この時期のBTC市貝の車中泊は、一年で一番寒いのですが、今回はそれほどでもなくて、トランポのエンジンかけずに広げたシュラフ被ったまま、明け方まで寝てました。流石に0500時頃寒くなって、おしっこ行くついでにエンジン掛けましたが、結構疲れてたのか、朝になっても眠かったです。
朝からよく晴れて、路面への影響はゼロでした
■まずはおさらい
例によって、朝一番は南EDコースでウォーミングアップ。ベストテクコース市貝には、練習用コースとして、南コース、初級中級コースがありますが、ここはスクール用のコースなので、フリー走行では路面を荒らさない様に使わない様にしています。
まずはゆっくり、2速から始めて、ちゃんと膝は曲がってないか、コーナーで捻り戻ししてるか、点検しながら走ります。慣れてきたところで(といっても直ぐですが)3速に上げて、巡航開始。20分ほど慣らし運転しました。
思うに、この南EDコースも、GPライディングになる前は、結構難しく感じていました。特にコーナーが難しかった。BTC市貝のコース全般に言える事は、ベストテクのコーナーリングが正しく出来ないと難しい、という事です。先生曰く、その様に作ってあるとのこと。逆に正しく出来ていると、とても楽しく走れるのです。今の自分がそうなのです。
とはいえ、この日は何故か朝から、どっかしらしんどい。昨日、4回も転けててあちこち痛怠い。しかも、マディの中を走ったからか、結構筋肉痛が早く出ていて、何となく元気がない感じでした。
今日は諸先輩方がスクール受けてました
■リズムを覚える
昨日はチャンピオンコースも走ったのですが、その結果、初日にして洗車せねばならないほど泥まみれになってしまいました。千葉に帰ったら、Fフォークのオイル交換でバイク屋さんに持っていかねばならない関係もあって、あまり泥だらけにもしたくなかったので、2日目はEDコースだけで練習することにしました。
テーマは、2段目一つ目のダブルを飛び切る、そしてフープスを2個飛びする事です。昨日、自分の走行を見ていた先生から、アドバイスがありました。
まず、一つ目のダブルは、エンジンの回転を上げていかねばならない事。車速を上げるのでなく、エンジンの回転を上げるのです。一つ目のジャンプまで、助走距離は比較的短いのですが、そこで急激にエンジンの回転を上げても、車速は意外と早くなりません。しかし、急激な加速で加速Gは猛烈にかかってきます。それに耐えるのが重要です。
二つ目のダブルは、これを飛び切るのは相当に開けなきゃダメという事で、そこは無理せず真ん中くらいに落ちる様に合わせる。ただ、飛びすぎてショートした時に備えて、フロントアップで着地すると安全とのことでした。
これらのアドバイスは、実は今回が初めてではなくて、結構前にも聞いた事があります。しかし、その時は、アクセルを開ける=暴走する、といったイメージで全然開けられませんでした。本コースを走るのが精一杯で、そんなテクニカルな事は、気にも留めてられなかったのです。
今は、気持ちよく走れてますし、そうした事を気に留めながら走れる様になりました。格段の進歩です。
EDコースしか走ってませんが、それなりに泥が
次回から、おかずは少し検討します
■あと少し頑張れれば
さて、教わった事を頭に入れながら、EDコースで反復練習です。例のa-かぁ坂手前の5本のワダチを、右から順番に通過して、5周走ったら休む、というのを繰り返しました。
まず、そのワダチですが、スタンディングで進入して、シッティングで抜けるというのは基本として、やっぱりどうしても右から2本目、4本目、5本目は難しい。1本目と3本目、つまり右端と真ん中は簡単です。まぁ、実戦では、ここで誰かが引っかかてて、パスしなきゃらない時は、接触しない様に注意して通過するでしょうから、難しい所は慎重に通過する事で良しとしました。むしろ大事なのは、その先の左コーナーを如何にスムーズかつパワフルに通過するかです。
ジャンプに関しては、一つ目のダブルは、とにかく助走を付けれる区間でどれだけアクセルを開けれるか、少しずつ試してみました。完全に飛びきるまでは行きませんが、斜面の頂上付近にまでは飛距離を伸ばせてきました。昔、とある人から「ショートしてる内に慣れてくる」と言われましたが、そんな気がします。
二つ目のダブルはいなして、その先のフープス。とにかく一つ目の2個飛びは出来るのですが、二つ目の2個は、ショート気味。ショートしてドッカンドッカン地面にぶつかっていくので、どんな風に飛んでいるか、走ってる最中だと分かりにくいのですが、後で動画を見てみると、もうちょっと頑張れば二つ目も2個飛びできそうな雰囲気です。
最後のビッグジャンプは、着地の心配があるので、法面でブレーキを当ててましたが、後で動画を見てみると、そろそろブレーキ当てなくても大丈夫じゃないか、という気がしてきました。
やってる時は一所懸命なんですが
後で見返すと、もうちょっと!ってところ
結構疲れた走りをしています
あまりにしんどかったので
レース用のアミノボンバーを飲みましたが
あまり効きませんでした
■やっぱり疲れてる?
こうやって繰り返し練習してたのですが、どうにも疲れてしんどい。ついでに言うと、昨日コケたり筋肉痛が出始めてたりで、いくら気を張っても、キレの良い操作が出来てない感じでした。傍で見ていた先輩からも、走りにキレがないと言われました。まぁ、疲れちゃってるんでしょうね。普通に走る筋力はこの2ヶ月で着いたんでしょうけど、マディのはまだまだという感じでした。
という訳で、1400時すぎに練習終了。2日目はほぼEDコースのみでエンジン稼働時間は72分でした。エンジン稼働総時間は42.5時間。去年の6月から使い始めて約9ヶ月でこんだけ乗ったのは、これまでのバイクで初めての事です。この調子でいくと、秋ころにはエンジンの腰上OHをやらねばならないでしょう。バイクが乗りやすいだけでなく、乗り方の方も疲れない乗り方になってきた証左です。
ともあれ、Fフォークのオイル交換と、ステム・リンクのグリスアップにバイク屋さんに出す事になていているので、落とせる泥は現地でできる限り落としました。その際、エンジン洗浄機のエンジンとポンプの繋ぎ目からオイル漏れを起こしてるのを発見。これも修理に出す事にしました。
念入りに洗車します
が、ウチに帰ってから、さらに洗剤吹いて洗車します
総運転時間42.5時間
9ヶ月でこの数字は、自分としてはかなり乗った感想です
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