BTC市貝の年会員になると、月2回走れば会費がペイできるという事で、毎月泊りがけで行く様にしています。今回は、2日目にお友達5人がフリー走行に来るという事です。ただ、週の間に雨が降ったので、コースがマディだと嫌だというので、前日に走ってみて、マディでも「ベスコンだった!」と報告して、エライ目に遭わせる算段でしたw
■大した事なかった
とはいえ、BTC市貝は他がザザ降りの雨でも、案外降ってないとか、下手したら全く降ってないって事もザラにあるので、ともかく当日に雨が降らない予報なら、行ってみるしか確かめようがありません。自分の場合、3月末のモチュールカップ開幕戦に参加する関係もあって、マディ慣れしておく必要もあるので、むしろチャンスくらいに思っていました。
で、現地についてコースを見てみると、全然湿気った感じでない。それどころか、雨降るくらい気温が高かったせいか、霜も降りてない感じでした。まぁ、こんなもんでしょう。という事で、とりあえず、南EDコース、東コース、チャンピオンコースを試走してみました。まったく雨が降らなかった訳ではない様で、多少水溜りがありましたが、避けれる所は避けて、無理なところは敢えて突っ込んで、排水しました。
普段はTT-R125は使わないのですが、明日はそれに乗る人が居るので、それでも試走しました。南EDコースやチャンピオンコースはどうにか走れると思ってましたが、昔の本コースである東コースは、結構テクニカルなので大丈夫か心配でした。しかし、こちらも早く走るとかジャンプ跳ぶとか、そういうのを抜きにすれば、3速オートマ走法で走れました。流石に50ccとかだと難しいかもしれませんが、先生はカブで走れてるので、大抵のバイクは大丈夫でしょう。
ちゃらっと試走した後
奥ではスクールやってます
もっとぐちゃぐちゃだったら面白かったのに
■排気バルブ
さて、今回は排気バルブを弄ってみる事にしました。この排気バルブ、標準のオーナーズマニュアルでは、絶対に触るなという注意がなされているのですが、ワークショップマニュアルの方では、3回転半以上回すな、という風に書かれています。それ以上回すと、排気バルブはただのネジなので、取れてしまうからです。
クロトレの場合、出荷時は排気バルブはゼロ回転の位置にセットされています。なので、マーカーペンで現在位置をマーキングした後、とりあえず1/2回転まわしてみました。使う道具は5mmのヘキサレンチです。ツマミがついた排気バルブが売ってますが、あればぶつけて壊す可能性があるのと、そうそう走ってる最中に回す事はないので、意味がないそうです。
さて、早速走ってみたのですが、明らかに前出る感が増しました。アクセルをオンにした時の加速感がかなり向上しました。というか、ジャンプの飛び出しが良すぎて、飛距離が想定以上に出てしまい、サスがプアーなのもあって着地の衝撃がすごく、これはちょっとヤバいなと。そこで、1/4回転に落として走ってみたところ、無理したところがなく良い感じんなりました。当面はこれで慣れていこうと思います。
クロトレをパワーアップする方法として、チャンバーをRRのものに変えるといった事がよく行われていますが、排気バルブをいじるだけでも大分違うので、当面はチャンバーは変えなくても良いかな、と感じました。それよりも、サスは可及的速やかに良いのに変えないとならないな、と改めて感じました。衝撃をかなり体で受けている感じです。
経費節約のため、市貝での練習の時は
ほぼ自炊する事にしました
3回転半以上回すと、取れるそうです
■模範走行
初日は自分の他に走ってるのが、スクールを受けに来た人だけで、その人から、教習コースの模範走行を見せて欲しいと言われました。本来、フリー走行では教習コースは走らないのですが(スクールの邪魔をしないためと、路面を荒らさないため)、先生からお許しを貰って、走ってみました。
まず、南コース。こちらはそこそこ水溜りがあったのですが、見本を見せるからには、お構い無しに突っ込んでいきました。まぁ、加重と首の捻り戻しが出来ていれば、そんなに難しいコースではありません。還りのジャンプは、いつもより多めに飛べたのは、排気バルブを弄ってピックアップがよくなったからでしょう。
次は中級コース。ここはもう、いつも通りなので、特段変わった事はないのですが、還りの2連ジャンプでどんだけ飛べるか。見せ場はそこなので、気張って飛びました。
最後に初級コース。こちらは3連コブでコブの通過を披露。実のところ、ジャンプを跳ぶより、コブの通過をやる方が難しく、また疲れます。コブに進入する際に、十分エンジンの回転を上げて、コブの斜面に差し掛かる時にブレーキ、これがなかなかしんどい。極大に減速Gがかかるからです。しかしまぁ、コブの通過、すなわち、減速→加速→減速→加速のコブに合わせた連続した姿勢がスムーズに取れなければ、ジャンプの挙動も適正には出来ないのです。
特別の計らいで模範走行させて貰いました
もう、渡辺先生、べた褒めw
生徒さんの95年製RM125を借りました
案外乗れています
■初マッサージ
さて、翌日のアテンド任務に備えて、初日はあまり気合いを入れて走らなかったのですが、それでもエンジン稼働時間は約84分で、意外と乗るなぁ、という感じでした。それだけクロトレが乗りやすいバイクであるのと、1月に受けた特別講習と首の捻り戻しが猛烈に効いていて、ガンガンに走れるだけでなく、走ってる最中はそれほど疲れてない、というのが大きいです。
ただ、片付けと車中泊の準備をして、道の駅で温泉入った後は、かなりガクガクに疲れてました。特に、肩、左側の肩甲骨周り、腰が怠いのを通り越して、もうどうにかせないかん状態でした。いつもは、温泉の200円で10分の上等なマッサージチェアを使うのですが、そんなもんじゃ効かない感じ。そこで、いつもはスルーしてたマッサージをお願いすることにしました。人生初マッサージです。40分4000円でした。
結果は、やってもらって正解。かなりガチゴチになってたらしくて、40分みっちり解してもらって、大分楽になりました。といっても、半世紀にわたって放置してきたのですから、1回やそこらで解決するとは思ってません。今年は月1回は市貝通いをしますので、その度に施術を頼もうかと思います。歳も歳ですし、バイクのメンテに金かけるのと同様に、自分の体の整備もせないかんな、と感じました。
裏起毛の冬用のアンダーアーマーのケツが
悩ましいとこに穴空きました
まぁ、10年使ってるからなあx
最初は20分で良いかと思ったんですが
40分やってもらって正解でした
コメント