どっかでは妥協はせねばならぬのでしょうが、やっぱり自分がこれから長く使う物となれば、ちょっとしたミスでも気になるものですし、そもそも「マットブラックはプラサフ要らない」と誤解してた以上は、一からやり直すより仕方ないというものです。それに、塗膜が弱ければ、GoProがマウントごと剥がれたり、という事もあるらしいので、ここは乗り掛かった船、やれる事はやっておこうと、気を取り直してやり直しました。
半乾きの所は面白い様に剥がれたのですが
かっちり乾いてる所もあって、手前の掛かる作業でした
まだあちこち点々と残っている状態
カッターナイフで丁寧に落としていきました
ロゴの部分だけマスキングしてます
(これが後で仇になる)
■下地処理
改めて塗装し直すに当たって、通気孔が深くて、どうやってマスキングするか悩んでいたのですが、マスキングテープを重ねて積層し、それを通気孔の形に切り出して、それを通気孔に嵌める事で対処しました。ティッシュでいい加減に詰めるよりは、丁寧な仕事になったと思います。下地のプライマーを乾燥させてる間に考えたのは、シャークマウスの奥歯をどうするかという事。初代のシャークマウスを見直したところ、結構大きく描いていたのですが、これはカッティングシートを切り貼りする関係でそうなったのでした。それでも違和感がない事から、デザインをし奥歯を大きくしました。
深い空気穴を塞ぐために
マスキングテープを積層して切り出しました
これだけ蓋出来てれば、中に塗料が染み込まないでしょう
フラサフは3度塗り
最初からこうしておけば良かったです
プラサフを乾燥させてる間に
シャークティースの奥歯のデザインをやり直し
大分やり易くなったはず
プライマーの次は全体にホワイトを吹いたのですが、庭に干していたところ、強風に煽られて地面に落ちてしまい、出っ張っている所に砂が付いて傷が入ってしまいました。ホワイトはまだ途中であった事と、プライマーの方まで削れた訳ではないので、耐水ペーパーで修正して、ホワイトを本吹きしてリカバーしました。
VFX-WRは凹凸が多くて
ヘルメットをひっくり返さないと
下向きの影になってる部分に吹き残しが出ます
プラサフの次はホワイト
今度は艶ありのを使いました
ところが、強風に煽られて地面に落下
地面に着地した所が傷だらけ
凹む気分を奮い立たせて、リペアし
ホワイトを吹ききりました
■サメの口と目の塗装
ホワイトが乾燥した後、まずはサメの口と目の塗装。下地が白なのでマスキングテープに鉛筆を使っても見え易く、出来るだけ左右の位置が対象になる様に注意して下書きしました。一旦やっているので手馴れたのか、あまり戸惑う事もなく、またサメの奥歯も大きくしたので切り出し易くなっていました。
下地が白になった事で
マスキングテープに鉛筆で下書きしても、
見え易くなりました
まずは赤の部分から
この赤のスプレーは
前のタニーヘルムの時に使った残りです
続いて黒の部分
■帽体全体の塗装
サメの口と目を描いた後は、今度は黒の部分の塗装。基本的に塗装は明るい色からやっていくものなのですが、今回使ったアサヒペンの蛍光色はなんとつや消しで、先に塗装すると汚れが付いてしまう事が分かったので、あえて後回しにしました。ちなみに、黒は白と同じ艶ありを使いましたので、黒の乾燥後、先に口と目の手直しをやりました。実はこの手直しがちまちまと大変で、またマスキングテープを繰り返し使うと、いくら艶ありの塗面と言えども汚れてくるので、コピー紙を切り貼りしてマスキングする、それなりに大変な作業です。
後で蛍光色が入る部分をマスキング
頭頂部のデザインはアッサリしてるものの
ちょっとお気に入り
アサヒペンのこのスプレーはいい感じに色が乗ります
この手の失敗が多くて、ガックリ→再起の繰り返し
細かい所の修正
マスキングテープの節約と、テープの跡を出来るだけ残さないため
関係ない所はコピー紙でカバーしています
プラサフで穴埋めしたと、ホワイトを忘れて赤を塗ってしまいました
ロゴを活かしたくてマスキングしたんですが
塗膜の地色が出てしまいました
修正箇所が分厚くなって、段になったり
キリがありません
キリがないので程々で諦めました
500m離れたら分からんでしょう
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