TRAINING

2020年01月13日

 嫁さんの希望でXR230を処分して、ヤマハのTT-R125を入手しました。手に入れたからには乗らんかい!という事で、JEC試乗会の翌日でしたが、嫁さんの慣らし運転に付き合う格好で、自分のクロトレの慣らしの続きで、イワイモトクロスコースに来ました。昨日の雨でコースがどうなってるか心配でしたが、それほど湿ってもおらず、“文字通り”初心者マークの嫁さんにもベスコンな路面での練習となりました。


2020-01-13 09.20.29
最近知ったのですが、このモトクロスコースは
サスチューニングで有名なテクニクスのコースなのでした



■ドライモード

 ところで、昨日のJEC試乗会でちょっと気になったのは、ワダちゃんがやたら「ドライモードが楽しい」と連発してた事。性格、乗り方、練度、などなどの違いで、同じBetaでも好みのバイクが分かれるのですが、ドライモードが楽しい、つまりドライモードが使える、というのは、優しめのウェットモードしか使えないより、「ちょっと上」を行かれてる気がして、気になっていたのです。
 そこで自分もドライモードで走ってみました。ウェットモードとドライモードの体感的違いは、アクセル開けた時の前出る感がドライモードの方が元気という事なのですが、自分にとってはちょっと忙しなくて、どうしても気持ち良く走れません。文学的な表現をすると、せっつかれて走ってる様な感じで、ぶっちゃけた話し、操作が追いついてなくて、それ以上の何かをしようという気持ちの余裕もない感じです。
 そこでウェットモードに切り替えてみると、上に書いたような忙しなさがなく、スムーズかつ気持ち良く走れます。恐らく、タイム的にはドライでもウェットでも大差が無いんだろうと思います。つまり、自分の走りをするにあたっての合う合わないが体感的に現れてるんだろうな、という感じです。
 ドライモードが使えるから凄くて、ウェットモードでしか走れないのはへタレ、という考え方そのものが間違いである様にも感じました。バイク乗ってて一番大事なのは、楽しく気持ち良く乗る事ではないでしょうか。その為に、わざわざメーカー側が工夫してくれてるのを、ユーザー側が「〜〜ねばならない」的な使い方をしたのでは、残念な事です。
 そもそも、スロットル・カムシステムを入れて、滑らかな加速感を得る工夫をしてる時点で、ドライモードとかいう問題ではないと思うので、物足りなくなるまでウェットモードで楽しく乗る事にしました。

2020-01-13 09.31.16
これがモードスイッチ
長い全開区間だけ晴れモードを使う事にしますw


■軽く、よく曲がり、疲れない

 この後も、休憩を挟んで淡々と練習。これまでにも書いてきましたが、とにかくクロトレ250は軽い。エンジンも軽ければ車体も軽く、極めて操作性が高いバイクです。そこへ持ってきて、旋回性も非常に高い。この辺り、元はトライアル車のメーカーだからでしょうか。クロトレはセローの上位車種なて言われ方もしますが、フルサイズのバイクでありながら、XR230並の旋回性能を持っている様に感じます。
 そして何より凄いのが、低速の粘り。この手のミニコースでは、普通のモトクロッサーなら2速がメインになるところですが、クロトレでは3速です。しかも、コーナーの進入で減速して、立ち上がりで加速するまで、2速に落とさずとも行けます。これというのは、余計なシフト操作がないのでとても楽な事なのですが、それでいて3速ですから2速よりは早いですし、加減速Gも余りかからないのです。
 かつて乗っていたCRF250Rと比較すると、クロトレ250は疲労度が半分くらいです。とても楽ですし、楽しく乗れます。必死ではなく、気持ち良く楽しく乗れるというのは、気持ちにも余裕が出てきますし、そうこうしているうちに、もっと開けてみようかとか、ちょっと飛んでみようか、という気にもなってきます。本当の意味で、上達するというのは、この辺りに鍵なり秘訣があったのではないのか、という気にさえなってきました。

2020-01-13 09.06.06
今回は自分らだけでなく、XR230を買ってくれたフーさんも参加
このあと、モタ部のフク君も来てくれました

2020-01-13 11.58.12
今日は人数少ないので飯盒はなしですw



■TT-R125の印象

 この度、嫁機として取り寄せたTT-R125にも乗ってみました。このバイクは、昔、試乗した時は、「どんな坂でも登る」という印象を持っていたものの、明らかに自分にはサイズが小さい事と、ヤマハのバイクだった為、自分が乗るバイクとしては認識していませんでした。(自分は元々ホンダ派)
 サイズが小さいので、足が窮屈なのは仕方ないとして、乗ってみた感想としては、非常に軽くトルクフルである事、125ccのくせにXR230よりもピックアップが良くてパワーもあって、速いんじゃないか、という事。旋回性も良くてヤマハのバイクとしては、よく曲がります。
 サスがプアーで、それなりの速度でギャップに突っ込んだら、フロントフォークが底付きするとか、リアブレーキがドラムで効きが悪いとか、ジャンプは大して飛べないとか、まぁそうした事はありますが、そんな事よりも、簡単に止まらず、軽くて疲れず、転けてもすぐ起こせて、楽しく走れるといった利点が素晴らしいバイクでした。
 それが証拠に、XR230の時なら、ケツを蹴らないとバイクに乗らなかった嫁さんが、何も言わずとも勝手に乗りに行って、しかも結構長い時間乗ってました。後で聞いたところ、やっぱりかなり気に入ったみたいです。

2020-01-13 09.44.48
嫁さんもTT-R125が気に入ったみたいです


■久々のモトクロス練習

 前回のイワイ練では、まだ十分にクロトレに慣れてなかったという事もあって、遠慮がちに乗ってる部分もあったのですが、今回は大分慣れてきて、徐々にピッチを上げて、飛べるジャンプは飛ぶ様にしました。
 走ってて思い出したのは、昔、モトクロスを頑張ろうとしてた頃の事。その頃、ベストテクスクールで習った事は、CRF改装エンデュランサーに乗ってる間は、余り意識する事はなかったのですが、軽やかで乗り易いクロトレに乗って、久々にその頃習った事を思い出しながら走っていました。
 それと同時に、その当時にこのクロトレに乗っていたら、また違った感じ方を持てたんだろうな、とも思いました。あの頃は、CRF250Rを買ってきたまま乗ってたので、色々しんどい所が多かったのですが、「乗りにくいバイクで頑張るよりも、乗りやすいバイクで頑張った方が、結果はともかく、幸せ度は全然上」というのを感じれたと思います。
 それはともかくとして、CRF改装エンデュランサーに乗る様になってから、久しくジャンプを飛ぼうという気が起こらなくなっていたのに、今回、積極的に飛ぶ様になったのは、サグが適正に近く、サスを使って飛び易くなったというのも影響あるんだろうな、と感じました。昔はサスが硬すぎて使えてなく、改装エンデュランサーでは足つきを担保するためにサスを柔らかくし過ぎて、ジャンプ飛ぶにはサスが使えてなかった、という感じです。
 その意味で、クロトレ250は、正規エンデュランサーですが、自分が楽しむ程度のモトクロスにも使えるんだな、と感じました。

2020-01-13 13.40.36
実に7年ぶりくらいのモトクロス練習w

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洗車を控えているので
成田でついた土を、走って全部落としましたw


■まとめ

 今日の練習で、クロトレにも大分慣れてきた感じがします。そろそろエンデューロコースに行く段階ですが、この後、エンジンのフルDLC/WPC/モリショット加工や、黒外装の交換、デカールの張り替えなどの作業に入りますので、暫く乗れません。次に登場する時は、「自分らしさ」満載の外見になって帰ってくるはずです。
 今回、とても楽しんで走ったのですが、それでも傍目には大した走りでないのは自覚しています。でも、走ってて楽しい、さぁ次も走ろう、もうちょっとチャレンジしてみよう、そういう気持ちになれるのは、この趣味やってて喜ばしい事だと思いますし、そう思わせるバイクは素晴らしいと思います。クロトレにせよTT-Rにせよ、いい買い物したと思います。

2020-01-13 16.31.39
バイクだけでトータル50kgくらいのダイエットw
バイクの間が広がって積み込みが楽です





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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2020年01月12日

 TOYZ Racing エンデューロ部でBeta乗り換え機運が急激に高まった時、「一度試乗会行ってみたいね〜」という話しがあったのですが、自分はその前にクロトレを買ってしまい、買い替えの前の試乗の必要が無くなってしまいました。ところが去年10月に台風で流れたJECの試乗会が開催される事になり、Betaの他の車種との乗り比べをする為に、参加する事にしました。


2020-01-12 06.57.48
朝、現地に着いてみると、畑は全部霜
こりゃ、溶けたら滑るなーって感じでしたが
成田MXPは去年の秋からドライになった事がない感じです



■久々の試乗会参加

 JECの大試乗会に参加するのは、CRF450RXに乗り換えを検討していた2016年以来です。前回参加した時も大盛況でしたので、今回は場所取りに出遅れないよう、朝0600時に家を出て、0700時前には現地に着きました。普段はパドックとして使われてない所も臨時駐車場になってたくらいですから、今回も結構来るんだろうな、と思いつつ、今回はコースの入り口に近い路肩に場所取りしました。
 朝方は結構霜が降りていて、これが溶けたら路面は結構チュルるんだろうなぁ、と心配してましたが、試乗用に特設された初級エンデューロコースは、丸太を敷き詰めた筏セクション以外は比較的ベスコンでした。今回はもっぱら試乗車をメインに乗るつもりをしていたのですが、比較する為に自分のクロトレも乗る準備をしておきました。また、今回新規に嫁さん用に調達したTT-R125も受領し、その試走も行う事にしました。

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ワタライさんの主催者挨拶
今回も参加者多数で大盛況でした

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前回同様に、リストバンドを
ヘルメットのチンガードにつけてもらいます


■Beta試乗車乗り比べ

 今回、Betaブースに用意されていた車両は、RR4T350、RR2T300Racing、RR2T250、RR2T200、X-Trainer250、そしてミニトレ。ミニトレ以外は2020年モデルです。X-Trainer250は既に持っているのでパス。RR2T300Racingは跨った瞬間に足は着かないわサスは硬いわでパス。その他の車両に乗る事にしました。

*ミニトレ
 ミニトレはストレンジモーターサイクルのAD/tacさん(アロンアルファのCM出た人)が、女性や背の低い人向けに作った、フロント19インチ、リア16インチのホイールに換装したクロトレです。詳細はリンク先をご覧頂くとして、特徴なのはシート高が850mm程度と、XR250よりも25mmも低い事です。成田のコースはここしばらく走ってませんし、今日は霜が溶けて滑る可能性も高いので、まずは車高が低くて足つきの良いのからチャレンジしました。
 跨ってみた感じは、とにかく足がべったり付く。足が着くので安心感がある。アクセル開けた時の感じは、カムシステムが入ってないので、普通のクロトレのマイルドな2stの感じ。初級エンデューロコースの丸太が敷いてある泥セクションで、他の人は滑ったり転けたりして難儀をしているところを、スムーズに通過。いざの時の安心感は自信にも繋がるんでしょうか、単に足が着くという以上のものを感じました。

*RR4T350
 クロトレに初めて乗った時、4stはどうだろうと一瞬購入を考えたRR4T350。4stでは350以下の排気量はありません。
 まず跨ってみた感じは、「サスが硬くて足があまり届かんなぁ」というもの。CRF450RXに比べたらマシですが、乗りやすくする加工は必要になるだろうな、という感じでした。エンジンの感じは、非常にスムーズで、す〜っと回転が上がっていく感じ。とても軽やかです。CRF250R(X)、CRF450RXのエンジンにフルWPC/DLC/モリショット加工を施してきたのですが、そのエンジンの感じとよく似ています。
 車体の重さは、一般的なモトクロッサーなどに比べると軽く作ってあるものの、流石に4stだけあって、RR2Tに比べると重く、クロトレに感じるヒラヒラ感はあまり感じられませんでした。
 問題はやっぱり足付きで、例の丸太泥セクションで臆してしまい、スタック。爪先ツン付きになりながらスタッフさんに押し出して貰ったものの、その先の坂で停止、アクセル開けたら地面掻くし、こけるより他ないところをスタッフさんに引っ張って貰って、どうにか通過。その後は、「こりゃ無駄にパワーあって回せんわ」と思いつつ、1周でご馳走さましました。

*RR2T250
 次に乗ったのは、エンジンがクロトレと同型のRR2T250。こちらも足付きはあまり良くなく、何とか指の付け根まで付く感じ。RRシリーズはクロトレよりは背が高いか、やや背が高いという感じで、足付きを担保する為には、何らかの加工が必要に感じました。
 エンジンの感じは、流石にクロトレと同型だけあって、2stにしてはマイルドな感じがしました。もっとも、クロトレよりは元気があって、カムシステムを使わない事には操作にやや難がある気がしました。
 結果的に、試乗した4台のうちで一番乗りやすかったものの、クロトレと比較して、「もし最初にRRの方を乗っていたら、乗り換えを決心しなかっただろうな」と思いました。 

*RR2T200
 最後に乗ったのがこのバイク。巷で「ニヒャクは凄い」と聞いていたので、どう凄いのか楽しみにしていました。当初の予想では、クロトレやRR2T250を小排気量化して、乗り易くしてあるのか、というものでした。
 ところが、実際に乗ってみると、正真正銘の2stで、自分が一番扱い難いと感じる部類のバイクでした。丸太泥セクションでつんのめって止まってしまい、ゆっくり右に転倒したのは仕方ないとして、その後、急にピーキーな感じになって、全然扱えない。転倒の拍子にどっかおかしくしたのかと、Betaブースに戻ってから、Betaのスタッフさんに申告したほどでした。
 結局、どっこもおかしくなってはいなくて、要するにRR2T200は「そういうバイク」だという事が分かりました。

2020-01-12 08.52.41
一番手前のミニトレは2019年式
あとは2020年式でした

2020-01-12 09.31.35
比較のため、自分のクロトレにも乗りました




■絶対的安心感

 エンデューロ用のバイクというのは、足付き性が結構重視されるのですが、これは「足が着かなかったお陰で転けた」という状況がエンデューロでは多いからです。足が付けばどうにかなる場面でも、付かなければ転けるしかない、あるいは爪先しか地面に着いてなくて、どうする事も出来ない、というのがエンデューロでは日常茶飯事だからです。例えば、CRF450RXでは、安心できる足付きを確保する為に、サグを130mmも取り、さらにはシートまで30mmほど削っていました。ジャンプなどの走破性やポジションを犠牲にしてでも、足付きを担保する必要があった訳です。
 その意味において、ミニトレの思い切った車高の下げ方は、単に足が着いて安心というだけにとどまらず、少々危なそうな所でも思い切って挑戦しようという気を起こさせる、絶対的安心感が走りにも影響するのだと感じました。
 ちなみに、この日受領したTT-R125でも同じコースを走ってみたのですが、足が余るほど足付きが良いので、絶対的安心感という意味では絶大で、RR4T350なんかよりも勇気出して丸太泥セクションにアプローチしていました。

2020-01-12 11.19.00
久々の金子さん
相変わらず元気で人懐こかったです

2020-01-12 12.10.23
最近、5人以上集まるときは
飯を炊く様にしています

2020-01-12 13.36.19
腹満腹で試乗どうでも良くなった頃合いを見計らって
実家がピザ屋の隊員が差し入れに来てくれましたw


■ユーザーが選べるラインナップの大切さ

 今回の試乗会で感じた事は、同じメーカーの中の、似たようなバイクであっても、それぞれに特徴に違いがあり、乗り手のレベルや用途に合わせてバイクを選べる体制にあるのだな、という事でした。それを踏まえた上で、クロトレは非常に良く出来ているというより、自分に合っているバイクなんだなと感じました。つまり、乗る人が違えば、ベストに感じるバイクは異なるという事です。
 これまでは、メーカー、排気量、車種くらいしか選択肢のない状態で、それを自分のニーズに合わせて改装する事で対応するのが当然だったのですが、ヨーロッパの外車では、同じメーカーでもこれだけの選択肢があり、さらには複数のメーカーが同じ様な事をしているのですから、その中で自分に一番合ったバイクを選べるというのは、国産メーカーにない凄い強みであると感じました。
 日本のバイクメーカーだって、技術的には世界に伍したものを持っていると思うのですが、商売の仕方考え方の違いなのか、ユーザーに選択肢を与えない物作りしかしてない事に、違和感とか残念な気持ちも起こりました。その意味で、今回は色々と考えさせられる試乗会でした。

2020-01-12 15.36.23
なんのかんので一番乗り易かったクロトレとTT-R125
自分の選択に間違いがなかったのを確認した1日でした

2020-01-12 16.41.39
tacさんトコのわんわん
とても可愛かったです(わんわんも飼いたい)






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2020年01月05日

 今年の年末年始は休みが長ったおかげで、仕事始めの前にバイク乗る機会も設ける事が出来ました。と言う訳で、TOYZ Racingの初走りという事で、イワイサーキットに集まりました。自分としては、前回、実戦配備されたBeta X-Trainer250に、1日でも早く「神経通す」為に、今日はとにかく走りこむつもりをしていました。


2020-01-05 09.43.40
今回はTOYZ御一行様、7名で登場
貸切かと勘違いされましたw



■ゴロンと変わったモトクロスコース

 前回イワイサーキットの行った時は、そのモトクロスコースはぶっちゃけた話し、河川敷に有志が手掘りでコース作った様な細い道のコースだったのですが、今回来て見てビックリ! コース幅が広げられてて、ジャンプもきっちり作ってあって、それでいて初心者でも安心して走れる様な親切設計になっていました。しかも、丸太セクションまで作ってあって、間違いなく“その筋の人”が手を入れた感じ。聞けばテクニクスの吉田Pro監修との事でした。
 さて、上に書いた「バイクに神経通す」というのは、乗り換えたばかりでまだまだ乗せられてる感のあるクロトレに、なるべく慣れていく事です。難しく言えば慣熟訓練です。特にクロトレは人生初の2stで、感覚的に分からん事が多いのです。その一つが「暖気運転」で、これまでの4stでは「エンジン掛かったらそれでOK」みたいな感じだったのですが、2stではエンジンのヘッドやラジエターが温まるまでちゃんと暖気しないとダメとの事。2stのエンジンは、熱によって膨張した状態が定格という事もあるそうで、その為にもしっかり暖気する必要があるのです。また、色々取り沙汰されてる分離給油のオイルポンプの動作も、この暖気の時にオイルチューブの動きなどを見て点検します。

2020-01-05 11.02.13
大改修で非常に良くなったミニMXコース
丸太セクションまでありますw


■自分の慣らし運転

 コースの状況は、昨晩雨が降ったにも関わらず、日陰の部分以外はそれほど湿っておらず、いわゆるベスコンの状態。どちらかというとカチパンな地面なので、タイヤの空気圧は前回同様に前後共0.9にしました。
 跨ってみた感じは、前回の慣らしでサスのアタリが出て来たのか、あと5mmくらいで両足の踵が地面に着く感じ。今まで乗って来たCRFと比べると、何もしないでこの足つきは凄いです。エンデューロで考えるなら、あと10〜20mmくらい余裕があると良いのでしょうが、むしろその位なら、何にもしないでも何とかならないか、と思います。今回はフロントフォークの突き出しを5mm作っているので、バランスを取る意味で、シートを10mmほど削るのもアリかとは思いますが。。
 さて、コースイン。とりあえずは2速オートマ走法で。走り始めはいつもゆっくり走るのですが、初めてのコースではなおさらです。乾いている所は良いのですが、奥の日陰になっている部分は見るからに滑りそうですし(実際、モタ車の人は大コケしてました)、コーナーもタイトな所は滑らない様に気を付けねばなりません。そんな風に、グルグル回っていたのですが、今までなら「もういいか」と思うあたりでも、「もう一周行こ」と思えるくらいに、クロトレは疲れない。お陰でしっかり走り込めます。

2020-01-05 12.16.09
今回も飯盒炊飯
4合炊いたものの、あっという間に完売

2020-01-05 12.40.41
西友の見切り品の肉で焼肉w
ご飯にめっちゃ合いました

2020-01-05 13.00.54
TOYZ恒例のうどん入りおでん「うでん」
この鍋に2杯食べました




■3速の方が楽だった

 スロットル・カムシステムのカムを400Xから200Xに変えた事で、前回感じた様なモッサさは無くなったものの、 2速では車速が乗らないので、3速で走ってみる事にしました。意外というか、むしろ3速で走った方がスムーズでそれなりに車速も上がって、楽しく乗れました。これはスプロケがフロント13丁、リアが51丁というのにも関係するかも知れません。クロカンやってる人よると、リアは48丁くらいが良いとの事です。
 しかし、もっと驚いたのは、相当な低速になっても、エンジンがガタつく事もなければ、エンストする事もないという事。これまで乗ってたCRFでは、フライホイールウエイトやスチールのクラッチバスケットを入れて慣性力を高めてても、ここまで車速が落ちたら3速では立ち上がらない、というくらいの低速でも、苦なく立ち上がって来ます。それこそ、3速オートマ走法でした。
 こんな具合ですから、コーナーの立ち上がりでクラッチを使う頻度もCRFの時に比べるととても少ない。自分は半クラを多用する様な乗り方をしてたのですが、意識しなくてもクリッピングポイントでクラッチレバーを握って離す程度の使い方になっていました。
 ちなみに、クラッチレバーのリターンスプリングを軽くしたのですが、この効果は絶大で、仮にクラッチを使う機会が多くても、CRFの時の様に辛い思いをあまりしなさそうです。ここまで良くなると、違うところに目が向いてしまうもので、レバーは純正のアルミの物でなく、ARCの樹脂の物の方がタッチが良い気がして来ました。ARCは以前は大して良いとも思わなかったのですが、材質が変わったのか、クイックな効き目が必要なモトクロスから、ソフトな操作のエンデューロだからか、なんか良い様に感じました。

2020-01-05 09.43.46
午後には全線ドライになって
バイクもあまり汚れずご機嫌に走りました


■雨モードと晴モード

 クロトレのハンドルの左側にはモードスイッチが付いていて、上が雨モード、下が晴モードになっています。雨モードだとパワー抑え目のスムーズなライディング、晴モードだとパワーマシマシの出力強化という事になります。
 今回、初めて晴モードにして乗ってみました。というか、前に乗った人が晴モードにしてて、それに気が付かず乗ったのですが、「なんかギクシャクして乗り難いなぁ」と思ってたら晴モードでした。イワイのMXコースは狭くてそれほど開けられないと事情もありますが、それ以上に、自分がそれほど開けられない人で、どっちかというとスムーズに乗る人なので、晴モードよりも雨モードの方がむしろ気合い入れてアクセル操作できる様な感じでした。
 もっとも、手元スイッチ一つでモードが切り替わるので、長いゲレンデの上り坂の様なカチ開けで行きたい時は晴モード、ウッズなどに突入する時は雨モードと、その時々の状況に合わせて使い分けが簡単に出来ますので、今後の練習の課題の一つにしようと思います。

2020-01-05 15.39.19
終わった後は、コックをオフにして
キャブからガソリン抜きます


■久々にジャンプ飛ぶ

 昔、モトクロスを頑張ろうとしてた頃は、「ジャンプは飛ばねばならない」という使命感というか、固定観念を持っていて、それなりに頑張ろうとしてましたが、CRFをRX化し、さらには450に乗り換えてからは、すっかりジャンプ飛ばない様になっていました。飛ばなくなると、飛び方も徐々に忘れてしまうもので、余計に飛ばなくなっていきました。
 しかし、ジャンプというのは、昔、スクールの先生や先輩から言われた様に、「巡航速度が上がれば、放って置いても面倒臭くて飛ぶ」というもので、言い換えれば車速が遅ければ飛べんものです。なのでとりあえずは飛ぶ事よりも、走り込む事に専念しました。
 3速オートマ走法になった頃、徐々に神経も通い始め、それなりに車速も上がって来た頃合いをみて、昔習ったジャンプの挙動を思い出しながら、軽く飛ぶ様にしました。イワイサーキットのMXコースのジャンプは、初心者向けという事で、あまりリップが立ってないので、挙動という意味では意識しないと動作を感じられないのですが、言い方を変えれば「意識して挙動を感じる」必要がある訳で、徐々にサスの動き、アクセルの合わせ方などが、感覚的に蘇って来ました。

2020-01-05 16.10.29
本来はコースでも何でもない高台にヒルクライムして
ガッツポーズするマックさん


■本日のまとめ

 乗ってて楽なバイクは楽しいもんだという事を、改めて実感しました。しんどいバイクというのは、いくら乗らないと練習にならないと分かってても、どっかしらで敬遠する気持ちがあって、練習行ってもなかなか乗らなかったのが、今回は久々にガッツリ乗ったかなー、という感じ。お陰で35%ほど「神経が通って来た」気がしました。とはいえ、2回目です。慣れるには走り込みが足りないと思います。そもそも「持ってる物が違う」バイクですから、もっと性能を引き出せるはずです。
 今回も乗ってて感じたのは、やっぱりブレーキペダルの位置は高いな、という事。ちょっと踏んだだけで相当ブレーキ掛かってしまい必要以上に車速が落ちたり、場合によっては急ブレーキになります。リアブレーキは実質的には今のところ、あまり使えてないのはこうした事情によるものです。リアブレーキが使えないので、アクセルもあまり開けられない、と言った感じです。この点は、調整用のナットを薄い物に変える事で、さらに下げる対策を検討しています。
 あと、手や腕に掛かる細かい振動の負担がやや感じるので、フロントフォークのダンパーを少しだけ柔らかくするのも検討しています。もっとも、クロトレのフロントフォークは、片側がバネで片側がダンパーと、今まで乗ってた両方バネのとは違うので、目下、自分で翻訳したユーザーマニュアルでやり方を調べている最中です。

2020-01-05 17.35.14
陽が落ちると、すっかり寒くなりました





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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2019年12月15日

 今日はTOYZ Racingの走り納めという事で、谷田部エンジョイスポーツランドへ。走り納めという事で、一年の締めくくりになる訳ですが、自分にとっては新しいBeta X-trainer250のシェイクダウンという事で、むしろ新たにスタートというところです。
 Motoshop TOYZは秋頃からBetaの取り扱い店になり、10月下旬から12月上旬にかけて、19年式のクロトレ250を3台も売ったのですが(3番目が自分)、同系型で同年式でほぼ同じ時期に乗り出しのバイクが3台も集まるという、かなり珍しい状況となり、今回は自分と他の人の同じバイクの乗り比べが出来ると言う貴重な体験が出来ました。


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X-Trainer250“レギンレイヴ号”
黒の外装とデカールはまだなので
初々しい赤色です



■納車準備

 車両自体は12月7日に届き、簡単なセッティング艤装作業を進めて貰いました。セッティングの内容は、以下の通りです。
  • サグ出し:レースサグ104mm(Fフォーク突き出しは無し)
  • シフトペダルは1ノッチ上、ブレーキペダルを最下へ
  • ハンドルをZETA SX3 Enduro-Low
  • G2スロットルカムシステム(x400)
  • タイヤをFはミシュラン・エンデューロミディアム、RをIRC VE33S
 店で跨った時は、足つきは足の指の付け根まで着く感じで、もっと車高が低い方が良いなと感じたのですが、全くの新車時と鳴らし運転の後では、数mm高さが低くなる事が多いので、とりあえずこの状態で乗る事に。フロントフォークの突き出しも敢えて行いませんでした。
 ブレーキペダルは、一番下まで下げてもなお高い感じだったのですが、ブーツを履いたら違いが出るかもしれないので、それ以上の対策はしませんでした。
 ハンドルは純正は明らかに狭いので、これまで使ったハンドルを移植してもらいました。またグリップもCRFの物を使用しました。

20191215_02
とりあえず跨ってみる
いつでもそうですが、新車は良いものです


■第一印象

 さて、早速慣らし運転。まずはエンジンの始動のさせ方を習い(キャブ車のレーサーは初めて)、暖気の感じなどを覚えたあと、コースイン。まずはオーバルで軽く走らせたのですが、前回、1号車でここはやってるので、1周走ったら直ちに本コースにイン。とりあえずは鳴らしなので、あまり開けない様にして(と言っても、2stだけにガバ開けするのもやや怖いのですが)、MXコースをソロ〜っと1周。ハンドルはやはり純正からZETAのSX3 ED-Lowに変えて正解で、肩に狭さを感じず、肩甲骨を寄せたベストテクの乗り方がし易くなっていました。
 そのまま、ウッズコースにも進入。感心したのは、これまで乗ってきたバイクに比べて、フロントサスが良いのか、ギャップで衝撃が少ない事。なので臆する事なく、轍にもギャップにも進入する事が出来ます。登りのタイトコーナーなどは、これまではそれなりに気合を入れないといけませんでしたが、低速に粘りがある上に、ちょっとちょっとした小刻みなアクセルでも前に出る感じで、ストレスなく曲がる事が出来ます。旋回性と言う意味では、XR230に匹敵するほどの旋回力があります。
 フープスをナメて通過(といっても、ナメて通過しか出来ませんが)する時は、これまではアクセルだけでなく、クラッチも使って畝りに合わせていましたが、むしろノークラッチの方が上手くいく様な感じで、つくづく乗り易いバイクだな、と感じました。
 シフトペダルとブレーキペダルは、これまで乗ってきたバイクに比べ、かなり内側に入り込んだ格好になっており、今まで通りの操作をしようとすると空振りになります。なので意識してつま先を内側に入れないと確実な操作が出来ません。シフトペダルは1ノッチ上に上げたのですが、かえってスカスカでシフトアップに手間取り、かつシフトダウンの時には余計に足を上げねばなりませんでした。ブレーキペダルの方は、運動靴の時に比べて靴底が厚くつま先が上むいてるせいか、少々気になる程度でした。

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思ったほど足つきは悪くない
(けど、モチっと欲しい)

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よく曲がる良いバイクだと思います

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まだ“乗せられてる感”アリアリですが
吊るしでこれだけ乗れるのは、やはり凄いです




■慣らし運転

 続いて、本チャンの慣らし運転。1速、2速、3速で順に低速でコースを回りました。G2のスロットルカムシステムの、一番ロースロのx400を入れているせいか、アクセル開けてからの加速の度合いが滑らかで、2stらしい一拍遅れて「ファ!」と来る加速感が相当に軽減されています。しかし、あまりに滑らか過ぎて、ちょっとモッサイ感じ。もうちょっと元気があっても良いのかな。
 上でギャップを余り拾わない話しを書いたらのですが、むしろフラットな所では、細かい振動?が手に来る様な感じで、フロントフォークの圧側をちょっと柔らかくした方が良いかな?と感じました。もっとも、バネも鳴らしの最中なので、今日はこのまま乗って、後日改めて考える事にしました。
 驚いたのは3速で走った時。3速ともなると、それなりのエンジン回転が無いと、つまり低速になるとエンジンがガタガタ言ったり、エンストします。ところが、「4stでもこれだとエンストするやろ」と思えるほどの低速になっても、粘る。そこまで車速落とすなら、1速落とした方が良さげな感じでも、ギリギリ持つ感じ。実際にはそんな使い方はしないと思いますが、なんともまぁ、強心臓なバイクだと感心しました。
 足つきに関しては、MXコースでは丁度良い感じですが、ウッズコースに入ると、やっぱりあと20mmくらいは足が着いて欲しい感じ。サグを多めに取るか、シートを削るか、ちょっと悩ましい感じでした。

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今日のTOYZ Racingは19人の大所帯

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昼休みに、来年度のエンデューロ部の基本方針を採択しました


■乗り比べ

 さて、他の人(今回の走り納めには19人が参加)にも乗ってもらって慣らしを続けて貰う一方、自分も他の人のクロトレと乗り比べてみました。プジ澤さんの1号車にはこないだ乗ったのですが、アワさんの2号車は今日が慣らしとの事。自分のと同じ様なはずですが、既にこの時、お互いのバイクは若干の違いがありました。

  たにし アワ
Fフォーク突き出し 0mm 10mm
Rサスレースサグ 104mm 未調整
スロットル x400 ノーマル
排気デバイス 調整無し ちょっと弄った

 まず、アクセル開けた時の感じは、自分のはややモッサイ感じがするほどにマイルドで2stらしさが低減されている一方で、アワさんのは実に2stらしくファッファッと加速する感じで車速も早い。エンデュランサーというよりモトクロッサーに近い感じで、言い換えれば結構忙しない。車速が上がるのでブレーキを使う機会も多かったのですが、ブレーキペダルが下まで行ききってなかったのか、ガク踏みになって2度ほどエンストしました。
 これはスロットルチューブの特性の違いと、排気デバイスの影響があると思います。自分としては、そこまでの元気良さは求めてないもの、x400ではやっぱりモッサイ感じですので、次回はx200で試してみようと思います。
 足つきはサグ出してないアワさんの方が丁度よく、また突き出しが20mmあるせいか、旋回性が高くウッズでのコーナーが実に楽でした。もっとも、ギャップで突っ込む所もあったので、20mmは自分には突き出し過ぎかもしれません。
 サグを未調整にすれば、シートを削らなくても良さそうなものですが、そうするとサスの丁度良いところを使えない訳で、それはそれで考えものかもしれません。もっとも、削ったものは元通りにはなりませんので(まぁ、別にシートを買えば良いのですが)、誰か先にシート削ってくれないかなぁ(したら借りて試せる)とか思ったりもしました。

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同じ形同じ色で、どれが誰のか
最初は見間違えましたw

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凄さがテキメンに分かるのは、ウッズコースを走った時


■まとめ

 今回は慣らしという事で、優しく乗った訳ですが、実感としては「乗った」というより「乗せられていた」というのに近く、まだまだバイクとの一体感を得るまでには至っていません。吊るしの新車の状態であそこまで乗り易さは、XR230に165万、CRF250Rに50万、CRF450RXに40万かけた事を考えると、驚異的な事ではあるのですが、それはメカ本体が持っているポテンシャルであって、自分が神経を通わせ信頼を持って乗れる様にするには、まだまだこれから調整と慣熟が必要だと感じました。
 何にしても、CRF450RX、いやCRF250Rに比べても楽に乗れるバイクなので、これからが楽しみです。

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再度調整でお店に持っていく前に洗わねばなりませんが
今回はほとんど汚れず洗車が楽そうです





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tanisi_corp at 22:00コメント(0)

2019年10月27日

 今年の秋は台風だの大雨だので、大抵の週末は潰れてしまってるのですが、やっとこバイク乗れそうな天気になりました。もっとも、最近、とても疲れやすくなって、日常的にもアリナミン飲んだり、膝や肘の調子が悪くて、ヒアルロン酸とかグルコサミンとか飲まないかんのかなー、と、その手の通販CMに興味が向いたりと、ほんと年寄り臭くなって、バイク乗る気分というか雰囲気が出ない。でも、ここで乗らん様になってしまったら、本当に体動かなくなってしまうので、頑張って谷田部ESLに行きました。


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久々の谷田部ESL
バイクは前回のイワイで汚れたままw




■雨で滑るよウッズコース

 実はこの金曜日にも、JR成田線が佐倉から先が運休になるほどの大雨が降って、こりゃ谷田部の方も凄い事になっているんだろうなー、と思っていたのですが、土曜日に晴れたせいか、モトクロスコースの方はブルが入って意外にも走りやすそう。しかしウッズコースの方はブルは入ってないので、湿ってる所は湿ってるし、水溜りもあるしで、それなりに気を付けて走らないかんなー、って感じでした。
 いつもの様に、全然やる気を見せないTOYZ Racing エンデューロ部ですが、それでもバイク下ろしてエンジンかけて(掛からなかったら走らずに済むのですが、大抵一発でかかる)、お金払って着替えて、コースイン。MXコースは走り易いのですが、案の定、ウッズコースは結構シメシメで、大きな水溜りを避けようとしてリアが滑って水に浸かったりと、やっぱ滑るねぇ〜って感じ。
 タイヤはミシュランのエンデューロミディアムですが、やっぱりマディは苦手な様で、滑りやすい路面ではIRCのVE33sの方が向いてるかなー、という感じ。フロントは凄く良いのですが、リアは状況に応じて切り替えた方が良さそうです。
 テレレ〜〜っと2周ほど走ったのですが、たった2周で汗だく。やっぱり体力落ちたなー、とスゴスゴと雑談タイムに入りました。

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ちょこっと走っただけで土だらけ


■Beta X-Trainer登場

 ところで、今回、TOYZ Racing エンデューロ部としては初めて、Beta X-Trainer250がお目見えしました。今回はこれに試乗するために練習に来た様なものです。
 Beta X-Trainerは、すでにあちこちで高評価を得ているバイクで、WEXなんかでも使っている人をチラホラ見てきたのですが、まぁ何せ外車、しかもイタリア車ですし、そもそも近所にBeta扱ってる店もない。CRFが大好きなので、さして関心もなかったのですが、世間で評判なら、ちょっと乗ってみたい。と思ってたら、Motoshop TOYZがBetaの取り扱いを始め、早速買った隊員がいたので、これ幸いに乗ってこましたろ、という運びになりました。
 持ち主差し置いていきなり自分が乗る、なんて事はさせて貰えないので、持ち主がオーバルでテレテレと乗ってるのをまず見学したのですが、2stのくせにテレテレ乗れるってのが凄い。あんな乗り方してたら、普通はモーモー言ってエンストするのがオチなのに、その気配がない。因みに、乗り手は四輪やモタードでは結構ビンビン走る人らしいのですが、オフの経験はさほどないとの事。それでも乗れるんだから、やっぱりクロトレは噂通り、低速のトルクが結構あるバイクの様です。
 続いて、自分が先導してウッズコースへ。大体経験乏しい人で、しかも不慣れなバイクの場合、ウッズの入り口の上り坂で難儀するものなのですが、涼しい顔して付いてくる。ウッズの中のタイトなコーナーもちゃんと曲がってくる。凄いバイクです。因みに自分は、他の隊員が乗ってたCR85を借りた時、ウッズの入り口の坂が上れませんでした(爆)

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性能は良くても
日本車では考えられない手のかかり様だそうで

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でも、やっぱり乗りやすくて
持ち主は常時ニヤニヤ顔w


■クロトレ試乗

 さて、やっとこ乗れる事になったので、乗ってみましたクロトレ。2stはこれまで何回か試乗した事があるのですが、自分には向かないなぁ、という印象しかありません。クロトレも乗り始めはそんな印象でした。2stは、アクセル開けても4stみたいに直ぐにエンジンの回転が上がっていくのではなく、半拍くらい遅れて「ファ〜ン」と上がってくる。つまり、自分が意識してるタイミングとズレて加速Gが掛かってきて、しかもそれが結構大きかったりするから、慌ててアクセル戻して「モモモ....」みたいな感じになる。乗りにくい訳です。クロトレも2stですから基本的にはそういう感じです。が、「モモモ....」の部分がない。つまりエンジンの回転上げれない人でも乗れる様な2stです。
 車重が軽いのは知識として知っていましたが、体感的な意味での軽さは、加速であれ減速であれ、コーナーの横Gであれ、それほど強烈なものが来ない。なので体にかかる負担が少なく、フワッフワと乗れる感じ。楽だなぁ、という強い印象を受けました。クロトレに乗った後、自分のCRF450RXに乗ってみると、同じ操作をしているのに、体にかかる負担が非常に重い。空気入った風船と水の入った風船を持ち比べて走ったくらいの違いがある様です。
 それでも1回目の試乗では、「それでもやっぱり2stなんだよなぁ」という事で、同じBetaの4stはどうなんよ?みたいな話しをしてたのですが、値段を聞いて、予算が足らんなー、と頭を抱える始末。ところが2回目に乗ってみると、1回目の時ほど2st感が気にならなくなっており、「これだったら比較的早いうちに慣れてしまうんじゃない?」と感じました。それよりも何よりも、とにかく乗った感じが軽くて、全然疲れない。体力が落ちたというより、CRF450RX“ゲイレルル号”は重すぎてしんどかったんだ、という事を、初めて認識しました。

2019-10-27 12.37.07
最近、レースでない時でも飯を所望されるので
飯盒と無洗米は必須になりました

2019-10-27 12.51.23
クロトレにご満悦のプジ澤隊員
あんだけ新車褒められた、そりゃ嬉しいですわな


■考察

 CRF450RXを手に入れた理由は、「一度くらい450に乗ってみたい」というロマンがあったからですが、運用面で想定していたのは「車重とライダーの重量を、エンジンの大出力でカバーする」というものでした。実際、この考え方は、三宅島や戸狩、神立といった広大なレースでは的中しました。しかし、普段練習する成田や谷田部といったコースは、狭くコーナーが多く、大出力よりも小回りの効く方が有利で、また自分がこれまで出たレースも、日野は言うまでもなく、勝沼やGAIA、爺ヶ岳でさえも、大出力が活きる場面よりも、車体の重さの方がデメリットになる場面が多かったのです。
 CRF450RXに乗り換えてから、非常に疲れやすくなったのは、年齢や運動不足によって体力が落ちただけでなく、Gの掛かり方が極大で疲労するのが早い(言い方を変えれば、450に乗れるほどの体力がない)と言うことが、クロトレに乗ってみて如実に分かりました。クロトレも250の2stですから4stの450に相当する出力がある事になっているのですが、おそらくは車重が軽いため、同じ車速を出すにしてもCRF450RXよりは小さめの出力で間に合い、その分減速にかかるGも小さく済み、結果、軽々とした操作性を持ち、体に負担をかけないのだと思います。
 これまで外車にはいささかの興味も示して来なかったのですが、今回の練習でクロトレに乗って、その考えが一変する機会を得ました。

2019-10-27 15.43.32
CRF450RXとX-Trainer250
遺憾ながらクロトレの方が楽で楽しく乗れました

2019-10-27 16.22.43
いつもの如く、アホ話して最後まで居残りのTOYZ Racing御一行w




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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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