モチュールカップ

2012年07月22日

   今年はモチュールカップ全戦参加とか言っておきながら、前回の第2戦は負傷で欠場。その後、色々トレーニングやって身体を作り直したりしてきた訳ですが、デコボコランドでの合同練習で、自分の身体がまだまだ未整備なのを実感したものだから、一気に戦意が萎え萎えになってしまいました。以前なら、レース出る事自体が楽しくて、結果なんかオマケ程度にしか感じてなかったのですが、これじゃベストテクの生徒として如何なものか、と思う様になってから「勝てる様になるまでレースは良いかなー」みたいな考え方になってました。でも、出ると約束した以上は出ない事には具合悪そうだし、どないしたもんかなー、とグダグダしておりました。
   それでもやっぱ約束は守らんとイカン、という事で元気だして出発したのですが、日頃のトレーニングのせいか寝不足のせいか、行く道中、もう眠くて眠くて、気が付いたら隣の車線走ってるみたいな危ない状態で、途中で止まって仮眠摂るくらい。現地に着いてからも、作業やってる間はまだ良いのですが、身体が止まって一人になるとウトウト〜〜とする感じ。いつもなら作業の後に試走をするのですが、路面はほぼドライで滑る所がどこも無かった事から、これならぶっつけ本番でも走れると踏んで試走なしで休む事にしました。

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ぼっこり深くワダチが出来ていた獣道の補修工事
明日自分が走る所なので、丹念に踏み固めました

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時間に余裕があったので、レストランにっこうやでご飯食べました
次からは刺身定食にしようww



■下見ラップ
   台風が近づいているとかで、日本全国どこかしら雨が降っていたのですが、さすにがBTC市貝は雨降らないなー、と思ったらそんな訳にはいかなくて、明け方にざっと小雨が降りました。もっとも、乾いてる所はカラカラに乾いてる様な感じだったので、ざっと降って丁度ベストコンディションになった感じです。
   三々五々集まってきた参加者の皆さんと挨拶したり、バイクのタイヤの空気圧調整したり(今回はタイヤもお古のままでしたw)、何だかんだやってるウチにライダーズミーティング。別に緊張するでもなく、淡々と準備して待機する様になったのは慣れてきた証拠でしょうか。ただし、出走7分前になって、プルーンの効果が出て来て催してきた時は少々焦りました(そのまま走ったんじゃ、下腹が心もとないので急速排出しましたw)。
   さていよいよ下見ラップ。皆さん準備に時間が掛かったみたいで、自分はなんと2番手でコースイン。取り敢えずゆっくり走ろ〜、とゆっくり走ってたら、トップ争いする人達にズビズバと抜かれてしまいました。コースは全体的にやはりドライで、難しい所といえば谷底のロックセクションの前後のヌタ場くらいでした。桑畑コースも入口のワダチだけ注意すれば、あとはスタンディングでバリバリ開けて走れましたし、獣道は昨日埋めて固めただけあって全然走りやすく、ここも立ったまま突破できました。
   少なくとも路面的には本当に走り易い状態です。今まで参加したモチュールカップでもっとも走り易い超絶グッドコンディション。その上、天気は曇りでまるで10月上旬かと思わせる涼しさ。走る上での問題はほとんどないと言っても過言ではありません。問題は乗り手の方です。体力気力は回復してますが、4月下旬に受けた左肩のケガの回復がどの程度であるか、またこの2ヵ月地道にやってきたトレーニングがどの程度、2.5時間のエンデューロで役に立つか。それを見るために今回は参戦したのでした。

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ライダーズミーティングの模様。赤いのがワタクシ
走る前から疲れた顔してるのは、まだ頭が起ききってないからですw

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今回はアチコチのレースとぶつかったので
ちょっとこじんまりしたレースになりました


■航続1時間
   下見ラップ30分経過後、本番スタート。今回はさっとエンジンを掛ける事が出来たのですが、取り敢えず早い人達に先に行って貰い、じっくり自分の走りを楽しむ事にしました。といっても、同じBクラスに遠慮は必要ありませんので、出来る限り前に出ようとしてたのですが、1周目のロックセクションコースに入る下り坂を下りきった所でまさかのエンスト。これでBクラス3台に抜かれて、とうとうその失敗を挽回する事が出来ませんでした。
   ともかく、エンデューロでは失敗しない事、走り続ける事が勝利の鍵ですから、気を取り直して走り続けました。3周目辺りまでは元気いっぱいだったのですが、4周目辺りから左肩の筋肉が痛み出しました。両肩痛むならともかく、先に左から痛み出したのは、やはり4月末のケガで患部を庇う状態のままケガが治ってしまって、そのままトレーニングやったものだから、その部分が全然鍛えられてないからかもしれません。
   それでも頑張って走り続けたのですが、周回する度に左肩の痛怠さが強くなり、さらには左の肩甲骨の内側の一箇所(ここがずっと調子悪い)も痛み出しました。その頃には右肩も痛み出していたのですが、比較するなら右1に対して左5くらいの差で圧倒的に左肩が痛怠い。そして1時間を経過する頃には、まったく力が入らなくなってしまい、早い人を避けるのもままならない状態になりました。
   こうなると、他の部分は元気でも、痛いところに合わせた乗り方になる様で、一気にペースダウンしてしまいました。そういえば、4月末のWERのヒート2でも同じ様な現象がありましたが、こうなったらもうレースとして走るのは無理です。とにかくピットインして休憩する事にしました。

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開幕戦の時よりはちょっと引き締まったワタクシ
でもウェアの下は、まだまだ皮だの肉だのが余ってます

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カメラに気を取られて、おっとっとになってしまいました
集中力が足りませんww



■休憩後
   ピットインした直後は、左肩は全然力が入らず、腕はダランと垂れ下がった状態で上げるのも難儀しました。仕方ないのでそのまま暫く休憩。時間が経つにつれ、徐々に痛怠さが薄れてきて、腕を回したり肩を動かしたり出来る様になりました。ケガが痛いのではなく、その回りの筋肉が極度の筋肉痛になった様な感じです。
   休んでる間に痛怠さが取れてきたので、再度コースイン。肩が痛くない間は、元気よく走れる様でした。どのくらい走れるか、と試してみましたが、大体3周くらいで肩が痛み出す様でした。痛み出したら無理をせずピットインして、肩の痛みが取れるまで休みました。周りの人からは「無理しない方がいいよ〜」と言われてましたが、自分としては肩の痛怠いのが無ければ走れると感じてましたので、しっかり20分休んだあと、最後の3周を走りに行きました。
   最後となれば、もうどんなに元気に走って肩が痛くなっても、あとは無い訳ですから、目一杯走りました。ロックセクションの前後のヌタ場は、多少荒れてはいましたがさすがはベストコンディション、気張れば無理なく突破出来ます。その他はもう何も考えず、文字通り煩悩のままに走りました。モチュールカップで楽しい!と感じて走れたのは初めてかも知れません。そして元気なままチェッカーを受けました。

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引き離そうと必死ですが、2速オートマ走法じゃ無理ですw
でも30番の人も速いんですよ(汗

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チェックポイントにて
「肩が痛てぇ」とか言ってますww


■評価
   今回のモチュールカップは、4月末に負傷して以来のレースで、自分の身体がケガからどの程度回復しているか、またどの程度鍛えられているか、そうした具合を確かめる目的で走りました。結果としてはBクラス6人中4位、14周でしたが、必要なデータは得られたと思います。
   まず、心肺機能は格段に強化できたという感想を持ちました。以前の自分なら1時間も走れば大分息が上がってしまい、そちらの方から体力が無くなっていく感じでしたが、およそ息が上がってシンドイという事がありませんでした。むしろ、空気は無尽蔵にあるのだから幾らでも吸える、という感じでした。シンドさでいうなら、平泳ぎで400m泳いでる方がシンドイ感じです。この点に関しては、水泳の効果は結構あるな、と感じました。
   体重は、さすがに開幕戦の時より10kg以上絞っただけの事はあって、すごく身体が軽く感じました。シッティング、スタンディングの移行が楽で、立ったり座ったりするのが苦になりません。バイクの上で身体動かすのも楽になった気がします。むしろ前の体型の時は、ライディング以前に違うところで頑張っていた様な感じでした。体重が減って身体がスリムになるだけで、エンデューロだとこんなに感じ方が違うのか、ちょっと驚きました。
   総じて言えた事は、非常に疲れにくい身体になっているな、という事でした。もし肩の痛みがなければ、あのまま走り続けていた事は間違いありません。大体今までは一旦疲れてしまうと、完全に休まないと体力も気力もなかなか回復しなかったのですが、今回は少し休めば完全に調子が戻って、スタート時と変わらない元気さで走る事が出来ました。体質改善が順調に進んでいる様です。

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キャメルバッグは一応背負いましたが
走ってる最中はほとんど口を付けないんですよねぇ

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洗車待ち
観艦式みたいで格好良かったので、パチリ


■課題
   最大の課題は、左肩。肩鎖関節の靱帯を伸ばした時に、その部分を庇う様に肩全体で動く様になっていたそうですが、これを完全に治さない事には水泳やろうが筋トレやろうが、まったく効果が上がらない事が判りました。それどころか、完全に疲れ切ると、具合の悪い左肩に何もかも合わせなければならない状態で、まったくレースになりません。色々気が急くところもあるのですが、ここは一つ腰を落ち着けて、しっかりリハビリする以外に無さそうです。
   体型の方も、色々な人から痩せたとは言われ始めましたが、服を脱げば下腹や腰回りに皮だの肉だのが残っており、これをそぎ落として筋肉に出来れば、もっと抗堪性や戦闘力が上がる気がします。とにかく、ここまで贅肉を落とせたのですから、あと一歩というところです。その為には、体幹トレでインナーマッスルを鍛えて、その上で外側の筋肉を付けるより他ないそうですから、地道に頑張っていきたいと思います。また関節が全然固いので、こちらも柔軟体操など日常的にやって改善していく必要があります。
   先生からは「もっとバイク乗らないと」とアドバイスを貰いました。バイク乗るのに必要な筋力も感覚も、バイク乗らない事には身に付かないという教えです。自分もまったくその通りだと思います。日常的なトレーニングは、あくまで基礎的な体格、体力をつける為のもので、バイクはその上にさらにプラスアルファするものだと思っています。その基礎的な部分が、まだまだ未整備な部分を感じるところがあったので、さらに継続して頑張りたいところです。

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本日のランチ樹林
ハンバーグがニンニク風味で秀逸w

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Bクラス表彰式
最近、Bクラスも人が増えて、なかなか気が抜けません


   自宅に帰ってから、撮って貰った写真を見て感じたのは、かりそめにもバイクのレースをやってるなら、プロ並みとは言わないまでも、せめて人並みな体型はしとくべきである、という事でした。人それぞれの楽しみ方ですから、どんな格好をしてても良さそうなものですが、「論・技」から「心」に至る過程で「体」が出来てこない事には、決して「心」にたどり着かないんだという事を、改めて感じる事が出来ました。






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tanisi_corp at 00:00コメント(2)

2012年03月25日

   今年もモチュールカップが始まりました。自分の個人的な感想なのですが、JNCCのFUNクラスとモチュールカップでは、断然モチュールカップの方がしんどいですww 自分もいつか、楽しさに涙しながら走れる様になりたいです。しかし、大変なレースであるからこそ、それを走っておけば他のレースでは度胸もつこうと言うものです。今年はMX中心に活動するつもりをしていますが、モチュールカップだけは全戦参加を目指します。

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プカプカと雲が浮かぶ良い天気
まさにエンデューロ日和です



■前日の試走
   ここ最近のモチュールカップでは、前日のコーステープ貼り要員で動員されます。事前にコースを足で歩く事で、コンディションがより明確に判る訳ですが、あいにく天気は前回の日曜日以来あまり優れなかった様で、午前中の段階ではアッチコッチがぬかるんでる状態でした。ところが、午後に入って晴れ間が広がってくると、陽の当たる場所はドンドン乾いて行き、翌日の本番にはかなり良いコンディションになる事が予想されました。
   準備が終わったあと、取りあえず3周ほど試走する事にしました。明らかにメチャクチャになりそうな時は止めておきますが(しんどい思いは本番だけで十分w)、コンディションが良くなっているところもあったので、走って確認しておきたかったのです。それに、事前に試走で走れたら、それだけでも結構自信がつくものです。時間は1500時過ぎでしたので、小一時間ほど走れそうです。そんなに寒くも無かったので、冬用アンダーアーマーは本番に取っておく事にしました。
   取りあえず1周目は下見という事でゆっくり走った訳ですが、難しいと感じたのは、本コース下の谷底にあるロックセクション、そして恐らくレースになればそこからコーナーまでが難所になる予感。それとケモノ道とそこから南コースに上がる坂。今回、桑畑コースに2ヶ所、シケインが作られましたが、これが個人的にはかなり面倒っちい感じがしました。その他はまだヌカっている所がありましたが、取りあえず何とかなりそう。
   2周目からは、エンジン開けれる所は開ける様にしました。といっても、自分にとって開けれる所ってのは、そんなに多くないのですが。まぁ、難しい所は膝行ってでも良いから手堅く通過して、開けれそうな所に来たら一瞬でも開ける、という風にしました。先週習った事が、おおよそ出来ている様で安心しました。決して早くなった感じではないのですが、エンジンの回転上げて走った方が楽出来そうだ、というのを確認したところで試走を終えました。

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前日までの天気が良くなかったせいか
今回もちょっと参加者が少なめでしたが、初めて参加される方もいました

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A2〜Bクラスに参加する40オーバーのオッサンたちw
ワタクシが最年少ですww


■下見ラップ
   明けて翌25日。とてもよく晴れて高い空にプカプカと雲が浮かび、まさにエンデューロ日和り。「死ぬには良い日だ、って、こんな天気の時かなぁー」とか思いながら、キャメルバッグにアクエリアス詰めたりして、準備してました。今回のBクラスは、自分の他に、去年の怪我から復帰したdb殿とそのお友達、そして、いざ酔いのマスターのお弟子さんの4人。シブヤ一族のS太君は来てなかったので、これはもしかしてもしかするかも??と期待が高まりました。
   路面の方は、夜のウチに大分乾いた様で、昨日の試走の時よりもコンディションが良くなっている様でした。ただ、ロックセクションなどはそれほど変わっている様に思えませんでしたし、レースが始まれば余計ひどくなるのはいつもの事です。タイヤの空気圧は、前7後6のマディ対応に合わせていましたが、そのまま下見ラップを走る事にしました。
   0945時、下見ラップスタート。南コースからケモノ道の大坂を下って、苦手なケモノ道を膝行って下り、南コースに上がる登り坂を意地で登り切り、南コースの外周はそこそこ開けて周回。MXコースからこれまた苦手な谷底へ向かう長い下り坂を下って、谷底の泥だらけのステップを2つ下って、ロックセクションをゆっくり通過。コーナーを上がるまでは細心かつ全力で走りきり、MXコースに復帰してチェックポイントを通過。フープスを越えて長靴コーナーから中級初級コース、初級コースの脇のアップダウン(2年前に下見ラップで転けてリタイアしたところ)を乗り越えて、桑畑コースに向かう苦手な下りの左コーナーを手堅く降下。以前はそのまま桑畑コースに行けましたが、今回はシケインが作ってあり、地面がフカフカするので用心して通過。桑畑コースは意外に乾いてて通過しやすく、そのままバリバリ開けて、あとはパドックに戻る直線を最大戦速で走って下見ラップ終了。
   これなら大丈夫、と自信をつけて本番に臨みました。

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出走準備中
今年はモチュールカップもMX用のゼッケン#339で出る事にしました
(外装は練習用ですがw)

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本戦開始直後、db殿を追尾するワタクシ
この時点では勝ちに行く気満々でした



■1.5時間まで
  下見ラップは30分という事で、1015時から本戦が始まりました。いつものように「ルマン式スタート」で、キック始動の自分はバイクから2メートル離れた所からスタートなのですが、出遅れるのはいつもの事です。取り敢えずdb殿よりは前に出たかったのですが、db殿の方が少しスタートが早く、その後にピッタリつけて3周ほど周回しました。そしてdb殿がケモノ道で転けたところを、脇をすり抜けて通過。引き離しに掛かりました。
   しかし、元気よく走れたのは最初の3周ほどで、段々と肩が痛くなってきました。肩の外側じゃなくて、肩の付け根というか、関節の内側です。下りでフロントを抑えるのが段々辛くなってきました。それでも頑張って昨日の試走の時の走りを維持する様にしました。もしかしたら、今日は勝ってしまうかもしれない、という気持ちがあったので、手も気も抜けない感じでした。
   よくエンデューロライダーの人から「腕は上がっても上がりきったら、さらに走れる様になる」という事を聞かされるのですが、それはまさにその通りで、1時間過ぎた辺りから肩の痛みが落ちついてきて、コンスタントに走れる様になってきました。いつもなら、そろそろ息が上がってくる頃なのですが、今回は転けもせず止まりもせず、遅いながらも周回を重ねていたせいか、心肺機能的に疲れたというのをあまり感じませんでした。
   その調子で走り続けた訳ですが、1.5時間が経過したところで給油の為にピットイン。取り敢えず、ギチギチに痛んだ肩を回してほぐし、これまたギチギチになった手をニギニギして伸ばしたり握ったりしてから給油。上手い人より周回数が少ないんだから、大して減ってないとは思うのですが、それでも4リットル近くはゴボゴボと入りました。いつもなら給油したあと、10分ほど休憩するのですが、今回はもしかしたら勝っちゃうかもしれない勝負が懸かっているので、3分ほどでレースに復帰しました。

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初級コースから桑畑コースに入る下りのコーナー
自分は下りで体力を消耗する癖があります


難所その1。ここは毎回苦労させられます
(動画は前日の試走の時のもの)


■パワーダウン
   ところが、この給油で調子が狂ってしまった様です。再スタートしたものの、ケモノ道から南コースに上がる上り坂が難所化しており、それまで2速で上がれたのが、それでは蛇行していつ止まっても不思議ではないくらい。そしてとうとう復帰2周目で上り坂の入口でスタックして転けてしまい、ラインを塞いで後続を渋滞させてしまう事に。それでも何とか再スタートして頑張ろうとしたものの、今度はチェックポイント前でまさかの転倒。みんなが見ている目の前で頭から転けてしまい、ここで10台くらい抜かれてしまう事に。
   ここで一気に心が折れてしまいました。というか、両肩の痛みが絶頂になり、手の方もかなりヤバイ感じで、全然フロントの抑えが効きません。無理したくても無理できない状態で、競争するよりも最後まで走りきってチェッカー受けれるかどうかの方が問題になってきました。それでもリタイアする事だけは思いとどまりました。途中で止まって休んだのでは、余計に疲れてしまう事もこれまでの経験で判っていましたので、完全徐行運転で加減速Gが身体に掛からない様にして、とにかくゆっくりでも良いから周回する事にしました。
   20分ほど徐行運転を続け、とにかく気力体力を回復させたところで、最終周。後ろにはいざ酔いのマスターんトコのお弟子さんがついているのに気が付いたので、どっちみち負けでも抜かせないつもりで、残った力を出し切って全力で走る事にしました。そのまま気張って走り続けたのですが、桑畑コースで乾いた左側のラインから外れて右に振れた瞬間にアッサリ抜かれてしまい、ここで気力がジ・エンド。追いかけようにもその体力も残っておらず、引き離されたまま終了となりました。


給油後、気力体力に壊滅的ダメージを受けた
ケモノ道から南コースへ上がる上り坂
(動画は前日の試走の時のもの)

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恥も外聞もなく徐行運転で、体力回復&温存をはかるワタクシ
ともかく、疲れ切った時はうっかり怪我をしやすいので
無事に帰る算段も、ちゃんとしなければいけません


■評価
   実は1.5時間経過の時点まで、自分がトップで走ってると思っていたのですが、あとで聞いたところによると、この時点では2位だったそうです。でも、勝ってると思い込むというのは、良い意味では頑張る気力が出るもので、それが給油時にダラダラと休まず再出撃した事に現れていました。トップであれ2位であれ、勝ちに行くつもりで走ったのは、モチュールカップでは初めて(というか、これまで出たエンデューロレースで初めて)の事だったので、その意味では画期的あったと思います。
   ここまで自信を持って走ったのは、ここ最近のスクールの成果があったからです。特にアクセル全開に出来ない病から脱却しつつあり、アクセル呪縛から解放されかけてるのが大きいと思います。早く走るとか車速を上げるとかはまだまだですが、エンジンの回転上げてた方が楽に走れたりする、というのがちょっと判ってきたところです。これで3速4速で走れるようになれば、そこそこ良いトコまで行くんじゃないか、と思うのですが、モチュールカップではまだまだ難しい感じでした。
   数字としての結果は、今回もBクラス3位と奮いませんでした。体力的にも、いつもの様に100分が活動限界でそれを超えると途端に走れなくなっています。しかしそれでも、スクールで習ってる事は確実に出来つつあるな、と感じれる開幕戦でありました。次回も頑張っていきたいと思います。

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Bクラス表彰式
優勝は、オフロード始めて3ヵ月のルーキー
自分としては、忸怩たる思い満点の結果でした(汗)

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今回の賞品
黄色いミカンみたいなのは
広島の支部長から送られてきたデコポンですw


→《関連項目》この色は!






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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2011年12月04日

   今年もモチュールカップ最終戦の季節が来ました。前回の第5戦は参加するつもりだったのですが、前日の試走でまだ治りきってない右膝がおかしくなり不参加となってしまいましたので、今年は最終戦を入れて3戦しか参加出来ない事になりました。とか言いつつ、実は最終戦の前に風邪を引きかけてしまい、体調的にかなり微妙な感じになってしまいました。かつ、仕事が忙しかったりウチの前が工事でトランポが回せなかったりで、バイクも整備できないままでした(故に外装も練習用のまま)。そこへ持ってきて、前日のコーステープ張りはザンザン降りの雨の中。いやはやもう、嫌んなっちゃうという感じだったのであります。

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1500時頃まで結構降ってましたが
雨が上がると、一気に空が晴れ渡りました




■試走段階で戦意喪失
   今回は前回同様、獣道もロックセクションがある谷底もカットされる、“比較的容易”なコース設定となりました。まぁ、前日の設定時にはかなりの雨で水たまりがアチコチに出来、うっかり大坂登ったりするコースにすると、登れない人はいないまでも、かなりの難所化してしまう可能性もあったので、走りやすいコース設定となったのでした。ただし、走りやすいのは上級者での話しであって、自分は安全運転でいかないとヘタに転けて治りかけの膝をまたやった、なんて事になったらヤバイな、という風に思っていました。
   最終戦当日は、昨日の雨がウソの様に、空一面晴れ渡り、日の当たってる部分は早くも乾き始めていました。ただ、それは日の当たり続けてる部分だけで、当たってない所は相変わらず湿ってて、うっかりアクセル開けるとヤバイに違いありません。今回は前日に試走をしていないので、下見ラップが試走になりました。取り敢えず、リアサスはノーマルに戻し(練習時は2周締めてる)、タイヤの空気圧は前7後6に合わせました。
   しかし、みんなの後に付いて下見に行ってみると、取り敢えずどうにか走れはしたものの、とてもじゃないがグリップしてる様に感じません。特にヤバかったのは、中級コースの広場で、行ったり来たりのシケインが三重になってて、滑りやすい(というか滑る)上にデカイ水たまりなんかあったりして、絶対転けたくない。桑畑コースも早くもワダチが深くなってるし、アクセル開けても掻いてばかりで前に進まない感じ。こりゃイカン、という事で、タイヤの空気圧を前6後5に落としました(ホントは後を4くらいにしかったけど、5以下にするとビードが落ちる可能性がある)
   ここで考えました。頑張りたいには頑張りたいけど、無理は出来ない師走の年末。怪我だけは絶対不可です。また、気張って走ったとしても、今の自分では1時間も走れば息が上がって先が続きません。限界まで体力消耗したら、後に待ってるのは怪我だけです。となれば、ここは手堅く完走だけはして最低限度の名誉を守る事を優先すべきではないか。それが現時点での自分の精一杯であろう、と判断したのでした。

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例によって例の如く、出遅れるワタクシ
やっぱセル付きには敵いません


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とにかく習った事に忠実に
コーナーは安定して回れたと思います



■ヘタクソが上級者と一緒に走る時の心得
   こうして始まった最終戦ですが、いつものルマン式のスタートでなかなかエンジンが掛からず、いつもの様にビリケツでスタート。とは言っても、これからの2時間半の長丁場に備えて、全然慌てません。下見ラップの時に滑りやすい中級コースで転けてますので、それ以上転けない事、極力エンストしない事をメインにゆっくり走りました。
   モチュールカップの何が難しい、といっても、こちゃこちゃコーナーが多くて、思いっきり開けられる場所が少ない、という事なのですが、それでも直線がまったくない訳ではありません。ただ、開けきった時には次のセクションが迫ってるので開けられないだけです。根本的に加速に対する取り組み方が、まだまだダメなのですが、走ってる時はそれどころではないので、ただただ駒を前に進めるので精一杯です(この事については、あとで先生からアドバイスがありました)。
   そうこうしてるウチに、まだ2周目の途中にも関わらず先頭集団にラップされてしまいました。その後、中間集団からも団体さんでラップ。難しいのは団体さんからラップされる時で、自分にとって難しいセクションで絡まれるのは非常に困る。その様な訳で、排気音に注意して、難しいセクションに早く辿り着いて突破するか、逆にアクセル緩めて抜かれやすいところに退避するか、考えながら走らなければなりません。
   本当の初心者の場合は、後ろの事は一切気にせず、とにかく前向いて走れと言われます。うっかり気にしてラインがふらついて邪魔されても困るからです。その前に、その場その場を走るのさえママならない訳ですから、後ろなんか気にしてる余裕もありません。その意味では、多少は後方を気にして走れるだけの余裕が出来てきたのが、大きな進歩かなー、と思ったりもしました。

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上級生に追われるたにしさん
抜いて貰いようのない所では、結構焦ります


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地面がアレなので、フープスもナメて通過
でも、意外にスムーズに通過できたのは
日頃のスクールでコブの通過とかやってる賜物です




■ゆっくり走ってるんだから疲れないでしょ
   こうして走り続ける事1時間。いい加減腕が上がって肩とか疲れ始めてましたが、転けたり止まったりしてないせいか、バイク起こしたりキックしたりがないのであまり疲れません。ついでにいうと、アクセルも大して開けてないので加減速Gがあまり身体に掛からないのか、息も上がりません。まさにいつぞやキッズに言われた「疲れないでしょ」なのです。
   大して疲れてなかったので、1時間過ぎても走り続けていたのですが、さすがに90分でピットイン。給油をしました。今の自分の走りなら、100分くらいは無給で走れるみたいです。12CRFモルゲンシュテルン号の給油口には、通称「茶漉し」と呼ばれるフェールスクリーンを付けていますが、バッフルスポンジを入れてあるので、意外に給油がし易かったです。あまりダラダラ休んでると、ケツに根っこが生えてしまって再スタートするのが嫌になりますが、今回ばかりは全然疲れてないので、さっさと再出発しました。
   後半からは、大分コースも乾き始め、ホントに難しいのは数カ所になりました。なので、走りながら自分とたっぷり向き合う事が出来ました。まず、今の自分の走り。誰が見ても、タルい走りです。これがスクール70数回通った人の走りかと思うと、自分でも嫌になります。でも、それ以上の走りは安全が担保出来ない以上、仕方ないじゃないか、とも思います。とにかく、途中で投げずに走る、それが今の自分にやれる事です。
   そんなヘタクソはレース出るな、という意見もあるかと思います。他のレースだと邪魔扱いされるんだろうな、と思います。モチュールカップでは、危ない抜き方されたり悪態つかれたりする事はないので、自分でも出れてる訳ですが、それでも邪魔には違いないんだろうな、と思います。ただ、難しいコースを上級者と一緒に走る、というのは、それだけで色々勉強になる事も多いですし、場数を踏む事も出来ます。その意味で、モチュールカップはヘタクソが上級者と一緒に(安全に)走れる数少ないエンデューロレースだと感じます。

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最終コーナーの手前のコブも通過
でも、上級生の人はこれをババーンと飛んでたりします(汗



   走りながら、正直なところ「いくら頑張っても芽が出ないかなー」と感じない訳ではありませんでした。上手い人なら、こんだけスクール通えば、何らかの成果を挙げてるんじゃないかな、と思う訳です。しかし、始めた時点でのレベルが、人並み以下の以下からスタートなんだから、何度も通い詰めてやっとこのレベルになった訳です。スクール通ってなかったら、もっと早い段階で止めてたかもしれません。むしろ、スクール通ってるからこそ、いつかは上手になるんじゃないかな、と希望持って続けられる訳です。取り組むもののない人生ってのは、詰まらないんじゃないでしょうか?
   とか何とか考えているウチに、ラスト1周になりました。最後くらいは遠慮せず走ろう、という事で、よっぽど早い人でない限り、ラインを譲る事なく走りました。遅くても自分なりにアクセル開けて走れば、それなりに楽しいもんだなー、とか思いつつチェッカーを受けて今年最後のエンデューロレースを締めくくりました。

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チェックポイント前の最終コーナーは、イヤラシイくらいにタイトなコーナーで
終盤にはエライ掘れて通過が大変でした



■最後の先生からアドバイス
   今回の最終戦、ゆっくり走っただけあって、2時間半たっぷり習った事をお復習いする事が出来ました。それもあってか、あまり転けず、止まったりエンストしたりする事が1〜2回だけだった、というのは、ある意味成果だったかもしれません。
   しかし、相変わらずあまりアクセルを開けられないクセは直ってません。走ってる本人の感覚からすると、開けようにも直ぐに次のセクションが来るし、開けようがないという感じです。そんなトロ臭い走りを見てた先生からアドバイスがありました。
   自分の様に、直線でもアクセル開けられない人は、ブレーキをあまり使ってない、との事。トレール車乗ってた人に多いらしいのですが、トレール車はエンジンブレーキが強いので、アクセルオフにしてエンブレで減速するクセがある。ところがレーサーはエンブレは強くないのであまり減速しません。となると減速出来る程度にしか加速もしなくななる、との事でした。だから、減速する時は、しっかり前後ブレーキを使って減速する事で、より突っ込みが良くなるそうです。
   こうした事は、自分ではなかなか判らない事です。こういうアドバイス貰えるところに、スクールに通い続ける意味があるな、と感じつつ家路につきました。

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疲れた顔してますが、実はあまり疲れてません
2年前は、こんな走りでもヘバヘバだったんですから
楽して走って疲れないなら、それはそれで進歩かも、、、







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tanisi_corp at 00:00コメント(4)

2011年07月31日

   今年は震災の影響で3〜4月のレースの日程が後半にずれこんだせいか、モチュールカップもその影響を受けて、第3戦は7月31日に順延。7月末日って、、、めっちゃ暑いやん!! でも、暑いのはレースやらない理由にはならないので、参加確定なのは言うまでもありません。まぁ、通年続けて出るレースはモチュールカップだけ、と決めてるので、雨が降ろうと槍が降ろうと参加です。
   とか思ってたら、週半ばは雨。しかも市貝近辺は結構降ったとか。となると今度はグチャグチャが心配な訳ですが、グチャグチャでもレースは開催される訳です(しかもグチャ好きな人が結構いるし)
   戦々恐々と前日入りしたのですが、天気は曇りでイイ感じに爽やかなのが助かりました。

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ライダーズミーティング
空はどんより曇りでしたが、涼しくて助かりました



■試走の段階
   今回は、自分らが先生の指導でコーステープ張りをやりました。こうやって自分の足でコースを歩く事で、予めコースの状態を知る事が出来る訳ですが、思ってたよりグチャってないのが幸いでした。ロックセクションは登りで使うとの事でしたが、下のグチャグチャになる所も意外に締まってて、これなら行けそうかなー、という感じ。でも、明日はZENN殿んとこのPINKYちゃんも出そうな雰囲気なので、一旦は止めときますかー、という事になりました。ところが、MターSクリストのS田さんが試走から帰ってきて、これじゃ物足りない、という事になり、ロックセクションもケモノ道の大坂(これも登りで使用)に決定しました。
   内心アイヤーと思いつつも、決まった以上は走らない訳に行かないので、試走にゴー。全般的に濡れてはいても締まってる感じなのですが、桑畑コースはうっかりすると滑る感じ。初級中級コースはいつも滑るので要注意。ロックセクションに向かうコースは案の定グチャっていましたが、ロックセクションそのものはエイヤと行けば上がれる感じ。そして南コースの周りはシメシメしてて、ケモノ道の入口はグチャグチャ。ケモノ道もツルツル。でも大坂そのものはそんなに滑る路面ではないので、エイヤと登れば大した事ありません。

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皆さんで記念撮影
自分はちゃっかりPINKYちゃんの隣ですw



■自分をセーブして完走を目指せ!

   開けて31日。有り難い事に曇り空で明け方などは寒かったくらいです。起床は0630時。直ちに朝飯食って、バイクのタイヤの空気圧調整。試走の時は前0.8後0.7だったのですが、おのおの0.1ずつ下げました。パドックの水たまりが大分減っていたので、コースの方も乾き始めてるかなー、と思わないでもなかったのですが、うっかりズベ転け予防をするに越した事ないと考えました。
   その他の用意は出来ているので、ビート殿やPINKYちゃん始め、他の人らと雑談したり、早めに着替えたりして準備を済ませ、ライダーズミーティングのあと、いよいよ試走。今回はクラス順という事で、自分らBクラスは一番最後にスタートです。取り敢えず、昨日試走しているのでコースは覚えているので、路面の状態が気になるところです。とは言え、まだまだ元気ですので、取り敢えず遅れたり抜かれたりしないように下見。やはり一番の鬼門は、ロックセクションの様ですが、バリバリと元気に突破。ケモノ道の入口のコーナーはグチャグチャでワダチが3本ほど出来てましたが、これも手堅く突破して、大坂も無事乗り越えて、下見終了。
   昨日に比べれば若干乾いた感じでしたが、全般的に得意な状況ではないので、無理して急いで走るよりも、確実堅実に走って少しでも周回する作戦でいく事にしました。早く走ろうとか誰かと競争しようとか、そうやって頑張ってしまうと1時間くらいしか持たなくて、また前回みたいにひっくり返ってしまいそうな予感がします。だったら遅くても周回し続ける方がよい、という判断をした訳です。
   いよいよスタート。最初の頃はドキドキ緊張してましたが、最近はあまりそのドキドキがなくなってきた感じがします。まぁ、試走もしてますし、第一身内のレースという認識が強いもので、そこまでしゃちほこ張ってない感じです。順位争いをしてる人らには取り敢えず先に行って貰って、いつもの様にマイペースでスタート。1周目は疲れない程度に頑張って走りましたが、早い人にはドンドン先に行って貰って、自分のペースを崩さない様にしました。
   2周目以降はかなりペースを落としました。以前、「そんだけゆっくり走れば疲れないでしょ」と言われた事がありましたが、裏を返せば、ゆっくり走れば疲れないという事です。今回の路面は、走るにそれほど苦労するほどの悪路にはなってませんでしたが、桑畑コースの下り坂や、長靴コーナーからMXコースに上がる急な登り、ロックセクションの登り、南コースからケモノ道への下り坂、そしてケモノ道とその大坂、という具合に、気張らねばならないセクションがあり、それらの箇所で気張るための体力を温存しておかねばなりません。また、うっかり転ければバイク起こすのに余計な体力を食われてしまいます。

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早くもドロドロ、ゴーグルは曇って役立たずです
ブーツの口に白のビニテで目張りをしましたが
ガムテよりも強くて破れもせず、泥は入ってきませんでした



■珍しくもコース変更
   ところが、早くも2周目辺りから、ロックセクションの下がドロドロになり始め、ケモノ道も泥が飛んで岩が剥き出しになってきました。3周目に入った時、後ろから先生がXR200で追い抜いていったなー、と思っていたら、ロックセクションでシブヤ家のS太君が引っ掛かっていました。応援のZENN殿も駆けつけて、取り敢えずバイクを脇に避けようとしてましたが、その間、自分の前にはバイク3台が待機中。その間を、AAやAクラスの猛者達がバリバリと飛ばして坂を駆け上がっていきます。
   いよいよ自分の番が来た訳ですが、ロックセクションの下はグチャグチャの泥でワダチが出来ていて、トロトロしたアクセルワークでは上がれません。とにかく、セクションの手前で気張ってアクセル開けて、どうにか1速で突破する事が出来ました。ところが今度はケモノ道がチュルチュル。ラインは左なのに、どないしても右の方に滑って行ってしまいます。2速ではどうにもやりきれないので、1速に落としてどうにか突破しました。
   ところが4周目に突入し、再びロックセクションの所にやってくると、さっきより酷い状態になっている(爆)。自力で突破出来るのはAAやAクラスの上位の人達くらいなもので、それも結構大変そうに突破してる。A2クラスでもスタックする様な状態です。何台か上手い人に先に行って貰い、後続が来てない事を確認してからチャレンジ。ところが、今回は登り切れず、ズルズルと後退してそのまま道を塞ぐ格好で転けてしまいました。ZENN殿に助けて貰ってやっとこバイクを起こし、向きを変えて再発進。その時先生から「コース変えるから一旦ピットインして」と言われました。あとで聞いたところ、自分以外にも転けたりスタックしたりする人が続出してて、押してるウチに熱中症になりそうになったとの事。まぁ、難所嫌いな自分としては、これ幸いな話しで、後ろから押して貰って辛うじて突破しました。

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リスタートシーン。ずらりと並んで壮観です
自分の後ろは自分より早い人ばっかです




■せめて1周は気合い入れた
   スタートから約1時間で全車ピットイン。コースが変更される間、休憩となりました。再スタートは30分後。第2ヒートは1時間15分という事になりました。スタート順はピットインした順番という事で、自分は3番目。どっちみち、早い人に抜かれるのは判っていたのでドンケツでも良かったのですが、そうもいきません。
   再スタート直後に、案の定早い人には抜かれた(というか先行って貰った)のですが、PINKYちゃんだけは先に行かせる訳にはいかん、という事でベッタリ追尾しました。PINKYちゃん、去年の最終戦の時にはかなり危なかっしい感じだったのですが、この半年の間に相当腕を上げたらしくて早いです。が、どうやらまだコーナーやセクションは苦手っぽい感じだったので、その内ミスするんじゃないか、と踏んだ訳です。そして予想通り、ケモノ道で引っ掛かっている所を横から颯爽と抜いていき、大坂をバリバリ上がって引き離しました。ところが南コースに戻る入口で先に行ってたバイクが立ち往生してる。どうやら、ロックセクションだけでなく、ケモノ道もカットされていたらしくて、自分らはそれを知らずに入り込んでしまったみたいです。そこでモタモタしてる間にPINKYちゃんに追いつかれ、そのまま抜かれてしまいました。
   この後は、ともかく1時間15分走りきる走りに徹しました。大体疲れている時に息張って走ろうとして、滑って転けて体力消耗、というパターンが多いので無理はしない様にしました。チェックポイントで「残り35分」のプラカードが出て、すると自分の走りでは大体3周くらい出来るかな、と見当とつけ、前回の様に「チェッカーだと思ったらもう一周あった」という事態に備えて、余力を残して走り、予想通りラスト1周を走って一番最後にチェッカーを受けました。

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熾烈な最下位争いww
気張れないには気張れないなりの理由がありそうです

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Bクラス4人中3位ww
んん〜〜、スクール通ってる回数から行けば
トップクラスの筈なんだけどなー


*反省点
   今回は始まる前から無理しない方針で走ったので、反省点がいくつかあります。
   まず、いくら無理しないと言っても、もうちょっと頑張って走れば良かったかな、という事。今までは無理も頑張るも、必死こいて走ってトロくさい走りだったのですが、今回は人が見てる所では気張って走ろうとした訳ですし、またそのやり方も判ってた訳ですから、人の見てない所でももちっと頑張るべきでした。まぁ、ここら辺の加減は難しいところではありますが。
   走ってて気が付いたのは、自分は高速でコーナーに進入しているのが苦手、というか下手だな、という事。例えば、直線で加速してもコーナーの手前で十分減速しなければならないとか、放っておいても車速が上がる下り坂でアクセル開けられないとか(クラッチ切ってブレーキ掛けて下ってくる)。結果、スムーズに走れずタイムロスも多いのですが、コーナーリングの基本的な部分で何か欠けているんじゃないかと思います。
   今回も早い人には先に行って貰える様にラインを空ける様にしたのですが、時と場合によってはコースの斜面を走って避けたりと、普段なら走らないラインを走ったりして自分でも驚いたりしたのですが、それが出来るなら他の時もそうやって走れや、と自分にツッコミ入れてたりしました(笑)。しかし、AAやAクラスの人が相手ならともかく、A2クラス下位の人や、同じBクラスの人にまで譲ってたのは、いささか敢闘精神に欠けるのではないか、とも思えなくもありません。
   この辺りを意識して、次回はもっと頑張りたいと思います。


strong in command






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tanisi_corp at 00:00コメント(14)

2011年06月05日

   今年のモチュールカップ開幕戦は、ゴールデンウィークの中日、5月1日という事で、たまにはバイク以外の事をやろ〜とパスしたところ、色んな人から「たにし君、どーして開幕戦来なかったの?」と言っていただき、どーあっても第2戦は出ないとイカンかなー、という雰囲気になりました。
   ところが、こういう時に限って、レースの日程は目白押し。まず震災の影響で4月10日に開催されるはずだった第28回ベースキャンプエンデューロが5月29日に移動。6月12日はJNCC第3戦の爺ヶ岳という事で、3週連続レースという次第になってしまいました。もっとも、5月29日は例年より早い梅雨入り。しかも台風到来という事で大雨。かつその週は仕事が忙しくて、もしベーキャンに無理に出たら、モチュールカップ第2戦の準備が間に合わない可能性が大。という事で、ベーキャンは応援だけに止めました。(エントリーして出走しなかったのは、これで3回連続)
   お陰で、モチュールカップの準備は、装備、心身ともに十分整える事が出来、いつもの様に前日朝から現地入りしました。

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朝のライダーズミーティング
今回は初めての人もいましたので念入りにw




■試走はバッチリ
   以前は前日夜か当日朝に現地入りする事が多かったのですが、最近は前日のコーステープ張りからお手伝いするのは、テープ張りながらコースを歩く事で、どんな具合のコンディションか見れるメリットがあるからです。2日ほど前に雨が降ったので、もしかしたら谷底などはグチャってるかなー、と思っていたのですが、陽に当たるところはイイ感じに乾いてベストな状態でした。
   先生の試走が終わってから自分もコースイン。最初はタイヤの空気圧を前後とも0.7にしていたのですが、ロックセクション、桑畑、南コース下の獣道といった、グチャポイントはそれほどグチャっておらず、むしろ空気圧が低すぎてズリズリ滑る感じでしたので、前後0.8に合わせ直してみるとバッチリでした。
   今回は逆回りという事で、ロックセクションや獣道の大坂は下り、という具合でしたが、路面がイイ感じなので問題なくクリア。本コースのモトクロスセクションの下や中級コースでコースの間を走る凸凹セクションが設けられていて、歩いて見た時は「エライとこ走るんやなー」と感じたのですが、実際に走ってみたら、落ちついていけば突破出来る事が判り、これならイケル!という感じ。
   これまでのモチュールカップでは、試走の段階でも一か八か的な走りで、突破出来たら取り敢えず安心、という感じでした。ところが今回は、難しい所は落ちついて、開けれる所は3速で、つまり2速オートマ走法はやってませんでした。例えば、桑畑コースなどは上りも下りも2速だと、かえって遅くてギャップを拾ってしまってしんどくて、3速で行った方が楽チンだったからです。これは今までの自分の走りには無かった事で、めざましい事です。エア抜き、ビギニング調整、その他、習った事がジグソーパズルの完成間際みたいに、ピタっピタっと合わさってきた様な感じでした。

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今回は20名でのレースとなりました


■新設のBクラスで
   BTC市貝で前泊した選手は自分だけ。そろそろカエルの鳴き声が凄まじいか、と思ってたのですが、パドックの方はまだカエルになってなかったみたいで静かでした。夜のそこそこ涼しくて、トランポのドアは全閉でしたので、安眠できて体の方も気力体力十分でした。
   今年のモチュールカップは、AA、A、A2クラスの下にBクラスが新設されました。以前のBクラスは1.5時間だったのですが、新設のBクラスはAA〜A2と同様、30分の下見ラップ+2.5時間です。というのは、A2クラスの人数が増えて、底辺の人(まぁ自分なんですがw)がなかなか表彰台に近づけん、という事で、新しく新設された訳です。従って自分はBクラスでエントリーです。
   自分より上手な人は皆さんA2クラス以上にエントリーされますし、最近腕を上げた上にKTMに乗り換えたとウワサのdb殿は、糸魚川の5時間EDに行って不参加。今回Bクラスにエントリーしたのは、初参加の#60、#61のお二方(しかも初心者と言って折られる、、油断はならないけどw)と、シブヤ家のS太君、そしてワタクシ。……という事は、もしかするとPrimo Victoriaかも。いや、どうあっても勝たねばならん!と意気込んで、いそいそ準備に取りかかりました。

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昨日の試走で少々バイクが汚れてますが
洗車しなきゃならんほど土が付いてません



■下見ラップもバッチリ
   ライダーズミーティングと記念撮影のあと、1000時から下見ラップ。自分は昨日試走を走ってますので気持ちに余裕がありましたが、下見ラップは他の皆さんと一緒に走るので、うっかり転けたりすると迷惑が掛かります。ですので慎重にライド。でも、昨日以上にコンディションが良くなっていて、ノーミスで帰ってくる事が出来ました。
   とにかく、今回の様なベストなコンディションな時はまずありません。ロックセクションに向かう下りや、ロックセクション、初級中級コースのタイトコーナーといった、苦手ポイントは慎重にパスしていき、その他の開けれる所は積極的に3速で開けていく、それが今回の作戦です。昨日の感じからすれば、やれる自信は十分ありました。
   むしろ心配なのは給油の問題で、今までの走りなら100分無給油で走っても余裕がありましたが、今回はもしかしたら燃料不足に陥ってしまうかもしれません。そこで、5リットルのジェリカンにスパウトを付けて直ぐに給油できる様にし、60分経ったら取り敢えず様子見に帰ってくる事としました。

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本番は試走の時以上に乾いてドライコンディション
とても走りやすかったです




■転倒4回の大誤算
   そして1030時スタート。自分はいつもの様にケツから2/3くらいで発進した訳ですが、今までと違うのはあまり緊張してなかった事。やはり試走&下見ラップで自信つけると全然違うものです。取り敢えず最初の1周は、早い人にドンドン先に行って貰って自分の走りが出来る環境づくりのつもりで、抑えて走りました。
   イイ感じにバラけて自分一人で走ってる様な感じになった2周目。南コース下からパドックの下に向かう下りの90度左コーナーでいきなり転けてしまいました。ここ、実は苦手なのですが、調子こいて雑な曲がり方をした様です。ヨッコラショとバイクを起こし、キック2発で再発進。「調子こいたらイカンなー」と丁寧な走りを心掛ける事にしました。
   ところが3周目で初級コースのタイトコーナーで転倒。直ぐさま起こしはしたものの、なかなかエンジンが掛からず困りました。しかも後方から#77が迫っています。休んでないで直ちに発進。疲れない程度に抑えて走って、体力の回復を待ちました。
   走っている内に体力気力が恢復して、4周目はそれなりに開けて走る様にしました。やはり今回は走りやすい路面で、走っている限りはあまり疲れません。この調子でコンスタントに走っていけば、結構いい成績残せるかもー、と思い始めました。
   なのに5周目、ロックセクションの下った所のグチャグチャでバランスを崩して転倒。起こすのも大変でしたが、緩やかな勾配がついている所なので、なかなかエンジンが掛からない。ここで止まると、グチャグチャ道を突破するのが一苦労です。案の定苦労して、かなり息が上がってしまいました。
   そして初級コースのタイトコーナーでエンスト。かなり腕が上がってきてるのか、自分がフニャフニャになってるのが判ります。ふと後ろを見ると、#60が迫っている。この人にパスされるのだけは、どーあっても避けたい。慌てて再発進。ところが疲れてるのであまり飛ばせない。桑畑コースもトロトロと走る感じ。まぁ、ここで焦っても疲れるだけなので、ミスしない程度に走っていれば、いずれ#60の方がミスってくれるはず、、でした。
   しかし、ミスったのは自分の方。MXコース下のコースとコースの間のガレセクションに入る手前でズベって転けてしまい、#60に抜かれ心が折れてしまいました。後ろから追いかけるより、追いかけられている方がよっぽど精神力を消耗する、というのを思い知りました。
   やっとこ起こして発進したものの、それ以上走る元気がありません。ともかく転けない様に走って、恥も外部もなくピットインして、トランポの荷室に倒れ込みました。時間は丁度1時間。ヘトヘトに疲れてる自分に驚きつつ、開き直って昼寝してしまいました。

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訳の分からん写真ですが
今回走ってるところの唯一のスチールですw



■昼寝をはさんで

   そのままゴロゴロと寝てた訳ですが、ずっと寝転がってるとあっという間に時間は経ってしまうもので、気が付いたら30分過ぎてました。このまま寝てるとレースが終わってしまって、あとで何言われるか知れたものじゃありません。大分気分も良くなってきたので、残り1時間走る事にしました。
   走り出してみて意外に思ったのは、元気であればそこそこの車速で走れる事でした。まぁ元気がなくなるから2速オートマ走法になったりする訳で、30分も休めば元気にもなるわなー、とか思ってた訳ですが、元気だったのは2周目までで3周目に入るとまたもヘバヘバ。ともても走る気にならないので、再びピットインしてトランポの荷室でごろ寝。勝利の希望を失った途端、頑張りも効かなくなった感じでした。
   そのまま昼寝をキメ込みたかった訳ですが、まぁ最後の一周走ってチェッカーくらいは受けた方が良かろう、という事で、ラスト8分で走り出しました。自分は1周大体10分くらいは掛かっている筈ですから、丁度1周走った辺りでチェッカーになるはずでした。
   ところが、最後の最後にきて、左のタイトコーナーがメチャクチャ掘れてて、インからクリアしようとして失敗。アウト側の深いワダチにフロントがハマってしまい、エライ事になりました。取り敢えずバイク起こしてリアをワダチに放り込んで、悪態つきながらバックさせて、ようやく再発進。息も絶え絶えになりながら坂を上がって、せめてみんなが見てる前では元気に走る様に心掛けました。
   で、やっとこチェッカーかと思ったら、先生が「ラスト1周」のプレート出して待ってました(爆)。思わず「ええ〜〜、もう1周あんの〜〜〜!」と魂の叫びが出てしまいました。とにかく、もう1周分の気力は残してなかったので、トロトロとミスしない様に走り、人が見てるとこだけは元気に走って、今度こそチェッカーを受けました。

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閉会式
モチュールカップって、敷居が高いと思ってる人が沢山いるみたいで(汗)
そんな事、全然ないんですけどねー



■結果は最下位。でも自己評価は
   雨が降りそうだったせいか、今回は早めに閉会式が始まりました。結果はBクラス4位。まさかの最下位です。まぁ、延べ1時間近く寝てたので、仕方ないといえば仕方ないですが、去年の最終戦などは休憩なしで余裕しゃくしゃくで帰ってきた訳ですから、この内容、この結果には些か驚きました。
   ただ、あとで貰ったラップタイム表を見てみると、去年の今頃に比べると、総じて1分から1分半タイムが縮まっていました。休んだ後も周回でもタイムが落ちるところがなかったのを見ると、確実に去年よりはタイムが良くなっている。確かに、元気な時の走りは、今までの自分とは別人の様な感じがしていました。
   当面の課題は、この走りをキープしつつ、ちょっとやそっとではバテない筋力体力を作っていく事だなー、と感じました。何にしても、休んだレースは終わってからの不完全燃焼感があるもんだ、と感じつつ帰宅しました。


Baptised in fire






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