2019年01月27日

炊飯日報:2019年1月27日(白井)

 いつでもどこでも美味しいご飯を提供するのが使命の日本飯盒協会にとって、厳しい条件下でのチャレンジがやってきました。オフロードパーク白井で開催されるCROSS MISSIONアドベンチャーにて、朝食で飯盒メシを出す事になりました。
 CROSS MISSIONアドベンチャーというレースそのものが、自分にとっては結構なハードミッションで、勝手も分からず、飯盒メシなんか悠長に炊けるかどうか分からんところもあったのですが、やっぱり期待には応えたいので頑張りました。

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こんなに寒い時は、前の晩から浸水しておいて丁度です



■準備
 この時期の茨城県の山の中というと、どれだけ寒いか想像するに難くなかったのですが、こういうレースがある時に限って大寒波がやってくるもので、前日の夕方には風はきついは雪は降るわで、こりゃ、えらい事になったなー、という感じでした。温泉行って晩飯食って帰ってきた頃には風は大分収まってましたが、外はチンチンに冷えています。こんだけ寒いと、米の浸水時間は一晩置いといても良いくらいで、それよりも夜中に凍結しないかの方が心配でした。
 とりあえず、米を研ぐのですが、自宅の精米機で精米した米なので、しっかり研ぐ必要があります。ただ、手を突っ込んで洗うのは手が冷たいので、飯盒に米と水を入れて掛子をかけて、飯盒を上下にシャッフルする方法で対応しました。これなら冷たいのは若干はマシです。2回ほど研いで、2回ほど水を替えて、4合分の水を入れました。
 この後、飯盒を日本軍の雑嚢に入れ、飯盒でタオルを巻きました。凍結防止になるか分かりませんが、日本軍や自衛隊の飯盒覆の代わりになれば、という発想です。

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こんな事があるのなら、飯盒覆を買っておくべきでした


■ガソリンストーブでも無理
 さて、車中泊ながら十分な防寒体制(シュラフカバーハクキンカイロ2個投入)でぐっすり寝れたのですが、iPhoneのアラームに気がつかなくて、0630時に起きるはずが0730時に起床。確かライダーズミーティングは0800時からで出走は0900時のはずなので、慌てて起き出し、飯盒炊飯に取り掛かりました。タオルでくるんでおいたのが良かったのか、飯盒の中身は凍結してませんでした。
 本来はトランポの中でポータブルストーブを使うのは良くないのですが、あまりにクソ寒いので、暖房かねがねトランポの中で飯盒炊飯する事に。今回は寒冷下でも確実な火力を提供してくれるガソリンストーブを使う事に。2レバー化したコールマン・フェザーストーブを持参しました。
 早速ポンピングをして点火。ところが、いつもなら簡単に着くはずが、全然火が出ません。改めてポンピングして再点火。やはり着かない。そういうのを4回ほど繰り返して、やっとこ火が着いたのですが、火勢が全然安定せず、不完全燃焼の状態です。ポンピングが足りんのかと追加してやっとこ安定する有様。
 ただちに飯盒を乗せて炊飯を始めたのですが、放っておくとまた火力が不安定になり、飯盒乗せたままポンピングを追加せねばならず、それも1回2回でなく、しょっちゅうでした。どうにか6分ほど過ぎて、ようやくグツグツ言いだしたので弱火にすると、やっぱり火力が不安定になって、グツとも言わなくなる。やばいと思ってさらにポンピングをして、どうにか火力を維持しようと努力しました。
 そこでふとトランポの床を見てみると、ストーブの下が何か濡れてきている。吹きこぼれでも始まったのか?と思って触って見たら、なんとガソリンが漏れていました。一体どうしてそうなったのか分かりませんが、うっかりガソリンに引火したら大惨事ですので、ただちにストーブを消火しました。
 飯盒の中身は、沸騰には程遠く、重湯の底にふやけた米が沈んでいる様な状態で、どうにもこうにも出来ない様な状態です。この状態でやり直す事も出来ませんし、他にガソリンストーブを持ってる人も居なさそうですし、準備の時間は押してるし、破れかぶれでテントの中の石油ストーブの上に置いておきました。
 そのままドタバタと準備を始め、受付を済ませて帰って来ると、飯盒の中身は見た目はふっくら炊き上がった様な感じになっていました。しかし、石油ストーブでふやけた飯が決して美味いはずがなく、「申し訳ないがこのメシは美味くないよ」と断りをいれて食べてもらいました。

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普段なら出だしから不完全燃焼にはなりません

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ポンピングを相当追加して、やっと安定するも……

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放っておくと不完全に

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半煮えの状態で石油トーブにバトンタッチ

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見た目は「食える」メシになりました




■結果と反省
 レースから帰って来ると、飯盒の中身は半分ほどなくなってたので、みんな食べたのでしょう。その代わり、美味いは言われなかったので、残念な出来栄えだったのは想像出来ます。厳冬期の飯盒炊飯は難しいのは分かっていましたが、もうちょっと上手に出来なかったものかと反省することしきりです。
 今回は、レースの状況が読めなかった事、パドックで焚き火できる雰囲気なのか分からなかった事などにより、ファイヤーボックスでなくガソリンストーブを使ったのですが、こういう厳冬期でも高い火力を発揮できると信頼をしていたのが、それを裏切られる結果となりました。事前にテストしてなかったので、もしかしたら整備不良だった可能性もあるのですが、-4度ともなるとガソリンストーブといえども、動作が不安定になる可能性がある事を実感しました。
 その様な訳で、次回からはやはりちゃんと事前に試運転しておく事、気温が相当に低い時は飯盒炊飯は無理と考えておく事など、いくつか反省点を見出しました。

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残ったメシを食べて見ましたが
味はともかく、ほんの少し芯があってふやけたメシでした







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tanisi_corp at 08:00コメント(0)飯盒活動 

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