以前買った投光器、気に入って使ってたのですが、購入から2年、充電が出来なくなってしまいました。この手のものは、無ければ無いで結構不便なので、買い換える事に。マキタの製品が増えてきて、バッテリーも増やした事なので、今回はマキタのワークライトを買う事にしました。しかし、これが予想以上に高性能で、大満足です。
説明書も付いてますが、見ただけで機能が分かるパッケージです
■ML807にした理由
これまで色んなランタンやライトを買ってきましたが、この手の手に持ったりぶら下げたりするタイプのライトを買うのは初めてです。実のところ、この手の形があまり好きでなくて、あえて手を出してなかった訳ですが、マキタ製品が増えてバッテリーの使い回しが出来る事から、否応なしに今回はこの手のライトを選んだ、というところです。まぁ、マキタの製品戦略にまんまと絡め取られてますね。
マキタのワークライトは、10.8Vの物もあるのですが、自分はすでに18Vの機器を使ってますので、これも選択の余地がありませんでした。ただ、後述する様にそれなりに重たい物なので、手にもって使うのが前提の場合、バッテリーが小さい10.8Vの方のワークライトの方が良いのかもしれません。この辺りは、入り口の部分でよく考えて、10.8Vで行くか18Vで行くか、決めなければなりません。まぁ、自分の場合は、容量が大きいのは良い事だと考えてますので、18V一択だったのですが。
その18Vバッテリーを使うワークライトも、今回かったML807の他にML806というのがあるのですが、違いはUSBの出力端子が付いているかどうかです。値段の差は2000円くらいです。既にUSBアダプターを持っている人なら、ML806の方で良いと思うのですが、自分は持ってませんでしたのでML807にしました。
土台の所に例のバッテリーが付くので
土台の所がマキタマキタした格好です
■重さ
さて、このワークライトはこの形から、手で持って使うのも前提のデザインなのですが、試しに今持っているバッテリーを付けてみると、思った以上にずっしりくる。重さを計ってみると、BL1850を付けた状態で、1kgを超えていました。ちなみに、バッテリー無しだと425gです。つまり、半分くらいがバッテリーの重さです。だったら、容量の少ないバッテリーなら軽くなるのかと思ったら、BL1830とBL1860の重さの差は60gくらいしかないみたいで、容量少なくても重さには大差ない様です。だったら、長持ちする大容量のを付けておいた方が良さそうです。
もっとも実際には、ずっと手に持って使うというより、テーブルの上に置いてランタン代わりに使う事の方が多いと思うので、重さはさほど気にしてません。テーブルの上に置くだけでなく、どこかに引っ掛けて吊るすS環も付いていますが、よほど乱暴な扱いでもしない限り、ぶら下げてて落ちてくるほどヤワな作りではありません。
バッテリーをつけると一気に重くなります
しかも容量の少ないバッテリーでもあまり変わりません
手に持つと、それなりにズッシリ来ます
■明るさ
カタログでは明るさは照度340lx(光束710lm)と書かれているのですが、これが具体的にどういった単位なのか体感的には分からないものの、使ってみるとめちゃくそ明るいです。メインのLEDはスイッチのある背の部分と反対側の腹の部分に付いていて、半灯の時は背の部分が消える格好になります。全灯にすると眩しいくらい明るいので、夜道を歩いたりする時は、半灯でも十分ですし、下に向けた方が光る格好になるので、とても便利です。サブのLEDは先端部に付いていて、懐中電灯として使える様になっていますが、これも結構明るいです。
点灯時間は、一番容量の大きいBL1860を使って、全灯で14時間使えるとの事。前に使ってた投光器は、全灯で6時間ほどでバッテリーが上がってしまってたので、非常に長時間使えます。なんなら2泊くらい使えるかもしれません。
全灯状態。めっさ明るいです
半灯状態。これでも結構明るいです
懐中電灯として使用
でも、この使い方は
天井裏の奥の方とか照らすくらいしか出番ないかも?
テント内だと全灯だとちょっと眩しい
半灯くらいでちょうどいい感じです
バッテリーの持ちも長くなりますしね
■明るさ
上にも書いた通り、2000円多く払ったのはこのUSB出力があるからなのですが、これが意外と便利。というのも、レース前日の車中泊では、大抵は初日でiPhoneのバッテリーを半分以上使ってて、本番で撮影に使うのに気が気で状態だったのですが、USB出力があるおかげで、ライトを照らしながらiPhoneの充電もできて、まるで昔の二股ソケットみたいな便利さです。しかも案外強力らしくて、朝には満充電になっていました。昔使ってた単三電池タイプの充電器とは雲泥の差です。
このUSB出力は、もっぱらiPhoneの充電用に考えていましたが、この強力さならGoProのバッテリーの充電にも使えるかもしれません。無論、機器の充電に使えば、それだけバッテリーも減る訳ですが、そもそもLEDの消費電力は少々なので、レースの車中泊でライトが使えなくなる、といった心配もなさそうです。
このワークライトと、別個にバッテリーも買うとなると、結構いい値段になってしまうのですが、値はタダを取らんという喩えもありますし、車中泊を考えている人には、オススメの逸品です。
使用時にグリーンの色になります
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