たにし野営部

2021年02月08日

 ここしばらく、再びライ麦パンを作る様になったのですが、そこでふと思ったのが、古臭い硬いパンを切るんだから、なんか古臭い刃物で切ってみたい、という事。具体的には、『アルプスの少女ハイジ』のアルムおんじや、昔のドイツ兵が使ってた様なナイフを使いたい、という事でした。まぁ、ぶっちゃけ、切れれば何でも良いので、出刃包丁でもパン切り包丁でも何でも良さそうなもんですが、まぁ、雰囲気ってのも大事な「生活の余裕」じゃないかな、と思う訳です。


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木の柄がレトロで見た目が好きです




■どんなナイフか

 『ハイジ』はアニメですので、絵はあまり参考になりませんが、ドイツ兵が持ってたパン切り用のポケットナイフは、当時の写真やリエナクターの人のサイトを見れば分かります。色々見て回ったのですが、まぁ、生活用品だけに種々の形があって、どれそれが制式という感じではなさそうです。まぁ、日本の肥後守みたいなもんでしょうから、色んなメーカーが作っていたのでしょう。
 それもさる事ながら、当時使われていた物と同等ないし似た様なものが売っているのか、が問題です。オークションなどには、当時の物が高価で出品されていますが、自分は別にリエナクターでもコレクターでもないので、そういうのはそういう人らに入手してもらった方が良い。そもそも、食べ物切るのに古い道具使う気にもなれません。
 てな事を考えていたら、案外あっさりと当時のドイツ兵が持ってたのと、ほぼクリソツの折りたたみのナイフを見つけました。ロバートクラスというメーカーのもので、ドイツのゾーリンゲンに会社がある様です。ナイフだけでなく、ハサミとか髭剃りとかも作ってて、日本にも結構入ってきている様です。むしろ、そっちがメインで、このポケットナイフなどは「昔から作ってて、ついでに」日本にも来てる様な感じです。
 ちなみに、このメーカーの園芸用として売られているナイフは、ドイツ軍の電工ナイフとそっくりで、レビュー欄でもその話しが結構出ていました。まぁ、昔から兵隊が使うナイフを作っていて、そのまま今も作ってるという事でしょう。

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今時珍しく、油紙で包んでありました

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折りたたんだサイズは110mmくらい、重さ70gくらいです

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刃渡りは80mm
ポケットナイフですが、ポケットに入れて持ち歩かない様に

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MESSERはドイツ語で小刀のこと
木の柄が手にしっくりきて持ちやすいです

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ロックはしっかりしてますが
刃の引っ張る部分が広めに取ってあるので
刃を引っ張り出すのはし易いです



■パンの切り方

 さて、アルムおんじやドイツ兵のパンの切り方ですが、左手でパンを持って、右手でナイフを持って、ナイフを自分の体の方に引く様にして切ります。このポケットナイフの刃渡りは80mmくらいですので、ライ麦パンの方が大きいのですが、パンを手に持ったままスライスするには、ナイフをぐるりと回してパンを切る必要があります。
 ところが、実際にやってみると、結構難しい。まず、この手のナイフは大抵そうですが、刃こぼれ防止のためか、包丁ほどに切れる様に鋭利な刃は付いていません。なので断ち切る様な切り方は、力技なるのですが、刃を回して切ろうとすると、パンの中が引きちぎれる様な格好になって、キレイにスライスできません。
 また、ライ麦パンは表面はそれなりに硬いので、引き切りをしようとしてもなかなか刃が立たず、むしろ突き立てた方が良い。パンに突き立ててたあと、引き切る様にしながらナイフを回してパンを切るという感じです。ややこしい文章になる程度に、最初のうちはスパッとはいきません。
 手に持ってパンを切らねばならないのは、まな板がないとか地面に置いて切る訳には行かないとか、そういう事情だからですが、切ったパンが地面に落っこちない様に、切ったパンの方も指で押さえておく必要があります。
 アルムおんじは、自分の家で暮らしてるので、テーブルの上に置いて普通にパンを切れば良さそうなもんですが、こういう切り方をしてたのは、おんじが傭兵やってた頃に身についた習慣だったからなのでしょう。(スイスが傭兵稼業を禁止するのは1874年、『アルプスの少女ハイジ』刊行は1880年)

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自分の体の方に刃を向けるのは
日本の刃物の使い方ではないです

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パンを切りつつ、パンを落とさない様にしなければなりません

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パンが中で引きちぎれています
練習の要あり


■切れ味

 こうかくと、まるで切れ味の悪いナイフの様に思われそうですが、そんな事はありません。試しにテーブルにパンを置いて、包丁で切る様に切ってみたら、そこまで難儀するほどの事はありませんでした。刃のタッチの感じは、ビクトリーノックスのアーミーナイフやレザーマンのマルチツールとほぼ同等です。
 先にも述べた様に、別になまくらなのではなく、アウトドア等で使用する際、あまりピンピンな刃では刃こぼれしても困るので、そこそこの刃がこの手合いのナイフには付いてます。そのつもりをしておけば、及第点な切れ味だと思います。
 もっとも、やっぱり切れ味に関しては、普段使っている包丁が基準になってしまいますので、この手のナイフは使い勝手が悪いと感じる人は、カッターナイフを使ったりもしますし、そもそもナイフなんか使わないでハサミでOKなんて考え方もあります。(自分もキャンプの時はそうです)
 しかしまぁ、そんな事を言ったのでは身も蓋もありませんので、自分の家では、余裕もってアルムおんじごっこにこれを使おうと思います。

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まぁ、家で使うんですし
やりにくかったら、テーブルに置いて使えばよろしいw







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tanisi_corp at 11:00コメント(0)

2020年02月04日

 ホットサンドメーカーという調理器具は昔から知ってましたが、食パン焼くのはオーブントースターの仕事と思ってましたし、食パン焼いてマーガリン塗って食うか、そもそも焼かずに食うかのどちらかだったので、自分の生活にホットサンドメーカーが入り込む余地は、全くありませんでした。
 ところが最近、ネット上で様々なホットサンドメーカーの使い方が紹介され、またホットサンドメーカー自体も、昔みたいに食パン焼くだけの機能に止まらないような物になり、遅まきながら日本飯盒協会も流行に乗ってみる事にしました。


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燕三条は金物の街で有名です
今ままでは工具くらいしか買った事がなかったですが




■今日的ホットサンドメーカー

 ホットサンドメーカーで調べてみると、様々なメーカーが様々な値段で売りに出しているのが分かります。自分の中のイメージでは、パンを挟む鉄板が蝶番で連結されている物だったのですが、最近は分離する物も多いようです。数多くのホットサンドメーカーの中から自分が選んだのは「【 i-WANO × 燕三条 】 日本製 フチが圧着 カリカリの食感が◎ 耳まで焼ける 上下取り外し可能 フッ素樹脂加工 [ ホットサンドメーカー JP ] 直火 対応 ホットサンド アウトドア キャンプ にも 2枚のフライパンとしても使用可能 片面フラットで使いやすさ◎ 丸洗いOK」という長ったらしい名前の商品です。同音異口の商品の中からこれを選んだのは、若干安かったのと、内側の文様?が大人しかったからです。全く文様が入ってないのもありましたが、全く無しでは寂しいので、これになりました。
 自分のイメージの中のホットサンドメーカーは、もっとペラいのでしたが、これはそこその厚みがあります。重さは757g、以外とずっしりしてます。フッ素樹脂加工が施されていて、丸洗いも可能との事。
 自分がネットで紹介されているホットサンドメーカーの使い方で注目したのは、鉄板を合わせて使うやり方なので、裏表が上手に焼ける事と、油飛びが少なそうという事でした。これは一般的なフライパンでは難しい事です。もちろん、分離する事が出来るので、普通のフライパンとしても使えるメリットがあります。
 日本飯盒協会では、以前からフライパンの問題については言及しているのですが、飯盒だけでなくフライパンも装備した方が食生活は豊かになる、と結論しています。飯盒の蓋で代用するよりも、やはり専用品の方が良い訳です。そのフライパンの代わりに、こうしたホットサンドメーカーも有りなのでないかと思います。

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最近のホットサンドメーカーは凹型をしてるのがあるのですが
それはパンの耳を圧着させる工夫の様です

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分離できるのは
料理の幅が広がるだけでなく
洗う時にも利便性が高まります


■実際に使ってみる

 さて、実際に食パンでホットサンドを作ってみる事にしました。実はこれが生まれて初めてのホットサンドです。ホットサンドも調べてみると様々なメニューがある様ですが、要は食パンに具材を挟んで火に炙るって出来上がり、という基本的には簡単な料理です。むしろ、何挟むかでアレコレ考える要素の多い料理だと思います。
 取説によると、使う食パンは6枚切りでも8枚切りでもOKと書いてありますが、具を挟んだ食パンをプレートで挟もうとすると、どうしてもズレてくるので、8枚切りの方がやり易い様に感じました。まぁ、6枚切りだとパンもぺちゃんこになるでしょうし、一斤で3回しか食べれないよりは4回食べれた方がお得感があるので、自分は8枚切りで使う事にします。
 中火もしくは弱火で炙って、時々中を確かめて下さいと取説に書いてあるのですが、これは意外とコツの要る事で、大丈夫かと思ったら中が冷たかったり火が通ってなかったり、そんじゃもう少し炙ってみるとかと思ったら焦げてたりで、なかなか難しい。見方を変えれば、オーブントースターでチンするより、食べる事に頭と気を使うわけで、それはそれで楽しいかな、と思いました。

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まずは普通にホットサンドを作ってみる

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焼けてくると、プレートの隙間から湯気が出る
時々開けて焼け具合を見る

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モチっとキャベツに火が通って欲しかったなー

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と思ったら、今度は焦げたw



■ホットサンド以外の使い方

 これに関しては、既に多くの人がチャレンジしており、自分もそうした人達にインスパイアされて、このホットサンドメーカーを買いました。なので二番煎じ的な事は書いても仕方ないので、「このほとサンドメーカーに向いた使い方、向いてない使い方」という点で考察してみました。
 取説には、焼き物をする時はサラダ油などを塗る様に書いてあります。いくらフッ素加工がなされてても、焦げる時は焦げますし、引っ付く時もあるからでしょう。ホットサンドメーカーをひっくり返さず使うのなら、片側だけに油を垂らせば良いのですが、ひっくり返して両面焼く時は、両方に油を垂らす必要があります。そうして卵を焼いてみたのですが、ひっくり返した時にプレートの隙間から油がたれて、ストーブやテーブルを汚してしまいました。
 これは汁物や汁が出る料理をする際にも、同じ事が起こる訳で、その意味では汁が出る系の料理にはあまり向かないと思います。焼き物に関しては、隙間から溢れるほど油を入れない、ティッシュなどで無駄な油を拭き取るなどの対策が考えられます。また野菜を炒める人は、適宜、ホットサンドメーカーの隙間から汁を皿などに出して使っている人もいました。
 逆に汁が出ない系の料理は、かなり強いと思います。既に肉まんだのアンパンだのを焼いている人がいますが、自分も惣菜パンを焼いてみたところ、普通に食べるよりもパン生地がカリカリして、もちろん温かくて美味しく食べれました。ソーセージやシュウマイを焼いたり、コロッケを温め直したり、ハンバーグ焼いたりというのも良さそうです。

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まずは卵を焼いてみる
油を垂らしたら、弾いて流れる

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油を敷いてないと、やっぱりくっつき易い
焦げ付くかどうかは、火加減次第

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いい感じに焦げ目がついたメンチカツパン
表面カリカリ、中はホットで病み付きになりそうw


■独身飯用調理器具

 使っている人は既に気が付いているのではないかと思うのですが、このホットサンドメーカー、大家族とか大人数とか、そういうシチュエーションではあまり役立ちません。むしろ、お一人様用と見て間違いないと思います。せいぜい4人くらいまでが限界なんじゃないでしょうか。その様な訳で、大人数が集まるレースの前夜祭などには、これを持って行く気はありません。
 むしろ、家でこじんまりと使うケースが増えそうです。あるいはソロキャンプなどでしょうか。凝った物は出来ない、独身飯っぽいものの方が得意という事で、フライパンとはまた異なった趣のある食事を楽しめそうです。小さいテーブルに、ガスストーブと飯盒にこのホットサンドメーカーがある絵面は、独身でいながら何となく一人暮らしをエンジョイしてそうな感じがします。
 調べてみると、ホットサンドメーカーは、欧米のキャンティーンカップ文化やメスパン文化に匹敵するほどの、創意工夫を凝らした料理の仕方をしている人が多くいます。各人がMyホットサンドメーカーを持ち寄って料理を披露しあう、ホットサンドメーカーオフなんてのが有ってもいいんじゃないかと思います。

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油を垂らすより、塗った方が垂れなくて良いです

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シュウマイもご覧の通り

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冷やご飯を温める事も出来ます

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上手くすれば、ライスバーガーも出来るかも?





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tanisi_corp at 12:00コメント(0)

2019年10月11日

 ツーリング時代に奥多摩のとあるコンビニで買ったLEDライトが壊れてしまった。12年持ったから、安物にしては十分元が取れたのですが、家で使う懐中電燈がなくなったのは困る。折しも、明日には史上最大クラスの台風19号が上陸という事で、停電にも備えなければならない。という事で、近所のナフコにライトを買いに行ったら、安物は全部売れ切れ。ジェントスみたいな高いのは残ってましたが、高いのは買う気がないので、作業灯のコーナーに行ってみたら、置いてあったのがこのポケットライトでした。


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ナフコでたまたま見かけた
よくある作業灯の一つ



■明るさ280ルーメン

 このライト、大きさは壊れたLEDライト並みの大きさで、使う電池も単四電池3本なのですが、特筆すべきはその光度で、なんと280ルーメン。LEDのミニマグラトに匹敵する明るさです。なのにお値段は税込1406円。ミニマグライトの半額くらいです。しかもこちらはものすごく大きなLEDが付いていて、ライトというよりはランタンです。これはシビれます。
 電池を入れたらそれなりにずっしりしますので、ポケットにクリップで引っ掛けて使うにはちょっと重いかなー、と思いますが、実際にそういう使い方はあまりしないでしょう。そのクリップにはマグネットが付いていて、鉄部に貼り付ける事が出来ます。まぁ、もうちょっと強いマグネットだったら良かったのですが、無いよりはあった方がマシです。
 最近のLEDライト/ランタンは、ランタンとライトの切り替えが出来たり、点滅機能があったりと、いろいろごちゃごちゃした性能がありますが、ぶっちゃけ、そんなんどうでも良くて、作業灯としてはブワッと明るきゃそれで十分なんです。このライトは、それを徹底してて、それでお値段控えめというのが気に入りました。

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メイド・イン・どことは書いてないのですが
大阪の会社の製品です

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ポケットに挿すクリップの所に
マグネットが付いています


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やや弱いですが、マグネット付きです


■気になる明るさ

 さて、台風に備えて雨戸を閉めた部屋の中で点灯してみました。
 これが実に明るい。流石は280ルーメンです。明るさは、現在もトランポで使っている高輝度30灯スクエアLEDランタンに匹敵する明るさです。あちらが単三電池6本を使う大きな物である事を考えたら、その1/4ほどのサイズで同じ明るさを出せるというのは、高性能です。明るさは二段切り替えで、光度を落として常夜灯的にも使う事が出来ます。
 ちなみに、現在、レースの前夜祭で使っているYC-02Wは、これより遥かに明るいのですが(2500ルーメン)、充電式でLOWでも6時間しか持たないので、防災用としてはあまり有効ではありません。防災用として考えた時、やはり電池式の方が取り替えが効くという点で有利です。また、家の中で使うのであれば、このWL-07程度の明るさでも十分と言えます。

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これがHighモード
部屋の広さは8畳です

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これがLowモード
つか、部屋綺麗に片付けて欲しいです


 正味の話し、あまり期待して買ったライトでは無いのですが、意外な明るさに期待マックスです。防災用として使わないに越した事は無いのですが、もし使わねばならなかった時は、単四電池で一体何時間持つのかなど、調べてみたいと思います。







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tanisi_corp at 10:00コメント(0)

2019年05月01日

 キャンプ用のスリーピングマットは、長らくカスケードデザインのサーマレストを愛用しています。そのサーマレストも、現在使っているのは2代目なのですが、実はこれを買ったのはかれこれ10年ほど前に買ったものです。今は色んなバリエーションがあり、プロライトも上下がもっと丸っこくなっていますが、買い換えなかった(と言うか、この記事書くまでカタログも見なかった)のは、使用上全然問題がなく、どこも壊れも破れもしてないからです。今回は、そんな旧タイプのサーマレスト・プロライトプラスを改めてレポートします。


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まだ上下があまり丸っこくなる前のモデルです





■これを買った訳

 プロライトプラスを買う前にもサーマレストを使っていたのですが、それは今の分類では「Camp & Comfort」にカテゴライズされる若干重めの物で、それを買った当時はそれしかなかったのですが、その後、よりライト志向のプロライトが出た時にこれにのりかえました。継続してサーマレストにしたのは、収納サイズのコンパクトさと、寝心地の良さからです。特に素敵なのは収納サイズで、テントスリーピングバッグと同じ様なパッキングサイズであるのが決定的でした。ちなみに、現在は車中泊装備として、常時トランポに積んでいますが、スリーピングバッグと一緒にRVボックスに収納できるので、やはり有り難いです。

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収納サイズはとてもコンパクト

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圧縮した状態でカバーに入っています

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空気を抜いた状態で広げるとこんな感じ
バルブを開けて放っておくと、勝手に空気が入るとの事ですが
大抵は口で空気を入れています

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厚みは3.8cm、厚みの良さは寝心地の良さです


■使い心地

 昔はロールマットを使っていたのですが、サーマレストが圧倒的に有利な点は、その寝心地です。試しに、嫁さん用に買ったサーマレスト・リッジレストと寝心地を比べてみましたが、その差は歴然。1.5cmと3.8cmの厚みと柔らかさの差で、圧倒的にプロライトの方が寝心地が良かったです。
 ただし、個人的な問題としては、自分が持っているのは横幅51cmですが、肩幅のデカイ自分が寝ると、両腕がマットからはみ出て胸を反らした様な格好になって、ちょっと寝苦しいです。まぁ、これはサーマレストが悪い訳でなくて、自分の図体がデカイからなのですが。

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リッジレストとの比較
厚み以外の縦横サイズは同じです
つまり、“R”サイズです

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自分が寝るとこんな感じ
なのでいつも胸の前で腕をクロスする様な格好で寝てます

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あまりパンパカに空気を入れると
反発されて返って寝にくいので、空気を抜いて調整します



■畳み方

 サーマレストは空気を入れて使うのですが、収納する時は空気を輩出して巻いて畳まねばなりません。しかし、中にウレタン材が入っているので、適当な巻き方をするとカバーに収める事が出来ません。また、二つ折りにして畳むのですが、内側に来る面はどうしても余って寄れますので、いい塩梅に引き寄せて畳んでいく必要があります。
 実際の畳み方としては、少し巻いたら膝で押さえ付けて空気を抜き、また巻いて膝で押さえ付けて、と言うのの繰り返しになります。余談ですが、レースの前夜に車中泊をして、サーマレストやスリーピングバッグをそのままにしてレースに出て、転けて肩を負傷してしまった時、これらを畳むのにとても難儀して以来、朝起きたら用済みになった寝具は先に畳んで置くようになりました。

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バルブを開けて、まず半分に折ります

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内側はよれてくるので、手繰り寄せつつ巻きます

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膝で踏んで空気を押し出しながら巻いていきます

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巻き終えたら、バルブを閉めて、さっさとカバーに入れます


■重さ

 昔のサーマレストは、コンパクトで寝心地良い代わりに、重たいと言うのが欠点でした。しかし、年々改良されて、昨今のは1000gをはるかに切る様になりました。試みに自分が持っている旧型のプロライトプラスの重さを計ってみたところ、742g、対するリッジレストは438gと、わずか300gくらいの差しかありませんでした。これなら、よほどのウルトラライト信者でもない限り、予算に余裕があるならプロライトの方を選ぶのではないでしょうか?

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収納サイズの差
リッジレストはプロライトの倍くらいあります

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重さは300gしか違いません
値段の差は性能の差というべきでしょう








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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2019年03月15日

 車中泊用の照明としては、これまでキャプテンスタッグのキャンピングスクラムランタンLED化したのとか、高輝度30灯スクエアLEDランタンといった電池式のものを使っていたのですが、今回初めて充電式の投光器を買いました。というのも、コールマン286Aよりもコンパクトで明るく、点灯する手間もなく、こりゃ良いなと感じたからです。これもまた、時代の進歩というべきでしょう。



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日本での取り扱いはグッド・グッズという会社ですが
製造は中国の様です





■まず見た目

 この照明器具は、ランタンでもライトでもなく、投光器というカテゴリーの灯器なのですが、ランタンとライトの両方の機能を併せ持った照明器具です。サイズは幅が171.6mm、高さが126.8mm、厚みが45.9mm、重さは450gとランタンとして見た場合、相当にコンパクトです。
 ボディは写真の通り、黒と黄のカラーリングで、恐らく工事などで使うイメージでしょうか。落としても壊れない様に黄色い部分がプロテクターになっています。材質はアルミ合金とABSとの事。生活防水仕様とあるので、雨程度なら濡れても大丈夫な様です。背面にハンドルが装備されていて、これは手持ちや床置きで使う他に、あとで述べますがスタンドにマグネットが入れてあって、鉄部に貼付ける事も可能です。

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投光器としては小型の部類に入ると思います
結構がっしりした造りです


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本体の大半はバッテリー(3.7V 4400mAh)といっても差し支えありません


■使い方

 スイッチは背面にあり、点灯モードは「ハイモード→ローモード→SOSモード→フラッシュモード」の5段階で、まず1回押すと電源が入り、2回連続でハイ、3回連続でロー、4回連続でSOS、5回連続でフラッシュ、と変える事が出来ます。こう書くと面倒臭い感じですが、スイッチをカチカチ押し入ればそれとなくモードが変わるので、そんなに難しくはありません。消灯の仕方は、各々のモードで5秒以上点けていれば、1回押すと消えます。
 この投光器の面白いところは、バッテリー残量がLEDのインジケーターで分かる事で、使用時また充電時にあとどの位の時間、使える/掛かるというのが、一目で分かる様になっています。ちなみに、説明書には満充電でハイモードで約3時間、ローモードで約6時間、連続使用できると書かれています。充電時間は約4〜5時間。電池寿命は約1000回だそうです。
 ちなみに、開封時にランプ4つが点灯するほど充電されていました。

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防水仕様だけに、充電器の差し込み口やUSBの部分には
カバーが取り付けてあります


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バッテリー残量が分かるインジケーターがあるの優秀です


■スタンドの使い方

 背面に装備しているスタンドは45度の角度ずつ可変する事が出来ます。基本的には床置きで使うのを前提としていると思うのですが、手持ちにすればライトの代わりにもなります。
 このハンドルには、N45マグネットという強力なマグネットを3個装備しているので、鉄部であれば貼付けて使う事が出来ます。といっても立て向きなら落ちてくる事はないのですが、横向きだとズルズルと落ちてきます。この手のライトにマグネットを付けると便利なのは、高輝度30灯スクエアLEDでも経験していますので有り難い機能です。

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4番はむしろ天井を照らす使い方でしょうか

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自宅の洗濯機に付けてみました
自動車にも同様に付けれるでしょう

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マグネットは意外に強力ですが
横向きには使えませんでした




■実際の明るさ

 明るさは2500lmという事ですが、レビューなどを見ているとその明るさは出ていないと書いている人が多いです。しかし実際に使ってみると、結構明るいです。ローモードでも十分な明るさです。先日、駐車場用に買ったセンサーライトよりも明るい感じです。
 LEDがいわゆる一つ目なので、光が届く範囲が狭そうなイメージがあったのですが、これはどうも古い時代のLEDの印象だった様で、テントやトランポの荷室を全体的に照らす様な明るさを持っています。
 これまでキャンプの主力で使ってきたコールマン286Aと比べると、明らかにこちらの方が明るい。むしろ、まったり夜を過ごしたい時などには、明る過ぎるとは思うのですが、最近のキャンプはレースの前夜のテント宴会がメインなので、むしろこの位の明るさが求められるので、丁度いいくらいでしょう。

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自宅の玄関でローモードで照らしました
これだけ明るければ十分です

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真っ暗の中での光の広がる範囲はこんな感じ

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写真では分かりにくいですが
奥のセンサーライトより明るめです

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このくらいの明るさがあれば
ちょっとした作業なら十分こなせます


■その他

 この投光器は、USB出力を持っていて、スマホなどの充電やその他の機器の電源として使う事が出来ます。あれば便利な機能なのでしょうが、照明器具としての役目を負わせている時に、モバイルバッテリーとしては使わない気がします。そもそも満充電でローモードでも6時間くらいしか持たない訳ですし、電池式の様に電池を交換したら使い続けれるという訳にも行かないので、なおさらです。
 その意味で、この投光器は防災用としては使えないと考えています。停電してるであろう被災時に、使い切ったら充電するなんて事は出来ないでしょうし、その意味では電池式やガソリン式のランタンの様に使えません。この辺りはそもそも用途が違うと割り切る必要があります。
 ローモードでも連続使用時間が約6時間というのは、コールマン286Aが8〜15時間もつ事を考えれば、少々物足りない感がありますが、レースの前夜に一晩中起きてる訳にもいかないのですから、むしろ寝るまでには十分持つと判断しました。また、トランポに常時搭載していつでも使える様にする、という使い方ではなくて、泊まりレースの時に充電して持って行くという使い方がメインであれば、充電式でも差し支えない、という風に考えています。
 コールマンのランタンでは、嵩張るし、点火に手間が掛かるし、と何かと忙しいレース前夜では、やや面倒であったのですが、この投光器ならスイッチ一つで点きますし、結構明るいですし、そういう状況でのニーズに十分応えてくれます。多くの人が高い評価をしていますが、なるほどな一品です。

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iPhoneも充電出来ます
夏場はUSB扇風機の電源として使えるかも

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このコンパクトさ、さっと使える簡単さは有り難いです









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