勝沼

2020年10月04日

 今年は新型コロナウィルスの関係もあってレース活動が低調だったのですが、それ以上に低調だったのがその内容。ドチャクソ疲れて途中で嫌になる、滑って転んで打ち身で戦意喪失、怖くてリタイア、とロクなもんじゃありません。つか、新鋭のBeta X-Trainerが全然活きてません。バイク以外にも原因がありそうですが、幾ら何でも去年と(程度が落ちたと言う意味で)別人です。とはいえ、予算の関係で、今年の正規レースは今回で打ち止め。結果はどうでも良いから、原因を究明するのが目的のレースとなりました。


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ずらり勢ぞろいTOYZ Racing エンデューロ部
揃いも揃って、Betaばっかですw




■諸々対策

 今年の不調の原因を洗い直してみた結果、まず一つ確実に言えるのは、タイヤの問題がありました。去年は神立戦から、新登場のミシュランのENDURO MEDIUMを使い、その性能に驚いた訳ですが、X-Trainerの乗り換えた時は、IRC VE33Sに換装していました(クロトレの元のタイヤはシンコー)。ところが、これがENDURO MEDIUMに比べると、あまり良くないどころか、結構滑る。同じ神立で、しかも今年は晴れてたにも関わらず、全く勝手が違ったのです。
 そこでミシュラン ENDURO MEDIUMに戻して、先日の雨の勝沼を走ったのですが、なるほど違いは歴然。空気圧を0.2ギリギリまで落とした時の接地感は、VE33Sの比ではなく、とりあえずはどうにか走れました。VE33にせよ、その後継のVE33Sにせよ、その登場時には、それまでのタイヤと比べて格段の進歩を感じたのですが、タイヤの進歩は日進月歩、後発のタイヤの方が性能が良いようです。
 もう一つの対策は、装甲パンツ。今年はとにかく、太ももや腰と足の付け根、つまり下半身の側面への打撃が多く、先日の雨の勝沼でも手酷い目に遭いました。デブなのであまり身に着込みたくないのですが、背に腹は代えられぬ、と言う事で、着込む事にしました。ただ、この手のパンツは、どっちかと言うと、足よりもケツに重点を置いてるのか、腰だの股だのにもパッドが付いていて、この部分にはあまり損害が出ない上に、モトパンがキツくなる原因にもなるので、自分で加工して、必要な部分に装甲を付けるようにしました。



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ちょこちょこと今年の戦訓を取り入れているレギンレイヴ号

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今回は自分一人で参加なので
今夜は床にサーマレスト敷いて寝ます


■セクションスクール

 ここ最近のWEXでは、バイクが汚れたりウェアが汗臭くなったりするのが嫌で、セクションスクールはサボる事が多いのですが、今回はせめてPVが作れる程度には走りたいと考え、セクションスクールに参加しました。
 2週間前に来た時の様に、雨でズルズルと言う訳でもないので、タイヤの空気圧は前が0.5、後ろが0.4としました。仮に、若干湿っている所があっても、これならばどうにか出来るはずです。ちなみに、コースコンディションは、1週間は雨が降ってないと言う事で、コース後半のウッズは前回来た時と打って変わってドライで、この分なら大丈夫かな、と言う感じでした。
 さて、走ってみた訳ですが、モトクロスコースの大坂が、見た目は大した事なさそうなのに、案外滑る。しかも、登り切ったら右に曲がってウッズに下って行くのですが、轍があったり、いきなり下りで先がどうなってるか分からなかったりで、アクセルが緩んでしまって、登りきる前に転倒。こう言う所で転けると、自分だけでリカバーするのは結構難儀します。マーシャルさんに助けて貰って、どうにか再スタート。続くウッズの大坂は、前回に比べたらドライだったのですが、どうにも体が遅れてストップ。その後も予定されている全てのコースを走りましたが、下りは今のタイヤの空気圧では心許ないなぁ、と言う感じでした。そこで、空気圧は前を0.4、後ろを0.3に合わせ直しました。
 帰って来てから気がついたのは、どうにも加速の時に体が遅れてるっぽい事。これが直ぐに疲れる原因になっていて、坂の途中とか息上がるほどになっているのではないか、と言う事でした。なので、本番では、これまでのバイクで座ってた位置よりも、ちんこ一つ分前に座ってみる事にしました。
 また、プラグは納車時から一度もカブった事がなく、交換もしてなかったのですが、2ストはいつカブってもおかしくないという事で、プラグ交換をしました。試運転してみましたが、交換した後の方がエンジンの音が軽快になった気がしました。



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セクションスクールが終わったら
いそいそと夜の準備です

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レースは余興で、こっちが本番という説もあります

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今回も飯盒炊飯
ただし、鍋に入れるウドンが6玉もあるので、2合だけ



■余計な雨

 前の晩は、例によって例の如く、温泉行って買い出し行って、ごった煮の鍋をつついて談笑。寝たのは2200時頃でした。寝てる間は、これも例によって、寝てるんだか起きてるんだか分からん様な睡眠で、2〜3時間置きに小便したくなって目がさめる、と行った感じ。まぁ、早朝に到着した隊員がいつ来たか分からなかったので、寝てたのでしょう。
 起床は0600時。早めに起きるのは、トイレで大を出す為ですが、今回はあまり出ませんでした。出てくれないとモトパンがキツイのですし、今回から走行パンツも使いますので、これはちょっと困った事です。
 それ以上に困ったのが、なんと雨が降って来ました。夜露も全然降ってなかったので、今日は昨日以上にドライになると思ってたのに、目論見は脆くも崩れました。と言うか、非常に困った事になりました。と言うのは、前回の雨練の際、あちこちぶつけて3日ほど打ち身で唸っていたのですが、今回はレースの翌日が職場の防災訓練で朝から出勤です。つまり、絶対怪我は出来ません。
 もしも、自分一人だったら、大事を取って走らない所ですが、そこはエンデューロ部の隊長としての立場があって、走らんとも言えないつらい立場です。内心は「走りたないなぁ〜」と思いつつ(思うだけでなく口にも出す)、しかし、今日が実質今年最後の正規レースだし、走らんのもなーと思うし、結局、行くだけ行って、無理そうなら帰ってくると言う事で出走準備をしました。

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嫁機のTT-R125“ドライジーネ号”
トイレ行くのに活躍しました

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ウドンがどっさりの闇鍋
これ、鍋2杯目ですw


■大幅コースカット

 さて、いよいよスタート。スタートする頃には、雨は上がっていましたが、もう気分的には「どうとにでもなれ」って感じでした。その気分を反映してか、ヘルメットタッチスタート直前にエンストしてしまい、スタートと同時に再始動といった感じでした。どっちみちセル付きのバイクですし、スタートは大抵失敗ですから、これで丁度良かったくらいです。
 そのままMXコースの大坂に向かって走って行ったのですが、大坂の手前の小坂の所で大渋滞です。その小坂でコケまくって、参加ライダーの9割がそこで待機してる感じです。状況的には、ハードエンデューロではよく見かける光景ですが、クロスカントリーとしては交通整理をした方が良かったかもしれない状況です。ともあれ、無理して滑ってコケてもしんどいだけなので、待機が疎らになるまで休憩。先頭集団が3周くらい走った所で、やっとアプローチできる程度に間が空いて来ました。自分もとっ散らかるかなーと思っていたのですが、やってみるとソソっと登る事が出来ました。
 その後になって分かったのですが、コースは大幅にカットになっており、実質的には50ミニッツのコースと変わらなくなっていました。コース後半のウッズも無くなっており、ちょっと拍子抜けしましたが、楽しんで走りました。ちんこ一個分前に座る事で加速に置いていかれる感がなくなり、タイヤの空気圧を下げた事で接地感も増し、今年一番、安定して走れたと思います。ただ、ちょっと休み過ぎたせいで、周回数はあまり稼げませんでした。それでも今年、やっとこチェカーフラッグを受け、PVもどうにか形ができる程度には走れました。


出だしから結構な交通渋滞w

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滑りやすかったのはMXコースの小坂大坂だけで
それも渋滞してなければ、問題なく上がれました

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やっとクロトレの恩恵を感じられるレースになりました

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蓋を開けたら、洗車の必要がないくらい
汚れないレースでした


■得られた情報

 今回はスタート前に雨が降ったものの、結果としてはそれがコースにあまり大きな影響を与えず、むしろコースが大幅にカットされた事で、走り易いトコしか走っておらず、楽しんで走る事が出来ました。そして、同時に、今年一年、不調であった原因もおおよそ見当がつきました。
 まずはタイヤ。ミシュランのENDURO MEDIUMは、改めて低い空気圧で威力を発揮するのだと言う事を実感しました。おそらく、それを前提として設計されたタイヤなのでしょう。今回は、リアを0.3まで下げて使ったのですが、そのグリップ感は絶対的な安心感に繋がりました。なお、既に新型のENDURO XTREMというのを使った隊員がいましたが、「根っこも滑らないし、石にも弾かれない」との事で、更に優秀だそうです。
 今回、初めて装甲パンツを投入しましたが、レース中に転倒する事がなかったので、その効果は試す事が出来ませんでした。ただ、腰だの股間だののパッドは、全く不要と感じましたので、帰宅してから取り外しました。装甲はそれを着ける人が必要と感じる部分にあるのが最適なので、売ってるものをそのまま使うのでなく、自分で裁縫してカスタマイズするのが良いかと思います。
 今回一番の収穫は、クロトレの乗車位置を若干前に変えた事。ズリ下がりそうになると前に移す事で、これまでの様な「加速に置いていかれる」感じは相当に軽減しました。今年、ずっと疲れて走り続けられなかった原因は、案外こういう所にあったのかもしれません。してみると、今年はクロトレの最適な乗り方を探る一年であったのかもしれません。



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終わった後は、バイクを寝かせて、キャブのガソリンを抜きます
出ないと、トランポの中がガソリン臭くなります


クロスパーク勝沼で楽しく走れるというのが
それだけで価値がある事です






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2020年09月20日

 9月下旬のシルバーウイークは、嫁さんが持ち山をバイクで走りたい、という事で、なんと9連休も押さえてたのですが、新型コロナウィルスの関係で結局取りやめ。何にもする事がなくなりました。とはいえ、これだけの大連休ですから、有効に活用しないと勿体ない。という事で、クロスパーク勝沼に練習に行く事にしました。


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チュルチュル勝沼でも性能の高さを見せたクロトレ




■クロスパーク勝沼に行く目的

 わざわざ高速道路を使って練習しに行くからには、それなりの目的があっての事です。まず、今年不調の原因の一つと見ているタイヤを、IRC VE33Sからミシュランのエンデューロ・ミディアムに交換しました。前回練習に行った時とどう違うのか、比較する為です。
 もう一つは、来月のWEXイースト第6戦の事前練習です。WEXで使われるコースの中で、XP勝沼は比較的多く走っているコースですが、やっぱり数は力という訳です。なので、もし可能であれば、1日置いた22日にも練習に行くつもりをしていたくらいでした。
 ただし、XP勝沼は雨が降ったら、どうにもこうにも、二進も三進もいかないコースです。チャレンジ精神より身の安全のために「走らない」という選択肢も正当性を持つコースです。なので、事前の告知では、「雨天中止」という事にしていました。
 ところが、狙いすましたかの様に、連休に突入した途端、日本全国秋雨モード。20日は午後から雨との予報です。「雨天中止」なんて事を聞き分ける様なTOYZ Racingではなく、主力は事もあろうに、前日から泊まり込みで先行(19日はパーフェクトなドライだったとか)。エンデューロ部の隊長として、行くの嫌とも言えず、内心嫌々ながら、それでも早めに着いて早めに走れば、雨が降る前に自分が必要とするデータを得られるのでは、と微かな期待をしつつ、深夜から出発しました。

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奥がミシュラン・エンデューロ、手前がVE33S
チュルだと奥、マディだと手前って感じなのかも


■待ってたかの様な雨

 さて、0700時ころにXP勝沼到着しました。前日から泊まり込んでいるTOYZ Racingしか寝てない様な静かなパドックです。ともあれ、バイク下すにはまだ早いので、運転席のシートを倒して少々仮眠する事にしました。
 0830時ころ目が覚めたのですが、外は雨です。予報では午後からだったはずなのに、頼みもしないのに朝から雨が降るとは。雨降ってる時にバイク下すのも嫌なら、雨降ってる時に勝沼を走るのはもっと嫌です。このまま走らずに昼飯だけ食って帰ろうかなー、と思っていたのですが(22日、改めて来れば良いか)、どうにもその場の雰囲気がそんな感じじゃない。
 とりあえずコースの方はどうなってるかなー、とMXコースのスタート地点に行ってみると、いつも大歓迎してくれるコースオーナーのA柳さんに遭遇。これまたさも当然の様に「今日走んなきゃダメっしょー!」と言われ、コースの状態はどんな具合か聞いてみたら、現状ではMXコースも表面だけが濡れてる感じだし、ウッズの方は木の葉っぱがあるから、それほど濡れてない、という事でした。
 まぁ、その程度だったら大丈夫かなー、と思いつつ、それなりに降ってた雨も少し上がってきたので、意を決してバイクを下ろし、走る事にしました。

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前日から泊まり込んでた面々と合流
みんなやる気満々


■案の定のエンデューロコース

 今回の目的は、あくまでエンデューロコースでVE33Sとミシュラン・エンデューロの違いを比較する事だったので、EDコースしか走るつもりはありませんでした。で、EDコースの入り口の下り坂まで行ってみると、下の方でもがいてるバイクを発見。もしかして、入り口を間違えたのか、と思ったのですが、そうでなくて、「今日はめっちゃ滑ります」という事で、撤退しようとしてた人が、入り口の坂を上がれずにもがいてたのでした。
 しかし、もうEDコースに入ってしまったし、自分に付き合ってTOYZの兵隊も二人来てくれてるし(この二人の方が上手)、この先がどうなってるか、とりあえず走ってみる事にしました。最初のうちは、見た目滑りそうな感じであっても、それなりに走れたのですが、やっぱり滑る所は滑るもんで、いきなりスッテーンと転倒。バイクまでしばらく滑っていってしまい、「一体どこが『それほど濡れてない』だよ!」と内心悪態をつきながらバイク起こしました。この時、脇腹に握りこぶし2個分のデカい石がめり込み、地味に痛かったです。
 ウッズの大坂では、ドライだったら直登できたかも知れませんが、結構湿気しけで掘れていて、何度も休憩しながら登らざるを得ませんでした。それでも最後まで登りきれたのは、X-Trainerならではのイージーかつ高性能だったからでしょうか。タイヤがミシュラン・エンデューロだったのも相当有利だったと思います。
 ここから先はドライでも結構怖い下り坂の連続ですが、「二言目にはコケる」様な状態で、練習になったんだかなってないんだか。とにかく、とても最後まで走りきれる様な感じじゃなくて、途中でエスケープしてMXコースに退避。それでもコケて、這う這うの体でパドックに引き上げました。


こんな具合で、意のままにならないですw



■滑る時はアクセル開けないとね

 午後はEDコースは諦めてMXコースに移動しました。午前にチャレンジしてた面々からは、大坂(例のしねばいいのにの所)で難儀した話しを聞いてましたので、エスケープするつもりでいました。
 ところが実際に行ってみると、WEXで使うエスケープルートが塞がれている。仕方なしに、そのまま大坂にチャレンジ。どうにかこうにか登る事が出来ました。これはタイヤの性能が大だったと思います。
 そのままMXコースを1周し、どこにエスケープがあるのか聞いてみたら、大坂の下の小坂の手前にあるとの事。普段はそんな所、見もしないので見落としてました。というのも、アウトバンクから小坂に進入するので、イン側にあるエスケープは、これまで意識してませんでした。で、そのエスケープに入ってみると、エスケープどころか、コースの半分くらいをカットした感じで、流石に物足りない。大坂はとにかく登れたのですから、繰り返し練習してみるとか、と思いました。
 そこで再度チャレンジしてみました。その時、EDコースの大坂に向かうTOYZの隊員が見えたので、ここでエエとこ見せたろ、と思ったら、リアが滑ってアクセル緩めてしまい、あとちょっとで登りきるところで転倒。しかもバイクに足を挟まれて宙づりに。どうにか脱出したものの、自分ではバイクを起こせず、駆け付けた隊員に助けてもらったものの、二人して坂を滑り落ちる羽目に。
 まぁ、調子コイた時に限って失敗するものですが、リアが滑ったからといって、アクセル緩めたのではダメなのを失念していました


リアが滑った時にアクセル開けるのは
本能的に危険しか感じないんですが
転ける時はどうやっても転けるんで、開ける必要がある時もあります


■バイクとタイヤの感想

 今回感じたのは、まずクロトレというバイクは、これまで乗ったバイクの中で、やはり相当に性能の良いバイクなんだろうな、という事。滑ってコケるのはどんなバイク乗ってても変わりませんが、起こすのが軽い、再始動が楽、楽に坂を登る、などなど、これまでのバイクだともっと難儀してそうなのが、ただの難儀で終わったという点で、かなり優秀だと思います。また、同じBetaでも、RRと違って、よりファンライド寄りの味付けになっているので、あまりトゲトゲした所がない。自分みたいなマイルドな性格には、やっぱりクロストレイナーの方が向いてると思いました。
 タイヤに関しては、完全にミシュランのエンデューロ・ミディアムの方が優れている(と思う)。よく考えてみたら、ミシュラン・エンデューロは去年のWEX神立から投入しているので、XP勝沼で使うのは初めてだと思う。VE33も初めて使った時は相当衝撃を受けましたが、接地感やグリップ感は、ミシュラン・エンデューロの方が安心感があります。最初、空気圧を前0.5後ろ0.4くらいで入ったのですが、EDコースの中で、A柳さんから「入れ過ぎだよ〜!」と言われて、前後とも0.2くらいまで落としてもらったのですが、同じ空気圧でも、他のタイヤよりもよりグリップする感じがしてました。

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このところ大活躍のホットプレート
炭焼きより後始末が楽でいいです


■3回目には慣れる

 今回は、筋肉痛よりも打ち身が酷くて、翌日はもう、文字通りの這う這うの体で、起きるのも寝るのも難儀しました。その打ち身というのが、肩は体から出てて、まず最初に着地する所だから仕方ないとして、今回も外腿をきつくヒットしてました。足、膝、腰は防御してますが、太ももや足の付け根はのノーガードなんですよね。先日の爺ヶ岳でもヒットしてましたし、いよいよ対策を講じる必要が出てきたと思います。
 今回は、なんかほとんどコケに行った様な感じなんですが、こういうのも練習としては必要なもんだと思う様にしています。出来ればコケけずに気持ちよく走りたいもんですが、そうともいかないのがオフロードです。満足に走れなくても、経験値を積むという意味合いでは必要という訳です。ついでにいうと、マディも3回も走ると慣れてくるもんで、それはかつて、モトクロスやってた時にも体感した事があります。
 そんな訳で、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、また機会があれば、滑る勝沼も練習しようと思います。


転けても笑えるくらいだと
こういうコンディションでも楽しいんだろうと思います






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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年08月15日

 夏真っ盛りです。しかも年々暑くなって、こんなクソ暑いのにバイク乗りに行くなんて、正気の沙汰ではありません。ましてや、この時期のクロスパーク勝沼は、北アフリカ戦線並みに暑くなるんです。それをTOYZのみんなは知らんのやろなー、と思いつつ、エンデューロ部の隊長として嫌とも言えず、久々の勝沼の夏となりました。


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新しいトランポ
200系ハイエース“プシュパカ・ラタ号
試験運用開始




■組織の力で猛暑に対抗

 エンデューロ部の一部は前日夕方からパドック入りしてましたが、自分はプシュパカ・ラタ号の艤装作業をヒーヒーやってましたので、当日の朝に現地入りしました。朝0500時に家を出たのですが、氷を大量に買い込んだり、新しいハイエースで初めての遠出だったので慎重運転をしたせいか、3時間以上かかっての到着でした。
 先発してたTOYZの面々は、お利口にもパドックの一番奥の木陰になる部分にテントを立てて、発電機で扇風機をブンブン回していました。ポータブルの扇風機を持ってる人は、各自自分に当てるなどして、出来るだけ涼を取るようにしています。
 ともあれ、バイクを下ろして受付行って、準備に取り掛かった訳ですが、日向はクッソ暑い。新しいハイエースは荷室の方にもエアコンが入ってて、着替える時はエンジンかけてエアコン効かせたのですが、それでも汗だくになるほど暑かったです。
 そんな訳で、走り出すまで一旦クールダウン。昨日の晩、熱中症気味になった時に、自家製の梅干しを食べたら一発で治ったので、走る前に一個口に入れました。自宅ならかなり塩辛い梅干しですが、こうも暑いとさほどでもなく、さっと胃の中に落ちていきました。
 梅干しの威力が絶大なのか、この日は全く熱中症にならず、環境装備の充実・優秀さもあって、この時期の勝沼としては涼しく過ごせました。

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炎天下の中、奥の木陰に陣取るTOYZ Racing

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サーモグラフィーで撮ったパドック
地面の温度は58.4度!

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テント内の気温
外に比べると、相当低いのが分かります


■モトクロスコース走行

 テントの中で涼んでいると、先発した面々が「エンデューロコースがエライ事になってる」と口々に言いながら帰ってきました。そう言えば、梅雨の真っ最中にハードエンデューロやってましたが、その跡が残っているのかもしれません。この天気ですから、エンデューロコースも結構ドライになっていると思うのですが、連日の炎熱の作業と昨日の熱中症気味で、あまり無理したくなかったので、今回はエンデューロコースを遠慮する事にしました。
 クロスパーク勝沼のモトクロスコースは、雨降ってツルツルの時は怖いですが、ドライの時は別に慌てて速く走らないのであれば、楽しくオフロード走行が楽しめるコースです。今回はなかなかバイクに乗らない嫁はんのケツを、文字通り叩きながら走りました。最初は案内も兼ねてゆっくり誘導し、嫁はんが道順を覚えた頃合いを見て、3速でそこそこの加速を入れて走ってみました。
 クロスパーク勝沼は山間のコースという事もあって、モトクロスコースとしてはそこそこの上り坂がありますが、クロトレの頼もしいエンジンはそんなの物ともせず、3速オートマ走法でテレレ〜〜っと走る事が出来ます。この「テレレ〜〜っと」走るってのが、かつてのCRF250Rなどでは結構しんどかったですし、重たいXR250や非力なXR230でも楽しめなかったところです。その意味で、X-Trainerはオフロード走行を存分に楽しめるバイクだと、今回も実感しました。

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いつもは飯盒メシを所望されるところですが
そんなクソ熱いもん食えないので
今日は小豆島産の素麺です

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素麺の準備する隊員の皆さん
みんなテキパキ動いてくれるので
隊長のワシは見てるだけですw

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水も氷もたっぷり持ってきたので
バッチリ冷やして食べれます

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実にTOYZらしい一コマw



■晴れモードと雨モード

 さて、今回の勝沼は、ドピーカンの完全ドライで、砂埃が舞うほどのコンディションです。となると、試してみたくなるのが、モードスイッチの晴れモード。モードスイッチは手元の方に寄せてあるので、走行中も自在に変える事が出来ます。
 早速やってみたところ、確かにキビキビとした動きになるのですが、その代わり手に掛かる負担がやたらと大きく、すぐに疲れてしまう。逆に雨モードにすると、テレ〜っとした動きになる代わり、それほど手に負担が来なく、長時間走行に向いている。
 必死こいて競争しなきゃならないなら、手が痛いとか言うてられんところですが、のんびりと、しかし出来るだけ長く走るのなら、やっぱり雨モードを使った方が長持ちする。ただ、どこまでも直線とか、一気に坂を登らねばならないとか、そういう時は晴れモードの方が楽。つまり、状況に応じて使い分けるのが良い訳です。
 RRなんかは、タンクの上(股の上)にモードスイッチがあるので、走行中に切り替えるってのは、かなり器用でないと出来ないのですが、クロトレのモードスイッチはRRのよりショボい代わりに、手元スイッチに出来るので、その点でも自分はRRよりクロトレの方が向いてるな、と感じました。

嫁はんに、ワシが3周ラップしたら終了と言ってあったのに
2周でリタイアされてしまうの図
と言うか、自分も結構疲れてるなー


■最後にエンデューロコース

 何のかんので合計60分以上走ったし、今日はもうこのくらいで良いかー、と思ってたのですが、最後にエンデューロコースに行くという。ブーツも脱いだし、どうしようかなーと思ったのですが、一応はエンデューロ部の隊長ですし、隊長が一度もエンデューロコースに行かないというのも格好がつかないので、ついていく事にしました。
 時間も時間なので、フルコース回るのでなく、クロスパーク勝沼本来のエンデューロコースのみ走る事に。それなら、今日はドライだろうし、クロトレなら余裕で回れるはずです。と思ってたのですが、付けていたゴーグルが日射対応のスモークで、ウッズに入ると意外と暗くて足元が見えない。その上、ガス欠になってリザーブに入れたりと、グダグダな感じの走りになってしまいました。
 しかしまぁ、こんだけ走りやすい勝沼のエンデューロコースも珍しいですから、モトクロスコースばっか走ってないで、エンデューロコースも走っておけば良かったかなーと思いました。


こんなコンディションだったんなら
もっと走っておけば良かった


■まとめ

 今日のエンジン稼働時間は約78分。この時期にしてはよく乗った方です。冷房装備がない時には、こんな走れません。というか、汗引く間がなくて、もっと疲労困憊してたと思います。
 終わった後、嫁さんは着替えるのを渋ってましたが(汗でウェアや服がへばりついて着替え難いから)、トランポのエアコンを全開してかけたら、相当に涼しかったようで、着替えやすかったとの事でした。問題は窓がスモークでも明るいところだと中が丸見えなので、その点は今後、目隠しをせねばなりません。
 今回はどっちかというと、バイクの練習に来たと言うより、新しいトランポ、プシュパカ・ラタ号の走行練習とか運用試験に来た様な面が強いのですが、流石は200系ハイエースのスーパーGLだけあって、帰りの渋滞も100系DXよりは疲れにくく、嫁はんもシートをリクライニング出来て、乗り心地が良いと満足の様でした。

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と言う訳で、お疲れさんでしたー!






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年03月31日

 今年もやってきたウィークエンドクロスカントリー東日本の開幕戦。諸事情色々ありましたが、今回もちゃんと参加してきました。大事な事は、「たにし、ここにあり」と言うところを示す事です。その甲斐あってか、今回も多くの方々にお声がけ頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。



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前夜の雨が大したことなくて、急に元気になりましたw





■取り巻く状況

 実を申しますと、今回のWEX勝沼に参加するには、いくつかの障害といいますか、問題がありました。
 一つ目は、去年、職場での配置が変わり、年度切り替えの関係で4月1日は早番で出勤せよ(かつ絶対休んだらダメ)、と言われていた事。つまり、絶対ケガは出来ない訳で、レースでうっかりケガなどして休む羽目になろうものなら、ライダー人生が終わる前に勤め先がアウトになる可能性がある。そんな時は、大人しく家で休んでた方が社会人としては利口と言うものです。
 二つ目は、CRF450RX“ゲイレルル号”が今だに直っていない事。Motoshop TOYZでも鋭意取り組んでくれているのですが、ホンダサービスに聞いても原因が突き止められないほどの故障で、半年ほど店に留め置きになっています。となると、練習機に格下げしたXR230“パンツァーファウスト号”で出るほかありません。
 しかし、考えようによっては、非常に足つき性の良いXR230であれば、よほどの事がない限り、転けて怪我するなんて事はないですし、雪降ってズルズルだった勝沼でも、曲がりなりにも自分自身は無傷で帰ってきたのですから(バイクの方はクラッチ焼けましたが)、むしろXR230だったら安全に走れるのではないか。その様に考えて出走する事に決めました。

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今回も開場同時に入場
クロスパーク勝沼は比較的近いので助かります

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創部以来、エンデューロ向きに改装されて来たバイクたち


■事前の準備

 XR230“パンツァーファウスト号”は、2017年のWEX GAIA戦の後、嫁さんに充てがう為に、車高、ハンドル周りをノーマルに戻しました。今回、足回りやハンドル周りはそのままとし、シートだけ特注のハイシートに替えました。せっかく作ったものですから、使わんと損と言うものです。
 タイヤは前後ともダンロップのAT81。IRCのVE33Sの威力を知ってしまってからは、今さらAT81かぁ、と言う感じなのですが、XR230のスイングアームは他のバイクよりも短く、110/100-18といった一般的なエンデューランサーが履くタイヤだと、マッドガードに擦れてしまい、マディだったりすると泥や土が詰まって動かなくなってしまいます。となると、100/100-18の小さいサイズのあるAT81くらいしか選択肢がありません。
 タイヤ選びに重要な要素となるのは天候なのですが、予報では、事もあろうに前日の晩にまとまった雨が降るとの事。まぁ、クロスパーク勝沼のレースにありがちな事ですが、雨が降ったらズルズルは確定です。となると、AT81の様な硬めのタイヤでエアー全抜きくらいが丁度良い。もし予報が外れて雨が降らずドライなら別にAT81でも構わない、この様に判断しました。

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途中からこむら返り起こしかけた右足を引きずってました
今朝、こむら返り起こした左足はマシでした


■前日

 いつもの様に開場同時に入場を果たすべく、準備は全て週の間に行い、出発前夜は早めに寝たのですが、なんと丑三つ時の0330時ころ、伸びをした拍子にいきなり左足のふくらはぎがこむら返りを起こし、激痛で起床。痛いだのギャーだの喚きつつ、嫁さんに足のつま先押してもらったり、タオル持ってきてもらったり(これを爪先に引っ掛けて引っ張って、ふくらはぎを伸ばす)、あれやこれやと30分ほど痛い思いをして、やっとこ二度寝。その後、予定通りに起きて出発したのですが、こむら返りの跡が痛怠い感じが残っていました。
 予定通り、いつもの第3パドックにTOYZ Racing エンデューロ部の面々の陣取りをし、バイク下ろして準備したりして、セクションスクールが始まる前に徒歩でコースの下見に出発しました。クロスパーク勝沼は山のコースなので、その下見も山歩き風なのですが、普段の運動不足がたたって結構しんどかったです。コース自体は去年と同じくらいの難易度に感じましたが、今夜の雨でズルズルになる事を考慮して、エスケープや滑りやすそうなラインを重点的に下見しました。
 ところが後半のウッズに差し掛かる頃、今度は右足のふくらはぎがこむら返りっぽい感じに。うっかりすると「入って」しまう状態で、そろそろとビッコを引かないと歩けません。それ以上歩くとかなりヤバイ感じなのと、その先は大体コースが分かるので、下見を中心。パドックに戻って、ふくらはぎ伸ばしたり、湿布貼ったりしたのですが、痛怠い感じはレースが終わった後も続く事になりました。

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盛大に降り出す雨
もう、どうとにでもしてくれデスw


■本番は晴天

 予報の通り、夕方辺りからポツポツを雨が降り出し、温泉行って飯食ってパドックに戻って来る頃には、結構まとまった雨になってました。まぁ、そうなると分かってましたし、みんなチュルチュルの勝沼がどんなもんかは、大体経験済みですから、「もうどうとにでもしてくれ」って感じで気楽なものです。夜は早めに休みましたが、雨は夜半には上がり星空が見えてました。
 明くる本番当日。随所に雨の跡がありましたが、テントの中の地面までは濡れていなかったので、結果としては大した事がなかった様です。トイレ(上の方の綺麗な方)に行ったついでにスタート地点の地面を見ましたが、いい感じに湿ったベスコン状態。これなら一部滑るところはあっても、それほどタイヤの空気圧を落とす必要もなかろうと判断して、前0.5後ろ0.4に合わせました。
 クエン酸水のキャメルバックやヘルメットのGoProなどは昨日のうちに用意してあるので、慌てる事なく余裕持って準備できたのですが、問題はここんとこ太ってきて腹回りがかなりきついのに、標高が高いせいか体が若干膨満したみたいで、モトパン履くのにやや難儀しました。痩せんといけませんねぇ。

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雨は夜半には上がってました
結構降った様に思いましたが、大したことにはなりませんでした



■滑り出し順調

 90ミニッツは朝一番なので0800時にスタート地点に集合。自分のゼッケンは400番台の後ろの方なので、90ミニッツ全体では真ん中くらいの位置になります。イン側は大抵イゴイゴした感じになるので、今回はあえてアウト側に配置。XR230はクイックな加速は無理なので、アウトバンクからダララと加速を乗せていく作戦です。
 日章旗が振り降ろされ、90Cクラスが一斉にスタート。それまで軽く緊張していた気持ちも一気に吹き飛んで、走りに専念します。スタート直後は、いきなり止まったり転けたりする人がチラホラいるので、それを避けつつ先に駒を進め、2年前、原滑りをキメた大坂へ。案の定、大坂の頂上付近が大渋滞しているのを遠望できたので、迷う事なくエスケープへ。誰もいないエスケープを一人でツーリングして、未だ滑ったり転けたりしてる大坂の頂上付近を横目に見ながら、最初の登りウッズに突入。木が植わっているだけに雨の影響が少なかったのか、よくグリップして登りやすかったです。
 その後、アップダウンの後にコーナーという勝沼らしいコースを地道にこなしていき、後半の苦手なウッズもどうにかこうにかこなして、最後の難関ガレ坂へ。ここは一人で走ってる分には少々キツイ程度で普通に登れるのですが、レースとなると詰まる事が多く、案の定、上の方で詰まっていて、どん詰まり。転ける人、下がって来る人、傍から抜けようとして引っかかる人、その中でパワー不足で再発進に難儀するワタクシ。やっとこバイク押し上げて登りきった時には、青色吐息でした。少し休んでからチェックポイントを目指しましたが、1周目は22分かかりました。
 そのまま2周目に突入。この頃には大分バラけてきて、渋滞が起こるような事もなく、スイスイ走れる様になって来たのですが、今度は腕上がりで青色吐息。まぁ、最初の30分で腕上がって来ますしね。それを過ぎたらまた元気になるのですが、何せフニャサスのXR230、凸凹もギャップも全部拾ってくれるので、特に降りでの腕の消耗が激しいのです。

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淡々と駒を進めるワタクシ

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1周目で渋滞になった後半のガレ坂
パワーが無いもんで、押して上がります


■クラッチ滑って2周半で終了

 とりあえず、トラブルなしで2周目を終えて3周目に突入。流石に疲れたので、登りウッズを登ったところで休憩してから再発進。その後も苦手なところは気合い入れたり慎重に走ったり、手や気が抜けるところは休みながら走ったりと駒を進めていたのですが、後半のウッズを下り終えて、今度登っていく段になって、急にクラッチが空回り気味になり、坂を上らなくなってしまいました。
 XR230はこれまでも散々書いて来た様に、とにかくクラッチが弱いバイクなのですが、流石に今回の様なコンディションで滑るのは意外でした。しかし、滑ってしまったもんは仕方無ありません。バイク休ませてエンジン冷やして、残ってるクラッチを復活させて、進めるだけ進むしかありません。とりあえず、邪魔にならないところまで動かして、休ませてはまた動かして、というのを無理無理続けましたが、ウッズからガレ坂に向かう急な坂(ここはコース外に出る分岐点でもある)を越せれず、「こりゃダメだ」という事で、レース継続を断念しました。

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抜群な足つきと驚異的な旋回性で
こちゃこちゃしたXP勝沼も安定して走れました

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結局、洗車の必要もないほど綺麗に終わりました


■諸々所感

 今回のこの結果、原因は様々ではあろうかと思うのですが、勝沼や爺ヶ岳といったコースで、力技を発揮せねばならない(というか頼らねばならない)状況では、XR230はどうしても非力なバイクだな、という事を再認識しました。それならそれで、そのバイクに合わせた乗り方をしろ、という意見ももっともな事で、改めてクラッチワークなどを見直す必要があると思います。
 クロスパーク勝沼のレースは、長らく苦手意識を持っていたのですが、今回はベスコンだった事もあってか、それほどの苦手意識もなく走ってました。昔なら、1周走って来たら、次の周回に向かうには相当の覚悟が要ったのですが、それがほぼ無く進んで次の周回に向かうというのは、自分にとっては目覚しいことです。それだけに、2周半で終わったのは非常に残念で、「もっと走りたかったなー」「CRFやったら今でも走ってるのになー」という心残りなレースとなりました。

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無事終了して満面の笑み

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クラッチケーブルの付け根から油漏れ
どのみち、クラッチも交換ですから、その時修繕ですね











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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2018年04月01日

   昨年、3月下旬にも関わらず、まさかの降雪で伝説の一ページとなったWEXイースト開幕戦。その伝説の開幕戦において、期せずして神話的ギャグをかっ飛ばしてしまったワタクシ。この一年、その雪辱を晴らさんと、永々脈々と努力を重ねてきました(もっぱら車両方面で)。前振りに多くを語る必要はありますまい。激闘の一年が始まりました。

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今年は一つも“面白い”ところはないですよw
つか、いつだってクソ真面目ですw



■90Dか90Cか
   今年からWEXでは90ミニッツにDクラスが新設されるとか。昔あった様な気がするので、復活したというところでしょう。その訳は、Cクラスがあまりにもエントリー数が多すぎて、玉石混淆の有り様で、本当にズブズブの素人さんでは、二進も三進も太刀打ち出来ないからであろうと思われました。ちなみに、Dクラスへの参加資格は、「まだマシンの乗りこなしに不安がある入門者・車種 排気量オープン」という事になっています。
   そこで暫し黙考。自分はCRF450RXに乗り換えてまだ一年経ってない「乗りこなしに不安がある」状態にある、と見なせば、Dクラスにエントリー出来るのではないか。しかして、ズブズブの素人、という訳でもないので、上手いことしたら、相当上位に上がれるのではないか(Dクラスだけど)。この趣味始めて10年。まともに表彰台にあがった事のない自分にとって、これは絶好のチャンスなのではないか。
   しかしその一方で、450に乗ってるクセしてDクラスって、どんな素人だよ、という非難も出てきそう。立場逆なら自分だったら絶対批判する。450に乗ろかっちゅう奴は、間違いなく入門者ではない。いくらヘッポコとは言えども、やって良い事と悪い事がある。ここは結果の如何に関わらず、Cクラスで出るべきではないか。
   という訳で、クラス優勝のチャンスを捨てて、今年もCクラスで参戦する事にしました。ちなみに、Cクラスの参加資格は、「XCの経験が浅いルーキー」でして、10年もやってる自分は、本来ならCクラスでもダメなんでしょうが、まぁ、長い事やってたらエラいって訳でもないので、Cクラスです。

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今年もTOYZ Racing エンデューロ部を引き連れて参戦

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どいつもこいつも、去年の勝沼でエラい目にあった面々(1名除く)
今年はみんな頑張って走りました


■去年のとの変更点
   開催2日前になって、ようやく開幕戦のコース図が発表になりました。それを見て驚愕。2コーナーから先のクロスパーク勝沼名物の大坂が、相当複雑なコースになっており、さらには8コーナーから去年のクロスカップで走ったウッズを若干走る様になっています。16コーナーから先のウッズがカットされてるなど、楽になった部分もありますが、全般的にクロスカップチックなコース割りになっていました。
   となれば、下見は非常に重要です。いつもの様に前日朝一番に会場入りし、TOYZ Racing エンデューロ部のパドックを確保したあと、三々五々集まった隊員を引き連れて下見に出向きました。路面のコンディションはこれ以上ないくらいのドライコンディション。普通に走る分には危ない事は全然無さそうです。ただ、3コーナーから7コーナーまではコーナーが続く登りのセクションで、如何に車速を落とさず攻めて行けるか。8コーナーからのウッズもそれなりに坂が急で登るのがしんどうそう。それを越えたあと、10コーナーにいたる急な下り坂、11コーナーのガレの上り坂、12コーナーの下りのカーブ、そして、120ミニッツの32コーナーから始まる延々下りのウッズと、勝沼でこれまで怖くてたまらなかったセクションが続きます。
   ともかく、去年の様に雪が降れば話しは別ですが、こんだけドライなら、早いか遅いかはともかく、走る事は出来そうです。

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左が今年のコース図
スタートから山の上に向かうまでが複雑化しています


■IRC VE33の威力
   ところで、今回の勝沼戦に備えて、CRF450RX“ゲイレルル号”は半年にわたってテストと改装を進めてきたのですが、その一方でタイヤについても情報を収集しました。IRCのVEは以前から勝沼向きと言われて来たのですが、ダンロップのAT81に絶対の信頼を持っていたので、これまで試した事がありませんでした。しかし、AT81に「何をしてもできるが、何をしても大したことがない」という印象を持つ様になり、今回はIRCのVE35とVE33でのぞむ事にしました。
   これまで使って来たタイヤとの違いは、パドックからスタート地点に移動する間に早くも体感する事が出来ました。というのも、パドックから上に上がる砂利まじりの上り坂を登る時、いつもならリアが滑る様な感触があるのですが、今回はしっとりとしたグリップ感があり、全然滑る感じがしません。なるほど、プロからアマチュアまで、みんなVEを勧める理由はこういう事かと納得しました。
   そのままスタート地点に集合。自分ら400番台の後半は、スタートも後半です。いつもなら2列ずつスタートのはずですが、今回は5列ほど一斉にスタートの様で、日章旗が振り下ろされると同時に、もみくちゃになりながら発進しました。今回は遠慮せず、とにかく前に出れる時は前に出るつもりでグイグイ進んで行きました。

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90ミニッツは総勢112台!


■腕上がりが収まる3周目まで
   今回のレース、去年の6月のクロスカップ以来の久々で、ちょっとレースの感覚が鈍っているところがあったのですが、マシンの調子がこれまでにないくらい調子良いので、細かいこと考えずにどんどん先を進みました。路面は完全にドライですので、滑ったりする所もなく、苦手な下り坂も全然怖い思いする事なく、自分のペースで走り続けました。後半の下りのウッズは相変わらず苦手でしたが、滑る感じは全くないので、ともかく転けない事を前提に慎重に下って行きました。そしてサイティングラップ代わりの1周目が終わって帰って来た時の、チェックポイントの時計は約12分経過。途中渋滞とかあったので、まだ今日の自分のペースは分かりません。
   次第に腕上がりが始まり、痛いなしんどいなと思いつつ突入した2周目。1周目に団子状態だったバイクは良い感じにバラけて、自分のペースで走れる様になってました。ともあれ、エンジン回転が落ちて車速が落ちた時は、早め早めにアクセル開けて車速に乗せる様にして、体とクラッチが疲れない様に心がけながら走りました。2周目のタイムは約8分半。どうやら今日は、8〜9分が周回タイムの様です。
   3周目には腕上がりも治まって来て、いよいよ元気に走れる様になりました。この間、仲間内では抜きつ抜かれつの隊内首位を賭けた攻防がありましたが、自分は気取られること無く自分のペースを守り、ノーミスで対抗する事で首位を奪取しました。

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8コーナーからのウッズの登り坂
去年のクロスカップに比べたら楽でした

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地面がドライなのと、VEのお陰で
安心して走る事が出来ました



■ノーミスで8周まで
   その後もノーミスで走り続け、他の人が原因で止まる以外は一切止まらず、延々走り続けた訳ですが、3周目辺りから喉が乾き始め、軽く疲れてきました。というのも、全然転けないので休憩も給水もしてるヒマがなかったからです。4月とはいえ、日差しがキツく走ってると結構暑い。なので早めに小休止と給水をして体力の消耗を防ぐことにしました。5周目からは2周おきにチェックポイントを過ぎたあと、あえて停止してクエン酸水を飲む様にしました。
   周回数のカウントは、6周目くらいまでは正確に行っていたのですが、その後は疲れが溜まって、もうそれどころではなく、特に後半の下りのウッズは、もうしんどいだけの苦行区間で、走破するのに時間食ってしまいました。それでもほんの30秒も休むとまた走りに行く元気が出るから、自分でもエラいもんだと感じました。
   今回は、チェックポイントのデジタル時計を見る余裕もあったのですが、経過時間を見ると、1時間12分を示していました。今日の周回タイムは8〜9分ですので、頑張ればあと2周は走れるはずです。いつになく気力も体力も余力のある今、少しでも多く走っておこうと決心しました。

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早い人たちにモミクチャにされるワタクシ

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チェックポイント前まで帰ってくると、やれやれです


■9周目でようやくミス、そしてチェッカー
   ともかく、残り時間はあまりない訳ですから、先を急いだ方が吉です。しかし、やっぱり疲れが溜まって注意力が落ちていたのでしょう。4コーナーのタイトな右コーナーで曲がりきれず、本日初めての転倒。なるべく早く起こすべく、渾身の力を込めて起こしたものの、これでさらに疲れてしまい、6コーナーでもワダチに引っかかってエンスト。ラジエターが沸騰して辺り一面、湯気をまき散らし撒いた(水温系は116度を示してました)。こりゃ、一旦止まって休まん事にはもっと酷い事になるわー、という事で、邪魔にならないところで、エンジンを止めて、キャメルバッグからクエン酸水を吸って、1分ほど小休止を取りました。
 以前の自分なら、この辺りでギブアップなのですが、休んであちこちの筋肉疲労が治まると、俄然やる気が出て再発進です。先頭集団は最終ラップに入ったのか、他に走ってる人も大分まばらになって来てました。そのお陰で、他の人を気にする必要もなく、自分のペースで走り続けることが出来ました。
 そして最終ラップ。ここでミスると、チェッカー受けれなくなる事もあるので、きっちり給水してから再発進しました。その時、先頭集団はチェッカーを受けている最中でしたので、残り時間は15分。何も無ければ余裕で帰って来れる筈です。これで最後となると、疲れてたのも気にならなくなり、とにかくミスなく走り通す事だけ考えて、ついに走り抜き、チェッカーを受けました。

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250と違って450はパワーがあって楽でした

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チェッカー直前に滑り込みでL1に入るワタクシ
1周得しました


■まとめ
   今回のレース、天候に恵まれた事と、マシンの準備に余念が無かったお陰で、あれほど苦手としていたクロスパーク勝沼のレースで10周走る事が出来ました。これだけでも自分個人としては画期的な事ですが、それに加えてJNCC/WEXでもっとも多い周回数となったのも、個人的には非常に満足できる結果でした。なので、リザルトを見るまでは、結構いいとこ行ってるんじゃないか、と思っていたのですが、公式リザルトは90総合で79/113位、90Cで54/74位と、これまで同様、下から1/4辺りで結構ガッカリしました。12周11周走った人たちの平均ラップタイムが6〜7分で、8〜9分かかっていた自分ではお話しにならなかった、という訳です。
   実際、レース中にも感じていた事ですが、全体的に自分程度の速度域で走っている人はほとんどおらず、大抵は自分より早かった事。また、セクションの間をつなぐリエゾン区間で車速を上げられなかった事(お休みタイムになっていた)。後半の苦手な下りウッズは惰性でつく程度の車速で徐行しないと自信もって走れず、かつ非常に疲労した事。などなど、原因が挙げられると思います。
   その一方で、最初から無理な走りをせず、自分のペースを堅持する事で極端急速に疲労しない様にし、破綻した走りにならない様に心がけていたのも事実です。今回のレースでも感じた事ですが、昔の様に息も絶え絶えに息が上がって走れなくなるという事はなく、極度な筋肉疲労になっても短時間休むだけで復活するなど、疲れ方に特徴があるな、と感じました。この辺りと上手に付き合う事が出来たら、タレた走りにならなくなるんじゃないか、と考えています。
   CRF450RX“ゲイレルル号”に関しては、最高の仕上がりになっていると感じました。かつてXR230“パンツァーファウスト号”に感じた様に、アクセル開けている限りどこでも登って行き、旋回半径が小さく、足付きがよくて安心感があり、それでいて決してパワー負けしない、強力なマシンであると思います。気にしていたクラッチは、7周目辺りから結構良い音立てる様になっていましたが、それでも滑る事なく、最後の最後まで持ちました。ただ、低速から坂を登るために一気にアクセル開ける様な使い方が多かったので、この点は改めて消耗を出来るだけ押さえる工夫をする必要を感じました。

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結果は例年通りでも、次に期待の持てる内容でした







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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