結婚を期に四街道の庭付きの立派すぎる家を買ったのは、他でもなく嫁さんの「家庭菜園出来る庭が欲しい!」という熱烈な要望によるところが大でありました。しかし、自分の甲斐性で買えるのは、「日本のヨハネスブルグ」と異名をとる四街道の、通勤にはそこそこ不便な場所以外に、諸般要求にかなう家はなかった、という訳です。
冬の間は何植えても育たないので、そのまま放置していたのですが、3月に入って大分暖かくなってきてるのに、家庭菜園欲しがった嫁はんは一向に動く気配がない。3月も下旬にさしかかり、流石にどうするのか聞いたところ、「盛岡では4月下旬ころから」と宣う。まてまて、一年の半分が冬の盛岡ではそうかもしれんが、千葉といえども関東圏の四街道は、3月も中旬を過ぎれば春である。そして、早い所では2月下旬頃からジャガイモを植えてたりもするらしい。
という事で、やっとこさ、ジャガイモを植える事になりました。品種は、男爵とキタアカリ。まずは畑に石灰を撒いて中和させ、三条の畝を作って肥料をまき、種芋を輪切りにして断面に石灰をつけて、断面を地面にむけて15cm間隔くらいに植え、土を盛りました。
この頃になると、一番よく育った芽を2本ばかり残して、あとは芽掻きをしなければならないとの事。でないと、小粒のジャガイモになってしまうとの事です。芽掻きして追肥をしたら、また水やりの日々です。この後から、雨が降る度に芽がデカくなる様な感じで、毎日見てて楽しかったです。
4月12日の様子
地面から芽が出たら、急速にデカくなる感じでした
4月18日、芽掻きした直後
4月22日。ガンガン大きくなる
4月25日。畝が見えなくなるほど葉がデカくなる
4月30日。地面が見えなくなるほど成長しました
自分がいない間に、ジャガイモは花をつけていました。花がついたら、また追肥せねばならないという事で、伯父さんが肥料をあげてくれていました。お陰で、帰った時には、花も葉も爛漫な状態になっていました。あとは花が落ちて、葉が枯れ出したら収穫時期です。
本格的な収穫は、6月に入ってからになるのですが、丁度梅雨時期になりますし、ジャガイモを掘り出した後は、日陰で乾燥させねばならず、梅雨時期でも晴れ間が2〜3日続く日に収穫した方が良いとの事です。ところがあいにく、今年は梅雨入りがいつもよりも早くなってしまったため、晴れた土曜日に思い切って全部収穫する事にしました。
掘ってみて分かったのは、芋づる式というくらいだから、茎を引っ張ったら芋が鈴なりに出てくるのか、と思ったら意外にもそうでなくて、茎と根だけ抜けて、芋は手で地面から堀ださねばなりませんでした。また、意外によく出来てて、掘り出す作業は結構楽しかったです。
晴れてるうちにどんどん掘り出します
抜いた茎や根は集めて陽に当てて
しおれさせてから捨てます(その方が嵩が減るから)
サイズによって分類
ビー玉以上のは収穫しました
なんと、花が実をつけてました
後で調べたところ
熟したら種がとれて、種を発芽させる事も出来るとか
陽が当たらない様にしないと
ジャガイモから芽が出たり、緑色になってしまいます
ジャガイモは連続して作ると、連作障害というのを起こすらしいので、次回は違うのを植えねばなりませんが、今のところ、この喪女ガルテン、なかなかいい成績を出しているので、今後も期待できます。
こういう品種のジャガイモがあるのだと思ってたら
要はデカくならなかったジャガイモだったのねw
ジャガイモ以外にも嫁さんが作ってたシリーズ
これはほうれん草(土の味がする)
こちらはラディッシュ
嫁はんは生でかじるけど、自分は煮物にする
キュウリにトマトも作ってる最中です
今回は、その“喪女ガルテン”から穫れた農作物第一号の紹介です。
■開墾から作付け
この家に引っ越した時、庭は結構荒れ放題で、それこそ草間の陰から何か覗いてそうなくらいの、鬱蒼とした状態でした。とにかく、この状態では鬱陶しい事この上ない。引っ越しの荷物がそこそこ片付いた時点で、むずむず言う嫁はんのケツを蹴飛ばし、出勤前の午前中に突貫作業で雑草の除草、枯れた木の伐採を行い、ついでに石畳の小道も整備し、10日ほどでそれなりの見栄えする庭を完成させました。冬の間は何植えても育たないので、そのまま放置していたのですが、3月に入って大分暖かくなってきてるのに、家庭菜園欲しがった嫁はんは一向に動く気配がない。3月も下旬にさしかかり、流石にどうするのか聞いたところ、「盛岡では4月下旬ころから」と宣う。まてまて、一年の半分が冬の盛岡ではそうかもしれんが、千葉といえども関東圏の四街道は、3月も中旬を過ぎれば春である。そして、早い所では2月下旬頃からジャガイモを植えてたりもするらしい。
という事で、やっとこさ、ジャガイモを植える事になりました。品種は、男爵とキタアカリ。まずは畑に石灰を撒いて中和させ、三条の畝を作って肥料をまき、種芋を輪切りにして断面に石灰をつけて、断面を地面にむけて15cm間隔くらいに植え、土を盛りました。
■芽が出る
それから毎日水をやりながら様子を見ていたのですが、3週間ほどは目立った変化はなし。まぁ、そのウチ何か出てくるだろ、と思っていたら、4月も上旬が過ぎた頃、地面から小さい芽がチョロチョロ出てきました。これがジャガイモの芽かー、とか思ってたら、日増しにメキメキと生えてくる。1週間もしないウチに、15cmほど伸びました。この頃になると、一番よく育った芽を2本ばかり残して、あとは芽掻きをしなければならないとの事。でないと、小粒のジャガイモになってしまうとの事です。芽掻きして追肥をしたら、また水やりの日々です。この後から、雨が降る度に芽がデカくなる様な感じで、毎日見てて楽しかったです。
4月12日の様子
地面から芽が出たら、急速にデカくなる感じでした
4月18日、芽掻きした直後
4月22日。ガンガン大きくなる
4月25日。畝が見えなくなるほど葉がデカくなる
4月30日。地面が見えなくなるほど成長しました
■花がつく
GW中は嫁さんの実家の方で蜂窩織炎という病気になってしまい、3週間ほど家に帰る事が出来ませんでした。その間、猫の面倒を見に来てくれていた嫁さんの伯父さんが畑の方も面倒みてくれていました。自分がいない間に、ジャガイモは花をつけていました。花がついたら、また追肥せねばならないという事で、伯父さんが肥料をあげてくれていました。お陰で、帰った時には、花も葉も爛漫な状態になっていました。あとは花が落ちて、葉が枯れ出したら収穫時期です。
■収穫
5月も下旬になると、花は全部落ち、あとは葉が枯れるを待つだけとなったのですが、枯れる前に虫に食われたり病気かなにかで葉がボロくなったりするものもあり、そうしたものは若干早めに収穫する様にしていました。本格的な収穫は、6月に入ってからになるのですが、丁度梅雨時期になりますし、ジャガイモを掘り出した後は、日陰で乾燥させねばならず、梅雨時期でも晴れ間が2〜3日続く日に収穫した方が良いとの事です。ところがあいにく、今年は梅雨入りがいつもよりも早くなってしまったため、晴れた土曜日に思い切って全部収穫する事にしました。
掘ってみて分かったのは、芋づる式というくらいだから、茎を引っ張ったら芋が鈴なりに出てくるのか、と思ったら意外にもそうでなくて、茎と根だけ抜けて、芋は手で地面から堀ださねばなりませんでした。また、意外によく出来てて、掘り出す作業は結構楽しかったです。
晴れてるうちにどんどん掘り出します
抜いた茎や根は集めて陽に当てて
しおれさせてから捨てます(その方が嵩が減るから)
サイズによって分類
ビー玉以上のは収穫しました
なんと、花が実をつけてました
後で調べたところ
熟したら種がとれて、種を発芽させる事も出来るとか
陽が当たらない様にしないと
ジャガイモから芽が出たり、緑色になってしまいます
■まとめ
今を去る事40年前、小学校の頃。クラスでジャガイモを植えるというイベントがあったのですが、どういう訳か自分の芽だけ出て来ず、みんなが出来たジャガイモ見てはしゃいでいる中、自分だけはぶっきらぼうに我関せずの態度だったのを思い出しました。実家の庭に植えたヘチマも、ツルばっかり伸びて結局実は出来なかったし、自分の記憶にある限り、まともに出来たのはアサガオだけでした。今回は、40年ぶりのリベンジという訳です。なかなか良く出来て満足です。ジャガイモは連続して作ると、連作障害というのを起こすらしいので、次回は違うのを植えねばなりませんが、今のところ、この喪女ガルテン、なかなかいい成績を出しているので、今後も期待できます。
こういう品種のジャガイモがあるのだと思ってたら
要はデカくならなかったジャガイモだったのねw
ジャガイモ以外にも嫁さんが作ってたシリーズ
これはほうれん草(土の味がする)
こちらはラディッシュ
嫁はんは生でかじるけど、自分は煮物にする
キュウリにトマトも作ってる最中です
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