2019年12月21日

Beta X-Trainer250《調整編》

 先日、シェイクダウンしたBeta X-Trainer250ですが、新品なだけに当然ですが、まだまだ借りて来たバイクの様な感じで、「乗った」というより「乗せられた」様な感じ。前回の乗り比べの結果に基づいて、調整を始めて行きます。


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■シフトとブレーキのペダル

 クロトレはBetaという、元はトライアル車を作ってたメーカーのせいか、シフトとブレーキのペダルがかなり上の位置にセットされている様に感じます。トライアル車というのは、基本的にスタンディングで乗りますが、ペダルに乗せた足は踵がペダルの後ろに落ちる格好にします。当然、つま先は上がるので、高い位置にペダルがあった方が操作し易い訳です。しかし、モトクロッサーやエンデュランサーでは、スタンディングでも踵が落ちる様な乗り方はしませんし、ましてや座ってる事の方が多いエンデューロでは、ペダルが高い位置にあるのは、操作し難いだけでなく、ブレーキに至ってはガク踏みの急ブレーキになってしまいます。
 ブレーキペダルに関しては、既に目一杯の一番下まで下げたのですが、それでもステップよりペダルの位置が10mmほど高い位置にありました(これまで乗ったバイクはステップとペダルの位置は水平)。実際、ブーツを履いて乗ってみると、ソールが厚いのと爪先が反っている事もあって、未調整の状態に比べると大分マシな感じでしたが、それでももうちょっと下に行ってくれたな、という感じです。そこで、更に下に下げれる様、調整用のナットを薄い物を取り寄せて貰う事にしました。
 シフトペダルの方は、これまでのバイクでも1ノッチ上に上げていたので、今回もその通りにしたのですが、先述の通り、Betaのバイクはペダルの位置が上に設計されているせいか、上に上げたせいでシフトアップの時にガバガバでシフトアップし難く、元に位置に戻す事にしました。
 余談ですが、Betaのバイクは、シフトとブレーキのペダルが見た目以上に内側にある様な感じで、これまで通りの動作をすると、“空振り”してしまう事が多く、意識して爪先を内側に入れる必要があると感じています。

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アチェルビスのスタックベルト
3500円ほどですが、垂れ下がらなくて良いかも


■カムシステム 400X→200X

 これまで「バカッと前に出ないお手軽カスタム」という事で重用して来たG2 スロットル・カムシステム。「4st450や2st250なら必須」との情報もあったので、今回も迷う事なく投入し、確かに「2stらしい“不安げ”な加速の仕方」は相当どころか、全く無いに等しいほどに軽減しました。が、モッサイ自分が乗ってても、ちょっとモッサイ感じ。遠心クラッチの角を落としたアドレスV100みたいなモッサさ。せっかくの2stなんだから、モチっと機敏であっても良いのでは無いか、という事で、400Xのカムを中間の200Xに変えてもらいました。
 ちなみに、このカムシステム、CRF250Rの時は自分で付けたのですが、今回はせっかく店に行ったので、お店でやって貰いました。が、その作業を見てると、「こりゃ自分ではしたく無いなー」という感じ。スロットルのブラケットを覆っているラバーもキチキチでめくるのが大変そうですし(マックさん曰く、これが一番大変だったとかw)、スロットルケーブル組むのも大変そうだし、昔、XR250でなかなか組めなくて困った時に様になりそうです。
 まぁ、実のところ、スロットルチューブなんて、割れるかでもしない限り交換しませんし、このスロットルチューブは滅多な事で壊れませんし、セッティング出たら、そのまま使い続けるって感じですので、面倒臭い作業はお店任せでもええかな、と思ってます。

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赤いのがスロットルチューブですが
これもノーマルのより動きが良くてシャープです

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ブラケットを覆っているラバーがキチキチ
まぁ、無くて泥塗れになるのも嫌ですが

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面倒臭い作業はお店任せにしますw




■リターンスプリング交換

 クロトレのクラッチレバーは油圧(しかもブレンボ)で、これまでのCRFに比べたら格段に軽くなっているのですが、それでも乗ってるウチに指が疲れて来ます。そこでオススメされたのが、Wise製のリターンスプリング。これに付け替える事で、油圧クラッチの性能を落とす事なく、更にレバーが軽くなるとの事。お値段も400円ほどなので、替えて貰う事にしました。
 こちらの作業は、更に難しく、マスターシリンダーの方までいじらなければならないので、自分でやらない方が良いとの事。まぁ、ブレーキフールドの交換さえ自分でやった事ないので、当然やりません。もっとも、作業自体はバネを交換するだけなんで、そんなに時間は掛かりませんでした。
 しかし、その効果は見るからに明らかで、ノーマルの状態より30%ほど軽くなった様な気がします。前のCRF450RXでは、クッソ重いクラッチレバーでかなり辛い思いしましたので、これはとても嬉しい事です。

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クラッチフールドが溢れないよう
車体を寝かせて作業してます

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上がWiseのリターンスプリング
軽さが全然違います


■フロントフォーク突き出し

 前回、アワさんのフロントフォークを10mm突き出したクロトレの旋回性が良かったので、自分も突き出しを作る事にしました。ただ、自分の場合、10mmだとコーナーの中のギャップで突っかかる事もあったので、5mmだけ突き出す事にしました。
 これでフロントが若干下がる事になったのですが、リアはどうするか。正味の話し、吊るしの状態の方が足つきが良かったのですが、サスの仕事としてはベスポジではありません。自分のクロトレでウッズコースを走った時に感じたのは「あと20mm足が付いてくれたらな」という事ですが、20mmくらいなら、乗り方でどうにかならんか、という気持ちもあります。
 まだまだ新車状態なのでサスも硬いでしょうし(1号車のプジ沢さん曰く、3号車は新車らしい硬さがあるとの事)、もう少し現状のままで乗って、どうしてもという事であれば、シートを削るなどの対策を考えようと思います。

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前回「付けるの忘れてた」フレームガード
直接フレームに付けたら、擦れて傷が入るので
ウレタンテープ貼ってくれてます

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ポリスポーツのスイングアームカバー
CRFの時は不細工な感じでしたが
クロトレのはカッコいいです


■分離給油のポンプユニット

 クロトレを買った時に、既に使っている人から散々言われたのが「分離給油じゃなくて混合にした方が良い」という事。アドバイスは有り難いものの、せっかくの大メリットである分離給油が使えないというのでは、勿体ない話しではないか、とも思います。タンクからホースが外れるとかの対策は既にしてあるので、あとはポンプユニットがちゃんと動いているかどうか、その辺りが問題になります。
 これに関しては、富山のBeta Japanも気にされてる様で、「暖機運転の時に、オイルチューブを触って、脈動してるか点検して欲しい」と連絡があったとか。具体的には、下の写真で指差してるチューブを触ってみて、脈動してたら良し、してなかったオイルポンプに異常があるとの事。実際にはちょっと分かり難いのですが、気泡が入ったりしてて、それが動いてるので動作が確認できました。
 それ以外にも、排気に煙が無くなった時とか、急に回転が上がった時とか、そういう時はオイルが入ってない可能性があるとの事で、その辺り注意して見ていこうと思います。とりあえず、今んところは大丈夫です。ちなみに、前回は1.6時間ほど乗ったのですが、オイルは全然減ってませんでした。

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指差してるのが点検する時に見たり触ったりするチューブ





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tanisi_corp at 22:00コメント(0)X-Trainer 

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