この度、珍しくナルゲンボトルを追加しました。自前で買ったのではなく、誕生日のプレゼントで貰いました。ナルゲンボトルは、長らく米軍の1クォートキャンティーンを模したオアシスを使っていたのですが、今回は防暑装備の一環として、あえて広口のボトルを追加しました。
■泊りがけでのクーラーボックスの能力
去年、BTC市貝の年会員として活動するのに備えて、防暑装備の大拡充を行なったのですが、クーラーボックスに入れている保冷剤は、2日目には保冷力が落ちるので、夜のうちにロックアイスを投入して保冷力を維持させてました。
しかし、そのロックアイスも翌日には溶けてしまい、氷を交換するのですが(そこで車載冷蔵庫が威力を発揮する)、溶けたロックアイスは自宅に持って帰って麦茶を煮出すのに使っていました。しかし、そ溶けたロックアイスの水を現地で飲料に使えないか、というのが、今回、ナルゲンボトルの広口を買い足す理由でした。
麦茶のティーバックは、最近は煮出しと水出しの兼用のものがほとんどですから、氷が溶けた水にティーバックを放り込めば、麦茶になる訳で、わざわざペットボトルの麦茶を買わんでも良いわけです。ただし、口の狭いオアシスでは、中からティーバックを取り出すのが難儀するので、そこで広口が良いとなったのです。広口なら、溶け残ったロックアイスもまとめて入れる事が出来ますしね。
オアシスとの比較
高さはほぼ同じですが、容量が若干多そう
■OTFキャップ
モノの出し入れに利便性のある広口ボトルですが、飲む段となると、その広口が仇になって、うっかりすると中身が全部顔にかかる、なんて事があります。それが嫌さに、これまでオアシスを使ってきた、という事情もあります。
これを防ぐためのアイテムとして、イージージッパーというのがあります。これはボトルの広口にはめ込んで使うモノなのですが、うっかりすると中に落ち込んでしまうとか。まぁ、これでも良かったのですが、できればワンボタンでキャップが開くのがいいな、という事で、別にOTFキャップというのを取り寄せました。
これは元は650mlのOn-The-Flyボトルのキャップなのですが、他のナルゲンボトルにも使える様に別売されています。レビューでは0.5Lのボトルでは難がある様でしたが、1.0Lには問題なく使えるとの事です。
実際に取り付けてみると、水密性も上々で寝かせても水漏れしません。ボタンをワンプッシュで開ける事が出来、キャップは半回転させるとロックされて、逆さにしても垂れてきません。そして、ボタンには金属の輪っかがあって、これがロックになっています。
このOTFキャップ、実は値段がボトルほどする代物で、他のメーカーのなら、これに似たキャップのボトルがもっと安く買えます。結構悩んだのですが、ネームバリューに負けてナルゲンのにしました。
これがイージージッパー
確かにイージーですが、イージー過ぎですw
確かにイージーですが、イージー過ぎですw
(の割には、660円もする)
左がOTFキャップ
もともと付いてるキャップは、簡単に外せます
OTFをキャップを付けてのオアシスとの比較
ワンボタンで開ける事が出来ます
ハンドルは逆さにしても落ちて来ないので
飲んだり注いだりする時にストレスがありません
こうやって持ち歩く事が出来ます
(あまり持ち歩かないと思うけど)
■使ってみる
このボトルが必要になるのは、もっと暑くなってからの事ですが、これまで水出しで麦茶を作った事がないので、それを試す意味もあって使ってみました。麦茶のティーバックは1つで1リットルの水に使えるそうですが、1.0Lのボトルを選んだのは、そうした事情もあったからでした。
さて、その水出し麦茶、ティーバックを放り込んだナルゲンボトルを冷蔵庫に入れてたのですが、小一時間ほどで麦茶になりました。煮出したのよりはちょっと薄いけど、しっかり麦茶です。これなら、朝一に溶けたロックアイスの水を仕込んで、練習から戻って来た時には冷えた麦茶が飲めそうです。さらに言うなら、今後は水とティーバッグだけ持っていけば良さそうなので、麦茶のペットボトルはいらんかな。
出来た麦茶は、OTFキャップのおかげで、楽にオアシスの方に移し替える事が出来ます。つまり、オアシスはこれからも使います。
ティーバッグをいれて、冷蔵庫で1時間寝かせました
他のボトルに注ぐのも楽チンです
使い終わったティーバッグを出すのも楽チン
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