5月25日の月曜日、正式に緊急事態宣言が解除されました。という訳で、本格的に練習を再開します。来月にはレースも再開ですので、今日は成田モトクロスパークでエンデューロ向きの練習する事にしました。
知らない間に、外車だらけになってましたw
■早くも暑くてぐったり
今住んでる所から成田MXPはとても近くて、朝なら大体50分くらいで着いてしまいます。0700時に家を出ても0850時には着いてしまうのです。という訳で、今回は自分がいの一番に到着。場所取りをして、下見に行こうと思ったら、W田ちゃん到着。お互い五十路の、バイク乗るのとくっちゃべってるののどっちも好きなグータラ者が揃うと、まー、全然やる気出しません。バイク下ろして、喋って、テント出して、喋って、ガソリン入れて、喋って、他の隊員が来たら、喋って、、、、現地到着からかれこれ2時間、そんな調子です。
しかし、自分思うんです。なるほど、昔は自分でさえも表彰台を夢見て頑張ろうと思ってた事もあります。もっと遡れば、サバゲー時代なんかアマチュア軍隊目指してたりもしました。そうやって頑張るのも大いに結構だったのですが、最近思うのは、「これから体動かす機会を設けるのは大事な事だし、一緒にやる仲間も大事。その機会としてのオフロードバイクのレースって位置付けでもいいんじゃないの」と。目的と手段が転倒してる感じもしますが、楽しく遊ぶ機会という風に考えれば、こうしたのんびりした感じでも良いんじゃないのかと。まぁ、人生、楽しんだもの勝ちです。
久々の金子さん
かなり痩せてたけど、今日も元気です
隊員の椅子をベッドがわりに熟睡してましたw
■爽やか街道でズッポリ
とまぁ、くっちゃべってばかり居ても仕方ないので、コースイン。今日の成田MXPのエンデューロコースは結構ドライ。午後には砂埃立ちそうでした。ともあれ、2速のゆっくり巡航。2コーナーの急下り坂の先の大坂は、どうした訳かユンボが鎮座してて通行不可。従来の左のエスケープか、右のエクストリーム上り坂から行くしかありません。右の坂は見た目ほど酷くなくなっている、と聞いたのですが、まだ新品の純正外装を傷付けたくない自分は、大人しく左から迂回です。
その後は、どこもかしこもドライで、丸太のとこを通過しても滑る気配がない。てれれ〜〜っと1周したあとは、3速に上げてそこそこ車速あげて走行。クロトレの場合、下り坂は2速よりも3速の方が引っかかりがなく走り易く(2速だと2ストの癖に意外とエンブレがきつい)、3速のままでもそれなりの坂なら登っていきます。コーナーも成田MXPのエンデューロコースレベルなら3速のまま通過できます。しかもほとんどクラッチで調整もしません(つまり、半クラをあまり使わない)。これが前に乗ってたCRF450RXだと結構しんどいのですが、その点、クロストレイナーは本当に楽です。
楽なもんなので、珍しく自分から爽やか街道に行ってみました。今日は何となく楽しめる気がしたのです。まぁ、そこそこ楽しんだのですが、例によって、最後の方に出てくる急な下り坂の左コーナー、どうしてもここが苦手で外側の轍から足を付き付き降下。その先の4本ある轍の左から2番目の浅そうな轍に入った所、これが実はスイングアームの上まで来るほどの深い泥で、突破できず立ち往生。後から来た人に引っ張りあげるのを手伝ってもらい、しおしおになりながら撤退。今度は本コースに戻る支線の丸太ステアでリアが引っ掛かってスタック。やはり先ほどの人に手伝って貰って、どうにか帰ることが出来ました。
教訓。後ろのスタックベルトはやっぱり必要です。
超越ドライなのに、自分だけどこ行ってたんだ状態w
今日も飯盒炊爨。美味しく炊けました
おそらくプロ級
最近、自分が来るときは
みんなオカズだけ持ってくる様になりました
タラコとシャウエッセンが飯に合うんだw
■晴れモードを使う
十分過ぎるほど昼休みをとって、もうややこしい所に行くのはやめて(出題範囲以外は勉強しない派)、むしろ巡航速度を上げる練習する事にしました。
X-Trainerは低速の粘りが評判ですが、アクセルを開けたら2ストらしい加速をします。そこそこ速いです。ただし、雨モードと晴れモードだと、その加速の仕方も違いがあって、雨モードだとやはりゆっくり加速していく感じです。ウッズだとか上り坂だとか、連続するコーナーのだとか、そういう如何にもエンデューロな所では、雨モードの方が忙しくなくて有難い。ところが、明らかに前に何の障害もなくて、ズバーっと開けて行きたい所になると、トロいのです。もちろん、そういう時のための晴れモードです。
クロトレのモードスイッチは、ハンドルの左側のクラッチレバーのブラケットの右側に付いてます。なので親指を伸ばせば、走行中に切り替えが出来ます。コーナーから直線に入る、アクセル開ける直前に晴れモードに切り替えると、ぐわ〜〜っと伸びよくエンジンの回転が上がって、気持ち良く加速して行ってくれます。気持ち良いのです。エンジン内部をフルWPC/DLC加工して、擦り合わせもなされているからでしょうが、体にゴリゴリ来る様なトルク感なく、加速してくれます。雨モードだと、このあたりがちょっとトロいのです。
問題なのは、モードスイッチの位置。現状だと、ちょっと親指が届きにくいのです。慣れてないせいもありますが、いちいちスイッチの位置を視認して押す様な感じ。これだと操作に遅れが出たりもします。ウインカーホーンスイッチは公道化する時に必要なので外せないので、クラッチレバーブラケットの左側にモードスイッチが来てくれたら、もっと操作しやすいのですが、敗戦の関係もあるので、ちょっと様子見です。
ほぼ3速、直線では晴れモードです
最後にモードスイッチの位置で文句言うてますw
この位置だと、ちょっと遠いんですよねぇ
泥塗れになったので
初めてガード類外して洗車しました
■やっぱりバイクは楽しいな
正確には、クロトレは楽しいな、と今日も思える一日でした。このBata X-Trainer、日本代理店による日本語表記では「クロストレイナー」なのですが、「クロストレーナー」で検索すると、ほとんどウォーキングマシンの写真が出てきます。要するに、スポーツ器具、健康器具なのですが、バイクのクロトレも自分にとっては健康器具みたいな感じです。かなり前に、ボクササイズにかけてモトクロササイズという言葉を作った事があるのですが、それよりもなお、健康器具志向の強いバイクだと思います。
あと、ちょっと乗っただけで、結構汗だく。それこそ、ニーブレースやウエストベルトの辺りが汗疹になる程です。ランニングでこれほどの汗を流そうと思ったら、相当走り込まねばなりません。しかも、走ってるだけでちっとも楽しくない。モトクロスを始めとするオフロードのスポーツライディングは、水泳に次いで全身運動だと言われてますが、下手の横好きでもこの趣味やってる事は、体を動かす機会に恵まれているという事で、有難い事です。
普段は、練習なりレースなり終わったら、さっさと家に帰りたい人なのですが、今回は温泉寄って帰りました。これがまた、やばいくらいに気持ちいい。風呂入って汗と埃落として、サウナ入って水風呂でさっぱりしたお陰で、元気に家路につきました。
帰りは温泉へ
暑い季節は、ちょっと病みつきになるかもw
《追記》洗車でびっくり
翌日、自宅で洗車の続きをやったのですが、今日の今日になって、初めて、クロトレにリアディスクガードが付いてない事に気が付きました。CRFには付いてたので、付いてるもんだと思って全く注意を払っていなかったのですが、付いてない。付いてないと分かってたら、購入予算に組み込んでいたのですが、今になって発見して困ってしまいました。しかも、社外のガードしかなく、それも結構いいお値段。そういえば、XR250もリアディスクガードが付いてなくて、ZETAのを付けたのですが、クロトレはあっちではトレール扱いなのかな。
あと、フロントディスクガードがブラブラになっているので、よく見てみたら、固定のボルトが全部緩んでて、1個無くなっていました。いわゆる超低頭のボルトなので、ナップスや2りんかんに行けば汎用品があると思ったのですが、M6の10mmのは無し。ネットでネジ屋に注文するにも、違うのが来ても困るので、バイク屋さんに頼む事に。同じのは無くても、問題ないのを付けてくれるでしょう。CRF時代、ここのボルトが緩んだ事はなかったので、全く注意してませんでした。ネジロックでもしとけば良かった。
洗車は整備の第一歩とは、よく言ったものです。
リアディスクガード、結構いい値段するんですよねぇ
社外だからか、ボルトが全部ユルユルになってました
外れる可能性があるなら
ボルトだけ別売してくれたら良いのになー
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