嫁さんはとかく文句の多い人なのですが、TT-R125“ドライジーネ号”に対する文句の最たるものが、「シフトアップがし難い」というものでした。まぁ、これって慣れの要素が大きいのですが、慣れるのも時間の掛かる事だし、金出してどうにか出来るならその方が近道ですので、改善する事にしました。


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ビシッと格好良くなった左足元




■Wise Moto Sports シフトレバー

 そもそもTT-R125は、お子様や小柄な女性が乗るのを前提としたバイクですので、全般的に造りが小柄になっています。TT-R125の純正のシフトレバーは、当節では珍しい継手式のもので、継手をする事でわざわざシフトレバーとフットペグの間を縮めてあります。もちろん、足の小さなお子様や女性に合わせてある訳です。
 ところが、これに図体のデカいおっさんやウチの嫁さんが乗ると、シフトアップの際にフットペグとシフトレバーの間につま先を突っ込みにくくて、シフトアップし難いという現象になる訳です。自分などはどうにか感覚的にやってしまえますが、象の足みたいな嫁さんではどうにも処置無しで、下手したら一速オートマ走法でしか走れない、という事になるのです。計ってみると、純正のシフトレバーだとフットペグとの間は120mmでした。ちなみにクロトレは140mmで、20mmほど隙間が狭いのです。これでは大人の足では少々使い難いのは間違いありません。
 となれば、シフトレバーを変える他ないのですが、これがまた情報が少ない。国内販売が終わって10年以上経ってますから、そんな旧車の最新情報などなかなかないのです。が、X-Trainerにも付けているワイズモトスポーツのシフトレバーで、 BETA RR4T125LCのシフトレバーが、TT-R125にも対応となっていました。そー言えば、125LCのエンジンはTT-R125のが元になってたとかいう話しを聞いた事があるので、それで付く事になっているのでしょう。
 早速取り寄せて取り付けてみました。確かに付きます。付けてみると、シフトレバーとフットペグの間は140mmでした。つまり、大人用のバイクと同等になった訳です。試しにシフトアップやダウンをしてみましたが、いい感じにギアが上がったり下がったりします。ニュートラルに入れるのはちょっと探さねばならない感じでしたが、にしても純正のよりはやり易い。まぁー、ワイズのシフトレバーの使い良さは、クロトレでも同様で、それがあってクロストレイナーの方も付けかえたくらいです。
 気になる点があるとしたら、シフトレバーの先が転倒した際に内側に押されて、エンジンのカバーに当たったりしないかな、という事でしたが、これは他のバイクでもあり得る事なので、しばらく使って様子見る事にしました。

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クロトレにもつけてるワイズモトスポーツのシフトレバー
色が選べるのが嬉しいです

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ペダル自体の長さは純正と同じですが
シフトシャフトに直付けする事で隙間が空きます

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フットペグとの隙間は140mm
クロトレと同じ間隔です



■JFG Racing ワイドブレーキペダル

 ブレーキペダルの方も、踏み代が小さくて踏めないという不満が出てました。まぁ、こちらもお子様向けで確かに小さいので、よほどつま先を内側に向ける意識がないと踏み難いのは確かです。で、探してみたところ、JFG Racingというメーカーからワイドなペダル(の先)が売ってました。これはTT-R125用というより、ヤマハの色んなオフロードバイクに対応しているみたいです。値段も安かったので、ダメ元で買ってみました。
 付け替えそのものは簡単で、ペダルのピンを留めてる割りピンを外して、純正のと付け替えるだけです。ただし、付けてみると結構ガタガタしてます。まぁ、純正のペダルの方もガタガタしてるのですが、物が小さいのであまり気にならなかったのですが、物がでかいとそれなりに気になります。
 また、このペダルはシフトペダルの様に可倒式でバネの力で元に戻るのですが、そのバネの爪が時々滑って中途半端にしか戻らない時があります。まぁ、物がデカいのでそれでもブレーキ踏めますが、ここら辺りは作りが若干雑に思えました。
 しかし、純正のペダルに比べるとデカいですし、ピンも出てますので、確実にブレーキ踏める様になりました。

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JFG Racingって初めて聞いたんですが
どこの国の製品なんでしょう?

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純正との大きさの差

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六角のピンがブーツのつま先をがっちり捉えそうです

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時々、お辞儀したままになります
(気がついたら元どおりになってます)

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こんだけデカければ
まず踏み損ねはなさそうですw


■まとめ

  ところで、嫁さんにバイク乗る際は足のつま先は「内側に向ける意識をして乗る」というのを口酸っぱく言ってるのですが、バイクに乗るとつま先まで知恵が回らなくなるのか、ガバガバに外向きになっています。これではいざシフトチェンジしたりブレーキ踏んだりしようにも、つま先は虚空をかくばかりで、まったくペダルに掛かりません。これはどんなペダルをつけても、そうなると思います。



 言い換えれば、基本に忠実であれば、少々ペダルが小さくてもそれなりに乗れてしまうものです。しかしまぁ、初心者さんにそんなイケズなことを言ってもハードルが高くなるだけってのも事実です。モータースポーツは何のかんの言っても、機械に乗ってするスポーツですから、機械の方を使いやすくするのも大事なのは、自分の経験から言っても正解であると思います。
 このTT-R125、オフロード初心者の人が乗るには、実に優しくて良いバイクなのですが、国内で売ってないのが残念です。もっとも、先日のWEX箕輪では試乗車が来てたらしいですから、近々のうちに再販されるのかもしれませんね。すると、この記事も役に立つ日が来るのかも?

2021-09-26 10.00.18
TT-R125のパーツって、もっとあっても良いのに