コミスブロートをサワードウから真面目に作るためには、サワー種を起こさねばならないのですが、温度管理が難しい。特に今の寒い季節には、ほぼほぼ無理という事で、いい方法はないか探している最中に、ヨーグルトメーカーを使った発酵を見つけました。善は急げ。フライングで誕生日プレゼントとして、嫁さんに買ってもらいました。
ヨーグルト作るため、というより
発酵機が欲しくて導入しました
■意外にコンパクト
ヨーグルトメーカーも様々あるのですが、タニカという会社は、日本で初めてヨーグルトメーカーを作った会社だそうです。それはともかくとして、数あるヨーグルトメーカーから、このヨーグルティアSを選んだのは、ただただ形が格好良かったからです。まぁ、おそらくは、機能的には他のメーカーのも似たり寄ったりだと思うのですが、となると見た目で買うのが自分の主義です。
このヨーグルティアSも、白、青、緑、ピンクと色があったのですが、自分は白を選びました。まぁ、白物家電とも言いますしね。通販サイトによっては、色によって値段が違ったりしましたが、自分が買ったところでは、どの色も同じ値段でした。送料無料で11,000円でした。
注文した翌日には届いたのですが、今回頼んだのは、いわゆるスタンダードセット。本体と樹脂のポットが二つ、あと匙にマニュアルとレシピ集が入っています。出してみて意外に思ったのは、「チッチャ!」という事でした。独身者向けの炊飯器みたいなサイズです。まぁ、デカくては邪魔ですが、このくらいのサイズだと場所とりません。というか、可愛らしいです。
案外おしゃれな箱に入っていました
中身はこんな感じ
スタンダードセットの内容物
ポットはガラス製のも別売であります
猫との比較。意外と小さいのですが
作れるヨーグルトの量は1リットルもあります
■使い方
自分は取扱説明書はあまり読まない人なのですが、そんな自分でも分かるほど、使い方は簡単です。見たら分かる、という感じ。
正面にデジタル画面がありますが、上の数字が設定温度、下がタイマーです。設定できる温度は25度から70度。70度って、発酵させる温度としては高すぎない?と思ったのですが、温泉卵も作れるとの事。卵が固まる温度は69度を超えてかららしいので、ギリギリそこまでの設定ができる様に作ってある訳です。タイマーは30分から48時間まで、1時間刻みで設定ができます。設定の仕方は実に簡単。△▽のアイコンのボタンが上下についていて、上が温度設定、下がタイマー設定です。で、三角のボタンを押したら、数字が増減する訳です。
むしろ、何を作るのか、その為の温度と時間の設定の仕方の方が難しいのでしょう。ヨーグルトとか甘酒とか、白味噌といった基本的なレシピについては、説明書やレシピ集に書いてあるので、その通りに設定すれば良いのですが、サワー種などを起こすというのは、自分で考えてやらねばなりません。
デジタルモニターは大きくて見やすいです
△▽のボタンを押して、温度や時間を設定します
ポットは中蓋付きです
■試しに作ってみる
まぁ、難しい事は後回しにして、とりあえずヨーグルト作ってみる事にしました。説明書によると、牛乳500mlに対してヨーグルト50gを入れてかき混ぜ、温度40度で5時間でセットする、と書いてあります。
ちょっと半信半疑でやってみたのですが、なんと5時間後、牛乳はプルプルに固まってました。その後、冷蔵庫に入れて一晩冷やすと、ホエイまでしっかり出来た、ちゃんとしたヨーグルトになりました。これはなかなか大したものです。
もっとも、ただのヨーグルト作るだけだったら、買ってきた方が良さそうなものですが、カスピ海ヨーグルトとかケフィアとか、買えば高い奴をヨーグルティアSで培養するところに、この道具の価値がある訳です。
その他にも、発酵食品が色々作れるので、今後、興味のあるものから順次やっていこうと思います。
早速、ヨーグルトを作ってみます
ちゃんとよく混ぜるのが大事
ポットは大きく見えるのに、本体は小さく見えるのは
ちょっと不思議な感じです
500mlの場合は5時間、1リットルの場合は7時間です
5時間後、しっかりヨーグルトが出来てました
冷蔵庫で冷やした状態
ホエイも出来てて、大したもんだと思いました
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