ガエルネ
2019年09月06日
去年買った29cmのSG10は、それまでのガエルネの29cmとは若干サイズが違ったのか、どうしても右足が痛くて(左足もキツキツ)、結局手放す事に。その後、ファストバックが復活したのですが、これがどうした事かサイズが28.5cmまでしか無い。イタリア本国に29cmを頼む手もありましたが、またしてもキツくても困りますし、買いあぐねていました。しかし、これまで履いているファストバックの傷みが限界に達しつつもあり、ネットショップに残っていた29.5cmのSG10を調達する事にしました。
どうでも良い事ですが
長靴を履くと踵を鳴らしたくなりますw
■家で履いてみた感じ
自分が買った29.5cmの黒のSG10は、その時点では最後の一足だった様で物は直ぐに届きました。サイズ交換は1回は可能なのですが、29cmも30cmも在庫切れの状態では交換のしようもありません。まぁ、29cmはすでにダメだったので、29.5cmに賭けたと言ったところです。
さて、履いてみた感じは、今度は流石にバッチリ。緩くもなくキツくもなく、ちょうど良い感じです。まぁ、こういうのって、履いてみない事には分からないし、デカいサイズは店に置いてないので、買ってみて初めて分かるってもんですよね。昔は29cmで入る程度に足が細かったのかもしれません。まぁ、何にしても入る靴が買えるのはありがたい事です。
むしろ問題だったのは、ふくらはぎの方。上の方が完全に閉まりきらず、どう頑張っても5mmほど開いてしまう。29cmの時もそうでしたが、デカいサイズんだから、大きめに作っておいてくれれば良さそうなもんですが、どうもSG10は細身に作ってある様な印象です。まぁ、どうしても閉まらなければ、養生テープでも巻いて泥の侵入を防ぐほかありません。
右足は丁度、左足はほんのちょっと余裕がある感じ
右がキツイのは、去年の盛岡の風土病事件の影響なんでしょうね
その日のコンディションによっては
ふくらはぎが太くなって、閉まらない事があります
■ドレスアップ
前回買った時も感じたのですが、SG10はストラップの黒で、ブーツ本体も黒。ぶっちゃけ地味なのです。まぁ、そもそも黒を選んでいる時点で派手志向ではないのですが、それでもちょっとワンポイント欲しい。と言う事で、白のストラップに変えてみました。こうしたからと言って、別にタイムが上がる訳でもなければ、むしろ白だけに土汚れが目立つ様になるのですが、でもまぁ、白に変えた方がやっぱり格好いい。「オシャレは足元から」と言いますから、これはこれでアリでしょうw
別売で取り寄せた白のストラップ
ストラップが白いと、良いアクセントになります
■実際に使った感じ
前回も同じ様に感じましたが、ファストバックに比べるとお値段が高いせいか、かなりかっちりした感じです。守られてる感は半端ないです。新品特有の硬さがありますが、29cmの時に感じた痛くなるほどの圧迫感はなく、走っている内に足に馴染んできました。
0.5cmサイズアップしたので、操作感にも違和感があるかと思ったのですが、長さによる違和感よりも、つま先の形状の違いによる違和感、具体的にはつま先がシフトペダルの下に突っ込みにくく、実際にはソールの縁でシフトペダルを上げる格好でないと、シフトアップが出来ませんでした。
0.5cmサイズアップしたので、操作感にも違和感があるかと思ったのですが、長さによる違和感よりも、つま先の形状の違いによる違和感、具体的にはつま先がシフトペダルの下に突っ込みにくく、実際にはソールの縁でシフトペダルを上げる格好でないと、シフトアップが出来ませんでした。
ウチに帰ってからSG10とファストバックのつま先を見比べてみると、ファストバックはつま先がシュッと滑らかに下り坂になっているのに対して、SG10の方はちょっとツンと上向いた感じになっていました。おそらく、この形状の違いがシフトアップの操作に差が出たのだと思います。
対策としては、トライアル車の様にシフトペダルの位置を上に上げるくらいしか、機械的な対策は思い付かないのですが、シフトダウンよりアップの時の機敏さの方が自分にとっては重要に感じるので、今度試してみようと思います。
とにかくカッチリした感じ
まぁ、ブーツと言うのは
いっぺん泥に足を突っ込んだら、馴染んでくるものです
ファストバックとのつま先の違い
わずかな違いですが
SG10の方がペダルの下につま先を突っ込みにくいです
2018年01月12日
自分は「日本人専用木型」が使われているガエルネのブーツが好きで、既にこれまでにED PRO、FASTBACKと履き継いできました。ところで、そのFASTBACKも2代目で5年以上履いているという事もあって、そろそろブーツの買い替えをしようと思いました。FASTBACKで別に不満がなかったので、次のもそれで良かったのですが、なんでも廃版とか。後継はGリアクトかSG10という事らしいのですが、Gリアクトは安いだけあって質感があまり良くなく、消去法で高い方のSG10を選ぶ事にしました。
■履いてみた感じ
これまでブーツは、サイズが29cmという事もあってお店で頼む事が多かったのですが(28cm以上は、イタリア本国に頼む必要があったため)、最近は国内でも30cmまで在庫してて、しかもジャペックス自体がYahoo!にショップを持っていて、直接頼む事が出来る様になっています。5万ちょいする高いブーツですが、ストアポイントだのYahoo!プレミアム会員限定!ポイント5倍!だのYahoo! JAPANカードご利用で毎日ポイント3倍だの5のつく日[アプリ利用で最大+4倍]だのだので、10%もポイントが付く(実質1割引)のがうれしいです。
さて、在庫があったらしくて速攻で届いた訳ですが(自分のあと、29cmだけ品切れになった)、やっぱり新品のブーツというのは、いつ見ても、いつ履いても良い物で、窮屈なところを無理無理足入れて行く感じがとても良いです。もっとも、新品の状態でレースに出る訳にも行かないので、開幕戦までに水に濡れたり泥に突っ込んだりして、多少広げて行かねばなりません。
それはさておき、軽くインプレです。SG10は昔からあったのですが、若干モデルチェンジしている様で、昔のはFASTBACKのより立派なヒンジ式フローティングレーサーバックが付いていたのですが、それは廃止された様です。まぁ、よく割れたりした様で、あまり評判よくなかったのかもしれません。重さを計ってみたところ、両足で4.4kgという事で、FASTBACKより300g重いのですが、実際履いてみた感じは全然気になりませんでした。FASTBACKではMXジャンプインナーソールという分厚い中敷きが入っていたのですが、SG10ではペラい標準インナーソールでした。まぁ、現状ではまだまだキツキツですし、大してジャンプも飛ばないので、当面はこれで良しとしました。
最近のブーツ、ニーブレース対応で、バックルの位置を変更できる様になっているのですが、SG10はさすが上等だけあって、3段階に移動出来ます。しかも予め穴が開けてあるので楽です。この辺り、自分で穴開けしなきゃならない安いサイファーJとは懲りようが違います。

そこそこ良い値段するだけに、出来映えも良い感じ
新品なので、足指の両サイドが結構キツいです

左からFASTBCK、GS10、サイファーJ
SG10は足のサイドまでプラパーツに覆われていて
プロテクションが高そうです
(その分、足もキツいですが)

各々のブーツの背面
やはり値段相応にゴツさに差があります

バックルの調整位置の違い。サイファーJは
他の二つよりも一番上のバックルの調整範囲が短く
エクストラロングストラップに付け替えないと
大人がニーブレース着けて履くには厳しいです

各々のブーツの内側
メッシュでない方が泥が着いた時に洗い易そうです

左はFASTBACK、右がSG10
同じ29cmでも300gほど重さが違います

向こうずねのガエルネのGマークの違い
SG10のマークの方が好きです
■いきなりソール交換
ところで、昨年3月の雪のWEX勝沼で、最大の笑いと敗因となったのが、ツルンツルンに滑る坂道で、まったく足が立たなかったという事でした。そこでアドバイスされたのが、ソールをトライアルソールに交換する、という物。それだとあんなツルツルんとこでも、踏ん張りが効くというのです。調べてみると、ジャペックスの方でもリペアしてくれる事が分かりました。ところが、聞けば大阪にあるMTXRというお店が良い仕事する、との事。さっそくサイトを見に行ってみると、ビブラム社が新しく開発したT-REXというエンデューロソールが載ってました。ざっと読んでみると、やっぱりエンデューロにはこっちの方が良いかな、という気がして、T-REXに変える事にしました。
依頼はメールや電話で、という事だったので、まずメールして、そしてサイズ書き忘れたので電話入れて(久々に関西弁しゃべった)、宅急便でブーツ送って待つ事、1週間。赤いソールになって帰ってきました。仕上がりは上々で、知らん人に見せたら、最初っからこのソールだったと思うほどの出来映えです。
T-REXは黒のソールもあったのですが、あえて赤にしたのは、色付きはミディアムハードコンパウンドで、ハードコンパウンドの黒よりニュルニュルの所でのグリップ感が良いだろうと考えたからです。実際、カーペット敷いたリビングで踵を鳴らして不動の姿勢を取ろうとすると、ノーマルのMXソールならカチンと良い音立てて踵鳴らせるのに、T-REXはしっかりカーペットにグリップして足が動きませんでした。
こんな具合で、期待大のT-REXソールですが、ミディアムなだけに、削れたり減ったりするのもおそらく早いでしょうから、そこは消耗品と割り切って、へたって来たら交換するという方針で行こうと思います。

鮮やかな赤のT-REX
新設計のソールだそうで、グリップ感はたっぷりです

エンデューロソールは薄いイメージがあったのですが
比べてみるとMXソールとあまり違わないです

実は「黒のブーツに赤のソールってどうなん?」と思ってましたが
現物をみて、「これもありかな?」という気になりましたw
■履いてびっくり、閉じないよ?(2018.1.29追記)
さて、いよいよ慣らしという事で、練習でSG10を履いてみる事にしました。が、履いてみてびっくり、ブーツが全然閉じません。FASTBACKではバックルしてない状態で10mmほど隙間が空きますが、バックルを留めたら、5mmほど合わさって閉じます。ところが、SG10はまったく閉じる感じがしません。これはロングストラップに変えたらどうなるとかいう問題でなく、まったく閉じないのですから、履き様がないというもんです。
サイズはどちらも29cmで日本人向けの木型で作られてる訳ですから、サイズを間違えたという訳ではありません。となると、5年前のFASTBACKと今のSG10ではふくらはぎ周りのサイズが違う、という事になるのかも知れません。ED-PROから数えて4足目となるガエルネのブーツで、まさかこんな事になるとは思ってなかったので、完全装備の状態でブーツを試着してませんでした。大ミステイクだった訳ですが、さりとて上のサイズにしたらエエというもんでもないでしょうし、しかも29cmものサイズは店に置いてないので、試着のしようもないというもんです。買い替えたくても足が入らんというのは、非常に困る事です。
しかし、ぱっと見た目には、FASTBACKもSG10も、ふくらはぎ周りの大きさにそれほどの差がある様にも見えません。そこでウチに帰ってから、改めて完全装備で履いてみて、下から順番にバックルを留めて行きました。ストラップを少々キツめにして、締め上げる様な感じで留めて行くと、辛うじて合わさる様になりました。しかし、それでも上のマジックテープで留める部分は5mmほど隙間が空きましたので、ニーブレースを若干上にずらして、どうにか塞がる様になりました。
これまでと比べると、どこがどう変わったと言われると分からないのですが、なにかしら設計が変わった様な、そんな気がします。少々キツいのですが、まぁ新品だからキツいのは当たり前ですし。とにかくもちゃんと合わさる様になったので、次回から慣らして行こうと思います。
■履いてみた感じ
これまでブーツは、サイズが29cmという事もあってお店で頼む事が多かったのですが(28cm以上は、イタリア本国に頼む必要があったため)、最近は国内でも30cmまで在庫してて、しかもジャペックス自体がYahoo!にショップを持っていて、直接頼む事が出来る様になっています。5万ちょいする高いブーツですが、ストアポイントだのYahoo!プレミアム会員限定!ポイント5倍!だのYahoo! JAPANカードご利用で毎日ポイント3倍だの5のつく日[アプリ利用で最大+4倍]だのだので、10%もポイントが付く(実質1割引)のがうれしいです。
さて、在庫があったらしくて速攻で届いた訳ですが(自分のあと、29cmだけ品切れになった)、やっぱり新品のブーツというのは、いつ見ても、いつ履いても良い物で、窮屈なところを無理無理足入れて行く感じがとても良いです。もっとも、新品の状態でレースに出る訳にも行かないので、開幕戦までに水に濡れたり泥に突っ込んだりして、多少広げて行かねばなりません。
それはさておき、軽くインプレです。SG10は昔からあったのですが、若干モデルチェンジしている様で、昔のはFASTBACKのより立派なヒンジ式フローティングレーサーバックが付いていたのですが、それは廃止された様です。まぁ、よく割れたりした様で、あまり評判よくなかったのかもしれません。重さを計ってみたところ、両足で4.4kgという事で、FASTBACKより300g重いのですが、実際履いてみた感じは全然気になりませんでした。FASTBACKではMXジャンプインナーソールという分厚い中敷きが入っていたのですが、SG10ではペラい標準インナーソールでした。まぁ、現状ではまだまだキツキツですし、大してジャンプも飛ばないので、当面はこれで良しとしました。
最近のブーツ、ニーブレース対応で、バックルの位置を変更できる様になっているのですが、SG10はさすが上等だけあって、3段階に移動出来ます。しかも予め穴が開けてあるので楽です。この辺り、自分で穴開けしなきゃならない安いサイファーJとは懲りようが違います。

そこそこ良い値段するだけに、出来映えも良い感じ
新品なので、足指の両サイドが結構キツいです

左からFASTBCK、GS10、サイファーJ
SG10は足のサイドまでプラパーツに覆われていて
プロテクションが高そうです
(その分、足もキツいですが)

各々のブーツの背面
やはり値段相応にゴツさに差があります

バックルの調整位置の違い。サイファーJは
他の二つよりも一番上のバックルの調整範囲が短く
エクストラロングストラップに付け替えないと
大人がニーブレース着けて履くには厳しいです

各々のブーツの内側
メッシュでない方が泥が着いた時に洗い易そうです

左はFASTBACK、右がSG10
同じ29cmでも300gほど重さが違います

向こうずねのガエルネのGマークの違い
SG10のマークの方が好きです
■いきなりソール交換
ところで、昨年3月の雪のWEX勝沼で、最大の笑いと敗因となったのが、ツルンツルンに滑る坂道で、まったく足が立たなかったという事でした。そこでアドバイスされたのが、ソールをトライアルソールに交換する、という物。それだとあんなツルツルんとこでも、踏ん張りが効くというのです。調べてみると、ジャペックスの方でもリペアしてくれる事が分かりました。ところが、聞けば大阪にあるMTXRというお店が良い仕事する、との事。さっそくサイトを見に行ってみると、ビブラム社が新しく開発したT-REXというエンデューロソールが載ってました。ざっと読んでみると、やっぱりエンデューロにはこっちの方が良いかな、という気がして、T-REXに変える事にしました。
依頼はメールや電話で、という事だったので、まずメールして、そしてサイズ書き忘れたので電話入れて(久々に関西弁しゃべった)、宅急便でブーツ送って待つ事、1週間。赤いソールになって帰ってきました。仕上がりは上々で、知らん人に見せたら、最初っからこのソールだったと思うほどの出来映えです。
T-REXは黒のソールもあったのですが、あえて赤にしたのは、色付きはミディアムハードコンパウンドで、ハードコンパウンドの黒よりニュルニュルの所でのグリップ感が良いだろうと考えたからです。実際、カーペット敷いたリビングで踵を鳴らして不動の姿勢を取ろうとすると、ノーマルのMXソールならカチンと良い音立てて踵鳴らせるのに、T-REXはしっかりカーペットにグリップして足が動きませんでした。
こんな具合で、期待大のT-REXソールですが、ミディアムなだけに、削れたり減ったりするのもおそらく早いでしょうから、そこは消耗品と割り切って、へたって来たら交換するという方針で行こうと思います。

鮮やかな赤のT-REX
新設計のソールだそうで、グリップ感はたっぷりです

エンデューロソールは薄いイメージがあったのですが
比べてみるとMXソールとあまり違わないです

実は「黒のブーツに赤のソールってどうなん?」と思ってましたが
現物をみて、「これもありかな?」という気になりましたw
■履いてびっくり、閉じないよ?(2018.1.29追記)
さて、いよいよ慣らしという事で、練習でSG10を履いてみる事にしました。が、履いてみてびっくり、ブーツが全然閉じません。FASTBACKではバックルしてない状態で10mmほど隙間が空きますが、バックルを留めたら、5mmほど合わさって閉じます。ところが、SG10はまったく閉じる感じがしません。これはロングストラップに変えたらどうなるとかいう問題でなく、まったく閉じないのですから、履き様がないというもんです。
サイズはどちらも29cmで日本人向けの木型で作られてる訳ですから、サイズを間違えたという訳ではありません。となると、5年前のFASTBACKと今のSG10ではふくらはぎ周りのサイズが違う、という事になるのかも知れません。ED-PROから数えて4足目となるガエルネのブーツで、まさかこんな事になるとは思ってなかったので、完全装備の状態でブーツを試着してませんでした。大ミステイクだった訳ですが、さりとて上のサイズにしたらエエというもんでもないでしょうし、しかも29cmものサイズは店に置いてないので、試着のしようもないというもんです。買い替えたくても足が入らんというのは、非常に困る事です。
しかし、ぱっと見た目には、FASTBACKもSG10も、ふくらはぎ周りの大きさにそれほどの差がある様にも見えません。そこでウチに帰ってから、改めて完全装備で履いてみて、下から順番にバックルを留めて行きました。ストラップを少々キツめにして、締め上げる様な感じで留めて行くと、辛うじて合わさる様になりました。しかし、それでも上のマジックテープで留める部分は5mmほど隙間が空きましたので、ニーブレースを若干上にずらして、どうにか塞がる様になりました。
これまでと比べると、どこがどう変わったと言われると分からないのですが、なにかしら設計が変わった様な、そんな気がします。少々キツいのですが、まぁ新品だからキツいのは当たり前ですし。とにかくもちゃんと合わさる様になったので、次回から慣らして行こうと思います。
2009年02月20日
昨年9月に左膝を痛め、アスタリスクのCELLを購入した時に思ったのは、「膝をここまで強化したからには、足首も強化した方がいいなぁ」という事でした。それまで履いていたED-PROは、到着した当初こそスキーブーツみたいに足首の曲がらないブーツでしたが、油塗ったり泥水に浸かったりしている内に、良い感じに柔らかくなってしまい、足首はクニャクニャに曲がる様になっていました。歩いたり、シフトチェンジしたりする分には楽ですが、咄嗟に足を着いた時に足首を痛めそうですし、この頃習った基本乗車姿勢は、足首は90度に維持するって事になってますんで、足首がクニャクニャってのもなーってのがありました。そこで、CELLを買った時に付いてきた10,000pt近いポイントを援用して、新しいブーツを買う事にしました。
どのブーツを買うか。猿ヶ島では、アルパインスターのテック8などを履いている人も多いのですが、実際に試着してみると、やはり甲高の自分には横幅が狭い。あと重い。やはり日本人向けに設計してあるガエルネの方がいいな、という事になりました。となれば、最高級のSG10を買いたくなった訳ですが、履いてみるとこれまた重い。かといって、サイファーじゃなぁ、という事で、消去法でFASTBACKにする事にしました。もっとも、消極的意図でFASTBACKを買ったつもりは全然なくて、今の自分の要求にマッチしてるのは、これかなぁ、という感じです。要するに、足首をしっかりガードしてくれて、多少のジャンプの着地のショックにも耐えて、かつ買える値段。もちろん、ニーブレースにも対応。あえて最高級品である必要はない、という訳です。
なお、サイズは今回も29cmにしました。多少痩せて、足も細くなったのですが、すでに29cmのブーツで慣れてしまっているので、もし大きければ中敷きやソックスで対応する事にしました。また、28cm以上はイタリア本国に取り寄せという事になるので、早めに注文し今年の春から実戦投入を見込みました。





■使用感
さて、さっそく練習で使ってみた訳ですが、始めの内は、シフトアップはしにくいし、ブレーキは踏んでも踏み切れないしで、少々怖い思いをしました。しかし、ブーツの感覚に慣れてくると、そこらいの問題は解消されていきました。
それよりも、転けて足を捻る様な格好でバイクの下敷きにしてしまったのですが、まったく問題ありませんでしたし、ウッズの狭い道を足こぎしながら走っても、ブーツがかっちりしてるので安心して足を出せました。
心配してたフラットソールも、斜面で何度かバイクを起こす羽目になったのですが、問題なく地面に踏ん張れました。ジャンプしても着地のショックが少なく、ステップの上で足の踏み替えも楽に行えて、なかなか具合が良かったです。
2007年05月27日
ところが、店に置いてあるのは28cmまでで、自分の足が入る29cmはイタリア本国に取り寄せ、という事で、注文から手元に来るまでに3ヶ月を要しました。地球の裏側、旧同盟国から海を渡って遠路はるばるやってきたこのブーツ、感慨ひとしおです。