2020年06月14日

WEXイースト R3 ワイルドクロスパーク GAIA

 くそ忌々しい新型コロナで世の中は過剰とも思える大騒ぎだった訳ですが、ともあれ一段落したのか、緊急事態宣言も解除されて、止まってたレース活動も再開の運びとなりました。個人的には、このレース自粛の間に、Beta X-Trainer250に少しでも慣れる時間が作れたので、ある意味これ幸いの面もありました。という訳で、一年ぶりのワイルドクロスパークGAIAです。今回も90Cです。


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ジェラシックパークを突撃するワタクシ
今回、一番よく撮れた写真




■雨と人工セクション

 GAIAはこれまで2回走った事がありますが、WEXの中では一番優しいコースで、これからエンデューロ始める人のデビュー戦は、必ずここを薦める様にしています。実際、速さや順位はおくとして、ここでは転倒した事がありません。しかし、そんなGAIAも年々、人工セクションが出来たり、ウッズが複雑になったりで、油断ならなくなってきました。
 GAIAウッズはともかく、ジェラシックパークと称される大ウッズセクションは、ラインが縦横無尽にあり、結構掘れたりする所もあるのですが、それでもノーミスで走ってきた事から、それほど心配していませんでした。むしろ気になるのは、人工ロックセクションと、第二パドックのストレートに作られた丸太セクションです。いずれも苦手というか、ほとんど練習してないセクションで、果たして上手くやれるか自信がありません。ちなみに、CRF450RXだった去年は、ロックセクションは回避してエスケープのみ使ったのですが、これは時間が相当に掛かってロスが多く、今年はどうあってもロックセクションは行かんといかんなぁ、と考えてました。丸太セクションは今年から新設されたんのですが、もうクロトレの性能を信じていくほかありませんでした。
 さて、問題は梅雨入りして前々日辺りから雨が降り、コースは完全マディとなる事間違いなし。となると、人工セクションも危険度が増す訳ですが、幸いというか、ロックセクションは作られてから日数が経ったお陰で石が結構締まっている事、丸太セクションは危険と判断されたのかカットされました。となれば、明日はどうにかなるだろうという事で、安心してバカ騒ぎの前夜祭に突入しました。

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寝具等、二人分の装備でいっぱいの割には空間に余裕がある
積み込みに工夫の要あり


■マディのMXコース

 晩の内に雲に切れ目が出来て星空が見える時もあり、朝も準備の時点では曇り空と、どうにか出走前のモチベーションアップが出来る天気でした。さすがに出走前にパラパラと降り出しましたが、準備が整ってスタート地点に並んでしまえば、あとは雨が降ろうが槍が降ろうが、ただただ走るだけです。今回は台数制限をしたのか、いつもよりも前の方でアナウンスも聞き取りやすく、スタートフラッグが振り下ろされるのもよく見えました。
 スタートして直ぐ分かったのは、MXコースが結構マディになっている事。事前にMXコースの半分以上がカットになったのですが、もしかしたら水たまりどころか、泥沼になっていたのかもしれません。つまり、比較的マシなところを走っているはずですが、それでも昔、モトクロスやってた時のモトビのマディを思い出しました。
 これまでの練習で、クロストレイナーは2速よりも3速の方が走りやすい事が分かっていましたので、出走後ただちに3速にシフトアップ。こんなマディでもタイヤの良さにも助けられ(前がミシュランEDミディアム、後ろがIRC VE33S)、そこそこ気持ちよく走れる。コーナーで低速に落ちても、そのまま加速して立ち上がっていけるのは、やはり流石はX-Trainerです。
 ここで分かったのは、泥でグジュグジュしててワダチが南条も出来る様な路面は、アクセル開けて車速を上げていった方が安定する事。これはスクール通っている時に何度も習った事ですが、それが体感出来たのは今回が初めてでした。確かに、車体が浮いてばバネ上荷重で走っている感がします。こういう事だったのかー、と納得しながら、ウッズコースに入っていきました。

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ずらり勢ぞろいのエンデューロ部
たった一年で半分が外車

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例によって飯盒炊飯
ガスの入れすぎでしばらく生ガス噴いてました

★067
他のチームは、レース論やライディング論を戦わせる中
ウチらは「タッチ」の泣けるシーンで大盛り上がり


■ウッズで転倒

 とりあえず出だしは普通のちょっと上くらいだったので、そのまま上機嫌でGAIAウッズに突入。そこを出たあとのロックセクションも石の少ない旧40ロックをそつなく通過して、ジェラシックパークへ突入。下見もしてないので、手探りで前のバイクを追いかける様な感じで進んでいきました。
 今回のジェラシックパーク、順回りなのか逆回りなのか分かりませんが、上りよりも下りが多い様な印象を受けました。滑るウッズの下りなんて、以前は嫌で嫌でしかたありませんでしたが、バイクが良くなったお陰か、あまり怖いと感じず、慎重に下っていきました。ただ、なんとなく左側のラインを選んでいくと、岩がゴロゴロと進路を塞いでたり、うっかり丸太積んであるところに出たりで、そういうのを慎重に通過したり回避したりしているうちに、大分しんどくなってきました。
 ジェラシックパークは好きな所を走っていい代わり、行った先がコーステープで行き止まり、なんてのもあります。そこで急角度で進路を変えようとすると、ズベッと転倒。GAIA初転倒です。CRF450RXに比べたらクロトレは軽い方なのですが、これでも起こすのには体力が要ります。ちょっと休んで、気を取り直して再度発進。しかし、いくらも進まないうちに、今度は去年、渋滞が出来るほど難儀した坂(今度は下りで使用)を過ぎたあと、いきなり転倒。立て続けにコケると、痛くなくてもヤル気が失せる性分ですので、この時点で「今日はあまり走るに適さないかなー」といった気分になってきました。
 それでも続けて2周目に入ったのですが、GAIAウッズの26コーナー辺りで、なんにもない所でいきなりコケて、しかもコーステープを突き抜ける格好で転倒。さすがに「今日はあかんな。GAIAでこれでは話しにならんな」と感じました。とにかく息が整うまで休憩して、いつまでもそこに居る訳にもいかない、という感じで再発進。ジェラシックパークでは、もう3速では走れないほど車速が落ちて、2速でのろのろ、所々突っかかったりしながら、休み休み前進。もう競争どころではないな、という事でチェックポイントの先のピットエリアに入って休みました。

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いかにも出撃前のシーン
乗り手はともかく、バイクはカッコいいですw

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一斉スタートする90C
例によって人混みに隠れるワタクシ

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バイクの性能のお陰か、マディでも走り易かったです



■せめてチェッカーは受ける

 3周目からはジェラシックパークの勝手もだいぶ分かり、またクロストレイナーの性能のお陰で相当に助けられるところもあり、ノーミスで走破。しかし、突っかかるたびに体力を持っていかれる様な感じで、ヘトヘトになって再度ピットイン。走っててもそれほど楽しくないし、ここでヤメにしようかな、とも思ってました。
 タイムを見ると、1時間12分辺りを経過。そろそろL1が出る頃合いです。もし、最後の周回に出るなら、道中休み休みになる事もあって、早く出ないと、せっかく頑張って帰ってきても、計測時間が終わってノーカンになる可能性もあります。という訳で、萎えかけた気持ちを奮い立たせ、ヘルメットかぶって最後の周回に出向きました。
 とにかく、出た以上はチェッカーは受ける。その為には時間以内に帰らねばなりません。出来る限りミスはしない、ミスしても休まない。とにかく前に進む。クロトレはこの気持ちに応えて、どんな低速からでも瞬発力を発揮し、かつ無駄に暴れず、止まってもアクセル開ければ前に進み、よく曲がり、よく下り、よく上り、自分が適切に操作すれば、自分の期待通りに動いてくれました。やはり、これまで乗ってきたバイクの中で、もっとも出来の良いバイクです。
 そんなこんなで、最後の周回はノーミスで走り切り、無事チェッカーを受ける事が出来ました。最後にいつもの様にハイタッチがあると思い、低速ノークラッチでうまくゆっくり走れるか、と思ったら、今回は無観客開催という事でハイタッチなし。ちょっと拍子抜けでした。

もうちょっとアクセル開けた方が走り易いと思うのですが
この時点で結構ヘロヘロでした

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唯一下見した丸太セクション
この課題は練習してないので、実際に使われたらどうなってたか


■敗因と戦訓

 述べた様に、Beta X-Trainer250は、これまで自分が乗ってきたバイクの中で、(自分が乗るには)最高のバイクです。文句の付け所がありません。今回、何回か転けた訳ですが、車体の軽さ故に起こすのも比較的楽で、しかもキャブ車の癖にキャブのカブリが少ないのか再始動も早く、体力さえあればもっと戦えたはずです。
 後になって気が付いたのは、ウッズは無理に3速で行かず、2速に落としてエンジンに負担をかけない様にすれば良かった。おかしな話しですが、エンジンに無理させる様な走りをしている時は、自分も何かしら無駄に力を使っているもので、最初の周回で明らかに車速が上げられない状態なのに、「3速オートマ」を過信した使い方をしたのは、明らかに失敗でした。逆に、体力気力が萎えて3速に上げて走る気がなくなってから、2速でMXコースやGAIAウッズを走っていましたが、ここは3速で走った方が明らかに楽であったろうと思います。どんな優秀な兵器も、使い方を誤ると威力を発揮できないのと同じで、今回はクロトレの使い方を間違っていた様に感じました。
 見方を変えれば、クロストレイナーをレースで使うのは今回が初めてで、ケース・スタディをしたという風にも思えます。今までのバイクだと、疲れてヘロヘロになってる時に、3速で走ろうという気にはなれなかったのですが、それが後からでもそう思えるのは、低速からの加速に強いクロトレならではだと思います。
 もう一つ、自分の体力が決定的に落ちているという事。かつて、2012年から2016年にかけて、葛飾区のスポーツセンターで水泳やグループセンタジー、グループファイトをやってた頃に比べると、転倒3回でHEDみたいに休み休みやらねばならぬというのは、男性更年期の疑いがあったとしても、困ったものです。通勤時間も伸び、近所にスポーツ施設もなく、体を鍛える条件としては新小岩の頃に比べると悪いのですが、それでも時間を作って対策する必要を感じました。バイクが良くても乗り手がダメでは話しになりません。

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雨降る中、洗車して帰ったおかげで
重い山砂のGAIAの土の大半を落として帰る事が出来ました




《付録》雨の日の対策

 レースで雨が降る事はままあるのですが、今回は二日間ともほぼ雨で、設営時も撤収時も雨。そうなると分かっていたので雨対策をとったのですが、久々であった事もあり、気が付く点がいつくかあったので書き残しておきます。
 まず、雨が降っている以上、バイク降ろす時はどうしても泥足になります。長靴は必須なのですが、同行した嫁さんは、昔買った長靴が入らないという事態に。まぁ、体重が増えたからなのですが、現地で文句言っても始まりません。靴や靴下が濡れたら乾きませんので、裸足でサンダル履かせました。素足なら拭けば乾くからです。
 バイクを降ろす際は、荷室の床が濡れたり泥だらけになりますが、これは直ちに拭かないと夜寝る時に泥だの、それが乾いた砂の上に寝る羽目になります。なので、雑巾は多めに持って行き、拭くものが切れない様にしなければなりません。トランポの中は、何があっても乾燥状態を保つ必要があります。
 雨が降ってる中で、荷物下ろしたりテント張ったりと言った作業をするには、傘を差してという訳には行かず、レインウェアを着る訳ですが、これまで使ってきたゴールドウィンのGベクターは、流石に13年物という事で加水分解がめっさ進んでいてクッサクて嫁さんから苦情が出るし、米軍のポンチョは動きにくいという事で、これを機会にワークマン辺りで買い換える事にしました。

★123
大活躍のTOYZテント
こういう装備力は、やはり大所帯ならではです

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太い二人が寝るには窮屈な100系ハイエース







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tanisi_corp at 20:00コメント(0)RACE 

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