ここんとこダイエットが順調に進んで、4月中旬から15kg落としたのですが、体重が落ちた途端、長時間走っててもあまり疲れなくなり、かついい運動になるみたいで体重も落ちてくれるので、なお結構な事です。という訳で、久々に成田モトクロスパークに来ました。今日も出来るだけ乗って、多いに汗をかこうという寸法です。


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ここ数回、グチャグチャの時に乗ってないので
全然洗車してませんw





■最近の成田MXP

 前回、成田MXPに来たのは4ヶ月ほど前でしたが、エンデューロコースの大坂に、おそらく崩落防止の丸太が何本も横たえられ、以前の様に直登できなくなった頃でした。まぁ、自分が出るレースでは、そんなセクションはまずないので、そういうのは好きな人に任せるとして、自分はエスケープ一択です。クロカン系の人は、迷わずエスケープの方に行くみたいです。
 しかし、コースをじっくり良く見てみると、コースのあちこちに丸太だのガレ場だのが作ってあって、しかも簡単なのから、そこそこ難易度の高そうなのまで揃えてあります。もちろん、そこのエスケープもあります。つまり、自分の技量や興味などによって、コースだのラインだのを選べる様になっていています。以前は、何にもないか難しいとこかの二択のような印象があったのですが、しばらく来ないウチに、趣向を凝らしたコースになってました。
 今回はライディング自体に何か目的があった訳でなくて、エクササイズのつもりで来ましたので、あまりややこしい事は考えず、エンデューロコースの本コースをひたすら走り込みました。例によって、最初は2速雨モードからスタートし、2速晴モード、3速晴モードと上げて行ったのですが、走り込んで行くと、明確に直線や長い下りなどで「タレた」感じがする時がきて、その時にシフトを上げたりモードを変えたりして、走るようにしました。
 最終的には4速まで上げる所もあったのですが、無論4速のまま走れるという訳でもなく、さりとて頻繁にシフトを変えるほど器用でもなく、ここら辺はもっと走り込んで行かんといかんかなー、というところでした。

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梅雨に入ってるのかどうかわかりませんが
扇風機が有ると無いとじゃ大違いでした

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前回よりも足が細くなった気がします
足はもうこのくらいでいいですw

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ブーツの脇も完全に閉まる様になりました

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しかし、ボディの方はまだまだですねぇ
脇のプロテクターがまだ隙間空いてます


■保水対策と栄養補給

 今回のダイエットに取り組み始めた頃、やたらと脹ら脛が攣る事があり、またバイクの練習中にこむら返りを起こしたりもする事があったのですが、調べてみると、発汗その他によって体内の電解質が不足して、脳と脹ら脛の神経伝達に異常を来すのが原因であるとの事。昔は「こむら返りの原因は不明」なんて言ってたのですが、科学なり医学なりが進歩して原因が分かってきたみたいです。
 例年、この時期からは、熱中症対策で梅干し食ったりしてたのですが、今年からは経口補水液を活用する様になりました。便利な事に、粉末状のものもあるので、練習始める前に水に溶かして作っておき、クーラーボックスで冷やして随時飲める様にしました。これまではウーロン茶だの麦茶だのサイダーだのを飲んでいたのですが、経口補水液を飲まねばならない関係上、そうした飲料は飲んでる余裕がなく、持って行きさえしていません。これが効いているのか、ここ最近、足が攣ったり熱中症っぽくなったりしてません。
 お昼は、5月の帰省の際に実家から持たされたカップ麺と果物の缶詰を食べました。どちらもダイエット下の日常生活では口にしないのですが、まぁ、運動してる事でもありますし、体動かしてる時くらいは食っても罰は当たりますまい。以前は腹が出すぎて、腹がきつくてかえって食えなかったのですが、今は少食にしたので、この程度でも満腹です。朝、出かけにMCTオイルかけた納豆を食べてきたので、運動中に食ったものが消化されるのを期待してます。
 まぁー、いろいろもらって帰ったものの、そういう時に限って食わない事情が出来たりするもんですから、こういう機会に食っていかないと、なかなか減ってくれないのです。

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コールマンのパーコレーターで湯沸かし
最近、ピンで練習に来る事が少ないので、久々の出番です

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クーラーボックスでピエッピエに冷やしてあったので
とっても美味しかったです



■コーナーリングとスタンディング

 さて、今回は共にダイエット中の嫁さん(別名「アコーディオン」)も練習にきました。基本的に筋のいい人なので、試しにエンデューロコースに連れて行ったのですが、なんのかんので上手い事走る。まぁ、TT-R125“ドライジーネ号”の性能のおかげもあるのでしょうが、本人のセンスもあるでしょう。なにせ、全く下りが怖くないというのだから、殴られても痛くないというのと同様に、これは強力なアドバンテージです。
 そんな事よりも、むしろコーナーが曲がれないとの事。どれどれとコーナーリングを見てみると、まぁ、曲がれる様な乗り方はしてませんでした。コーナリングの3要素である「車体を寝かす、体を捻る、ハンドルを切る」のいずれも出来てない。まぁ、いきなり出来る人はあまり居ないもんです。
 そこで、昔自分がベストテクスクールで習ったのを思い出しながら、やれ二回線工事だの目線だの体重芯やバランス軸だの、あれやこれやと教授してみました。基本的に旦那の言う事は聞かない人なのですが、流石に2ヶ月で15kg落とした人のいう事は聞く気になったのか、今回は素直に言う事を聞いてくれました。もっとも、二回線工事は意味があるのか?と聞かれましたが、まぁ、あれは誰でも最初そう思いますよね。もちろん、すごく意味があります。
 そんなこんなで、多少はマシになったのか、教授する前とした後では、車速がちょっと上がってました。つまり、コーナーが恐々でなく、ちょっとはスムーズに通過できる様になって、巡航速度が上がった訳です。
 すると今度はフープスの通過の仕方を教えろという。なんでもケツが擦りむけてシートに座ってるとケツが痛いという理由だったのですが、これも前傾くの字とか四つ這いで乗るとか膝使うなとか、あれこれ教授して、多少は安定的に通過できる様になりました。あとで授業料取ろうと思います。

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初心者のうちは、コーナー通過する速度が
巡航速度のマックスだったりします

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素早く通過とか、上手に通過とかじゃなくて
安定的かつスムーズに通過が目的です


■まとめ

 という具合で、今回も特別なにかにチャレンジしたという訳でなく、淡々と走り込んで練習を終えました。練習というより、体使って汗かくためのエクササイズみたいな感じです。スポーツジムでバイク漕いだり、温水プールで水泳したりするのと同じ様な感じです。クロストレイナーというバイクに乗っているのですから、文字通りの使い方をした訳です。
 この趣味をかれこれ13年やってますけど、今になって思うのは、こういう練習で十分だったし、またこれこそが大事だったんじゃないのかな、という気がします。タイム上げるとか、すごいジャンプ飛ぶとか丸太やステア超えるとか、そういう見栄えする方にどうしても目が行きがちでしたが、この歳になって大事なのは、乗り続ける事だと思いますし、実際レースでは90〜100分乗り続けるのですから、取り合えずは休まんと走り続ける事が基本だったな、と思う訳です。
 今回は、嫁さんにあれこれ指図してる時間も長かったのですが、エンジン稼働時間108分だったので、まずまず乗ったかな、と。

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今日もほぼ土埃だけ
そろそろ洗車してエアフィルター交換して
オイルやプラグも替えないとなー