トイレットペーパーをバックパックに移したついでに、バックパックのパッキングも考え直す事にした。一番のネックは、水筒の問題。従来は、米軍の1クォートキャンティーンを装備していて、荷物が増えたらウエストベルトに付ける、という方式を採用していたの だが、まず物としてデカくて他の装備を圧迫していた事と、ウエストベルトに付けた状態で雨が降ってきたら、カバーはパック本体にしか掛からないので、漏れな くキャンティーンは雨ざらし、という事で、これはこれで具合悪いかな、と思っていたのである。

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   まず、これが一番下。レインウェアとトイレットペーパー、そしてファーストエイドポーチ。あつらえたみたいにピッタリだが、レインウェアはこれ以上のデカイ物には替えられない致命傷がある。どんなに性能が良くても、パッキングサイズの大きなゴアテックスのレインウェアは装備できないのだ。


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   そして、これが従来の方式。タオルと1クォートキャンティーン。多少の余裕はあるが、これ以外の装備は搭載できない。水は、前にも書いたが500ml程度のペットボトルをパックのサイドポケットに入れるなどして持てるので、こんなデカイ水筒はいらない。ぶっちゃけ要るのは、キャンティーンカップだけなの だ。


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  そこで、キャンティーンカップだけを袋にいれて収納してみた。すると、どうだろう。オプティマスCRUXと 250カートリッジが余裕でパッキング出来るではないか。しかも余裕がまだまだあるから、コンビニでオカズやパンを買って詰め込む事も可能である。


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   さらには、オプティマス123Rもパッキング可能。もちろん250カートリッジよりは大きいので、オカズとか入れるスペースは減るが、それでもガソリンストーブまで装備出来るのはすごいと思う。
   試しに、カメラやレンズをフル装で搭載して担いでみたが、それほど重たいとは思わなかった。まぁ、これにさらに三脚つけて高尾山登れ、と言われたらちょっと考えるが、その場合はストーブをやめて、アルコールバーナーとか固型燃料に替える(笑)
  実は、キャンティーンカップの中は空っぽなので、その時々の装備に合わせて物が入れられる。トランギアTR- B25、予備アルコールのナルゲンボトル、軍手片方に100円ライター、そしてアリゾナストーブ、この装備がキャンティーンカップに収まる事を確認済みで ある。(もっとも、その場合には風よけも装備しなければならないが、あんなペラペラな物はどうとにでも詰め込めるw)


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   水はこうやって持ち運べる。500mlのペットボトルならどこでも売ってる訳であるから、無理して水筒を持つ事もないと思う。左右両方のポケットにペットボトルを入れても、ちゃんと雨カバーが掛かる事が判ったので(三脚を付けた場合は無理でも、そのくらいの余裕があった)、安心してポケットに物を突っ込んでおける。

   まぁ、あれもコレもと詰め込むと、何のかんので重たくなってしまうのであるが、ハイキング用の装備としてはこのくらいは必要だと思う。あまりに重い時は、レンズを減らすとか、カメラはデジタルかマニュアルかどっちか1台にする、といった具合で対処する他ないと思う。