前日のスクールでロキソニンを4錠も飲む事になったのですが、それでも左肩は持ちましたので、翌日はフリー走行で習った事を反復練習する事にしました。路面は昨日よりもドライ、天気は曇天で暑くもなく、走り込むには丁度良いのですが、フリー走行が自分一人だけで、ちょっと寂しかったです。
いつも朝一番にトイレを借りに行ってる芝ざくら公園で
なんとトイレの入り口で、ツバメが巣を作ってました
■2速で
今回は、南EDコースや東コースなど、他のコースは走らず、チャンピオンコースのMXルートだけ使う事にしました。南コースや初級中級コースは、スクールの人が使うので使わない事にしました。もっとも、一人で走ってると寂しいので、ちょいちょい顔だして見学してましたが。
クロトレの場合、2速というのは、結構低速がきつくて、チャンピオンコースではまず使いません。なんなら、中級コースだって3速で回れるほどです。ちょっと前までスクールでも3速で走ってました。その方がストレスがないからです。ところが、先生から2速で走る様に注意がありました。というのも、3速だと加減速Gがあまり掛かってこないのと、あまり開けなくてもそれなりに車速が出るからです。ちゃんと加減速Gが体に掛かってこないと、フォームやアクセルワークなどが明確になりませんし、レブらせるくらいアクセル回さない事には競争にならない、という事なのです。
という訳で、コースイン。まずはシッティングでゆっくり走って、コースを点検するのはいつもの通りです。いきなり、全力疾走はしません。頭も体も寝てるからです。何周か走ってから、今度はスタンディングもする様にして、ゆっくり習った事を思い出しながら、フォームを作って走り込んで行きます。
練習前は、目覚まし代わりにレッドブルを飲みます
アンダーアーマーの股の部分が薄くなりました
■2の進入態勢
そうして徐々にピッチを上げていきました。2速3速ですので、加減速Gがそこそこ掛かってくるのですが、それがかえって明確にフォームをつくるのに役立ちますし、アクセルをギャン開けしても、それほど車速が速くなる訳でもないので、安全にギャン開けする練習になります。
このまま2速3速でしばらく練習を継続しました。というのも、せっかく誰も走ってませんし、自分のペースで走っても迷惑になりません。傍目にはゆっくりに見えるかもしれませんが、まずは昨日習った事を確実に実行する事が大事ですし、さらに言えば、いい加減かったるくなるまでは、2速をメインに使って、いよいよ本当にかったるくなったら、3速で走る。その時こそ、ズボラかました3速の走りでなく、必要にして十分な3速の走りになっているものです。
なのですが、その前に、ちょっと違和感を感じ始めました。というのも、ジャンプの着地で底着きする様になってきたのです。おかしいなと思って、自分がどんなフォームをしているのかチェックしなおしてみると、コーナーやジャンプに進入する際、アクセルオフにした時に、上体を起こしている事に気が付きました。つまり、1の姿勢になっているのです。
1の姿勢でコーナーやジャンプへ進入すると、減速Gを上半身にモロに食らってGを下にベクトル転換出来ないだけでなく、上半身でGに耐えてるので視線も定まらず、立ち上がりでアクセルをガバ開けしてしまいます。さらにバランスの幅が狭くなってしまいます。上体を起こすのでなく、頭の位置をあまり変えずに減速姿勢を取る事で、アクセルワークが使える様になり、開け方の調整が効き、前後バランスの幅も広くなって、底着きしない様になりました。
今日は曇天で暑くもなく走りやすかったのですが
走ってるとやっぱり汗だくで
ヘルメットの内装など、汗が絞れそうでした
最後のロキソニンを投与
■飛距離を伸ばす努力
この頃には、ジャンプの着地でサスが底着きしないだけでなく、サスが底着きする直前がどこなのかが、徐々に分かり始めていました。言い換えれば、サスストロークの限界まで使える様になってきた、という事です。
これって、自分的には結構画期的だと思います。というのも、そもそもこれまで「サスが底着きする」様な体験がほぼなかったのですが、底着きするまでサスが使える様になったというのは、なかなかなものだと思うのです。そして、サスが底着きする直前が分かる、サスの動きが分かる様になったというのも、バイク任せで飛んでた時よりは大きな進歩だと思います。
それを踏まえた上で、現状の純正のバネレートのサスで、どこまで飛べるのかを検証しながら走る様になりました。おそらく、全体的な車速は上がってる様に感じますし、実際、結構な勢いでジャンプに突っ込んでいるのですが、そのまま飛んだのでは、いくら前後バランスの幅が広く取れていても、がっつり底着きしてしまうでしょう。そうならない様に、微調整をしながら飛距離を伸ばす様にしました。
昨日はほぼ止まる直前くらいまでブレーキを当ててました
今回は、そこまで当ててません
■やっぱり足回り
走ってて感じたのは、やっぱりジャンプの手前でアクセルオフだけでなく、ブレーキも当てているので、そこで相当にタイムが落ちてるんだろうな、という事です。まぁ、本当なら、4-5ミリでオフにして、7-8ミリで飛ぶところを、オフにするだけでなくブレーキもあてて、それで4-5ミリで飛んでるんですから、行き足が遅くなっても仕方ない、というもんです。
立ち上がりからのアクセルワークの使い方も相まって、前よりも繋がりがよくなったのですが、それでもジャンプの手前で減速が入らなければ、チャンピオンコース全体で5秒は早くなるのではないか、と感じました。
クロトレのサスのバネレートを調べたところ、自分の体重だと新車時についているバネより2段階強いのを付けない事には適正にならない様です。既にバネ交換は頼んであるのですが、交換する前に底着きするだの物足りないだの、調整して飛ぶといった事を体験できたのは、案外貴重な体験なんじゃないか、と思う様になりました。
とはいえ、早いとこ、バネ変えてみたいですけどね。
昨日ついた泥水がカピカピに乾いてしまったので
洗車して帰りました
2月下旬で45時間超えで、3ヶ月で15時間乗りました
秋口に腰上OHかなぁ







コメント