前回、出走18秒で崖落ちするという、ある意味コースレコードを立てたのですが、運不運も実力のうち。めげずに第3戦にエントリーしました。こういうのは継続的に参加する事で効果が出てくると思います。今週は金曜日に雨が降っただけで、土日は晴天。コースコンディションも良さそうでした。


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まだ5月なのに汗ばむ陽気
クーラーボックスに扇風機持ってきて正解でした





■前日走行

 モチュールカップは午後3時頃から前日走行が出来るので、自分は必ず走る事にしています。その方がコースの状態も分かるし、心算も心構えも出来て、気持ちに余裕を持って本番に臨めるからです。言い換えれば、「嫌な事は先しとけ」という事です。
 今回は久々にパドック下の獣道を使うとの事。長らく使ってなかったそうで、自分も走るのは7年前のモチュールカップでXR230“パンツァーファウスト号”のクラッチ焼いて以来です。今回はその時とは逆周りで走ります。
 コースは全般的には雨の影響をほどんど受けておらず、明日には砂埃が立つのではないかと思えるくらい乾いていました。ただ、桑畑コースは相変わらずグチャッていて、うまい具合に轍に入っていかないと車体が振られてしまいます。とは言え、雨降った時のガチマディに比べれば楽なものです。コースそのものは走りやすいコースでした。
 さて、獣道ですが、こっちも案の定、マディもしくは地面がゆるい感じです。降り切って今度登りになるコーナーがマディってて、ここは以前のバイクなら結構難儀してました。しかし、そこはクロトレ、アクセルさえちゃんと合わせていけば、グイグイの進んでいきます。
 ただ、みんなが走り始めてしばらくすると、大坂の手前が掘れてきてデカい石が顔を出して、うっかりするとそこで引っかかってしまう。ちゃんと手前から開けていけば、どうにか突破できるのですが、そこで引っかかってしまう人も出始めました。自分の場合、X-Trainerとミシュラン・エンデューロの性能に大いに助けられて、ここはストロングポイントになる予感がしました。
 ただ、やっぱり難儀そうという事で、獣道はカットされる事に。これで明日はハイスピードレース確定になりました。

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晩は飯盒で2合飯を炊きました
他にオカズもあったので、ちょっと残してしまった

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この季節になると、夜もそんな寒くなくて
気楽に寝てられます


■下見ラップは上々

 いよいよ本番。前の晩は食い過ぎたせいか、いつまでも寝られずウツラウツラしてる間に夜が明けたという感じでしたが、全然元気でやる気十分でした。今回はBクラスは自分を入れて5名という事で、これはかつてないくらいの盛況です。今回も一緒に出たふーちゃんの実力は分かっているのですが、他の御三方の実力はまったく不明です。まぁ、とりあえずは、ポイントで先行してるふーちゃんを前に行かせない事を考えればよしとしました。
 先生からコース変更があった話しがあった後、集合写真撮って、いよいよ下見ラップ。自分は昨日、コース変更になってから走ってないので、その辺りをよく確認しながら走りました。桑畑コースは昨日に比べると汁気がほぼ無くなり、南コース裏の水たまりも試走で全部飛ばされて、バイクへの土のつき具合は昨日に比べると半分くらいになってました。この分だと、とても気持ちよく走れそうです。

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今回も盛況
しかもBクラスは5人も出場




■またしてもスタートで失敗

 下見ラップから帰って、クイックチャージャーで目一杯給油して、あとは出走時間を待つだけ。アホな話しをしてるこの時間、実は一番緊張して色々考えたりしてます。前回はスタートでのんびりしてて失敗したので、今回はスタートでは遅れず一斉に飛び出すつもりをしていました。
 そしてチャンピオンコースのスタート地点に集合。見てみると、Bクラスの人らはAクラス以上の前列の後ろに並んでいます。今回はこういう並び方なんかな。前列はまだ並べるところがあったのですが、自分も後列に並びました。まぁ、前列の人らは全員早い人たちですから、スタートしたら飛び出すでしょうし、自分もそれについていくだけです。
 スタート3分前からの暖気を経て、いよいよ先生の日章旗が振り上げられました。と同時にアクセルオン。飛び出そうとしたら、自分の前の人が0.5秒ほど出るのが遅れました。周りは一気にドバッとスタートし、自分は飛び出そうにも前がいるし、避けれもしないし、結局出遅れるハメに。こうなるとなかなかキツイ。
 半周もしないうちに、自分とふーちゃんで最下位争いをする事になるのですが、とにかく射程圏内に収めて相手のミスを待つ作戦に出る他ありません。しかし、お互いレベルが同じせいか、追い抜けもしないし、相手もミスしてくれないし。気は焦る、頭には来るで、とうとう2周目でこっちがミスって転倒。事あろうか、地面に打ってない右肩が突き指みたいな格好になってしまい、結構痛い。もうこれで今日の負けは確定したので、無理せずピットイン。氷もらってアイシングする事にしました。

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ライダーズミーティング
前回崖落ちしたコーナーに自分の名前が付きましたw

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たにし受難図

■せっかくなので実戦的練習走行

 その後、しばらく肩を冷やしてたのですが、打った訳ではないので、打ち身だったり骨が逝ったりという感じではなく、むしろ関節が痛だるい感じ。それも冷やしたお陰でマシになってきました。せっかく天気もコンディションも良いし、走らなきゃ勿体ないなと思い、どうせなら改めてふーちゃんを追尾して、仕掛けれるかどうか試してみる事にしました。
 やってみて感じたのは、レベルが同じ者同士だと、前に出てる方が圧倒的に有利で、これに仕掛けていくのは相当リスキーだという事でした。レベルの高い優速な人だと、抜けるポイントであっさり抜けるのですが、そうじゃない場合、相手のミスを待つしかない。しかし、前走ってるのがミスるとこっちも巻き込まれる場合があるので、その意味でも結構危なかったりします。
 もう一つ気がついた、というか前から思ってた事ですが、フロントタイヤをBeta指定の80/100に近い90/90にしてみたのですが、これがどうにもふわふわしてて、コーナーとかギャップでヨレて仕方ない。前に使ってた90/100ではそこまでヨレたりしなかったので、自分には少々重くても太めのタイヤの方が向いているみたいです。まぁ、やってみて初めて分かった事なので、次戦では太いのに変えようと思っています。
 スロットルカムシステムのカムをx200からx100に変更したのは正解で、加速を入れたい時にピッピと動いてくれるので、ストレスなく走る事ができ、また走り負けする感じもなくなりました。それでいて、昨日の獣道の様な難所系でも、良い感じに登っていけるので、ハイスロにしたからといって、不具合を感じる事はありませんでした。

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最初は亜脱臼でもやったんかと思いましたが
大したもので、冷やすと楽になって
その後も少し走る事が出来ました

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こんなコンディションの良い日に
納得いく結果が残せなかったのは残念です

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どんな結果になっても腹は減る
ランチ樹林のお弁当は今日も美味かったです

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とりあえず、あと10kgは体重落とさないとダメだね
ウェイトがあると、転けた時のダメージも大きいのだ







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