出て来たクロスカップともコースの難易度が違う。これはイカンという事で、最初から歩く事にしたのですが、前回自分が腹で滑った大坂は下りになっており、その横のウッズを使った傾斜の急な長い上り坂、それを越えたあとの急な下り坂、コース後半のウッズセクションの前にももう一つウッズセクションがあり、MXコースに戻るまでも長々とコースが続いている。これまでにないハードかつ延長なコース設定になっていました。
   困難を極めるコースは、前半部分に集中しており、上り坂を登り切るのも大変なら(いくつもラインがあるが、ギャップがあったり根っこがあったりで、止まったら再発進が大変)、前転しそうな急な下り坂も怖い。こりゃぁ、明日、無事に帰って来れるかなぁ、と思っていたら、TOYZのルーキーの面々も顔面蒼白で、明らかに「エライとこ来たー」という顔をしている。まぁ、明日はかつてのたにしさんを追体験してもらうより他ありません。

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今回はCRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”で参加
XR230は下ろして、部隊装備を積み込んでいます

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クロスカップでは夜中から当日朝にくる人が多く
前日入りだと好きな様にパドックが取れました


■取りあえず1周
   夜は前回のWEX勝沼の時と同じ温泉行って、ばーちゃん家みたいな飲み屋で前夜祭して、パドック帰って来てからもワイワイやってる面々を尻目に、0200時頃には就寝。寝不足ではレースはともかく、帰りの道中の安全運転に自信が持てないからです。
   受付は前日に済ませていたし、出走は0900時からという事で、朝はゆっくり寝てこましてやろうと思ってたのですが、いつも通りに0600時に起床。いつものクロスパーク勝沼なら、いくら晴れて様が夜中に雨が降ってコースは地獄の様相に早変わり、という事になるのですが、今回は珍しく一滴も何も降らず、ドライコンディションでのレースが走れそうです。といっても、昨日、ビビったコースを走らねばならん訳で、ちっとも安心は出来ません。気になるタイヤの空気圧は、前後とも0.6にしました。早い人なら、0.9〜0.8くらいにするんでしょうが、どっちみちノロノロとしか走れないので、多少低めの方がタイヤの接地面が増えて案配よいと判断しました。
   何だかんだで時間が過ぎて、いよいよ120分クラスのスタートです。今回は80台が出走するとか。クロスカップも近年台数が増えて来てる気がします。出走はAクラスから順にスタート。一番人数の多いCクラスも団子になってスタートです。しかし、WEXみたいにスタートと同時にドジ踏む人は一人も居らず、ずずーっと最初のウッズに向かいました。
   今回のレースで、一番しんどかったのは、一等最初のウッズの長い上り坂であったのは、我々の一致する見解でした。2速ないし1速でアクセル開けて登って行くより他ないのですが、地下茎だの根っこだので突っかかったりハマったりすると再発進がしんどいですし、エンストなどしようものならキックも大変です。止まらない、止まっても直ぐに発進する、とにかく上まで登り切る、その事に全力をあげました。
   自分は全般的に下りが苦手で、ましてや頭が足より下になりそうな下り坂は恐怖以外しかないのですが、今回は地面がドライだったお陰で、どんな格好して様が、取りあえずは下って来れたのが幸いでした。その様な訳で、死にほど嫌なウッズも、ゆっくり安全第一で下って行けば、どうにかクリア出来ましたし、嫌らしく長い上り坂も、CRF250RXならアクセルさえ開いていれば登って行くという感じで、相当バイクに助けられました。
   今回、セクション的にもっとも困ったのは、チェックポイント手前に設けられたタイヤセクションで、普段こうした練習は全然やっていなかったので、通過するのに難儀しました。他の人は、簡単に通過してる人もいるので、やっぱり練習量の違いかなぁ、と感じました。

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WEXの時は飛び入りだったのですが
今回はちゃんと事前に予約入れましたw

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パドックに帰ってから、さらに続きをやったみたいですが
良い子の自分は早々に寝ましたw



■2周目へGo!!
   途中、何度も休み休みしながら、それでもようやく1周回って来たのですが、ここでピットインして今後どうするかをしばし黙考。路面のコンディションは、これまで参加したクロスカップでは極上で、いきなり滑って転けるという心配もなさそう。でも、やっぱりコースがキツくてしんどいにはしんどい。ただし、当初予想してたほど怖いという事はなく、疲れさえしてなければ、言い換えれば疲れる様な走りをしなければ、周回するのは無理ではないな、というのが判断でした。
   そこで、十分に休憩を摂ってから、2周目に突入しました。疲れる原因の一つは、「ゆっくり走りすぎる」というのもあるので、1周目よりもアクセル開けて行く事にしました。この頃になると、ライダーも大分ばらけているので、自分なりの走りが出来る様になっており、安全確実なラインを走る事が出来るようになっていました。一等最初の長い上り坂も、2速で出来るだけアケアケで行き、一気に登り切る事が出来ました(ただし、疲労困憊しましたが)。
   その後は、疲れたら休み、元気が出たらまた走り、というのを繰り返し。苦手なエンデューロコースの下り坂も、激下りのお陰で大して怖くなくなっていて、正しいフォームでスムーズに降下。その他も早くないものの安定して通過し、唯一困るのはチェックポイントの前のタイヤセクションだけ、という感じで、1周目よりも早く帰って来ました。
   どんなレースでもそうですが、取りあえず1周走れたらその次も走れるものですし、2周目以降は1周目よりも楽に走れる事が多いです。つまり、今回のクロスカップは、これまでのクロスカップとは異なり、かなり気持ちに余裕が持てるレースという事です。

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朝のミーティング
前回の腹滑りのお陰で有名になったのか
ライダー紹介されましたw

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クロスカップで定番の参加賞のお弁当w
レースでゲロはきそうになっても、腹は減りますw


■3周目でエライ目
   とはいえ、2周終わった時点で残り時間は40分。10分休んだとしても残り30分ですので、もう1周くらいは余裕で帰って来れるでしょう。この頃には、TOYZのルーキーな隊員もピットエリアに帰って来てましたが、文字通り「無事に帰って来れたのが不思議なくらい」みたいな顔をしていて、とてもじゃないが、もう1周行ける感じではない。しかし、自分は行かん訳にはいかんので、3周目に突入しました。
   が、何でも無いコーナーでボテ転け。レース中に転けると、起こすので相当体力食われるので、速度よりも転けない事を優先して走っているのですが、何でも無い所で転けるというのは、自分が意識してないところで結構疲れが溜まっている証拠でもあります。まぁ、気にするとドツボにハマるので、気にせずウッズの大坂を突破。でもやっぱりヘニョヘニョになる。どっちみち、この周回で終わりだろうから、頑張って行こうと気合いを入れる。
   ところが、2周目はあっさり通過出来た段差のある左コーナーのインのラインで、掘り出された地下茎に引っかかってしまい、押しても引いても抜け出せず、一体何が起こったのかも分らず、最後の最後のここにきて、こんなしょーもない事になった事に大激怒。世の中ちゅうのは、上手い事いかんもんです。ようやく原因を突き止めたものの、押したり引いたりではどうにもならず、結局、バイクを竿立ちにさせて横にぶっ倒してワダチから脱出させました。出来るだけ他のライダーの邪魔にならん様に気をつけたのですが、若干名、邪魔をする格好になって、申し訳ない事でした。
   ここを過ぎたあとは、シンドイだけでそれほど難所らしい難所はなく、最後のチェックポイントのタイヤセクションも、若干ズルする格好にはなりましたが、とりあえず通過して、チェッカー。無事、走り終える事が出来ました。


今回、一番エラい目に遭ったシーン
ごっつい怒鳴ってますが
レース全体としては、ビビったりボヤいてる方が多かったですw


■まとめ
   今回、120分クラスでリザルトに名前が残ったのは77名、内、周回数8周以下は18名しかいないという結果に驚きました。ローカルレースは、そのコースの常連が参加者の中心になっていて、回を重ねるごとに飽きてしまってコースの難易度が上がるか、スピードレンジが上がる傾向にあるのですが、クロスカップもまさにそうした傾向をもつレースだという事です。「出る度に難易度が上がって、前回の経験が活きない」というのは、自分のクロスカップ評なのですが、まぁ、それももっともな事だとい訳です。
   その一方で、下見の段階では相当ビビった訳ですが、今回は怖いと感じたのは最初の1周だけで、それも走り切ってしまえば意外と走れました。周回数が極度に少なかった理由は、難易度の高いコースだけに、直ぐに疲れてしまって都度つど小休止を入れたり、1周するたびにピットインして大休止を入れていたからで、もう少しコンスタントに走る事が出来たら、2〜3周は多く回れたのではないか、という感想を持ちました。
   前回と今回での決定的な違いは、バイクがRX化されている事で、これが大きな威力を発揮しました。足付き良く柔らかい足回り、粘り強いエンジン、無駄な飛び出しがなく操作し易いスロットル、こうしたエンデューロ向きの改装のお陰で、長い上り坂もアクセルを開けている限り登り続け、ギャップや段差で車勢が不安定になっても足をついてリカバー出来たり、急な下り坂でも比較的怖い思いをせずに降りてくる事が出来ました。乗り易さが安心感に繋がり、また体力の消耗も押さえ、頑張りが利く要素になったと思います。
   そして、なによりも、苦手意識しかなかったクロスカップを、終わったあとに楽しく感じれたのは、初めての成果であったと思います。そして、フルサイズのモトクロッサー(をベースにしたエンデュランサー)で走れたのは、これまで自分が試して来た改装が正解であった事も示したと思っています。次は、周回数を増やす頑張りをしたいものです。

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帰りは、やっぱりほうとう
次回くる時はブドウかなwww


Bite it like a Bulldog






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2017年03月26日

   この趣味を初めて早9年、結果らしい結果を未だ出せぬままですが、縁あってTOYZ Racingのエンデューロ部の長に抜擢されました。これまでもTEAMつぼ焼きの隊長として看板掲げて来たのですが、これからはレーシングチームの一部局を任された訳ですから、「走りたくな〜い」とか「お家帰りた〜い」などと泣き言は言えず、むしろ、先陣切ってレースに突進せねばならない立場になったのです。まぁ、このくらい自分を追い込んだ方が、丁度いいのかもしれません。その様な訳で、今回はそのTOYZ Racing エンデューロ部の初陣です。

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TOYZ Racing & TEAMつぼ焼き、推参!



■対勝沼戦の準備
   とはいえ、WEX開幕戦は、こともあろうにあのクロスパーク勝沼です。クロスパーク勝沼といえば、2009年5月のクロスカップ R-1、2012年10月のクロスカップ R-4、2015年8月のクロスカップ R-3と、行けば必ず雨がグチャグチャで、行く度に怖い思いして、ケガするかバイク壊れるかのエライ目にしか遭った事がありません。ましてや3月なんて、酷い目に遭いに行く様なもんです。しかし、モタードが主力のTOYZ Racingの皆さん、モタードが開幕する4月の前に出たいという事で、となると3月26日のWEX開幕戦しかなかった訳です。(3月12日にクロスカップ R-1がありましたが、難易度はWEXの比じゃないのでパスしました)
   WEXイーストの開幕戦は、ここ数年、クロスパーク勝沼で開催されていて、これまでの動画を見てみたところ、予想に反して天候が良く、コースもおおよそドライコンディションで、結構走り易そうです。これなら自分も楽しめそうですし、エンデューロ経験の少ない(中には皆無)TOYZ Racingの皆さんでも、そこそこ走れると判断しました。
   使用する車両はXR230“パンツァーファウスト号”としました。もともとXR230は、対デコボコランド、対勝沼用に導入した車両で、まさにその実力を発揮する機会が訪れた訳です。既に数次に渡る改装で、もはや“別物”になった感のあるパンツァーファウスト号ですが、今回さらに万全を期すために、ハンドルバークランプキットに換装してハンドル問題を解決し、さらにはハイシートに変えて乗車姿勢を完璧にしました。また、外装をTOYZ Racing仕様のデカールに換え、士気を高めました。そして、2年持ったクラッチを交換し、1速に入りにくい原因も掴んで、マシンを最高レベルにまで高めました。

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あれこれ手をかけ金をかけてきたXR230“パンツァーファウスト号”
間違いなく活躍してくれるはずです


■下見と予報
   今回もパドックの場所取りの為に、朝0500時起床、0600時に出発したのですが、道中、渋滞に巻き込まれる事もなく、0800時には勝沼に到着。買い物とかしてからクロスパーク勝沼に到着したのは0830時頃だったのですが、パドックの入口にはテープが張られていて、まだ入る事が出来ませんでした。仕方ないので運転席で暫く寝てたのですが、気が付いたらテープ外して入って行く車があったので、こちらも遅れじと進入。人数分のパドックを確保しました。
   エンデューロ部の隊員のうち、半分以上はセクションスクールに出たいという事で、昼前には到着し、残りは自分と一緒に徒歩でコースの下見に出かけました。天気はここ数日晴れだったようで、コースの中はとても走り易そうなコンディションでした。これまでの経験を踏まえ、どこがどの様に難所化するか、説明しながら歩いたのですが、このコンディションならそれほど苦労なく楽しんで走れるだろうな、と思いました。
   ところが、天気予報は夜半から雪の予報。3月末だというのに雪です。つか、どうしていつも自分が行く時は、夜中に雨だの雪が降るのでしょうか。これでは前日にどんなスクールを受けようが、どれだけ綿密に下見しようが、大して役にも立ちません。まぁ、これも勝沼らしい話しです。ともあれ、全周1時間ほどかけて歩き、帰って来た頃に予定が早まって受付が始まったのでこれも済ませ、全ての用事が済んだ後は、温泉行って地元の居酒屋に飛び込んで宴会やって、パドックに帰って来てからもバカ話ししてたのですが、夜半頃から猛烈に寒くなって来ました。このままでは風邪引いてしまいそうなので、久しぶりにハクキンカイロを使って、シュラフカバーも併用して朝までヌクヌクと寝ました。

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下見の段階では、これ以上ないくらい走り易そうでしたw

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温泉の帰りに、ばーちゃん家みたいな居酒屋で宴会
自分はスプライトがぶ飲みでしたw


■白銀の世界
   トランポでの車中泊では、熟睡というのはまず無理なのですが、朝まで目が覚めなかったのは物音がしなかったからでしょう。iPhoneのアラームが鳴った瞬間、「もしかして何も降ってないのかも!」と思って、ハッチバックを開けてみたのですが、目の前に広がっていたのは白銀の世界でした。予報通りと言えばそれまでですが、本当に雪が降るだけでなく、たっぷり30mmほど積もるとは。今日のレースは大難戦になる覚悟をしました。
   アナウンスによると、コースは大幅にカットされた上、時間も90分から70分に短縮となりました。そして、レース開始時間も早まって、0800時集合、0815時スタートなり、大慌てで準備せねばなりませんでした。とはいえ、キャメルバッグもGoPro(今回から新型のHERO 5)も昨日のウチに準備してあったので、早めに着替えてウェアやブーツを身体に馴染ませて、バイクの暖気もたっぷりして、時間前に90分クラスに出走するエンデューロ部隊員を引き連れて、コースインしました。
   JNCCやWEX爺ヶ岳に比べると、出走台数は少ない様ですが、前に並ぶA、B、そしてCの若い番号のクラス以外は、阿鼻叫喚の地獄絵図になるのが十分予想できました。雪は以前降り続け、ゴーグルは走る前から曇りだし、もはや着けていても意味を為しません。どっちみち、埃は一切立たないでしょうから、外してしまいました。スタート60秒前、ギアを入れてクラッチロックレバーをセットして、しばし待つ事30秒。フラッグが降られると同時にキレイにスタート、1コーナーをインからごりごり攻めて突撃していきました。

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せっかくテント持って行ったのに
バイク入れずに寝たので、雪だらけ

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コースもご覧の有り様
何故なんだ勝沼!


■腹滑りの坂
   ところが、驚いた事に、2コーナーを過ぎた直ぐ先の上り坂で、早くもスタックして滑っている車両が何台もありました。巻き込まれない様に状況を見定めて、隙間を見つけて突破。車速を上げつつ、勝沼名物の大坂を登り始めました。ところが、登り切る少し手前で、またしてもスタックしてる車両が何台も。突破出来そうな隙間を探す一瞬、アクセルが緩むと同時に、左を抜けようとした車両と接触し、両車転倒。ここからが猛烈に難儀な事になりました。
   もともと急な坂な上に、地面が溶けた雪でヌルヌルです。うっかりすると、バイクごと滑ってしまいそうです。怖々そろそろとバイクを起こし、身体をバイクの左に持って行こうとした時、案の定、バイクが滑って転けてしまい、その勢いで自分も転けて、ゴロゴロと坂を落ちてしまい、立ち上がったら今度はケツで坂を滑り落ち、下でスタックしてたバイクに当たってやっと止まりました。直ちに起き上がろうとするのですが、足が全然地面にかからず滑ってばかりで立ち上がれません。観客さんに起こしてもらっても、四つん這いでないと坂を上がれません。やっとこ自分のバイクに辿り着き、バイクを引きずり下ろそうとしたら、バイクが滑り出し、自分も万歳する格好で腹這いで滑って行きました。しかも2回も。もう、コントです。自分でも噴き出してしまいまいた。
   そんなこんなで難儀しつつ、やっとこバイクを下におろし、今度は左のエスケープからアプローチ。コースがショートカットされて、3コーナーは大坂の中腹に変更になっていたのですが、ここも難所化していて、自分含め、多くの車両がスタックしたり転倒したりしてました。ここでもスッタモンダしつつ、スタックスィーパーやマーシャルさんの手を借りながら、ようやく突破。この時点で既に30分ほどが経過しており、ともあれ1周はする、自力で帰る事が今回の目標となりました。

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エンデューロ部、出撃用意

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スタート直前
TOYZ RacingのDNF三人衆とw




■どこまで続く泥濘ぞ
   ここから先は、コースがカットされて、正確な位置が把握しにくくなっていました。とにかく、目の前に現れたセクションを淡々とこなす以外にやりようがありませんでした。本来ならアクセル開けて行く場面でも、とにかく前へ前へ進むのが精一杯。急な下りは見るからに滑って転けそうなので、両足つきつつ慎重に、登りで突っかかった時はバイクから降りてアクセル全開で押し上げる。この繰り返しです。
   ウッズセクションは、コンディションがドライであれば、さほど難しいとは思わなくなっていたのですが、今日はラインがヌルヌルです。ささっと車速を上げて行けば通過は楽なのかも知れませんが、その前に滑って転けるのが怖いのが先に立つ。怖々慎重に進んでいましたが、案の定、転けてしまい、しかもライン2本を跨がる転け方。キャンバーの斜面だけに起こすのも一苦労で、起こした後は暫く休憩してないと前に進めませんでした。
   ウッズセクションを越えた12コーナーから17コーナーまでは、あと少しでゴールという気持ちから、ラストスパートのつもりで走り抜けました。この頃には、アクセルを開けてもリアタイヤが重く、クラッチも少し焼けてるのじゃないかな、と感じましたが、それでも、もうあと少しだと頑張っていました。
   ところが、17コーナーを過ぎて、MXコースから逆の長い上り坂を見た時、この坂を乗り越えないと命取りになると感じました。実は昨日の下見ではこの辺りのコースがよく分らず、MXコースへショートカットして歩いており、この坂を見ていなかったのです。この坂は、もっと手前でアクセル開けて、車速に乗せて上がらねばならないのですが、途中からアクセル開けたもんだから、もう息も絶え絶えです。クラッチが焼けて全損になるのを覚悟の上で開け続けましたが、とうとう坂を残すところ1/4ほどの所で止まってしまいました。
   本来なら、坂の途中から再発進するのは無理で、一旦下まで降りて再チャレンジするのが良いのですが、もう一度この坂をやり直すのは、もう難儀な事です。となれば、押して上がるしかありません。前にスタックしてた車両がはけるまで休憩してから、バイクを降りて押し上げ始めました。驚いた事に、この時点でもクラッチはまだ半分くらいは生きていて、押せば前に進みました。しかし、1メートル登ったら50センチ戻るという感じで、なかなか上に上がって行きません。その間にも、刻々とレース終了時間が迫っていました。


この日以来、この坂は“腹滑りの坂”と命名
滑ってる本人も、もうおかしくておかしくてw

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今回、CRF250RX“モルゲンシュテルン号”は
マックさんが90Bで搭乗
クラス4位を勝ち取りました


■タイムアップ
   苦労してどうにか押し上げた時には、自分も疲労困憊していたのですが、ともあれもう少しでおしまいの筈です。頑張って前に進もうとしました。ところが、猛烈にリアが重くて、思う様に前に進みません。それでもノロノロと前に進み、19コーナーからは下りだったのもあって、転けたりしつつもどうにか前に進めたのですが、21コーナーから22コーナーの登りでストップ。いくらアクセル開けても途中までしか登れなくなっていました。リアタイア周りを見てみると、タイヤとスイングアーム、チェーンからドライブスプロケ周り、一切合切が土で埋まってしまっていて、チェーンがパンパンになっていました。
   その時、ハンドルに取り付けた時計は、レース終了時間を指していましたが、それでもゴール目指して走るつもりで、タイヤだのチェーンだのに詰まっている土を指でかき出しました。しかし、それでパンパンに張ったチェーンに余裕は生まれず、アクセルを開けても、あれしきの坂が上がれません。そこにたまたま居たマーシャルさんが安否を気遣ってくれましたが、トランシーバーから「残り1分」という声を聞いた時、このバイクの状態では10分頑張ってもゴールは無理で、いたずらにクラッチを損耗させるだけである事を理解し、この時点でリタイアを決断しました。

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もう、何もかもドロドロ
帰って後始末するのが大変ですw

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いつもはさっさと帰ってしまうのですが
今回はほうとう食べて帰りました
結構美味しかったです^^


■結果/分析
*天候・路面の状況
   雨が降った後や雨の中のレースというのはそれなりに経験があるのですが、雪が積もり雪が降っている中でのレースというのは、今回が初めての体験でした。直感的な印象としては、雨は地面がバシャバシャになり坂はツルツルに滑るという感じですが、今回は文字通りの泥濘で、単純に滑るだけでなく、土や泥で次第に車重が重くなり、最終的には動かなくなるという現象を現しました。
   JNCC系のレースでは、周回する度に路面のコンディションや地形が変わる、という事はまま在る事ですが、今回は先行したABクラスと後続のCクラスやテーピングクラスでは、早くも路面の状態が違うという状況を呈し、出だしから多くの転倒者、渋滞を多発しました。これを回避して前に出るには、相当の技量が必要であり、それに巻き込まれたが最後、それを挽回する事は出来ませんでした。

*バイクの状態、活用
   既に述べた様に、今回、XR230“パンツァーファウスト号”は、今までで最もベストな状態でレースに臨んだのですが、結果としては、上記の困難な状況と、それを突破し得る経験、技量を欠いたため、十分な威力を発揮出来ませんでした。
   ハンドル位置の決定とハンドルの変更、それに伴うハイシート化は、困難なレースにあって、出来る限りストレスなく操作走行する上で、大きな役割を果たしました。少なくとも、操作の上でストレスを感じる事は全く在りませんでした。また、今回初めて投入したリブ付きのシートは、あれほどの泥が付着しても多いにグリップ感を発揮し、上り坂等で腰が遅れる事は全くありませんでした。
   Motoshop TOYZによって強化されたクラッチは、リアタイヤやチェーン周りに詰まった土によって車速が相当に落ち、坂を登る際の負担が極大であったにも関わらず、最終的には焼けて滑る事なく保ちました。焦げた臭気から、恐らくは半分くらいは焼けている可能性が大ですが、直ぐに焼けて動かなくなるノーマル状態に比較すると、全く別物と言って良いタフさです。
   ギアに関しては、レース中盤から1速に入りにくい症状を表し出したのですが、むしろ、この様なヌルヌルな路面では、1速では地面を掻いてしまってむしろ前に進まない事が多く、途中からはほぼ2速のみで走行する様になりました。また、止まる時はあえてニュートラルには入れずにキルスイッチで止め、再発進時はクラッチレバーを握ってセルスタートさせる、という方法を取りました。リアスプロケの歯数を増やしギア比を変えているので、この様な使い方でも不便はありませんでした。

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恐るべき色の廃オイル
しかし、クラッチはまだ生きていました


*バイクの不具合
   今回、敗因の一つとして挙げられるのは、リアタイアのサイズが110/100-18と太いタイヤで、スイングアームとの隙間が10mmほどしかなかった事です。ドライコンディションなら問題はなかったかもしれませんが、今回の様なマディではこの程度の隙間はあっとうい間に詰まってしまい、車重を重くし、さらに機動力を奪われる原因となったと思われます。
   対策としては、110/90-18くらいの細いタイヤを使う事ですが、これだとあまりタイヤのバリエーションがありません。スイングアームの延長を行う事で、タイヤの選択の幅を広げる方法もありますが、元々のパワーが低いのに太くて重いタイヤを履いたのでは、かえってパワーロスになってしまう事にもなりかねません。

*技量、士気
   今回の様な泥濘戦は、今回が4回目くらいであるのですが、たったの4回ではまだまだ経験不足であったと感じます。レースでなく、自分一人で走るにしても、その為の技量が不足している上、他のライダーとの絡みが生じれば、出だしでいきなり腹滑りする様なハメになっても、仕方なかったかと感じています。ともあれ、全力でリカバーし、全力で前に進もうとしたものの、あと一歩のところでバイクを前に進められない状態にしてしまったのは、自分の経験と技量が足りなかった故でした。
   今回の様なマディでは、むしろそれなり開けて行った方が、車体も浮いて、泥も跳ね落ちて、走り易いとされているのですが、頭で分っていても実際にはなかなか出来ませんでした。部分的には、車速が上がる所もあったのですが、その次のセクションでゼロスタートになる様な感じで、その度に土がバイクに溜まって行き、最後にはタイヤもチェーンもパンパンになったという次第です。
   ただ、これまでの勝沼戦との違いは、悪態つこうが泣き言言おうが、とにかく1周は走りきろうと前に進んだ事、これまで難所としてきた急な下り坂やウッズセクションなども、遅くとも安全第一で手堅く通過した事など、これまでの様なタダタダ嫌、という感じではありませんでした。むしろ、済んだ今となっては、同じ様な条件で、もう2〜3回走ってと思っています。つまり、大変ではあったものの、今までみたいにビビるほどではない程度に、経験詰んできたのかな、と思います。

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あれだけ引きずっても
ウランコアデザインズ製のデカールは
ほとんど傷らしい傷がついていませんでした
とても頑丈です


   TEAMつぼ焼き及びTOYZ Racing エンデューロ部は、今回のレースで、入賞者5名(うち優勝者1名)を出す赫々たる戦果をあげました。今回、初めてエンデューロレースに出るという人も多く、にも関わらず生憎どころじゃないコンディションで気の毒な事でしたが、「一度の実戦は半年の訓練に匹敵する」と言われますので、今後の活躍に期待です。







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2015年10月18日



   前回、クロスカップ第三戦で「怖くてリタイア」という恥辱の結果を受けて、「こりゃ、どうにかせないかんわ」という事になりました。ともあれ、何度か通って練習して慣れていかないかんなー、という事を話ししたてのですが、飯盒だのケロシンストーブだので、わいわい騒いでたら、すっかり練習行く話しを忘れてて、がんトック兄に言われて思い出して、急遽練習行く事になりました。
   ちなみに、クロスパーク勝沼に純粋に練習だけで訪れるのは、2012年11月以来3年ぶりの事です。

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練習で来るのは、ほんと久々
しかし、ここをやっつけない事には
他での活躍も見込めません


■今回の目的
   勝沼というと、どうしても帰りの渋滞のイメージで、片道3時間かかるという頭があります。なので、朝も0600時前に出発したのですが、朝はそれほど混まないので、0800時頃には現地入りしてゆっくり仮眠でもするかー、と思ってました。ところが、大月JCTの手前辺りでいきなり後輪が激しくぶれ始めました。どうやらパンクした様です。いつかこんな事が起こるんじゃないか、という予感はありましたが、まさかこのタイミングで。まぁ、直ぐJAF呼んで直したのですが、ちょっとモチベーションが下がってしまいました。
   ともあれ、無事に現地到着。まだ誰も来てなかったので、運転席で仮眠してたら、1000時頃、がんトック兄登場。ようやくバイク下ろして、走る準備を始めました。今回の目的は、エンデューロコースの下りを頑張る事。クロスパーク勝沼はモトクロスコースとエンデューロコースが完全に分かれていますので、他の早い人に気兼ねする事なく走る事が出来ます。モトクロスコースも楽しいのですが、バイクがXR230“パンツァーファウスト号”とあっては、やっぱエンデューロコースの方が練習になると思います。
   これまで、自分がクロスパーク勝沼のレースに出た時は、大抵はヌレヌレツルツルで、とてもじゃないが走れないコンディションの事が多かった訳ですが、それをいきなり走れという方が無理がある訳です。急な上り下りも、まずはドライコンディションで練習して、セクション具合を身体で覚えて行く、というやり方が有効だと思います。去年まで、級デコボコランドでやってたのと同じ様にです。

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まさかのバースト
もっとも、これで不運を全て使い切ったみたいですw

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タイヤはAT81に換装
今のところ、不満のないタイヤです


■一番最初は「怖い度100」
   ともあれ、3年ぶりなのでコースの順序もさっぱり覚えてませんから、がんトック兄の先導でコースイン。今週は東京の方ではそれなりに雨が降ったのですが、勝沼の方はあまり降らなかったらしくて、良い感じの湿り具合です。練習するにはもってこいと言うべきコンディションです。
   エンデューロコースの前半は上りがメインなのですが、この上りは元気な時は問題ありません。エイヤとアクセル開ければ登れる訳です。自分は前からそうですが、上りは何とかなるケースが多いのです。問題は下りです。エンデューロコース後半が下りがメインになります(まぁ、登って行けば下って帰るのは当然です)。その下りの一発目が、結構が激坂でかつ段々になっていて、石がゴロゴロです。見るからに怖いから、シートに腰を下し、腕をつんのめって、足を着き着き降りてくるより他ない訳です。
   ライテク的には、下り坂を降りる時は、スタンディングで減速姿勢を取った方が良いのですが、急な下りで転けたら痛そうな地面の場合、どうしても怖くて立てない、という感じになります。実際は立ってた方が地面のデコボコも拾わず、楽に降りれる事が多いのですが、本能的に怖いと感じてる時はそうは行きません。高いところで立てないのと同じ理屈です。
   下ったら登り、その上りもラインが掘れてボコボコになってたり、うっかりアクセル開けるのが弱いとスタックしたり、という感じですが、ともあれ上りはアケアケで、下りは怖かったら慎重に、という具合で、1周回って来ました。タイヤの空気圧が前0.7の後が0.6だったので、これではグリップしにくい感じでしたので、前後とも0.1落とす事にしました。

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カップヌードルが美味しい季節になりました
これ、半年以上、トランポに積みっぱだったんですよねぇ〜


■徐々に怖さを削って行く
   午前中、もう一度案内してもらって、コースイン。さっき走ってみて、走りにくかったラインは避けたり、トロく感じるポイントを感じたり、激坂下りもさっきよりは勇気をもって行く様にしたりと、頭使いながら走る様にしました。1回目に走ったコースは、エンデューロコースでもまだ簡単な部類で、そこから分岐していくと、さらに怖いセクションがあるのですが、そちらの方も一部連れて行ってもらいました。とりあえず転けずに降りれたのですが、やはり怖いもんは怖いです。
   お昼をはさんで、おおよそコースを覚えたので、今度は自分一人でコースイン。これまでは低速になってしまう所は1速に落としていましたが、それではトロい所もあるので、やれそうな限り2速で行く事にしました。激下りでは2速でも早くなってしまう事が多いのですが、今日は地面がグリップするので良い感じにブレーキを使って降下。時折、前のめりになって前傾する癖があるらしく、どうやらフォームにも問題あるようです。
   上り坂も、キツいところは結構キツいのですが、2速でバリバリ上がって行きました。これが以前なら、クラッチがかなりヤバい感じになるセクションなのですが、その問題は一切合切解決したようで、とにかくエンジン回ってる限り、どんな低速でも登って行くという感じ。強心臓のXR230、いよいよ信頼性の高いバイクになった様です。


がんトック兄に後ろから撮って貰いました
やっぱ下り坂は怖いんですよねぇ


今度は自分で撮った版
このコンディションなら、良い練習になります


■終わりの辺りは「怖い度60」
   とはいえ、2周走ったら結構疲れるのは、余計な力がアチコチに掛かってて、無駄に疲れてしまうからの様です。実際、上りにしても下りにしても、そのセクションをクリアしたら、やれやれという感じです。繰り返しコースを走る事で、上りも下りも慣れて来た感はありますが、やはり激坂は座って腕つっぱって降りて来ますし、そりゃ疲れるだろうな、という感じでした。
   それでもエライもので、最初、怖い度が100くらいあったのが、終わり頃には60くらいまで下がっていました。自分としては、これは大きな進歩です。上手く走るとか速く走る以前に、怖かったんでは走り様がない訳です。クロスカップだって、ケガすんじゃないの?と思うくらい怖かった訳ですから、こうやって徐々に慣らして行くのは、やっぱり意味のある事だなぁ、と感じました。
   結局、延べ54分(エンジン稼働時間ですが)乗って、本日の練習は終了。最初、苦手意識がどうしてもあったので、出足が遅かったですが、これなら次回はもっと楽しめるかな、という感触を得る事が出来ました。とはいえ、クロスカップ出るにはまだまだ早い感じで、あと3〜4回はこの手の練習をしたい気分です。

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10月半ばなのに、まだ汗ばむ感じ
ニーブレースしてた膝は汗疹になりましたw






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