2020年03月18日

ベルボン:ネオ・カルマーニュ643Q 《改稿》

 写真で凝る人の多くは、カメラ本体だったりレンズだったりするのですが、重たいカメラやレンズを使う人は、むしろ三脚の方にこそ気を遣うようです。自分はコレクター気質はないので、あれこれ買い足したり買い換えたりする性質はないのですが、この三脚は使い勝手が良かったので、大半の撮影機材を売り飛ばした今でも、いつか復活する日に備えて、倉庫の片隅に眠っています。
 この記事は、2007年4月に書いたものをベースに、改めて書き直したものです。


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これがネオ・カルマーニュ643Q
段数4段、最大積載質量4キロ
重さは1960グラム
脚パイプ径は一番太いのが28ミリ




■三脚来歴

 一番最初に買った三脚は、とにかく軽くて小さい物、という事で、ベルボンのULTRA LUXi SFを買ったのですが、背丈は低いしD70sを載せただけでもグラグラして心許ない状態でした。それもそのはずで、重さは重さは0.97Kg。それでもその当時は重いと感じてた様ですが、結果は、犬吠埼の強風で煽られて転倒、雲台が壊れて廃棄処分になりました。
 次に買ったのが、エル・カルマーニュ740PH-275雲台の組み合わせ。この頃は大判カメラに挑戦しようと思っていたので、そこそこの重さが必要と感じてました。しかし、雲台と合わせて4kg強は流石に重すぎ、バイクで移動する際に担げば重い、乗せれば邪魔という事で、とても持ち歩く気にならなくなり、ほとんど使わないままに転売してしまいました。
 この頃の自分は、まだトランポが無かった事もあって、歩きかバイクかしか移動手段としては考えていなかったのですが、今にして思えば、大判カメラの装備は、ポーターでも連れて歩くか、車で運ぶかでもしない限り、ちょっと無理があった様です。この件がきっかけの一つとなって、最終的には大判カメラに進む事はありませんでした。

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今から考えたら、これはコンパクトカメラ用の三脚ですね
三角は上に載せるものよりも重い物を買いましょう

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汚い部屋失礼(汗
エル・カルマーニュ740は、機関銃でも載せれそうな
頑丈な三脚でした

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1.1kgもあるPH-275雲台
そもそも重量級機材用だったので
明らかにオーバースペックでした


■ネオ・カルマーニュの643Qとは?

 そこで候補に上げていたのが、エル・カルマーニュ645と545。645の方は重さが2キロ強、545は2キロ未満なのですが、持ってみた感じは圧倒的に645の方が重く感じます。しかし、545の方は脚の径が25ミリで華奢に見え、高さも120センチしかなく、何となく頼りない。どうしたもんかなーと悩んでいた訳です。
 ところがアキバのヨドバシに行ってみると、ネオ・カルマーニュ643Qなる三脚が置いてある。スペックを調べてみると、645の背丈があって、545の重さしかない。こりゃ買いだな、と思って即買いしたのでした。
 この643Qという奇妙な型番。後になって調べてみても、ベルボンのサイトにもほとんど出てこないし、何なんだろうな、と思ってました。後で分かった事は、これはヨドバシカメラ限定のモデルで、ネオ・カルマーニュ645に自由雲台を付けた物との事。自由雲台は、それまであまり好きではなかったのですが、軽かったのと安かったので、雲台には目を瞑ったのを覚えています。

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この三脚が軽い理由は、自由雲台を採用しているからです
うれしいのは、クイックシューと水平器が付いている事で
カメラの脱着や水平を出すのが楽です

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エル・カルマーニュ740を使った時に
バックパックの止めゴムにエルロックが引っかかって
引き出しにくかった事を踏まえて
引っかかりの少ないナットロックを選びました


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他のベルボンの三脚同様
ロアーコラムを外せばローポジションに出来ます
最低高は201ミリ。結構低いです



■使い勝手

 この三脚を背中に背負うというやり方は、体に掛かる負担と、転倒した時のダメージを考慮して早々に諦め、バイクの荷台に括り付けて運搬する、というやり方を取っていました。バイクから降りて、さっと三脚出してカメラセットして、というクイックさよりも、安全と楽をとった訳です。もっとも、三脚を使わず撮影する事もあるので、必ずしもバイクを運転中に三脚を担ぎ続ける必要はなかった訳です。
 バイクから降りて撮影ポイントを探したりする時、バックパックのカメラバッグを背負いつつ、キャリアに入れた三脚を肩から提げて動いていたのですが、その時、軽さがとても有利になりました。やっぱり荷物が重いと、行動の妨げになる訳です。
 自由雲台とナットロックは、キャリアから出したり戻したりする時に引っ掛かりが少なく、非常に使い易い物でした。自由雲台だと、カメラそのものを触って被写体の方に向けなければなりませんが、蛇腹の大判カメラならともかく、一眼レフや中判カメラなら、別にカメラ自体に首振らせても、あまり問題に感じませんでした。

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付属品として、ストーンバッグとエンドフックが付いていますが
全く使いませんでした


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こちらも付属のレグポシェット
これもぶっちゃけた話し、使い物にならず
三脚の保護のためにも、ちゃんとしたキャリアを書いました


■自分のオススメの一品

 この三脚、ロックナットはエルロックに比べると、ロックの解除が面倒かとおもいましたが、3つのロックを一気に手で掴んで回して解除できるなど、意外に素早い操作が可能でした。また、標準でクイックシューを装備しているので、これがまた三脚の設営、撤収を素早くする上で助かりました。三脚の好みは人それぞれ違うと思うのですが、自分が人から何が良いかを聞かれたら、メーカーはともかくとして、自由雲台とロックナット方式のものを勧めています。
 今から13年も前の製品なので、もちろん廃番ですなのですが、似た様な製品は今でも出ていて、ベルボンのカタログを見てみると、ジオ・カルマーニュN645景佞蠅後継の様です。しかも脚のみでも売っているみたいなので、自由雲台つければ、この643Qと同じ様な使い方が出来ると思います。

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自由雲台に限った事じゃないでしょうが
カメラが下向かない様に、ちゃんと雲台を固定しましょう

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全開で伸ばすと、遠目にはヒョロイ感じ
でもまぁ、自分で運ぶにはこれが目一杯

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撮影ツーリングの装備一式
今は三脚専用のバッグがベルボンからも出てるみたいですね

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精密機器のカメラは背中に背負って
三脚はバイクのキャリアに括り付けてました

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その後、ローライコードがメインになり
カメラが軽くなったお陰で
三脚が倒れる心配もほぼ無くなりました







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tanisi_corp at 00:00コメント(0)撮影機材 

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