昨日に引き続き、ベストテクコースイチカイでフリー走行です。夏場に二日連続で練習出来る様になったのは、車載冷蔵庫でロックアイスや保冷剤などが翌日まで保存できる様になったからです。また、トランポに防虫ネットを装備した事で、車中泊も可能になったのも大きいです。つまり、投資によって活動の制約を減らした、という事です。
今日は一日曇りだと、この時点では思ってました
■先生からアドバイス
今日の予報は曇りという事だったのに、明け方にザーッと雨が降りました。工場扇やソーラーパネルはトランポに仕舞ってあったので被害なしですが、レイチェアが濡れてしまいました。しかし、起き出す頃には晴れてきて、昨日よりは涼しく走れそうな予感でした。
今日の分の走行料を払いに行った時、昨日の自分の走りを見ていた先生から、再度アドバイス。肘は前に出しっぱなしだと疲れるから、適宜に落としていいけど、加速に遅れるなら出した方が良い事。まぁ、この辺りはケースバイケースって感じの様です。自分の場合は、やっぱり肘を越してる方が加速ポイントが分かり易かったりします。
また、改めて膝は曲げてはならない事を強調されました。それは自分も昨日の降りやジャンプで危ない場面が何度かありましたので、よくよく注意せねばならないと感じました。ただ、何の気無しに膝が前に入ってしまう事があるので、こうした癖は意識して治す以外になさそうです。
膝を曲げない乗り方、ひいてはフォームがちゃんと出来てるか確認しながら乗るには、出来るだけ立って乗るのが良いそうです。まぁ、そりゃそうですよね、座ってたら膝曲げてますし。コーナーリングの進入と同じ要領で、立って進入、座って1の加速、という訳です。
今日もダブル扇風機でお着替え
しかもなかなか止みません
■まさかの雨、しかも結構降る
これらアドバイスを頭に入れた上で、さて着替えよかと思っていたら、ザラザラと雨が降り出しました。しかもすぐに上がりそうもない。トランポの上のソーラーパネルを直ちに取り込んで(片足だけに―ブレース着けた格好だった)、工場扇もハッチバックの下に退避させて、レイチェアは思い出した時にはずぶ濡れでした。
雨が小降りになるまで待ってましたが、完全にコースはマディになるほど降りました。まぁ、マディといっても、そこまでグチャグチャになる様なコースではないのですが、それでも滑る所は滑るでしょう。どうせならお金払う前に降ってくれよー、と思わないでもなかったですが、払ったもんはしゃーないし、雨降ったからってレースはありますから、覚悟決めて走る事にしました。
まずは南EDコースを5周。続いてEDコースも行きましたが、走れなくはないけど、路面に気が行ってフォーム云々まで気を回すと大変な感じでした。チャンピオンコースも行きましたが、雨降ってる時は滑らないのに、雨が上がると滑る所があって、案の定滑ってコケて、なかなか課題の練習にならんなー、という感じでした。
やっとこさ雨が上がって、練習開始
雨の日に練習するのは自分としては珍しいです
水たまりに入らない訳に行かないので
ブーツは綺麗になりましたw
止んだかと思ったら、また降ってくる
落ち着きのない日でした
■膝が折れる原因
流石にEDコースはちょっと怖いので、南EDコースで練習してましたが、流石に飽きてきたので、チャンピオンコースで練習する事に。ただ、その後も降った雨のお陰で、結構滑る所が増えたので、奥まで行かず、スタート地点からトップストレートの先を左に曲がるショートコースで練習する事にしました。
注意したのは、まずは基本的に立って乗る事。立たないと、足突っ張って乗れないし、肩や腕のフォームも分かりにくいし、四つ足で乗ってる感が感じ難いからです。コーナーも立って行ける所は立って行く。速度はゆっくりで良いので、コーナーリングのフォームだの膝だのを確かめながら乗る、というやり方です。
そして膝を折らない様にする。一応、気は付けてるんだけど、何かの拍子に膝が前に出る。と、フォームが崩れてコーナーであれジャンプであれ、安定しない。そこでむしろ折れそうになる時に注目してみたところ、はたと気が付く事がありました。
それは、リアブレーキを踏む時に右足のつま先を前に出しますが、そのままコーナーは下りやジャンプに進入すると、膝が折れやすいという事。右膝が折れたら左膝も折れやすく、どうもこれが膝が折れる切っ掛けになっている様です。
無論、減速する時はリアブレーキを使う事もあるので、つま先の動きがそうなる事はままあるのですが、「膝が折れる原因」が分かったのは大きい。気の付けるタイミングが分かったからです。
ブレーキペダルを踏む足の姿勢が
どうやら膝が折れやすい原因っぽいんです
ここなら膝は折れません
■MX的反復練習
この後は、ひたすらショートコースで反復練習。反復練習というと、フロントアップとか丸太越えといった、トライアル的なのをイメージするのですが、モトクロス的な練習でこうした反復練習というのは、これまであまりやってこなかったので、ちょっと斬新でした。
また、小さいコースは概して初心者向けの優しめのコースである事が多いのですが、一応は本チャンのチャンピオンコースですので、結構楽しんで練習する事が出来ました。上にも書いた様に、雨降って危なっかしくなった部分が多いので、安全に使える所だけで練習した、という格好ですが、テーマを決めて練習するなら、こうしたショートカットで繰り返し練習するのも大いにありだと思います。
当初は、フォームを意識して乗るのが目的だったので、ゆっくり走るつもりだったのですが、その内慣れてきたのか、開けれる所では開ける様になってました。特に、スタート地点からトップストレートでは、知らん間に3の加速まで入れる様になってて、やっぱ膝立てて足突っ張ってると、何か違うんだなーと感じました。
コーナーがゆっくりなのは
スタンディングで曲がろうとしている所が多いからです
出来るだけ綺麗に洗って帰ります
■今日のまとめ
今回の2dayは暑かったり雨降ったりと、バラエティーに富んだ二日間でした。暑いのは防暑装備のお陰で相当楽になり、夏場の休みを有効に使える事になったのは、やっぱり大きいなと感じます。防暑装備に関しては、別項でレポートしたいと思います。
今回は、前回に比べると、まったく出来が良かったとは言い難いのですが、そういう時は無理せず地道に習った事を繰り返し練習する、という気持ちの切り替えが良かったと思います。まぁ、上手く出来ている時は習った事が全部出来ていて、出来ない時はそうした事が出来てない訳ですが、「何が出来てて、何が出来てないか」というのは、案外自覚がなかったりする事も多いものです。それを自覚する練習も必要、という風に感じました。
新しいクロトレが来てから、ずっとBTC市貝に詰めているのですが、これもまた去年から必要を感じ、また実際この二日でも意義を感じました。あちこちのコースやレースでフラフラするよりは、今はここでこれまで習ってきた事を完成させていく事の方が大事、という風に感じているのです。
この二日間でエンジン稼働時間は2時間36分
もう堪え性のない天気でした
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