そのまま食べれる非常食としては、乾パンが有名なのですが、ご存知の通り、乾パンは水などの飲料なしで食べると口の中がカラッからになって食べづらくなる、という性質を持っています。自宅などでは、飲料も一緒に保存しておく事でこうした問題を回避できますが、収納スペースが限られているトランポでは、水無しで食べれる食糧の方が良いであろうという事で、以前から海難用のレーションを試してきました。今回は、アメリカ産のデイトレックス・エマージェンシーレーションにチャレンジしてみました。
■注意書き
この種の食糧にはパッケージにあれこれ注意書きが書いてあります。米国産なので、当然英語で書いてあるのですが、もう一言語、フランス語かポルトガル語か分かりませんが、二つの言葉で書いてありました。そこで、英語を自動翻訳して読んでみました。
1人当たりの栄養情報
サービングのサイズ:1棒
合計重量 480g(16.9オンス)
サービング/パッケージ:12
カロリー 200
プロテイン 3g(7%)
炭水化物 26g(65%)
砂糖 5g
ナトリウム 0.75mg
総脂肪 9g(23%)
土 2g(22%)
モノ不飽和 6g(67%)
不飽和 1g(11%)
コレステロール
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成人のU.S.RDAに対する割合
タンパク質7%
ビタミンA 1%
ビタミンC 1%
チアミン8%
リボフラビン5%
ナイアシン4%
最初の24時間は
病気になったり、けがをしたり、砂漠の状態で飲まないでください
最初の24時間後には
1日あたり500ml(1/2リットル、約16オンス)以下の量を飲んでください
供給がほぼ尽きたとき、1日あたり1/10リットル以下
病気になったり、けがをしたり、砂漠の状態で飲まないでください
最初の24時間後には
1日あたり500ml(1/2リットル、約16オンス)以下の量を飲んでください
供給がほぼ尽きたとき、1日あたり1/10リットル以下
新鮮な水と混ぜて飲むのではなく、決して海水を飲まないでください

この製品はNON-GMO成分から製造され、NUTフリーです
この配給量はあらゆる緊急事態での使用に適しています

説明書:
1人6バーで1本のバーを食べます。 少しずつ食べる

最後は製造年月と賞味期限年月
これは2017年3月製造の
2022年3月賞味期限です
■実食
さて、早速食べてみました。パッケージは上の切り込みから簡単に破って開ける事が出来ます。この種の食糧は、どんな時でもサッと開けれる様に作ってあるな、と感心します。パッケージを破ってみると、中からビニールで包装されたブロックが12個出てきました。セブンオーシャンズや救難食糧ERと同じく、圧縮形成された食品ですが、何とも色目が。。コルクボードにしか見えません。ビニールで個別包装されているのは良いとして、爪切った直後だと、ちょっと破り難いかも。
圧縮形成されているので、包装された状態ではカッチカチですが、ビニールを破って割ろうとすると、意外に簡単にポロンと割れます。この辺りは、遭難して疲労して噛むのも難儀な状況を想定した作りで、他の海難食糧にも共通した作りです。
食べてみた感想は、若干ほろ苦い味わいながらも、意外にもイケル。以前、アメリカ産のアーク3を食べた事があるのですが、こちらは脂っこいゲロ不味のブロックだったので、ある程度の覚悟はしていたのですが、その予想は外れました。このデイトレックスも水無しでも喉を詰まらす様な事はなく食べれます。上の説明書きでも、水の節約のため24時間は水飲むな、なんて事が書いてあるのですが、これだったら大丈夫です。
トランポに搭載する非常食として、日本製の救難食糧ERを考えていたのですが、少々お値段がはるのでなかなか手を出せずにいたのですが、デイトレックスは大体1300円くらいですので、この味だったら買いかな、と思いました。早速、2つ追加注文して、トランポに積む事にしました。
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