野営雑文

2018年07月22日

   梅干しはこれまで、2012年2014年に作ったのですが、その2014年版が去年なくなりました。作ったからといって、そうそう食わないので無くなるまでに時間がかかるのですが、無くなったら作る方針をしていますので、久々に作る事にしました。

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干し上がった梅干し
良い感じに仕上がっています


■梅の漬け込み
   梅干しを作るかどうするか迷っているウチに梅が出回る季節の後半になってしまい、上等で大きな実はおおよそ完売。近所のスーパーマーケットに、結構黄熟して部分的に赤くなった売れ残りが辛うじてありました。前回、3kg漬けてなくなるのに4年掛かりましたし、冷蔵庫の中でデカいタッパが長い事鎮座していたので、今回は2kgだけにしました。ところが、手間賃出すから作ってほしいという人が出てきて、追加で3kg購入。結局、5kg漬ける事になりました。

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値段は安いですが、一応、南高梅です

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赤いのも混じっていますが、結論としては無問題でした


   これまでは青い梅を買う事が多く、それが黄熟するまでバケツなどに入れて待っていたのですが、今回はほぼほぼ黄色くなっていて、物によっては赤くなってるのもあって、ぼけっとしてたら完熟して梅干しに向かなくなりそうでした。それでもうっすら青いのもあったので、2日ほど待ってから作業に取りかかりました。
   ここから先は、これまでと同じで、まず梅をざっと水洗いし、水気を拭き取って、竹串で梅のヘタを取ります。バケツに45リットルのゴミ袋を二重に被せ、粗塩を梅の重さの20%分用意します。梅をホワイトリカーにくぐらせて、転がす様にして粗塩をつけ、ゴミ袋かぶせたバケツに入れていきます。今回、10リットルのバケツを用意しましたが、これで3kgの梅を漬ける事ができます。余った塩を梅の上からかけて、適当なサイズの皿を乗せ、その上に2リットルの水のペットボトルを2本乗せて、ゴミ袋の口をくくります。
   3日ほどしたら梅酢があがってくるので、ペットボトルを1本に減らし、そのまま紫蘇が出回るのを待ちます。

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黄熟した梅。まずは軽く水洗い

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竹串で茎のヘタを取ります

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ホワイトリカーに潜らせて、粗塩をまぶします

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残った塩を上から振りかけます

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皿を置いて、その上に重石代わりのペットボトルを置きます

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このまま、梅酢が上がってくるまで待ちます
右は先行して漬けた梅です


■紫蘇の漬け込み
   出回るのを待ちますも何も、すでにこの時点で紫蘇が出回っており、梅酢が上がってきたら、直ちに紫蘇の用意を始めました。
   紫蘇もこれまでと同様なのですが、今回は2kgを通常の紫蘇梅に、3kgを紫蘇を使わない白梅干しにつる予定でしたので、紫蘇は1袋しか買ってきませんでした。
   紫蘇は灰汁抜きに粗塩を使いますが、これも紫蘇の重さに対して20%分の粗塩を使います。まず茎から葉っぱだけを取って水洗いし、細かな砂を落とします。次に用意した粗塩の半分を紫蘇の葉にかけて揉みます。すると塩の浸透圧で濃い紫色の汁が出てきます。これでもか!と汁をしぼって汁を捨て、紫蘇の葉を丁寧に解して、残りの粗塩を振り、さらに揉んで追加の灰汁を出します。
 それが済んだら、梅酢をかけて紫蘇の葉を解し、梅に被せる様に乗せます。紫蘇を入れた当初は何の変化もありませんが、日に日に色が赤くなってきます。白梅干しにする方は何にもしせず、そのまま放置です。紫蘇梅も白梅干しも、重しも皿も外して、7月20日前後の土用干しまで放置します。

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ワールドカップ見ながら葉っぱをちぎります

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塩の半分を振りかけて、ガシガシ揉みます

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塩揉みすると、かなり小さくなります

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梅酢をかけていい感じに解します

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解した紫蘇を入れて、解すのに使った梅酢も入れます

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白梅干しの方は何もせず、そのまま土用まで放置します
(ゴミが入らない様に、ゴミ袋の口はくくておきます)


■土用干し
   実をいうと、ここまでは前座みたいなもので、この土用干しが梅干し作りの本番です。晴天の三日三晩、梅干しを干します。この間に雨など降られては困るので、梅雨が完全に開けてから干すのですが、今年は例年より早く梅雨が開けてしまいました。しかし、漬け込み開始から1ヶ月ほど漬けておく必要があるので、今年は慌てず土用まで待ちました。
   今まではマンションの狭いベランダでしたので、小さいザルに分けて干していましたが、今の家はベランダが広々していますので、近所のホームセンターでデカいザルを買ってきました。おかげで5kg分の梅が1枚のザルで乗せきれました。
   えっちらおっちらと重たいザルを持ってベランダに行き、エアコンの室外機とベランダの壁の縁にザルを設置して土用干し準備完了。あとはお天道様任せです。今の家は日当りが良いので、午前から午後にかけて、たっぷり日に当てる事が出来ます。1日干して2日目に梅をひっくり返して裏も干し、3日目の夕方に取り入れました。
   今回の梅干しも、よく熟してて柔らかく、とても美味しく仕上がりました。これならオーダーしてくれた人も喜んでくれると思います。今回、白梅干しに初めてチャレンジしたのですが、個人的には白梅干しの方が、無駄に酸っぱくなく、ご飯に合うと感じました。紫蘇の方に比べると、紫蘇を処理するのに使う塩分が入ってないだけに、多少塩辛さも控えめで、これはご飯が進むなー、という感じです。

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デカいザルなので全部乗りましたが
階段やドアを通るのに、やや難儀しました

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朝方は日陰ってますが、日中は日当り全開です
紫蘇も干して、あとでゆかりにします

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2日目くらいになると、軽く塩を吹いてきます

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それが夜の湿気で溶けて、しっとりした感じになります

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3日干して出来上がり! 柔らかくていい感じです

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今回、初めて梅干し用の壷を買いました
これで常温保存します

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白梅干しは、とてもご飯に合います


■梅酢の活用
   梅干しは、元々は梅酢を作るのがメインで、梅干し自体は副産物だったらしいです。干した梅を梅酢に戻して保存する人も多いと思うのですが、自分は塩吹いた梅干しが好きなので、梅酢には漬けません。紫蘇に漬けた梅酢は他に使い道がなく、これまで捨てていました。
   ところが、紫蘇を使ってない白梅干しの方の梅酢は、紫蘇の余計な風味がないので、蕎麦つゆに入れたり、ご飯に少しかけて食べたりすると、とても美味しい事に気がつきました。梅干し自体も個人的には白梅干しの方が好みですが、梅酢も使えるとなると、一石二鳥で良いとこずくめです。次回もオーダーが無い限りは白梅干しを作ろうと思います。

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左が白梅干しの梅酢
梅酢が上がった時はもっと透明ですが
漬け込んでいる間に色がつきました

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蕎麦つゆに入れると、さっぱりして
夏っぽい美味しさになりました



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2018年07月03日

   前回の記事の最後に、「もっとも難易度が高いのは、焚き火などでの炊爨だ」と書いているのですが、実際そうだと思います。炊き方もさる事ながら、焚き火を使える場所もキャンプ場でしか出来ない人もいるでしょうし、経験がものをいう作業でありながら、経験を積む機会が乏しいという意味で、難易度が高いと思います。幸いにして(というか、少々脱法的にですが)、自分はベランダや庭で焚き火を使った飯盒炊爨が出来る環境にありますので、自分のこれまでの経験をまとめたいと思います。










■燃料の調達
   焚き火で飯を炊くには、当然、燃料となる薪が必要です。新小岩時代には、ときたまゴミ捨て場に捨ててある廃材を拾って来て、それをジグソーで切って鉈で割って使っていました。この時、薪で炊いた飯の美味さに目覚めたのです。
   去年引っ越した四街道は、ゴミ捨て場に廃材などはまったく落ちておらず、わざわざ薪を買ってまでやるのもどうかと思うし(ホームセンターには廃材の薪が売ってる)、どうしたもんかなー、と思った訳です。
   ところが、自分が住んでいる街は大きな家ばかりで、もちろん庭があり、庭木を植えている家が多いのです。そして、週明け最初のゴミの日には、町内をぐるりと回ると、大抵はどこかしらに剪定した庭木の枝が捨ててある事が分かりました。捨ててある訳ですから、自分が持って帰っても一向に差し支えありません。
   しかし、ゴミとして捨ててある枝ですから、基本的にはこないだまで木から生えていた奴ですが、細くて葉っぱの多いのは燃しても煙ばかりだからパス。いかにも生木っ ぽいのも燃やすのが大変なのでパス。燃料として適しているのは、そこそこ枯れてて(つまり乾いてる)、太すぎず(切るのが大変だから)、こういった奴で す。こういうのをゴミ捨て場から拾ってくるのですが、そうそうお目当ての枝が捨ててある訳でもないので、燃せそうなのは片っ端から拾ってきました。

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ゴミ捨て場から拾って来た剪定したての枝と
公園から拾って来た松ぼっくり


   さて、期待たっぷりに炊爨を始めた訳ですが、これがどうにも上手くいかない。具体的には、火が点いてもなかなか火力が上がらない、薪を投入しても火の着きが悪い、うっかりすると消えそうになったりする。見た目ガンガン燃えているのに、飯盒が全然沸騰してこない、などなど。ともかく、せっかく焚き火で炊いているのに、ちょっと残念な感じでした。
   美味い飯の炊き方、その火加減は、「4〜5分で沸騰する強火、5〜6分で重湯が消える弱火」というのは、新小岩時代に廃材の焚き火でも確かめたベストタイムなのですが、ゴミ捨て場から拾って来た庭木の枝ではこれにほど遠く、下手をしたら炊きあがりに20分もかかる時もある始末で、これはいよいよダメだな、という気になってきました。
   炊きあがりに時間がかかるとどうなるか。それは風のある屋外で、アルコールストーブやコケネンを使った時と同じ様な、沸騰までに時間がかかり弱火パートはほとんどない、あるいはずっと強火なんだけど知らん間に重湯消えてた、みたいな炊き方になります。そして、こうした時間のかかる炊き方をした時は、うっかりすると底は焦がすし、お湯でふやかした様な飯にはなるしで、「食えるけど大して美味くない、普通のご飯」になります。

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去年の初冬に庭から引き抜いた木
それなりに乾燥してそうに見えます


   昔読んだ太平洋戦争の戦記で、生木の燃やし方を書いたのがありました。とにかく、焚き付けに使うものは、マッチ棒くらいのサイズまで細くこまかくするのだ そうです。そうする事で生木が含んだ水分を小さな火でも乾かす様にして、徐々に燃やして火を大きくするそうです。こんな具合で、少々湿気った木でも、燃やすだけなら燃やす事が出来ます。しかし、美味い飯を炊けるほどの火力を得る事は出来ません。
   そこで、「おじいさんは山へ柴刈りに」で収集した柴はどうやって乾燥させるのかとか、切り倒した木を木材にする為にはどうするのか、というのを興味本位で調べてみました。そこで分かったのは、山で採った柴や木は、2〜3年は置いといて十分乾燥させる、という事でした。
   とすると、ゴミ捨て場に捨ててある枝なんてのは、全然乾燥が出来てない、生木同然という事です。まぁ、生木でも燃える訳ですが、生木というのは、含んでいる水分を火の熱で乾かしながら燃えるのですが、その際に気化熱で火の温度が下がってしまうとの事。これが廃材に比べて、圧倒的に火力が落ちる理由です。
   つまり、非常時など、生木っぽい材木しか手に入らない時でも、とりあえずは「食える飯が炊ける」というのには使えても、自分がわざわざ焚き火までして飯を炊く「幸せを感じる飯」にはほど遠いという事です。

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しかし、実際には2〜3年は放置しておかないと
乾燥が十分ではないそうです


■廃材に切り替える
   という訳で、生木で飯を炊くのが目的ではないので、どうにか廃材を手に入れる方法を探しました。そこで、地元系掲示板を見てみると、意外にも廃材を出している人がいるもので、しかもラッキーな事にウチの近所でも出している人がいたので、早速連絡を取って貰い受けてきました。
   聞いたところによると、自分以外にも貰いに来た人がいるそうで、その人はドラム缶風呂に使うとか言ってたとか。上には上がいるもんだと感心しました。ただ、めぼしい廃材はその人が持って行ってしまったみたいで、残っていたのは天井板とか襖や障子の木枠とか、そうした細々したものでした。それでも廃材には違いないので、有り難く頂戴して帰りました。
   トランポに載せた時は、大した量じゃないと思ったのですが、実際に処理を始めてみると結構な量で、一日では処理が追いつかず、毎日朝から出勤時間まで、ジグソーで15cmずつに切って、鉈で10〜15mm四方くらいに割り、保存に向いているのは段ボール箱に詰め、釘が刺さってたり木っ端になったりしたものは外に固めて置いておき、さっそく使ってみました。
   廃材とはいえ、元は建材に使われていた乾燥材で、燃やせばゴミ捨て場の枝とは比べ物にならない火力を発揮します。無風状態なら、飯盒を火に掛けて3分くらいでグツグツ言い出し、2分くらいで蓋が持ち上がり、5分くらいで重湯が引く、という感じです。むしろ、弱火パートでも火力が強すぎるきらいがあります。
   こうして炊いた飯は、米が立っていて弾力があり、米本来の甘味のあるまろやかな味わいで、もう、ご飯だけでバクバク食べてしまうほどです。

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貰って来た廃材
これなら乾燥は十分です

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廃材は優れた燃料ですので
失敗を許されない機会、例えば車中泊など
そういった機会に使います

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割った木は、直ぐ使える様に分類しておきます


■環境を整える
 しかし、こうした優れた燃料を使っても、強風が吹いている場合は、熱が飛ばされてしまい、9分待ってもグツグツ言い出さず、気が付いたら重湯が引いていた、という、アルコールストーブや缶入りコケネンみたいな、火力の低いストーブで炊いた飯になります。せっかく美味い飯を食う為に、廃材まで貰ってくるのですから、最低限の環境は整える必要を感じ、風よけを作る事にしました。
 あれこれ作り方を考えたのですが、あまり面倒くさい事はしたくなかったのと、自宅で使うので多少は重くて嵩張っても良いので、しっかりしたものを作る事にしました。そこで、近所のホームセンターで、1mmのアルミ板を3枚買ってきて、それをアルミテープで留めて、簡易の風よけにしました。そこそこの重さもあるので多少の風には耐えるでしょうし、アルミですから火にも強いですし、折りたたみ出来るので使わない時は畳んで壁にでも立てかけておけば良い。
 強い風が吹いた時は、やっぱり風に煽られる訳ですが、それでも有ると無いとでは大違いで、沸騰する時間に差が見られました。

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天地40cmは欲しかったので自作する事に

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風よけの中で熱がこもるので、夏場は結構暑いです
冬場はいいかも?


■焚き火による飯盒炊爨
 いよいよ焚き火による飯盒炊爨です。一口に焚き火による、といっても、様々な方法がある訳ですが、自分はファイヤーボックスを使っていますので、それによる方法を紹介します。ちなみに、飯盒は基本的には焚き火に吊り下げて使う道具ですが、火から遠すぎては火力が弱いという事になるでしょうし、近すぎたら火が燃えにくいという事にもなると思います。ファイやボックスに乗せた時に当たる火の高さ程度にするのが、一番良い出来映えになると思います。
 焚き火で飯を炊くには、まず火を熾さねばなりません。方法は様々ありますが、特段のこだわりがないのであれば、ファイヤーボックスの中にティッシュを3枚ほど入れて、細い枝なり木を入れて、下からマッチやライターで火を着け、徐々に太めの薪を入れていく、というオーソドックスなやり方で十分です。ブッシュクラフト的にやりたいなら、ファイヤースチールを使ったり、フェザースティックだの麻ひも解したのだの、まぁ好みにやって下さい。個人的には新聞紙は大して役に立つと思っておりません。
 次に十分火を大きくする事。火が着いたからといって、いきなり飯盒乗せると、空気の入りが悪くなって火が小さくなり、薪を入れてもなかなか火が大きくならない、そして、火力が強くなるまで温い火でだらだら炊く、なんて事にもなりかねません。

 火が十分大きくなったら、飯盒を乗せます。そして薪をどんどん入れて、強い火力を維持します。上に書いた様に、飯盒を乗せた時に火が落ち着いてしまう事もあるので、とにかく沸騰するまで気合い入れて薪入れて火を焚きます。それでもガスやガソリンの様に、火力が一定している訳ではなく、薪を入れた時は弱まり、入れた薪に火が着いたら強くなり、というのを繰り返します。薪への火の着きが悪い時は、ファイヤーボックスの下辺りから団扇で空気を送り込みます。
 火力が十分として、飯盒乗せてから3分ほどでグツグツ言い出し、5〜6分ほどで蓋が持ち上がったり吹きこぼれ(2合の場合は少ないが4合の場合はそれなりに出る)が出たら、おおむね成功です。沸騰したら、薪を入れるペースを落として弱火にします。5〜6分ほどして重湯が引いたら、火から下ろして蒸らします。

 ポイントなのは、火力が弱くて沸騰しないまま重湯が消えた場合(大抵は15分以上時間がかかってる)は、芯飯とかベタ飯とか、失敗したご飯になる事が多いです。また、火力の如何を問わず、12分以上火にかけた場合は、底が焦げている事が多いです。総じて、12分を過ぎてなお炊けきらない場合は、火力が何らかの理由で弱い場合です。風が強い時は、いくら火が強くても熱は逃げるので、必ず風よけを設けましょう。


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2018年06月25日

   車中泊の前夜祭といえば、大抵はBBQが定番といったところでしょうが、毎度やってると飽きて来たりもするものです。さりとて、手間のかかる面倒くさい料理は、食材を用意して持って行くのだけでも面倒くさいものです。
 そこで、簡単かつ手抜きっぽくない料理というものを考えています。今回は、大豆のごった煮です。

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飯盒はこうした煮物を作るのにも向いてます


■準備するもの
   飯盒1個分(4人前)
  • 大豆の水煮(2パック)
  • 筑前煮の具(1パック)
  • 豚肉(200グラム)お好みで、鶏肉でも牛肉でも可
  • 糸こんにゃく(200グラム)普通のこんにゃくでも可
  • 調味料(砂糖、醤油、味醂
   なんだ食材切るところから始めないのかよ、とご批判があろうかとも思いますが、レースの前日というのは、パドックの設営、バイクの準備、コースの下見と、結構やる事がありまして、飯だけ作ってれば良い、というものでもありません。それでも、用事済ませて、あるいは用事の合間に、陽の明るいウチに料理して、夜の前夜祭に備えねばなりませんので、楽できる部分は楽するという方針で、開けたら直ぐ使えるパックの食材や缶詰は積極的に活用していく方針です。

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写真には写ってませんが、豚肉はレンジで解凍中です
違う肉を使うと、違った味わいが楽しめます


■作り方
   飯盒に大豆の水煮、筑前煮の具、糸こんにゃく(ハサミでぶつ切りにする)をいれ、汁を捨ててから水をいれ、2回ほど濯いで水切りします。

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先日作った掛子蒸し器、水切りにも丁度いいです

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水切りすると、具が中でグチャグチャになりますが
どっちみちごった煮になりますw


   続いて、飯盒の上の水量線まで水を入れて、強火のコンロに掛けます。湯が温かくなったくらいの所で、肉を入れて沸騰させます。沸騰すると灰汁が浮いてくるので、おたまで灰汁をすくって捨てます。

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飯盒が温まったら肉を入れます
少々凍ってても焼く訳じゃないので問題なしです


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灰汁が浮いて来たら、すくって捨てます水まで多く捨てない様に


   灰汁を捨てたら、調味料を入れます。おたまで、砂糖1杯、醤油2杯、味醂1杯を入れ、蓋を開けたまま中火で10分煮ます。この時、灰汁を捨てる時に水まで多く捨ててしまった時は、上の水量線のところまで水を足します。

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砂糖は飯盒の中にドボンして溶かしましょう
醤油と味醂は注ぎ入れるだけです

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蓋を開けて煮ると、当然蒸発して水かさが減ります
その分、濃いめに仕上がります


   10分経ったら、味見して、味が薄い様であれば、調味料を足して味を整えます。1分煮込んだあと、蓋をして冷ませます。具に味がしみ込むのは、実は冷めて行く過程でしみ込むので、昼間のウチに料理しておいて、十分冷めた夜の前夜祭で温め直して食べるのが美味いです。

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あとで濃くは出来ても薄くは出来ないので
手加減して整えましょう


   こんな感じで、非常に簡単で、かつ手抜いた感じにならないお手軽料理です。実は自分、これが好きで、独身時代は乾燥大豆を水で戻すところから作っていました。
   飯盒だと、大体4人分ですので、もし、それよりも人数が多いのでしたら、飯盒より大きな鍋を使った方が楽だと思います。もっとも、おそらくは他にも色々飲み食いしてると思うので、飯盒1個分くらいが丁度いいかもしれませんが。

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昔の軍隊では、これで二人分ですw
若い人ならともかく、自分的には4人前です


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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2017年04月19日

   日本人にとって飯盒とは、ご飯を炊く道具に他ならない訳ですが、その発祥であるドイツ軍では飯盒を使ってパンを焼く方法を開発しており、また日本軍においても同じくレシピを整えていた様です。その方法は、野外の事なので焚き火から出た熾きや灰、簡易の窯を使うのですが、まさかベランダでそんな事する訳にもいかないので、電子レンジのオーブン機能を使ってチャレンジする事にしました。

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いかにも“ライ麦パン”らしい飯盒パン
意外にも美味くて、ハマってしまいました


■習作として白パン作り
   パンといえば、随分前にチャレンジした事があったのですが、とにかく粉を捏ねるのが面倒臭くてやらなくなった経緯があります。その面倒臭い理由が、捏ねても捏ねてもネバネバ手にひっつく事で、実はこのネバっちいのが手にベタベタくっつくのは、子供の頃から嫌いな作業の一つだったのです。
   ドライイーストの箱に書いてあった方法を参考に、250gの強力粉にドライイースト6g、スキムミルク10g、砂糖18g、塩6gに水を入れて捏ね、形が整うまで捏ねる筈がなかなか整わず、べとべとするまま10分間、生地を叩き付け、60分発酵させます。発酵して膨らんで来た頃には多少はベトベトはマシになってましたが、まだペトペトする感じで、それを手で押してガス抜きして、濡れタオル被せて10分ベンチタイムを取り、そのあと綿棒で伸ばして丸めて、内側にラード塗った飯盒に入れて、さらに40分間2次発酵。その後、170度で余熱したオーブンに入れて30分焼いたところ、頭が真っ黒に焦げたものの、それっぽく白パンが出来ました。
   あとで、捏ねたあと打ち粉をすれば手に付かない、と聞かされ、「そーいや、昔バイトしてたホテルのベーカーでもそんな事してたな」と思い出し、打ち粉をする様になってから、作業は一気に効率よく迅速化する様になりました。ただし、蓋をしないとパンの頭が焦げるので、最初から蓋をするか(すると頭だけ白いままになる)、飯盒ケーキと同様に、8分ほど蓋無しで焼いて、それから蓋をする方法に切り変えました。

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ざっくり準備
銀色の薬包は、スキムミルクとドライイーストです

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ねちゃねちゃぬばー(汗)
昔から手がこうなるのは苦手です(爆)

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人生初の飯盒パンは、焦げたケツみたいな感じになりました

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一次発酵の様子
イースト菌の働きで、気温が高ければ
面白い様に膨らみます

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蓋をして焼くと、頭は焦げません

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普段食べてる1斤85円の食パンに比べると
目の詰まった上等そうなパンです


■ライ麦パンにチャレンジ
   白パンでパン作る感覚を練習したあと、いよいよライ麦パンにチャレンジです。その前に、今回初めて判った事ですが、コミスブロートというのは、ドイツ軍が兵隊に給与していたライ麦パンの事だと思っていたのですが、別にライ麦だけでなく、普通の白パンも給与してたらしくて、軍が給与するパンの事を総じてコミスブロートと称するのだそうです。ともあれ、ライ麦粉が90%も含まれたパンなどというのは、そこらのスーパーに売ってませんし、再現したパンが市販されていますが、かなりお高い事もあって、それで自分で作ろうと思い立ったのです。
   まず問題になったのが、ライ麦粉はそこらのスーパーでは売ってない、という事でした。となればネットショップから通販する他ないのですが、送料が入るとそれなりに高くなってしまいます。色々調べた結果、ウチから比較的近いところに富澤商店がある事がわかり、そこで中挽きのライ麦全粒粉とフォルサワーを買って来ました。

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調達したライ麦全粒粉とフォルサワー
ライ麦粉は中挽きと細挽きがありました
1kgだけでなく500gのも売ってました


*サワー種
   ライ麦パンのレシピを調べていると、サワー種(サワータイク)というのが出て来ます。この手間を省くために、フォルサワーを使うのですが、このフォルサワーというのは結構良い値段です。調べてみると、サワータイクはライ麦にぬるま湯入れて作るだけなので、コストゼロです。その代わり、足して捏ねて発酵させて、間引いて足して発酵して、みたいにヤヤコしい工程を何日もしなければなりません。しかし、コストゼロに惹かれてチャレンジしてみました。
   まず、ライ麦粉50gに40度くらいのぬるま湯50gを入れて良くかき回して、瓶の蓋して放置します。気温が高いと勝手に発酵が始まるそうですが、作り置きのカレーが軽く傷むほどの気温では変化がなく、40度くらいのお湯に漬けたら、元気よく発酵し始めました。蓋を開けると、酸っぱい臭いというか、饐えた臭いがします。これにさらに50gとお湯50gを入れてかき混ぜて、温めるとまたも発酵します。
   レシピでは、この発酵したのを20gとライ麦にお湯を混ぜて……、というプロセスが続くのですが、これ、どうみても量を増やしてるだけでないの?という気がしました。じっくり調べてみると、イースト菌が発見される以前は、自然酵母しかなくて、手間の掛かるやり方でやっていた様です。パーフェクトを目指すなら、そのヤヤコしいのにチャレンジする必要がありますが、自分はとりあえずライ麦100%のパンが焼けたら良いだけなので、ライ麦を発酵させるレベルでやめときました。

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猫の体温くらいでは発酵しませんでしたw

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30〜40度くらいのぬるま湯に漬けて
マメに湯を交換してやると、猛烈に発酵し始めました

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こんな感じで、中で気泡が出来始め
饐えた酸っぱい臭いがしてきます


*取りあえず焼いてみる
   サワー種が出来たところで、ネットで見つけたやり方(この人も手間をかけないサワー種をチャレンジしてる)でライ麦パンを焼いてみる事にしました。サワー種30gにライ麦100gとお湯100gを混ぜて、なにか変化が起こるか1時間ほど様子を見て、何も起こらないのでぬるま湯で温めてみて、それでも大して変化がないので、諦めてライ麦150gとぬるま湯100gに塩を入れて捏ねました。結構生地が硬くて、打ち粉する必要もないくらい。形を整えてラード塗った飯盒に入れて、190度に余熱したオーブンで蓋して30分焼きましたが、まだシケシケした感じがしたので、蓋を取ってさらに20分焼きました。
   さて、出て来た(というか、出て来なかったのでスプーンでこじって無理矢理出した)ブツは、入れた時の形のまんま、まったく膨らみもしてない靴底みたいな物体でした。焼く前は、なんか饐えた臭いがしてたのですが、焼いた後はさすがにライ麦パンっぽい匂いがしています。冷めてから包丁で切ろうとすると、表面がかなり硬い。指切らない様に注意して切ってみると、中身がぎっしり詰まったライ麦パンになってました。食べてみると、確かにライ麦パンです(当たり前ですがw)。昔食べたコミスブロートのまんまでした。
   試しにマーガリン塗って食べてみると、結構美味い。決して成功してるとは言えない出来栄えですが、それでもちゃんとライ麦パンです。もうちょっとマシな作り方すれば、人前に出せる物が出来そうです。

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サワー種50gにライ麦粉100gとぬるま湯100gを混ぜて
60分ほど発酵させます

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さらにライ麦粉150gにぬるま湯100gをいれて捏ね
40分ほど発酵させました

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しかし、まったく膨らむ気配はありませんでした

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結構生地が硬くなっていたので
それをうんうんと飯盒の形に整えて
190度で50分焼きました

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入れたまんまの形で焼き上がりました
結構硬かったですが、ライ麦パンの匂いがします

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出来栄えばアレな感じですが、そこそこ美味しく食べれました
マーガリン付けて食べると美味かったです


*マシな作り方をする
   そこで、今度はさめひろしさんの作り方を参考にさせて貰う事にしました。違いは、フォルサワーでなく自前のサワー種を使った事、放置して発酵でなく湯煎で発酵させた事、あと面倒なのでドライフルーツのグリーンレーズンを使わなかった事です。
   今回は、ドライイーストを使うのですが、前段のサワー種とリンゴジュース、ライ麦粉の混合では、常温では全然発酵が進まず、40度くらいのお湯にボールを漬けたら、ブックブクと泡だして発酵しました。温めると発酵が進む時間が猛烈に早くなる様です。そこで、さらに残りのライ麦粉、強力粉に塩を入れて捏ね、打ち粉して形整えてパンチングして、またもやお湯に漬けて40分放置したら、生地がパンパンに膨れてました。それをガス抜きして形整え、ラード塗った飯盒に入れて2次発酵させ、180度のオーブンで蓋無しで40分焼いてみたところ、今度は“如何にも”なライ麦パンが焼けました。
   粗熱取った時点では、重さが760gほどあったのですが、夜まで放置してると740gくらいまで軽くなっていました。最初は、リンゴジュースの甘みが気になったのですが、翌日には匂いが飛んで、良い感じの軍用パンの味になりました。手間は電気代を除いたコストは大体300円くらい。買うよりは圧倒的に安く作れる事が分りました。

20170410_080742
サワー種、リンゴジュース、ライ麦粉の混合液に
ドライイーストを混ぜたもの
常温では発酵に時間が掛かりますが
ぬるま湯に漬けておくと、40分くらいで発酵完了です

20170410_103353
発酵した混合液にライ麦粉を混ぜて捏ねて、二次発酵中
イーストが入ってると、ご覧の通り、結構膨らみます

20170410_105737
ガス抜きしたあと、飯盒の形にまとめてインします
一応、化粧にライ麦粉振ってますが
打ち粉してるので、あまり粉がくっつきません
(しなくても良いと思います)

20170410_115342
今度は良い感じに焼き上がりました


■ふすま入りも作ってみる
   さて、このライ麦100%の飯盒パン、あちこちで試食してもらったところ結構な評判で、ダイエッターの主婦の方から、ふすまパンを作って欲しいというリクエストが来ました。実はわたくし、ふすまというのは、ジャパニーズ・スライドルームドアの“襖”の認識しななくて、襖の貼り替えに使う糊を食うのかと思っていたのですが、正しくは“麸”で麦を精麦した時に出る、米で言うところの糠である事を最近知りました。
   そのふすまですが、パンとかに使うのはブランとも呼ばれて、200gで250円くらいするのですが、家畜の飼料とか農地の肥料に使うのは20kgで1500円くらいと、値段に大きな開きがあります。ネコ缶と人間用の魚缶と同じ理屈で、人間用のは上等がなのが入ってると思うのですが、詳細は不明です。イギリス辺りでは救荒食として食べるそうですが、食べた人曰く、クソ不味いそうです。
   ともあれ、人間用のふすまを買ってきたのですが、調べてみると、ふすま100%のパンというのは存在しないそうで、小麦に混ぜて使うようです。そこで、ライ麦80%、ふすま20%の割合で混合して焼いてみました。見た目はライ麦100%と変わりませんが、若干、ふすま入りの方が柔らかい気がします。お味の方は、まんまライ麦100%の味でした。ライ麦100%よりも若干割高になりますが、リクエストがあれば作ろうと思います。

写真 2017-04-17 11 05 27
ライ麦粉はそこらのスーパーでは売ってないのに
ふすまは普通に売ってました

写真 2017-04-18 1 10 43
トータルで、ライ麦340gに対して
ふすまは80g入れました

写真 2017-04-19 11 05 58
仕上がりは全然普通のライ麦パンです
もちろん、美味しく食べれます


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tanisi_corp at 20:00コメント(8)

2017年04月03日

   催し物の度に投入しては、主婦の方々のハートと胃袋を掴んで離さない炊飯器ケーキですが、日本飯盒協会の会長たるもの、いつまでも炊飯器に頼るのもどうかと考え、今回、自宅の電子レンジに飯盒が入る事が分った事で、飯盒でケーキ作る事を思い立ちました。ちなみに、これまでの炊飯器ケーキでは、ドライフルーツなどの具は、全部沈殿してしまうのが難点でしたが、今回はこれも改善する事を目的として学習しました。

20170311_135826
飯盒とは銘打ってますが、実質活躍したのはオーブン機能です


■試行錯誤
   ところで、ウンドケーキという言葉は以前から知っていたのですが、ウンドをウンドと勘違いしておりまして、要するに弾力のあるケーキの事をウンドケーキだと思っていました。よくよく調べてみると、小麦粉、バター、砂糖などの材料が、各々1パウンド使うからパウンドケーキだそうで、パウンドの意味を初めて知った次第です。もちろん、パウンドなどという単位には馴染みがないので、グラムでやりました。
   本来なら、小麦粉にベーキングパウダーを入れて作るのでしょうが、そんなめんどい事はする気がないので、今回もホットケーキミックスを活用します。なので、パウンドの名を語れるほど、各々の材料が等量ではありません。
   まずは、3号炊きの炊飯器でケーキを作る時と同じ量目、ホットケーキミックス150g、バター100g、砂糖100g、玉子2個、ラム酒10mlで作ってみました。焼き時間は50分。出来上がったのは、意味ありげに表面が割れた、結構パサパサのケーキでした。作り方は炊飯器ケーキと同様に、卵液にホットケーキミックスを混ぜて、さらに溶かしバターを混ぜたもので、種は柔らかめ。その為か、せっかく入れたドライフルーツも全部沈殿してました。

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人生初の飯盒ケーキ
飯盒というには、ちょっと大きさが低いかなぁ、という感じ
味はまだまだ炊飯器ケーキに及びませんでした


   この反省を踏まえ、2作目から真面目にパウンドケーキの作り方を勉強しました。まず100gのバターに砂糖100gを混ぜ、玉子3つを溶いたものを加え、ホットケーキミックス300gを投入しました。かなり硬い種になってしまい、大丈夫かと心配になりました。様子を見もって焼いたのですが、なかなか中まで火が通らず、結局70分焼いて完成。あまり膨らまず、結構固めです。しかし、これだけ種が硬ければ、具は沈殿しないんじゃないかと思いました。

20170314_011445
かなり硬い出来栄えになりました
ほぼ炊飯器ケーキと同じレベルの固さ


   3作目は、もう少しライトな感じにするのと、膨らませたかったので、ホットケーキミックス150g、バター100g、砂糖80g、玉子3個、ラム酒40mlを使用しました。10分焼いて切れ目をいれ、さらに35分や来ました。結構膨らんでくれたのですが、中身がスカスカで、冷めたら萎みました。これなら2作目の方がまだ好みです。

20170315_003934
とにかく、形がダメ。人前に出せない出来栄えでした


   4作目では節約型として、バターでなくサラダ油を使用しました。前回スカスカだった反省から、今回はホットケーキミックス300g、サラダ油80g、砂糖80g、玉子2個、牛乳200mlを使用しました。焼き時間は60分。そこそこ膨らみ、そこそこ柔らかかったのですが、サラダ油を使うと結構貧相なケーキになり(しかも、常温でも液体なので結構べた付く)、かつ牛乳は水っぽい仕上がりになるので、自分の好みとは合わない仕上がりでした。

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ケチったケーキは、ケチった味わいでした


■使用する道具の変化
   炊飯器ケーキでは、混ぜる道具は箸だけでした。種が液状なので、それで十分だった訳です。しかし、今回はバターは溶かさず常温にして、砂糖を混ぜるという工程からスタートとなりましたので、箸だけでは作業が出来ません。
   まず買ったのは、ゴムベラでした。これまで種を炊飯器に入れる時はスプーンを使ってたのですが、ゴムベラ使った方がキレイに無駄無く入れれるでしょうし、バターに砂糖を混ぜるのにも便利と考えました。
   そして、砂糖バターに玉子を混ぜる用に泡立て器も買いました。そもそも、泡立て器と名前が付いているのは知ってますが、これは玉子を混ぜたりドレッシング作ったりする時の「液体混ぜ器」としてしか活用した事がなく、今回もそのつもりで買いました。
   ここで決定的な間違いが分りました。というのは、パウンドケーキが膨らむ理由は、バターを泡立て器でクリーム状にする際に空気が練り込まれ、これが膨らむ一因となる事。また小麦粉はかき混ぜるとグルテンを発生して膨らみにくくなる事。つまり、バターは泡立て器で必死こいてクリーム状にせねばならず、ホットケーキミックスはゴムベラで切る様に混ぜねばならない、という事が分ったのです。これまでは、バター溶かしたりホットケーキミックスかき混ぜたりしてたので、そりゃ膨らまんし、種もバシャバシャだった訳です。
   となると、手動でバターや砂糖、玉子をクリーム状にするのは相当な労力を必要としますし、そんなしんどい事は出来ません。そこで、ついに電動ハンドミキサーを買いました。これなら混ぜる作業は楽チンです。(が、ケーキ作る以外に使わないと思うw)

20170313_234046
ゴムベラの用途は様々あるけど
バターを空気を含んだクリーム状にするのは難しい

20170313_234510
天ぷらの衣作るなら、このやり方で正解
本来は、泡立てるために、気合いの要る道具

20170324_194955
まさか、こんな女子力の高い道具を買うとは
玉子が混ざりにくいので、湯煎しながら混ぜてます


■飯盒ケーキ完成
   これまでの経験を踏まえ、さらには飯盒らしい形のパウンドケーキを作るため、レシピを完成させました。
  • ホットケーキミックス:400g
  • バター:180〜150g(お好みで)
  • 砂糖:180〜150g(同じく)
  • 玉子:L寸4個
  • ラム酒:50ml(お好みで)
20170401_230555
バターの一部が凹んでいるのは
バターが常温に戻ったか確認のため、指で押したからです


20170401_231812
常温に戻したバターをハンドミキサーでクリーム状になるまでかき混ぜ、

20170401_231924
砂糖と1/4くらいずつ分割して、バターに良く混ぜ込んでは入れ、を繰り返します

20170401_232424
次に溶いた玉子を、これも少しずつバターに混ぜ込んで行きます
バターは油分、玉子は水分なので、温度が低いとバターと玉子が分離するので
その場合は、40度くらいのお湯で湯煎しもって混ぜていきます

20170401_233309
このバタークリームに、ホットケーキミックスを少しずつ入れて混ぜていきます
この際、グルグルかき混ぜるのではなく、縦に切る様にして練り込み
時々ゴムベラでひっくり返して、ダマがなくなるまで練ります(練りすぎない様に)

20170401_234654
クッキングペーパーを飯盒にセットし、種を入れます
結構粘度高めなので、あちこちくっつかない様に注意して入れます
全部いれたら、釣り手を持って飯盒の底をもう一方の手のひらに叩き付ける様にして
種から余計な空気を抜き、かつ形を整えます

20170402_001206
電子レンジのオーブンを160度で余熱して、その後、蓋をせず20分焼きます
一旦取り出し、ケーキの上辺に切れ目を入れて、今度は蓋をして60分焼きます

20170402_015241
中まで火が通ってるか確認するには、真ん中に箸を込んで
何も引っ付いて来なければ焼き上がりです


■まとめ
   お菓子作りをやってる人には当たり前の事なのかも知れませんが、今回は結構良い勉強になりました。これまで、焼き上がった時は凄い膨らんでるのに冷めたら萎むとか、せっかく具を入れたのに全部沈殿とか、そういう現象は、粉を混ぜるまでの過程に間違いがあった、という事です。同じ仕込みのやり方で炊飯器ケーキを作ったら、また違う出来栄えになるのかもしれません。
   内容的には、炊飯器ケーキと同じ物を使っていますので、味もまったく同じなのですが、飯盒の形をしたケーキがゴロンと出て来たら、それはそれで面白いかと思います。もっとも、インパクトは炊飯器ケーキの方が大きい様にも思いますが。ただし、炊飯器ケーキ2個と同じ分量を、一気に作ってしまえるので、作業時間はこちらの方が短いです。
   ご覧の通り、今回も試行錯誤しまくって、作る度に食べてたので、そりゃもう太った訳ですが、個人的にはちょっとバターがキツい様な気がします。バターの量を減らすか、ショートニングやマーガリンを混ぜても良いかもしれません。(マーガリンの可否については賛否両論ありますが)
   ともあれ、今まであまり活用の余地がなかった電子レンジが、買って17年ぶりに用途が見出せる様になったのは良かった事です。ただし、およそ飯盒を使いながら、電子レンジでやってたのでは、別に飯盒でなくても良いんじゃね?(まぁ、普通は飯盒なんか使いませんけどねw)って所もあるので、機会があれば、直火でチャレンジしてみたいと思います。

20170403_124530
結構食いであります
薄く切って、毎日少しずつ食べてます


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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2017年03月12日

   子供の頃、洗面器一杯のプリンを食べたい、なんてのは、どなたも思われた事だと思うのですが、それが証拠に、バケツでプリンを作る人は今だに後を絶たず、ついには商品化までされる様になりました。
   さて、当協会としては、バケツでなく飯盒なのですが、実は飯盒のプリンというのは、結構前からあります。成田のゆめ牧場(成田モトクロスパークの近くだったする)の「飯ごうでDoプリン」です。しかし、このプリンで使われている飯盒は、革通しのない中国製のパチもん飯盒で、国産飯盒押しの当協会としては容認できません。中国製の飯盒は、蓋の下がテーパーになって細く、革通しなどのリベットもない事から、プリンを出し易いという利便性(と、コストダウン)の意味があるのでしょうが、ここは敢えて、一見抜き出しにくそうな国産のロ号飯盒の後継者、兵式飯盒でチャレンジしたいと思います。

写真 2017-03-07 9 39 02
結構な迫力
平べったくなっているのは、重力に負けてるからw


■作り方
   プリン、すなわちカスタードプリンは、本来はオーブンを使って焼いて作るのが本チャンですが、流石に飯盒を使ってやるには荷が勝ちそうなので、ここは無理せずケミカルプリン、つまりプリンの素を使って作る事にしました。
   近所のLIFEで売っていたLIFEオリジナル商品のプリンの素を使ったのですが、これはプリンの素40gに対して、牛乳300ml、卵黄1個を使用する物でした。飯盒1個分としては、プリンの素を4つ使う事にしたのですが、牛乳が1200mlでは余分に牛乳を買わねばなりませんし、物が物だけに、少々固めの方が飯盒から出す時に型くずれしないと考えて、プリンの素4つに対して牛乳1リットル、卵黄3個で作る事にしました。
   作り方は別に難しい事はなく、プリンの素の箱に書いてあった通り、卵黄を溶いて牛乳と良く混ぜ、中火で杓文字でゆっくりかき混ぜながら沸騰させ、沸騰したら1分弱火で温めて、飯盒にプリン液を注いで人肌くらいにまで冷ましてから、冷蔵庫で10時間寝かせて固めます。
   注意点としては、玉子の白身と卵黄を分ける時にカザラも取る事、プリン液を温める時、鍋の底も杓文字で擦ると焦げが剥げてプリンの出来栄えを損なうので注意する、その程度です。

写真 2017-03-11 2 36 25
黄身をといて牛乳いれて
プリンの素入れてから、中火で温めるだけ
手間はありませんw

写真 2017-03-11 2 55 24
大体、上部水量線の10mmくらい下まで嵩があります
粗熱取ったら、冷蔵庫で約10時間冷やします


■抜き方
   プリンを型から抜くには、器の縁から竹串を底まで刺して器とプリンの隙間に空気を入れると抜けます。いわゆる“プッチンプリン”は底に穴を開ける事で空気を入れて、容器から抜き易くしているのですが、あの容器プラスチックでプリンが抜けにくいから、ああした工夫をしているのかもしれません。
   バケツプリンで失敗と思われるのは、キレイにバケツからプリンが抜けず、形が崩れて出て来たり、柔らか過ぎて出した途端の崩壊する場合です。兵式飯盒などは、縁の内側にリムがあるので、余計に抜けにくそうな形をしています。
   そこで、飯盒とプリンの境目にバターナイフを差し込んで隙間を作り、良い感じに空気を入れてから、おもむろに飯盒に皿を被せて逆さまにし、ゆっくり飯盒を持ち上げてみました。すると、案ずるより産むが易し、ぶ、ぶぶぶ、と良い感じにプリンが出て来ました。
   牛乳1リットルのプリンは、兵式飯盒の上部水量線の約10mm下あたりの嵩なのですが、飯盒から出すとさすがに自重で多少平べったくなる様です。しかし、皿が真っ平らな分には型くずれしない様です。底が若干丸かったりすると、崩れる事もあるかもしれませんが、まぁ、それはそれでご愛嬌です。


飯盒プリンの見せ場
大盛り上がり間違いなし!

写真 2017-03-12 12 32 53
運悪く割れてしまう事もありますw
これはこれでご愛嬌


■保存方法
   さて、この飯盒プリンですが、大人数のパーティーなどでは、あっという間に無くなってしまいますが(そもそも、パーティー向けなんですけどねw)、一人だと流石に一気に食べ切る事は出来ません。実は試作品を自分一人で処理したのですが、半分食べたらもう食べ切れず、しかも腹壊してしまいました。
   そこで、残ったプリンをいくつかに切り分けて、ラップで包んで冷凍庫で凍らす事にしました。成田のプリンDO飯盒も、通販では冷凍状態で送られてくるとの事ですので、凍らせても支障はないはずです。実際、凍らせた状態でも食べてみましたが、結構美味しかったです。ただし、虫歯になってた歯が欠けてしまい、ちょっと困った事になりましたが。
   そこで、今度は冷蔵庫の中で解凍してから食べましたが、まぁ、そこそこ美味しく食べれました。ただし、ラップから解凍時の汁が染み出て、冷蔵庫の中がベタベタになってしまったので要注意です。
   おそらく、作ってから開けるまでに時間があるとか、暑い季節に外に持ち出すとかの場合、冷凍した状態で持って行き、現地で解凍してから食べるというのもアリだと思います。

写真 2017-03-07 9 45 35
基本的に、一人で食べるもんじゃありませんw
半分も食べたら、当分プリン要らなくなりますw

写真 2017-03-07 9 52 15
小分けにしてラップで包んで、冷凍庫にイン
食べる時は、何か器に入れて解凍した方がいいです
でないと、プリン汁で地面がベタベタになります


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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年09月07日

   Twitterの方で、飯盒オフの相方、Toyofusaさんが第二次大戦時のドイツアフリカ軍団向けの野戦炊事教本から、米の炊き方を紹介していて、一体どんな米使ってたんやろなど話しが盛り上がったのを受けて、久々に外国の飯の炊き方にチャレンジしてみようと思いました。
   ちなみに、ドイツアフリカ軍団は、北アフリカ戦線のイタリア軍の助っ人に行った部隊で、糧秣関係はイタリア軍のも多用した事が想像できます。なので、Toyofusaさんが見つけて来たこの米の炊き方も、カルナローリなどの中粒種米を使うのだと思いますが、今回はクソ真面目に再現する気がないので、ウチにあるものでやっつけ仕事で取り組む事にしました。

20160904_184714
リゾットなのかピラフなのかお粥なのか、よく判らん出来栄え
しかも、具がポールウインナーだけなので
ますます何の料理かよう分りませんww


   いくらやっつけ仕事とはいえ、基本的な作り方は頭に入れておかねばならないので、さくっとウィキっておきました。使用する材料のうち、オリーブオイルは何故かある、ニンニクはない、玉ねぎはこないだの牛丼の残りの1玉がある。白ワインなんかないけど、料理酒ならある。ブイヨンもないけど、コンソメスープならある。具材など一つもないけど、何もなしじゃアレなんで、実家から貰って来た伊藤ハムのポールウインナーを入れてしまおう。で、米は当然、あきたこまちである。
   まず、玉ねぎのみじん切り。実はみじん切りの仕方は、まだ19歳の頃、とあるホテルの従業員食堂のバイトをやってた時に教えて貰って覚えたテクでです。何事も習っておいて損はないという事です。今回の料理で、一番手間が掛かったのが玉ねぎのみじん切りです。伊藤ハムのポールウインナーも切っておきます。ちなみに、伊藤ハムのポールウインナーは、東京では売ってませんので、帰省の度にわざわざ京都から持って帰ります。
   それが終わったら、飯盒にドボドボとオリーブオイルを入れてストーブで温め、玉ねぎを炒めます。ある程度透き通って来たら、ポールウインナーも入れて火を通しました(本ちゃんの作り方では、具は一番最後です)。そして、米を2合(あとで1合にしておけば良かったと後悔w)入れて、油を馴染ませます。早くも底の方で焦げ付いて来てる感じがしますので弱火にします。馴染んだと見たら、ドボドボと料理酒を入れてかきまぜます。こちらもアルコールが飛び始めたら底が焦げっぽい感じになりますので、米の量と同じ水を入れて、コンソメも2個入れて、弱火で温めます。

20160904_181856
ワタクシ、普段の料理にオリーブオイルなんて、まず使わないんですが
皆さんは何に使われてるんでしょうか?

20160904_182022
玉ねぎを炒め、ポールウインナーも入れました
飯盒の中は結構な熱で、熱くて杓文字の端の方しか持てませんw

20160904_182152
米を入れてかき混ぜます
油を多めに入れてるので、直ぐ馴染みます

20160904_182241
料理酒投入。白ワインだと、もっと香りが良いのかな
ピンぼけてるのは、焦げ付き始めて、テンぱってるからですw

20160904_182333
アルコールが飛んだら、水を投入
ようやく一息付けれます

20160904_182408
コンソメも投入
何で軍手で掴んでるんだ?って指摘されましたが
素手の右手はiPhoneで撮影してるからですw


   ここから先は、煮込みパートです。弱火で煮込んで行きます。蓋はせず、そのまま弱火に掛けるのですが、既に結構コゲつく状態になっているので、適宜、杓文字でかき回します。これをやらないと、おそらく底は焦げ付いて、後始末が大変な事になるはずです。
   また、蓋をして炊く訳ではないので、水気が少なくなって来ても、まだまだ米に芯がある状態ですので、差し水をしてさらに温めます。とはいえ、普通の米飯の様に、完全にフックラ炊くのではなく、気持ち芯が残ったアルデンテの状態で仕上げるのが良しとされている様です。

20160904_183021
差し水して、再度温めてる最中
あまりやりすぎるとお粥になってしまうので注意

20160904_183100
最終段階で、塩こしょうとバターを入れて味を整えました
本来は、ここらで具材を入れて
ちゃんとしたリゾットにするみたいです


   さて、完成したなんちゃってリゾットですが、意外というか、普通に食えました。決して不味くはありません。いうなれば、味付きの飯というところです。ただし、文字通り飯しかありませんので、2合も炊いたら、完食するまで飽きます。それと、油分が多いので、冷めたらあまり美味しくないかな。
   ともあれ、具があろうとなかろうと、大体リゾットの作り方は、おおよそで理解できました。日本の炊き込みご飯とどっちがいい?と聞かれたら、作る手間とか味とかで、炊き込みご飯の方が良いですw でも、時々変わったもの食べたい時は、こういうのも良いかもしれないです。次回、人に出す時は、ちゃんと具材も用意してやろうと思います。

20160904_190634
適宜かき回してましたので、底の焦げ付きは無しですw



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tanisi_corp at 20:00コメント(2)

2016年09月05日

   4年前のウィークエンドレーサーズで、フープスで左肩から地面に落ちてしまい、それ以来、ずっと肩の調子がよろしくないのですが、この一年くらいは、左肩の肩甲骨の内側がずっと凝っている状態でした。そろそろ本格的に何か対策しないといかんかなー、と思ってた矢先、先週の日曜日に、突如として激痛を発し、慌てて整形外科に行ったところ、首から肩、腕、指先に伸びている神経が出ている首の骨の穴が狭まっているとの事。暫くは治療を続けねばならなくなりました。

20160831_102140
牛丼に使う肉は、いいとこクズ肉の部類だと思うのですが
今回は貰い物の国産牛を投入w


   そんな訳で、暫く自炊も出来なかったのですが、その間、ちょいちょい食べに行っていた牛丼屋。そーいや、まだ炊飯器とか買ってなくて、飯盒で飯炊いてた19歳くらいの頃、バイトの帰りに駅前で牛丼大盛り食ってて、もう一杯大盛り食いたいけど金ないなー、とか思ってたなーとか思い出していたのですが、そういえば、牛丼を作ろうと思った事は、これまで一度もありません。滅多に牛肉買わないってのもあるのですが、牛肉はカレーかシチューかすき焼きか肉じゃがのどれかにしか使った事がなく、牛丼はこれまで作ろうと思った事がないのです。実家でも出て来た事ないので、もしかしたら、自分では作らないものなのかも?と思って、レシピを調べてみたら、そんな事はなくて、ちゃんとレシピが出てる。たまたま、帰省の時に実家から貰って帰った牛肉もあるので、作ってみる事にした。

20160831_101719
水、調味料、玉ねぎを飯盒に入れて火にかけます

20160831_101734
沸騰するまで蓋をしましたが
味を濃いめにしたければ、蓋を開けて水気を飛ばしても良いかも

20160831_102252
玉ねぎに火が通ったあたりで、牛肉を投入
ちょっと細切れにした方が、牛丼っぽくなります


   調べてみて分った事は、牛丼って、作るの簡単そうって事でした。材料は牛肉、玉ねぎ、生姜。調味料は醤油、酒、みりん、砂糖。あとは水です。水に調味料入れて、切った生姜(自分はチューブの下し生姜使いました)と玉ねぎ入れて煮て、沸騰したら牛肉入れて20分煮込んで完了。これだけです。
   作り出して直ぐに分ったのは、牛丼のあの香りというのは、生姜によって作り出されるのだ、という事でした。和風の煮物というのは、砂糖、醤油が主な調味料ですが、例えば、すき焼きは白菜が入る事によってすき焼きの匂いになります。それと同じ様に、牛丼は生姜がその匂いを醸し出していた訳です。
   牛丼の具材のメインは、もちろん牛肉なのですが、店で使っている牛肉は、それほど上等な部位ではないと思われます。まぁ、上等でなくても、それなりに美味いのが牛丼です。今回は、実家から貰って帰った国産牛のしゃぶしゃぶ用のを使ったのですが、牛丼に使うにはちょっと上等過ぎたのか、ちょっと牛丼っぽい感じではありませんでした。オージービーフ辺りをコトコト煮た方が、安っぽい感じになって良かったかもしれません。
   牛丼の基本的な具材は、牛肉と玉ねぎで、これはどこの店も共通しているのですが、中には、白滝や焼き豆腐を入れている店もありました。まぁ、嵩ましである事には違いないのですが、これはこれで美味かったものです。ただし、その店は味付けが濃いめでした。牛丼らしさを損なわない程度に、こうした他の具材を入れるのもOKだと思います。

20160831_103707
飯盒は底が深いので、白滝と豆腐1丁も余裕で入ります

20160831_104608
完成したの図
豆腐の下に白滝と牛肉が埋まってますw


   初めて作った牛丼の感想は、とにかく簡単、そしてあまり失敗は無さそう、という事でした。そして、これって、忙しい車中泊での副食に向いているじゃないか、と思いました。一番最初の割り下なんか、水に調味料入れて、玉ねぎ入れて、それから煮るだけです。なんなら、砂糖、醤油、みりん、酒、おろし生姜を予め自宅でミックスしておいて、現地でそのまま使っても良さそうなもんです。玉ねぎは現地で向いて適当に切れば良いし、肉は冷凍しておいて、現地で仮にまだ解け切ってなくても、焼くのでなく煮るので、少々凍ってても、まぁ大丈夫です。
   この様に、持って行く材料も少ないですし、それでいて牛肉ですから、決して貧相ではないので、これは是非、次回のレースで試してみたいと思います。

20160831_111433
今回は、豆腐から汁が出た事もあって
ちょっと薄めの仕上がりでした



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年06月15日

   3月からずっと玄米食を続けて来た訳ですが、飯盒炊きで出来るだけフックラ炊くために、3日ほど水に漬けて発芽させてみたりと、色々工夫をしてみたのですが、それでも玄米は玄米。飽きてしまいました(爆)
   玄米の効果(もっぱら、お通じマックスな事)は捨て難い。しかし、白米の時の様な幸せ感がない。という事で、ものは試しで、玄米と白米を混合して炊いてみる事にしました。

20160529_001403
発芽させた玄米2合に、白米2合を合わせます


   玄米は予め3日漬けて発芽させたもの、白米はただの白米です。まず白米を普通に研いで、玄米と合わせ、30分浸水させます。玄米の方は3日も水に漬けてますので(もちろん、白く濁ったり、発芽臭がしたら、その度に水を交換している)、30分そこら浸水時間が伸びたって、どういう事ありません。

20160529_004709
30分浸水させた状態。白米の白さが目立ってます


   さて、いよいよ炊飯。まずは強火で沸騰させ、沸騰したら弱火に切り替えます。問題は、白米の場合は、大体5〜6分で重湯が消えるので火を止めますが、玄米の場合は、沸騰してからそのまま強火で5分煮て、その後弱火で大体15分くらい炊きます。つまり、炊く時間に違いがある、という事です。白米の方は早くに炊けますが、その時点では玄米はまだ炊けてない、という事です。逆に、玄米に炊く時間を合わせたら、もしかしたら白米の方が焦げてしまうかもしれません。

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強火から弱火に移行した状況
白米の重湯が、お粥っぽくなってます


   しかしかぁ、焦げるのを恐れて玄米が芯飯になったのでは元も子もないので、玄米準拠で炊く事にしました。まずは強火で沸騰させ、さらに強火で5分。この間に、白米の重湯が盛大に出ました。そして弱火にして、ちょくちょく蓋を開けて中身を確認しながら、重湯がひくまで炊きました。大体時間にして10分ほど。まだやや重湯が残っていましたが、焦げ始めた臭いがしてきましたので、火を止めて蒸らしました。

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取りあえずは及第点?


   炊きあがった玄米白米混合飯、気持ち底が焦げましたが、問題にならない程度でした。仕上がりは、まぁ、可もなく不可もなく。玄米臭さや歯ごたえも半分ならば、白飯の幸せ感も半分、といったところでした。これだったら、あえて半分ずつ混ぜて炊くのではなく、白米は飯盒で、玄米は圧力鍋で、といった具合に、炊く道具を変えて別個に炊いた方が良さそうな感じです。



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)

2016年06月09日

   自分は普段はあまり贅沢しない方で、ぶっちゃけ、ご飯とみそ汁があったら満足してしまう人間なのですが、それは貧乏してるからでなくて、ただ単に面倒くさがりだからです。そんな訳で、炊き立ての白ご飯に、塩だの醤油だのは無敵だ!とか思ってしまうのですが、そんな物臭な自分でも、比較的簡単なのが、この白菜鍋。『天体戦士サンレッド』のヴァンプ将軍のさっと一品でも紹介されていましたが、それ以前からたまーに、年に1回くらいやってました。もっとも、飯盒でやるのは今回が初めてです。

20160513_212711
極めて簡単極まりない料理なんですが
それでも面倒に感じるのは
わざわざ白菜と豚肉買いに行かないん、というところですw


   作り方は至って簡単。白菜をざく切りにして、飯盒の底少し水を入れて、白菜→豚肉→白菜……の順で重ねて行きます。ヴァンプ将軍は具材入れる前にバターを入れる様に指示していますが、自分は上から溶けた方が良いんじゃない?と思ったので、一番上にしました。もっとも、自分はバターなんて贅沢なものを入れた事がないのですがwww

20160513_212756
レシピでは豚バラ指定ですが
まぁ、細切れでもなんでも良かろうかと思います
ベーコンなんかも良いでしょう
スパムはダメだと思いますw

20160513_213138
飯盒の上の方まで積み重ねました
今回は贅沢にもバター使用です

20160513_214901
おもむろに火にかけます
強火でGo!!!です


   飯盒いっぱいに白菜と肉を入れたあと、蓋をして、強火に掛ます。そうこうしているウチに、熱で白菜がシナシナになり、肉に熱が通ります。グツグツいう頃には、飯盒半分くらいの量になっています。そこで、適当に塩こしょうで味付けして、あればレモン汁なんか掛たりして、良い感じに味付けします。味付けはお好みが良いのですが、ついつい多く塩ふってしまうので、塩分取り過ぎに注意です。

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煮えて来たかなー、という所で塩こしょう投入
塩分入れる事で、さらに白菜から水気が出ます

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あってもなくても良いのですが
レモン汁振ると、味わいが増します


   白菜はこれまでにも何回か飯盒料理に登場してるのですが、炒め物から煮物まで、幅広く使えて便利です。細切れにしてマヨネーズで合えて、コールスロー代わりにする事もあります。ちなみに、白菜を砂糖と醤油で煮れば、すき焼きっぽい味になります。言い換えれば、すき焼きの味は白菜で作られてる、といっても過言でないと思います。
   ともあれ、はくさいのなべ、実に簡単です。飯盒1本で、大体2人前といったところです。問題があるとしたら、白菜1/4カットくらいでないと使い切れない事でしょうか。1個丸ごと買うと、3食は白菜になって、流石に飽きるんですよねぇ。あと、思いのほか白菜は小さくなってしまって、肉だらけになってしまうので、飯盒でやる場合は自分は豚肉は150gくらいにしています。

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今回は豚肉300gも入れてしまったので
とってもニクニクしい白菜鍋になりましたww



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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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