2020年02月22日

石戸谷蓮プライベートレッスン in TOYZ Racing

 宇宙一過酷といわれるエルツベルグロデオにチャレンジする石戸谷蓮選手のプライベートレッスンが、TOYZ Racing主催で開催されました。今回はエンジン整備に出していたBETA X-Trainerが仕上がって、1ヶ月ぶりのバイク活動です。


2020-02-22-08.48
家を出た時はじゃじゃ降りでしたが
現地に着いた時には晴れてくれましたw




■股関節から曲げる

 石戸谷蓮選手(今日は先生とお呼びすべきか)は、クレージージャーニーにも出演されて、今回参加した面々で知らん人は誰もいないのですが、まずは自己紹介。戸板に水を流すような流暢なご挨拶で、やっぱプロは違うなぁー、と感じました。各人も簡単に自己紹介して、レッスンスタート。
 ここで意外に感じたのは、ライディングのフォームの作り方や、それにともなう関節や筋肉の使い方や作用の説明から始まった事。体の内部からライディングを語る人は、そう多くありません。石戸谷先生は鍼灸の仕事もされているそうで、筋骨関係はとても専門的なお話しでした。
 地面から来る衝撃の対処についてもお話しがありました。ハードエンデューロなどでは、岩にぶち当たって行ったり、急な坂を降りていったりと、瞬発的かつ強烈な衝撃が腕にかかる場面が多々あるのですが、それに耐えたり、いなしたりする方法についての解説があり、また実際、仲間同士で押し合ってそれを体験しました。

2020-02-22-08.35
今回集まったのは
TOYZ Racingのモタード部とエンデューロ部から、8名
石戸谷先生の自己紹介を拝聴中

2020-02-22-09.57
ライディングフォームのレクチャー
みんな、股関節がどこか分かってるか??

2020-02-22-10.06
腕に来る衝撃をどう去なすか
普段はなかなか意識してない事を色々習いました


■フォームチェック

 続いてフォームチェック。各人順番にバイクに乗って、フォームの取り方を習いました。自分の場合、もっと足の内側をバイクにくっつけて、という事で、その様にしたのですが、普段やってる以上にくっつける形になりました。Betaのバイクは他のに比べて、ブレーキやシフトのペダルがかなり内側に入り込んでいますので、このくらい足をくっつけた方が良いのかもしれません。
 次にシッティングとスタンディング。ハンドルに手を着かずにこれをやります。ただ、普通に直立してたのでは、股関節を使わず膝を使った立ち座りになります。普段、手放しでバイクに乗る事はないので、最初はちょっと戸惑いましたが、日本軍の室内の敬礼の要領で、上体をやや前傾させてバランスを取り、腰を引く様にすれば、膝の上の筋肉はほとんど使わず、太もも裏のハムストリングと股関節を使って、立ち座りが出来ます。

2020-02-22-10.12
実際にバイクの上でフォームを習います

2020-02-22-10.37
こういう時は、大体真剣な顔になります
猫がうんこ気張ってる時の顔です



■実走行

 さて、いよいよ実走行。教習で走ったのは土の多いところで、行き帰りにフープスがある大きめのオーバルでした。まずは石戸谷先生のあとについてウォーミングアップをし、それから各自走行です。
 エンデューロだと、モトクロスみたいなフープスはあまり出てこないので、フープスを真面目に走るのは久々です。今回、自分のBETA X-Trainerはエンジンを下ろして、内部にWPC/DLC/モリショット加工を施した、いつもの特別仕様。その乗り心地については別稿に譲るとして、信じられないくらい素晴らしい乗り心地で、スイスイ通過。同型同年式のクロトレと比較しても、断然軽い乗り味でした。石戸谷先生にも乗って貰いましたが、「これは軽いですね」との感想。やって正解でした。
 最初は反時計回りで走って、その次は時計回りに走りましたが、反時計回りがこのオーバルの道なりなのか、時計回りだと若干走りにくい様に感じました。どっちかというと、時計回りの方が教習走行としては慣れているはずなんですが。もしかしたら、体の右側が硬くなっているのかもしれません。

2020-02-22-09.39.01
今回、整備が成ったTT-R125とクロトレ
どちらもとても乗り易くなりました

2020-02-22-13.01
今回も日本飯盒協会が出張
石戸谷先生も美味しいと言ってくれました


■とりあえず、立て

 午後はフリー走行。自分は嫁さんの練習に付き合いました。ノーマルの状態のTT-R125ではスタンディングしにくい、という事だったので、今回はハンドルを変え、さらにはスロットルワイヤーやクラッチワイヤーも新品に交換。転けてこれ以上レバー折られないよう、ハンドガードも取り付けました。
 さて、その嫁さんなんですが、いつまで経っても、どっかりとシート(のカバーもエンジョイのリブシートに張り替え)にケツを落ち着けて、フープスをどんぶらこ走りしている。まぁ、バイクの上で立つってのは、確かに最初のウチは怖いもんですし、ましてや地面が波打っていればなおさらです。しかし、立たん事にはどもこも前に進まないので、どうあっても立たねばなりません。
 こういう時は、ともかくライテクだとか習った事だとかは置いといて、「とりあえず立て」と言います。立った時の目線の高さ、体重心の上がり具合、前後左右のバランス、そういったのを体感する事が先決だと思うからです。そういうのは、立たない事には決して分かりません。まぁ、立つのだけなら、人間ですから、その気さえあれば簡単に立てます。走ってる二輪車の上では。
 その状態でフープスを走っているさまを観察してみると、路面のうねりに合わせ動くバイクの挙動を、アッチャフンアッチャフンと膝を動かして屈伸しながら対応しています。試しにその乗り方を真似してみると、膝の上の筋肉が猛烈に痛くなってきます。立てと言われたら真っ直ぐ直立してしまうものですが、これだと股関節を動かさず、膝を動かすしかありません。骨盤立てて、脊柱起立筋固めて、肩甲骨寄せて肩固めて、股関節から前傾しない事には、股関節もハムストリングも使えないのです。が、これは今日言われて直ぐできる様なもんでもありません。自分も3年ほど掛かりましたから。

 この様な具合で、今回は様々気がつくところあり、感心するところありで、得るものが多い一日でした。皆さんも仲間を誘い合わせのうえ、石戸谷先生のレッスンを是非とも受講してみてください。

2020-02-22-17.17
終わりの会
石戸谷先生から、各員に講評をいただきました





    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
tanisi_corp at 22:00コメント(0)TRAINING 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
月別アーカイブ
記事検索
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新記事
Recent Comments
livedoor プロフィール

たにし

拍手コメントは見落としがちなので、ブログ本体にコメして下さいね!!

Google AdSense
Amazon