ハイエースのカスタムでホイールを交換する人が結構いますが、自分はそういうのにはこれまであまり興味がありませんでした。ところが先日のファンフェスで、折り畳みのテントタープを固定するのに、純正のホイールではタイダウンベルトのフックが掛けれず、ちょっと不便でしたので、思い切って社外のに替える事にしました。
ただ、この記事は作業の内容でなく、またホイール自体の内容でもなく、センターキャップで擦った揉んだした話しです。消費者の本能と学習について語ります。
■ホイール自体はオークションで
前々からホイールを替えるなら、ウェッズのキーラー・フォースにしようと思ってたのですが、今はキーラー・タクティスというのになっているみたいです。まぁ、見比べてもそんなに違いがないので、現行品でいく事にしました。
問題なのはお値段で、1本20,500円(税別)もします。4本で消費税入れたら90,200円です。自分では付け替え出来ないので車屋さんに頼まなきゃなりませんが、持ち込みを嫌がる様な店だったら、お店で取り寄せして貰わねばならず、これだけの金額を出せるかと言われれば微妙でした。
そこでオークションを見てみたら、そこそこ程度の良いキーラー・フォースが1本分くらいの値段で4本セットで出てたりします。自分は車検やタイヤの使い回しも考えて、純正サイズで良いと思っていたので、適合表と品番を調べてオークションを見てみたところ、15×6J ET33 PCD139.7 6Hのかなり程度の良い物が、送料入れて24,000円で出てました。かつそれを運良くゲットする事が出来ました。
車検の時期が近づいていたので、車内のスピーカーを交換したい事と、ホイールを持ち込みで交換したい事を相談したら、嫌な顔せず快諾してくれました。お陰で貯金崩さずにホイールを替える事が出来る事になりました。
届いたホイール
キーラー・フォースの様です
本当はこれが良かったので、結果オーライです
この程度でも、売値は定価の1/4になってしまうのですねぇ
■センターキャップ
ここからが本題です。その際に、センターキャップはどうするか聞かれました。というのも、センターキャップは付属してなかったからです。まぁ、キャップ無しで走ってるのもよく見かけますから、それはそれで良いかとその時は思いました。しかし、後になって色々調べたところ、見た目だけでなく、「ホイールのハブ周辺のホコリや泥、水などの侵入を防止する機能」もあるという事だったので、取り付ける事にしました。
キーラーには別売でセンターキャップもあるので、それを車屋さんに頼んだら、自前で持ってきてくれたら取り付けるとの事。そこでまずはネットショップやオークションで、安く売ってないかを調べたのですが、自分が欲しいと思った「〔52980〕センターキャップ Lサイズ(127/130/139.7/150)HSL用」は全然見つからず、鳥の羽とかインディアンの横顔といったのしか見つかりませんでした。しかも値段もほぼ定価です。
そこでウェッズに問い合わせしたところ、直接は販売してないので、取扱店で取り寄せして欲しいと返事が来ました。そして販売店の方に連絡したところ、自宅までの配送料が1,320円かかると返事が来ました。だったら、近所の支店の方で受け取れば送料かからないんじゃない?と思って出向いて聞いてみたら、やっぱり1,320円かかるとの事。だったら家まで送って貰えば良いや、という事で通販する事にしました。
ちなみに、問い合わせは6月中に行って在庫もあるのを確認していたのですが、PayPayのクレカ決済のステップアップ条件達成をしてたので、7月支払いにするために月をまたいだギリギリのタイミングで注文しました。
どうしてインディアンの横顔なのか、、、
せめてこれを、と思いましたが、廃番です
■返品交換
さて、センターキャップはすぐに届きました。早速一つ出して、ホイールのセンター穴にあてがってみました。ところが、穴の方が大きくてスッカスカ。どう考えて付けられません。改めて適合表を見まし方、15×5.5Jから16×7.0Jまでは「別売(WRV CAP)」と書いてあります。別売なのは分かりますが、WRV CAPしか使えないとは思ってなかったのです。ちなみに、WRV CAPってのがあるのは知ってましたが、デザインが今ひとつだったので頼まなかったのです。
とにかく、届いたブツは使えないとしたらどうするか。いっそこのままセンターキャップ無しでいって、取り寄せたブツはオークションに流すか。しかし、適合表を見てみると、17×7.0J以降のサイズのホイールには、センターキャップ Lサイズが付属している様に書いてあります。となると、付属してるもんをわざわざ買おうとする人はいないだろうから、オクに流しても売れない可能性がある。持ってても仕方ないものなので、返品するなら今のうちだという事で、取扱店の方に連絡しました。
返事はすぐに来て、返品手数料1,320円と送料元払いで返品可能との事。また、15×6J ET33 PCD139.7 6Hに適合するセンターキャップは品番も教えてもらえました。その品番に基づいてサイズも調べる事が出来たので、改めてネットショップを調べましたが、欲しいと思ったやつは廃番で手に入らないとか、安くてもすぐに来ない可能性があり車検の時までに間に合わない可能性がある、といった感じで、もうこれ以上失敗したくない気持ちと、取扱店の方にも色々迷惑かけたというのもあって、ちょっと割高ですが取扱店の方で返品交換をお願いする事にしました。
まさかのサイズミス
というか、これ、プラだったんですねぇ
一番下が、適合だそうです
■消費者の本能
今回の話し、オークションで安く仕入れたり、送料をケチろうとしたり、見た目で選んで違うの買ったり、それでもなお安く買おうとしたり、結局訳分からんから店で頼む事にして、しかもシクじった分、授業料も払う結果になるという、セコくてアホな話しなのですが、これも消費者の本能ゆえの事だと思います。
消費者の本能、別の言い方だと主婦的感性とでも言いましょうか、同じ物なら1円でも安いとこで買いたい、どうせお金出すなら気に入ったのを買いたい、というのが今回の事件の根底にあります。とはいえ、知らんもんを自分の目見当で買えば大抵は失敗するので、自分の場合はそういうのは、定価買いになったとしてもお店で頼むのですが、今回は自前でやってくれとの事でしたので、まぁ授業料払って経験値をつむ結果になりました。
正解だったのは、最初から車両とホイールサイズをメーカーに言って、適合するのを教えてもらう事だったでしょう。そうすれば、余計な金払う以前に、つけるかやめるかを再検討する事も出来たかもしれません。まぁ、そういうのをすっ飛ばすくらい、最初に頼んだのを付けたかったという気持ちが強かったという事です。交換してもらったやつは、ぶっちゃけあまり格好よいとは思ってないのですが、まぁクロトレも最初は格好良いと思ってなかったのが、乗り始めたら格好よく感じる様になりましたから、そのうち慣れてくるかもしれません。
余談ですが、純正の鉄ホイールに比べると、アルミホイールは軽く出来ているせいか、乗り始めは足回りが軽く感じました。まぁ、そのうち慣れてしまいましたが。
純正のホイールにはプラのカバーがあって
タイダウンベルトのフックを引っ掛けられません
タイダウンベルトのフックを引っ掛けられません
これがためにホイール交換をするってのはまず聞きませんが
見栄えだけだと交換しなかったので、これで良しです
見栄えだけだと交換しなかったので、これで良しです
純正の鉄チンホイールは今のところ用事ありませんが
もしかしたらスタッドレスとかに使うかも知れないので
倉庫の奥に保管しました
■スピーカー交換
スピーカーは、これにしてくれという拘りはなかったので、車屋さんにチョイスをお願いしたところ、パイオニアのカロッツェリアTS-F1740IIを取り付けてくれました。もちろんバッフル加工もです。この辺りの取り付け方はYouTubeなどでも沢山動画が上がってますが、内装外したり正しく結線したり、そういうのに全く自信がありません。
付け替えた後の感想ですが、まず運転席側のドアにもスピーカーがついたので、音が遠くなくて良い。前は助手席側にしかスピーカーがなかったので、ボリューム上げる必要がありました。また、ステレオ音源の場合、右から出るはずの音が出ないという現象もあったのですが、それも解消しました。
音質に関しては、何のかんのでカロッツェリアですから、とても良いです。最初、運転席側のスピーカーの音があまり聞こえない気がしましたが、助手席側に座ったらよく聞こえたので、反響とかの関係でそう感じるのかもしれません。
真ん中の二つが純正スピーカー
二つあるという事は、運転席側にも付いてたのでしょう
おそらく、結線が外れて音が出なかったのかな?
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