新小岩時代は年間7000kmも乗れば良い方だったトランポですが、四街道に引っ越してからは、嫁さん連れという事もあってか利用する事が多く、年間で1万キロほど乗ります。よく使う訳です。新小岩とこっちで何が違ういうと色々あるのですが、意外と夜は暗いという事。あっちでは街灯も多く結構明るいのですが、こっちは田舎だからか、人が住んでるところでも案外暗く感じる事があります。
そこでヘッドランプのLED化をする事にしました。
今回入れてもらったらLEDヘッドランプ
(作業中に空き箱だけ撮影)
■こういうところではケチらない
さて、LEDといっても、最近はピンからキリまでで、ハイエースのヘッドランプ用のLEDは、Amazonなど見てると、安いのになると3000円くらいからあったりもします。しかし、安かろう悪かろうはいつの世も定説で、しかも自分で付け替えする技術がない以上は、車屋さんに作業は頼むほか無い訳で、車屋さんが勧めてくれるのを選びました。(まぁ、何が良いか、よう分からんかったというのが本音です)
車屋さんが勧めてくれたのは、RGレーシングギアというメーカーのもので、色温度が5500K、明るさはハイビームが4800lm、ロービームが4200lmの物でした。お値段はAmazon価格で24,700円ですが、3年間保証です。人によっては高いなぁと感じる人も居るとは思いますが、安物買って直ぐ切れても困りますし、自分で付け替えが出来ない以上はそうなっても早々交換できません。となれば、車屋さんが自信もって勧めてくれるのを使った方が、あとあと困らずに済むという訳です。こういう所では、自分はケチらない方針です。
今回は、ヘッドランプ以外にポジション球もLEDに交換する事にしました。まぁ、ヘッドランプがLEDでポジション球がフィラメントでは、色合い的に変ですもんね。何にせよ、一切合切、作業はお任せしました。
もはや電球とは程遠い格好してますなw
■二人掛かりの作業
作業時間は大体1時間程度という事でしたので、作業を見学させてもらう事にしました。自分では出来ない、やらない作業であっても、可能な限り側で作業を見学するというのが、自分の方針です。そうする事で知見を広めたくもありますし、搭整一体の考え方からも、これは必要だと思います。また、作業内容を見る事で工賃の価値を知る事もできます。
さて、入庫と同時に(というのも、約束の時間に遅れたから)作業開始。一体どうするのかと思ったら、まずはバンパーを外すところから。運転席と助手席のドアの下の方から外していくので、左右二人作業員が必要です。これまで、こういう作業は見た事がなかったので、バンパーの中というか下というか、それがどうなっているのかは、初めて見ました。
バンパーの次は、ライトのレンズを外すのですが、これがちょっと固かったみたいで、慣れと経験が要りそうです。自分がやったら、バキッとやってしまいそう。レンズがずれたら、いよいよ電球をLEDに交換です。ポジション球の方は、単に付け替えるだけなので簡単そうでしたが、ヘッドランプの方はゴムパッキンが硬いのか渋いのか、ちょっとゴニョゴニョした感じでしたが、それでも良い感じに交換完了しました。ヘッドランプのLEDはただ付け替えるだけでなく、LEDドライバーというのを間に噛ませなければならないのですが、これは両面テープで車体にくっ付けてました。
最後は、全てのパーツを元どおりにしつつ、3人目の人がヘッドランプのレンズを綺麗に磨いてくれて、作業完了。レンズがちょっとくすんでいたのですが、ピカピカになりました。
反対側にもう一人作業員さんがいます
ハイエースの仮面の下はこんな感じ
ポジション球もLED化
LEDドライバーは車体にくっつけます
点灯試験。バッチリです
レンズも綺麗に磨いてもらいました
■明るさの差
さて、肝心の明るさの差です。数値でいうと、純正のハロゲン球は2000lm、今回交換したLEDは4200lmと、倍以上の明るさという事になっています。
実際に、ハロゲン球だった時とLEDに変えた時で写真を撮り較べてみましたが、やっぱりLEDの方が明るい。LEDの方がより鮮明な明るさ、直線的な明るさに感じます。この辺り、光の波長とかが影響してるのかもしれませんが、物理に詳しくないのでよくわかりません。何にしても、LEDの方がハロゲンの時より遠くまで照らす様な気がします。
ちなみに、今回入れたLEDは5500Kの物ですが、物によっては6500Kともっと明るいのもあります。しかし、あまり明るすぎると車検通らないとか。そういったのも含め、車屋さんからの情報は重要ですから、餅は餅屋に頼むのが良いと自分は思っています。
こちらがハロゲン球
壁が近いとそこそこ明るいですが、遠くまでは光が届きません
こちらがLED
好みもあるでしょうが、自分は白っぽい光の方が好きです
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