ツーリング時代に奥多摩のとあるコンビニで買ったLEDライトが壊れてしまった。12年持ったから、安物にしては十分元が取れたのですが、家で使う懐中電燈がなくなったのは困る。折しも、明日には史上最大クラスの台風19号が上陸という事で、停電にも備えなければならない。という事で、近所のナフコにライトを買いに行ったら、安物は全部売れ切れ。ジェントスみたいな高いのは残ってましたが、高いのは買う気がないので、作業灯のコーナーに行ってみたら、置いてあったのがこのポケットライトでした。


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ナフコでたまたま見かけた
よくある作業灯の一つ



■明るさ280ルーメン

 このライト、大きさは壊れたLEDライト並みの大きさで、使う電池も単四電池3本なのですが、特筆すべきはその光度で、なんと280ルーメン。LEDのミニマグラトに匹敵する明るさです。なのにお値段は税込1406円。ミニマグライトの半額くらいです。しかもこちらはものすごく大きなLEDが付いていて、ライトというよりはランタンです。これはシビれます。
 電池を入れたらそれなりにずっしりしますので、ポケットにクリップで引っ掛けて使うにはちょっと重いかなー、と思いますが、実際にそういう使い方はあまりしないでしょう。そのクリップにはマグネットが付いていて、鉄部に貼り付ける事が出来ます。まぁ、もうちょっと強いマグネットだったら良かったのですが、無いよりはあった方がマシです。
 最近のLEDライト/ランタンは、ランタンとライトの切り替えが出来たり、点滅機能があったりと、いろいろごちゃごちゃした性能がありますが、ぶっちゃけ、そんなんどうでも良くて、作業灯としてはブワッと明るきゃそれで十分なんです。このライトは、それを徹底してて、それでお値段控えめというのが気に入りました。

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メイド・イン・どことは書いてないのですが
大阪の会社の製品です

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ポケットに挿すクリップの所に
マグネットが付いています


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やや弱いですが、マグネット付きです


■気になる明るさ

 さて、台風に備えて雨戸を閉めた部屋の中で点灯してみました。
 これが実に明るい。流石は280ルーメンです。明るさは、現在もトランポで使っている高輝度30灯スクエアLEDランタンに匹敵する明るさです。あちらが単三電池6本を使う大きな物である事を考えたら、その1/4ほどのサイズで同じ明るさを出せるというのは、高性能です。明るさは二段切り替えで、光度を落として常夜灯的にも使う事が出来ます。
 ちなみに、現在、レースの前夜祭で使っているYC-02Wは、これより遥かに明るいのですが(2500ルーメン)、充電式でLOWでも6時間しか持たないので、防災用としてはあまり有効ではありません。防災用として考えた時、やはり電池式の方が取り替えが効くという点で有利です。また、家の中で使うのであれば、このWL-07程度の明るさでも十分と言えます。

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これがHighモード
部屋の広さは8畳です

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これがLowモード
つか、部屋綺麗に片付けて欲しいです


 正味の話し、あまり期待して買ったライトでは無いのですが、意外な明るさに期待マックスです。防災用として使わないに越した事は無いのですが、もし使わねばならなかった時は、単四電池で一体何時間持つのかなど、調べてみたいと思います。