工具&用品

2019年05月20日

 2008年にタイヤ交換の仕方を習って以来、タイヤ交換の道具はその時に教わった物を基本的に使っています。交換する台は、ホームセンターで売っている角材を切った物で作った木枠を長らく使っていました。しかし、地面に置いてしゃがんで作業するのがしんどいので、本格的なタイヤチェンジャーを買う事にしました。



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如何にも「それっぽい」タイヤ交換の道具






■選定

 タイヤチェンジャーは色んなメーカーから発売されていますが、自分が選ぶ条件としたのは、「立ったまま作業が出来る物」「可搬性に優れている物」の2点でした。2番目の条件は、トランポに常備するのを意識しての事です。そしてこの条件に見合ったのが、UNITのポータブルタイヤチェンジャーでした。
 このポータブルタイヤチェンジャー、見た目は3本足の真ん中の棒にホイールを差し入れて使う物で、正味の話し、ちょっと華奢で大丈夫なのかな?という印象を持ったのですが、メーカーの動画を見て、意外にも頑丈そうなのと、ホイールを支える輪っかなり台なりがなくても、棒だけで十分支えれそうな事が、購入の決め手となりました。

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届いた時の状態、結構重たいです

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全バラにした状態
足がボルト留めと言うのにこの時気が付きました


■構造

 ポータブルタイヤチェンジャーの梱包時の状態は、センターのパイプ(この中にホイールのシャフトやブレーキディスクの歪みを調べるスケールなどが収納されている)に沿う様な形で3本の足がボルト止めされており、ボルトを外して足を付け替える事で使用できる様になります。また、足の付け方によってセンターパイプの高さを変える事が出来ます。しかし、取扱説明書が入っていた訳ではないので、自分でバラして確かめました。
 ここで感じたのは、「ポータブル」というと「コンパクトに収納出来て、かつ直ぐに使える物」というイメージを持っていたのですが、そうでなかったという事。実は足がシャキーンと展開できると予想してたのですが、ボルト止めでいちいち外して付け直さねばならず、立った状態で使える高さにする為には、収納時と反対方向に足を付けねばならず、もちろん収納する際にはまた足を逆に戻さねばならず、とても「さっと使ってさっと直す」という使い方は出来ません。言うならば、「折り畳み出来るタイヤチェンジャー」であって、一旦組み立てたら出来ればそのままにしておきたい感じです。

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入っていた説明書きはこれだけ

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広げてみた感じ



■使用感

 昔はレースの度にタイヤを中古→新品に交換してましたが、最近はすっかりズボラになって、なかなかタイヤ交換しません。しかも、VE33Sなどタイヤの持ちが良いのでなおの事です。という訳で、せっかくタイヤチェンジャーを買ったのになかなかタイヤ交換する機会がなかったのですが、VE33SからミシュランのFIMタイヤに交換する事になったので、やっとこ機会が巡ってきました(一年ぶりの交換)。
 このタイヤチェンジャー、一応はポータブルなのでトランポに積んで運用する事を想定してましたが、いざ積んでみると結構場所食うので、結局、足を組んだ状態で自宅の物置に置きっ放しにしてました。なので、タイヤを差し込むシャフトも出しっ放し、足もガタつかない様にボルト留めしっ放しでしたので、使う時はさっと展開できました。が、ぶっちゃけ、家に置いておくなら、足の固定用のボルトは要らんかな、と思いました。
 さて、早速使ってみたのですが、確かに地面にしゃがまないで使えるのは楽です。膝も痛くなりません。しかし、地面に置くのに比べて、どうしても安定感が無く(レバーを使うと、タイヤチェンジャーがが動いたり)、かつ地面にしゃがんだ時の様に上体の体重を利用するのがやり難く、メリットもあるけどデメリットもある、という感じがしました。タイヤチェンジャーをだとホイールをクルクル回せるので、その点は楽だなと思いました。
 強度的には十分らしくて、最後20cmのところでビードが入らずレバーも外れてしまった時、ホイールをひっくり返してタイヤの上から体重をかけて少しビードを外しましたが、こうした作業でもビクともしませんでした。一見華奢ですが、頑丈です。
 今回初めて使ったので、まだまだ使い慣れてないのでしょうが、慣れたらタイヤチェンジャーの方が良くなって来るかもしれません。

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作業中、チェンジャーがズレない様に
足を足で踏んでおくといい感じです

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久々のタイヤ交換で一番面倒くさい事になりました
リカバーで結構力掛けましたが
タイヤチェンジャーはビクともしませんでした

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嫁さんがしゃがむのがイヤと言うので
このタイヤチェンジャーを買ったんですよねぇ


■運用

 上にも述べた様に、当初はトランポに常備して使うつもりをしてたのですが、ポータブルと言うにはデカイですし、足もワンタッチで開閉出来ないとあって、全然ポータブル感が無いので、このタイヤチェンジャーは自宅用です。
 一番ネックになるのは、やっぱり足です。ボルトの取り付け位置によってコンパクトにはなるものの、いちいちボルトを外して付け直さねばならないのは、めっちゃ面倒です。ナットを蝶ナットに変える事で若干マシになりましたが、それでも面倒には違いありません。
 そこで、そもそも普段は物置に入れておくなら、別にコンパクトにする必要も無いですし、足だってボルトで固定しなくても広がらない様に立て掛けておけば良いだけなので、足の支点になるボルトだけ付けておいて、後は外す事にしました。
 付属品のタイヤレバー入れもいちいち着け外しが面倒なので、最初から着けずに取っておく事にしました。

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ナットを蝶ナットに変えてみた図

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この状態で立て掛けて保管するなら
別に固定用のボルトは要らんと思います


《追記》
 後日、XR230のタイヤ交換にも使ったところ、フロントホイールのアスクルシャフトの径が細いらしく、タイヤチェンジャーに入れる事が出来ませんでした。もしかすると、小型のトレール車やミニモトもダメなのがあるかもしれません。

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まさか入らないと思わなかった








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2019年03月20日

 タイヤ交換に必要な工具と言うのは色々あるのですが、そこまで必要では無いけど有れば便利といった工具が最近増えています。UNITと言うメーカーは、「それにしか使わないけど有れば便利」系の工具を沢山出していますが、今回はその中から、ビードリフターを紹介します。

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こちらがビードリフター
明らかに鉄板を打ち抜いて作った工具です
リフターとは持ち上げると言う意味です






 さて、このビードリフター、いつ使うのかと言うと、片側のビードをホイールから外し、中からチューブを引き出す時に、ビードにこのビードリフターを差し込んでビードを持ち上げてビードとリムの隙間を開けて、指突っ込んでチューブを掴み出す時に使います。
 ビードリフターを買う前はどうしてたのかと言うと、ズバリ指をビードとリムの間に突っ込んで、指でビードを持ち上げたり、指の厚みの隙間からチューブ引き出したりと、かなり原始的な事をやってました。まぁ、そうするしかなかったのでそうしてたのですが、このビードリフターを使ってみると、指でやるより楽に大きく隙間を開ける事ができ、かつ指も痛く無いので有難いです。

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ビードリフターが登場するのは
片側のビードをホイールから外した時
この時しか使いませんw

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ビードの隙間にビードリフターを差し込んで
グッと持ち上げて隙間を作ります

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隙間が広く取れるので
チューブのバルブの所でも楽に外せます

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チューブがこんがらがってても
楽々引き出す事ができます


 ただこれだけの為の工具なのですが、やっぱりあると便利です。他の物でも代用できそうですが(例えば、タイヤレバーとか)、収納スペースとお金に余裕があるなら、あっても良いかなと思い買いました。値段は2000円ですので、この為だけに2000円出すのはどうか、と言う感じもしないでも無いのですが、そこは貯めたポイントで買うとか、経費で落とすとか、そう言う工夫をして安く手に入れるのが吉です。ともあれ、有れば便利は間違いないです。








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2019年02月20日

 オフロードバイクのレース始めると、やれメンテナンスがどうのという話しになるのですが、その整備で是非とも自分で出来る様になった方が良いのは、タイヤ交換です。その他の事は後回し、あるいは店任せにしても良いから、タイヤ交換は自分で出来る様になった方が良いです。その理由は、「コースや路面のコンディションによって、タイヤを履き替える必要がある」からです。オフロードタイヤの事をちょっと調べた人なら分かると思うのですが、各メーカーとも色んなタイヤを出しています。つまり、一種類のタイヤでオールマイティに使えるという訳でなく、使い分ける為なのです。
 今回は、自分がこれまで使ってきたタイヤと、タイヤに対する考え方、感じ方の変遷を語ってみたいと思います。

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タイヤは消耗品です
かつ、数値化されない戦力でもあります



■XR250時代
 XR250はご存知の通り、オフロードバイクでも公道を走るのを前提とした、いわゆるトレール車です。公道というとアスファルトで舗装された道路をイメージするのですが、アスファルトだけでなく砂利が敷いてある道も、土がむき出しの林道も、およそ私道や私有地、コース以外の、道路交通法の法令下にある道は公道です。オンロードバイクはもっぱらアスファルトの道路を走るのを前提としていますが、オフロードバイクはそうした舗装路以外も走るのを前提(というか、オフロードバイクですから、むしろオフを走るのが前提のはず)としていますので、オフもオンも走れるタイヤを販売時に履いています。
 そのXR250が履いていたタイヤは、ダンロップのD605という、タイヤでした。オンロードタイヤに太い溝が入っている様なタイヤです。オンでもオフでも走れるというと、オールマイティなイメージですが、これが極端にオフ寄りの路面なると、かなり上手な人でないと走れなくなります。それが自分が一番最初に、タイヤを替える必要を感じた機会でした。
 そこで、タイヤ交換の要領を習うついでに、ミシュランのT63を履かせました。今は廃盤になりましたが、当時は公道走れるトレールタイヤとして有名でした。モトクロッサーの様にトランポで輸送するのならレース専用のタイヤで良いのですが、当時はまだトランポを持っていなかったので、公道を走れるタイヤである必要があったのです。ところがこのタイヤ、ブロックのパターンが横一列の梯子状で横滑りするという評判でした。当時の自分はグリップがどうのと理解出来る感性はなかったのですが、それでも今ひとつ安心感がないのだけは感じていて、ドライな路面でもそうでした。

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一番最初に買ったオフロードタイヤ、T63
今は廃盤になって、アナキーワイルドになりました

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梯子状のブロックパターンですので
横滑りには弱かったと思います


 その様な訳で、T63を履いたホイールはツーリング&街乗り用として、別個にホイールを購入し、それにはミシュランのMOTOCROSS CROSS AC10を履かせる事にしました。AC10も公道に使えるタイヤでしたが、こちらはよりモトクロス向きに作ってあるタイヤでした。ブロックパターンは確かにモトクロスタイヤそのもので、アスファルトの道で使うと直ぐ減るとの事でしたが、コースではT63なんかよりも遥かに乗り易い感じで、以来、T63は使わなくなってしまいました。

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公道でも使えるモトクロスタイヤ、AC10
ブロックの高さも高く、車高がアップしました

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モトクロスタイヤなのでコース走行はもちろん得意
慣れてくると、アスファルトの道でも普通に使えました


 AC10は良いタイヤでしたが、マディとかツルツル路面ではツルツルするタイヤでした。当時はどんなタイヤ履いてても滑る路面は苦手でしたが(今も苦手ですが)、そういう時でもどうにかならんもんか、と試したのが、ミシュランのCROSS COMPETITION S12 XCでした。このタイヤは公道使用不可ですが、この頃には軽トラでバイクを運んで貰う事が多く、自走でない時でかつマディな時はこのタイヤを履いたホイールに付け替えていました。ソフト路面用という事で、確かにマディではAC10よりは滑らなかった気がしますが、実はこの後、ベストテクスクールに自走で通う様になり、ほとんど使わず終いでした。

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グチャグチャマディに対応するため買ったS12

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ところが、本番はあまりマディにならず
そのまま使わず処分してしまいました



■CRF250R
 CRF250Rは2010年式から2012年式へと乗り継いだのですが、タイヤについて何か知識が増えた訳でもなく、最初からモトクロスタイヤ履いているから、それでやろうといった考え方しかしていませんでした。2010年式に乗り換えた当時、モトクロスもエンデューロもそれで出ていたのですが、レースによってタイヤの種類を変えるといった思想はなく、レースには新品タイヤ、練習には中古タイヤ、ブロックの角が丸くなったら処分する、といった考え方しかしていませんでした。レースには良く出ていましたので、その度に新品タイヤへ交換するので、タイヤ交換の機会は多く作業に大分慣れました。
 2010年式のCRF250Rが新車時に履いていたタイヤが何だったか失念しましたが(ダンロップの何か)、グリップ感がイマイチと感じていたのでしょうか、2010年式ではミシュランのSTARCROSS MH3をよく使っていました。しかし、タイヤとしての特性に惹かれたとかではなくて、単にAC10に近いブロックパターンだったからだと思います。少しでも信頼性のあるタイヤに近いものを使いたかった、というところです。
 2012年式からは、ダンロップのGEOMAX MX51ばかりつかっていましたが、これは標準タイヤはあらゆる意味で標準的なんだから良いもんに違いない、といった様なあまり深い考えではありませんでした。

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この頃は、タイヤの違いとかグリップ感とか
そうしたものを感じる感受性が乏しくて
新しいかそうでないかが、信頼性の差でした

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走り難い、滑る、転けるというのは
自分のレベルが低いから、という風に考えていました

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その意味で、全然タイヤに気を使ってなかった時代でした


■XR230
 XR230を買ったのは、モトクロスにもエンデューロにも疲れて、トレールトライアルでもやろうかしら、と思ったのが発端でした。公道で使う気はなかったのですが、トライアルタイヤは何故か公道使用も可なIRCのツーリストでした。初めて履くトライアルタイヤのグリップ感は素晴らしく、どんなトコでもグイグイ前に出る感じがして、これは最強だ!と感じたものです。
 そんなトラタイヤもエンデューロ的に使い込んで行くと、コーナーでグニャとする感じがしたり、マディだと直ぐにスリック状態になってしまうなど不具合があり、エンデューロに出る時には使いませんでした。暫く、AC10を使っていたのですが、この頃からエンデューロタイヤが登場する様になり、ダンロップのGEOMAX AT81はオールアラウンドに使えるエンデューロタイヤとして重宝しました。特にリアタイヤが100/100-18といった薄いタイヤもあったので、スイングアームの短いXR230には持って来いでした。

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初めて購入したトライアルタイヤ、IRC TR011
その後ろにはダンロップのMX51があります

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このトライアルタイヤを使った事で
初めて“グリップ感”というのを体感できました

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この頃はモトクロスはやめてエンデューロ一本になってましたが
タイヤやもっぱらダンロップのAT81を使ってました



■CRF450RX
 XR230で仕切り直しをしている間に、CRF250Rはエンデューロ仕様に改装されて、CRF250R(X)となっていました。その頃は、エンデューロタイヤとしてダンロップのGeoMax AT81に絶対の信頼を置いて愛用し続けていました。
 その後、CRF450RXに乗り換えますが、この頃には、IRCのiX09GEKKOTAを筆頭とするガミータイヤが台頭しており、AT81もAT81EXがありましたが、自分はハードエンデューロには縁遠かったため、今だ使っておりません。一方でこの頃にはAT81は「何をしても出来るが、何をしても大したことがない」という印象を持ち始めていました。標準装備のタイヤというのは、そうしたものなのでしょう。
 そこで、「迷った時はVE」と言われるIRCのVE33を使ってみる事にしました。VE33を使った時のショックは大きく、「このタイヤや卑怯だ」と思ったくらいでした。もの凄いグリップ感、地面に食いついて前に押し出す感が素晴らしく、非常に良く言う事を聞いてくれる。それに比べたら、今まで履いてたタイヤは、ガラスの上でスリッパ履いた靴で走ろうとしてた様なもんで、走る事よりも滑らない事に注意を振り向けねばならない感じでした。
 遅まきながらVE33の威力を体感した頃、さらに強力なVE33S GEKKOTAが登場しました。その名の通り、ハードエンデューロ向きのタイヤなのですが、iX09のゲコタがトライアルセクション寄りだったのが、VE33のゲコタはエンデューロ向きのタイヤとして開発された様です。これまたVE33をさらに良くした様なタイヤで、しかも非常に持ちがよい。ここに来て、ようやく走りに集中できるタイヤに巡り会えた様です。

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IRC VE33S GEKKOTA
使用できる局面が多いだけでなく、持ちもいいタイヤです


■タイヤに対する考えの持ち方
 オフロードバイクのレースを始めた当初は、そもそもオフロード用のタイヤの概念がなく、減ってきたら交換するとか、ツーリング中にパンクしたら修理しなければならないからタイヤ交換の技術は必要、といった考え方しかありませんでした。
 それ故に、9000km使ったオンオフタイヤでマディのモトクロスコースに入って行き、あえなく沈没した訳ですが、この経験を経て、ようやくオフロード用のタイヤが必要なんだという事が理解できただけで、ではどのタイヤが、どの様な効果を発揮するのか、それが体感的に理解できる様になりには、長い時間が掛かりました。
 タイヤの善し悪しが理解出来る様になるのは、自分に合ったハンドルがどういうもんか理解出来るのと同じ様に、ある程度経験を積んで、レベルが上がってからでないと分からないものなのかもしれません。
 ただ、セオリー的なものはあって、例えば、「中古のタイヤより新品タイヤ」「ブロックの角がある方がグリップが良い」などです。「練習は中古のタイヤでやって、レースは新品のタイヤで出る」というのは、自分の技量をタイヤの性能で補おうとする気持ちの現れでもあります。この辺りは、どんな初心者の人でも、見た目で分かる事なので理解し易いと思います。
 しかし、グリップがどうのといった話しは、その「感覚」が理解できる様になるまで分かりません。分からなくても滑らない方が良いに違いない訳ですから、その際は「迷ったらVE」みたいなインプレに頼るも可だと思います。

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人によってはまだまだ使えるのでしょうが
自分はこのくらいで処分しています


 タイヤのグリップ感を体感する方法は、古くて固くて角の丸くなったタイヤと、新しくて角の立ったタイヤを、同じコンディションで使ってみるのが一番良いかもしれません。上でも述べましたが、自分はクロスパーク勝沼のパドックからコースに入る砂利道で、AT81だと弾かれて滑る様な感じで怖かったのが、VE33だとしっとりグリップして滑る様な感じがしなかったのを感じて、初めてタイヤの“グリップ感”というものを体感しました。
 なんにせよ、「どう転けたかも分からん」様な初心者・初級者の人は、タイヤでケチらず、新しくて良いタイヤを使って、気持ちよく練習するのがまずは先決であろうと自分は思います。

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新品同様だったものの、一年以上屋外に放置されてたAC10
空気圧を0.3以下にしてもカチカチでした









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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2019年01月10日

 ソケットの数が増えてから、ソケットホルダーはEHB315(9.5sq用)とEHD410(12.7sq用)を使っていましたが、クリップが樹脂製だけに経年劣化で緩くなってきた事と、エンドストッパーのネジをいくら締めても抜けてしまう事が多く、そろそろ買い替えかなぁ、と感じていました。そこで今回、若干高めですが、アルミソケットホルダーのEHBA310(9.5sq用)とEHBA410(12.7sq用)を買いました。

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パッケージはこんな感じ
緑が12.7sq、赤が9.5sq
買ってないので無いですが、黄色が6.3sqです

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どちらも長さは同じです
クリップの数も同じ10個です


■クリップの構造
 アルミソケットホルダーのクリップは、クリップ内にバネとベアリングが組み込まれた上等なタイプです。樹脂タイプのクリップは、9.5sqの方は緩みやすく、12.7sqの方はやや硬めで抜くのに力が要りましたが、アルミソケットホルダーのクリップは、9.5sqも12.7sqも抜き差しはサッと出来て、それでいてしっかりホールドしています。

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しっかり作り込まれたクリップ

 このアルミソケットホルダーのクリップは回転するという事で、物が来るまでどういう風に回転するのか分からなかったのですが、アルミのレールにはまるクリップの基部が円形で、基部ごと回る構造になっていました。クリップが回るってのは、有っても無くても良さそうな機能ですが、実は有った方が嬉しい機能で、ソケットの番手の打刻してある面に揃えたり、クリップの向きに合わせてソケットの向きをいちいち合わせなくても入れる事が出来るので楽です。

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クリップは基部ごと回る構造です
基部のサイズが同じなので、差込角の違うクリップも混在させれます

 このクリップはレールのエンドを外す事で用意に取り外しが可能です。また、標準では10個付いてきますが、もっと増やしたい場合には別売でクリップが用意されています。

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エンド部分を外す事で、クリップを増やせます



■マグネット
 このアルミソケットホルダー、なんと背面に磁石が付いていて、鉄で出来ている部分なら貼り付ける事が出来ます。これも有ったら便利な機能で、工具箱の外側やトランポなどに着けておけるので結構便利だと思います。ただし、うっかり地面に置いたりすると、砂鉄なども拾ってしまうので、扱いには注意したいところです。

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背面に貼り付けてあるマグネット

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鉄部であれば、どこでも貼り付けられます


■感想
 これまで使ってきた、2本レールのソケットホルダーと使い勝手を比べてみると、2本レールの方は結構グニャグニャしてるのですが(まぁ、構造上、仕方ないですが)、アルミソケットホルダーの方がカッチリしていて使いやすさは抜群です。値段はタダを取らんと言いますが、1000円ほど高いだけでこの差なら、アルミソケットホルダーを買った方が長い目ではお買い得だと思います。

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手前のこれまで使っていたホルダーと比べて
明らかに出来が良いのが分かります

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ソケットをホールドするという意味では、どちらも同じ仕事しますが
高い方は高いだけの事あるなー、と感じました








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tanisi_corp at 22:44コメント(0)

2018年12月23日

   工具について考えるシリーズも今回で第5弾。前回は2013年に書いたのですが、あれから大きく何かが変わった訳ではありませんが、ちょくちょく追加したり、逆に外したりした工具がありますので、それに付いて追補したいと思います。
   基本的な考え方は、今も昔も変わっておりませんで、「自分でやらないかん整備に必要な工具は揃える」という事。オイル交換やタイヤ交換、リンクやステムのグリスアップ、サスペンション調整など、普段よくやる作業に必要な工具は揃え、かつ余裕のある時に上等な物に交換する。オーバーホール関連は自分では出来ないので店でお願いするので、そこまでの工具は必要としない、といった感じです。
   今回は、工具箱の引き出しの順に、どの工具が入ってて、どう使うのかを解説したいと思います。

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今回の撮影の為に、トランポから運び出した工具や需品
何だかんだで結構な量です


■一段目
   一段目というか、工具箱の一番上の蓋を開けた部分なんですが、ここは日常的にとてもよく使う工具が入っています。日常的によくやる事は、外装のボルトの増し締めとか、サスペンションのダンパーの調整とか、タイヤの空気圧見るとか、そういった事で、乗る前には大抵やる事です。その他、ビニールテープだのハサミだのカッターナイフだの、はたまたニッパーだのといった、よく使いそうな道具も入れています。その反面、細い六角レンチとかシールドクター(フロントアップのシールを掃除する道具)やネジロック剤といった、使わん訳ではないけど滅多に使わないのも入っていたりします。
 ここの工具は、一番最初に買った二輪メンテナンスセットには入ってなかったものが多く、工具箱を買ってから、使用頻度の高い工具(いちいちスライドヘッドハンドルにエクステンションバー付けて、ソケットはめて使うのが面倒なやつ)を買い足して構成しました。

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一番上の蓋を開けると
よく使う工具や道具がざっくり入ってます

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1. 8mmT形レンチ
 外装のボルトなど、汎用
2. 10mmT形レンチ
 外装のボルト、シートボルトなど、汎用
3. 9.5sq.T形ハンドル
 9.5spソケットを差し替えて使用。汎用
4. 4mmT形ヘキサゴンレンチ
 外装のボルトなど、汎用
5. 5mmT形ヘキサゴンレンチ
 外装のボルトなど、汎用
6. 6mm樹脂柄ドライバ・マイナス貫通タイプ
 汎用
7. No.2プラス樹脂柄ドライバ・クロス貫通タイプ
 汎用
8. VESSEL 4mmクリスタラインドライバー/細軸タイプ
 フロントフォークのダンパー調整用

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1. メモ帳
 アワーメーターの記録用
2. 鉛筆
 色々物書き
3. カッターナイフ
 OLFA製
4. マグネット付パーツトレイ
 実は裏のマグネットの接着剤が外れている
5. 2m巻き尺
 もっぱらサグ出し用
6. エトス:トライアルエアゲージ
 限界まで空気圧を下げるため
7. ニッパー
 トランスポンダのタイラップ切ったり
8. ハサミ
 ビニテ切るのが主目的


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1. ウレアグリス
 貰い物のワコーズの容器に移し替えてる
2. ビニールテープ
 コードの結束からゼッケンまで
3. 3M両面テープ
 がっちりくっつくので便利
4. 0.89/1.27/1.5/2/2.5/3/4/4/4/6/8六角レンチ
 細かい所をホジったりするのに使います
5. ネジロック剤
 外れたら困るボルトを外した時用
6. 樹脂柄スタッビドライバ/クロス&マイナス
 スイングアーム辺りに使います
7. シリコングリス
 意外とブレーキ関係に使います
8. 汎用グリス
 もっぱら、XR230のエアフィルター用
9. RISK RACING シールドクター
 フォークシールの掃除用。滅多に使わない




■二段目
   二段目の引き出しには、これまたよく使う工具が入っています。ハンドル、アンダーガード、ホイール、そうしたのの脱着に使うのがメインです。ここの工具のは、一番最初に買った二輪メンテナンスセットが発祥で、ソケットがセミディープだったり、スライドヘッドハンドルやエクステンションバーが入っているのは、その名残です。二輪メンテナンスセットでは、コンビネーションレンチがメインだったのですが、レンチは全てスパナとメガネレンチに置き換えました。というのは、表裏で共締めしたりするケースも多く、収納スペースに余裕があるなら、スパナとメガネレンチの組み合わせの方が整備がし易いからです。言い換えると、個人的にはあまりコンビレンチは使い勝手が良いとは思っていません。

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二段目の引き出しは、レンチやソケット類
これもよく使う工具です

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1. 8mmコンビレンチ
 共締め用
2. 12-14mm首振りギアレンチ
 これはもっぱら、リムロックのナット用
3. 12-14mmストレートメガネレンチ
 これはもっぱら、ブレーキディスクのナット用
4. 17mmコンビレンチ
 共締め用
5. 8-10/10-12/11-13/12-14/14-17mmメガネレンチ
 よく使うので必要なサイズは全部揃えた
6. 6-7/8-10/10-12/11-13/12-14/14-17mmスパナ
 同上

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1. スライドヘッドハンドル
 9.5sq.T形ハンドルを買ってから出番が無くなった
2. エクステンションバー
 ラチェットハンドルを使う時にちょくちょく使う
3. 9.5sp.ラチェットハンドル
 よく使うので井の一番に追加した工具
4. 9.5sq.ソケットアダプタ(凹9.5→凸12.7)
 12.7sq.スピンナハンドルを使う時用
5. 9.5sq.セミディープソケット(8/10/12/13/14mm)
 よく使う。
6. 9.5sq.ショートヘキサゴンビットソケット(4/5/6/8/10mm)
 8mmはブレーキペダル、10mmはドレンキャップ用
7. 200mmモンキレンチ
 モトクロッサーでは200mmでは物足りない



■三段目
   こちらには、いわゆる握り物(プライヤー、ラジオペンチ、チェーンプライヤー)の他に、予備のボルトやナット類を入れたボックス、予備のプラグとプラグレンチ、フックレンチ、ノギスといった、時たま使う工具を入れています。

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そうそう使うものは無いのですが
時たま使うものを入れています

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1. ピラニアソー
 ハンドルの端を切ったりする
2. UNIT:グリップエンドカッター
 ハンドガードを付ける時の穴あけ工具
3. コンビネーションプライヤ
 あまり使わない
4. ラジオペンチ
 グリップにワイヤー巻く時に使う
5. ホーザン:チェーンプライヤー
 チェーンのクリップの脱着に便利
6. スプリングフックレンチ
 サイドスタンドのスプリング脱着用
7. ノギス
 ボルトの太さ計ったり
8. 金ヤスリ
 切り落としたハンドルの端っこをキレイにする

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1. 汎用ボルト/ナット
2. バイクから外したボルト/ナットの保管箱
3. CRF450RXのプラグとプラグレンチ
4. XR230のプラグとプラグレンチ
5. CRF450RXのスポークレンチ
6. デイトナ:ワイヤーインジェクター
7. ライター
8. ステンレス針金




■四段目
   一番下の引き出しには、大物の工具を入れています。こられの工具は、タイヤの交換やステム・リンクのグリスアップをやる様になってから揃えて行ったものです。XR250、CRF250R、KX85、CRF450RXに対応した工具になっています。

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ここはタイヤ交換やリンク・ステムの分解結合の工具がメインです

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1. 12.7sq.スピンナハンドル
 デカくて固いものを回す用
2. 12.7sq.ソケットアダプタ(凹12.7→凸9.5)
 9.5sqのソケットを12.7spのハンドルで回す用
3. 12.7sp.ソケット(17/19/22/24/30/32mm)
 フロント&リアアスクルナット、ステムナット用
4. 19-22mmメガネレンチ
 リンクばらし用
5. VESSEL:6-200mmクリスタラインドライバー
 CRF450RXのリアショックのダンパー調整用

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1. プロクソン:マイクロクリックMC30(5〜30NM)
 8〜14mm辺りの小さいボルトを締める用
2. KOWA:ピンスパナ
 ステムナット用。一応、HONDA特殊工具
3. タイヤ交換セット(ムシ回し等)
 ゴムのりやパッチも入っている
4. タイヤレバー
 ハンドルがゴムで力を入れても痛くない
5. モーションプロ:ビードバディ
 これがあると腕が2本でもタイヤ入れ易い


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1. VESSEL:プラスチックハンマー
 ひっぱたいてもダメージの少ないやつ
2. DRC:サグチェッカー
 その名の通り、サグだし用
3. 物差し
 フロントフォークの突き出し量を見たりする
4. UNIT:ショックパンチ
 リアショックの調整用



■需品箱
   需品箱は、もっぱら予備パーツを入れているのですが、チェーンカッターや普段あまり使わなくなった工具なども入れています。また、オイル交換に使うオイルパンやデカいトルクレンチは、需品箱の上に乗せる様な格好で収納しています。

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アイリスオーヤマのRVボックスを利用

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段ボール箱には、バイクの予備パーツやバイクからはずしたパーツを入れています
その他、DRCのチェーンカッター、マディで汚れたウェアなどを入れる90Lゴミ袋、予備のタイダウン

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予備のラジエター液とブレーキフールド
タイヤチューブ、オイル処理箱
出来れば予備のオイルも持ちたいところ


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余り使わなくなった工具入れ
予備のリムロックとリムバンド
アーマーハンドガードのエンドとグリップエンド
右上のキャップと茶こしは、リンクのニードル洗浄用



■ケミカル箱
   チェーンオイルやパーツクリーナー、エアフィルターオイルなどのスプレー類や、グリスアップに使う耐水グリス、養生テープといった、普段良く使うケミカル類で嵩張る奴をこの箱に入れています。定位置は工具箱の上です。

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こちらも日常的によく使うもので、かつ嵩張るので
ボックスにまとめて、いつでも使える様にしてます

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左から
チェーンスプレー(チェーン用)
シリコンスプレー(泥付かない様にする用)
パーツクリーナー(キレイにする用)
フィルターオイル(エアフィルター用)
CRC(滅多に使わない)

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上の黒いのは各種タイラップ
下は左から
ビードワックス(タイヤ交換用)
耐水グリス(グリスアップ用)
養生テープ



■その他
   箱に納まらない工具や道具は、トランポの納まる所に入れ込む格好にしています。オイルパンとデカいトルクレンチは需品箱の上、エアポンプやバイクリフト、タイヤ交換台はバイクの下、といった感じです。

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プロクソン:マイクロクリック200/s
アスクルナットに使います
下はオイル交換に使うオイルパンとビーカーに漏斗







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tanisi_corp at 21:16コメント(0)
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