2020年09月03日

200系ハイエース《バイク固定法》

 100系ハイエース“ジャガンナート号”を買った当初も、バイクの固定方法については色んな人のトランポを見て研究した様ですが、今回はMotoshop TOYZのマックさんの積み方を教えてもらいました。その積み方とは、バイクを荷室の右側面に集中して固定し、左側面は空けて棚などを増設するというやり方です。


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TT-R125が斜めってるのは
長いハンドルつけたせいです
2台目もフルサイズだと、真っ直ぐ立つと思います




■D環増設

 まずバイクを搭載する為には、タイダウンベルトのフックを掛ける器具が必要です。以前はアイプレートを直接ネジ止めしたのですが、今度の200系ハイエース“プシュパカ・ラタ号”はスーパーGLと言う事で、内装があります。それに直接ネジを打ち込むと言うのは、あまりに無粋というものです。今回はマックさんのハイエースを丸ごと真似する訳ですが、その真髄の部分が、この荷掛けのD環増設とい訳です。
 その位置は、リアシートのシートベルトの基部を利用します。シートベルトの基部を外して、そのボルト穴にハイエースの荷室の床のD環を取り付けるというものです。そうした加工は自分では一切できないので、マックさんに全部お任せしました。
 さて問題なのは、自分の年式のハイエースは、後部座席のシートベルトが無いという事。当然、シートベルトの基部もない訳で、流用するボルトもありません。それを別個に取り寄せると、シートベルトの基部ごとの取り寄せになってエライ高いとの事。そこで別のボルトを探したとの事ですが、これが滅多に売ってない代物らしいです。そこらのホームセンターにはまず売ってないとの事。それを取り寄せて貰ったお陰で、だいぶ安く済みました。
 作業の方は、まず内装をバリバリ剥がして、後部座席用のシートベルトの基部のボルト穴を剥き出しします。オプションで付けれるよう、ボルト穴は設けてあります。次にボルト穴にボルトとナットを通せるように、ドリルで穴開けします。内装を組み付け、ボルトにD環やワッシャーなどを通し、車体に取り付けます。文章で書けば簡単そうですが、調整したり、いい感じにD環が動きつつ音が鳴らない様にしたりと、匠の技が多分に使われています。

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まず、内装を外します
力業の中にも、丁寧さを必要とする作業です
(自分がやったら壊しそう)

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オプションでシートベルト付けれる様に
ボルト穴があります

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ユニクロボルトですが、かなり特殊なボルトだそうです

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内装に穴開けします
自分だと、ずれた位置に開けそうです

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一旦内装を組みます

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取り付けるD環
まだ試行錯誤段階です

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いい感じに付きました
パッと見、元からこうだった様にしか見えませんw


■従来の積み方

 D環を付けて貰って帰り、とりあえずバイクを積む事に。バイクはトランポの中以外に格納しておく場所がないので、新旧トランポの入れ替えは、新しいトランポにバイク搭載用の器具を取り付けてからでないと行えないのでした。
 マックさんは2台積みの時は、右寄せで積んでいたのは知っていたのですが、具体的にどうやるかはあまり良く分かってませんでした。ともあれ、勝沼に練習行く事になっていたので、従来のバイクを左右に振り分ける積み方をしました。しかし、この積み方は、新しいハイエースではかなり不安定な事が分かりました。というのは、100系ハイエースの時は、左右の窓の手前に衝突防止用の網を取り付けて、これにハンドガードを押し付ける事でがっちり固定出来ていたのですが、200系ハイエースでは網を取り付ける棒がなく、窓からハンドガードを離して固定する以外に方法がありません。一応、左右からタイダウンで引っ張る格好にはなっていますが、それでも若干は揺れますし、勝沼までのデコボコ道で揺すられて、窓ガラスを破ってしまう可能性もあります。
 それと、バイクの間に装備を積むというのは、実に空間を有効に使えてなくて、やっぱりこの積み方は古いなぁ、と感じました。

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この方法で長らくバイクを運んでましたが
空間の立体的利用が出来ないのが難点でした

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以前はリアシートがなかったので棚を作ってましたが
今回はセカンドシートにバイクのフロントを押し当てて固定します
ただし、リアシートの養生が必要です


■リアシートの汚れ避けシート

 バイクを搭載するに当たっては、バイクのフロントをセカンドシートの背面に押し付けるのですが、となると、タイヤの跡が付いたり、泥で汚れてた場合はシートにも泥が付きます。そこで、そうした汚れ避けにビニールシートを付けました。
 この種のシートは、ホームセンターのテーブルクロスを置いてあるコーナーで切り売りしてます。厚みも色々ありますが、あまり厚いと重苦しそうなので、0.6mmの物にしました。どの程度の大きさが良いかは分からなかったので、横幅はセカンドシートよりやや大きめ、垂らす長さも長めにとって、裾は床板の下にたくし込んで、泥などの汚れがセカンドシートの下に来ない様にしました。取り付けは、ヘッドレストの位置に穴を開け、そのままヘッドレストを差し込んだだけです。




■バイクを右に寄せる要領

 そこでマックさんから、バイクを右に寄せて固定する要領を習いました。D環の取付位置もこの要領に適した位置になっている訳です。
 まず、1台目のバイクはこれまでと同じ様に右に寄せて積みます。フロントをセカンドシートに当ててハンドルは右に切ってフルロックさせます。固定の方法は、まず右の壁のD環にタイダウンベルトのフックを引っ掛け、ベルトを右のハンドガードに通して反対側のフックもD環にかけて、バイクがある程度右に寄る程度にベルトを絞ります。次に左のリアシートの上の手すりにサブベルトを掛け、それにタイダウンベルトのフックを掛け、ハンドルの左のハンドガードにもサブベルトを巻いてタイダウンベルトのフックを掛けて、ベルトを絞ります。バイクが右に寄った位置で、左右のタイダウンベルトをしっかり絞ると、バイクがガッチリ固定されます。

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まず、一台目
右のD環にタイダウンのフックをかけて
ハンドガードにベルトを通して
反対側のフックをD環にかけて、ベルトを絞ります

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ハンドガードと右の窓の隙間は、大体5cmくらい
これ以上は、ベルトが絞れませんでした

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左のアシストバーにサブベルトをかけ、そこにフックをかけて
左のハンドガードにもサブベルトをかけてフックし
サスをやや沈めつつ、タイダウンベルトを絞ります

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意外なほどガッチリ固定できます


 次に2台目のバイクを1台目のバイクに添わせる格好で積み、やはりフロントをリアシートに当ててハンドルを右にフルロックさせます。そして、左の壁のD環とハンドルの右側、右のセカンドシートの手すりと左のハンドガードを、それぞれ連結する格好でタイダウンベルトを付けます。やはりガッチリバイクを固定する事が出来ます。注意事項としては、バイク同士がぶつかりそうな所は、タオルなどで養生しておく事です。

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2台目は
まず右のアシストバーと左のハンドガードを連結します
この場合も、ややサスを縮める感じです

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次に、左のD環と右のハンドガードを連結します
こちらも想像以上にガッチリ固定出来ます





■新しい積み方の利点

 この方法の利点は、バイクを押し上げる時の体の位置は同一である、という事です。これまでの左右に振り分ける方法だと、左に寄せるバイクは、バイクの右側に立って押し上げねばならず、利き腕と反対側になるので細かな操作がやりにくい事から、必ず左側のバイクから固定せねばなりませんでした。しかし、新しいやり方では、どっちもバイクの左に立って押し上げる事が出来るので、上げ下ろしがとても楽です。欠点としては、主力機(右側のバイク)しか使わない時でも、バイクを両方降ろさせば鳴らない事です。もっとも、荷室の左側には装備用の棚が設けられる予定なので、どっちにせよ両方のバイクを降ろさない事にはなりません。
 もう一つの利点は、利用できる立体空間が増えるという事です。従来の左右に振り分ける方法では、せいぜいバイクの間に荷物を押し込むのが精一杯でした。これからは荷室の左側にまとまった固定的な立体空間が開きますので、そこに棚を設けるなどして、収納力を向上させる事が出来ます。前のトランポと違って、今度のはセカンドシートにも物が載せれますから、搭載能力は格段に向上すると思います。
 やってみて分かったのは、意外とサスは沈んでいない事。ほぼ水平方向もしくは上から引っ張る格好になっているからです。もっとも、長期にわたって保管する場合は、タイダウンを若干緩めておいた方が良いでしょう。また、ハンドルを前方向に引っ張って固定している関係で、リアはフリーになっているので、バイクしか積んでいない時はコーナーの横Gでバイクのリアが若干ズレる事がありますが、右から左に移動する様な大幅なズレは起こりません。今後は荷室にも装備を積むので、それがストッパーになってズレを抑えると思います。

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TT-R125のハンドガードがX-Trainerのシュラウドにあたるので
バスタオルを噛ませて養生してます

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タイダウンベルトは
右のラチェット式より左のバックル式の方が
引っ張るだけでベルトを絞れるので楽です

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下に引っ張る形式でないので
意外とサスペンションは沈んでいません






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tanisi_corp at 22:00コメント(0)トランポ 

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