2020年06月24日

工具考6

 前回の記事までで、おおよそ自分が行う整備に必要な工具は揃い、減りもしなければ増えもしない状況なのですが、今回はそれら工具の収納具と収納場所について、再考する必要が出て来ました。


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長らく愛用してきたKTCのツールチェスト
この度、手前の手提げ工具箱に変更




■場所を開けろ

 再考を促される事になった直接の原因は、車中泊で嫁さんとトランポで寝る時、狭い、という事。100系ハイエースの荷室の幅が狭くなった訳でも(なりません)、自分がここ数年で一気に太ったからでもなく(ここ数年、体型は変わりません)、原因は嫁さんにあると断定出来るのですが、それはここでのテーマではないので触れません。
 場所が狭いなら、出来る限り広くする工夫が必要というわけです。そこで前々から気になっていたのは、工具箱。KTCのツールチェストなのですが、これがタイヤハウスからはみ出ています。はみ出ている分、サーマレストは自分の方にめり込んで来ますし、嫁さんの足も自分の方に向いてくる、という訳です。
 とはいえ、ツールチェストには必要な工具が入っています。それこそ、ここ10年で培って来た工具です。おいそれとどかすという訳にも行きません。むしろ、今ある場所が一番使いやすいからこそ、10年間そこに鎮座してきた訳です。さて、どうしたもんか。

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前回の車中泊の様子
デブが二人寝るには、結構手狭です

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こんな感じでツールチェストがはみ出てて
それに合わせて嫁さんはこっちに来る感じ

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ツールチェストの中身
要するに、ツールチェストはデッドスペースが多いのです


■ツールチェストをやめる

 そこで考えたのは、ツールチェストに入っている工具で、本当によく使う物と、使いはするが毎回使っている訳ではない物を、分けて考えるという事でした。ちなみに、ツーツチェストは、上から順番に使用頻度の高い物が入っています。
 例えば、一番上は、8mmや10mmのTレンチや、5mm、6mmのヘキサTレンチ、エアゲージ、ニッパー、ドライバー、メモ帳と鉛筆、ハサミにカッター、ビニールテープ。2段目には、スパナやメガネレンチ、ソケットやラチェットハンドル。これらは日常的によく使う工具です。
 4段目は、大口径のソケットやタイヤレバー、ハンマー、5〜30NMのトルクレンチなど、もっぱらタイヤ交換に使う工具が入っています。3段目がラジオペンチやプライヤー、予備のボルトやプラグ、プラグレンチといった、実はあまり普段は用事がない物が入っています。
 大型のトルクレンチやチェーンカッターといった工具は、そもそもツーチェストには入らないので、運転席の後ろの棚に入れていました。つまり、そもそも入らないとか、あまり使わない工具は、ツールチェスト以外の場所に置いていたのです。となれば、これまでツールチェストに入れてた物でも、普段あまり使わない物は、需品箱に入れておくなどして、工具箱そのものを小さくする事も可能ではないか、と考えました。

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10年使うと、それなりに破れてきてます

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左がタイヤ交換に必要な工具
右が日常的に使う工具
最低でも、右の工具は手元にないと不便です


■工具箱の選定

 とりあえず、ツールチェストの代わりになる工具箱が必要です。ここでいつもの自分なら、KTCの両開きあたりのメタルケースを選びたいところですが、他にも色々入り用な時、見栄えにこだわってる財布の余裕はありません。なので、ここはホームセンターに売ってる工具箱で妥協する事にしました。どっちみち、ツールチェストに入れてた時の様に、取り出しやすく収納するなんて事は出来ず、何でもかんでもぶち込む格好になるのは、上等な工具箱であっても変わりありません。
 さりとて、あまりチャチなのでも困ります。そこそこしっかりしてるもので、観音開きになってないもの(個人的には観音開きの工具箱は使い勝手がよく無い)を探しました。そこで見つけたのが、リングスターの手提げ工具箱。値段の割には「象が踏んでも壊れない」様なかっちりした感じで、好印象です。サイズは様々あるのですが、トランポの荷室に置くもの、つまりよく使う方の箱は、Tレンチも入るサイズにしました。それでもこれまで使っていたKTCのツールチェストの2/3くらいの大きさです。トランポのタイヤハウスの幅とぴったりなので荷室の床も広くなり、背丈も低いので、これまでバイク積む時に右のステップがツールチェストに当たらない様に注意が必要でしたが、それも気にせず載せれる様になりました。

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自分は初めて見たんですが
この手の工具箱では結構評判が良いそうです

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詰めるだけ詰め込んだら
タイヤ交換の工具まで入ってしまいましたw

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左が従来の占有容積、右が今後
明らかに省スペースになっています



■余った工具の行方

 タイヤ交換に使う工具まで、荷室の工具箱に入ると思ってなかったのですが、ブチ込めたのは幸いでした。となると、残った工具をどうするか。今や全く使わないステムナットレンチとか物の役に立った事ないモンキーレンチ、金ブラシや金ヤスリと言ったものから、これまた滅多に使わなくなったチェーンプライヤーやフックレンチ、プライヤーなど、滅多に使わないけど、もしかしたら使うかもしれない工具の一連。
 これらは、やはりリングスターのもう一回り小さい工具箱に入れて、需品箱に収納する事にしました。この需品箱、これまで運転席後ろの棚の右下に収納されてきたのですが、要するにツールチェストに収まらない物とか、90Lのポリ袋とか、予備のタイダウンベルトとか、そうした物を入れるのに使ってました。そして実はまだ容量に余裕があったのです。
 そこで、今までツールチェストの上に載せてた用具入れの中身も、一部、需品箱に移す事にしました。耐水グリスとかビードワックス、各種タイラップ、シリコンスプレーやエアフィルターオイルなど。荷室にぶら下げてた予備のエアフィルターも。需品箱はパンパンになりましたが、逆に用具入れに入ってたもので荷室に残したのは、チェーンオイル、パーツクリーナー、養生テープにタイヤを巻くラップだけになりました。

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もっぱら3段目に入ってた工具
あまり使わないのですが、一度は使った物です

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一回り小さい工具箱に全部収納

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需品箱に収めました
手前の黒い箱はチェーンカッターです


■改善後

 工具箱が占めるスペースは、圧倒的にコンパクトになりました。これは狙い通りです。タイヤハウスの幅に収まっているのが良い。寝る時はタイヤハウスの上に置くこともできます。
 工具箱としての使い勝手は、やっぱりツールチェストの時に比べると、やや悪くなった感じです。具体的には、何でもかんでも突っ込んだ格好になっているので、工具ひとつ取るにも、全部出さねばならない事。片付ける時も、ちゃんと蓋が閉まる様に、それなりに気を使ってしまわねばならない事。一手間増えた感じです。しかしまぁ、省スペース化できたメリットに比べたら、微々たるデメリットだと思っています。
 ツールチェストを買った当時は、あの手の工具箱にステイタスを感じていて、それは今でも変わらないのですが、なんかもう、見栄え云々よりも、利便性の方が大事、という感じになって来たんだな、と思います。要は、必要な工具があればそれで良い訳ですから。

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省スペース化成功!






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