TRAINING

2019年10月27日

 今年の秋は台風だの大雨だので、大抵の週末は潰れてしまってるのですが、やっとこバイク乗れそうな天気になりました。もっとも、最近、とても疲れやすくなって、日常的にもアリナミン飲んだり、膝や肘の調子が悪くて、ヒアルロン酸とかグルコサミンとか飲まないかんのかなー、と、その手の通販CMに興味が向いたりと、ほんと年寄り臭くなって、バイク乗る気分というか雰囲気が出ない。でも、ここで乗らん様になってしまったら、本当に体動かなくなってしまうので、頑張って谷田部ESLに行きました。


2019-10-27 09.40.06
久々の谷田部ESL
バイクは前回のイワイで汚れたままw




■雨で滑るよウッズコース

 実はこの金曜日にも、JR成田線が佐倉から先が運休になるほどの大雨が降って、こりゃ谷田部の方も凄い事になっているんだろうなー、と思っていたのですが、土曜日に晴れたせいか、モトクロスコースの方はブルが入って意外にも走りやすそう。しかしウッズコースの方はブルは入ってないので、湿ってる所は湿ってるし、水溜りもあるしで、それなりに気を付けて走らないかんなー、って感じでした。
 いつもの様に、全然やる気を見せないTOYZ Racing エンデューロ部ですが、それでもバイク下ろしてエンジンかけて(掛からなかったら走らずに済むのですが、大抵一発でかかる)、お金払って着替えて、コースイン。MXコースは走り易いのですが、案の定、ウッズコースは結構シメシメで、大きな水溜りを避けようとしてリアが滑って水に浸かったりと、やっぱ滑るねぇ〜って感じ。
 タイヤはミシュランのエンデューロミディアムですが、やっぱりマディは苦手な様で、滑りやすい路面ではIRCのVE33sの方が向いてるかなー、という感じ。フロントは凄く良いのですが、リアは状況に応じて切り替えた方が良さそうです。
 テレレ〜〜っと2周ほど走ったのですが、たった2周で汗だく。やっぱり体力落ちたなー、とスゴスゴと雑談タイムに入りました。

2019-10-27 10.02.49
ちょこっと走っただけで土だらけ


■Beta X-Trainer登場

 ところで、今回、TOYZ Racing エンデューロ部としては初めて、Beta X-Trainer250がお目見えしました。今回はこれに試乗するために練習に来た様なものです。
 Beta X-Trainerは、すでにあちこちで高評価を得ているバイクで、WEXなんかでも使っている人をチラホラ見てきたのですが、まぁ何せ外車、しかもイタリア車ですし、そもそも近所にBeta扱ってる店もない。CRFが大好きなので、さして関心もなかったのですが、世間で評判なら、ちょっと乗ってみたい。と思ってたら、Motoshop TOYZがBetaの取り扱いを始め、早速買った隊員がいたので、これ幸いに乗ってこましたろ、という運びになりました。
 持ち主差し置いていきなり自分が乗る、なんて事はさせて貰えないので、持ち主がオーバルでテレテレと乗ってるのをまず見学したのですが、2stのくせにテレテレ乗れるってのが凄い。あんな乗り方してたら、普通はモーモー言ってエンストするのがオチなのに、その気配がない。因みに、乗り手は四輪やモタードでは結構ビンビン走る人らしいのですが、オフの経験はさほどないとの事。それでも乗れるんだから、やっぱりクロトレは噂通り、低速のトルクが結構あるバイクの様です。
 続いて、自分が先導してウッズコースへ。大体経験乏しい人で、しかも不慣れなバイクの場合、ウッズの入り口の上り坂で難儀するものなのですが、涼しい顔して付いてくる。ウッズの中のタイトなコーナーもちゃんと曲がってくる。凄いバイクです。因みに自分は、他の隊員が乗ってたCR85を借りた時、ウッズの入り口の坂が上れませんでした(爆)

2019-10-27 10.24.16
性能は良くても
日本車では考えられない手のかかり様だそうで

2019-10-27 11.45.08
でも、やっぱり乗りやすくて
持ち主は常時ニヤニヤ顔w


■クロトレ試乗

 さて、やっとこ乗れる事になったので、乗ってみましたクロトレ。2stはこれまで何回か試乗した事があるのですが、自分には向かないなぁ、という印象しかありません。クロトレも乗り始めはそんな印象でした。2stは、アクセル開けても4stみたいに直ぐにエンジンの回転が上がっていくのではなく、半拍くらい遅れて「ファ〜ン」と上がってくる。つまり、自分が意識してるタイミングとズレて加速Gが掛かってきて、しかもそれが結構大きかったりするから、慌ててアクセル戻して「モモモ....」みたいな感じになる。乗りにくい訳です。クロトレも2stですから基本的にはそういう感じです。が、「モモモ....」の部分がない。つまりエンジンの回転上げれない人でも乗れる様な2stです。
 車重が軽いのは知識として知っていましたが、体感的な意味での軽さは、加速であれ減速であれ、コーナーの横Gであれ、それほど強烈なものが来ない。なので体にかかる負担が少なく、フワッフワと乗れる感じ。楽だなぁ、という強い印象を受けました。クロトレに乗った後、自分のCRF450RXに乗ってみると、同じ操作をしているのに、体にかかる負担が非常に重い。空気入った風船と水の入った風船を持ち比べて走ったくらいの違いがある様です。
 それでも1回目の試乗では、「それでもやっぱり2stなんだよなぁ」という事で、同じBetaの4stはどうなんよ?みたいな話しをしてたのですが、値段を聞いて、予算が足らんなー、と頭を抱える始末。ところが2回目に乗ってみると、1回目の時ほど2st感が気にならなくなっており、「これだったら比較的早いうちに慣れてしまうんじゃない?」と感じました。それよりも何よりも、とにかく乗った感じが軽くて、全然疲れない。体力が落ちたというより、CRF450RX“ゲイレルル号”は重すぎてしんどかったんだ、という事を、初めて認識しました。

2019-10-27 12.37.07
最近、レースでない時でも飯を所望されるので
飯盒と無洗米は必須になりました

2019-10-27 12.51.23
クロトレにご満悦のプジ澤隊員
あんだけ新車褒められた、そりゃ嬉しいですわな


■考察

 CRF450RXを手に入れた理由は、「一度くらい450に乗ってみたい」というロマンがあったからですが、運用面で想定していたのは「車重とライダーの重量を、エンジンの大出力でカバーする」というものでした。実際、この考え方は、三宅島や戸狩、神立といった広大なレースでは的中しました。しかし、普段練習する成田や谷田部といったコースは、狭くコーナーが多く、大出力よりも小回りの効く方が有利で、また自分がこれまで出たレースも、日野は言うまでもなく、勝沼やGAIA、爺ヶ岳でさえも、大出力が活きる場面よりも、車体の重さの方がデメリットになる場面が多かったのです。
 CRF450RXに乗り換えてから、非常に疲れやすくなったのは、年齢や運動不足によって体力が落ちただけでなく、Gの掛かり方が極大で疲労するのが早い(言い方を変えれば、450に乗れるほどの体力がない)と言うことが、クロトレに乗ってみて如実に分かりました。クロトレも250の2stですから4stの450に相当する出力がある事になっているのですが、おそらくは車重が軽いため、同じ車速を出すにしてもCRF450RXよりは小さめの出力で間に合い、その分減速にかかるGも小さく済み、結果、軽々とした操作性を持ち、体に負担をかけないのだと思います。
 これまで外車にはいささかの興味も示して来なかったのですが、今回の練習でクロトレに乗って、その考えが一変する機会を得ました。

2019-10-27 15.43.32
CRF450RXとX-Trainer250
遺憾ながらクロトレの方が楽で楽しく乗れました

2019-10-27 16.22.43
いつもの如く、アホ話して最後まで居残りのTOYZ Racing御一行w






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年09月29日

 今回は珍しく、イワイサーキットという所に行ってきました。サーキットというくらいですから、アスファルトのコースがあって、ロードレースやモタードなど、アスファルトの上で競技する人たちが集まる所ですが、モトクロスのコースもあるとの事。モタードではダート区間もあるので、土のコースも必要なのでしょう。という訳で、今回はTOYZ Racing モタード部との合同練習となりました。


2019-09-29 08.04.48
初めましてのイワイサーキット
ウチから下道で小一時間ほどの所にあります




■ダラダラするのがエンデューロ部

 自分は2番目に到着したらしいのですが、何分にも初めて来るコースなので勝手が分かりません。ロードの人たちは入り口右側に停めているのですが、モトクロスの人は左に行けと書いてある。誰も居ないのでオロオロしてると、見かねてロードの人が左のパドックに停めてくださいと教えてくれました。
 まだ誰も来てないので、とりあえずモトクロスコースを下見。コースの規模は成田MXPの初心者コースの倍くらい。小さめのコースです。いくつかジャンプも作ってあって、初歩的なジャンプの練習には良さそうです。コースは概ね乾いていて、グリップ感の良さげなコースでした。
 ロードの方のパドックの奥には、モタ部のとっしー殿が早くも来てて準備してました。いつも準備早くて気合入ってます。一方の私は、「ぶっちゃけ、今日はバイクなくても良いかなー」くらいの気分。こないだの成田でもそうだったのですが、なんとなーく、気乗りしないというか、怠いというか、更年期っぽい感じなんですね。歳なのかな。
 そうこうしている内に、エンデューロ部やその他の皆さんも、三々五々集合。どうする?バイク乗る?みたいな、およそレースやってる連中とは思えない様な会話しつつ、日差しが暑いのでテント立てて、日陰で涼んでました。

2019-09-29 10.17.54
集まる時は結構集まるTOYZ Racing
サーキットの方にも2台行ってました


■XR230で走ってみる

 しかしまぁ、せっかく来たのにバイク乗らんってのもなんだしー、という事で、バイクの準備。今回はコースが小さいという事でXR230“パンツァーファウスト号”で走ってみる事にしました。今でこそ第一線は退いてますが、今から5年ほど前までブイブイ走っていたのです。
 さて、コースイン。今回はMXコースなので、タイヤの空気圧は前8の後7。トラタイヤですけど、ドライだからさほど影響ないでしょう。という訳で走り出したのですが、何だか非常に重たい。車体とか体にかかるGとかがとても重い。最初はゆっくり走るつもりで2速で走ったのですが、あまりの重さに辟易して3速にアップ。ちなみに、4月の勝沼のWEX開幕戦で、明らかにトルク不足で坂で難儀したので、フロントを10丁にしています。そのせいもあってか、2速では遅すぎるのです。
 しかし、3速に上げてからも、体が感じる重さにはさほどの差がありません。XR230は非常に慣性力が強く3速のままコーナーに入って行って、ギリギリまでクラッチ切らない(場合によっては全く切らない)でいても、エンストしません。その代わり立ち上がりのピックアップは良くなく、結局、加速も減速もメリハリのないダラ〜っとした走り方で走るのが、一番楽です。
 しかし、全般的に重々しく、加速感のない走りしか出来ないので、正味の所、あまり面白くありませんでした。

2019-09-29 12.00.23
こういう集まりの時に
飯盒メシを所望される事が多くなりました

2019-09-29 12.15.31
食欲旺盛な皆さんw


■借り物のKTM200EXCに乗る

 ちょこ〜っと乗っただけでお昼になったのですが(乗り出すまでにどれだけダラけてたかわかるw)、そのお昼も充分すぎるほど休んで、やっとこ午後の部。
 エンデューロ部の隊員で、2015年式のKTM200EXCを買った人がいたので、ちょっと試乗させて貰いました。このバイク、2013年にしどきに行った時にデモ車があったので試乗した事があるのですが、その時の印象では、とても足つきが良く、2stとは思えないほど低速に粘りがあって、まさにエンデューロ向きな印象を受けました。2008年式の同型も乗った事があったのですが、もっとピーキーで乗り心地があまり良くなった事と比べると、2014年式以降は大分印象が変わった様です。それもあって、その隊員には即買いを勧めたのでした。
 さて、件の200EXCに乗ってみました。第一印象は、「背高っ!」というのも、跨った時に両足の爪先がツン付きだったのです。自分の体重でさえもその程度の高さですから、前のオーナーさんは相当高めに設定していた様です。まぁ、エンデューロと違って今回はMXコースなので、足つきはさほど問題ではありません。乗ってみた感触は、「2stにしては粘りがある方だけど、前乗った時に比べると、2stしてる感じ」というものでした。もし自分がこれに乗れと言われたら、まずフライホイールを重くすると思います。200EXCはリンクレスなのですが、ボトムリンクに比べるとレバー比がないので、地面の凸凹を拾っていく様な感じを受けました。
 背が高かったせいもあってか、バランスの重心がかなり上の方にある印象を受けました。これが本来の200EXCなのか、しどきで乗ったのは相当いじってあったのか、分かりませんが、もし自分が乗るとしたら、相当弄らないと乗れないかな、という感想を持ちました。

スクリーンショット 2019-10-03 19.21.47のコピー
KTM200EXCに乗る持ち主
エンデューロ部はみんな短足なので、足が付きません



■ゲイレルル号で走ってみる

 今度はCRF450RX“ゲイレルル号”でも走ってみました。やはりコーナーが近いせいか、横Gが多く重々しい感じがしますが、XR230と違って加減速にメリハリがあって、操作してる感がある事。そのせいか、いつまでも張り付く様な重量感がなく、むしろ450の方が楽に感じれました。こうなってくると、いよいよXR230の使い道が限られて来るのですが、まぁ、本来、トレールトライアル用に調達した車両ですから、やっぱりクロカンではお役御免といった所なんでしょう。
 ところで、イワイサーキットのMXコースには小さいジャンプがいくつか設けられていて、ジャンプの練習に向いているコースなのですが、いざ飛ぼうと思っても、ちょっと怖くて飛べなくなっていました。2015年にデコボコランドが閉鎖して以来、自分はますますクロカン傾向になってモトクロスの練習をしてなかった事、つまり2015年以来、まともなジャンプは飛んでいないのですが、そのせいか、すっかりジャンプする感覚を忘れてしまった様です。何というか、踏み切った時の無重量感が怖いというか、ガラス板の上で必死に足をもがいてるカブトムシの気持ちみたいな感じでした。
 もともと、立派なジャンプが飛べる人ではなかったのですが、それでも昔は頑張ってたのに、やらないと出来なくなるかもんだなぁ、と実感しました。まぁ、ジャンプ飛べるほど早くも走ってないので、むしろ飛ばない方が早かったりするのも事実なのですが。

2019-09-29 14.36.39
マックさんがゲイレルル号を試乗
乗り手が違うとバイクも違って見える


 こんな具合で、およそ頑張った練習をしたと言い難い中身の一日だったのですが、TOYZの仲間をアホ話しして愉快に過ごせたのは、リラクゼーション的には良かったかなと思います。
 ここ最近、劇的にしんどいという事はないのですが、どうにも何となくしんどい事に気乗りしない事が多く。今回もそんな感じだったのですが、まぁ、こういう時はのんびりと、付かず離れずで活動を継続していくのが良いのかな、と思います。

2019-09-29 15.56.27
立ち位置も味付けも違う2台を交互に乗って
その違いを改めて体感







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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2019年09月21日

 9月8日、千葉県各地に甚大な被害をもたらした台風15号は、成田モトクロスパークのエンデューロコースの木々の半分くらいを薙ぎ倒した、との情報が入っていたのですが、驚いた事にその週の終わりには復旧したとか。そんな訳で、久々に成田MXPで練習しました。


2019-09-21 09.13.24
久々の成田MXP
雨だと思ってたので、本当はウチでゴロゴロする気満々でしたw




■クラッチレバーとシフトペダルの調整

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 前回の白河で気になったのは、ブーツをガエルネのSG10に替えたところ、つま先がゴツくなっていて、シフトアップがしにくくなっていた、という事でした。これまで、シフトペダルの位置は、ステップと水平の高さに合わせて来たのですが、これだとつま先をシフトペダルの下に突っ込めず、ソールの縁に引っ掛けてアップする感じで、確実にシフトアップ出来ません。そこで、シフトペダルを2ノッチ上げてみる事にしました。
 クラッチレバーは、クラッチスプリングを定数の6本に戻した事で、それまでの3本の時よりも硬くなったのですが、それだけにクラッチ繋がった時の感じが明確で、ドンと前に出ます。そして、軽かった時よりも、もっとシビアにレバーの位置、遊びを調整しない事には、なかなか繋がらなかったり、握ってもエンストしたりと、操作に支障が出る様になりました。
 今回の練習は、これらの調整と位置付けて行いました。

2019-09-20 12.58.56
2ノッチ上に上げた状態

2019-09-20 13.03.48-1
これでいい感じにブーツの先を突っ込む事が出来る様になりました


■まず乗ってみる

 今回の成田MXPは有難い事に大体ドライ。一部グチャってる所はありますが、大した事ありません。むしろ、台風の倒木を活かしてセクションを作ってあるところもあったりして、走って楽しいコンディションです。
 ともあれ、コースイン。2コーナーの急な下り坂をクラッチ切って下り降り、大坂に突入。助走の途中に丸太が積んであって、加速して行ったらちょっと飛んでしまいました。そのまま大坂を登ると、上の方が結構掘れてて、かつ丸太が埋めてある。その丸太にドーン!まくれ気味にフロントが通過して、リアも乗り越えた時に失速。バランスとって堪えようにも堪えきれず、そのままゆっくり転倒。勾配のあるところでコケると、CRF450RX重くて起こすの大変なのよね。セルがあるから再始動楽なもんの、クラッチレバーのミートの位置が悪いのか、再発進で何度かエンスト。どうにか押して発進しやすい位置から再発進。
 そのあとはまぁ、楽しくいい感じに走って、休憩を挟みながら、何度か慣熟走行。下りは一速上げたくらいがあまり引っかからず、スムーズに降りれるんだな、っての実感しました。

2019-09-21 09.25.31
倒木はショベルカーで全て除去されていました
いい感じに乾いてベスコンです


■レバー調整

 レバーは前回の白河の時からいじってないのですが、どうにもレバーの位置がちょっと近い様に、また遊びが多い様にも感じました。基本的に、レバーを握った時に完全にクラッチが切れる様に、レバーは遠めにしてるのですが、あまり遠いとサッとは繋ぎにくいので、前回の白河で近めに調整したままでした。
 まずはレバーの位置を遠めするため、レバーの調整用のボルトにレンチをかける為に、クラッチアジャスターダイヤルを引っこ抜いてみると、クラッチワイヤーのアジャスターがブラケットから抜けてました。これではレバーの遊びを調整しようもありません。アジャスターをブラケットに回して入れてみると、思った以上に遊びが出来る。まぁ、クラッチがパンパンになった時の事を考えたら、遊びが多めに作れる様になってた方が良い。とりあえず、クラッチはまだ焼けてないと思うので、アジャスターが抜けない程度の位置で合わせました。
 レバーは近めに感じていたのですが、調整用のボルトは結構奥までハマっていて、現状以上に遠めにする事は、少ししか出来ませんでした。まぁ、しないよりはマシです。

2019-09-21 13.29.49
近すぎず、遠すぎず
走っては調整し、を繰り返しました




■パッと繋ぐ練習

 前回の白河で如実に感じたのは、コーナーから立ち上がる時に、クラッチを引きずる癖があって、かつその状態でアクセルを開けてしまう事。まぁ、そもそもこれは基本から外れた乗り方(クラッチを5〜10mmほど開けて固定し、クラッチを断続的につないで立ち上がっていく)になってしまっているのですが、クラッチレバーが硬くなり、かつ繋がったら前に出る現状では、こんな乗り方は出来ません。なので、基本に忠実な乗り方を意識して、繰り返し練習しました。
 おそらく、側から見てると、かなりトロ臭い乗り方をしてる様に見えたと思うのですが、それもそのはず、2速オートマ走法にして、減速したら直ちに行き足が落ちる様にして、コーナーの立ち上がりからのクラッチの繋がり具合が明確に感じられる様な乗り方をしていました。上手い具合に繋げれば、グワッと前に出る訳ですが、その加速Gも体感して慣れていく必要があります。繋ぎ方が悪いとエンストします。
 こんな具合でしたので、450のパワーを持て余す様な感じもありました。しかし、これまで「250並みに450を乗る」なんてやり方をしてましたので、450本来のパワーを体に馴染ませていく必要もあろうかと辛抱して乗ってました。

2019-09-21 15.22.06
結局、目一杯遠い位置でセット
まぁ、日によって気分で位置が変わったりもするのですが


■高いギアで低い回転数で乗る

 現在、CRF450RX“ゲイレルル号”は、フロント13丁にリア52丁のスプロケを使っています。ノーマルではリアは50丁なのですが、これだと「2速で引っ張るにはしんどく、3速に上げたら失速する」と言った感じで、自分がここ一番頑張れるセッティングがリア52丁なのです。
 これまでは敢えて2速で乗ってましたが、今度は3速をメインにして、コーナーも行き足を活かして、さっと立ち上がれる様な乗り方に変えてみました。2速だとアクセルオフにしてからエンブレが大きい為、比較的早めにクラッチレバーを握る格好になるのですが、3速で行き足を活かした乗り方だと、ギリギリまで辛抱していよいよの時にクラッチ切って、立ち上がりの時にサッとクラッチを繋いで抜けていく感じ。2速に比べて3速は加減速Gも少ないので、楽です。
 無論、タイトなコーナーでは流石にこのやり方だとエンストしてしまう事が多いのですが、大抵のコーナーはこれで大丈夫でしたし、立ち上がりが上り坂でも少々の斜度であれば450のパワーに物を言わせて登り抜けていました。特筆すべきは、これまで下りではエンブレを聞かせる降り方をしていたのですが、むしろあまりエンブレを利かさない方がスムーズで意外に怖い感じがしない、というを改めて体感しました。

2019-09-21 13.22.21
あまりグチャらず、いい感じに楽しく乗れました


 この様な具合で、最後の方には結構楽しんで乗れる様になってきました。実はこの2日後、やっぱり天気予報は大外れで、台風の影響は関東の方にはあまりなく、改めて成田MXPで練習しようとしたのですが、前の晩の雨でコースは結構ズルズルになっていて、2コーナーの下り坂の下でスライディングしてしまい、右足がバイクの下敷きなって、親指の付け根が痛風になりかけみたいになってしまい、久々に「入場5分で退場」をかましてしまい、十分な練習が出来ませんでした。また日を改めて、慣熟練習したいと思います。

2019-09-23 09.43.33
グチャグチャの中をKX85で爆走する、ワー・ダー・チャン

2019-09-23 11.09.38
ミシュラン・エンデューロミディアム
マディでも使えますが、粘土のツルツルでは空回りしてました

2019-09-23 11.55.38
成田MXPの2コーナーの下で怪我する人は多いので
気を付けないかんなー、と言った尻からこの有様








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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年08月11日

 福島県白河市にある白河エンジョイスポーツランドは、自分がこの趣味を始めてまだ駆け出しの2008年9月、人生2回目となるヒーローズエンデューロに出て以来の訪ないです。いつかは行かないかんなー、と思いつつ、それなりに遠いのと、白河ESLでレースやってるという話しを聞かないため、ついつい足が遠のいていました。
 11年前のレースでは、ほとんどロクに走れず(前日に雨降ってコースズルズルだった)、辛うじて怪我せずに帰ってきたという体たらくで、実質的には今回初めて走る様なもんです。今回はクラッチレバーの見直し、新品ブーツの下ろしと、色々試す事もありましたので、事故をつけない様、注意して走るつもりでした。


2019-08-11 09.03.21
猛暑を予想してたのですが、幸いにも曇り空でした
でも走ると猛烈に暑かったです




■モトクロスコースで慣熟練習

 丁度お盆時期という事で、東北道も渋滞するだろうと朝0330時に家を出たのですが、これが正解。案の定、途中で渋滞があり、現地に着いたのは0730時頃。激烈な猛暑を予想していたのですが、折から接近中の台風のお陰で曇っており、あまり暑い思いをせずに済みました。TOYZ Racingの面々が集まり、テント立てたり、バイク下ろしたり、あーたらこーたらアホな話ししてても、まだ0900時。走り出したのは1000時頃からでした。
 まずはモトクロスコースで、クラッチスプリングの定数6本に戻したクラッチレバーの調子を見る事に。バイクにまたがってアクセル開けてクラッチ繋いだ途端、これまでとは比べ物にならないほど、前に出る感が凄い。これまでのマイルドさがなく、うっかりすると体が置いていかれる感じのする加速Gを感じました。
 さて、モトクロスコースにインしたのですが、この辺りの土質というか地面の感じは、ベストテクコース市貝と同じ様に、砂の粒が大きい山砂で、石ころが結構混じっていて、ドライな時はカチパンな感じの様です。11年前に走った時は、もっと土が多かった様な気がしますが、あの時は雨降った翌日でしたし、この11年で土がだいぶ流れたのかも知れません。とはいえ、ミシュランのエンデューロ・ミディアムの部リップ感は最高で、滑ったり弾かれる感じは全然ありませんでした。
 とりあえず2速でゆっくり走ってみたのですが、まず感じたのは、車体というかGというか、何かしらの重々しさ。開けて走れる所を低いギアで走ると、無駄に重い加速Gを感じるものですが、それが大きいのです。リアのスプロケを51丁から52丁に変えた影響もあるかも知れません。それにしても、前はここまで大きなGを感じてませんでしたから、これもクラッチスプリングを定数の6本に変えて、クラッチを押さえる力が大きくなった影響かも知れません。
 次に感じたのは、コーナーでクラッチ引き摺る癖が如実に分かった事。分かったも何も、ずっとクラッチレバーを半分絞った状態になっている。これでは確かにクラッチに負担が余計に掛かるのも道理です。そもそも、今回クラッチスプリングを3本から6本に戻したのは、レバーが硬くなる事で、自分のクラッチワークがどうなっているのか明確にする目的もあったのですが、それは早々に自覚できました。


戻ろうと思ったら撮影されてるのに気がついて
慌ててコースに戻りました
お陰で、ヘロヘロなシーンが撮れましたw



■クラッチを引きずらない練習

 2周目からは、意識してクラッチレバーを引きずらない様に心掛けました。白河ESLのモトクロスコースはジャンプが多く、また大きいのですが、それを飛ばずに、ベストテクの「コブの通過」を行う事で、明確なクラッチワークを心がける様にしました。もっともジャンプ跳べと言われても、ロクに跳べなくなっているので、丁度良いというものです。
 ジャンプの基礎は「コブの通過」にあり、ジャンプとコーナーの挙動は共通するとベストテクではされています。この辺りを思い浮かべながら練習したのですが、如何せんクラッチレバーが重いもんで、2周目には左手が痛くなってきて、3周目には握る力が落ちてきて、コーナーの出口やコブの向こう斜面でエンストする事も。なので、小さいコブは飛ぶ様にして手を休ませる様にしました。
 コースに慣れてきたところで、2速ではどうにも重いので3速に上げてみたところ、これが実に気持ちい。裏のストレートなんか、ストレスなく走れるし、うねりに合わせてアクセル開けて楽しんで走りました。このモトクロスコースには、砂利を撒いた様な少し長めの下り坂があるのですが、ここも1速上げて走った方が直進性が出て走り易い。前回の爺ヶ岳で「ニュートラルでガレ坂を下る」というのをやってから、下りに関する考えた方がちょっと変わりました。

2019-08-11 12.10.34
このクソ暑いのに飯が食いたいという事で
日本飯盒協会から飯盒メシを提供

2019-08-11 12.07.48
自分は流水麺の素麺を用意したのですが
保冷剤が効きすぎて凍ってしまい
パサパサの素麺でイマイチでした(^^;;



■エンデューロコースの印象

 モトクロスコースで慣らしをしてから、今度はエンデューロコースを案内して貰いました。ここも11年前に走ったのですが、入り口の坂登った先で、ちゅるちゅるした坂を登り切らず、もともと上がってたバッテリーを完全に上げてしまい走れなくなった事くらいしか覚えていません。コースは錯綜していて、色々なルートがある様ですが、今回は初めてという事で、一番簡単なコースにしました。
 コースの状況は、ガレ場あり、アップダウンあり、ブラインドコーナーあり、岩盤っぽいトコありと、結構バラエティーに富んでいて、路面の状況も一定ではなく、慣れたら面白そうなコースです。しかし、コーナーとアップダウンが組み合わさった所は、傾斜も急な所もあるので、初心者さんにはちょっと難しいかも知れません。かくいう自分も、最初は初めてデコボコランドのウッズコースに入った時の様な感触を持ちました。
 このエンデューロコースでも、やっぱりコーナーは半クラで引き摺るケースが多々見られました。特に多いのが、コーナーから急な登り、かつ路面が滑りそうとかワダチってるとか、そういう見た目にややこしいそうな箇所で、本来ならアクセル開けて登って行かねばならぬ所が、半クラで保険かけてるもんだから余計に車速が乗らず、結局エンスト、転倒といったパターンでした。


登り坂でコケると、重たいバイクだけにリカバーが大変

 
さっきと同じところでヤブに突っ込んでしまう学習能力の低さw


■半クラは長いか?

 そこで考えたのは、まずは「このコースで、この車速(というかエンジンの回転数)で、2速では上がり切らん所がある」という事。今のスプロケの設定は、前が13の後ろが52ですが、これが前が12とかならいざ知らず、今の車速ではトルク不足で2速では上がらない。だったら1速に落として登るしかない訳で、実際にその様にしたら登れる様になってきました。
 次に考えたのは、半クラの使い方を決定的に間違えているのではないか、という事。これはコーナー登りで気がついたのですが、自分はずっとクラッチレバーを半分握った状態でアクセルワークでどうにかしようとしてる。しかし、これは決定的な間違いで、クリッピングポイントから立ち上がる際は、アクセルは一定でクラッチを断続的に繋いで立ち上がる様に習っていたはずです。クラッチレバーを半分握った状態でアクセル開ければ、当然半クラで引きずってる訳ですから、クラッチは激烈に消耗します。自分ではそうしてるつもりはなかった(他の人から半クラが長いと言われても、その自覚がなかった)のですが、そのセクションで硬いクラッチレバーにしてようやく気がついた訳です。
 その他、まだ気がついてない事があるかも知れませんが、レバーを硬くする事で、これまで柔らかくしてた時には気がつかない、あるいは習った事を忘れてた、そうした事に気がついたのは、大きな収穫だったと思います。

クラッチレバーの遊びを多くしたせいで
切れる位置が近くなりエンストする事が多くなりましたが
よく考えたら、レバーの位置を遠くするべきでした


■まとめ

 今回、11年ぶりとなる白河ESL。実はロクに走れなかったらどうしよ?と内心心配してたのですが、意外にも楽しいコースで走れて良かったです。かつて、XR250でヨタヨタしていた自分が、CRF450RXで曲がりなりにも走ったというのは、やはり隔世の感があります。
 しかし、今回は楽しんで走ったというより、色々考えながら走ったというのが率直な感想でした。これまで「250並みに乗れる450」を目指してきたのですが、それではまだまだCRF450RXの450の本来の力を活かしきれてないのも自覚できました。この練習の翌日、珍しくも肩や腕、腰などが強烈な筋肉痛になり(こんな事なら、クエン酸を飲んでおくのだった)、特に右腕は肘の関節辺りが今だに痛く、強烈な加速Gに筋肉で耐えながら走った事が如実にわかりました。(加速に遅れてる状態)

2019-08-11 17.13.08
なかなか汗が引かず、パンイチでウロウロしてたら
足をアブに食われまくりました

2019-08-11 19.03.07
五峰の湯というところで夕食
次行った時は、モツ煮定食を頼もう
(人が食ってるのを見たら食いたくなるw)

2019-08-11 21.18.24
お土産に栃木名産のレモン牛乳シリーズ
ちなみに、白河は福島県南部ですw








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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2019年04月20日

 半年の長きにわたってバイク屋に留め置きとなっていたCRF450RX“ゲイレルル号”、ようやく直って戻ってきました。やっとこさ、今シーズンの始まりです。ゴールデンウィークにはまたレースに出ますので、その前に慣熟訓練かねがね、成田モトクロスパークに練習にきました。

2019-04-20-09.15
今回はTOYZ Racing エンデューロ部の面々が集まりました







■久々の乗り味
 今回は嫁さんも久々に成田MXPを走るという事で、まずは嫁さんに付き合って初級コースに行きました。ゲイレルル号に跨ってみてまず感じたのは、「足つき悪っ!」という事。これでも去年まで散々足回りは弄ってきたし、三宅島では足回りに関しては全然不満がなかったのですが、久々に乗ってみると足つきに安心感が乏しい気がしました。嫁さんのあとをノロノロと付いて回り、車格に体を馴染ませようとしましたが、何となく脇が開き気味になる。ハンドルバーがフラットな感じがして、ちょっと肩の付け根が痛だるい感じ。半年乗ってないと、感覚が大分鈍る様です。
 なんでこんなんなのか、よくよく考えてみると、半年間、嫁さん仕様の純正セッティングのXR230に乗ってたせいで、それに体が慣れてしまったんだろうな、と。足はべったり付くどころか膝が余る感じだったし、ハンドルバーの絞りがキツくて放っておいても脇を締めれるし、要するに諸々楽してたという事です。まぁ、こればっかりは仕方ないので、今日はギャンギャン乗って、色々チャレンジするよりも、ゲイレルル号に体を馴染ませるのを主目的に乗る事にしました。

非常用に付けたキックアーム
450とは思えない始動性の良さです

2019-04-20-14.42
半年間乗ってたXR230“パンツァーファウスト号”
今日は嫁さんが乗ってました

2019-04-20-14.42.54
前回の勝沼の動画見てたマックさんから
明らかにトルク不足を指摘されたので
以前使ってた10丁のトライアルスプロケに換装
嫁さん曰く、12丁より乗りやすいとの事



■爽やかでない爽やか街道
 TOYZ Racing エンデューロ部の昼休みはやたら長いのですが、体力に大した自信のないオッサン共は口だけは達者なので、気がついたら14時過ぎてた、みたいな感じになるのです。午前の汗も疲れもどっか行った頃合いを見計らって、午後は多少はアクセル開ける様にしました。
 最近の成田MXPのエンデューロコースは、みんな良く走りに来るのか、特に2コーナーの下りから大坂にかけてが結構掘れてたりするのですが、先月XR230で走った時に比べると、流石は重エンデュランさーのCRF450RXは少々のデコボコも気にせず走破する事が出来て、頼もしい限りでした。パワーも自分が必要とする以上あって、余裕持って走らせる事が出来ます。
 本コースである程度体が馴染んできたかなー、と感じたので、今度は爽やか街道に行ってみました。爽やか街道も先月走った時は、つづら折りのタイトコーナーが結構掘れてヤバい感じになっていたのですが、XR230ではステップが引っ掛かる代わり十分すぎる足付きで、転ける事なく周る事が出来ました。なのでそこそこ自信持って入っていったのですが、もう、とにかく足付きが悪くて自信が持てない。足付いて欲しい所で足が付かないので、当然転けます。
 ここまで下手やったかなー、という思いで、イバンカ通りのチャレンジは取りやめてしまいました。

2019-04-20-15.55
ゲイレルル号の足付きの状態
普通、こんだけ足が着けば十分ですし
去年はこれで満足してました
勘が戻るまで、しばらく掛かりそうです

2019-04-20-16.14
今回はとてもドライコンディションで
あまり土も付かなかったのですが
久しぶりに洗車機出して洗車しました


 半年ぶりにCRF450RX“ゲイレルル号”に乗った訳ですが、今回は半分くらいは「乗せられていた」といった感じでした。それでもやっぱり手塩にかけて改装したバイクだけあって、乗ってて楽しいバイクでした。冒頭にも書いた様に、ようやく本シーズンを始めれそうです。

2019-04-21-11.45.30
2台積みも久々ですw
積む段になって、CRF450RXはやっぱりデカいなと思いました








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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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