勝沼

2021年03月28日

 今年のWEXイーストの開幕戦はオフビだったのですが、オフビでエンデューロ走りたくなかったのでパス。なので今年のレース第一号は、例年通り、クロスパーク勝沼です。いつもオーナーさんに大ウェルカムされますので、行かん訳にはいかんのです。もっとも、職場で経理担当になった自分は、一年でこの時期は一番ケガしたら行かん時期です。うっかり大ケガして仕事に穴開けたら、クビが飛ぶか、そこまで行かなくても趣味と選べ、とタイトな話しになります。なので、今回は最初から慎重運転で行くつもりでした。


2021-03-27 14.01.53
今回はタイヤを前後とも新品に
ミシュラン・エンデューロ、いいグリップしますよ〜




■個人史上、最速記録

 天気は例によって例のごとく、前日はとってもピーカン。でも予報では、本番当日は雨の予報。一応、曇りのち雨という事にはなってましたが、勝沼ではそういう時は朝から雨だと思っておいて間違いないです。となると、タイヤの空気圧が重要になってきます。一応、タイヤは今回、前後ともミシュラン・エンデューロの新品で、前はミディアム、後ろは去年発売されたエクストリームに交換してきました。ドライコンディションなら、前が6,後ろは5くらいにセットするのですが、途中から雨が降ってチュルチュルになるのを想定して、前後とも3に落としました。まぁ、空気圧が低くてもドライは走れますが、チュルチュルだと高いままでは走れないからです。(途中で落とす前に大抵こけますし)
 さて、本番。予想通り、朝から小雨がパラパラ降ってました。ただ、コースインした時点では、むしろ地面が良い感じに湿ってベスコン状態。一番最初の大坂の脇の上りウッズも、一番奥の整地されたラインに行こうとしたら、間違えて一本手前のレールに入ったもののグイグイ登り切り、勝沼のレースにしては珍しく1周目から3速に上げて走るくらい調子がいい。そのあとの下りもウワウワ言いながらもススーっと降りて、今日は調子いいなーと思ってたら、下りでいきなり滑ってコケて、何かが左わき腹を下から突き上げました。バイクはフロントフェンダーが割れるし、向きが逆さになってコースを塞ぐし、で散々。でも、そのままでは後続に迷惑かけるので、痛いの我慢してバイク起こして斜面側に投げ、邪魔にならない斜面にへたり込みました。
 結局、バイクはマーシャルさんにコース外に引きずり出してもらい、しばらく痛みが落ち着くまで休んだあと、雨が本降りになり前にとにかく1周は乗って帰るという事で、振動が来るたびに痛い痛いと言いながら、ともかく1周は走ってピットイン。「あとでJNCCにスポ安申請するかもしれんから」と勧められて、救護所で手当てを受けました。10分くらいは走ったのかなー、と思ってたのですが、あとで動画を見直してみると、レース開始からたったの3分くらいのところでコケててて、ギャフンな一日でした。

2021-03-27 15.22.10
お古のタイヤ(といっても、バリ山)を
若衆に譲りましたw

2021-03-27 16.53.52
今回は3人でエントリー
そーいや、WEXもBataが増えましたねぇ

2021-03-28 08.02.15
出走前のワタクシ
走り終わるまで雨脚早くならないでくれ
って感じでした

ゆっくり動画を作るのが難儀なんで
地声で解説しましたw


■クロスパーク勝沼が苦手な理由

 今回の90ミニッツのコース、あのままのコンディションだったら、とても走りやすくて、面白いコースだったと思います。それだけに、あまり走れなかったのは結構残念な気分でした。その一方で、今回の動画を見ていて、ちょっと気になった、というか、この趣味初めて13年にしてやっと気がついた事がありました。
 というのは、クロスパーク勝沼のコースの登りと降りの比率は、体感的に2:8くらいである事。となると、降りが苦手な自分にとっては、ほぼ苦手なコースであるという事です。登りがあれば降りがあるのは当然な事ですが、これまで何となく苦手意識を持っていたのは、降りの方が多いコースだったからです。
 何で降りが苦手なのかというと、それは「意のままにならず、いきなりコケる事がある」からです。登りでコケる時は失速してコケるのでダメージは少ないですが、降りは勢い付いているのでコケた時のダメージも大きい。となれば怖い訳で、サーっと降りればどーっちゅう事ない下り坂でも、慎重に下って余計怖い訳です。まぁ、今回は調子こいて、うっかりコケましたが、やっぱり降りでコケるのは怖いもんです。
 今回、他の人の走りを色々見ていましたが、やっぱ降りが皆さん速い。上手な人は降りでアクセル開けると言いますから、そんな人と降りが怖い自分では、諸々雲泥の差があるという訳です。この辺りは、もう慣れるしかないのかなー、という気がします。ただ、降りの方が多いとかいった事を、これまで教えてくれたり指摘された事はなかったので、ちょっと自分の中では、盲点的な気づきでした。

2021-03-27 19.49.11
毎度ぜいたくな前夜祭
もう、これやりに来てる様なもんです

2021-03-27 20.27.59
勝沼ではあまり上手に飯が炊けないのですが
今回は珍しく、上手に炊けました



■登りと降りとどっちが難しいか?

 エンデューロやってると、よく言われるのは「他の人は登っていくのに、自分は登れなかった」という話し。まぁ、これはバイクの操作に関係する部分もあるのですが、それ以上にバイクの性能に掛かってくる要素だと思います。パワーだとかトルクだとか、そういう部分です。極論すれば、どんな低速で坂に侵入しても、途中でエンジン止まらなければ、坂は登りきれます。
 その点において、Beta X-Trainerは非常に良く出来ていて、CRFとか他のバイクだったら、エンジン止まりそうなほどにエンジンの回転が落ちてきても、ちょっとクラッチレバーを引いてやれば回転が上がり、クラッチを繋いでやれば前に進みます。それでいて、過度にパワフルだったりピーキーだったりする訳ではないので、非常にイージー、というか信頼できるバイクです。この辺り、同じBetaでもRRはレーシーな作りになっているので、自分にはしんどかったりします。
 しかし、降りの方はどうかというと、これはどんなバイク乗ってても、大して差はないと思います。というのも、降るのはエンジン特性とかはあまり関係がないですし、どんなにグリップするタイヤ入っても、滑って落ちていく時はそうなります。
 降りは、フォームとかバランス感覚とか、そういうのがむしろ影響すると思いますし、それ以上に「慣れ」の要素も大きいんだろうと思います。先にも書きましたが、「意のままならん」状態で落ちていく訳ですから、怖いには違いないのですが、だったらダウンヒルの練習でもして、慣れていくしか、解決法はなさそうです。

2021-03-28 06.03.04
翌朝のお天気
早くもパラパラ降ってました

2021-03-28 07.11.43
朝はいつもほとんど食えないので
バナナもらって食べました

2021-03-28 07.41.36
出撃準備中
ワシのケツがデカすぎて、ちょっと嫌w

2021-03-28 07.48.16
それなりに何となく勝沼に慣れてるので
緊張感ゼロです


■危険なスポーツにおける責任ある社会人としての身の処し方

 翌日、一応念のため、整形外科に掛ったのですが、診断結果はまさかの肋骨骨折。骨折れるほど痛かった訳でもなければ、骨折れたほど痛い訳でもないのですが、医者が折れてるというからには、折れてるのでしょう。これで生命保険とスポーツ安全保険から、何がしの給付金が降りるのですから、むしろ「美味しい怪我」だったかもしれません。
 しかし、冒頭にも書きましたが、この時期は職場の決算と監査の時期で、自分は決して仕事に穴を開ける訳にはいきません。その見地では、怪我するなど以ての外で、たまたま運が良くてこの程度で済んだ、というところです。まぁ、骨が折れようが何しようが、ちゃんと仕事できたらそれで良い訳です。
 この種の話しになると、「だったら辞めりゃ良いじゃん」という、結果至上主義や宿命主義との論争になるのですが、黒か白かの二極しかないのは、人生つまらないですからね。その辺りはいい塩梅に、ヤバイと思ったら途中で止める、その不名誉を甘受する、そのくらいの気持ちの余裕があって良いと自分は考えています。

2021-03-28 10.13.19
救護所で小柄な看護師さんに巻いてもらった包帯
この時点では、打ち身程度だと思ってました

2021-03-28 10.14.22
ボッキリ折れたフロントフェンダー
ウランコアデザインスのデカールが
破片を持って帰りました

2021-03-28 10.58.57
レース後、マーキュリープロダクトのテントで記念撮影
ワシ以外は入賞しましたw

2021-03-28 12.06.26
午後は相当グチャッたらしいですが
午前の自分らは、あまり汚れず洗車が楽そうですw









    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年10月04日

 今年は新型コロナウィルスの関係もあってレース活動が低調だったのですが、それ以上に低調だったのがその内容。ドチャクソ疲れて途中で嫌になる、滑って転んで打ち身で戦意喪失、怖くてリタイア、とロクなもんじゃありません。つか、新鋭のBeta X-Trainerが全然活きてません。バイク以外にも原因がありそうですが、幾ら何でも去年と(程度が落ちたと言う意味で)別人です。とはいえ、予算の関係で、今年の正規レースは今回で打ち止め。結果はどうでも良いから、原因を究明するのが目的のレースとなりました。


2020-10-03 16.22.40
ずらり勢ぞろいTOYZ Racing エンデューロ部
揃いも揃って、Betaばっかですw




■諸々対策

 今年の不調の原因を洗い直してみた結果、まず一つ確実に言えるのは、タイヤの問題がありました。去年は神立戦から、新登場のミシュランのENDURO MEDIUMを使い、その性能に驚いた訳ですが、X-Trainerの乗り換えた時は、IRC VE33Sに換装していました(クロトレの元のタイヤはシンコー)。ところが、これがENDURO MEDIUMに比べると、あまり良くないどころか、結構滑る。同じ神立で、しかも今年は晴れてたにも関わらず、全く勝手が違ったのです。
 そこでミシュラン ENDURO MEDIUMに戻して、先日の雨の勝沼を走ったのですが、なるほど違いは歴然。空気圧を0.2ギリギリまで落とした時の接地感は、VE33Sの比ではなく、とりあえずはどうにか走れました。VE33にせよ、その後継のVE33Sにせよ、その登場時には、それまでのタイヤと比べて格段の進歩を感じたのですが、タイヤの進歩は日進月歩、後発のタイヤの方が性能が良いようです。
 もう一つの対策は、装甲パンツ。今年はとにかく、太ももや腰と足の付け根、つまり下半身の側面への打撃が多く、先日の雨の勝沼でも手酷い目に遭いました。デブなのであまり身に着込みたくないのですが、背に腹は代えられぬ、と言う事で、着込む事にしました。ただ、この手のパンツは、どっちかと言うと、足よりもケツに重点を置いてるのか、腰だの股だのにもパッドが付いていて、この部分にはあまり損害が出ない上に、モトパンがキツくなる原因にもなるので、自分で加工して、必要な部分に装甲を付けるようにしました。



2020-10-03 12.43.06
ちょこちょこと今年の戦訓を取り入れているレギンレイヴ号

2020-10-03 14.41.14
今回は自分一人で参加なので
今夜は床にサーマレスト敷いて寝ます


■セクションスクール

 ここ最近のWEXでは、バイクが汚れたりウェアが汗臭くなったりするのが嫌で、セクションスクールはサボる事が多いのですが、今回はせめてPVが作れる程度には走りたいと考え、セクションスクールに参加しました。
 2週間前に来た時の様に、雨でズルズルと言う訳でもないので、タイヤの空気圧は前が0.5、後ろが0.4としました。仮に、若干湿っている所があっても、これならばどうにか出来るはずです。ちなみに、コースコンディションは、1週間は雨が降ってないと言う事で、コース後半のウッズは前回来た時と打って変わってドライで、この分なら大丈夫かな、と言う感じでした。
 さて、走ってみた訳ですが、モトクロスコースの大坂が、見た目は大した事なさそうなのに、案外滑る。しかも、登り切ったら右に曲がってウッズに下って行くのですが、轍があったり、いきなり下りで先がどうなってるか分からなかったりで、アクセルが緩んでしまって、登りきる前に転倒。こう言う所で転けると、自分だけでリカバーするのは結構難儀します。マーシャルさんに助けて貰って、どうにか再スタート。続くウッズの大坂は、前回に比べたらドライだったのですが、どうにも体が遅れてストップ。その後も予定されている全てのコースを走りましたが、下りは今のタイヤの空気圧では心許ないなぁ、と言う感じでした。そこで、空気圧は前を0.4、後ろを0.3に合わせ直しました。
 帰って来てから気がついたのは、どうにも加速の時に体が遅れてるっぽい事。これが直ぐに疲れる原因になっていて、坂の途中とか息上がるほどになっているのではないか、と言う事でした。なので、本番では、これまでのバイクで座ってた位置よりも、ちんこ一つ分前に座ってみる事にしました。
 また、プラグは納車時から一度もカブった事がなく、交換もしてなかったのですが、2ストはいつカブってもおかしくないという事で、プラグ交換をしました。試運転してみましたが、交換した後の方がエンジンの音が軽快になった気がしました。



2020-10-03 16.29.25
セクションスクールが終わったら
いそいそと夜の準備です

2020-10-03 19.47.41
レースは余興で、こっちが本番という説もあります

2020-10-03 19.53.54
今回も飯盒炊飯
ただし、鍋に入れるウドンが6玉もあるので、2合だけ



■余計な雨

 前の晩は、例によって例の如く、温泉行って買い出し行って、ごった煮の鍋をつついて談笑。寝たのは2200時頃でした。寝てる間は、これも例によって、寝てるんだか起きてるんだか分からん様な睡眠で、2〜3時間置きに小便したくなって目がさめる、と行った感じ。まぁ、早朝に到着した隊員がいつ来たか分からなかったので、寝てたのでしょう。
 起床は0600時。早めに起きるのは、トイレで大を出す為ですが、今回はあまり出ませんでした。出てくれないとモトパンがキツイのですし、今回から走行パンツも使いますので、これはちょっと困った事です。
 それ以上に困ったのが、なんと雨が降って来ました。夜露も全然降ってなかったので、今日は昨日以上にドライになると思ってたのに、目論見は脆くも崩れました。と言うか、非常に困った事になりました。と言うのは、前回の雨練の際、あちこちぶつけて3日ほど打ち身で唸っていたのですが、今回はレースの翌日が職場の防災訓練で朝から出勤です。つまり、絶対怪我は出来ません。
 もしも、自分一人だったら、大事を取って走らない所ですが、そこはエンデューロ部の隊長としての立場があって、走らんとも言えないつらい立場です。内心は「走りたないなぁ〜」と思いつつ(思うだけでなく口にも出す)、しかし、今日が実質今年最後の正規レースだし、走らんのもなーと思うし、結局、行くだけ行って、無理そうなら帰ってくると言う事で出走準備をしました。

2020-10-04 07.39.21
嫁機のTT-R125“ドライジーネ号”
トイレ行くのに活躍しました

120657420_2307437359402934_1618565908532392275_n
ウドンがどっさりの闇鍋
これ、鍋2杯目ですw


■大幅コースカット

 さて、いよいよスタート。スタートする頃には、雨は上がっていましたが、もう気分的には「どうとにでもなれ」って感じでした。その気分を反映してか、ヘルメットタッチスタート直前にエンストしてしまい、スタートと同時に再始動といった感じでした。どっちみちセル付きのバイクですし、スタートは大抵失敗ですから、これで丁度良かったくらいです。
 そのままMXコースの大坂に向かって走って行ったのですが、大坂の手前の小坂の所で大渋滞です。その小坂でコケまくって、参加ライダーの9割がそこで待機してる感じです。状況的には、ハードエンデューロではよく見かける光景ですが、クロスカントリーとしては交通整理をした方が良かったかもしれない状況です。ともあれ、無理して滑ってコケてもしんどいだけなので、待機が疎らになるまで休憩。先頭集団が3周くらい走った所で、やっとアプローチできる程度に間が空いて来ました。自分もとっ散らかるかなーと思っていたのですが、やってみるとソソっと登る事が出来ました。
 その後になって分かったのですが、コースは大幅にカットになっており、実質的には50ミニッツのコースと変わらなくなっていました。コース後半のウッズも無くなっており、ちょっと拍子抜けしましたが、楽しんで走りました。ちんこ一個分前に座る事で加速に置いていかれる感がなくなり、タイヤの空気圧を下げた事で接地感も増し、今年一番、安定して走れたと思います。ただ、ちょっと休み過ぎたせいで、周回数はあまり稼げませんでした。それでも今年、やっとこチェカーフラッグを受け、PVもどうにか形ができる程度には走れました。


出だしから結構な交通渋滞w

50420467087_b5200bfc33_o
滑りやすかったのはMXコースの小坂大坂だけで
それも渋滞してなければ、問題なく上がれました

50420432622_e919eb0d68_o
やっとクロトレの恩恵を感じられるレースになりました

2020-10-04 10.00.32
蓋を開けたら、洗車の必要がないくらい
汚れないレースでした


■得られた情報

 今回はスタート前に雨が降ったものの、結果としてはそれがコースにあまり大きな影響を与えず、むしろコースが大幅にカットされた事で、走り易いトコしか走っておらず、楽しんで走る事が出来ました。そして、同時に、今年一年、不調であった原因もおおよそ見当がつきました。
 まずはタイヤ。ミシュランのENDURO MEDIUMは、改めて低い空気圧で威力を発揮するのだと言う事を実感しました。おそらく、それを前提として設計されたタイヤなのでしょう。今回は、リアを0.3まで下げて使ったのですが、そのグリップ感は絶対的な安心感に繋がりました。なお、既に新型のENDURO XTREMというのを使った隊員がいましたが、「根っこも滑らないし、石にも弾かれない」との事で、更に優秀だそうです。
 今回、初めて装甲パンツを投入しましたが、レース中に転倒する事がなかったので、その効果は試す事が出来ませんでした。ただ、腰だの股間だののパッドは、全く不要と感じましたので、帰宅してから取り外しました。装甲はそれを着ける人が必要と感じる部分にあるのが最適なので、売ってるものをそのまま使うのでなく、自分で裁縫してカスタマイズするのが良いかと思います。
 今回一番の収穫は、クロトレの乗車位置を若干前に変えた事。ズリ下がりそうになると前に移す事で、これまでの様な「加速に置いていかれる」感じは相当に軽減しました。今年、ずっと疲れて走り続けられなかった原因は、案外こういう所にあったのかもしれません。してみると、今年はクロトレの最適な乗り方を探る一年であったのかもしれません。



2020-10-04 10.55.36
終わった後は、バイクを寝かせて、キャブのガソリンを抜きます
出ないと、トランポの中がガソリン臭くなります


クロスパーク勝沼で楽しく走れるというのが
それだけで価値がある事です






    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2020年09月20日

 9月下旬のシルバーウイークは、嫁さんが持ち山をバイクで走りたい、という事で、なんと9連休も押さえてたのですが、新型コロナウィルスの関係で結局取りやめ。何にもする事がなくなりました。とはいえ、これだけの大連休ですから、有効に活用しないと勿体ない。という事で、クロスパーク勝沼に練習に行く事にしました。


2020-09-20 12.36.24
チュルチュル勝沼でも性能の高さを見せたクロトレ




■クロスパーク勝沼に行く目的

 わざわざ高速道路を使って練習しに行くからには、それなりの目的があっての事です。まず、今年不調の原因の一つと見ているタイヤを、IRC VE33Sからミシュランのエンデューロ・ミディアムに交換しました。前回練習に行った時とどう違うのか、比較する為です。
 もう一つは、来月のWEXイースト第6戦の事前練習です。WEXで使われるコースの中で、XP勝沼は比較的多く走っているコースですが、やっぱり数は力という訳です。なので、もし可能であれば、1日置いた22日にも練習に行くつもりをしていたくらいでした。
 ただし、XP勝沼は雨が降ったら、どうにもこうにも、二進も三進もいかないコースです。チャレンジ精神より身の安全のために「走らない」という選択肢も正当性を持つコースです。なので、事前の告知では、「雨天中止」という事にしていました。
 ところが、狙いすましたかの様に、連休に突入した途端、日本全国秋雨モード。20日は午後から雨との予報です。「雨天中止」なんて事を聞き分ける様なTOYZ Racingではなく、主力は事もあろうに、前日から泊まり込みで先行(19日はパーフェクトなドライだったとか)。エンデューロ部の隊長として、行くの嫌とも言えず、内心嫌々ながら、それでも早めに着いて早めに走れば、雨が降る前に自分が必要とするデータを得られるのでは、と微かな期待をしつつ、深夜から出発しました。

2020-09-13 13.30.10
奥がミシュラン・エンデューロ、手前がVE33S
チュルだと奥、マディだと手前って感じなのかも


■待ってたかの様な雨

 さて、0700時ころにXP勝沼到着しました。前日から泊まり込んでいるTOYZ Racingしか寝てない様な静かなパドックです。ともあれ、バイク下すにはまだ早いので、運転席のシートを倒して少々仮眠する事にしました。
 0830時ころ目が覚めたのですが、外は雨です。予報では午後からだったはずなのに、頼みもしないのに朝から雨が降るとは。雨降ってる時にバイク下すのも嫌なら、雨降ってる時に勝沼を走るのはもっと嫌です。このまま走らずに昼飯だけ食って帰ろうかなー、と思っていたのですが(22日、改めて来れば良いか)、どうにもその場の雰囲気がそんな感じじゃない。
 とりあえずコースの方はどうなってるかなー、とMXコースのスタート地点に行ってみると、いつも大歓迎してくれるコースオーナーのA柳さんに遭遇。これまたさも当然の様に「今日走んなきゃダメっしょー!」と言われ、コースの状態はどんな具合か聞いてみたら、現状ではMXコースも表面だけが濡れてる感じだし、ウッズの方は木の葉っぱがあるから、それほど濡れてない、という事でした。
 まぁ、その程度だったら大丈夫かなー、と思いつつ、それなりに降ってた雨も少し上がってきたので、意を決してバイクを下ろし、走る事にしました。

2020-09-20 12.36.04
前日から泊まり込んでた面々と合流
みんなやる気満々


■案の定のエンデューロコース

 今回の目的は、あくまでエンデューロコースでVE33Sとミシュラン・エンデューロの違いを比較する事だったので、EDコースしか走るつもりはありませんでした。で、EDコースの入り口の下り坂まで行ってみると、下の方でもがいてるバイクを発見。もしかして、入り口を間違えたのか、と思ったのですが、そうでなくて、「今日はめっちゃ滑ります」という事で、撤退しようとしてた人が、入り口の坂を上がれずにもがいてたのでした。
 しかし、もうEDコースに入ってしまったし、自分に付き合ってTOYZの兵隊も二人来てくれてるし(この二人の方が上手)、この先がどうなってるか、とりあえず走ってみる事にしました。最初のうちは、見た目滑りそうな感じであっても、それなりに走れたのですが、やっぱり滑る所は滑るもんで、いきなりスッテーンと転倒。バイクまでしばらく滑っていってしまい、「一体どこが『それほど濡れてない』だよ!」と内心悪態をつきながらバイク起こしました。この時、脇腹に握りこぶし2個分のデカい石がめり込み、地味に痛かったです。
 ウッズの大坂では、ドライだったら直登できたかも知れませんが、結構湿気しけで掘れていて、何度も休憩しながら登らざるを得ませんでした。それでも最後まで登りきれたのは、X-Trainerならではのイージーかつ高性能だったからでしょうか。タイヤがミシュラン・エンデューロだったのも相当有利だったと思います。
 ここから先はドライでも結構怖い下り坂の連続ですが、「二言目にはコケる」様な状態で、練習になったんだかなってないんだか。とにかく、とても最後まで走りきれる様な感じじゃなくて、途中でエスケープしてMXコースに退避。それでもコケて、這う這うの体でパドックに引き上げました。


こんな具合で、意のままにならないですw



■滑る時はアクセル開けないとね

 午後はEDコースは諦めてMXコースに移動しました。午前にチャレンジしてた面々からは、大坂(例のしねばいいのにの所)で難儀した話しを聞いてましたので、エスケープするつもりでいました。
 ところが実際に行ってみると、WEXで使うエスケープルートが塞がれている。仕方なしに、そのまま大坂にチャレンジ。どうにかこうにか登る事が出来ました。これはタイヤの性能が大だったと思います。
 そのままMXコースを1周し、どこにエスケープがあるのか聞いてみたら、大坂の下の小坂の手前にあるとの事。普段はそんな所、見もしないので見落としてました。というのも、アウトバンクから小坂に進入するので、イン側にあるエスケープは、これまで意識してませんでした。で、そのエスケープに入ってみると、エスケープどころか、コースの半分くらいをカットした感じで、流石に物足りない。大坂はとにかく登れたのですから、繰り返し練習してみるとか、と思いました。
 そこで再度チャレンジしてみました。その時、EDコースの大坂に向かうTOYZの隊員が見えたので、ここでエエとこ見せたろ、と思ったら、リアが滑ってアクセル緩めてしまい、あとちょっとで登りきるところで転倒。しかもバイクに足を挟まれて宙づりに。どうにか脱出したものの、自分ではバイクを起こせず、駆け付けた隊員に助けてもらったものの、二人して坂を滑り落ちる羽目に。
 まぁ、調子コイた時に限って失敗するものですが、リアが滑ったからといって、アクセル緩めたのではダメなのを失念していました


リアが滑った時にアクセル開けるのは
本能的に危険しか感じないんですが
転ける時はどうやっても転けるんで、開ける必要がある時もあります


■バイクとタイヤの感想

 今回感じたのは、まずクロトレというバイクは、これまで乗ったバイクの中で、やはり相当に性能の良いバイクなんだろうな、という事。滑ってコケるのはどんなバイク乗ってても変わりませんが、起こすのが軽い、再始動が楽、楽に坂を登る、などなど、これまでのバイクだともっと難儀してそうなのが、ただの難儀で終わったという点で、かなり優秀だと思います。また、同じBetaでも、RRと違って、よりファンライド寄りの味付けになっているので、あまりトゲトゲした所がない。自分みたいなマイルドな性格には、やっぱりクロストレイナーの方が向いてると思いました。
 タイヤに関しては、完全にミシュランのエンデューロ・ミディアムの方が優れている(と思う)。よく考えてみたら、ミシュラン・エンデューロは去年のWEX神立から投入しているので、XP勝沼で使うのは初めてだと思う。VE33も初めて使った時は相当衝撃を受けましたが、接地感やグリップ感は、ミシュラン・エンデューロの方が安心感があります。最初、空気圧を前0.5後ろ0.4くらいで入ったのですが、EDコースの中で、A柳さんから「入れ過ぎだよ〜!」と言われて、前後とも0.2くらいまで落としてもらったのですが、同じ空気圧でも、他のタイヤよりもよりグリップする感じがしてました。

2020-09-20 12.44.31
このところ大活躍のホットプレート
炭焼きより後始末が楽でいいです


■3回目には慣れる

 今回は、筋肉痛よりも打ち身が酷くて、翌日はもう、文字通りの這う這うの体で、起きるのも寝るのも難儀しました。その打ち身というのが、肩は体から出てて、まず最初に着地する所だから仕方ないとして、今回も外腿をきつくヒットしてました。足、膝、腰は防御してますが、太ももや足の付け根はのノーガードなんですよね。先日の爺ヶ岳でもヒットしてましたし、いよいよ対策を講じる必要が出てきたと思います。
 今回は、なんかほとんどコケに行った様な感じなんですが、こういうのも練習としては必要なもんだと思う様にしています。出来ればコケけずに気持ちよく走りたいもんですが、そうともいかないのがオフロードです。満足に走れなくても、経験値を積むという意味合いでは必要という訳です。ついでにいうと、マディも3回も走ると慣れてくるもんで、それはかつて、モトクロスやってた時にも体感した事があります。
 そんな訳で、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、また機会があれば、滑る勝沼も練習しようと思います。


転けても笑えるくらいだと
こういうコンディションでも楽しいんだろうと思います






    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年08月15日

 夏真っ盛りです。しかも年々暑くなって、こんなクソ暑いのにバイク乗りに行くなんて、正気の沙汰ではありません。ましてや、この時期のクロスパーク勝沼は、北アフリカ戦線並みに暑くなるんです。それをTOYZのみんなは知らんのやろなー、と思いつつ、エンデューロ部の隊長として嫌とも言えず、久々の勝沼の夏となりました。


2020-08-15 09.53.59
新しいトランポ
200系ハイエース“プシュパカ・ラタ号
試験運用開始




■組織の力で猛暑に対抗

 エンデューロ部の一部は前日夕方からパドック入りしてましたが、自分はプシュパカ・ラタ号の艤装作業をヒーヒーやってましたので、当日の朝に現地入りしました。朝0500時に家を出たのですが、氷を大量に買い込んだり、新しいハイエースで初めての遠出だったので慎重運転をしたせいか、3時間以上かかっての到着でした。
 先発してたTOYZの面々は、お利口にもパドックの一番奥の木陰になる部分にテントを立てて、発電機で扇風機をブンブン回していました。ポータブルの扇風機を持ってる人は、各自自分に当てるなどして、出来るだけ涼を取るようにしています。
 ともあれ、バイクを下ろして受付行って、準備に取り掛かった訳ですが、日向はクッソ暑い。新しいハイエースは荷室の方にもエアコンが入ってて、着替える時はエンジンかけてエアコン効かせたのですが、それでも汗だくになるほど暑かったです。
 そんな訳で、走り出すまで一旦クールダウン。昨日の晩、熱中症気味になった時に、自家製の梅干しを食べたら一発で治ったので、走る前に一個口に入れました。自宅ならかなり塩辛い梅干しですが、こうも暑いとさほどでもなく、さっと胃の中に落ちていきました。
 梅干しの威力が絶大なのか、この日は全く熱中症にならず、環境装備の充実・優秀さもあって、この時期の勝沼としては涼しく過ごせました。

IMG_2204
炎天下の中、奥の木陰に陣取るTOYZ Racing

117771181_922093351636295_6792230306083163803_o
サーモグラフィーで撮ったパドック
地面の温度は58.4度!

117857488_922090158303281_9105336708819927358_o
テント内の気温
外に比べると、相当低いのが分かります


■モトクロスコース走行

 テントの中で涼んでいると、先発した面々が「エンデューロコースがエライ事になってる」と口々に言いながら帰ってきました。そう言えば、梅雨の真っ最中にハードエンデューロやってましたが、その跡が残っているのかもしれません。この天気ですから、エンデューロコースも結構ドライになっていると思うのですが、連日の炎熱の作業と昨日の熱中症気味で、あまり無理したくなかったので、今回はエンデューロコースを遠慮する事にしました。
 クロスパーク勝沼のモトクロスコースは、雨降ってツルツルの時は怖いですが、ドライの時は別に慌てて速く走らないのであれば、楽しくオフロード走行が楽しめるコースです。今回はなかなかバイクに乗らない嫁はんのケツを、文字通り叩きながら走りました。最初は案内も兼ねてゆっくり誘導し、嫁はんが道順を覚えた頃合いを見て、3速でそこそこの加速を入れて走ってみました。
 クロスパーク勝沼は山間のコースという事もあって、モトクロスコースとしてはそこそこの上り坂がありますが、クロトレの頼もしいエンジンはそんなの物ともせず、3速オートマ走法でテレレ〜〜っと走る事が出来ます。この「テレレ〜〜っと」走るってのが、かつてのCRF250Rなどでは結構しんどかったですし、重たいXR250や非力なXR230でも楽しめなかったところです。その意味で、X-Trainerはオフロード走行を存分に楽しめるバイクだと、今回も実感しました。

2020-08-15 12.16.59
いつもは飯盒メシを所望されるところですが
そんなクソ熱いもん食えないので
今日は小豆島産の素麺です

2020-08-15 12.53.01
素麺の準備する隊員の皆さん
みんなテキパキ動いてくれるので
隊長のワシは見てるだけですw

2020-08-15 12.55.12
水も氷もたっぷり持ってきたので
バッチリ冷やして食べれます

IMG_2209
実にTOYZらしい一コマw



■晴れモードと雨モード

 さて、今回の勝沼は、ドピーカンの完全ドライで、砂埃が舞うほどのコンディションです。となると、試してみたくなるのが、モードスイッチの晴れモード。モードスイッチは手元の方に寄せてあるので、走行中も自在に変える事が出来ます。
 早速やってみたところ、確かにキビキビとした動きになるのですが、その代わり手に掛かる負担がやたらと大きく、すぐに疲れてしまう。逆に雨モードにすると、テレ〜っとした動きになる代わり、それほど手に負担が来なく、長時間走行に向いている。
 必死こいて競争しなきゃならないなら、手が痛いとか言うてられんところですが、のんびりと、しかし出来るだけ長く走るのなら、やっぱり雨モードを使った方が長持ちする。ただ、どこまでも直線とか、一気に坂を登らねばならないとか、そういう時は晴れモードの方が楽。つまり、状況に応じて使い分けるのが良い訳です。
 RRなんかは、タンクの上(股の上)にモードスイッチがあるので、走行中に切り替えるってのは、かなり器用でないと出来ないのですが、クロトレのモードスイッチはRRのよりショボい代わりに、手元スイッチに出来るので、その点でも自分はRRよりクロトレの方が向いてるな、と感じました。

嫁はんに、ワシが3周ラップしたら終了と言ってあったのに
2周でリタイアされてしまうの図
と言うか、自分も結構疲れてるなー


■最後にエンデューロコース

 何のかんので合計60分以上走ったし、今日はもうこのくらいで良いかー、と思ってたのですが、最後にエンデューロコースに行くという。ブーツも脱いだし、どうしようかなーと思ったのですが、一応はエンデューロ部の隊長ですし、隊長が一度もエンデューロコースに行かないというのも格好がつかないので、ついていく事にしました。
 時間も時間なので、フルコース回るのでなく、クロスパーク勝沼本来のエンデューロコースのみ走る事に。それなら、今日はドライだろうし、クロトレなら余裕で回れるはずです。と思ってたのですが、付けていたゴーグルが日射対応のスモークで、ウッズに入ると意外と暗くて足元が見えない。その上、ガス欠になってリザーブに入れたりと、グダグダな感じの走りになってしまいました。
 しかしまぁ、こんだけ走りやすい勝沼のエンデューロコースも珍しいですから、モトクロスコースばっか走ってないで、エンデューロコースも走っておけば良かったかなーと思いました。


こんなコンディションだったんなら
もっと走っておけば良かった


■まとめ

 今日のエンジン稼働時間は約78分。この時期にしてはよく乗った方です。冷房装備がない時には、こんな走れません。というか、汗引く間がなくて、もっと疲労困憊してたと思います。
 終わった後、嫁さんは着替えるのを渋ってましたが(汗でウェアや服がへばりついて着替え難いから)、トランポのエアコンを全開してかけたら、相当に涼しかったようで、着替えやすかったとの事でした。問題は窓がスモークでも明るいところだと中が丸見えなので、その点は今後、目隠しをせねばなりません。
 今回はどっちかというと、バイクの練習に来たと言うより、新しいトランポ、プシュパカ・ラタ号の走行練習とか運用試験に来た様な面が強いのですが、流石は200系ハイエースのスーパーGLだけあって、帰りの渋滞も100系DXよりは疲れにくく、嫁はんもシートをリクライニング出来て、乗り心地が良いと満足の様でした。

2020-08-15 17.34.08
と言う訳で、お疲れさんでしたー!






    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年03月31日

 今年もやってきたウィークエンドクロスカントリー東日本の開幕戦。諸事情色々ありましたが、今回もちゃんと参加してきました。大事な事は、「たにし、ここにあり」と言うところを示す事です。その甲斐あってか、今回も多くの方々にお声がけ頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。



2019-03-31-07.43
前夜の雨が大したことなくて、急に元気になりましたw





■取り巻く状況

 実を申しますと、今回のWEX勝沼に参加するには、いくつかの障害といいますか、問題がありました。
 一つ目は、去年、職場での配置が変わり、年度切り替えの関係で4月1日は早番で出勤せよ(かつ絶対休んだらダメ)、と言われていた事。つまり、絶対ケガは出来ない訳で、レースでうっかりケガなどして休む羽目になろうものなら、ライダー人生が終わる前に勤め先がアウトになる可能性がある。そんな時は、大人しく家で休んでた方が社会人としては利口と言うものです。
 二つ目は、CRF450RX“ゲイレルル号”が今だに直っていない事。Motoshop TOYZでも鋭意取り組んでくれているのですが、ホンダサービスに聞いても原因が突き止められないほどの故障で、半年ほど店に留め置きになっています。となると、練習機に格下げしたXR230“パンツァーファウスト号”で出るほかありません。
 しかし、考えようによっては、非常に足つき性の良いXR230であれば、よほどの事がない限り、転けて怪我するなんて事はないですし、雪降ってズルズルだった勝沼でも、曲がりなりにも自分自身は無傷で帰ってきたのですから(バイクの方はクラッチ焼けましたが)、むしろXR230だったら安全に走れるのではないか。その様に考えて出走する事に決めました。

2019-03-30-09.34
今回も開場同時に入場
クロスパーク勝沼は比較的近いので助かります

2019-03-30-13.13
創部以来、エンデューロ向きに改装されて来たバイクたち


■事前の準備

 XR230“パンツァーファウスト号”は、2017年のWEX GAIA戦の後、嫁さんに充てがう為に、車高、ハンドル周りをノーマルに戻しました。今回、足回りやハンドル周りはそのままとし、シートだけ特注のハイシートに替えました。せっかく作ったものですから、使わんと損と言うものです。
 タイヤは前後ともダンロップのAT81。IRCのVE33Sの威力を知ってしまってからは、今さらAT81かぁ、と言う感じなのですが、XR230のスイングアームは他のバイクよりも短く、110/100-18といった一般的なエンデューランサーが履くタイヤだと、マッドガードに擦れてしまい、マディだったりすると泥や土が詰まって動かなくなってしまいます。となると、100/100-18の小さいサイズのあるAT81くらいしか選択肢がありません。
 タイヤ選びに重要な要素となるのは天候なのですが、予報では、事もあろうに前日の晩にまとまった雨が降るとの事。まぁ、クロスパーク勝沼のレースにありがちな事ですが、雨が降ったらズルズルは確定です。となると、AT81の様な硬めのタイヤでエアー全抜きくらいが丁度良い。もし予報が外れて雨が降らずドライなら別にAT81でも構わない、この様に判断しました。

2019-03-30-12.32.17
途中からこむら返り起こしかけた右足を引きずってました
今朝、こむら返り起こした左足はマシでした


■前日

 いつもの様に開場同時に入場を果たすべく、準備は全て週の間に行い、出発前夜は早めに寝たのですが、なんと丑三つ時の0330時ころ、伸びをした拍子にいきなり左足のふくらはぎがこむら返りを起こし、激痛で起床。痛いだのギャーだの喚きつつ、嫁さんに足のつま先押してもらったり、タオル持ってきてもらったり(これを爪先に引っ掛けて引っ張って、ふくらはぎを伸ばす)、あれやこれやと30分ほど痛い思いをして、やっとこ二度寝。その後、予定通りに起きて出発したのですが、こむら返りの跡が痛怠い感じが残っていました。
 予定通り、いつもの第3パドックにTOYZ Racing エンデューロ部の面々の陣取りをし、バイク下ろして準備したりして、セクションスクールが始まる前に徒歩でコースの下見に出発しました。クロスパーク勝沼は山のコースなので、その下見も山歩き風なのですが、普段の運動不足がたたって結構しんどかったです。コース自体は去年と同じくらいの難易度に感じましたが、今夜の雨でズルズルになる事を考慮して、エスケープや滑りやすそうなラインを重点的に下見しました。
 ところが後半のウッズに差し掛かる頃、今度は右足のふくらはぎがこむら返りっぽい感じに。うっかりすると「入って」しまう状態で、そろそろとビッコを引かないと歩けません。それ以上歩くとかなりヤバイ感じなのと、その先は大体コースが分かるので、下見を中心。パドックに戻って、ふくらはぎ伸ばしたり、湿布貼ったりしたのですが、痛怠い感じはレースが終わった後も続く事になりました。

2019-03-30-20.16
盛大に降り出す雨
もう、どうとにでもしてくれデスw


■本番は晴天

 予報の通り、夕方辺りからポツポツを雨が降り出し、温泉行って飯食ってパドックに戻って来る頃には、結構まとまった雨になってました。まぁ、そうなると分かってましたし、みんなチュルチュルの勝沼がどんなもんかは、大体経験済みですから、「もうどうとにでもしてくれ」って感じで気楽なものです。夜は早めに休みましたが、雨は夜半には上がり星空が見えてました。
 明くる本番当日。随所に雨の跡がありましたが、テントの中の地面までは濡れていなかったので、結果としては大した事がなかった様です。トイレ(上の方の綺麗な方)に行ったついでにスタート地点の地面を見ましたが、いい感じに湿ったベスコン状態。これなら一部滑るところはあっても、それほどタイヤの空気圧を落とす必要もなかろうと判断して、前0.5後ろ0.4に合わせました。
 クエン酸水のキャメルバックやヘルメットのGoProなどは昨日のうちに用意してあるので、慌てる事なく余裕持って準備できたのですが、問題はここんとこ太ってきて腹回りがかなりきついのに、標高が高いせいか体が若干膨満したみたいで、モトパン履くのにやや難儀しました。痩せんといけませんねぇ。

2019-03-31-06.48
雨は夜半には上がってました
結構降った様に思いましたが、大したことにはなりませんでした



■滑り出し順調

 90ミニッツは朝一番なので0800時にスタート地点に集合。自分のゼッケンは400番台の後ろの方なので、90ミニッツ全体では真ん中くらいの位置になります。イン側は大抵イゴイゴした感じになるので、今回はあえてアウト側に配置。XR230はクイックな加速は無理なので、アウトバンクからダララと加速を乗せていく作戦です。
 日章旗が振り降ろされ、90Cクラスが一斉にスタート。それまで軽く緊張していた気持ちも一気に吹き飛んで、走りに専念します。スタート直後は、いきなり止まったり転けたりする人がチラホラいるので、それを避けつつ先に駒を進め、2年前、原滑りをキメた大坂へ。案の定、大坂の頂上付近が大渋滞しているのを遠望できたので、迷う事なくエスケープへ。誰もいないエスケープを一人でツーリングして、未だ滑ったり転けたりしてる大坂の頂上付近を横目に見ながら、最初の登りウッズに突入。木が植わっているだけに雨の影響が少なかったのか、よくグリップして登りやすかったです。
 その後、アップダウンの後にコーナーという勝沼らしいコースを地道にこなしていき、後半の苦手なウッズもどうにかこうにかこなして、最後の難関ガレ坂へ。ここは一人で走ってる分には少々キツイ程度で普通に登れるのですが、レースとなると詰まる事が多く、案の定、上の方で詰まっていて、どん詰まり。転ける人、下がって来る人、傍から抜けようとして引っかかる人、その中でパワー不足で再発進に難儀するワタクシ。やっとこバイク押し上げて登りきった時には、青色吐息でした。少し休んでからチェックポイントを目指しましたが、1周目は22分かかりました。
 そのまま2周目に突入。この頃には大分バラけてきて、渋滞が起こるような事もなく、スイスイ走れる様になって来たのですが、今度は腕上がりで青色吐息。まぁ、最初の30分で腕上がって来ますしね。それを過ぎたらまた元気になるのですが、何せフニャサスのXR230、凸凹もギャップも全部拾ってくれるので、特に降りでの腕の消耗が激しいのです。

40552758993_40bc2bc28d_o
淡々と駒を進めるワタクシ

47518764441_ed5dffb763_o
1周目で渋滞になった後半のガレ坂
パワーが無いもんで、押して上がります


■クラッチ滑って2周半で終了

 とりあえず、トラブルなしで2周目を終えて3周目に突入。流石に疲れたので、登りウッズを登ったところで休憩してから再発進。その後も苦手なところは気合い入れたり慎重に走ったり、手や気が抜けるところは休みながら走ったりと駒を進めていたのですが、後半のウッズを下り終えて、今度登っていく段になって、急にクラッチが空回り気味になり、坂を上らなくなってしまいました。
 XR230はこれまでも散々書いて来た様に、とにかくクラッチが弱いバイクなのですが、流石に今回の様なコンディションで滑るのは意外でした。しかし、滑ってしまったもんは仕方無ありません。バイク休ませてエンジン冷やして、残ってるクラッチを復活させて、進めるだけ進むしかありません。とりあえず、邪魔にならないところまで動かして、休ませてはまた動かして、というのを無理無理続けましたが、ウッズからガレ坂に向かう急な坂(ここはコース外に出る分岐点でもある)を越せれず、「こりゃダメだ」という事で、レース継続を断念しました。

47518780301_fed693f6f4_o
抜群な足つきと驚異的な旋回性で
こちゃこちゃしたXP勝沼も安定して走れました

2019-03-31-10.33
結局、洗車の必要もないほど綺麗に終わりました


■諸々所感

 今回のこの結果、原因は様々ではあろうかと思うのですが、勝沼や爺ヶ岳といったコースで、力技を発揮せねばならない(というか頼らねばならない)状況では、XR230はどうしても非力なバイクだな、という事を再認識しました。それならそれで、そのバイクに合わせた乗り方をしろ、という意見ももっともな事で、改めてクラッチワークなどを見直す必要があると思います。
 クロスパーク勝沼のレースは、長らく苦手意識を持っていたのですが、今回はベスコンだった事もあってか、それほどの苦手意識もなく走ってました。昔なら、1周走って来たら、次の周回に向かうには相当の覚悟が要ったのですが、それがほぼ無く進んで次の周回に向かうというのは、自分にとっては目覚しいことです。それだけに、2周半で終わったのは非常に残念で、「もっと走りたかったなー」「CRFやったら今でも走ってるのになー」という心残りなレースとなりました。

2019-03-31-11.14
無事終了して満面の笑み

2019-03-31-10.47
クラッチケーブルの付け根から油漏れ
どのみち、クラッチも交換ですから、その時修繕ですね











    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
tanisi_corp at 22:00コメント(0)
月別アーカイブ
記事検索
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新記事
Recent Comments
livedoor プロフィール

たにし

拍手コメントは見落としがちなので、ブログ本体にコメして下さいね!!

Google AdSense
Amazon