レース装備

2019年06月14日

 熱中症予防にハイドレーションが必要という事は、自分がこの趣味を始めた2008年の頃には当たり前になっていました。キャメルバックは既にサバゲー時代にも使っていたので(その時は戦闘間に氷水を飲む為だった)、モノは知っていました。また、ハイドレーションのメーカーもそれほど多くなかったので、自動的にキャメルバックの製品を使う事にしました。最初は容量2リットルのスコーピオンというのを買ったのですが、これがすこぶる使い勝手が悪く、直ちに手放してロボを買い換えました。以来、9年に渡って使い続けたのですが、いよいよ中身のリザーバーがヤレてきたので、買い換える事にしました。



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まぁ、9年も経てばモデルチェンジはしますわね
右は使うかもと思って買ったコンバージョンキット





■キャメルバック・ロボ

 長い事愛用している割には、ロボについてレポートしてこなかったので、ここで改めて紹介します。ちなみに自分が買ったのは2008年で、現在ラインナップされているロボとは荷室の容量が半分くらいです。
 ロボはリザーバーの容量が3リットルと大きく、ロックアイスを入れても2リットルは入るのが有り難くて選びました。もっとも、実際にレースに取り組んでみると、ロックアイスを翌日まで持ち越す事が出来ない事も多く、今は氷を入れて運用する事は無くなりました。また、ズボラをかましてリザーバーをバッグに入れたまま水を入れるので、2リットルくらいしか入りません。もっとも、2リットルというとペットボトル1本分ですし、90〜100分のレースでそれを飲み切る事は滅多にないので、問題にしてません。
 このロボは自転車用という事でバックの上下にポケットが設けられていて、おそらく下のポケットには工具とか、上のポケットはトランシーバーなどを入れると思うのですが(アンテナ用の穴がある)、90分そこらのレースで工具を持っていくんて事はなく、実質使ってません。初めの頃のキャメルバックみたいにポケット無しでも良い様なもんですが、民用のキャメルバックポケット付いてるモデルしかありません。そのポケットも、転けてひっくり返った時のクッション代わりになっている面もあると思います。
 ちなみに、このロボにはウエストベルトも付いてて、体にフィットする様になっていますが、自分は腹回りが太くていちいち付け外しが邪魔くさいので、外してしまっています。その代わりチェストストラップは重宝していて、ネックサポートの下で留める様にしています。これまで、キャメルバックが体から外れて、どっか行ってしまったという事は一度もありません。

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9年使い、あちこちで転けてきましたが
汚れはしても、どこも破れてません

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下のポケットには、外したウエストベルトと
予備のビッグバイトバルブ

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上のポケットには何も入れてません

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背面は背中に優しいクッション付き
もっとも、チェストプロテクターの上から付けるので
クッションの恩恵は無しです

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今のバックパックには当たり前に付いてるチェストストラップ
これがあれば、ウエストベルトは要らん感じです



■アンチドートリザーバー

 さて、本題のリザーバーです。9年間、使う度にちゃんと洗ってハンガー入れて干してきたんですが、全体的に黒ずんできたし、チューブの中はカビだらけだし、そろそろ買い換える事にしました。ところが、同じものがなくて、完全にモデルチェンジしてしまったみたいで、あれこれ調べて、このアンチドートリザーバーというのが使える事が分かりました。まぁ、形も近いですし。
 取り寄せてみて驚いたのは、チューブとリザーバーがカプラーで接続されていて、取り外し自在だった事。これならチューブがカビだらけになっても交換可能ですし、専用のクリーナーを買えばチューブを洗う事も簡単に出来るでしょう。
 自分はチューブを任意の形に曲げれるチューブディレクターを使っているのですが、これは今は結構いい値段してますので(自分がサバゲー時代に買ったのは2000円しなかった)、古いチューブから抜き取り、新しいチューブに付け替えました。ただし、この作業は猛烈に大変で手間の掛かる作業で、差し込んでは伸ばし、また差し込んではを5ミリ単位ずつで行う根気の要る作業です。でも、これを付けておくと、チューブが明後日の方向むくという事はまずありません。また吸い口もノーマルのバルブから、口にくわえたら吸えるビッグバイトバルブ変えてあります。
 キャメルバックを背負ったまま背中から転けても、リザーバーが破裂するなんて事はこれまでもありませんでしたが、この新型のはさらに強靭らしくて、車に踏まれてパンパンになっても割れない様です。

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こちらが3Lのアンチドートリザーバー

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旧タイプと比べて、大きさにさほどの差はありません
つか、9年使うと相当ヤレるんですねぇ

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チューブが脱着式なのは凝ってるな、と思いました

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問題なくバッグに収まります
キャップに開閉用のマーキングがあるのは親切です

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チューブディレクターにビッグバイトバルブ
レース用の装備として最適です


■手入れの仕方

 リザーバーに何を入れるかによっても変わってくると思うのですが、とにかく、使った後はウチに帰ったら、何はさておきリザーバーの中を水でよく濯ぎ、チューブから水を排水してリザーバードライヤーを突っ込んで干します。とりあえず逆さにしてリザーバーの中の水気を出せるだけ出して、今度は上向けにして中を乾燥させます。これをやらないと、リザーバーが臭くなったり、カビたりします。
 ところで、アンチドートリザーバーは、破裂防止のためか、リザーバーの下の方で仕切りが設けられていて、従来のオメガリザーバー用ドライヤーが入りません。新型のドライヤーもあるのですが、自分は以前、紛失したと思ってオメガリーザーバー用ドライヤーを余計に一つ買って、二つ持ってますので、これを無理矢理押し込んで使ってます。ノーブランドの物で先が二股になっている物もあったので、これから買う人はこちらでも良いかもしれません。

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旧タイプのドライヤーを2本、無理矢理差し込んでます

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完全に乾くのに結構時間が掛かります







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tanisi_corp at 00:00コメント(0)

2018年11月28日

   正直に言いますと、モトクロスやってる人の格好というのは、正直好きになれませんでした。というか、自分なら御免被りたい、と思ってました。「あのチンドン屋みたいな服は何?」「なんであんな『北斗の拳』みたいなガード着けてんの?」てな感じで、とてもじゃないが、あんな格好できない。ましてや、ツーリングの時など絶対にしたくない。あんな格好でコンビニとか食堂入れますか?? 野戦服に編み上げ靴でのしのしコンビニに入ってた癖に、そういう風に思ってた訳です。
   しかし、どういう訳かエンデューロに出てみようという気になり、モトクロスごっこを受講した時に、その場の雰囲気、空気、その場に居た人たちの出で立ちをつぶさに観察して、考え方が改まりました。泥だらけになるレースでは、それなりに“派手”な格好でないと誰が誰やら判らなくなる事、それ以前に、みんなジャージにモトパン姿なのに、自分だけGパンにライディングジャケットではかえって格好悪い事(結婚式や葬式で、自分だけ礼服じゃないシーンを思い出せばよろしい)。ウェアはともかく、プロテクター関係はしっかり着けておかないと、転けた時の怪我が半端でなさそうな事。などなどに気がついた訳です。

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一等最初の頃の出で立ち
続けるかどうか分からなかったので
とにかく安いのを買いました


■何が要るのか?
   エンデューロを目指す前にすでに持っていたのは、ヘルメット(ショウエイ:ホーネット)、ブーツ(ガエルネ:ED-PRO 404)、ゴーグル(スワンズ:RUSH-Advance)でした。その他、バイク用品は持っていますが、エンデューロに使えるのはこの程度でしたので、あとは一から買い揃える事になりました。
   エンデューロに出るに当たって、まず何が要るのか? あれこれ調べてみた訳ですが、ぶっちゃけた話し、モトクロスとさして変わらないみたいです。ウェアとかプロテクターは。エンデューロ用なるジャンルの用品はないみたいです。ですので、必要となるのは、エルボーガードやニーシンガード、ウエストベルト、ジャージにモトパン、といった感じの様です。

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ヘルメットはツーリング用でも差し支えないですが
結局シールド外して使うので
この手のヘルメットになりました

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この種のブーツは買っておいた方が吉
っていうか、無いと危ない


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ED-PROは確かに足首が曲がり易いのですが
かえってプロテクションに自信が持てなくなったので
モトクロスブーツを使う用になりました




■ウエストベルト
   モトクロスごっこに出て少々困ったのは、準備体操で腰を捻ってしまい、そのまま一日走り回ったら、その後一週間、ずっと腰が痛かった事です。あまりに痛いので接骨院行ってやろうと思ったくらいです。
   そんな時に知ったのが、ウエストベルト。何でも、モトクロスやエンデューロは知らず知らずの内に腰や内蔵に負担が掛かるそうで、それを軽減するために着けるのだそうです。そこで、富士ヶ嶺に練習に行った時、一緒に行った友人から借りて着けてみたところ、初めこそは腹巻きみたいで気になったものの、気がついたら全然腰が痛くない。あまりの快適さに、返すのも忘れてそのまま一日着けて走ったくらいです。
   そういえば、20代前半の頃は、ワタクシは腰痛魔王でして、太ってた事もあって始終腰痛で、ギックリ腰にもなったのですが、そういう時に接骨院に行くと、腹に巻くサラシやコルセットを渡されたものです。要するに、この種の物を腰に巻くと、腰の骨がずれず、筋肉の負担も軽くなるのでしょう。
   買って以来、練習の際には必ず着けていますが、効果は抜群。全然、腰が痛くなりません。

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値段は確か6000円くらい
ご婦人用の腰痛コルセットと同じくらいかな?
でも、有ると無いとでは大違い!



■エルボーガード、ニーシンガード、ニーブレース
   林道に走りに行く時は、部隊で使っていたアルタのニーパッドを持って行き、林道に入る前に膝に付けていました。肘の防御はライディングジャケットの肘パットでした。しかし、エンデューロでは転ける時は派手に転けそうですし、転けたら痛いだけでは済まなさそうなので、ちゃんとしたガードを買おうと思いました。
   これらもいろんなメーカーから出ている訳ですが、キドニーベルトがEVSの物になったので、同じEVSにしました。本当はニーブレースってのが欲しかったのですが、メチャメチャ高いので諦めました。もっとも、膝の靱帯を切ったり痛めたりする事も多いとの事で、金には換えられないのですが、そもそもあまりお金がないので、普通のニーシンガードにした訳です。
   ところで、ニーシンガードはモトクロスごっこで初めて着けたのですが、モトパンの下に着けるというのをその時初めて知りました。それもその筈で、膝カップは固定するストラップがなく、カパカパになってますのでパンツで押さえるデザインです。また、素足に着けると擦れてしまうので、ロングソックスを履いてから着けます。
   しかし、このニーシンガード、ただ単に前方からの打ち身からガードするだけの代物で、バイクが滑ってうっかり足を地面に着いて、膝が捩じれて靭帯痛める(これがめっさ痛い。しかも治るのに時間かかる)といった事故には何の約にも立ちません。そこで登場したのがニーブレースですが、高いのから安いのまで、様々あります。値段の違いは着け心地の違いといっても過言でないのですが、安くても良いのでニーブレースの働きをする物を着けた方が良いです。

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エルボーガードは
大体着けてない時に限って肘をぶつけます

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確かに高いのですが
重傷が軽傷になる効果はあるので
ニーブレースをお勧めします



■チェストプロテクター
   モトクロスといえば、このプロテクターがまず頭に浮かびますね。気分はもう、マッドマックス2か北斗の拳です。いや、昔の胸甲騎兵というべきかな? どっちにしても、派手なプロテクターです。確実に言えている事は、レースでなければ必要ない装備であり、普通のツーリングでは使わない、というか恥ずかしくて着けられない装備です。が、肋骨折ったり鎖骨亜脱臼になったりしたくないので、買いました。
   チェストプロテクターも様々な種類があって、胴体の前後しかカバーしてない物、肩にもごついパッドが付いてるもの、ジャージの外に着けるもの、ジャージの下に着込む物、様々です。最近良く見かけるのは、ジャージのデザインを見せる為に下に着込むタイプです。また、なるべく軽装を好む人は肩の装甲が無いタイプをよく使っています。
   自分は肩から地面に落ちてかなり痛い目に遭ってる事と、世紀末覇者っぽい感じが好きなので、ウェアの上から着けるタイプで、ちゃんと肩の装甲もあるタイプを使っています。また、後述するネックサポートも着ける関係で、ネックサポートと同じメーカーのチェストプロテクターにしています。

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自分の場合、胴体もさる事ながら
肩もちゃんとカバーしてるかがポイントになります




■ネックサポート
   ネックサポートの本来の目的は、大ジャンプ飛んで頭から地面に落ちた時に、頸椎を骨折しない為のものです。首の骨折れたら、ライダー生命どころか人間としての生命も終わってしまう可能性もあるので、とても大事な装備です。エンデューロでは大して飛んだり跳ねたりする様な事はないのですが、坂でバク転したり前転したりと、ドタマを打ち付ける可能性が無きにしも有らずなので、自分は着ける様にしています。付けてると何となく安心です。
   このネックサポートも、ピンキリなのですが、値段の差はやはり着け心地の差であると思います。といっても、大きな違いは重さで、それも100gとかの世界で、あとはカーボンなのかプラなのか、そいういった違いです。高いのを着けるに越した事ないのですが、そこまで金持ちでもないので、自分は中くらいのを使っています。

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首が動かしにくい、という意見もありますが
クロスカントリーレベルなら十分な視界が得られます



■ウェア
   モトクロスのウェアって、ケバケバしてチンドン屋みたいで嫌だったのですが、郷に入れば郷に従えとも言いますので、最初は渋々着てたのですが、そのうち慣れました。まぁ、みんなその格好してますしね。
   ただ、ややこしい、目がチカチカするデザインは嫌いなので、出来る限り幾何学的な大人しめのデザインのを選ぶ様にしています。といっても、そうしたデザインのがまた少なくて、買い替えしたくても欲しいのが無い!という事で、滅多に買い替えしてません。
   このウェアに関しても、値段の差は着心地の差なのですが、はっきり言って、高いのの方が着心地も良いし丈夫です。毎年新しいのを買う人なら安いのでも良いと思いますが、早々買い替え出来ない人は、最初にそのメーカーの一番上の奴を買うのをお勧めします。
   あと、単体で見た時は格好良くても、100人もライダーが群れていると、全然目立たないってのもあるので、その辺りもよく考えて選ぶと良いと思います。
  

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元々は黒を着てたのですが
先生から「重苦しくて遅そうに見えるから赤にしろ」
と言われて以来、赤のウェアです

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カッコいいと思ったら
全然目立たなかったの図





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tanisi_corp at 00:30コメント(2)

2018年01月12日

   自分は「日本人専用木型」が使われているガエルネのブーツが好きで、既にこれまでにED PROFASTBACKと履き継いできました。ところで、そのFASTBACKも2代目で5年以上履いているという事もあって、そろそろブーツの買い替えをしようと思いました。FASTBACKで別に不満がなかったので、次のもそれで良かったのですが、なんでも廃版とか。後継はGリアクトかSG10という事らしいのですが、Gリアクトは安いだけあって質感があまり良くなく、消去法で高い方のSG10を選ぶ事にしました。

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前から買い替えたかったブーツ
住み替えのあれやこれやの買い物で貯まったTポイントで
思ってた以上に安く買いました



■履いてみた感じ
   これまでブーツは、サイズが29cmという事もあってお店で頼む事が多かったのですが(28cm以上は、イタリア本国に頼む必要があったため)、最近は国内でも30cmまで在庫してて、しかもジャペックス自体がYahoo!にショップを持っていて、直接頼む事が出来る様になっています。5万ちょいする高いブーツですが、ストアポイントだのYahoo!プレミアム会員限定!ポイント5倍!だのYahoo! JAPANカードご利用で毎日ポイント3倍だの5のつく日[アプリ利用で最大+4倍]だのだので、10%もポイントが付く(実質1割引)のがうれしいです。
   さて、在庫があったらしくて速攻で届いた訳ですが(自分のあと、29cmだけ品切れになった)、やっぱり新品のブーツというのは、いつ見ても、いつ履いても良い物で、窮屈なところを無理無理足入れて行く感じがとても良いです。もっとも、新品の状態でレースに出る訳にも行かないので、開幕戦までに水に濡れたり泥に突っ込んだりして、多少広げて行かねばなりません。
   それはさておき、軽くインプレです。SG10は昔からあったのですが、若干モデルチェンジしている様で、昔のはFASTBACKのより立派なヒンジ式フローティングレーサーバックが付いていたのですが、それは廃止された様です。まぁ、よく割れたりした様で、あまり評判よくなかったのかもしれません。重さを計ってみたところ、両足で4.4kgという事で、FASTBACKより300g重いのですが、実際履いてみた感じは全然気になりませんでした。FASTBACKではMXジャンプインナーソールという分厚い中敷きが入っていたのですが、SG10ではペラい標準インナーソールでした。まぁ、現状ではまだまだキツキツですし、大してジャンプも飛ばないので、当面はこれで良しとしました。
   最近のブーツ、ニーブレース対応で、バックルの位置を変更できる様になっているのですが、SG10はさすが上等だけあって、3段階に移動出来ます。しかも予め穴が開けてあるので楽です。この辺り、自分で穴開けしなきゃならない安いサイファーJとは懲りようが違います。

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そこそこ良い値段するだけに、出来映えも良い感じ
新品なので、足指の両サイドが結構キツいです

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左からFASTBCK、GS10、サイファーJ
SG10は足のサイドまでプラパーツに覆われていて
プロテクションが高そうです
(その分、足もキツいですが)

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各々のブーツの背面
やはり値段相応にゴツさに差があります

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バックルの調整位置の違い。サイファーJは
他の二つよりも一番上のバックルの調整範囲が短く
エクストラロングストラップに付け替えないと
大人がニーブレース着けて履くには厳しいです

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各々のブーツの内側
メッシュでない方が泥が着いた時に洗い易そうです

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左はFASTBACK、右がSG10
同じ29cmでも300gほど重さが違います

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向こうずねのガエルネのGマークの違い
SG10のマークの方が好きです



■いきなりソール交換
   ところで、昨年3月の雪のWEX勝沼で、最大の笑いと敗因となったのが、ツルンツルンに滑る坂道で、まったく足が立たなかったという事でした。そこでアドバイスされたのが、ソールをトライアルソールに交換する、という物。それだとあんなツルツルんとこでも、踏ん張りが効くというのです。調べてみると、ジャペックスの方でもリペアしてくれる事が分かりました。ところが、聞けば大阪にあるMTXRというお店が良い仕事する、との事。さっそくサイトを見に行ってみると、ビブラム社が新しく開発したT-REXというエンデューロソールが載ってました。ざっと読んでみると、やっぱりエンデューロにはこっちの方が良いかな、という気がして、T-REXに変える事にしました。
   依頼はメールや電話で、という事だったので、まずメールして、そしてサイズ書き忘れたので電話入れて(久々に関西弁しゃべった)、宅急便でブーツ送って待つ事、1週間。赤いソールになって帰ってきました。仕上がりは上々で、知らん人に見せたら、最初っからこのソールだったと思うほどの出来映えです。
   T-REXは黒のソールもあったのですが、あえて赤にしたのは、色付きはミディアムハードコンパウンドで、ハードコンパウンドの黒よりニュルニュルの所でのグリップ感が良いだろうと考えたからです。実際、カーペット敷いたリビングで踵を鳴らして不動の姿勢を取ろうとすると、ノーマルのMXソールならカチンと良い音立てて踵鳴らせるのに、T-REXはしっかりカーペットにグリップして足が動きませんでした。
   こんな具合で、期待大のT-REXソールですが、ミディアムなだけに、削れたり減ったりするのもおそらく早いでしょうから、そこは消耗品と割り切って、へたって来たら交換するという方針で行こうと思います。

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鮮やかな赤のT-REX
新設計のソールだそうで、グリップ感はたっぷりです

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エンデューロソールは薄いイメージがあったのですが
比べてみるとMXソールとあまり違わないです

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実は「黒のブーツに赤のソールってどうなん?」と思ってましたが
現物をみて、「これもありかな?」という気になりましたw


■履いてびっくり、閉じないよ?(2018.1.29追記)
   さて、いよいよ慣らしという事で、練習でSG10を履いてみる事にしました。が、履いてみてびっくり、ブーツが全然閉じません。FASTBACKではバックルしてない状態で10mmほど隙間が空きますが、バックルを留めたら、5mmほど合わさって閉じます。ところが、SG10はまったく閉じる感じがしません。これはロングストラップに変えたらどうなるとかいう問題でなく、まったく閉じないのですから、履き様がないというもんです。
   サイズはどちらも29cmで日本人向けの木型で作られてる訳ですから、サイズを間違えたという訳ではありません。となると、5年前のFASTBACKと今のSG10ではふくらはぎ周りのサイズが違う、という事になるのかも知れません。ED-PROから数えて4足目となるガエルネのブーツで、まさかこんな事になるとは思ってなかったので、完全装備の状態でブーツを試着してませんでした。大ミステイクだった訳ですが、さりとて上のサイズにしたらエエというもんでもないでしょうし、しかも29cmものサイズは店に置いてないので、試着のしようもないというもんです。買い替えたくても足が入らんというのは、非常に困る事です。
   しかし、ぱっと見た目には、FASTBACKもSG10も、ふくらはぎ周りの大きさにそれほどの差がある様にも見えません。そこでウチに帰ってから、改めて完全装備で履いてみて、下から順番にバックルを留めて行きました。ストラップを少々キツめにして、締め上げる様な感じで留めて行くと、辛うじて合わさる様になりました。しかし、それでも上のマジックテープで留める部分は5mmほど隙間が空きましたので、ニーブレースを若干上にずらして、どうにか塞がる様になりました。
   これまでと比べると、どこがどう変わったと言われると分からないのですが、なにかしら設計が変わった様な、そんな気がします。少々キツいのですが、まぁ新品だからキツいのは当たり前ですし。とにかくもちゃんと合わさる様になったので、次回から慣らして行こうと思います。

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こりわビックリ!全然閉じんやん!
エラいもん掴まされたかー!と思いました

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FASTBACKではこんな感じ
バックル閉じたら、ちゃんと合わさります

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どうにかこうにか履けたの図
ホールド感は新品だけに満点です






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tanisi_corp at 11:00コメント(0)

2017年11月26日

   今使っているニーブレースは、アスタリスクのセルなのですが、これはもう9年も使っているロートルで、そろそろ買い換えしたいなー、と前から思っていました。とはいえ、大して壊れてもおらず、2回ほどヒンジ部分のオーバーホールはしましたが、その度にまだまだ使えると言われ、今日の今日まで膝を守り続けて来たのです。ですが、まぁ、そろそろ良いでしょ、という事で買い替えを決意しました。

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色々入り用で、猛烈にお金が出て行ってるのですが
そんな時だからこそ、お買い物しましたw



■選定
   9年前に選んだアスタリスクには何の不満もなかったのですが、そのアスタリスク、近年、出資が停止されてメーカー存亡の危機に陥ったとかいう話しもあり、やっとこ盛り返したものの、値段も少々高いし、これから先もどうなるか分からん、という事で、今回の選定からは外しました。
   そこで目を付けたのが、リアットのCフレーム。値段も6.4万前後とお安く、何と言ってもリアットですから、性能は良いと思われる。何せ、ネックサポートもチェストプロテクターも、今やリアットを使ってますから、ニーブレースも、というのは自然な流れでした。不安があるとしたら、膝の内側のヒンジがなく、これで大丈夫なん?という感じでしたが、まぁ、大丈夫じゃなかったらこんなデザインにはしないでしょうから、大丈夫だろうと考えました。
   その一方で、POD MXを推す声も結構あって、悩みました。というのは、9年前の選考ではあまり良い評価をしていなかったからです。しかし、アスタリスクも後にPODと同じ形式のバンドでの固定方法を採用しており、今となっては業界標準となった感があります。もっとも、一番上のグレードのはそこそこの値段がしますし、最初はあまり考慮に入れていませんでした。
   ところが、実際にCフレームを使っている人から、「よく壊れるし補修部品が手に入らず、店で修理する前提で売っている。次に買うなら自分で補修できるPODにする」という情報が入り、またK4なら7万円くらいで入手出来る事が分かり、6千円ケチってあとで面倒な事になるなら、定評あるPODにしようという事で、ポイントがガッサリ貯まるタイミングで購入する事にしました。

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4本のバンドで固定する方式は
今やニーブレースの標準的固定方法になりましたね

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PODの良い所は、パーツが市販されていて
自分で補修できる事
それが今回購入の決め手になりました


■サイズの問題
   さて、最近は通販で買う人も多いせいか、サイズ表も分かり易くなっているのですが、POD MXのサイズ表は膝の外周を計るものです。で、計ってみたところ、約40cmある事が分かりました。となると、POD MXではXL/2XLというサイズになります。……ホントにXLなんか?
   アスタリスクのセルでは、Lサイズを選んだ訳ですが、XLではさすがに緩かったからです。しかし、POD MXのM/Lサイズは膝の外周が38cmまでとなっています。XL買って緩いのが来ても困るし、L買ってキツくても困るし。こういう場合、店で試着するのが一番なのですが、千葉の方に引っ越したせいで近所に試着出来る店もなく、困ってしまいました。
   そこで、改めてアスタリスクのサイズ表を見てみると、40cmまではLサイズで40.5cmからはXLとなってました。つまり、アスタリスクに関する限り、自分の足はLでもXLでも差し支えなかった様です。となると、PODの場合はXLでないと入らん、という事になります。
   まぁ、ヘルメットもXL、シャツやパンツもXLないしXXL、ブーツも29cmの男が、ニーブレースだけLなんてのもおかしな話しなので、自信もってXLを注文しました。

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生足失礼www
良い感じにジャストフィットでした

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膝を曲げると、バンドの位置によっては
バンドが膝の裏に食い込む事があります(汗



■セッティング
   さて、物が届いた訳ですが、箱を持った第一印象が「軽っ!」というものでした。そして箱からK4を出した第一印象が「薄っ!」というものでした。試しにアスタリスク・セルと比べてみると、重さといい厚さといい、相当に違う。昔からPODは薄くて軽いイメージでしたが、実際に見比べてみると、やっぱり相当な違いです。
   続いて早速フィッティング。これまで使っていたアスタリスク・セルでは、背部のネットのひもをアレコレ引っ張って、面倒っちく合わせていく必要がありましたが、PODはバンドを引っ張るだけで完了。実に簡単です。足の太さって、実はその日その日で変わるので、簡単にセットし直せるのは有り難いです。
   気になっていたサイズですが、自分の足にはXLで正解だった様で、ふくらはぎ、太ももとも、ガバガバという事無く、良い感じにジャストフィットしました。膝回りは、膝関節の左右に3種類の厚みの違うパッドを付ける事で良い感じに調整する事が出来ます。また、逆膝(膝の間接が反対方向に曲がる事)防止用に、膝のヒンジ部分に入れるインサートもあり、結構致せり尽くせりです。
   ただし、バンド式という事もあって、バンドの当たり具合によっては、膝を曲げた時に身が食い込んで痛い事もあり、この辺りは慣れなんかなー、という感じでした。

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アスタリスク・セルとの比較
基本的な大きさはどちらも同じくらいです

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ただし、厚みはPODの方が相当薄いです

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固定の仕方は至って簡単。バンドを引き絞るだけです

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膝回りは、パッドによって合わせます


■技術的所見
   フィッティングさせたあと、暫くそのままで歩き回ってたのですが、インサート無しで膝が真っ直ぐ伸ばせる事が出来る事もあって、アスタリスク・セルより着け心地の違和感が少ない様に感じました。またセルよりも薄いので邪魔っけがないのも特徴的です。それでいて、セルよりも膝関節のヒンジの遊び(というかガタツキ)は少ないので、膝を捻った時のホールド感はセルよりも有る感じがしました。
 これまで使っていたアスタリスク・セルが9年も前のもの、という事もあって、この9年間のニーブレースの進歩と普及を感じ取れるな、というのが、POD MX K4に対する率直な感想です。

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膝関節のヒンジ部分の違い
PODの方がガタツキが少ない
(というか、ほとんどありません)






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tanisi_corp at 22:00コメント(4)

2016年10月26日



   自分がリアットブレースのCLUB2を買った頃は、エンデューロでネックサポートを着ける人が、まだチラホラという感じだったのですが、今は大分普及している様です。また、リアット以外のメーカーも様々なネックサポートを作る様になり、ここ数年で一般化した様に思えます。実のところ、大きなジャンプ飛んだり、断崖から落ちたり、といった危ない事をしない自分では、あまり役に立ってる様にも思えないのですが、有ると無いとでは安心感が違いますので、ずっと愛用しています。
   そのリアットのネックブレースも、ここ数年で大分進化した様です。もっとも、CLUB2が壊れた訳でもないので、使い続けるつもりをしていたのですが、パディングキットが汚くなって擦り切れてきたのに、替えのパディングキットがもう売ってない、という事に気が付き、こりゃブレースごと買い替えないかんかなー、という事になりました。チェストプロテクターも春に買い替えた事ですし、ここは一つ、ネックブレースも買い替える決心しました。

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5年ぶりの買い替えとなったネックブレース
前のに比べると、ケースも薄くなりました


■どれにしようかな
   リアットのネックサポートは、現行品では、GPXの4.5、5.5、6.5が3種類がラインナップされてます。4.5は脱着方式がCLUB2と同様に、両サイドのバックルを開閉する事によって行うタイプ。5.5は右側のリリースボタンで開閉するタイプ。6.5は5.5のゴージャス版でカーボンが使われているとの由。まず、6.5は高いのでパス。4.5はこれまで使ってたCLUB2と同じ使い方なので、それでも良かったのですが、4.5より5.5の方がより細やかな調整が出来る事と、チェストプロテクターも5.5なので、それに合わせて首も5.5にする事にしました。
   さて、買うとなったら最新のを買うのが定石だと思うのですが、2017年モデルはどうにもデザインが好きになれない。2017年モデルしかなかったら買わないかもしれない。そのくらい気に入らない。しかし、幸いにまだ2016年モデルが残っていて、しかも早い事さばきたいのか、定価割れしています。そこで一番ポイントが付き易い店を探して買う事にしました。
   また、色もどうするか。これまでのCLUB2では、比較的明るい色のパディングキットを付けていたのですが、GPX5.5では気分によってパディングキットを変える、という訳には行きません。買うとなったら、黒グレーか黒白かのどっちかだったのですが、黒白のチェストプロテクターの上に黒白だと何付けてるてるか分りにくい感じがしたので、黒グレーにしました。

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左が今まで使ってたCLUB2
パディングキットが手に入らないのが買い替えの理由です

20161023_191845
このプロテクターに組み合わせるなら
中途半端な黒白より、黒の方が似合う気がします


■調整の仕方
   GPX5.5は4.5に比べると、細やかな調整が出来るのが売りとされています。前のチェストプロテクターの胸んトコに入れる、いわゆる「前歯」の部分と、背中の部分に入れる「ベロ」が前後に可動し、かつ「ベロ」の角度もスペーサーを交換する事によって変える事が出来ます。きっちり身体に合わせて調整出来ると同時に、逆にきっちり調整しないと上手く機能しない、という訳です。
   ところが、この調整が意外と難しい。首や肩、胸がキツくない様に調整するのは簡単ですが、いざチェストプロテクターを付けた状態で、その上からネックブレースを着けようとすると、「ベロ」がチェストプロテクターのベロを入れるスリットに上手く入らないのです。誰かいてくれたら、そりゃその人に手伝って貰えるでしょうが、大抵は自分一人でやらねばならないので、後頭部に目がなくても、見ずに出来る様にならねばなりません。ちなみに、CLUB2では、目つぶっててもバッチリ入れる事が出来ます(まぁ、見えないのですから、目閉じてても出来る訳です)。
   あれこれ悩んだのですが、結果的に、CLUB2を地面に置いて、その「前歯」と「ベロ」の位置に合わせて、GPX5.5の方も合わせる様にしました。ばっちり決まった、というには、まだ後頭部が首を反らせた時に当たりが弱い感じがしますが、これ以上、いじりようがなかったので、少々のところは身体で合わせる事にしました。

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調整機能はかなり細やかになりました

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ただ、調整が上手くいかないと
こんな風に面倒くさい事になります

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結局、前のと並べて同じ様にするのが一番楽でした



■装着の仕方
   前のCLUB2は、首の横の左右のバックルを開けて、ネックブレースを前後に分割して、ベロと前歯をチェストプロテクターに刺してから、左右のバックルを留めるという、慣れたらやり易い方法でした。
   ところが、GPX5.5は、右側はリリースボタン、左側はイザという時はコインで外せるアルミ製の蝶番で、リリースボタンを押すと右側だけがガバッと開く様になっています。つまり、前後には分割されないのですが、これがチェストプロテクターの上から着けるのに、結構難儀する構造です。
   というのは、まずは目の付いてない後ろの「ベロ」から先にチェストプロテクターの後ろスリットに入れる訳ですが、そうすると、「前歯」はプロテクターの前のスリットに「前歯を入れた状態」の位置にあります。その位置で、ネックブレースを閉じながら、「前歯」をスリットに入れるのが非常に難儀なのです。
   ちなみに、ネックブレースの前の部分を持ち上げて「前歯」をスリットに入れようとすると、つられて後ろの「ベロ」が抜けてしまったりと、かなりイライラするプレイになってしまいました。結局、「前歯」を入れる時に、プロテクターの前をググッと下にずらして、良い感じにエイヤと「前歯」をスリットに入れるのがベターだと気が付きました。逆にネックブレースを外す時も、プロテクターの前の部分を下にずり下げて行います。

20161023_191743
開閉は、リリースボタンで行います

20161023_191512
こんな風に、いくらブレースを上に上げても
「前歯」を入れる事は出来ません


■着け心地
   この手のネックサポートは、好き嫌いがあると思うのですが、自分はあまり気にならない質で、むしろあった方が安心です。首の可動範囲が減るという意見もあるのですが、バイク乗ってる上で、極端に下や上を向いたりしないですし、左右に動かす分には支障がないので、邪魔だと感じた事もありません。暑いという意見もあると思いますが、暑い季節は別に首だけでなくて全身暑いですし、走ってる時はそれどころでないので、気にした事がありません。(そもそも本当に暑い季節はここ数年、バイク乗らない様にしてる)
   その様な訳で、このGPX5.5も前のCLUB2同様に、付け心地にさしたる不満はありません。ただ、CLUB2に比べると、GPX5.5は結構薄くなっていて、そのせいか分りませんが、首を前後左右に倒した時に、前と左右はヘルメットの縁がネックブレースに当たるのですが、後ろは当たった感がありません。CLUB2ではしっかり当たっていました。当たっていないと、地面に頭から落ちた時に、限界を越えて首が曲がってしまう事になり、これではネックブレースを付けている意味がありません。
   しかし、先述の様に、出来る限りの調整をした後なので、ネックブレース自体をどうこう出来ない様な気もします。いわゆる「ベロ」も、GPX5.5はCLUB2より少し短いので、その分、ネックブレースの後ろが下がり気味なのかもしれません。なので、場合によっては、チェストプロテクターのスリットの中に上げ底になるものでも入れて、若干の調整を取る事も考えたいと思います

20161023_201629
上のCLUB2と比較すると
下のGPX5.5はかなり薄くなっています

20161023_205953
首を反らせた状態
これ以上、後ろに首が反ったら危ない訳です






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tanisi_corp at 20:00コメント(0)
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