先週に引き続き、今週もYTLでクロカン耐久練習です。朝一番に現地入りした、と思ってたら、既に走ってる人がいてびっくりしました。一体何時から走ってたのやら。この人が時計回りで走ってたので、この人が走ってる間は時計回りで走りました。朝日に向かって走るのは気持ちよかったです。
■完全フルコース
前回は下の段の2箇所のコースを含めず走ったのですが、今回は全てのコースを繋げて走る事にしました。もちろんサンドも入れます。全部を繋げると大体10分強のコースになりますので、そこそこ長い距離を走れる事になります。下段のコースは上段のコースに比べると、加速を入れられる区間もそこそこあり、それでいてコーナーも多いので、かなり楽しんで走れます。
とはいえ、一番最初はまだ体も頭も起きてないので、2速雨モードで徐行。サンドだけはそうもいかないので、3速晴れモードで開けていきました。しかし、前回よりも気温も上がってるし、何せ前回走ってある程度慣れてもきているので、直ぐに3速にあげて、さらには晴れモードに切り替えて、淡々と巡航する様にしました。
走る距離が長くなったせいか、時間が経つのも結構早いもので、30分、1時間とあっという間に時間が過ぎていきます。1時間過ぎたあたりから、巡航速度に慣れてきたのか、サンドに向かう広大なダートや大きなオーバルでは4速に入れてアケアケで走る様になりました。またサンドでも、ここはアケていかない事には直進しないので、当然開けていきました。
サンドに関しては、アケアケでスタンディングした方が安定する事が分かった反面で、減速してからの再加速とか、サンドの中でのコーナーなど、車速が落ちた時の対処も研究しました。なんのかんのでサンドで難しいのは、車速が落ちた時だと思うのです。
■リザーブに入った後
そんなこんなで2時間10分経って、今回も前回同様、サンドのど真ん中でリザーブに入りました。今回はリザーブに入ったあと、一体何分走れるかを試すつもりでした。つまり、完全に空っけつになるまで走るという事です。計算上では、20分もしたら完全にガス欠になると予想してましたので、あまり遠くに行ってその先でガス欠になってしまったら、帰ってくるのに一苦労どころではなくなるので、サンドや下段のコースはオミットして、上のコースだけ回る事にしました。
ところが、20分過ぎても全然ガス欠にならず、30分過ぎてもまだまだその兆候がない。計算上ではとっくにガス欠になっても不思議はないのに。40分過ぎてもガス欠しない。大体からして7リットルが130分で空になっているのですから、残り1.5リットルだと27分過ぎで空なっているはずなのです。こうなってくると、もはや何かオカルト的なものを感じだしたのですが、とはいえ工業製品が走っている事には違いないので、とにかく走り続けました。
そしてリザーブに入ってから55分後、ついに完全にガス欠。しかもパドックからそれなりに遠いところで、そこからえっちらおっちら押して帰る方が、3時間走り続けるよりも疲れました。
0700時から走り始めて、3時間ぶっ続けで走りました
タンクの底が見えてました
■ここで改めて燃費計算
上で書いた様に、今回もかっきり2時間10分、つまり130分でリザーブに入りました。今回は一度もコケなかったので、前回3回もコケた時よりも少しは長く走れるかと思ったのですが、サンドや直線で全開で走る区間が今回は多かったので、その分、燃料を多く消費して前回と同じ航続時間になったのかもしれません。それに対してリザーブに入ってから完全にガス欠になるまでは55分も走れたのですが、これはまったく全開で走っておらず、ちんたらと走ったのが却って経済的な走りになったのが要因かもしれません。
燃費計算をしてみると、
リザーブ前:7L÷130分=0.05385L/min
リザーブ後:1.5L÷55分=0.02727L/min
という数字になります。リザーブ後はちんたら走っていたのであまりアテにならないと考えて、リザーブ前の燃費をリザーブ後に当てはめてみると、やはり27分弱で完全ガス欠になると予想されます。つまり、現状の自分の乗り方で、X-Trainerはリザーブ合わせて最大157分の航続時間があるという事です。
もっとも、WEX神立では1時間弱でリザーブに入った事例もあり、やはりアクセルの開けっぷりが良い時は早めに燃料がなくなるでしょうし、転倒回数が多ければそれだけキャブから燃料が流出するので、この燃費計算を頭から信じ込む事は出来ません。計算上はモチュールカップ150分をかろうじて走りきる事ができますが、これもL1が出る直前直後にリザーブに入るなら無給でも良いでしょうが、そうでなければリザーブに入ったら給油する、という頭を持っておいた方が良さそうです。
今回は10人くらい来てたので
飯盒2個飯を炊きました(ウマー)
■改めて感想
前回の練習の翌日は、結構筋肉痛が酷くて一日怠く過ごしたのですが、今回は少々体が怠いものの前回ほどの筋肉痛は出てません。むしろ、耐久練習の後にキャンバー8の字を練習しようとして斜面でコケて、左肩を打って左肘がズルムケになった方が痛いくらいです。
先週今週と立て続けに耐久練習をやった目的は、長時間走る事になれる事と同時に、長時間走れる体に馴致しているのが目的でした。翌日筋肉痛が出る様では、まだまだ体ができてないという事です。筋肉痛があまり出なくなったというのは、それだけ体が出来てきたという事で、練習の成果は上がってると思います。
現状の自分の走りは、とにかく2.5時間走りきる事を目標としていて、早く走るというのは二の次にしています。とは言え、直線区間では従来の走り方では遅く感じたり、一速あげれる所では積極的に上のギアを使うなどして、徐々に車速をあげる様に心がける様になりました。早く走る事よりも安定的に走る事が大事ですし、「目つぶってアクセル全開にする」のではなくて、徐々に車速に体を慣らしていって、巡航速度をあげていく方が確実かつ効果的だと感じます。
そうした練習をするのに、この河川敷は適切だなと改めて感じました。
今日はなんのかんのでエンジン稼働時間は3時間12分
砂埃程度の汚れで洗車が楽です
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