TEAMつぼ焼き

2020年08月01日

 この度、トランポを100系ハイエース“ジャガンナート号”から200系ハイエースに乗り換える事になりました。その経緯については、「たにしのつぼ焼き」のトランポカテゴリーに綿々と書いておりますので、そちらを参照して頂くとして、「大記録」の方では、トランポに艤装していく過程を紹介していきます。
 今回は、トランポ化の肝である荷室の床貼り編です。


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これが元の荷室の状態
真ん中らへんのシミは、スイカを落としたらしいですw




■床張りのコンセプト

 今回のトランポ艤装は、Motoshop TOYZの全面協力で行います。つまり、マックさんのトランポに準じた装備になります。その最大の特徴が、荷室の床板の架装です。
 11年前、ジャガンナート号の板張りを行う際、様々な情報を集めたのですが、板張りの方法で最もポピュラーだったのが、荷室の床のカバーでコンパネ材に下書きをしてジグソーで切り出し、それを荷室の床に合わせてぴったり微調整し、その板でフロア材を切り出し、板を荷室にネジなどで固定したあと、両面テープないし糊でフロア材を貼り付け、床板と車体の隙間はコーキング剤で埋める、というやり方でした。この方法は現在でもDIYで床を架装する方法としては一般的なやり方です。11年、この床で困る事はなかったのですが、この方法の欠点は、車両を現状復帰できない事、フロア材の交換もやろうと思えば出来るけど、コーキング剤を剥がすなどの手間がかかるという点でした。
 それに対してマック方式は、マックさんが自前で作った型紙に合わせてコンパネ材を切り出し、それを接合してフロア材を貼り、板の縁をU字モールで目止めしてから、その板を荷室の床に敷く、という方法です。今回の車両は、DXでなくスーパーGLで荷室の床はカーペットなのですが、その上から板を敷きます。この方法の利点は、現状復帰が可能である事。固定も元々ついている荷掛けのDリングプレートのボルト穴を利用しますので、車体にネジを打ったりする事もありません。
 ただし、荷室のサイズの床板は相当に重く、しかも接合部分はどんなにアングルで固定しても弱く、一人や二人では持ち上げて架装する事は出来ません。そこで、作業にあたっては、マックさんの他に、エンデューロ部の隊員2人に声かけして、手伝って貰う事になりました。

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床板を入れる作業は、一人二人じゃ出来ない、という事で
エンデューロ部隊員を召集しましたw


■準備

 トランポの床材は、コンパネ材を使うのですが、一口にコンパネと言っても様々なものがあります。塗装用のなんか片面がツルツルした塗料が塗ってあったり、安い物はやたら節があったり砥粉で修正してあったり。今回自分が買ったのは、1枚1350円くらいのものですが、少なくとも表面は傷や節のない物を買いました。値段がそれ以下のもありましたが、値のするのは物も良いです。厚みは12mm。9mmでも良いのかもしれませんが、前回も12mmでしたので、堅牢性を担保する事にしました。
 買ったコンパネを型紙に書いてあった寸法でホームセンターでカットしてもらい、タイヤハウスなどの曲線部分は自分でジグソーで切る事に。ところが、いざ型紙をのせて下書きしてみると、あちこちずれている様な感じで、この状態で切ってしまうのには不安を感じましたので、切る作業は現車が来てからやる事にしました。
 その他の準備としては、コンパネの縁に使うU字モール、フロア材、コンパネを繋ぐアングル、シートカバー、立体フロアマット、などなど、必要と思われる部材を、教えて貰ったり自分で考えたりして、作業日までに全部揃えました。

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カットしたコンパネ材に型紙で下絵を描きましたが…

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やはり現車を見ないと分からないので
曲線部のカットは当日やる事にしました

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コンパネ材の下に丸まってるのが
縁取りに使うU字モール
そこらのホームセンターには売ってないので
モノタロウから取り寄せです

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こちらはフロア材
頼んだ翌日に届いてびっくりw

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こちらはシートカバーと立体フロアマット
残念ながら、これらのレポートは後日



■床板の仕上げ

 さて、いよいよ作業開始です。まずは借りた型紙を荷室に敷いて、実際のところはどんな感じになっているか、確かめます。現車に合わせて型紙を若干修正してもらい、下絵をコンパネに描きます。ここで注意せねばならないのは、床板の縁はU字モールを打ち込んで処理するので、その分、板も車体の内側で切らねばならない事です。その為には位置決めが重要で、これは経験を要する作業になりますので、マックさんに調整して貰いました。
 下書きが出来たら、ジグソーで切っていきます。ジグソーは11年前に買った安物で、まさか2台目のトランポの板張りに使うとは思ってませんでした。よく歯が外れますが、それなりに頑張ってくれます。切り子が目に入る事が多いので、今回は防塵メガネをして作業しました。直線部分も頑張ってジグソーで切ってましたが、あとで借りた丸ノコの方が直線ははるかに綺麗に切れる事が分かりました。
 切り終わったら、一旦荷室に敷いてみて、再度調整。ぴったり合わせたつもりでも案外ズレてたりして、それを改めて切ったりはすったりして、合わせていきます。荷室の床に直接はめ込む方式より根気と時間がかかります。折しも長かった梅雨が明けて、いきなりの夏日、空調効いてる店の中はともかく、外での作業は時間を追うごとに体力が削られていきました。

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まずは型紙を現車に合わせて見ます

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曲がる定規で型紙を修正
こんな定規、初めて見ました

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11年選手のジグソーを使って曲線をカット

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断面を深夜の通販番組で買った
なんとかいう工具でキレイにします

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カットした床板を載せてみます
ここからが困難な作業の本番です


■ボルト等の穴あけ

 どうにかこうにか板材の加工が終わったら、今度は荷室に床板を固定する為のボルトの穴を開けます。ボルトの穴は、荷室のカーペットの下に設けられている荷掛けのD環プレートのボルトの穴を流用します。ボルトを取ると、穴から地面が見えます。つまり、床板を荷室の床に置いて、地面に寝転がってボルト穴の下から、床板のボルト穴のポンチをマーキングします。しかし、鉛筆が微妙に通らなかったので、罫書き棒でゴリゴリとマーキングしました(というか、この頃には結構グロッキーで、手伝いの隊員にやって貰いました)
 次にマーキングに合わせて、8mmのドリルで穴を開けました。8mmだったのは自分が持ってた電動ドリルが8mmまでしか付けれなかったからです。この時、荷室の本来の床と床板の隙間に入る下駄(30mm丸棒を切って作ったもの)にも穴あけをします。これがないと、ボルトを締め込んだ時に、締めすぎて床板を抜いてしまう恐れがあるからです。
 さて、床板を荷室に置いて、65mmのロングボルトで固定出来るか試します。……穴の位置がずれてて、ボルトがボルト穴に入って行かなかったり、斜めに入って途中で止まります。また、丸棒の下駄も動いて、なかなか上手い事いきません。まぁ、人間の目と手でやる事ですから、そんな精密な仕事が出来る訳ありません。微調整を試みましたが、微調整程度で入らない事が分かったので、D環プレートをはみ出ない程度で大きな穴を開ける事にしました。そうでもしなければ、床板を置いてから位置をずらしたり出来ないからです。

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ボルトの穴が小さくて、しかもズレてたため
思い切って大きくするの図

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多少、余裕もった作りにしておかないと
二進も三進もいきませんでした

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スペアタイヤの固定ボルトの部分の穴は
ホールソーというので開けました
キャップは車体に付いてたのを流用です



■連結とフロア張り、モール打ち込み

 これでようやく、床板を連結する段階まで進みました。この時点で自分は結構出来上がってましたが、連結はきっちりやらないといけないので、裏からアングルでどんどんビス止めしていきます。最初の取り付けが出来たら、あとは板は動かないので、隊員に任せる事にして、アスファルトの上についた膝の痛みに耐えながら、ビスをどんどん入れていきました。この時マックさんが、この「大記録」のXR230の記事を見てお店を訪ねてきたお客さんを紹介してくれたのですが、疲れてるわ、時間は迫ってるわ、早よやらないかんわで、もういっぱいいっぱいでロクに挨拶もお礼も言えず、申し訳ない事をしました。
 連結ができたら、3人でそろそろゆっくりと床板をひっくり返し(雑に扱うと、接合部分のアングルが折れ曲がってしまうから)、今度はフロア材を貼ります。今回も両面テープで貼る事にしたのですが、ここで失敗。フロア材用のごつい両面テープでないと剥がれてくるそうで、実際、普通の「強力両面テープ」では、フロア材を床材の形に切るためにひっくり返すと、剥がれてきました。そこでマックさんから残ってたフロア用の両面テープをもらってきて、主要な部分に使ってずれない程度にとめれる様にしました。
 さぁ、最終段階。そろそろと床板を立てて、5mのU字モールを半分に切って、床板の側面に打ち込んでいきます。U字モールを広げて床板の縁にはめていき、プラスチックハンマーで軽く叩いて打ち込んでいきます。接着剤やテープは使いません。少々きつめの角アールも無加工でいい感じに打ち込んでいきます。この作業、見てると別に大した事なさそうなんですが、やってみると結構しんどい作業で、最後の方は他の人にやってもらってました。

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床板はこんな感じで裏から留めています
断面に木工ボンドやダボなどは使っていません

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比較的丁寧に両面テープを貼りましたが
フロア材用じゃなかったので、裏返したら剥がれました

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フロア材を床板の端っこに合わせ
転がす様に貼っていきます

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この時点で、ほぼグロッキー
このあと、裏返して、床板に合わせてフロア材を切り抜きました


■架装

 フロア材にボルトなどの穴を綺麗に開けて、床板の製作は全て完了です。仮止めの時に動いてうまく行かなかった丸棒の下駄は、下駄の穴とボルト穴を合わせて両面テープで荷室の床に固定しました。。これから荷室に載せる訳ですが、これが一番気を使う作業で、かつ大人数が必要です。重いだけでなく、雑に扱うと接合部分が折れ曲がるからです。4人ほどで床板を丁寧に持ち上げ、斜めに荷室に運び込み、位置を見定めて、そろりと下ろします。
 最後に、ロングボルトで床板とD環プレートを留めます。この時、ボルトがちゃんと入らなければ、ボルトが斜めになっているので注意が必要です。また、奥の方で引っかかる感がありますが、それを突破したらスッと最後まで入っていきます。
 この後、床板の前後にL字アングルをかましたりする作業があるのですが、もう陽も暮れましたし、後述する事情で一旦車屋さんにこのハイエースを戻さねばならなかったので、今日のところはここで作業を終えました。

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いよいよ架装
ご覧の通り、4人掛かりでそろそろとやります

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こんな感じで完成
あまりに疲れて、ピンボケしてます


■感想

 事前に聞いたコンセプトから、大変な作業になるとは想像していたのですが、予想を上回る大変さでした。というか、夕方4時頃にはかなりの脱水気味でバテてしまい、最後の方は人任せになってしまってました。とても一人二人で出来る様な作業ではなく、TOYZ Racingの恩情とマンパワーあっての作業でした。
 実は自分ともう一人が板材を加工している間、もう一人はシートカバーを取り付ける作業をしていて、そっちも一人では大変でお店に来てたTOYZのメンバーに手伝ってもらって取り付けました。取り付け中の写真を撮ってないので、カバーの方は艤装編で紹介したいと思います。
 本来の計画では、床を作ってバイク固定用のD環プレートをつけたら、持って帰る事になっていたのですが、なんと納車前日に車体が凹んでいる事がわかり、車屋さんの方で直してもらうために、一旦戻さねばならなくなりました。今日のうちに戻す事になったので、作業は突貫で行わねばならなくなり、床板以外の作業も後日行う事となり、しばらくは代車でジャガンナート号を乗る事になりました。まぁ、慌ててもいい事はないので、のんびりゆっくり構えていこうと思います。

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凹んだとの連絡を受けた時は、自分の気分も凹んだのですが
まぁ、厄落としだと思って、のんびりやっていきますw







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tanisi_corp at 19:30コメント(0)

2020年07月12日

 これまで、CRF250R(X)“モルゲンシュテルン号”XR230“パンツァーファウスト号”CRF450RX“ゲイレルル号”と、歴代バイクを黒外装にし、シュラウドにシャークティースを入れたウランコアデザインス謹製TRデカールを貼ってきたのですが、この度、ようやくBeta X-Trainerにもデカールが上がってきました。
 既に他の艤装作業は終わっていますので、今回はデカールを貼る作業だけです。


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4台目になるウランコアデザインス謹製の
TRデカール“シャークティース仕様”
ウランさんの大変さが伝わる出来栄えでした




■外装、赤から黒へ

 先週がWEX爺ヶ岳だったのですが、本番で右の大腿骨の付け根を石でヒットしてしまい、痛くて全然洗車が出来ませんでした。やっとこ一週間後にケルヒャーで徹底的に洗いましたが、本当は外装を全部バラして洗いたいところ。それをしなかったのは、どうにもクロトレはボルト外すのは出来ても、入れる時に斜めに入れてしまいそうな感じで、自分で元どおりにするのが怖かったからです。そんな訳で、外装の付け替えはMotoshop TOYZのマックさんにお願い。昔はリンクやステムのグリスアップも自分でやってたのですが、最近は惰弱になって、お店で頼む用事が多くなりました。
 黒の外装は、クロトレをオーダーした時に、一緒にポリスポーツのを頼んでいました。ただ、セットで頼んだのではなく、リアフェンダーはMY16のRR2T250のを頼みました。と言うのも、クロトレのリアフェンダーは、ゼッケンベースのところが狭いのですが、昔のRR2Tのは広くて、自分がこれまで見慣れたCRFのに近いからです。今回、ウランさんの方には、まだクロトレのデカールの型は無かったとの事で、外装全部を送って型を取ってもらいました。
 さて、バリバリと外装を黒に変えてもらったのですが、もうこの時点で、我がクロトレは、そこらで見かけるクロトレとは別モンになりました。と言うのも、自分が見るクロカンの範疇では、Betaに限らず、外車の外装を変えている人はあまりおらず、黒の外装のクロトレも見た事がないからです。黒くした事で、ようやく自分のバイクらしくなってきました。

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この純正外装も、本日で終了

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外装を全部外した所
とてもスリムな外観です

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黒外装をつけた図
引き締まった外観になりました


■相変わらず貼り易い

 今回、手伝いで嫁さんを同行させたにも関わらず、貼ってる最中の写真を撮り忘れました。なので、文章力だけでウランコアデザインスのデカールの貼り易さを表現せねばなりません。
 昔、ONEのデカールを貼った時は、湯船にお湯張って、その中に外装を入れて、湯でデカールを温めながら伸ばして貼る、と言うやり方をしていました。それ以外に綺麗に貼る方法が無かったからです。一方、ウランさんのデカールは外装を車体に取り付けてから貼ります。水を霧吹きで吹いたりもしません。パーツクリーナーで脱脂して、位置合わせをして、いきなり貼ります。これが出来るのは、貼り始めは剥がして貼り直しが出来るからです。
 また、各パーツの分割が非常に貼り易くされており、無理なく貼れる様になっているのも特徴です。今回、一番難しかったのが、フロントフェンダー中央のV時になっている所でしたが、Vの底の方が浮いたり、気泡が入っても、気が付く度にやり直しが出来るので、最後には綺麗に貼る事が出来ました。
 車体に外装を組んだ状態で貼る事の利点は、外装の継ぎ目の部分のデカールが、もしズレていても直ぐに分かる事です。言い換えれば、ズレない様に位置を合わせて貼れるので、外装をバラして個別に貼るより、ズレがありません。ちなみに、ウランさんのデカールは、外装の内側2ミリくらいの所に合わせて貼る様に設計されています。
 いつもなら、サイドカバーの曲面にエライ苦労させられるのですが、今回はサイドカバー(と言うかリアフェンダーと一体ですが)は曲面が少なく、ドライヤーなしで貼れました。ドライヤーは最終局面、全部のデカールを貼り終わり、デカールの縁にドライヤー当てて、伸ばして綺麗に貼る時に使いました。こうする事で、ピシッと決まります。

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「たにしさんのバイク」を
如実に顕わすシュラウドのシャークティース
この狭いシュラウドにサメの口入れるのは
大変だったと思います

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シートカバーはENJOYのリブ付き
これでケツのフォールドもバッチリです

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ライトカウルにもサメの目が入りました
めっちゃメンチ切ってますw



■スタンドに下駄履かせる

 デカールを貼り終わった後、サイドスタンドに接地面を増やす「下駄」を履かせて貰いました。MY19までのBetaの車両のサイドスタンドは、接地面が少なく、柔らかい地面だとめり込んでしまいます。なので、そんな時は大きめの石などを探す必要があったのですが、MY20からは接地面を増やすプラパーツが取り付けられています。この「下駄」はパーツでも取り寄せ可能でしたので、MY19の車両に乗ってる人は順次つけて行っています。
 取り付けは、サイドスタンドにドリルで穴を開け、タップでネジを切る必要があるので、自分では大変なので、お店で頼みました。ちなみに、サイドスタンドを止めているボルトが抜けかけてたのをこの時見つけて貰いました。ナットで共締めでなく、サイドスタンドにボルトを止める形式なので、動かしている内に緩んでくるとの事でした。

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下駄は平頭の六角ボルトで止まってます

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接地面が増えたので、地面にめり込む事はなくなるはず?


■完成

 ようやく仕上がったX-Trainer250“レギンレイヴ号”、全くBeta感がなくなりましたw まぁ、この色のBetaを見た事がないので、どうしてもCRFっぽい感じです。どんな風になるかと色々想像していましたが、想像以上の格好良さです。自分らしさと言いましょうか、こうした見栄は大事だと自分は思っています。
 ウランコアデザインスのデカールはとても丈夫で、今から3年前に貼ったXR230のデカールも、今だに破れる事もなく現役で使われています。ONEのが2年もしない内にボロちくなったのを考えると、ウランさんのはむしろコスパの良いデカールだと思います。今回、自分のでクロトレの型が出来ましたので(ノーマルのリアフェンダーの型もあります)、クロトレ乗りの皆さんもどうぞ!

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フレームの赤色も、外装のカラーリングと一体になって
めちゃくちゃカッコいいです!






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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年07月05日

 緊急事態宣言だの東京アラートだのが解除されて以降、コロナの感染者が毎日100人を超えてますが、そんなもんお構い無しに次のレースです。JNCCの聖地、爺ヶ岳スキー場で開催されるWEXイースト第四戦に参加してきました。


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降ったり止んだりの曇天の下のTOYZ Racing本営

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結構まとまった雨が降り、明日の覚悟は固まりました

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一応、セクションスクールはあったみたいですが
誰一人行きませんでしたw

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ずらり勢ぞろいの参加車両
参加者は去年の倍、外車率50%に成長しました


■雨でも何でも来い

 爺ヶ岳スキー場では、過去6回レースを走っていますが、その内4回は前の晩に雨が降る最悪コンディションでした。今回も間違いなく雨になろう事は予想出来たのですが、どうにか出来るのはタイヤくらいなもんです。
 タイヤはフロントが絶対の信頼を寄せているミシュラン・エンデューロミディアム。リアはIRCのVE33Sです。あのクソ重くなるゲレンデの土には、ミシュラン・エンデューロよりもVE33Sの方が向いていると踏んでの事ですが、タイヤ交換するのが面倒くさかったので、前回のGAIAに引き続いての使用です。空気圧は前が0.5、後ろは0.3に合わせました。
 ぶっちゃけ、バイクの準備というか対策は、塩ビ管フレームガードにカーボンシート貼ったくらいで、何もしていません。まぁ、それだけBETA X-Trainerには厚い信頼を寄せています。
 そんな事よりも、雨間違い無しなので、嫁さんの長靴(結婚した当時に買ったのは、サイズアウトして履けなくなった。というか、履けるのを探すのが大変だった)や、いよいよボロになったゴールドウインのレインウェアを処分して、ワークマンで新しいレインコート(と言うほど立派なものではない)を調達したりと、雨対策を充実させました。

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ジモティーで手に入れたとか言うホットプレートが最近大活躍
お昼はお好み焼きでしたw

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晩飯にいつもの様に飯盒メシ
2本炊けば良かったかな?

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ホットプレートで蒸したウナギの蒲焼き
猛烈に美味かったです

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今回初購入のマナブ餃子
モチモチジューシーで、これまた大好評でした!




■戦闘力喪失

 明けて翌朝。予報では5日は雨が降らない事になっていたのですが、予報通り、雨は降ってませんでした。降っては無くても前の晩までに盛大に降っていたので、コースの方はゲレンデからグチャグチャの予想をしていました。ライダーズミーティングでは、ウッズが滑るとの事。滑ろうがどうしようが、90分走るしかないし、大体どんな目に遭うかはこれまでに何度も経験済みなので、昔ほど慄きもしません。
 いつもの様に日章旗が振り下ろされ、いつもの様にスタート。最初の1周は下見ラップと心得ているので、他の人に遅れない程度に着いて行くだけで、そんなに気張りません。コースの方は、あんだけ雨が降った割には、それほど走り難くなく、土も重苦しくもない。ゲレンデなんか、むしろよくグリップして走り易く感じました。数年前に比べると、土質が変わったのかもしれません。
 そのままゲレンデを走り抜け、いよいよウッズコース。滑るとは聞いてましたが、確かに良く滑る。そこここでコケる人続出です。その中を慎重に下って行ったのですが、目の前でコケた人がいて、それに巻き込まれる格好で自分も転倒。そこまでは予想してたので、綺麗にコケたつもりだったのですが、地面に右足の太ももが着地した途端、猛烈な激痛が走りました。大体こういう時、自分は大抵は悪態を付くのですが、もう痛くて痛くて声も出ない。一体何が起こったんだと地面を見てみたら、人の頭ほどの尖った石が地面から生えていて、その上に倒れこんだ様です。
 ともかく痛くてしばらく立てずに居たのですが、90ミニッツ最後列あたりのとある人が心配してくれて、バイクを起こしてくれました。一応、バイクに跨りはしたものの、太もも(と言うか大腿骨の付け根の関節のあたり)が痛くて痛くて、全然踏ん張れません。間が悪いと言うか運が悪いと言うか、とてもレースやる気になれません。かと行って、ウッズの中でずっと居る訳にも行きません。ともかく、ウッズを抜けない事にはならんのです。

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今回、唯一写ってた公式フォト(右端)


戦闘力を喪失した瞬間のシーン
痛くて声も出ませんでした

休んでたら、XR230“パンツァーファウスト号”を引き継いだ隊員が
「前ブレーキ効かなくなっちゃった」




■おそらく、一番優しいコース割

 とりあえず再発進したのですが、滑るのを堪えたり、地面のデコボコがあったりすると、右足が痛い。地面に着いても痛い。足垂らしてても痛い。まさか折れてたりはしないと思うけど、痛いもんは痛い。しかし、このままリタイアするのは余りにも格好悪い。去年はバイク動かなくなったから仕方ないけど、バイクが壊れてない以上は、せめて1周はしない事には格好がつかない。
 と言う訳で、ハードエンデューロでもないのに「魂の一周」をする羽目になりました。上のウッズからは基本的には下り中心のコースになるのですが、この下りがしんどい。もともと下りは苦手ですが、片足が踏ん張れないと言うのは、実に乗りにくいもんだな、と感じました。ともかく、頑張れるだけ頑張って、休める所で休んで、と言うのを繰り返しながら、少しずつ駒を進めていきました。
 走りながら感じたのは、今回のコースはこれまで走ってきた爺ヶ岳のレースの中では、結構優しいコースだな、と言う事。FUNガレもありませんし、ロックンロールリバーの源流も随分均されているし、ロックンロールリバーの入り口もないし、足が元気だったら、結構楽しんで走れたんじゃないかな、と思います。実際には、他の人の邪魔にならない様に休み休み進んでいたのですが、残念な事でした。
 その後、転倒したのは一度だけ。バイクを起こす時はやっぱり右足が痛く、「やっぱ今日はダメだな」と感じました。そんなこんなで、1周に役75分ほどかけて、やっとチェックポイントに帰還。自分が帰ってきた時、L1が出されましたが、そんなもんは無視してそのままピットイン。そのままレース終了となりました。

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今回、大活躍するはずだったクロストレーナー
純正の外装でレースに臨むのは、今回で最後です

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あんまり走ってない割には
そこそこ汚れて帰ってきました

■総括

 帰還後、嫁さんからは「90でビリケツだった」と非難された訳ですが、それはもう面目次第もない事で、まさかコケた先にあんな石があるとは思わなかったもんで、こればっかりは運が悪かったとしかいい様がないかな、と思います。ま、こう言うこともあると言う事です。
 走行に関しては、いくつか思い当たる点がありました。まず、爺ヶ岳のゲレンデの土質が変わったのか、あれだけ雨が降ってもゲレンデの石の少ないところは土がネトつく様な感じでなく、むしろパサパサしていた事。VE33Sよりミシュラン・エンデューロでも良かったかもしれません。下りに関しては、ミシュラン・エンデューロミディアムのフロントタイヤは、やはり絶対的信頼感がありました。
 Beta X-Trainerはエンジンの回転が落ちた低速時でも強力なトルクを発揮するバイクですが、上り坂でエンジンの回転がピークパワーに達せず落ちて行った時、クラッチレバーを瞬発的に握ってエンジンの回転を上げてやり、クラッチをパッと繋ぐと言うやり方で、失速したりエンストしたりする事なく、最後まで登り切る、と言う場面がいくつかありました。エンジンの回転を上げ切らない乗り方をしている訳で、余り多用すると流石にクラッチが壊れると思うのですが、こう言う使い方も出来るのだ、と驚きました。
 前回のGAIA戦では、やたらとバテたのですが、今回は事前にアミノボンバーだけでなく、アリナミンも飲んでからレースに臨みました。体感的な感想ですが、アミノボンバーは瞬発的な体力に効果があり、アリナミンは恒常的な体力に効果がある様な、そんな気がします。







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2020年06月24日

 前回の記事までで、おおよそ自分が行う整備に必要な工具は揃い、減りもしなければ増えもしない状況なのですが、今回はそれら工具の収納具と収納場所について、再考する必要が出て来ました。


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長らく愛用してきたKTCのツールチェスト
この度、手前の手提げ工具箱に変更




■場所を開けろ

 再考を促される事になった直接の原因は、車中泊で嫁さんとトランポで寝る時、狭い、という事。100系ハイエースの荷室の幅が狭くなった訳でも(なりません)、自分がここ数年で一気に太ったからでもなく(ここ数年、体型は変わりません)、原因は嫁さんにあると断定出来るのですが、それはここでのテーマではないので触れません。
 場所が狭いなら、出来る限り広くする工夫が必要というわけです。そこで前々から気になっていたのは、工具箱。KTCのツールチェストなのですが、これがタイヤハウスからはみ出ています。はみ出ている分、サーマレストは自分の方にめり込んで来ますし、嫁さんの足も自分の方に向いてくる、という訳です。
 とはいえ、ツールチェストには必要な工具が入っています。それこそ、ここ10年で培って来た工具です。おいそれとどかすという訳にも行きません。むしろ、今ある場所が一番使いやすいからこそ、10年間そこに鎮座してきた訳です。さて、どうしたもんか。

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前回の車中泊の様子
デブが二人寝るには、結構手狭です

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こんな感じでツールチェストがはみ出てて
それに合わせて嫁さんはこっちに来る感じ

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ツールチェストの中身
要するに、ツールチェストはデッドスペースが多いのです


■ツールチェストをやめる

 そこで考えたのは、ツールチェストに入っている工具で、本当によく使う物と、使いはするが毎回使っている訳ではない物を、分けて考えるという事でした。ちなみに、ツーツチェストは、上から順番に使用頻度の高い物が入っています。
 例えば、一番上は、8mmや10mmのTレンチや、5mm、6mmのヘキサTレンチ、エアゲージ、ニッパー、ドライバー、メモ帳と鉛筆、ハサミにカッター、ビニールテープ。2段目には、スパナやメガネレンチ、ソケットやラチェットハンドル。これらは日常的によく使う工具です。
 4段目は、大口径のソケットやタイヤレバー、ハンマー、5〜30NMのトルクレンチなど、もっぱらタイヤ交換に使う工具が入っています。3段目がラジオペンチやプライヤー、予備のボルトやプラグ、プラグレンチといった、実はあまり普段は用事がない物が入っています。
 大型のトルクレンチやチェーンカッターといった工具は、そもそもツーチェストには入らないので、運転席の後ろの棚に入れていました。つまり、そもそも入らないとか、あまり使わない工具は、ツールチェスト以外の場所に置いていたのです。となれば、これまでツールチェストに入れてた物でも、普段あまり使わない物は、需品箱に入れておくなどして、工具箱そのものを小さくする事も可能ではないか、と考えました。

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10年使うと、それなりに破れてきてます

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左がタイヤ交換に必要な工具
右が日常的に使う工具
最低でも、右の工具は手元にないと不便です


■工具箱の選定

 とりあえず、ツールチェストの代わりになる工具箱が必要です。ここでいつもの自分なら、KTCの両開きあたりのメタルケースを選びたいところですが、他にも色々入り用な時、見栄えにこだわってる財布の余裕はありません。なので、ここはホームセンターに売ってる工具箱で妥協する事にしました。どっちみち、ツールチェストに入れてた時の様に、取り出しやすく収納するなんて事は出来ず、何でもかんでもぶち込む格好になるのは、上等な工具箱であっても変わりありません。
 さりとて、あまりチャチなのでも困ります。そこそこしっかりしてるもので、観音開きになってないもの(個人的には観音開きの工具箱は使い勝手がよく無い)を探しました。そこで見つけたのが、リングスターの手提げ工具箱。値段の割には「象が踏んでも壊れない」様なかっちりした感じで、好印象です。サイズは様々あるのですが、トランポの荷室に置くもの、つまりよく使う方の箱は、Tレンチも入るサイズにしました。それでもこれまで使っていたKTCのツールチェストの2/3くらいの大きさです。トランポのタイヤハウスの幅とぴったりなので荷室の床も広くなり、背丈も低いので、これまでバイク積む時に右のステップがツールチェストに当たらない様に注意が必要でしたが、それも気にせず載せれる様になりました。

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自分は初めて見たんですが
この手の工具箱では結構評判が良いそうです

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詰めるだけ詰め込んだら
タイヤ交換の工具まで入ってしまいましたw

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左が従来の占有容積、右が今後
明らかに省スペースになっています



■余った工具の行方

 タイヤ交換に使う工具まで、荷室の工具箱に入ると思ってなかったのですが、ブチ込めたのは幸いでした。となると、残った工具をどうするか。今や全く使わないステムナットレンチとか物の役に立った事ないモンキーレンチ、金ブラシや金ヤスリと言ったものから、これまた滅多に使わなくなったチェーンプライヤーやフックレンチ、プライヤーなど、滅多に使わないけど、もしかしたら使うかもしれない工具の一連。
 これらは、やはりリングスターのもう一回り小さい工具箱に入れて、需品箱に収納する事にしました。この需品箱、これまで運転席後ろの棚の右下に収納されてきたのですが、要するにツールチェストに収まらない物とか、90Lのポリ袋とか、予備のタイダウンベルトとか、そうした物を入れるのに使ってました。そして実はまだ容量に余裕があったのです。
 そこで、今までツールチェストの上に載せてた用具入れの中身も、一部、需品箱に移す事にしました。耐水グリスとかビードワックス、各種タイラップ、シリコンスプレーやエアフィルターオイルなど。荷室にぶら下げてた予備のエアフィルターも。需品箱はパンパンになりましたが、逆に用具入れに入ってたもので荷室に残したのは、チェーンオイル、パーツクリーナー、養生テープにタイヤを巻くラップだけになりました。

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もっぱら3段目に入ってた工具
あまり使わないのですが、一度は使った物です

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一回り小さい工具箱に全部収納

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需品箱に収めました
手前の黒い箱はチェーンカッターです


■改善後

 工具箱が占めるスペースは、圧倒的にコンパクトになりました。これは狙い通りです。タイヤハウスの幅に収まっているのが良い。寝る時はタイヤハウスの上に置くこともできます。
 工具箱としての使い勝手は、やっぱりツールチェストの時に比べると、やや悪くなった感じです。具体的には、何でもかんでも突っ込んだ格好になっているので、工具ひとつ取るにも、全部出さねばならない事。片付ける時も、ちゃんと蓋が閉まる様に、それなりに気を使ってしまわねばならない事。一手間増えた感じです。しかしまぁ、省スペース化できたメリットに比べたら、微々たるデメリットだと思っています。
 ツールチェストを買った当時は、あの手の工具箱にステイタスを感じていて、それは今でも変わらないのですが、なんかもう、見栄え云々よりも、利便性の方が大事、という感じになって来たんだな、と思います。要は、必要な工具があればそれで良い訳ですから。

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省スペース化成功!






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tanisi_corp at 23:00コメント(0)

2020年06月21日

 X-Trainerのタンクはとてもスリムなのに容量が8.6リットルもあって、秀逸かつ美麗という事で自分は大絶賛してるのですが、そのスリムさもあってシュラウド周りも結構スリムです。それは結構な事ですが、フレームが剥き出しになっているのがちょっと気になる。しかも塗装してある部分です。石とかゴロゴロしてるところでコケたら、もれなく傷が入りそう。実際に入るそうです。となれば、傷つく前にガードをつけたくなるのが心情です。という訳で、今回は人生初のヒートガン作業のお話しです。


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チェンバーガードがカーボンだったので
フレームガードもカーボン柄にしたかったんですよね〜




■むき出しのフレーム

 クロトレのタンクはRRに比べるとスリムなのが特徴です。それでいてタンク容量は8.6リットルもあるのですから、驚異的です。この容量はCRF450RXに匹敵するのですが、そのタンク周りのボリュームの差は歴然としていて、圧倒的にクロストレイナーの方が細く、見るからに軽い印象があります。
 その一方で、タンクをのせるフレームは上の方までむき出しになっています。フレームの幅ギリギリまでタンクを細くした結果ですが、問題は、横にコケた時、地面に岩などがあった場合、フレームを傷つけてしまう可能性がある事です。クロトレのフレームは鉄で、美しい赤の塗装が施されています。オフロードバイクですから、傷が入るのは宿命としても、外装の様に交換が利く部分ならともかく、フレームに傷が入るのはなるべくなら避けたいところです。
 そんな折、カイダックという素材でフレームガードを作っている人の写真を見かけました。カイダックというのを初めて聞いたのですが、ドライヤーとかヒートガンなる道具で温めて作る様です。厚みが薄ければドライヤーでも良いそうですが、装甲となると2〜3mmは欲しいところで、となるとドライヤーのもっと強力版であるヒートガンが必要との事でした。

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大容量にしてスリムなX-Trainerのタンク


■ヒートガンとは

 実はヒートガンなる物も今回初めて聞いた道具で、上にも書いた様に、要するにドライヤーのもっと強力なやつです。用途としては、プラスチック素材を曲げるのに使ったり、車に貼ったステッカーを剥がしたり、食材の解凍と言った用途にも使える様です。
 問題はどれを買えば良いか、という事で、名の通ったメーカーのだと7〜8,000円ほどします。流石にちょっと手が出ません。しかし、名の通ってないメーカーのだと、2,500円くらいからあります。多くは中国製で、怪しい製品が多いっぽい感じだったので、フォロワーさんに勧められた物を書いました。
 使い方は至って簡単で、電気コードをコンセントに繋いでスイッチを入れるだけ。あとは温度を調整するダイヤルを回したりするだけです。熱風を当てる面積を調整する為のノズルも各種ついていますが、今回の用途にはあまり必要なさそうです。

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今回調達したヒートガン。Amazonで2,880円でした

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熱した塩ビ管は素手で触るには熱いので
革手袋を用意した方が良いでしょう


■塩ビ管をつかう

 次にカイダックですが、これは調べてみると結構いいお値段する。1000mmx500mmx厚さ3mmで5,300円ほど。しかも、そこらのホームセンターでは扱っていなくて、ネット経由でしか手に入らない(送料がかかる)。そして一番困ったのが、本番であるWEX GAIAに間に合わない、という事でした。
 どうしたもんかと思ってた時、とあるフォロワーさんから塩ビ管を使う事を勧められました。塩ビ管を切り出して、熱して使えという事です。塩ビ管は水道工事などで、ガスコンロの火などで炙って曲げて使ったりしますので、ヒートガンでも熱して柔らかくする事が出来る、という事です。
 あまり細いのは使えませんし、太いのは切るのが大変です。そこで目見当でVU75のサイズの塩ビ管を買って帰り、フレームの長さを測り(35cm)、必要な幅も養生テープで測り(60mm)、ピラニアソーで35cmに切断した上で、Pカッターを使って60mm幅に切り出しました。一人でやるのは結構たいへんだったので、嫁さんに定規を固定するのを手伝って貰い、いい感じにPカッターでけがいてから切り出しました。

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昔、サバゲー時代に
ペットボトルロケット砲を作るのに愛用した塩ビ管
こんな形で再び使う事になるとは

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輪切りにするのは、それほど難しくありません

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むしろ縦切りにするのが大変
すぐに脱線したり、グニャリます

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どうせやるなら、ピシッと真っ直ぐやりたいものです



■レッツチャレンジ

 初めて使うヒートガン、最初は恐々でした。クロトレのフレームは微妙に湾曲し、また溶接部分もあるので、それらの形に合わせて塩ビ管を成形せねばならないのですが、どんな具合にヒートガンで熱すれば良いのか勝手が分かりません。なので最初はちょっとずつ温めて、塩ビ管が曲がりそうになったらフレームに押し付けて形を作る、というのを繰り返しました。
 当然、手間も掛かるし、場所によっては指の形がボコボコ出るし、思ってた以上に難儀です。実は大量生産してウチのクロトレ乗りに売りつけてやろうとか思ってたのですが、とてもそんな事やろうと言う気になれない手間のかかり具合でした。それでもどうにか、フレームにピシッと着くのが出来ました。
 失敗しても予備の部材があるので、右側はもっと大胆にやってみようと思いました。ヒートガンで塩ビの部材全体を温める様にし、かつフニャ〜っと曲がってくるまで温めました。そしてフニャってきたところでフレームに押し当て、革手袋で撫でる様に擦りました。細かいところは、再度温めて修正しました。左側をやった時よりも手間が減り、仕上がりも良くなりました。

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長さはシュラウドに当たらない様にしましたが
最終的に上の部分を斜めに切りました

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フニャーとなるまで温めます
1/3ずつやると楽でした

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左側は試行錯誤の跡が見て取れます


■仕上げ・固定方法

 完成した塩ビ管フレームガード、そのままでは付きません。接着などしようものなら、外す時に塗装が剥げたりする可能性もあるので、ここはタイラップ留めを採用する他ありませんでした。もっとも、塩ビ管を直接フレームに付けたのでは、振動や衝撃などで、フレームが擦れてしまう可能性もあります。そこでガードの裏に隙間テープを貼る事でクッション代わりにしました。
 実際にレースでも使ってみましたが、実用上は全くの問題がない事が分かりました。分かりましたが、全く評価されませんでした。と言うのも、やっぱり見た目が塩ビ管そのもので、見栄えがしないからです。お金のある人はカイダックで作った方が良いかと思います。カイダックは色も選べるので、赤が好きな人は赤色にする事も出来ます。
 ただ、カイダックであろうが塩ビであろうが、作り方も昨日もさほどの差がないので、自分としては塩ビ推しです。確かに見栄えは塩ビなので、上からカーボンシートを貼る事にしました。個人的には結構イケてると思うのですが、如何でしょうか?

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角はヒートガンで温めながら
いい感じにカーボンシートを貼りました

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裏は泥が入らない様に、念入りに隙間テープを貼りました

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固定はタイラップ3本で
いい感じに仕上がりましたw





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tanisi_corp at 18:36コメント(0)
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