今年は3月末の勝沼戦から、連続してWEXイーストに参戦しているのですが、その度に前夜祭を催し、飯盒炊飯も実施してきました。今回の爺ヶ岳戦は、今年の前半戦の締めくくりになるレースで、しかも前日の27日は土用の丑の日という事もあって、いつも以上に贅沢ゴージャスな内容を展開しました。

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テントもバイクも準備が終わって
ダラダラタイムを楽しむエンデューロ部隊員






 WEXでは前日にセクションスクールという試走があるのですが、これに出るのかどうなのかが、毎回エンデューロ部隊員のダラけた課題になります。ダラだけに本心では面倒くさくて出る気があまり無いのですが、人から言われて仕方なく出る事もあります。が、今回は誰も行く気が無かったので、即座にダラタイムに突入。と行っても、前日受付は1600時からでまだまだ時間がある。そこで先に買い出しに行くベー、という事で、近所の西友に繰り込みました。
 さて、ここ最近、自分が口酸っぱくして主張するのは、「この歳になったらエエもん食わないかん」という事。同じ肉でも、アンガス牛とかじゃなく、倍の値段をしても霜降り和牛を食った方が、満足感が倍以上なのです。もしかしたら、明日はレースで大怪我するかもしれないし、美味いもの食って鋭気を養うのは大事な事なのです。すると、隊員たちも心得てきたのか、3000円もするたっかい牛肉を買っているでは無いですか。結構な事です。
 そんな事より、我々の目を惹き付けて離さなかったのが、うなぎの蒲焼。もちろん安くて皮の硬い中国産ではなく、宮崎産の1匹1700円もするやつ。今日は土用なんだから、やっぱりウナギ食わないかんやろ、という事で、全員1匹ずつ購入。タレも買って、飯盒で温めて食う事にしました。

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4人だと3合くらいがお残し無しで丁度良いです

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今回もプリムスIP-2243で炊飯
これはトランポに常備してるガスストーブです

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パーフェクトな理想値で炊き上がり


 ここんとこ好評の飯盒メシは、今回は3合の無洗米を用意。メシ以外にも色々食うので、4人くらいだと3合で丁度良い分量なのです。温泉に行く時にコメを水に浸しておいたので、小一時間は水に浸けてありました。
 爺ヶ岳は地表より標高の高いところにありますが、暖かい季節でもあり、ガスの気化も良く、理想値の強火4分ほどで沸騰、そのまま強火を1分続け、弱火に切り替え3分半で炊飯完了。焦げ付きもなく、実に見事に炊けました。
 メシを蒸らしている間に、うなぎの蒲焼の準備。買ってきた時は冷凍されてたのか硬かったのですが、まずこれをハサミで半分に切り、飯盒の中に入れてタレを入れ、弱火で5分ほど温めました。

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うなぎの蒲焼は半分にして飯盒へ
3匹入れたら、飯盒半分くらいになりました

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メシを炊いてる間、他の隊員は和牛ファイヤー!


 結果は大好評! これまでの前夜祭では、肉焼いて食うというのがメインでしたが、今回初めてご飯が活きる副食に当たりました。というか、こんな贅沢なもん、普段は食べてないので、もう、盆と正月が一緒に来た様な感じで大満足。やっぱりエエもんは食わんといかんなぁ、と思いました。

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メシもうなぎもいい感じに出来ました

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やっぱり、飯盒直食いは飯盒使いのロマンだと思うのです