5月のモチュールカップの後、とうとう市貝用の資金が底をついてしまいました。まぁ、梅雨時期だしいいか、と思っていたら、今年は空梅雨。ところが、痛風になったり、夏風邪ひいてなかなか抜けなかったりと、とうとう第4戦までの6週間、まったくバイクに乗らず終いでした。その割には、第4戦はそれなりに走って完走したのですが、やっぱり定期的にスクールは受けんといかんな、という事で、2.5か月ぶりに受講する事にしました。
■軸をアウトに持っていく
前回のスクールまでで、コーナーリングで体重心軸をアウト側に持っていく、進入の姿勢というのを習っていたのですが、この間に「その軸はちゃんとアウト側に行ってるのか」が課題になっていた様です。座学の段階で、自分ではそうしてるつもりでいたので、話しを聞いただけではピンと来ませんでした。
ではリフトアップしたバイクの上に立って、コーナーリングフォームを取ってみると、自分ではアウト側に力を入れているつもりですが、どっちかというと、アウト側の足を踏ん張っている様な感じで、アウト側の肩や脇に力がこもっている感じになっていません。先生曰く、「イン側の肩からアウト側の腰の対角線上に力がこもってて、結果、バイクのど真ん中に軸が出来てる」との事。言われてみれば、確かにそんな感じです。
実際に、南コースでウォーミングアップしてみると、アウト側の足で踏ん張っていはいるものの、車体はガクガクするし、それを上半身でどうにかバランス取っている様な感じでした。
一番最初の走行
まだ「コツ」が分かってなくて、フラフラしてます
まだ「コツ」が分かってなくて、フラフラしてます
■アウト側の肘を上げる
そこで先生から言われたのは、「アウト側の肘を上げる」という事でした。とりあえず、コーナーの進入の時、習った通りにアウト側の肘を上げて、肩を固めて曲がってみました。すると、肘が下がっていた時は、ガクガクして設置感が乏しかったのが、急にかっちりとして、車体を押さえて曲がれる感じがしました。
まずは、大きくコーナーを曲がる練習から。最初はアウト側に膨らんでダラダラとしてましたが、肘を上げ、肩から脇へと力がこもる様になると、先生から指示されたラインをトレースできる様になりました。奥のダラダラコーナーも、例によってギャップやワダチがあるのですが、フラれる事なく通過して、立ち上がりで加速、進入の姿勢を取ってジャンプ、着地してまた加速と、段々下半身に力が抜けていく感じがしてきました。
と、書けば随分頑張って走ったようですが、実際は、猛烈に暑くて、休み時間も相当長めに取らないと回復しない感じで、背中に背負ったロックアイス入りのキャメルバックも午前中で飲み干してしまうほどでした。
アウト側の肘を上げる様にした走り
ガチっとフォームが決ってます
ガチっとフォームが決ってます
設置感ましましです
■肘を上げた姿勢
十分休みを取ってから、今度は初級中級コースへ。ウォーミングアップとして、先生が来る前に初級コースを少し走りました。コーナーでアウト側の肘を上げる事で、フォームがかっちり決まり、車体を押さえながら軸を感じて曲がれるのは、南コースと同様です。それと同時に、コブに進入する時も、自然に両肘をあげて肩をいかられせて通過してる事に気が付きました。
続いて中級コース。こちらではコーナーの進入の際に、コーナーの奥ギリギリまで押し込んで行ける感じがしました。これまでだと、ブレーキ当てて減速していたのですが、その減速の度合いが前よりも緩くなったというか。なので、最初はオーバーラン気味でしたが、コーナーリングフォームをしっかり取って、コーナーに合わせて減速もする様にしました。
次に感じたのが、ジャンプを踏み切る時、自然に両肘が上がった感じになってきた事。今までは、フロントが斜面に合わせてせり上がってくるのに連動して、肘を曲げていた感じでした。今はむしろ、肘を上げて斜面に当たっていく感じです。そして、肘が上がる事で、ジャンプを踏み切った時に、空中でハンドルを半分戻しで保持する事ができるのが体感できました。
見るからにカッチリした走りになりました
前の走りに戻すと、安定感も加速感もなくなります
■前の走りとの比較
この季節になると、もう、ちょっと走っただけで青色吐息になるもので、走ってる時間より休んでる時間の方が長くなってしまいがちですが、自主練ならともかく、スクールですから、それなりに元取って帰らねばなりません。
今度はチャンピオンコースをショートコースで実走行しました。やる事はアウト側の肘を下ろさない様に気を付ける事です。というか、肘を上げていれば、アウト側に重心がくるので、放っておいても肘を上げる感じでした。本コースでは、左コーナーもあるのですが、そちらでも自然に肘を上げて走るようになっていました。
そこで、今度は前の走り、つまり肘を下げた走りをやってみました。違いはテキメン、コースインする時のタイトコーナーからして、ガクガクブルブルした感じで安定しません。そして走ってみての感想は、コーナーに進入する際、十分に曲がれる速度まで減速、というか実質的には停止する様な感じで、そこからコーナーを立ち上がって再加速、という非常に手間にかかる走りになっていました。ジャンプにしても、肘が曲がっているせいか、斜面に当たる際の衝撃を受けない様に速度を落としていて、それほど飛べません。頑張って加速できるのは、直線の部分のみで、随分つながりの悪い走りだな、と感じました。
今の走りでは、肘を上げ、アウト側に重心がくる事で、進入時に車体を押さえ(つまりサスが縮んで)、立ち上がりの時に反動で前に出る、という感じです。ジャンプも同様で、押さえて、アクセル合わせて、反動で飛ぶ、そんな感じ。やってる事は外側の肘を上げてるだけなのに、かなり走りが変わったな、という気がしました。
今までの走りと今日習った走りの違い
圧倒的に後者の方が走りやすいです
■まとめ
ショートコースのタイムが約1分という事で、フルコースだとどうなるかと思って走ってみました。まぁ、結果からいうと、奥は1分半はかかっているみたいで、結構遅かったです。まぁ、世の中、そんなうまい話はない、という事です。
しかし、RM-Zで怖がりもせず、しんどくいものの、それなり楽しく走れる様になったのは、やっぱり進歩かなと思います。なにせ、今年の初めの頃は、南コースだけでもフラフラになってましたから。ちなみに、今回の走行動画を実家のおかんに見せてみたのですが、「走ってるとこは涼しいのか」と聞かれ、「そんな事あるかい、死ぬほど暑いわ」と返事したら、走ってる姿が涼しそうに見えたそうです。
RM-Zでそれなりに走れる様になったんだから、別のバイクだったら、もっと楽に走れて、もっと頑張れるんではないか、かねてから進めていたバイクの乗り換えの話しが、スクールの最中に決定しました。先生からも、「RM-Z乗れてるんだから大丈夫」とお墨付きが出ました。この夏は忙しくなりそうです。
いきなり本日付けで戦闘任務を解除です
御奉公、ご苦労さんでありました



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