自分のバイクがBeta X-Trainer250に更新されたのに伴って、嫁さんのバイクもXR230からヤマハTT-R125に変える事になりました。変えるに当たっての経緯はこちらで書いているのですが、要するに「重たいバイクはしんどい」という事です。
問題はどこで手に入れるかですが、古い車種でもありつつ人気はそこそこあるので、球数がありません。ヤフオクでは22〜28万円くらいで出てたりしますが、ぶっちゃけどんな使われ方してるか分からず、「安物買いの銭失い」にもなりかねません。そんな折、出物があり、良い感じに手に入れました。
■TT-R125LWE
TT-R125は海外では2017年頃まで売られてたみたいですが、国内では2008年頃に販売終了になった様です。つまり、かれこれ10年以上落ちという事になります。もっとも、前のXR250もおそらく2005年製でしたので、その辺りは余り気にしてません。ちゃんと動いてくれて、整備が出来る程度にパーツが出れば、それで良しです。
出物の話があったのは去年の年末も押し迫った頃でしたが、可及的速やかに欲しかったので、仙台から陸送して貰う事にしました。当初送られてきた写真は、それなりにヤレてる感が出てたのですが、引き渡しの前にバイク屋さんがピッカピカにしてくれたので、嫁さんも喜んでました。
出物の話があったのは去年の年末も押し迫った頃でしたが、可及的速やかに欲しかったので、仙台から陸送して貰う事にしました。当初送られてきた写真は、それなりにヤレてる感が出てたのですが、引き渡しの前にバイク屋さんがピッカピカにしてくれたので、嫁さんも喜んでました。
今回、実は一番気にしてたのは、セルの有無だったのですが、今回受け取ったのはセル付きです。キックも付いていますが、やっぱりセルがあった方が楽なのは自明の事です。ましてや乗り手がウチの嫁さんなので、キックオンリーだと間違いなく根を上げそうです。その点で、セルが付いてたのは有り難かったです。
TT-R125はレーサーなので(というか、レーサーだというのを実は初めて知った)、元々は保安部品等は付いておらず、もちろん公道も走れないのですが、送られてきた物はレアルエキップの保安部品が付いた公道走れる仕様でした。嫁さんは今の所、二輪免許は持っていないので公道走れませんが、本人は免許取りたいと言っており(痩せたら取るらしいので、いつの事か分かりませんが)、公道走れる装備があるのは結構な事です。
TT-R125に関しては、それほど情報量が多くないものの、逆に情報発信してる人はコアなカスタムをしていたりします。魔改造はXR230で懲りたので、余りお金かけない方針ですが、今後の参考にはしたいと思います。
キック/セル併用
キックがあるのは、いざという時の安心感があります
保安部品があるので、その気になれば
いつでも公道仕様に出来ます
ハンドルはちょっと錆が付いてましたが
実用上は問題なし
■納車整備
TT-Rを引き取ってきたお店から入った連絡では、以下の様なものでした。
- エンジンの調子は良い
- クラッチレバー曲がってる
- グリップボロい
- ハンドルもボロい
- エアクリーナーは新品
- チェーンも新品がある
- タイヤは交換した方が良い
- FRスプロケは大丈夫
タイヤは確かに古そうでしたので交換するとして、ミニモトのタイヤはエンデューロ向きのがほとんどありません。あれこれ検討した結果、ゲコタの元になったIRCのiX-09にする事に。ホイールはアルミリムが良いなんて話しもあるのですが、買えば高いですし、当面は純正の鉄リムで。
保安部品は、当面は公道走らないので、全部外して貰う事にしました。ただ、ライトカウルからライト外したのだと見た目が格好良くないので、YZ85のゼッケンをつけて貰う事に。要するに、見た目はノーマルの状態にして貰いました。
レバーやグリップ、ハンドルは、取り敢えず乗ってみてから考えるつもりだったのですが、レバーは新品があったとかで(どうしてそんなのが店にあるんだ^^;;)交換してくれました。
レバーやグリップ、ハンドルは、取り敢えず乗ってみてから考えるつもりだったのですが、レバーは新品があったとかで(どうしてそんなのが店にあるんだ^^;;)交換してくれました。
その他、バッテリーの充電とか、その他諸々の整備と、見た目をピカピカにしてもらいました。
“顔”が変わって、レーサースタイルに
綺麗に磨き上げられて、タイヤも新品になって
グッと男前になりました
■乗ってみた感想
取り敢えず、嫁さんを乗らせてみましたが、軽いし、足は付くし、よく曲がるしで、XR230より乗り易かった様です。それが証拠に、XR230の時はケツを叩かん事には乗らなかったのが、今回は自分で走りに行き、しかも前に比べたら結構乗ってました。(きのこたつーTT-R125に乗るマシュマロマン、その1/TT-R125に乗るマシュマロマン、その2)
自分もちょっと乗ってみましたが、これがなかなかどうして、XR230よりもピックアップが良くて、トルクがあって、巡航速度も速い気がします。この辺りは、XR230が純粋なトレール車だったのに対して、TT-R125がファンライドモデルとはいえ、レーサーである事の違いの様です。自分にとってはサイズが小さい、サスが弱いと、足りない部分もあるのですが、嫁さんが乗る分には十分か、それ以上のポテンシャルを持ってると感じました。
嫁さんがいつまでも1速で走ってるので、2速にあげて走る様言ったところ、シフトアップがし難いとの事。よく見てみると、確かにステップとペダルの間がXR230と比べても狭い様です。シフトペダルに関しては、直付けに直す人も居る様ですが、短いペダルだと重くなり、長いのにすると転倒とかした時にエンジンの腹をペダルが突き破ったりと、そういう事情もあるそうです。
もっとも、嫁さんの乗り方をよく見てみると、ガニ股で乗っているので、「シフトやリアブレーキを使う時は、つま先を内側に入れろ。というか、ガニ股で乗るな」と指導して、しばらく様子見る事にしました。ちなみに、ブーツが29.5cmの自分は普通にシフトアップできますw
跨った状態では足つきはバッチリ
ただし、乗ると少し足が余るみたい
XR230の時よりも自信持って乗れたみたいです
シフトペダルよりも、フットペグをどうにかしたいですが
TT-R125のは最近ないんですよねぇ
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