成田女子祭りとは、成田モトクロスパークで年末に開催されている、姫丸さん主催の女性ライダーの集いです。今回は仲間うちから嫁はんにもお誘いがかかり、参加する事になりました。女子祭りなので、男は用無しと思ってたのですが、サポートライダーとして用事があるとの事。という事で自分も参加する事にしました。
■久々の大規模炊事
成田女子祭りは、レースではなくて、どっちかというと走行会です。そして、お昼は参加者全員が食事もって集まって、自己紹介とかするとの事。そして、自分らのグループは、おっさんのサポートライダー含め、総勢8名。となれば、せっかくの機会ですので、日本飯盒協会の総力(といっても会長1名)を上げて、野戦給与せねばならん、と意気込みました。
さて、何を作るか。まず、コメの飯は定番として、8人だから一人1合として、8合。飯盒2個あれば事足ります。次におかず。これはデカい鍋でまとめて作りたい。という事で、買って以来、出番がなかったフランス軍のル・ブテオンを投入する事にしました。
問題は、ル・ブテオンを使うにあたっての火力の確保。以前、コールマンのツーバーナーを使いましたが、あれは所詮、バーナーが2個ついてるだけで、実際にはワンバーナーでやるしかなく、火力不足でした。そこで今回は、イワタニのIP-2243をル・ブテオンの鍋底に2個並べて使う事にしました。これ、メーカーが禁止してる使い方なので、他の人には決してお勧めしませんが、経験上、微妙は間隔を空けておけば、カートリッジが爆発する心配がない事を知っております。
ちなみに、使うカートリッジは、寒冷期である事も考慮して、コールマンのイソブタンガスのものを使う事にしました。これまたメーカーが決して推奨してない使い方なのですが、使えちゃうんですよね。イワタニプリムスのTガスよりも、寒冷期の火力が強力です。
事前に準備したもの、その1
硬くて美味しい飯盒型パウンドケーキ
準備したもの、その2
渋皮煮マロングラッセ。かなり好評だった
■一人炊事班
さて、当日。朝0700時に現地について、パドックを確保して、バイク下ろして、トランポの荷室後端を炊事場として準備を整えました。当日のスケジュールは、0730時:受付、0900時:開会式、1200時:お昼休み、1300時:午後の部、という流れでした。自分は8人分の主食副食の炊事の他に、事前に焼いておいた飯盒ケーキやら秋に作った栗の渋皮煮マロングラッセの提供、さらには焼きリンゴまで現地で作る事になり、とてもじゃないがバイクなんか乗ってる場合でなくなったので、炊事班長に徹する事になりました。
開会式が済んだら、嫁はんのケツを叩いて、お仲間たちと走らせに行かせ、直ちに炊事開始です。今回の献立は、軍隊調理法から𠮷野煮を作る事にしました。
材料も8人分となれば結構な量で、夏場に使うクーラーボックスいっぱいになりました。作り方は、軍隊調理法に書いてある通りで、しかも、それほど手間のかかるもんではないですが、何分、量が多く、かつ自分ひとりでやらねばならないので、時間がかかります。それでも、普段から料理してる関係で、包丁さばきなど手間取る事もなく、ばりばり大根切って皮剥いて、ブテオンに放り込み、バーナーの上で煮込みにかかりました。ちなみに、うっかりひっくり返っても困るので、ブテオンの耳金のところにフックをつけて、荷室の天井から紐で引っ張る様にしていました。
吉野煮は、最後に片栗粉を水で溶いてトロミを付ける事になっていますが、煮あがったばかりでは大根に味が染んでないので、トロミは配膳する直前にする事として、一旦火から下して冷まし(そうする事で味が染む)、次に米飯の準備に取り掛かりました。
コメ8合はあらかじめ自宅で洗米して、干しておいたので、現地では飯盒に入れて水を張るだけです。冬場ですので1時間は浸水させます。この間は少し休憩で、久々に来た成田MXPのあちこちを散策していました。
1130時、つまり食事時間の30分前に炊飯開始。飯盒2個並べて炊くのはお手物のなので、なんらトラブルなく炊き上がり、蒸している間に、吉野煮を温めなおしてトロミをつけ、時間通りに完成。お仲間に飯上げに来させ、「全員に分配せよ」と指示しました。ちなみに、この日、女子祭りには35人も参加したそうで、おそらく余るまいと考えていました。
ケーキもマロングラッセやマロンクリームも引き渡し、続いて焼きリンゴ。ただし、こっちは手こずりました。というのも、ワンバーナークッキングで、リンゴ3個を6回に分けてやらねばならず、非常に時間が掛かった。せめてフライパン2個あれば仕事が早かったのですが。
事前に準備した食材
出来るだけ風が来ない様に配慮しました
飯盒2個炊きはお手の物です
吉野煮も完璧
■反省点
すべての作業が完了したのは、1300時。お食事タイムが終わったころでした。よく言われる様に、飯作ってると、それだけでお腹いっぱいになるもので、自分自身は全然箸が進みませんでした。ところが、ここで大問題発生。なんと、飯盒1個分、まるまる飯が残っていたのと、吉野煮も半分くらい残っていたのです。あれほど分配しろと言っておいたのに、自分ら以外にはおすそ分けしなかったみたいです。
明日から帰省する関係で、持って帰って食うという訳にもいかず、とにかく食えそうな人に押し付けまくって、どうにかこうにか完売する事が出来ました。まぁ、軍隊調理法は、20歳そこらの兵隊が食う分量でレシピされてると思うので、そんなには食えないという事なんでしょう。といっても、足りなかったらそれはそれで困るので、塩梅が難しいところです。
しかし、総じて評判はよく、みんな喜んでくれたのは良しとしましょう。軍隊調理法は、簡単でそれなりにイイものが作れるので、こうした野戦炊事にもってこいです。ちなみに、マロングラッセだけは全員に行き渡った様で、お仲間以外からもお礼を言われました。
何やかんやで、これが一番手間食いました
思いのほか、使いやすかったです










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