コロナ自粛の巣篭もり需要で、ホットケーキミックスだのスパゲティだのの売り上げが伸びているそうです。まぁ、他にすることがないから、なんか作ろうかってところなんでしょう。かくいう自分も、ブログ書く上でネタの幅を少しでも増やそうと「炊事部」を立ち上げた訳ですが、今回は嫁さんからのリクエストで、ヨーグルトケーキに挑戦してみました。
見た目も今ひとつなら、味も個人的には今ひとつ
■ヨーグルトケーキとはなんぞや?
ヨーグルトケーキといっても、作り方なぞ知りませんので聞いてみたら、下記のレシピが送られてきました。140字以内に収まる程度のレシピですので、それほど難しいもんではなさそうです。問題は、フッ素加工の飯盒を使っても、パウンドケーキみたいに抜けてはくれなさそうな事です。おそらく、固めの出来栄えではなく、むしろ半ナマに近い格好になるでしょうから、飯盒の内側にへばりついて出てこない可能性があります。まぁ、フッ素加工の飯盒を使う前は、自分もクッキングシートを使ってましたし、それで対処するしかなさそうです。
大容量パック使い切り!ヨーグルトケーキ
— Tasty Japan (@TastyJapan) January 16, 2021
ボウルにヨーグルト400g、砂糖100g、薄力粉50g、卵2個、サラダ油大2、ベーキングパウダー小1を入れて混ぜ、クッキングシートをしいた型に流し入れ、180℃に予熱したオーブンで30〜40分焼く。冷蔵庫で3時間ほど冷やし、仕上げに粉糖を振り、切り分けて、完成! pic.twitter.com/uCj4quSdzi
■いざ、挑戦
まずは、クッキングシートを飯盒の型に合わせて切り出します。兵式飯盒は例のそら豆型の格好をしていますので、底の部分と胴体の部分の2箇所を組み合わせる格好で、クッキングシートをセットします。
続いて、材料をボールにまとめて入れて、ハンドミキサーでかき混ぜます。今回はサラダ油の代わりに、余ってたバター30gを溶かしバターにして使いました。パウンドケーキの時は、温度とか混ぜ方とか、それなりに気を遣うのですが、今回は気の使いようもないほど、ばっさりと混ぜました。というか、どんな風に混ぜても、たこ焼き粉を溶いた様な感じにしかなりません。
完全に材料が混ざったら、飯盒の中に流し込みます。この時、クッキングシートの反りをしっかり伸ばしておかないと、タネが流動体だけに、クッキングシートの裏に流れ込んだりと、ちょっと面倒な事になります。
あとは、180度に余熱したオーブンに、蓋なしで飯盒を入れて、40分焼くだけです。特徴的なのは、焼きあがったあと、冷めてくると急激に収縮してくる事で、冷蔵庫に入れる前に粗熱取っただけで、結構いじけた感じになります。その後、約3時間冷蔵庫で冷やして完成です。
形が形だけに、クッキングシートを敷くのも、ちょっと面倒
材料一覧
今回はサラダ油の代わりにバターを使いました
全部ボールにぶち込んで、ミキサーで混ぜます
バターは溶かしバターにしました
飯盒に流し込みます
クッキングシートの裏に流れ込んだりして
ちょっと厄介でした
180度に余熱したオーブンで40分焼きます
焼きあがった直後は、それなりにいい感じです
3時間ほど冷蔵庫で冷やします
■1回目の感想
まず、見た目の感想ですが、上で述べた様に、冷え始めると急激に収縮するので、あまり綺麗な形になりません。見本では、それなりに整った形をしてるのですが、そら豆型の飯盒が良くなかったのかもしれません。あと、この分量では、兵式飯盒では大きすぎます。まぁ、そら豆型が好きなのですが、この分量でしたら、長方形の将校用の飯盒の方が良いでしょう。
出来栄えは、蓋なしで焼いたからか、天辺は焼けて皮みたいに少々硬くなっているものの、中はういろうを若干柔らかく水っぽくした感じです。色は卵を入れたからか、プリンみたいな色になっています。薄力粉とベーキングパウダーは、ヨーグルトのつなぎとして使う意味があったのでしょう。全般的に水っぽく、柔らかいケーキです。
肝心のお味の方ですが、ヨーグルトっぽくもあり、プリンっぽくもあり、甘みも控えめというか少なく、ぶっちゃけパンチが足りない。個人的には、もうちょっと固めで甘みがあった方が好みです。どうせなら、ケーキらしくしようとしないで、ココットなどに入れてプリンっぽくした方が、ピンとくるかもしれません。
う〜〜ん、今ひとつピンとこない味
■再チャレンジ
個人的には、改めて作って食おうという気持ちはなかったのですが、一応は嫁さんからのリクエストですし、誕生日ケーキの代わりでもあるので、もちっとマシなものは出来ないかと、再チャレンジしてみました。
改善点としては、型を兵式飯盒から将校飯盒に変えた事。これでクッキングシートのセットが楽になりました。また、パンチの足りない味をどうにかするために、ラム酒とレモン汁を少々使いました。油に関しては、合っても無くても良さそうな気がしたので、今回は使いませんでした。
材料、作り方は、1回目とまったく同様です。個人的には、薄力粉や砂糖ともっと使いたいところですが、あくまで嫁さん用ですので、嫁さんが持ってきたレシピに従いました。
久々に登場の将校用飯盒
分量は基本的に前回と同じです
味を引き締めるために、ラム酒を少々
風味を出すために、レモン汁も少々
ハンドミキサーでなくても、このかき混ぜは楽だと思います
背が低いので、流し込みは楽です
焼き上がり直後
あっという間に収縮します
■2回目の感想
やっぱり見た目がアレな感じです。以前、嫁さんがガトーショコラを作った時、フジツボと散々バカにしたのですが、それに勝るとも劣らないいじけた出来栄えです。もし、自分がこれを誕生日ケーキと言われて出されたら激怒すると思うのですが、そもそもふっくら仕上がるケーキじゃないと思います。
味の方ですが、レモン汁を入れたせいか、ちょっとカルピスっぽい味になりました。ラム酒もそれに一役買っているかもしれません。まぁ、流動体のタネですので、この辺りは添加物の影響が結構前面に出るのかもしれません。それにしても、やっぱり甘さがちょっと足りない。400gの無糖ヨーグルトに100gも砂糖いれたら、それなりに甘くなると思うのですが、不思議なもんです。
まぁ、作るのは非常に簡単なので、もし次リクエストされた時は、もちっとマシな形になるよう研究してみたいと思います。
なんだかなー、という出来栄え
今回はちゃんと粉糖を使いました
ほんのちょっとカルピス味になりましたw
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