先日届いたBeta X-Trainer250、走行前にコケても大丈夫な様に、装甲装備を施す事にしました。といっても、やってくれたのはお店なんですけどね。


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作業開始
今回はプロテクター類の艤装が作業の中心です

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キャブレターの調整
これまでインジェクション車しか乗った事がないので
キャブは今でもブラックボックスです

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どうやら、このパーツに替えたみたい

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所々、いじり防止のボルトが使われています



■ラジエターガード

 さて、ここからが艤装作業。この辺りは、これまでのバイクとほぼ同じ事をします。まぁ、初日からコケてラジエター歪めたりする事もありますし、転ばぬ先の杖という事です。ちなみに、自分はこうした艤装にかかる部品代と工賃も購入費用として先に計上して、ズバーンと最初に大枚積みます。どっちみち要るお金は先にかけてしまうのです。

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取り寄せてもらった装備の皆さん


 ラジエターのガードについては若干悩みました。というのも、ハードエンデューロとクロスカントリーでは付けてる物が違って、当然の事ながらHEDの人は重装です。しかし自分はHEDやるつもりはなくて、あくまでXCですから、これまで通りの軽装で良しと判断しました。
 その軽装のラジエターブレースも、今は何社かが出しているのですが、一番最初に使った物にあやかってエンデューロエンジニアリングを選びました。かつては自分で付けたのですが、そんな面倒な事二度としたくないので、お店任せです。

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EEのラジエターブレース
毎度の如く、真空パックです

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昔は付けるの結構難儀したんですが
企業努力でもしてるのか、意外とあっさり付いたそうです

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裏側はこんな感じ
クロトレはラジエターファンが最初から付いてるのが嬉しいです



■エンジン周り

 エンジン周りのガードは、これまではスキッドプレートくらいだったのですが、今回は出っ張ってたり、傷つけたくなかったりする部分が多いので、いつもよりもガードが多めです。
 一番特徴的なのは、2st特有のチャンバーでしょう。よくチャンバーがベコベコになってるのを見かけますが、まぁ、「誉れの傷のものがたり」も結構ですが、自分はなるべく傷をつけたくなかったので、カーボン製のBoanoのチャンバーガードを付ける事にしました。少々値が張りますが、やっぱカーボンはカッコいいですし、いい具合に滑ってもくれるかな、と。
 イグニッションクラッチのカバーのプロテクターはポリスポーツのを。これまで、この手のカバーを付けた事がなかったのですが、せっかく綺麗なカバーを傷つけたくなかったの付ける事にしました。ちなみに、ウェビックとかでも扱ってますが、物が無くていつ入るか分からんって事も多いので、お店で頼んで貰うのが利口です。
 ケースセイバーはWiseのをチョイス。CRFの時はZETAのを付けてましたが、これって、排土性を良くしたスプロケカバーかと思ってたら、「イグニションカバーとクラッチポンプのガード」も兼ねているんですね。知らんかったわ〜。

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これがパワーパーツの本ちゃんのチャンバー
とても綺麗です

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ツルンとした見た目なので
コケた時に土とか食わなさそうです
クラッチカバーはBetaのロゴを隠さない配慮

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チャンバーガードはここまでカバーしています
イグニッションカバーはマット仕上げでカッコいいです

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Wiseのケースセイバー。とにかくカッコいい
Fスプロケはパワーパーツの本ちゃんに換装済み


 今回、一番悩んだのがエンジンの下側のガードでした。まずスキッドプレートですが、最近は樹脂製のが多く、最初は良さげに感じてたのですが、アルミ製の方がやっぱり強いという事でアルミ製に。ところで、自分はこれまで伝統的にリコシェのアンダーガードを使って来たのですが、国内で手に入れにくいのと、形が今ひとつブサイクで、結局、エンデューロエンジニアリングのにしました。
 次に、リンクガードをどうするか。こちらはHEDの人たちが、車高を変えられるゴツい(その分値段も高い)ものを使っていますが、自分は先に述べた様にあくまでクロカンを志向しているので、そこまでゴツいのは要らないだろうし、車高もシート削った方が稼げる事もあって、ベロ式のにしました。こちらもエンデューロエンジニアリング製です。

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スキッドプレートは見た目でチョイス
Betaのリンクはかなり下に下がっているので
ベロも結構段がついています


■ハンドル周り

 ハンドルは、純正では幅が狭く、せり上がっていて、絞りがあまりないので、これまで使って来たZETAのSX3 ED-Lowに付け替える事に。このハンドル、もう廃盤なのですが、ベストテクバーに近い形状で、自分が習った乗り方に向いているのです。他のメーカーで似た様なのがないか探していますが、なかなかありません。
 グリップも、Beta純正では短くて手が窮屈なのと、グリップエンドがプラ製みたいで貫通させられない(となると、エンド部分を切る他なく、グリップが余計短くなる)ので、CRFのグリップを使用。またスロットルチューブはこれまでも好評だったG2のスロットル・カムシステムに変えています。

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すでに2台のバイクで使っているので
ハンドルは結構やれてますが、まだ使えそう
グリップはCRFの方が使いやすいです

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ハンドガードはアチェルビスのXファクトリー
ハンドルに取り付けるタイプですが、意外にがっちりしています

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当面は公道走らないので、保安部品はオミット


■足回り

 新車時は、シンコーのFIMタイヤを履いていましたが、シンコーは使った事がないので、これまで使って信用のあるタイヤに替えました。フロントはミシュラン・エンデューロミディアム。これはそいじょそこらのエンデューロタイヤよりも遥かに使えます。特に降りでの信頼度は抜群です。リアはIRCのVE33S。ミシュラン・エンデューロも優秀ですが、来年早々に白井に行く可能性があったので、ガミィ寄りのタイヤにしました。また、リアホイールは、ビードストッパーが2個付けれる様に、穴を増やしてもらいました。

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タイヤ交換シーン
リアはヘビーチューブだったのですが
フロントはノーマルチューブだったとか

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フロントは下りの安心度で定評の
ミシュラン・エンデューロミディアム

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アチェルビスのFディスクカバーを装着

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リアは当面、IRC VE33Sで

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これがあると、ホイール付ける時に楽です
スプロケとチェーンは、パワーパーツの本ちゃんです


 作業完了。車体は当然真っ黒けにして、サメの口を描いたデカールを貼るのですが、そっちは調達が遅れているので、後回しです。とりあえず、この状態で慣らし運転し、その後、様々な調整が入ると思います。慣熟訓練含め、来年2月頃の実戦配備を目指します。

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見慣れてくると、格好良く見えてきました