去年、庭の畑でジャガイモをこさえたのですが、思いの外、簡単だったので、今年もチャレンジしました。去年は男爵とキタアカリを作ったのですが、収穫の際に混ぜこぜになってしまったので、今年は煮物にぴったりのメークインにチャレンジする事にしました。


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今年はメークイン。2kg植えます
モーラナイフで半分にしましたが包丁の方が切りやすいです






■畝立て

 ジャガイモの栽培は去年やってるので、今年も同じ事やります。まず、冬の間休ませた畑を耕して、畝を作ります。続いて、牛糞、化学肥料、石灰を畝に撒きます。

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まず畝を掘ります
この手の作業は嫁さんの方が得意です


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溝の中に牛糞、化学肥料、石灰を撒きます

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土を被せて蓋をします


■栽培

 ジャガイモは切って半分にします。メークインは縦長なので、長い方が面になるように切ります。焚き火のフェザースティック用に買ったモーラナイフを使ったのですが、切りにくい上に、少し手を切ってしまいました。切った面に石灰をつけてから植えるのですが、石灰をつけるのは肥料焼けを防ぐためです。

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切った面に石灰をつけます

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ジャガイモ同士がくっつき過ぎない様に配置します
畝3本分しかありませんでしたw

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並べたジャガイモの上に土を被せます
これで栽培の作業は終了

■芽欠き・追肥

 ジャガイモというのは、栽培の作業は終わったら、実はあまりやる事がありません。基本、水やり以外は放ったら歌詞です。今回は3月10日に栽培しましたが、芽が出はじめたのは4月5日頃でした。最初は小さい芽がチロチロ生えてくるのですが、10日ほどしたら結構立派になってきます。この段階で、立派な芽を2本残して、あとは芽欠きします。これは実を大きくする為の措置です。5月の連休頃に化学肥料を追肥して、連休明け頃に花が咲くと、あとは収穫を待つばかりとなります。

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チョロチョロと芽が生えてきました

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何とも可愛らしい芽で、思わず応援したくなります

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10日ほどしたら芽欠きします
芽の小さいのは、大きくなってから芽を欠きます

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芽欠きから10日ほどしたら、こんな感じに育ってきます

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ゴールデンウィーク頃には、青々と茂ります

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これがメークインの花
実も付きますが、すぐ落果します


■収穫

 6月に入ると、地下で実が大分でかくなっているはずなのですが、今年はかなりの数の実が地面から顔を出して、陽に当たって青くなっていました。ジャガイモは陽に当たると青くなって、その部分は毒素が出来るので食べる事は出来ません。本当は6月10日くらいまで育てるつもりでいたのですが、このままではどんどん青くなってしまうので、6月2日に収穫する事にしました。
 掘ってみて分かったのは、実が地面から顔を出していたのは、水やりが足りなくて土が乾燥して風でとばされたとかの事情でなく、メークインは結構浅い所で実を作るからの様でした。モチっと深く植えれば良かった様です。予想以上にたくさん実が成っていたのですが、小粒のも多く、しかも青くなっているものも結構ありました。
 小粒のは去年は素揚げにして食べたのですが、そんな事してる内に、大きな立派な奴がグニャグニャになってしまったので、今年は小粒で青いのは捨てる事にしました。

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花に実が成るかな、と思ったら
台風並みの風雨で全部とばされてしまいました

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地面から顔を出すメークイン
ジャガイモは陽に当てたらダメです

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思い切って収穫
結構デカいのが地面の中で出来てました

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左のバケツが廃棄分
右の段ボールはさらに分別して
青くなった部分があるのは、早めに食べます


《おまけ》

 うちの庭は雑草だらけなのですが、転居した時に造成した小径の石垣の一部に、苔が生えてきました。一体なんて名前か知りませんが、可愛らしいので保護しています。と言っても、雨水以外、何もやってませんが。

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草木を愛でたり世話する趣味はないのですが
こういうのは可愛らしいです